JPH06218479A - 金属材料の表面成形方法と表面成形装置 - Google Patents
金属材料の表面成形方法と表面成形装置Info
- Publication number
- JPH06218479A JPH06218479A JP756293A JP756293A JPH06218479A JP H06218479 A JPH06218479 A JP H06218479A JP 756293 A JP756293 A JP 756293A JP 756293 A JP756293 A JP 756293A JP H06218479 A JPH06218479 A JP H06218479A
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- metal material
- heating
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 金属、合金または金属基複合物からなる金属
材料を基材2表面に肉盛りし、生成された金属肉盛部
(3)を高周波誘導加熱、直接通電加熱等によって局部
加熱して加圧成形する。 【効果】 硬質材料であっても、高効率で、容易に肉盛
金属材料の平坦化、据込成形等が可能となる。また、そ
の後の表面仕上げの研削も最小で済む。
材料を基材2表面に肉盛りし、生成された金属肉盛部
(3)を高周波誘導加熱、直接通電加熱等によって局部
加熱して加圧成形する。 【効果】 硬質材料であっても、高効率で、容易に肉盛
金属材料の平坦化、据込成形等が可能となる。また、そ
の後の表面仕上げの研削も最小で済む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属材料の表面成形
方法とそのための表面成形装置に関するものである。さ
らに詳しくは、この発明は、切削加工等の難しい高硬度
材料であって所定部位での肉盛平坦化、あるいは据込成
形を可能とする新しい金属表面成形方法とそのための装
置に関するものである。
方法とそのための表面成形装置に関するものである。さ
らに詳しくは、この発明は、切削加工等の難しい高硬度
材料であって所定部位での肉盛平坦化、あるいは据込成
形を可能とする新しい金属表面成形方法とそのための装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、基材表面の所定部
位に肉盛し、これを平坦化加工等して所定形状に成形す
ることがしばしば行われてきている。この場合、多く
は、肉盛溶接した後に切削し、研磨するなどの手段が採
用されてきている。しかしながら、この従来方法におい
ては、成形加工の能率向上が期待されるほどでなく、し
かもまた、肉盛用金属材料として切削加工等が困難な硬
質材料を用いる場合には、実質的に肉盛金属の平坦化等
の成形が難しいという問題があった。
位に肉盛し、これを平坦化加工等して所定形状に成形す
ることがしばしば行われてきている。この場合、多く
は、肉盛溶接した後に切削し、研磨するなどの手段が採
用されてきている。しかしながら、この従来方法におい
ては、成形加工の能率向上が期待されるほどでなく、し
かもまた、肉盛用金属材料として切削加工等が困難な硬
質材料を用いる場合には、実質的に肉盛金属の平坦化等
の成形が難しいという問題があった。
【0003】そこでこの発明は、以上の通りの従来方法
の欠点を解消し、加工効率に優れ、高硬度材料を肉盛り
する場合にも、所定の平坦化成形や据込成形等を良好に
行うことのできる新しい表面成形方法とそのための装置
を提供することを目的としている。
の欠点を解消し、加工効率に優れ、高硬度材料を肉盛り
する場合にも、所定の平坦化成形や据込成形等を良好に
行うことのできる新しい表面成形方法とそのための装置
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、金属、合金または金属基複合物
からなる金属材料を基材表面に肉盛りし、これを局部加
熱して加圧成形することを特徴とする金属材料の表面成
形方法を提供する。また、この発明は、上記方法のため
の装置として、金属肉盛手段と、肉盛された金属材料を
局部加熱する加熱手段とともに、局部加熱された肉盛金
属材料を加圧する治具手段とを備えてなることを特徴と
する金属材料の表面成形装置をも提供する。
を解決するものとして、金属、合金または金属基複合物
からなる金属材料を基材表面に肉盛りし、これを局部加
熱して加圧成形することを特徴とする金属材料の表面成
形方法を提供する。また、この発明は、上記方法のため
の装置として、金属肉盛手段と、肉盛された金属材料を
局部加熱する加熱手段とともに、局部加熱された肉盛金
属材料を加圧する治具手段とを備えてなることを特徴と
する金属材料の表面成形装置をも提供する。
【0005】そして、この発明の方法および装置におい
ては、局部加熱のために、高周波誘導加熱の手段や、直
接通電による加熱手段を採用することを好適な態様とし
てもいる。
ては、局部加熱のために、高周波誘導加熱の手段や、直
接通電による加熱手段を採用することを好適な態様とし
てもいる。
【0006】
【作用】この発明においては、金属材料を肉盛りした後
に、これを局部的に加熱して加圧することにより肉盛金
属材料の平坦化や据込成形を可能とする。このため、従
来のように切削等の加工手段を採用せずに、効率よく成
形加工ができる。しかもまた、従来の方法によってはそ
の成形が困難であった硬質材料の場合にも良好に表面成
形が可能となる。
に、これを局部的に加熱して加圧することにより肉盛金
属材料の平坦化や据込成形を可能とする。このため、従
来のように切削等の加工手段を採用せずに、効率よく成
形加工ができる。しかもまた、従来の方法によってはそ
の成形が困難であった硬質材料の場合にも良好に表面成
形が可能となる。
【0007】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発
明について説明する。もちろん、この発明は、以下の例
に限定されることはなく、対象とする金属材料は、金
属、合金あるいは金属基複合材料の適宜なものとするこ
とができ、肉盛、加熱そして加圧の手段についても細部
の構造・形状には様々な態様が可能であることは言うま
でもない。
明について説明する。もちろん、この発明は、以下の例
に限定されることはなく、対象とする金属材料は、金
属、合金あるいは金属基複合材料の適宜なものとするこ
とができ、肉盛、加熱そして加圧の手段についても細部
の構造・形状には様々な態様が可能であることは言うま
でもない。
【0008】
【実施例】実施例1 図1に例示した通り、基材溝部に肉盛部用の据込成形を
行った。その手順は次の通りである。 (a)溝部(1)を有する基材(2)としてS45C鋼
を用い、その所定の表面に表1の組成の硬化肉盛用被覆
アーク溶接棒(JIS DF2B−B該当)によって肉
盛溶接を行った。溶接棒の径は4.0mmであって、溶
接電流150A、予熱温度およびパス間温度は200℃
とした。
行った。その手順は次の通りである。 (a)溝部(1)を有する基材(2)としてS45C鋼
を用い、その所定の表面に表1の組成の硬化肉盛用被覆
アーク溶接棒(JIS DF2B−B該当)によって肉
盛溶接を行った。溶接棒の径は4.0mmであって、溶
接電流150A、予熱温度およびパス間温度は200℃
とした。
【0009】肉盛溶接部(3)の硬度はHR C50程度
となり、機械加工法によって成形することは困難であっ
た。 (b)硬化肉盛溶接部(3)の所定部位を、酸素−アセ
チレンバーナ、レーザービーム、高周波誘導加熱の各手
段を用いて、各々、1000℃以上の温度に局部加熱し
た。
となり、機械加工法によって成形することは困難であっ
た。 (b)硬化肉盛溶接部(3)の所定部位を、酸素−アセ
チレンバーナ、レーザービーム、高周波誘導加熱の各手
段を用いて、各々、1000℃以上の温度に局部加熱し
た。
【0010】高周波誘導加熱は、50kw×400kH
zの条件とした。 (c)所定の温度に到達後、直ちに加圧治具(4)によ
って押圧し、肉盛溶接部(3)の圧縮による据込成形を
行った。その後仕上げ研削を行った。極めて効率の良い
成形が可能となり、所定の成形が精度良く実施された。
zの条件とした。 (c)所定の温度に到達後、直ちに加圧治具(4)によ
って押圧し、肉盛溶接部(3)の圧縮による据込成形を
行った。その後仕上げ研削を行った。極めて効率の良い
成形が可能となり、所定の成形が精度良く実施された。
【0011】
【表1】
【0012】実施例2 実施例1において、肉盛溶接部(3)の局部加熱を図2
に示したように加圧治具(5)を通じての直接通電によ
って行った。この場合の通電加熱は交流電流40A/m
m2 の条件によって実施した。また、加圧治具(5)と
しては、抵抗溶接用銅合金電極材料(JIS Z323
4−3種)を用いた。この材料の引張強さは、70kg
f/mm2 、硬度HR B 95、導電率は、50 I.
A.C.S.(%、20℃)であった。
に示したように加圧治具(5)を通じての直接通電によ
って行った。この場合の通電加熱は交流電流40A/m
m2 の条件によって実施した。また、加圧治具(5)と
しては、抵抗溶接用銅合金電極材料(JIS Z323
4−3種)を用いた。この材料の引張強さは、70kg
f/mm2 、硬度HR B 95、導電率は、50 I.
A.C.S.(%、20℃)であった。
【0013】実施例1と同様にして、良好な成形が可能
であった。実施例3 図3に例示した通り、基材(2)(SUH3)の表面
に、表2の組成のステライトNo.6(Co基合金)粉
末を用いて、プラズマアーク溶接法によって金属肉盛部
(3)を形成した。
であった。実施例3 図3に例示した通り、基材(2)(SUH3)の表面
に、表2の組成のステライトNo.6(Co基合金)粉
末を用いて、プラズマアーク溶接法によって金属肉盛部
(3)を形成した。
【0014】次いで、この金属肉盛部(3)に、実施例
2に示した加圧治具(5)としての電極(JIS Z3
234−3種)を当接し、交流電流1000Aを通電
し、所定の800℃の温度にまで加熱して加圧し、平坦
化成形を行った。良好な成形効率と、成形性状が得られ
た。
2に示した加圧治具(5)としての電極(JIS Z3
234−3種)を当接し、交流電流1000Aを通電
し、所定の800℃の温度にまで加熱して加圧し、平坦
化成形を行った。良好な成形効率と、成形性状が得られ
た。
【0015】
【表2】
【0016】実施例4 図4に例示した通り、基材(2)(SUH)管状部内の
表面に、実施例3と同様にして、ステライトNo.6
(Co基合金)の金属肉盛部(3)を形成し、加圧治具
(5)としての電極を、通電(1000A)しながら挿
入した。800℃まで加熱してこの挿入を徐々に行い平
坦化成形した。良好な成形が可能であった。実施例5 図5に例示した通り、溝部(1)を有する基材(2)
(SUH3)に、ステライトNo.6(Co基合金)粉
末をプラズマ溶接トーチ(6)を用いて肉盛溶接した。
得られた金属肉盛部(3)を囲むように配置された高周
波誘導加熱用コイル(7)によって、10kw×2MH
zの条件で加熱しつつ、先端部に熱電対(8)を装着し
た加圧治具(5)としての電極によって、肉盛金属の温
度を計測して所定の温度(800℃)に到達すれば直ち
に押圧した。これによって金属肉盛部(3)の平坦化、
据込成形が効率良く実現された。
表面に、実施例3と同様にして、ステライトNo.6
(Co基合金)の金属肉盛部(3)を形成し、加圧治具
(5)としての電極を、通電(1000A)しながら挿
入した。800℃まで加熱してこの挿入を徐々に行い平
坦化成形した。良好な成形が可能であった。実施例5 図5に例示した通り、溝部(1)を有する基材(2)
(SUH3)に、ステライトNo.6(Co基合金)粉
末をプラズマ溶接トーチ(6)を用いて肉盛溶接した。
得られた金属肉盛部(3)を囲むように配置された高周
波誘導加熱用コイル(7)によって、10kw×2MH
zの条件で加熱しつつ、先端部に熱電対(8)を装着し
た加圧治具(5)としての電極によって、肉盛金属の温
度を計測して所定の温度(800℃)に到達すれば直ち
に押圧した。これによって金属肉盛部(3)の平坦化、
据込成形が効率良く実現された。
【0017】この場合、高周波誘導加熱用コイル(7)
は、加圧治具(5)とともに一体に装置化されているも
のとした。また、この装置には、熱電対(8)からの温
度によって、加圧治具(5)を押圧する信号・制御装置
(CPU、ROM、RAMを含む)(9)をも備えるも
のとした。実施例6 図6に例示した通り、基材(2)表面に金属材料を肉盛
りする肉盛手段(10)としてプラズマ溶接トーチとと
もに、形成された金属肉盛部(3)を直接通電によって
加熱し、かつ押圧して加圧成形する輪状の加熱・加圧手
段(11)とによって表面成形装置を構成した。
は、加圧治具(5)とともに一体に装置化されているも
のとした。また、この装置には、熱電対(8)からの温
度によって、加圧治具(5)を押圧する信号・制御装置
(CPU、ROM、RAMを含む)(9)をも備えるも
のとした。実施例6 図6に例示した通り、基材(2)表面に金属材料を肉盛
りする肉盛手段(10)としてプラズマ溶接トーチとと
もに、形成された金属肉盛部(3)を直接通電によって
加熱し、かつ押圧して加圧成形する輪状の加熱・加圧手
段(11)とによって表面成形装置を構成した。
【0018】この装置によって、実施例5と同様に成形
し、良好な高効率成形が可能とされた。実施例5と同様
に、輪状加熱・加圧手段(11)には熱電対を装着し
た。
し、良好な高効率成形が可能とされた。実施例5と同様
に、輪状加熱・加圧手段(11)には熱電対を装着し
た。
【0019】
【発明の効果】この発明によって、以上詳しく説明した
通り、硬質材料であっても、高効率で、容易に肉盛金属
材料の平坦化、据込成形等が可能となる。また、その後
の表面仕上げの研削も最小で済む。
通り、硬質材料であっても、高効率で、容易に肉盛金属
材料の平坦化、据込成形等が可能となる。また、その後
の表面仕上げの研削も最小で済む。
【図1】この発明の方法を例示した工程斜視図である。
【図2】直接通電加熱の方法を例示した断面図である。
【図3】直接通電加熱の方法を例示した断定側面図であ
る。
る。
【図4】直接通電による管内成形法を例示した断面図で
ある。
ある。
【図5】高周波誘導加熱の方法を例示した断面図であ
る。
る。
【図6】直接通電加熱方法のための装置を例示した要部
斜視図である。
斜視図である。
1 溝部 2 基材 3 金属肉盛部 4 加圧治具 5 加圧治具(電極) 6 プラズマ溶接トーチ 7 高周波誘導加熱用コイル 8 熱電対 9 信号・制御装置 10 肉盛手段 11 加熱・加圧手段
Claims (7)
- 【請求項1】 金属、合金または金属基複合物からなる
金属材料を基材表面に肉盛りし、これを局部加熱して加
圧成形することを特徴とする金属材料の表面成形方法。 - 【請求項2】 高周波誘導加熱により局部加熱する請求
項1の表面成形方法。 - 【請求項3】 直接通電により局部加熱する請求項1の
表面成形方法。 - 【請求項4】 局部加熱と加圧とを同時に行う請求項1
の表面成形方法。 - 【請求項5】 金属、合金または金属基複合物からなる
金属材料を基材表面に肉盛りする金属肉盛手段と、肉盛
された金属材料を局部加熱する加熱手段とともに、局部
加熱された肉盛金属材料を加圧する治具手段とを備えて
なることを特徴とする金属材料の表面成形装置。 - 【請求項6】 加熱手段が高周波誘導加熱コイルである
請求項5の表面成形装置。 - 【請求項7】 加圧治具手段が局部加熱のための加熱手
段として直接通電加熱する請求項5の表面成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP756293A JPH06218479A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 金属材料の表面成形方法と表面成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP756293A JPH06218479A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 金属材料の表面成形方法と表面成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218479A true JPH06218479A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11669248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP756293A Pending JPH06218479A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 金属材料の表面成形方法と表面成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218479A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103537778A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-01-29 | 西安泵阀总厂有限公司 | 钛材零件表面堆焊硬化工艺 |
| CN117600777A (zh) * | 2023-11-23 | 2024-02-27 | 杭州浙富核电设备有限公司 | 一种钴基合金超厚环状零件的堆焊方法 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP756293A patent/JPH06218479A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103537778A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-01-29 | 西安泵阀总厂有限公司 | 钛材零件表面堆焊硬化工艺 |
| CN117600777A (zh) * | 2023-11-23 | 2024-02-27 | 杭州浙富核电设备有限公司 | 一种钴基合金超厚环状零件的堆焊方法 |
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