JPH06219253A - ブレ−キ液圧制御弁装置 - Google Patents

ブレ−キ液圧制御弁装置

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JPH06219253A
JPH06219253A JP1404093A JP1404093A JPH06219253A JP H06219253 A JPH06219253 A JP H06219253A JP 1404093 A JP1404093 A JP 1404093A JP 1404093 A JP1404093 A JP 1404093A JP H06219253 A JPH06219253 A JP H06219253A
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JP
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valve
outlet
hole
hydraulic pressure
inlet
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Hiroshi Okuma
寛 大熊
Toshiyuki Takahashi
俊幸 高橋
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、所謂プロポ−ショニングバルブの
作動機構を利用しつつ、ホイ−ルシリンダ側液圧をアク
ティブに制御できるようにしたブレ−キ液圧制御弁装置
を提供することを目的とする。 【構成】 マスタシリンダ1に接続される入口27と、
ホイ−ルシリンダ15に接続される出口47と、この出
口47と入口27とを連絡して形成される孔20と、こ
の孔20に少なくとも出口47側圧力を受圧して移動可
能に挿入される制御ピストン34と、孔20内に設けら
れ制御ピストン34の移動に応じて開閉される弁機構
(33、34)と、この弁機構(33、34)を開弁さ
せる方向に制御ピストン34を付勢する予負荷ばね43
とを備えたブレ−キ液圧制御弁装置において、弁機構
(33、34)の入口27側と出口47側とを直接連通
させる補助通路21を形成し、この補助通路21を外部
からの指令に基づき開閉する電磁弁12を設けたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレ−キシステ
ムに装着され、ホイ−ルシリンダ側液圧の上昇を制御す
るために用いられるブレ−キ液圧制御弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、例えば実
開平3−96264号公報に示されるように、マスタシ
リンダに接続される入口と、ホイ−ルシリンダに接続さ
れる出口と、この出口と前記入口とを連絡して形成され
る孔と、この孔に少なくとも出口側圧力を受圧して移動
可能に挿入される制御ピストンと、前記孔内に設けられ
前記制御ピストンの移動に応じて開閉される弁機構と、
この弁機構を開弁させる方向に前記制御ピストンを付勢
する予負荷ばねとを備えたもの、一般にプロポ−ショニ
ングバルブと呼ばれるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のものでは、
マスタシリンダから導入される液圧が所定圧に達成する
までは、マスタシリンダの液圧をそのままホイ−ルシリ
ンダに供給し、所定圧に達した後は、ホイ−ルシリンダ
に供給される液圧をマスタシリンダの液圧に対して比例
減圧制御するというように、液圧制御特性が一義的に決
まってしまい、車輪に作用するブレ−キ力もこれに応じ
たものになる。
【0004】しかしながら、実際に各車輪に作用させる
べきブレ−キ力や各車輪間のブレ−キ力バランスは、例
えば、時々刻々と変化する車両の姿勢挙動や、多系統ブ
レ−キシステムにおける或る系統の圧力失陥等によって
変化するため、上記のような液圧制御では、実際に適し
たブレ−キ力を得難いという問題を生じる。
【0005】この問題を解決するにあたっては、比例電
磁液圧制御弁を用いて、マスタシリンダとは別に設けた
圧力源の液圧を調整してホイ−ルシリンダに供給するこ
とが考えられるが、このようにするのでは、ブレ−キシ
ステムとして複雑で高価なものになってしまう。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あって、所謂プロポ−ショニングバルブの作動機構を利
用しつつ、ホイ−ルシリンダ側液圧をアクティブに制御
できるようにしたブレ−キ液圧制御弁装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブレ−キ液圧制御弁装置では、前記弁機構
の前記入口側と前記出口側とを直接連通させる補助通路
を形成し、この補助通路を外部からの指令に基づき開閉
する電磁弁を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、電磁弁の開閉により補助通路
を介した入口から出口に向かう液移動が許容あるいは阻
止されると、弁機構を開閉させる制御ピストンの移動時
期が変化することに応じて、または、制御ピストンの移
動による弁機構の開閉が無効にされること等に応じて、
出口側液圧の上昇度合が適時変化する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、本実施例のブレ−キ液圧制御弁装
置9が用いられるブレ−キシステムの全体を示す配管系
統図であって、以下、図1を参照にしてブレ−キシステ
ム全体について説明する。
【0011】図1におけるブレ−キシステムは、所謂ク
ロス配管形式をとるものであって、作動液レザ−バ2を
備えブレ−キベダル3の踏み込み操作に応じて作動する
タンデムマスタシリンダ1が、その内部に図示しない2
つの圧力発生室を有しており、その一方の圧力発生室
に、管路4を介して左前輪のフロントホイ−ルシリンダ
6が、管路4から分岐して管路7、13を介して右後輪
のリアホイ−ルシリンダ15が各々接続されている。ま
た、他方の圧力発生室に、管路5を介して右前輪のフロ
ントホイ−ルシリンダ6が、管路5から分岐した管路
8、14を介して左後輪のリアホイ−ルシリンダ15が
各々接続されている。
【0012】そして、管路7と13との間、管路8と1
4との間に、各リアホイ−ルシリンダ15、15に対す
る2系統液圧制御用として、一対のブレ−キ液圧制御弁
装置9、9が配設されている。この一対のブレ−キ液圧
制御弁装置9、9は、取付ブス部10aを介し図示しな
い車体に取付けられる単一のハウジング10に、後述す
るプロポ−ショニングバルブ11と電磁弁12とを各々
組み込んだものであって、各電磁弁12、12には、コ
ントロ−ルユニット16が電気的に接続されている。
【0013】コントロ−ルユニット16は、例えば、ホ
イ−ルシリンダ6、15に供給される液圧またはマスタ
シリンダ1に発生液圧を検出するセンサ、各車輪に働く
荷重やブレ−キ力を検出するセンサ等にセンサ群17に
も接続され、センサ群17からの検出信号を受けて、こ
れに基づき各電磁弁12、12に対して開閉制御の指令
信号を出力するようになっている。
【0014】次に、図1におけるブレ−キ制御弁装置9
の詳細について、図2を参照して説明する。尚、図2
は、図1に示す一方のブレ−キ液圧制御弁装置9の構成
を示すA−A断面図であるが、他方のブレ−キ液圧制御
弁装置9もこれと同一構成のため、その説明は省略す
る。
【0015】図2において、ハウジング10は、一端が
外部に開口して軸方向に延びる有底の取付孔20と、こ
の取付孔20開口と反対側端に大径孔部50が開口して
軸方向に延びる有底の段付孔とを並行に穿設されてい
る。
【0016】また、段付孔の大径孔部50側におけるハ
ウジング10外周部には、径方向に突出するボス部23
が設けられている。このボス部23には、通孔25とこ
の通孔25途中から分岐する通孔26とを介して取付孔
20内と大径孔部50内とにそれぞれ連通する入口27
が形成され、これに図1における管路7を介してマスタ
シリンダ1が接続されている。
【0017】取付孔20内には、プロポ−ショニングバ
ルブ11が配設されている。このプロポ−ショニングバ
ルブ11は、実開平3−96264号公報に示されたも
のと同様の構成を有するので、以下、簡単に説明する。
【0018】プロポ−ショニングバルブ11は、互いに
圧入結合された二つの部材30、31からなるケ−ス3
2とこのケ−ス32内に収納された弁体33、制御ピス
トン34とを有している。このケ−ス32内には、部材
30端から部材31端に向かって貫通する弁孔部35、
段孔部36とが連続して形成されおり、この弁孔部35
内には、弁体33が収納されている。この弁体33は、
弁孔部35内に設けられた環状ばね受け板37で受けら
れた弁ばね38により段孔部36側に付勢され、弁孔部
35の段部と接離可能となっている。また、段孔部36
内には、制御ピストン34が挿入されている。制御ピス
トン34は、各々シ−ルリングを装着される小径部39
と大径部40とが連続する軸形状であって、軸線方向に
貫通する液通路41と径方向に突出するフランジ部42
とを有しており、この小径部39側端を弁孔部35に臨
ませて摺動自在にされているとともに、段孔部36内に
介装された予負荷ばね43をフランジ部42で受けて、
部材31開口側に付勢されてこのフランジ部42が段孔
部36の段部に当接している。そして、液通路41の弁
孔部35側先端に形成された弁座44が、弁体33に対
して離着座可能になっている。こうしたプロポ−ショニ
ングバルブ11は、ケ−ス32外周に一対のシ−ルリン
グを装着された後、弁孔部35が通孔26に臨むように
取付孔20内に挿入され、取付孔20開口に液密に螺着
される蓋部材45と取付孔20底より固定されている。
【0019】蓋部材45には、通孔46を介してプロポ
−ショニングバルブ11の段孔部36内に連通する出口
47が形成され、これに図1における管路13を介して
リアホイ−ルシリンダ15が接続されている。また、蓋
部材45には、この通孔46側端に半径方向に延びる連
絡溝48が形成されており、この連絡溝48、ハウジン
グ10に穿設された連絡孔22を介して、出口47は通
孔部53にも連通している。この結果、前述した入口2
7を出口47とは、プロポ−ショニングバルブ11内を
通じて連通可能とされるとともに、通孔25の一部分
と、大径孔部50中径孔部51、小径孔部52、通孔部
53を有する段付孔と、連絡孔22をにより構成される
補助通路21を介して直接連通可能となっている。
【0020】補助通路21に対しては、この補助通路2
1を介した入口27側と出口47側との連通を遮断可能
な常開型電磁弁12が設けられている。電磁弁12は、
ソレノイドを内蔵され大径孔部50に嵌合される本体5
9と、この本体59内部から補助通路21の中径孔部5
1を越え小径孔部52の途中まで延在する筒部材63
と、この筒部材63内周に案内されソレノイドの励磁ま
たは非励磁に応じて移動可能なプランジャ58とを備え
ている。
【0021】筒部材63内には、更に、この底に一端を
係合させて軸部材64が液密に挿入されており、この軸
部材64には軸方向に貫通する液通路67とこの液通路
67のプランジャ58側先端に弁座69とが形成さてい
る。そして、当該軸部64とプランジャ58との間に、
プランジャ58を開弁方向に付勢する弁ばね68が介装
されており、軸部材64の弁座69がプランジャ58か
ら軸部材64側に突出する縮径段部61先端に取り付け
られたボ−ル状弁体62に対して離着座可能に対向して
いる。
【0022】こうした筒部材63には、この周面に径方
向に貫通してこの内部と中径孔部51とを連通する複数
の孔65と、この底に貫通してこの液通路67を中径孔
部51に連通する穴66とが形成されている。また、筒
部材63外周には、一対のシ−ルリング54、56がフ
ィルタ57を保持したスリ−ブ55を介在して嵌着され
て筒部材63との間に空所Aを区画している。そして、
プランジャ58、筒部材63、および軸部材64とで構
成される弁部60が、補助通路21内に位置とともに、
一方のシ−ルリング54は、中径孔部51段部に係合す
ることにより、筒部材63外周で空所A内と小径孔部5
2とを連通するのを阻止している。また、他方のシ−ル
リング56は、中径孔部51の空所A側が大径孔部50
に連通することを阻止している。
【0023】以上のような電磁弁12は、ハウジング1
0に対して本体59のフランジ70と大径孔部50との
間に筒状部材71を介在して取付け固定されており、ま
た、本体59により、シ−ルリング56と当該本体59
との間の中径孔部51内に配設される環状部材73を介
して一対のシ−ルリング54、56とスリ−ブ55を中
径孔部51の段部に押圧し位置決めしている。
【0024】尚、ブレ−キ制御弁装置9の他系統側にお
いても、図2に示した構成と同様の構成のプロポ−ショ
ニングバルブ11及び電磁弁12とが配設されているの
で、その詳細な説明は省略する。
【0025】本発明のブレ−キ液圧制御弁装置9は、以
上のように構成されるが、次に、このブレ−キ液圧制御
弁装置9の作動について説明する。尚、説明の便宜上、
一方のブレ−キ液圧制御弁装置9のみの作動について説
明する。
【0026】図2は、ブレ−キ液圧制御弁装置9の非作
動状態を示しており、マスタシリンダ1の上記圧力発生
室には液圧が発生しておらず、また、コントロ−ルユニ
ット16は指令信号を出力しておらず、プロポ−ショニ
ングバルブ11及び電磁弁12は開弁状態になってい
る。
【0027】今、運転手がブレ−キを作動させるため
に、ブレ−キベダル3が踏み込まれ、マスタシリンダ1
の上記圧発生力室に液圧が発生すると、その液圧が配管
4を介して一方のフロントホイ−ルシリンダ6に供給さ
れる。これとともに、マスタシリンダ1の発生液圧は、
管路7を介してブレ−キ液圧制御弁装置9の入口27に
導入され、通孔25、26からプロポ−ショニングバル
ブ11を介して出口47に至る経路、ないしは、電磁弁
12の弁部60が介在する補助通路21から出口47に
至る経路をたどって、管路13側へと送出され、リアホ
イ−ルシリンダ15にも供給される。つまり、リアホイ
−ルシリンダ15に供給される液圧は、フロントホイ−
ルシリンダ6に供給される液圧とともに、マスタシリン
ダ1の吐出液圧と同じ上昇率をもって上昇していき、前
後輪のブレ−キが効きはじめることになる。
【0028】その後、マスタシリンダ1の吐出液圧が上
昇していき、制御ピストン34の大径部40に作用する
圧力がその小径部39に作用する圧力と予負荷ばね43
のばね力とを併せた力より大きくなると、制御ピストン
34が予負荷ばね43のばね力に抗して弁体33側に移
動し、液通路41の弁座44に弁体33が着座して、プ
ロポ−ショニングバルブ11を介した出口47と入口2
7との連通が遮断される。しかしながら、電磁弁12
は、未だ開弁状態にあり、入口27と出口47とが補助
通路21を介して連通しているため、入口27側に導入
された液圧は、補助通路21を通じ、出口47から管路
13を介してリアホイ−ルシリンダ15に供給され続け
る。従って、リアホイ−ルシリンダ15に供給される液
圧は、依然として、マスタシリンダ1の吐出液圧と同じ
上昇率をもって上昇していき、後輪には前輪と同等のブ
レ−キ力が作用し続ける。
【0029】この状態において、コントロ−ルユニット
16がセンサ群17からの検出信号を受けて適正なブレ
−キ力でないと判断すると、このコントロ−ルユニット
16は電磁弁12に閉弁指令信号を出力する。これによ
り、電磁弁12の本体59内にある図示しないソレノイ
ドに通電されプランジャ58が弁ばね68のばね力に抗
して弁座69側に移動し、液通路67の弁座69に弁体
62が着座して、補助通路21を介した入口27側と出
口47側との連通を遮断する。これにより、リアホイ−
ルシリンダ15への補助通路21を介した液圧供給が停
止される。そして、このとき、プロポ−ショニングバル
ブ11は、上述示した如く、既に閉弁状態となっている
ので、マスタシリンダ1から入口27に供給される液圧
は、全く出口47に供給されなくなる。従って、リアホ
イ−ルシリンダ15の液圧は上昇が止まり、一定にと保
たれる。
【0030】そして、電磁弁12が閉じた状態で、マス
タシリンダ1からブレ−キ液圧制御弁装置9の入口27
に供給される液圧が上昇していき、制御ピストン34の
小径部39に作用する力がその大径部40に作用する力
より大きくなると、制御ピストン34が出口47側に移
動して、弁体33が弁座44から離座し、入口27と出
口47とがプロポ−ショニングバルブ11を介して連通
されるので、リアホイ−ルシリンダ15に供給される液
圧が再び上昇し始める。その後、制御ピストン34の大
径部40に作用する圧力がその小径部39に作用する圧
力と予負荷ばね43のばね力とを併せた力より大きくな
ると、制御ピストン34は再び予負荷ばね43のばね力
に抗して弁体33側に移動し、液通路41の弁座44に
弁体33が着座する。以後、コントロ−ルユニット16
から電磁弁12に対して与えられる閉弁信号を消失し、
電磁弁12が、弁体62の弁座69からの離座により、
再び開くまでの間、プロポ−ショニングバルブ11は、
制御ピストン34の往復移動に応じて、弁体33が弁座
44に対する離着座を繰返し、出口47を介してリアホ
イ−ルシリンダ15に送られる圧力の上昇率を、マスタ
シリンダ1から入口27に供給される圧力の上昇率より
も小さく制御する、すなわち、比例減圧作用をなして、
後輪に作用するブレ−キ力は、前輪に比し小さなものと
なる。
【0031】尚、上述したような一連の作動は、上記管
路4、7、13側の系統と同様、他のブレ−キ液圧制御
弁装置9が介在する管路5、8、15側の系統において
もなされるが、その説明は省略する。
【0032】このように本発明の実施例によれば、プロ
ポ−ショニングバルブ11の入口27側と出口47側と
を直接連通する補助通路21に常開型電磁弁12を配設
して、プロポ−ショニングバルブ11が減圧作用を開始
する液圧を越えても、前後左右輪のブレ−キバランス等
の状況に応じて、リアホイ−ルシリンダ15、15にマ
スタシリンダ1の発生液圧をそのまま供給し、その後、
コントロ−ルユニット17により電磁弁12が閉弁され
ると、リアホイ−ルシリンダ15、15に供給される液
圧を一定圧力に保持し、そして、プロポ−ショニングバ
ルブ11の減圧作動により、マスタシリンダ1からの吐
出圧力よりも上昇率を低く制御することができる。
【0033】また、電磁弁12の弁部60が配設され入
口27側と出口47側とを直接連通する補助通路21
を、プロボ−ショニングバルブ11が収容されるハウジ
ング10に穿設していのるで、ハウジング10の外部に
配管を接続して補助通路を形成する場合に比べ、液漏れ
を防止するためのシ−ル部材やシ−ル箇所を少なくして
通路を形成でき、また、補助通路21内のエア−ヌキを
スム−ズに行わせることができる。
【0034】尚、図示の実施例では、常開型の電磁弁1
2を用いたが、これに代えて常閉型を用いてもよい。
【0035】また、図示の実施例では、プロポ−ショニ
ング作動機構として、ポペット型の弁体33を有するプ
ロポ−ショニングバルブ11を用いる構造としたが、こ
れに代えて、例えば、実開昭59−97155号公報に
示されるポペット型弁体を有しないプロポ−ショニング
バルブに電磁弁12を用いたものであってもよい。
【0036】更に、図示の実施例では、ブレ−キ液圧制
御装置9をリアホイ−ルシリンダ15、15に接続し
て、このリアホイ−ルシリンダ15、15に供給される
液圧を制御するようにしているが、これに代えてフロン
トホイ−ルシリンダ6、6に対してブレ−キ液圧制御弁
装置9を接続したもの、または、リアホイ−ルシリンダ
15、15およびフロントホイ−ルシリンダ6、6のそ
れぞれにブレ−キ液圧制御弁装置9を接続したものであ
ってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、プロポ
−ショニングバルブ作用をなす弁機構の入口側と出口側
とを直接連通する補助通路を設け、この通路を開閉する
電磁弁を設けたことにより、弁機構を開閉させる制御ピ
ストンの移動時期を変化させて、または、制御ピストン
の移動による弁機構の開閉を無効にする等して、車両の
姿勢挙動や、ブレ−キシステムにおける或る系統の圧力
失陥等に応じて、出口側液圧の上昇度合を適時変化させ
てホイ−ルシリンダに液圧を供給し、車輪に適正なブレ
−キ力を作用させることができる。
【0038】また、電磁弁の弁部が配設される補助通路
は、弁機構が配設される孔とともに、同一のハウジング
に穿設されているので、ハウジングに対する外部配管に
より補助通路を形成する場合に比して、シ−ルする部材
および箇所を少なくして液漏れを防止することができる
とともに、入口側と出口側を直接連通させる補助通路の
エア抜き性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレ−キ液圧制御弁装置を適用したブ
レ−キシステムを示す配管構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるブレ−キ液圧制御弁装
置の内部を示す図であって、図1におけるA−A断面図
である。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 9 ブレ−キ液圧制御弁装置 10 ハウジング 11 プロポ−ションバルブ 12 電磁弁 6、15 ホイ−ルシリンダ 20 取付孔 21 補助通路 27 入口 34 制御ピストン 43 予負荷ばね 47 出口 60 弁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダに接続される入口と、ホ
    イ−ルシリンダに接続される出口と、この出口と前記入
    口とを連絡して形成される孔と、この孔に少なくとも出
    口側圧力を受圧して移動可能に挿入される制御ピストン
    と、この孔内に設けられ前記制御ピストンの移動に応じ
    て開閉される弁機構と、この弁機構を開弁させる方向に
    前記制御ピストンを付勢する予負荷ばねとを備えたブレ
    −キ液圧制御弁装置において、前記弁機構の前記入口側
    と前記出口側とを直接連通させる補助通路を形成し、こ
    の補助通路を外部からの指令に基づき開閉する電磁弁を
    設けたブレ−キ液圧制御弁装置。
  2. 【請求項2】 前記孔と前記補助通路とが、ひとつのハ
    ウジングに穿設されているとともに、前記電磁弁が、そ
    の弁部を前記補助通路内に挿入されて前記ハウジングに
    取付けられる請求項1記載のブレ−キ液圧制御弁装置。
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