JPH0621966Y2 - 重力式構造物 - Google Patents
重力式構造物Info
- Publication number
- JPH0621966Y2 JPH0621966Y2 JP7014489U JP7014489U JPH0621966Y2 JP H0621966 Y2 JPH0621966 Y2 JP H0621966Y2 JP 7014489 U JP7014489 U JP 7014489U JP 7014489 U JP7014489 U JP 7014489U JP H0621966 Y2 JPH0621966 Y2 JP H0621966Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction member
- groove
- type structure
- concrete
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は防波堤、岸壁、埋立護岸等に使用されるケー
ソン、コンクリートブロック、L形塊等のいわゆる重力
式構造物に係り、特に、底面に柔軟性材料からなる摩擦
部材を設けてなる重力式構造物に関するものである。
ソン、コンクリートブロック、L形塊等のいわゆる重力
式構造物に係り、特に、底面に柔軟性材料からなる摩擦
部材を設けてなる重力式構造物に関するものである。
(従来の技術) 防波堤、岸壁等の築造に使用するケーソン等の重力式構
造物は波力等の外力による滑動を防止するため、コンク
リート躯体の底面に柔軟性材料からなる摩擦部材を取り
付けて摩擦係数を増大させることが行なわれている。
造物は波力等の外力による滑動を防止するため、コンク
リート躯体の底面に柔軟性材料からなる摩擦部材を取り
付けて摩擦係数を増大させることが行なわれている。
柔軟性材料としては、通常、天然ゴム、合成ゴムの他
に、再生ゴム等が使用される。
に、再生ゴム等が使用される。
従来、防波堤等の築造は海底を堀作し、その上に割り石
を積み上げて混成基礎捨石マウンドを造り、このマウン
ドの上にアスファルトマットを敷設してケーソン等を沈
めるか、底面に摩擦部材を取り付けたケーソン等を沈め
て完成させる。そして、アスファルトマットやケーソン
等の底面に取り付けた摩擦部材により摩擦係数を増大さ
せ、波力等の外力による滑動を防止している。
を積み上げて混成基礎捨石マウンドを造り、このマウン
ドの上にアスファルトマットを敷設してケーソン等を沈
めるか、底面に摩擦部材を取り付けたケーソン等を沈め
て完成させる。そして、アスファルトマットやケーソン
等の底面に取り付けた摩擦部材により摩擦係数を増大さ
せ、波力等の外力による滑動を防止している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、アスファルトマットは、広い保管場所を必要
とし、その敷設にも気象条件等による制約を受けるとい
う問題がある。
とし、その敷設にも気象条件等による制約を受けるとい
う問題がある。
また、ケーソン等の底面に摩擦部材を取り付ける場合に
も次のような問題がある。
も次のような問題がある。
即ち、ケーソン等をより安定して設置するために、従来
の混成基礎捨石マウンドに代えてコンクリートマウンド
とした場合には、重力式構造物の底面に摩擦部材を突出
させると、その部分に集中荷重がかかるのでコンクリー
ト躯体の強度を増大させなければならない。強度を増大
させればそれだけコストアップとなる。
の混成基礎捨石マウンドに代えてコンクリートマウンド
とした場合には、重力式構造物の底面に摩擦部材を突出
させると、その部分に集中荷重がかかるのでコンクリー
ト躯体の強度を増大させなければならない。強度を増大
させればそれだけコストアップとなる。
また、外力による滑動を防止するためには、摩擦部材は
必ずコンクリート躯体に固定しなければならない。しか
しながら、摩擦部材の固定にアンカー等を使用すれば、
より一層大きな集中荷重がかかるという問題がある。
必ずコンクリート躯体に固定しなければならない。しか
しながら、摩擦部材の固定にアンカー等を使用すれば、
より一層大きな集中荷重がかかるという問題がある。
この考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、底面
に摩擦部材を取り付けてコンクリートマウンドのような
平滑な基礎面に設置しても集中荷重のかからない重力式
構造物を提供しようとするものである。
てなされたものであり、その目的とするところは、底面
に摩擦部材を取り付けてコンクリートマウンドのような
平滑な基礎面に設置しても集中荷重のかからない重力式
構造物を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は上記目的を達成するために、次のような構成
とした。
とした。
即ち、底面に摩擦部材を取り付けた重力式構造物におい
て、 底面に摩擦部材を取り付けた重力式構造物において、底
面に設けた溝及び/または凹部内に弾性体により形成し
た摩擦部材を底面より突出するように取り付け、さら
に、前記摩擦部材の側面の全部または一部に溝及び/ま
たは凹部の側面との間に間隙を形成し、前記間隙は基礎
面に設置したときに前記摩擦部材の圧縮による変形部分
を収納し、摩擦部材の底面と重力式構造物の底面とが同
一面となる大きさであることを特徴とするものである。
て、 底面に摩擦部材を取り付けた重力式構造物において、底
面に設けた溝及び/または凹部内に弾性体により形成し
た摩擦部材を底面より突出するように取り付け、さら
に、前記摩擦部材の側面の全部または一部に溝及び/ま
たは凹部の側面との間に間隙を形成し、前記間隙は基礎
面に設置したときに前記摩擦部材の圧縮による変形部分
を収納し、摩擦部材の底面と重力式構造物の底面とが同
一面となる大きさであることを特徴とするものである。
溝と凹部はそれぞれ単独で設けてもよいし、両者を組み
合わせて設けてもよい。
合わせて設けてもよい。
(作用) 摩擦部材は溝や凹部の深さよりも高く形成されているか
ら、重力式構造物を基礎面に設置すると摩擦部材は圧縮
されるが、溝、凹部の側壁部との間隙は摩擦部材の逃げ
場所として働くので、摩擦部材の全体が埋設され集中荷
重はかからない。摩擦部材には反発力があり基礎面を押
圧しているので重力式構造物の滑動を防止するように動
く。
ら、重力式構造物を基礎面に設置すると摩擦部材は圧縮
されるが、溝、凹部の側壁部との間隙は摩擦部材の逃げ
場所として働くので、摩擦部材の全体が埋設され集中荷
重はかからない。摩擦部材には反発力があり基礎面を押
圧しているので重力式構造物の滑動を防止するように動
く。
(実施例) 以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は摩擦部材を取り付けたケーソンの断面図、第2
図は摩擦部材の取り付け方法を示す説明用底面図、第3
図は部分拡大断面図である。
図は摩擦部材の取り付け方法を示す説明用底面図、第3
図は部分拡大断面図である。
図中、1はコンクリート躯体、3は前記コンクリート躯
体1の底面、5は弾性体で形成された摩擦部材、7は
溝、9は凹部である。
体1の底面、5は弾性体で形成された摩擦部材、7は
溝、9は凹部である。
前記摩擦部材5は前記コンクリート躯体1の底面3に形
成した溝7及び凹部9内にその一部が埋設されている。
前記溝7及び凹部9の大きさ、形状は任意に形成するこ
とができ、また、溝7は実施例では両端がコンクリート
躯体の側面に開口して形成されているが、両端を閉じた
溝であってもよく、複数の溝を配列したものであっても
よい。さらに、凹部9の形状、配列も任意に形成するこ
とができ、前記溝7、凹部9はそれぞれ単独で、あるい
は両者を組み合わせて用いることができる。
成した溝7及び凹部9内にその一部が埋設されている。
前記溝7及び凹部9の大きさ、形状は任意に形成するこ
とができ、また、溝7は実施例では両端がコンクリート
躯体の側面に開口して形成されているが、両端を閉じた
溝であってもよく、複数の溝を配列したものであっても
よい。さらに、凹部9の形状、配列も任意に形成するこ
とができ、前記溝7、凹部9はそれぞれ単独で、あるい
は両者を組み合わせて用いることができる。
第2図の実施例は上部に溝7を示し、下部に四角形と円
形の凹部9を示している。
形の凹部9を示している。
前記摩擦部材5は取り付ける溝7、凹部9の形状に合わ
せて形成されるが、その断面形状は丸形、角形いかなる
形状でもよく、また、その大きさは摩擦部材の柔軟性、
コンクリート躯体1の大きさによって適宜決められ、コ
ンクリート躯体1の底面3よりも下方に突出している。
この考案ではコンクリートマウンド等に設置したとき
に、摩擦部材5が圧縮されてコンクリート躯体1の底面
3と同一面となるように構成した。即ち、摩擦部材5の
側面の全部または一部に、溝7及び凹部9の側面との間
に間隔11を設けた。前記間隔11は摩擦部材5が圧縮
されたときの変形部分の逃げ場となり、摩擦部材5の底
面がコンクリート躯体1の底面3と同一面となるよう
に、圧縮変形部分を収納する大きさに形成されている。
せて形成されるが、その断面形状は丸形、角形いかなる
形状でもよく、また、その大きさは摩擦部材の柔軟性、
コンクリート躯体1の大きさによって適宜決められ、コ
ンクリート躯体1の底面3よりも下方に突出している。
この考案ではコンクリートマウンド等に設置したとき
に、摩擦部材5が圧縮されてコンクリート躯体1の底面
3と同一面となるように構成した。即ち、摩擦部材5の
側面の全部または一部に、溝7及び凹部9の側面との間
に間隔11を設けた。前記間隔11は摩擦部材5が圧縮
されたときの変形部分の逃げ場となり、摩擦部材5の底
面がコンクリート躯体1の底面3と同一面となるよう
に、圧縮変形部分を収納する大きさに形成されている。
摩擦部材5は反発力を有する弾性体であるから、圧縮さ
れてもコンクリートマウンド等を押圧しており、摩擦部
材としてコンクリート躯体の滑動を防止することにな
る。従って、前記間隔11は、摩擦部材5の側面全体に
亙って設けられるのが望ましい。摩擦部材5が圧縮され
たとき溝7及び凹部9内に収納され、コンクリート躯体
1の底面3と同一面となれば、コンクリート躯体1の荷
重は底面3全体で受けることになり、摩擦部材5の部分
には集中荷重はかからない。
れてもコンクリートマウンド等を押圧しており、摩擦部
材としてコンクリート躯体の滑動を防止することにな
る。従って、前記間隔11は、摩擦部材5の側面全体に
亙って設けられるのが望ましい。摩擦部材5が圧縮され
たとき溝7及び凹部9内に収納され、コンクリート躯体
1の底面3と同一面となれば、コンクリート躯体1の荷
重は底面3全体で受けることになり、摩擦部材5の部分
には集中荷重はかからない。
また、摩擦部材5は荷重時に変形する弾性体であれば、
ゴム、合成樹脂等の任意の柔軟性材料で形成することが
できる。
ゴム、合成樹脂等の任意の柔軟性材料で形成することが
できる。
さらに、摩擦部材5は溝7、凹部9内に固定しても、固
定しなくてもよいが、コンクリート躯体1の底面3にお
いて、前後左右対称に設けるのが好ましい。
定しなくてもよいが、コンクリート躯体1の底面3にお
いて、前後左右対称に設けるのが好ましい。
上記構成において、摩擦部材5を設けるには、適宜の方
法によりコンクリート躯体1の底面3に溝7及び/また
は凹部9を形成した後、別途形成した摩擦部材5を埋設
するか、別途形成した摩擦部材5を型枠の底面の一部と
して利用し、コンクリートを打設することにより設ける
ようにしてもよい。
法によりコンクリート躯体1の底面3に溝7及び/また
は凹部9を形成した後、別途形成した摩擦部材5を埋設
するか、別途形成した摩擦部材5を型枠の底面の一部と
して利用し、コンクリートを打設することにより設ける
ようにしてもよい。
尚、実施例ではケーソンに適用した場合を示したが、こ
れに限らずその他のコンクリート躯体に取り付ける場合
にも有効に適用し得る。
れに限らずその他のコンクリート躯体に取り付ける場合
にも有効に適用し得る。
以上、本実施例によると以下のような効果を奏すること
ができる。
ができる。
摩擦部材はコンクリート躯体の底面よりも突出している
が、基礎面に設置されると圧縮され間隙に逃げ込むの
で、集中荷重がかからないとともに、コンクリート躯体
の底面は基礎面に当接し、安定した設置ができる。
が、基礎面に設置されると圧縮され間隙に逃げ込むの
で、集中荷重がかからないとともに、コンクリート躯体
の底面は基礎面に当接し、安定した設置ができる。
摩擦部材は単に溝または凹部内に埋設するだけであるか
ら、取り付けが簡単である。
ら、取り付けが簡単である。
埋設部材は溝または凹部内に設けられているので、安定
して取り付けられるとともに、摩擦係数を高めることが
できる。
して取り付けられるとともに、摩擦係数を高めることが
できる。
(考案の効果) 以上説明した通り、この考案によれば重力式構造物をコ
ンクリートマウンドのような平滑な基礎面に設置して
も、摩擦部材による集中荷重を受けることがないから、
重力式構造物の強度を必要以上に増大させることがな
い。それだけ、全体としてコストダウンを図ることがで
きる。
ンクリートマウンドのような平滑な基礎面に設置して
も、摩擦部材による集中荷重を受けることがないから、
重力式構造物の強度を必要以上に増大させることがな
い。それだけ、全体としてコストダウンを図ることがで
きる。
重力式構造物の底面を基礎面に当接させることにより、
弾性体である摩擦部材の反発力により常に基礎面を押圧
しているので、滑動が防止され安定して設置することが
できる。
弾性体である摩擦部材の反発力により常に基礎面を押圧
しているので、滑動が防止され安定して設置することが
できる。
第1図は摩擦部材を取り付けたケーソンの断面図、第2
図は摩擦部材の取り付け方法を示す説明用底面図、第3
図は部分拡大断面図である。 1はコンクリート躯体、3は底面、5は摩擦部材、7は
溝、9は凹部、11は間隙
図は摩擦部材の取り付け方法を示す説明用底面図、第3
図は部分拡大断面図である。 1はコンクリート躯体、3は底面、5は摩擦部材、7は
溝、9は凹部、11は間隙
Claims (1)
- 【請求項1】底面に摩擦部材を取り付けた重力式構造物
において、底面に設けた溝及び/または凹部内に弾性体
により形成した摩擦部材を底面より突出するように取り
付け、さらに、前記摩擦部材の側面の全部または一部に
溝及び/または凹部の側面との間に間隙を形成し、前記
間隙は基礎面に設置したときに前記摩擦部材の圧縮によ
る変形部分を収納し、摩擦部材の底面と重力式構造物の
底面とが同一面となる大きさであることを特徴とする重
力式構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7014489U JPH0621966Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 重力式構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7014489U JPH0621966Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 重力式構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312937U JPH0312937U (ja) | 1991-02-08 |
| JPH0621966Y2 true JPH0621966Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31606054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7014489U Expired - Lifetime JPH0621966Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 重力式構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621966Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102456171B1 (ko) * | 2022-05-20 | 2022-10-18 | 주식회사 에이치디이앤씨 | 소파블록과 이를 이용한 호안 또는 방파제 구조물 및 그 시공방법 |
| KR20230165028A (ko) * | 2022-05-26 | 2023-12-05 | 한국해양과학기술원 | 바닥 마찰 증대 케이슨 |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP7014489U patent/JPH0621966Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102456171B1 (ko) * | 2022-05-20 | 2022-10-18 | 주식회사 에이치디이앤씨 | 소파블록과 이를 이용한 호안 또는 방파제 구조물 및 그 시공방법 |
| KR20230165028A (ko) * | 2022-05-26 | 2023-12-05 | 한국해양과학기술원 | 바닥 마찰 증대 케이슨 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0312937U (ja) | 1991-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |