JPH06219690A - 可変速式二重速形電動巻上機 - Google Patents
可変速式二重速形電動巻上機Info
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- JPH06219690A JPH06219690A JP1202793A JP1202793A JPH06219690A JP H06219690 A JPH06219690 A JP H06219690A JP 1202793 A JP1202793 A JP 1202793A JP 1202793 A JP1202793 A JP 1202793A JP H06219690 A JPH06219690 A JP H06219690A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動巻上機の速度を低速・高速の2段モード
で、そのきめ細かな速度調節を可能とし、速度の過度の
絞り込みや暴走をなくし、また低速モード,高速モード
の速度設定に逆転が生じる事態をなくす。 【構成】 低速モード接点21aが閉じると巻上げリレ
ー29により接点29aが閉じ、電動機1が巻上げ方向
に回転する。この時、第1の可変抵抗器27、その並列
接続固定抵抗器31、直列接続固定抵抗器32による合
成抵抗値の速度指令となって電動機の電圧制御回路33
に入力される。接点21aをそのままに、高速モード接
点21Aが閉じると、上記合成抵抗回路に第2の可変抵
抗器28が並列接続され、その全合成抵抗値により速度
が設定される。巻下げ用の低速モード接点22a、高速
モード接点22Aが閉じた時も同様の速度設定がなされ
る。
で、そのきめ細かな速度調節を可能とし、速度の過度の
絞り込みや暴走をなくし、また低速モード,高速モード
の速度設定に逆転が生じる事態をなくす。 【構成】 低速モード接点21aが閉じると巻上げリレ
ー29により接点29aが閉じ、電動機1が巻上げ方向
に回転する。この時、第1の可変抵抗器27、その並列
接続固定抵抗器31、直列接続固定抵抗器32による合
成抵抗値の速度指令となって電動機の電圧制御回路33
に入力される。接点21aをそのままに、高速モード接
点21Aが閉じると、上記合成抵抗回路に第2の可変抵
抗器28が並列接続され、その全合成抵抗値により速度
が設定される。巻下げ用の低速モード接点22a、高速
モード接点22Aが閉じた時も同様の速度設定がなされ
る。
Description
【0001】
【従来の技術】一般に、電気チェンブロックなどの電動
巻上機は、巻上機本体からケーブルを介して垂下した押
ボタンスイッチを有しており、巻上げ運転の場合は押ボ
タンスイッチの上側指令ボタンを押し込み、また巻下げ
運転の場合は、押ボタンスイッチの下側指令ボタンを押
し込むことにより、電磁接触器を制御して電動機の回転
方向を変換するようにしている。
巻上機は、巻上機本体からケーブルを介して垂下した押
ボタンスイッチを有しており、巻上げ運転の場合は押ボ
タンスイッチの上側指令ボタンを押し込み、また巻下げ
運転の場合は、押ボタンスイッチの下側指令ボタンを押
し込むことにより、電磁接触器を制御して電動機の回転
方向を変換するようにしている。
【0002】また、低速および高速の2つの速度を得る
二重速形電気チェンブロックとしては、その電動機の巻
線方式を、極数の異なる2種類の巻線を有するいわゆる
ダブル巻線方式とし、2段モ−ション(2段押込)方式
による押ボタンスイッチの1段目の操作、および2段目
の操作により低速・高速切替用電磁接触器を動作させて
電動機の回転数を切り換え、巻上げ・巻下げ速度を可変
するようにした極数変換電動機が用いられている。
二重速形電気チェンブロックとしては、その電動機の巻
線方式を、極数の異なる2種類の巻線を有するいわゆる
ダブル巻線方式とし、2段モ−ション(2段押込)方式
による押ボタンスイッチの1段目の操作、および2段目
の操作により低速・高速切替用電磁接触器を動作させて
電動機の回転数を切り換え、巻上げ・巻下げ速度を可変
するようにした極数変換電動機が用いられている。
【0003】さらに、低速から高速まで速度を変えるこ
とが可能な可変速形電気チェンブロックとしては、速度
設定用の可変抵抗器の抵抗値調節を行う速度設定操作部
を押ボタンスイッチ部に設け、その速度設定操作部によ
り前記可変抵抗器を操作することにより、巻上機本体に
内蔵した電圧制御部に信号を送り、電動機の印加電圧を
変化させてその回転数を可変制御し、速度を任意に設定
できるようにしたものが知られている。
とが可能な可変速形電気チェンブロックとしては、速度
設定用の可変抵抗器の抵抗値調節を行う速度設定操作部
を押ボタンスイッチ部に設け、その速度設定操作部によ
り前記可変抵抗器を操作することにより、巻上機本体に
内蔵した電圧制御部に信号を送り、電動機の印加電圧を
変化させてその回転数を可変制御し、速度を任意に設定
できるようにしたものが知られている。
【0004】ここで、以上に述べた3種類の従来技術に
つき、図7〜図9に基づいてさらに詳細に説明する。
つき、図7〜図9に基づいてさらに詳細に説明する。
【0005】図7において、1は巻上げ・巻下げ用電動
機、2は各種電装品を収納した電装品収納部、3は電気
チェンブロックを天井の構造物に吊り下げる上フック、
4は後述するチェンブロック操作部8の信号を巻上機本
体内の電装品に伝達するケーブル、5はチェン、6は荷
物を吊り下げる下フック、7はチェンに係合する吊具、
8はケーブルの先端に取り付けられたチェンブロック操
作部を示し、操作部8の手元操作により、下フック6に
引っ掛けた荷物9を上げ下げする(これを第1の従来例
とする)。
機、2は各種電装品を収納した電装品収納部、3は電気
チェンブロックを天井の構造物に吊り下げる上フック、
4は後述するチェンブロック操作部8の信号を巻上機本
体内の電装品に伝達するケーブル、5はチェン、6は荷
物を吊り下げる下フック、7はチェンに係合する吊具、
8はケーブルの先端に取り付けられたチェンブロック操
作部を示し、操作部8の手元操作により、下フック6に
引っ掛けた荷物9を上げ下げする(これを第1の従来例
とする)。
【0006】また、図8について説明すると、10は極
数の異なる2種類、たとえば8極と2極の巻線を有する
ダブル巻線電動機、11、12は口出線、13は巻上げ
・巻下げ方向を変える電磁接触器、14は前記2種類の
巻線を使い分けするための電磁接触器、15は前記2つ
の電磁接触器13,14を操作するチェンブロック操作
部であり、操作部15には、2段モーション(2段押
込)方式の押ボタンスイッチが用いられ、まず、上側指
令ボタンの1段目の押込操作により、電磁接触器13の
巻上げコイルに通電されて巻上げ回路が構成され、同時
に、電磁接触器14は無通電で不動作であることから、
電動機10の8極側巻線に通電され、電動機10は8極
用として低速回転する(これを第2の従来例とする)。
数の異なる2種類、たとえば8極と2極の巻線を有する
ダブル巻線電動機、11、12は口出線、13は巻上げ
・巻下げ方向を変える電磁接触器、14は前記2種類の
巻線を使い分けするための電磁接触器、15は前記2つ
の電磁接触器13,14を操作するチェンブロック操作
部であり、操作部15には、2段モーション(2段押
込)方式の押ボタンスイッチが用いられ、まず、上側指
令ボタンの1段目の押込操作により、電磁接触器13の
巻上げコイルに通電されて巻上げ回路が構成され、同時
に、電磁接触器14は無通電で不動作であることから、
電動機10の8極側巻線に通電され、電動機10は8極
用として低速回転する(これを第2の従来例とする)。
【0007】次に、前記上側指令ボタンをさらに操作す
ると、2段目の押込動作により、初めて電磁接触器14
に通電され、8極側巻線の通電が断たれると同時に、電
動機10の2極側巻線に通電され、電動機10は、2極
用として、8極用の4倍の高速回転をし、このようにし
て低速・高速2種類の速度を選択することができるもの
で、この速度制御は、巻下げ運転の場合も同様である。
ると、2段目の押込動作により、初めて電磁接触器14
に通電され、8極側巻線の通電が断たれると同時に、電
動機10の2極側巻線に通電され、電動機10は、2極
用として、8極用の4倍の高速回転をし、このようにし
て低速・高速2種類の速度を選択することができるもの
で、この速度制御は、巻下げ運転の場合も同様である。
【0008】さらに、図9について説明すると、同図に
おいて、1は巻上げ・巻下げ用電動機、16はチェンブ
ロック操作部で、操作部16は、巻上げ・巻下げ指令を
行なう押ボタンスイッチ17と、速度調節(速度設定)
用のつまみ18を有する。
おいて、1は巻上げ・巻下げ用電動機、16はチェンブ
ロック操作部で、操作部16は、巻上げ・巻下げ指令を
行なう押ボタンスイッチ17と、速度調節(速度設定)
用のつまみ18を有する。
【0009】19は、前記押ボタンスイッチ17および
速度調節つまみ18の信号により、巻上げ・巻下げ指令
および電動機1の印加電圧を変化させる制御部を示し、
速度設定調節つまみ18を操作して速度設定用の可変抵
抗器(図示せず)の抵抗値を調節することにより、電動
機1に対する印加電圧を変化させてその回転数を変化さ
せ、任意の速度を選択する(これを第3の従来例とす
る)。
速度調節つまみ18の信号により、巻上げ・巻下げ指令
および電動機1の印加電圧を変化させる制御部を示し、
速度設定調節つまみ18を操作して速度設定用の可変抵
抗器(図示せず)の抵抗値を調節することにより、電動
機1に対する印加電圧を変化させてその回転数を変化さ
せ、任意の速度を選択する(これを第3の従来例とす
る)。
【0010】さらに、従来技術として、特公昭63−6
3477号公報に開示されるように、抵抗値が調節可能
な低速速度設定用の可変抵抗器(低速速度設定器)と高
速速度設定用の可変抵抗器(高速速度設定器)とを装備
して、巻上げ・巻下げの始動時に、低速速度設定器を用
いて電動機を低速運転させてから、高速速度設定器に切
り替えて電動機を高速運転させるようにしたものや(こ
れを第4の従来例とする)、特開平3−249048号
公報に開示されるように、第4従来例同様の低速速度設
定器(可変抵抗器)と高速速度設定器(可変抵抗器)と
を備え、且つ、操作ボックスには、2段押込み式の巻上
げ用押しボタンと、2段押込み式の巻下げ用押しボタン
を設けて、各押しボタンにより巻下げ,巻上げ時に1段
押しで低速速度設定器を選択し、2段押しで高速速度設
定器に切り替わるものが提案されている(これを第5の
従来例とする)。
3477号公報に開示されるように、抵抗値が調節可能
な低速速度設定用の可変抵抗器(低速速度設定器)と高
速速度設定用の可変抵抗器(高速速度設定器)とを装備
して、巻上げ・巻下げの始動時に、低速速度設定器を用
いて電動機を低速運転させてから、高速速度設定器に切
り替えて電動機を高速運転させるようにしたものや(こ
れを第4の従来例とする)、特開平3−249048号
公報に開示されるように、第4従来例同様の低速速度設
定器(可変抵抗器)と高速速度設定器(可変抵抗器)と
を備え、且つ、操作ボックスには、2段押込み式の巻上
げ用押しボタンと、2段押込み式の巻下げ用押しボタン
を設けて、各押しボタンにより巻下げ,巻上げ時に1段
押しで低速速度設定器を選択し、2段押しで高速速度設
定器に切り替わるものが提案されている(これを第5の
従来例とする)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来技術のうち、図7に示す一般的な電気チェンブロック
(第1従来例)は、現在、最も多く使用されていること
から、特に問題はない訳であるが、荷物が地面、あるい
は床,台などを離れる瞬間(通常、地離れ時と呼ばれて
いる)、一気に巻上げ運転をすると、荷物が振れて危険
な状態となるので、この危険を回避する目的、さらには
地離れ時の衝撃により機器の損耗を早めてしまう不具合
を無くす目的で、連続した数回の寸動操作を行なうのが
慣例である。このことは、前記とは逆に、荷物を着地さ
せる場合も同様である。
来技術のうち、図7に示す一般的な電気チェンブロック
(第1従来例)は、現在、最も多く使用されていること
から、特に問題はない訳であるが、荷物が地面、あるい
は床,台などを離れる瞬間(通常、地離れ時と呼ばれて
いる)、一気に巻上げ運転をすると、荷物が振れて危険
な状態となるので、この危険を回避する目的、さらには
地離れ時の衝撃により機器の損耗を早めてしまう不具合
を無くす目的で、連続した数回の寸動操作を行なうのが
慣例である。このことは、前記とは逆に、荷物を着地さ
せる場合も同様である。
【0012】しかし、図7に示す一般的な電気チェンブ
ロックによれば、寸動操作による作業効率の低下ととも
に、始動・停止回数が多くなり、操作部の電気的接点を
はじめ、各部の損耗を早める結果となる。
ロックによれば、寸動操作による作業効率の低下ととも
に、始動・停止回数が多くなり、操作部の電気的接点を
はじめ、各部の損耗を早める結果となる。
【0013】これに対し、図8に示す二重速形電気チェ
ンブロック(第2の従来例)によれば、前記地離れ時や
着地時には、低速運転で対処し、荷物の振れを防止した
り、衝撃の緩和を行ない、他方、地離れや着地時以外に
は、高速運転で対処し、作業効率を向上させるようにし
ている。
ンブロック(第2の従来例)によれば、前記地離れ時や
着地時には、低速運転で対処し、荷物の振れを防止した
り、衝撃の緩和を行ない、他方、地離れや着地時以外に
は、高速運転で対処し、作業効率を向上させるようにし
ている。
【0014】ところで、薬品,爆発物などの危険物、さ
らには部品の精密組立、プレス型に代表される型合わせ
作業、メッキ槽への部品の浸漬作業など、作業の種類に
よっては、電気チェンブロックの速度を微妙に調節する
必要がある。
らには部品の精密組立、プレス型に代表される型合わせ
作業、メッキ槽への部品の浸漬作業など、作業の種類に
よっては、電気チェンブロックの速度を微妙に調節する
必要がある。
【0015】しかし、この第2の従来例では、低速,高
速側いずれの速度も固定されているため、前記した微妙
な運転に十分対応することができない。
速側いずれの速度も固定されているため、前記した微妙
な運転に十分対応することができない。
【0016】これに対し、図9に示す可変速形電気チェ
ンブロック(第3の従来例)によれば、荷物の種類・用
途により最良の任意な速度が選択できる点では満足が得
られるが、 前述の地離れ・着地時、あるいは部品の精密組立時は
低速運転で、それ以外では高速運転にという、低速・高
速の2段モード切替を片手でワンタッチ操作することは
できない。
ンブロック(第3の従来例)によれば、荷物の種類・用
途により最良の任意な速度が選択できる点では満足が得
られるが、 前述の地離れ・着地時、あるいは部品の精密組立時は
低速運転で、それ以外では高速運転にという、低速・高
速の2段モード切替を片手でワンタッチ操作することは
できない。
【0017】また、その可変抵抗器の操作変位量と抵
抗変化特性とは、図4に破線で示すごとき直線的な関係
となるのが一般的で、要求の多い低速域での微妙な速度
の調節が困難あった。
抗変化特性とは、図4に破線で示すごとき直線的な関係
となるのが一般的で、要求の多い低速域での微妙な速度
の調節が困難あった。
【0018】さらに、可変抵抗器の抵抗値の最大値・
最小値が制限され、その最大値が、要求される抵抗値よ
りも大きい場合は、速度が所望の最低速よりもさらに絞
り込まれ、最悪時には、電動機が回転しない場合も有り
得る。
最小値が制限され、その最大値が、要求される抵抗値よ
りも大きい場合は、速度が所望の最低速よりもさらに絞
り込まれ、最悪時には、電動機が回転しない場合も有り
得る。
【0019】逆に、その最小値が要求される抵抗値より
もさらに小さい場合は、速度を所望の最高速に留めるこ
とができず、暴走することになる。
もさらに小さい場合は、速度を所望の最高速に留めるこ
とができず、暴走することになる。
【0020】これに対し、第4及び第5の従来例は、事
前に速度設定用の可変抵抗器を調節しておけば、巻上げ
・巻下げ時の低速・高速の2段モード切替を片手でワン
タッチ操作できる利点を有するが、やはり、第4従来例
で指摘した課題,を残している。さらに、巻上げ
・巻下げを低速モードと高速モードの2段で行う場合
に、上記の低速モード,高速モードの各速度は一般に各
モードの速度設定用可変抵抗器の抵抗値を予め調節して
行われるが、高速モード系の可変抵抗器の抵抗値を低速
モード系の可変抵抗器の抵抗値より誤って大きくセット
した場合には、2段モードの速度切替時に速度の逆転現
象が生じることもあり、未だ使い勝手を満足させるもの
ではなかった。なお、上記,,の課題は第4従来
例にかぎらず、第1〜第3従来例でも未解決の課題であ
った。
前に速度設定用の可変抵抗器を調節しておけば、巻上げ
・巻下げ時の低速・高速の2段モード切替を片手でワン
タッチ操作できる利点を有するが、やはり、第4従来例
で指摘した課題,を残している。さらに、巻上げ
・巻下げを低速モードと高速モードの2段で行う場合
に、上記の低速モード,高速モードの各速度は一般に各
モードの速度設定用可変抵抗器の抵抗値を予め調節して
行われるが、高速モード系の可変抵抗器の抵抗値を低速
モード系の可変抵抗器の抵抗値より誤って大きくセット
した場合には、2段モードの速度切替時に速度の逆転現
象が生じることもあり、未だ使い勝手を満足させるもの
ではなかった。なお、上記,,の課題は第4従来
例にかぎらず、第1〜第3従来例でも未解決の課題であ
った。
【0021】本発明の目的は、以上の問題点を解決し、
使い勝手が良くしかも種々の用途に応じて所望の巻上げ
・巻下げ速度が得られる汎用性のある電動巻上機を提供
することにある。
使い勝手が良くしかも種々の用途に応じて所望の巻上げ
・巻下げ速度が得られる汎用性のある電動巻上機を提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基本的には次のような課題解決手段を提案
する。
するために、基本的には次のような課題解決手段を提案
する。
【0023】すなわち、本発明は、電動巻上機本体から
ケ−ブルを介して操作部が手元操作可能に垂下され、こ
の操作部により速度設定用の抵抗値を可変操作して電動
機を電圧制御する回路を備え、この電動機の電圧制御に
より巻上げ・巻下げ速度を可変制御する電動巻上機にお
いて、前記電動機の巻上げ・巻下げの速度設定回路とし
て、前記操作部の操作により選択可能な低速モード系と
高速モード系の速度設定回路を有し、このうち、低速モ
ード系の速度設定回路は、第1の可変抵抗器に固定抵抗
器を並列接続したものに、さらに固定抵抗器を直列接続
した回路で構成され、前記第1の可変抵抗器の抵抗値を
変化させることにより、前記第1の可変抵抗器,その並
列接続固定抵抗器,直列接続固定抵抗器の合成抵抗値に
基づいて前記電動機の低速モード時の巻上げ・巻下げ速
度を可変制御するよう設定され、一方、高速モード系の
速度設定回路は、前記低速モード系速度設定回路を構成
する前記第1可変抵抗器,その並列接続固定抵抗器及び
直列接続固定抵抗器の回路に第2の可変抵抗器を並列接
続して構成され、前記第2の可変抵抗器の抵抗値を変化
させることにより、これら全ての抵抗器の合成抵抗値に
基づいて前記電動機の高速モード時の巻上げ・巻下げ速
度を可変速制御するよう設定して成る。
ケ−ブルを介して操作部が手元操作可能に垂下され、こ
の操作部により速度設定用の抵抗値を可変操作して電動
機を電圧制御する回路を備え、この電動機の電圧制御に
より巻上げ・巻下げ速度を可変制御する電動巻上機にお
いて、前記電動機の巻上げ・巻下げの速度設定回路とし
て、前記操作部の操作により選択可能な低速モード系と
高速モード系の速度設定回路を有し、このうち、低速モ
ード系の速度設定回路は、第1の可変抵抗器に固定抵抗
器を並列接続したものに、さらに固定抵抗器を直列接続
した回路で構成され、前記第1の可変抵抗器の抵抗値を
変化させることにより、前記第1の可変抵抗器,その並
列接続固定抵抗器,直列接続固定抵抗器の合成抵抗値に
基づいて前記電動機の低速モード時の巻上げ・巻下げ速
度を可変制御するよう設定され、一方、高速モード系の
速度設定回路は、前記低速モード系速度設定回路を構成
する前記第1可変抵抗器,その並列接続固定抵抗器及び
直列接続固定抵抗器の回路に第2の可変抵抗器を並列接
続して構成され、前記第2の可変抵抗器の抵抗値を変化
させることにより、これら全ての抵抗器の合成抵抗値に
基づいて前記電動機の高速モード時の巻上げ・巻下げ速
度を可変速制御するよう設定して成る。
【0024】
【作用】以上の構成において、巻上げ・巻下げの運転を
行なう場合は、通常は、事前に低速モード系の速度設定
回路の第1の可変抵抗器の抵抗値調節と高速モード系の
速度設定回路の第2の可変抵抗器の抵抗値調節を行って
おく。
行なう場合は、通常は、事前に低速モード系の速度設定
回路の第1の可変抵抗器の抵抗値調節と高速モード系の
速度設定回路の第2の可変抵抗器の抵抗値調節を行って
おく。
【0025】そして、始動時等に前記低速モード系速度
設定回路を選択すれば、第1の可変抵抗器に固定抵抗器
を並列接続したもの(並列接続固定抵抗器)とこれらの
抵抗器に直列に接続したもの(直列接続固定抵抗器)に
通電されて、これらの合成抵抗値が速度指令信号となっ
て、電動機の印加電圧が決定され、巻上げ・巻下げ時の
低速モードの速度制御がなされる。
設定回路を選択すれば、第1の可変抵抗器に固定抵抗器
を並列接続したもの(並列接続固定抵抗器)とこれらの
抵抗器に直列に接続したもの(直列接続固定抵抗器)に
通電されて、これらの合成抵抗値が速度指令信号となっ
て、電動機の印加電圧が決定され、巻上げ・巻下げ時の
低速モードの速度制御がなされる。
【0026】すなわち、低速モード系速度設定回路の合
成抵抗が最大抵抗値、つまり第1の可変抵抗器を最大に
可変した場合は、電動機の印加電圧が最小となり、回転
数が最小となるため、その速度も最低速となる。
成抵抗が最大抵抗値、つまり第1の可変抵抗器を最大に
可変した場合は、電動機の印加電圧が最小となり、回転
数が最小となるため、その速度も最低速となる。
【0027】逆に、第1の可変抵抗器を最小に可変した
場合、その値は0Ωとなり、並列接続固定抵抗器が短絡
され、直列接続固定抵抗器の抵抗値が、その回路の合成
抵抗値となり、その時が最小抵抗値となり、直列接続固
定抵抗器により所定の制限を加えた最大回転数となるた
め、その速度も低速モード時の所望の枠内での最高速と
なり、巻上機の暴走を防止できる。
場合、その値は0Ωとなり、並列接続固定抵抗器が短絡
され、直列接続固定抵抗器の抵抗値が、その回路の合成
抵抗値となり、その時が最小抵抗値となり、直列接続固
定抵抗器により所定の制限を加えた最大回転数となるた
め、その速度も低速モード時の所望の枠内での最高速と
なり、巻上機の暴走を防止できる。
【0028】そして、可変抵抗器(ここでは、第1の可
変抵抗器)と固定抵抗器を並列接続した場合、その合成
抵抗値の変化量は、図4に実線で示すとおりであり、単
に可変抵抗器だけのものと比較した場合、可変抵抗器の
操作変位量が同じであっても、可変抵抗値が増加するに
従いその可変抵抗器の操作変位量に対する抵抗値変化度
合いが合成抵抗値の方が徐々に小さくなり、従って、低
速側の微妙な速度調節を従来に比べてきめ細かく行なう
ことができる。
変抵抗器)と固定抵抗器を並列接続した場合、その合成
抵抗値の変化量は、図4に実線で示すとおりであり、単
に可変抵抗器だけのものと比較した場合、可変抵抗器の
操作変位量が同じであっても、可変抵抗値が増加するに
従いその可変抵抗器の操作変位量に対する抵抗値変化度
合いが合成抵抗値の方が徐々に小さくなり、従って、低
速側の微妙な速度調節を従来に比べてきめ細かく行なう
ことができる。
【0029】一方、低速運転後に前記高速モード系速度
設定回路を選択すれば、前記第1の可変抵抗器,その並
列接続固定抵抗器及び直列接続固定抵抗器の合成抵抗回
路に第2の可変抵抗器が並列接続され、これらの全ての
抵抗器に通電されて、これらの全合成値が速度指令信号
となって、電動機の印加電圧が決定され、巻上げ・巻下
げ時の高速モードの速度制御がなされる。
設定回路を選択すれば、前記第1の可変抵抗器,その並
列接続固定抵抗器及び直列接続固定抵抗器の合成抵抗回
路に第2の可変抵抗器が並列接続され、これらの全ての
抵抗器に通電されて、これらの全合成値が速度指令信号
となって、電動機の印加電圧が決定され、巻上げ・巻下
げ時の高速モードの速度制御がなされる。
【0030】この場合、合成抵抗器が最大抵抗値、つま
り第2の可変抵抗器を最大抵抗値にしてある場合は、電
動機の印加電圧が最小となるが、その時の合成抵抗値
は、前記低速モードの第1可変抵抗器,並列接続固定抵
抗器,直列接続固定抵抗器と第2の可変抵抗器とが並列
接続されることから、低速モードの合成抵抗値よりも小
さくなる。従って、低速モードの電動機の印加電圧より
も常に大きくなり、速度も低速モードより速くなる。
り第2の可変抵抗器を最大抵抗値にしてある場合は、電
動機の印加電圧が最小となるが、その時の合成抵抗値
は、前記低速モードの第1可変抵抗器,並列接続固定抵
抗器,直列接続固定抵抗器と第2の可変抵抗器とが並列
接続されることから、低速モードの合成抵抗値よりも小
さくなる。従って、低速モードの電動機の印加電圧より
も常に大きくなり、速度も低速モードより速くなる。
【0031】逆に、第2の可変抵抗器を最小に可変した
場合、その値は0Ωとなり、残る全抵抗器が短絡され、
電動機への印加電圧は最大となるため、その速度も最高
速となる。
場合、その値は0Ωとなり、残る全抵抗器が短絡され、
電動機への印加電圧は最大となるため、その速度も最高
速となる。
【0032】図5に本発明の低速モードと高速モードの
速度設定用抵抗値と速度との関係を示す。
速度設定用抵抗値と速度との関係を示す。
【0033】図5の低速モードは、r1が第1の可変抵
抗器の抵抗値を最小(零)とした場合の直列接続固定抵
抗値(低速モード系の速度設定回路の合成抵抗値)を示
し、r1〜r2が第1の可変抵抗器を最小から最大まで可
変調節した場合の低速モード系の速度設定回路の合成抵
抗値(第1の可変抵抗器,並列接続固定抵抗器,直列接
続固定抵抗器の合成抵抗値)であり、これらの合成抵抗
値が大きくなるほど、巻上げ・巻下げ速度vが小さくな
る。v1は低速モードの最低速度、v2は低速モードの最
高速度である。
抗器の抵抗値を最小(零)とした場合の直列接続固定抵
抗値(低速モード系の速度設定回路の合成抵抗値)を示
し、r1〜r2が第1の可変抵抗器を最小から最大まで可
変調節した場合の低速モード系の速度設定回路の合成抵
抗値(第1の可変抵抗器,並列接続固定抵抗器,直列接
続固定抵抗器の合成抵抗値)であり、これらの合成抵抗
値が大きくなるほど、巻上げ・巻下げ速度vが小さくな
る。v1は低速モードの最低速度、v2は低速モードの最
高速度である。
【0034】また図5の高速モードは、第2の可変抵抗
値を零〜最大まで可変調節した場合で、r3が低速モー
ドの合成抵抗値をr1にしている場合に第2の可変抵抗
器の抵抗値を最大とした場合の全合成抵抗値で、r4が
低速モードの合成抵抗値をr2としている場合に第2の
可変抵抗器の抵抗値を最大とした場合の全合成抵抗値で
あり、全合成抵抗値が大きくなるほど、速度vが低下
し、v4が全合成抵抗値r3に対応の高速モード時最低速
度、v3が全合成抵抗値r4に対応の高速モード時最低速
度である。
値を零〜最大まで可変調節した場合で、r3が低速モー
ドの合成抵抗値をr1にしている場合に第2の可変抵抗
器の抵抗値を最大とした場合の全合成抵抗値で、r4が
低速モードの合成抵抗値をr2としている場合に第2の
可変抵抗器の抵抗値を最大とした場合の全合成抵抗値で
あり、全合成抵抗値が大きくなるほど、速度vが低下
し、v4が全合成抵抗値r3に対応の高速モード時最低速
度、v3が全合成抵抗値r4に対応の高速モード時最低速
度である。
【0035】この図5から明らかなように、r4<r2,
r3<r1及びv2<v4,v1<v3との関係が成立するた
め、低速モードの合成抵抗値に追従して、高速モードの
合成抵抗値が決定されるので、常に、低速モードと高速
モードとで抵抗値が所定の差を確保することから、第
1,第2の可変抵抗器の調節次第で低速モードと高速モ
ードの速度が逆転するといった事態が発生するのをなく
すことができることは勿論、速度差が広がることがな
く、低速側から高速側、または高速側から低速側への切
り替え時の衝撃が緩和される。
r3<r1及びv2<v4,v1<v3との関係が成立するた
め、低速モードの合成抵抗値に追従して、高速モードの
合成抵抗値が決定されるので、常に、低速モードと高速
モードとで抵抗値が所定の差を確保することから、第
1,第2の可変抵抗器の調節次第で低速モードと高速モ
ードの速度が逆転するといった事態が発生するのをなく
すことができることは勿論、速度差が広がることがな
く、低速側から高速側、または高速側から低速側への切
り替え時の衝撃が緩和される。
【0036】
【実施例】本発明の実施例を電気チェンブロックに適用
した場合を例にとり説明する。図1〜図5は第1実施例
に関する説明図である。
した場合を例にとり説明する。図1〜図5は第1実施例
に関する説明図である。
【0037】図2において、1は巻上げ・巻下げ用電動
機、2は電動機1の印加電圧を制御する制御部など、各
種電装品を収納した電装品収納部、3は電気チェンブロ
ックを天井の構造物に吊り下げる上フック、4は後述す
るチェンブロック操作部20の信号を巻上機本体内の電
装品に伝達するケーブル、5はチェン、6は荷物を吊り
下げる下フック、20は押ボタンスイッチと可変抵抗と
から構成されるチェンブロック操作部を示し、操作部2
0の手元操作により、その操作信号を、ケーブル4を介
して電装品収納部2に伝達し、巻上げ・巻下げの運転指
令、および巻上げ・巻下げ電動機1に対する印加電圧の
制御指令を行ない、巻上げ・巻下げ電動機1の回転方
向、およびその回転数を制御することにより、チェン5
の上・下移動方向、およびその速度を変化させ、下フッ
ク6に引っ掛けた荷物を上げ下げする。
機、2は電動機1の印加電圧を制御する制御部など、各
種電装品を収納した電装品収納部、3は電気チェンブロ
ックを天井の構造物に吊り下げる上フック、4は後述す
るチェンブロック操作部20の信号を巻上機本体内の電
装品に伝達するケーブル、5はチェン、6は荷物を吊り
下げる下フック、20は押ボタンスイッチと可変抵抗と
から構成されるチェンブロック操作部を示し、操作部2
0の手元操作により、その操作信号を、ケーブル4を介
して電装品収納部2に伝達し、巻上げ・巻下げの運転指
令、および巻上げ・巻下げ電動機1に対する印加電圧の
制御指令を行ない、巻上げ・巻下げ電動機1の回転方
向、およびその回転数を制御することにより、チェン5
の上・下移動方向、およびその速度を変化させ、下フッ
ク6に引っ掛けた荷物を上げ下げする。
【0038】次に、操作部20の詳細を説明すると、そ
の外観は図3(a)に示すとおりで、巻上げ用押しボタ
ン(操作子)21,巻下げ用押ボタン22は、それぞ
れ、2段モーション(2段押込)とし、1段目の押込操
作で低速モードの指令、2段目の押込操作で高速モード
の指令を行なうことで、巻上げ,巻下げ共にそれぞれ1
つの押ボタンを用いて、その押し加減により、低速運転
と高速運転との双方の運転を行なうようにしてある。
の外観は図3(a)に示すとおりで、巻上げ用押しボタ
ン(操作子)21,巻下げ用押ボタン22は、それぞ
れ、2段モーション(2段押込)とし、1段目の押込操
作で低速モードの指令、2段目の押込操作で高速モード
の指令を行なうことで、巻上げ,巻下げ共にそれぞれ1
つの押ボタンを用いて、その押し加減により、低速運転
と高速運転との双方の運転を行なうようにしてある。
【0039】23は運転速度を調節するための速度設定
用のつまみであり、このつまみ23は、操作部20とな
る筺体の表面に同心の回転軸で独立して回転操作が可能
な内側回転つまみ24と外側回転つまみ25とを二重に
配置して成り、例えば、内側回転つまみ24で後述の低
速モード系速度設定回路の第1の可変抵抗器27(図1
に示す)の抵抗値を調節し、外側回転つまみ25で高速
モード系速度設定回路の第2の可変抵抗器28(図1に
示す)の抵抗値を調整することで、その速度設定を行う
ようにしてある。
用のつまみであり、このつまみ23は、操作部20とな
る筺体の表面に同心の回転軸で独立して回転操作が可能
な内側回転つまみ24と外側回転つまみ25とを二重に
配置して成り、例えば、内側回転つまみ24で後述の低
速モード系速度設定回路の第1の可変抵抗器27(図1
に示す)の抵抗値を調節し、外側回転つまみ25で高速
モード系速度設定回路の第2の可変抵抗器28(図1に
示す)の抵抗値を調整することで、その速度設定を行う
ようにしてある。
【0040】操作部20の内部構造は図3(b)に示す
とおりであり、押ボタン21,22には、前記1段目の
押込操作時に閉じる接点および、2段目の押込操作時に
閉じる接点からなる接点ユニット26が内蔵され、さら
に、つまみ24,25によりそれぞれ独立して抵抗値が
調節可能な可変抵抗器27,28が内蔵されている。
とおりであり、押ボタン21,22には、前記1段目の
押込操作時に閉じる接点および、2段目の押込操作時に
閉じる接点からなる接点ユニット26が内蔵され、さら
に、つまみ24,25によりそれぞれ独立して抵抗値が
調節可能な可変抵抗器27,28が内蔵されている。
【0041】ここで、図1により、巻上げ,巻下げの低
速モード系速度設定回路及び高速モード系速度設定回路
について説明する。
速モード系速度設定回路及び高速モード系速度設定回路
について説明する。
【0042】21aは巻上げ用押しボタン21の1段の
押込み操作で閉じる巻上げ用の低速モード接点、21A
はボタン21の2段の押込み操作で閉じる巻上げ用の高
速モード接点(このとき、接点21aも閉じた状態にあ
る)、22aは巻下げ用押しボタン22の1段の押込み
操作で閉じる巻下げ用の低速モード接点、22Aはボタ
ン22の2段の押込み操作で閉じる巻下げ用の高速モー
ド接点である(このとき、接点22aも閉じた状態にあ
る)。接点21aと巻上げ用リレーコイル29とが直列
に接続され、接点22aと巻下げ用リレーコイル30と
が直列に接続してある。
押込み操作で閉じる巻上げ用の低速モード接点、21A
はボタン21の2段の押込み操作で閉じる巻上げ用の高
速モード接点(このとき、接点21aも閉じた状態にあ
る)、22aは巻下げ用押しボタン22の1段の押込み
操作で閉じる巻下げ用の低速モード接点、22Aはボタ
ン22の2段の押込み操作で閉じる巻下げ用の高速モー
ド接点である(このとき、接点22aも閉じた状態にあ
る)。接点21aと巻上げ用リレーコイル29とが直列
に接続され、接点22aと巻下げ用リレーコイル30と
が直列に接続してある。
【0043】巻上げ・巻下げの低速モード系の速度設定
回路は、第1の可変抵抗器27に固定抵抗器31を並列
接続したものに、さらに固定抵抗器32を直列接続した
回路で構成され、電源と直接接続されている。
回路は、第1の可変抵抗器27に固定抵抗器31を並列
接続したものに、さらに固定抵抗器32を直列接続した
回路で構成され、電源と直接接続されている。
【0044】一方、巻上げ・巻下げの高速モード系の速
度設定回路は、前記低速モード系速度設定回路を構成す
る第1の可変抵抗器27,その並列接続固定抵抗器31
及び直列接続固定抵抗器32の回路に第2の可変抵抗器
27を並列接続して構成され、第2の可変抵抗器27
は、接点21a,21A及び接点22a,22Aを介し
て電源と接続してある。電圧制御回路33は、巻上げ・
巻下げ用電動機1の印加電圧を前記低速モード系速度設
定回路及び高速モード系速度設定回路の速度指令値(合
成抵抗値)に基づいて制御する。29aはリレーコイル
29により作動する巻上げ用リレー接点、30aはリレ
ーコイル30により作動する巻下げ用リレー接点であ
る。36は整流器である。
度設定回路は、前記低速モード系速度設定回路を構成す
る第1の可変抵抗器27,その並列接続固定抵抗器31
及び直列接続固定抵抗器32の回路に第2の可変抵抗器
27を並列接続して構成され、第2の可変抵抗器27
は、接点21a,21A及び接点22a,22Aを介し
て電源と接続してある。電圧制御回路33は、巻上げ・
巻下げ用電動機1の印加電圧を前記低速モード系速度設
定回路及び高速モード系速度設定回路の速度指令値(合
成抵抗値)に基づいて制御する。29aはリレーコイル
29により作動する巻上げ用リレー接点、30aはリレ
ーコイル30により作動する巻下げ用リレー接点であ
る。36は整流器である。
【0045】図3を参照しつつ、図1および図5に基づ
き、本実施例の動作について説明する。
き、本実施例の動作について説明する。
【0046】まず、巻上げの低速運転を行なう場合(低
速モード)は、巻上げ用押ボタン21の1段目の押込操
作により接点21aが閉じ、従って巻上機本体に内蔵し
た巻上げ用リレーコイル29が励磁され、電動機1のリ
レー接点29aが閉じ、通電が開始されて電動機1が回
転する訳であるが、低速側の速度を予め可変調節するた
めの可変抵抗器27と固定抵抗器31とを並列接続し、
さらにその合成抵抗に固定抵抗器32を直列接続した形
に速度設定回路を構成することで、これらの合成抵抗値
により電圧制御回路部33が制御され、電動機1の印加
電圧が決定され、設定速度で電動機1が回転する。
速モード)は、巻上げ用押ボタン21の1段目の押込操
作により接点21aが閉じ、従って巻上機本体に内蔵し
た巻上げ用リレーコイル29が励磁され、電動機1のリ
レー接点29aが閉じ、通電が開始されて電動機1が回
転する訳であるが、低速側の速度を予め可変調節するた
めの可変抵抗器27と固定抵抗器31とを並列接続し、
さらにその合成抵抗に固定抵抗器32を直列接続した形
に速度設定回路を構成することで、これらの合成抵抗値
により電圧制御回路部33が制御され、電動機1の印加
電圧が決定され、設定速度で電動機1が回転する。
【0047】次に、巻上げの高速運転を行なう場合は、
巻上げ用押ボタン21をさらに押し込み、2段目の押込
操作をすることにより、1段目の接点21aは相変わら
ずその状態を保ち、従ってリレー接点29aもその状態
を保ち、電動機1に通電される訳であるが、2段目の接
点21Aが閉じると、高速モードの速度を可変するため
の可変抵抗器28が、前記低速側の可変抵抗器27と固
定抵抗器31,32とで構成した回路とを並列接続した
形に回路が構成され、これら全ての合成抵抗値により電
圧制御回路部33が制御され、電動機1の印加電圧が決
定され、設定速度で電動機1が回転する。
巻上げ用押ボタン21をさらに押し込み、2段目の押込
操作をすることにより、1段目の接点21aは相変わら
ずその状態を保ち、従ってリレー接点29aもその状態
を保ち、電動機1に通電される訳であるが、2段目の接
点21Aが閉じると、高速モードの速度を可変するため
の可変抵抗器28が、前記低速側の可変抵抗器27と固
定抵抗器31,32とで構成した回路とを並列接続した
形に回路が構成され、これら全ての合成抵抗値により電
圧制御回路部33が制御され、電動機1の印加電圧が決
定され、設定速度で電動機1が回転する。
【0048】しかも、前述のとおり、操作部20に設け
た速度設定用のつまみ24,25を予め調節することに
より、可変抵抗器27,28の抵抗値が変えられ、しか
も低速側のつまみ24で可変抵抗器27、高速側のつま
み25で可変抵抗器28が、それぞれ独立して操作でき
るように構成し、従って前記合成抵抗値も可変調節でき
るので、この合成抵抗値の変化により電動機1の印加電
圧を変化させ、回転数を変化させることにより、その速
度を変えることができる。
た速度設定用のつまみ24,25を予め調節することに
より、可変抵抗器27,28の抵抗値が変えられ、しか
も低速側のつまみ24で可変抵抗器27、高速側のつま
み25で可変抵抗器28が、それぞれ独立して操作でき
るように構成し、従って前記合成抵抗値も可変調節でき
るので、この合成抵抗値の変化により電動機1の印加電
圧を変化させ、回転数を変化させることにより、その速
度を変えることができる。
【0049】なお、前記において、巻上げ運転の場合に
ついて説明したが、巻下げの低速運転をおこなう場合
は、巻下げ用押ボタン22の1段目の押込操作により接
点22aが閉じ、従って巻下げ用リレーコイル30が励
磁され、電動機1のリレー接点30aが閉じ、通電が開
始されて電動機1が回転するもので、可変抵抗器27に
より、巻上げ運転時と同様の制御を行なうことができ
る。
ついて説明したが、巻下げの低速運転をおこなう場合
は、巻下げ用押ボタン22の1段目の押込操作により接
点22aが閉じ、従って巻下げ用リレーコイル30が励
磁され、電動機1のリレー接点30aが閉じ、通電が開
始されて電動機1が回転するもので、可変抵抗器27に
より、巻上げ運転時と同様の制御を行なうことができ
る。
【0050】次に、巻下げの高速運転を行なう場合は、
前記巻下げ用押ボタン22をさらに押し込み、2段目の
押込操作をすることにより、1段目の接点22aは相変
わらずその状態を保ち、従ってリレー接点30aもその
状態を保ち、2段目の接点22Aが閉じると、可変抵抗
器28が前記低速側の可変抵抗器27と固定抵抗器31
・32で構成される回路に並列接続されるものであっ
て、巻上げ運転時と同様の制御を行なうことができる。
前記巻下げ用押ボタン22をさらに押し込み、2段目の
押込操作をすることにより、1段目の接点22aは相変
わらずその状態を保ち、従ってリレー接点30aもその
状態を保ち、2段目の接点22Aが閉じると、可変抵抗
器28が前記低速側の可変抵抗器27と固定抵抗器31
・32で構成される回路に並列接続されるものであっ
て、巻上げ運転時と同様の制御を行なうことができる。
【0051】ここで、前記合成抵抗の値と速度の関係に
ついて、その詳細を説明すると、低速モードの合成抵抗
が最大抵抗値、すなわち可変抵抗器27を最大に可変し
た場合は、電動機1の印加電圧が最小となり回転数が最
小となるため、その速度も最低速となる。
ついて、その詳細を説明すると、低速モードの合成抵抗
が最大抵抗値、すなわち可変抵抗器27を最大に可変し
た場合は、電動機1の印加電圧が最小となり回転数が最
小となるため、その速度も最低速となる。
【0052】逆に、可変抵抗器27を最小値にした場
合、その抵抗値は0Ωとなり、並列接続した固定抵抗器
31が短絡され、直列接続した固定抵抗器32がその回
路の合成抵抗値で、その時が最小となり、従って低速モ
ードの最高速となる。固定抵抗器32が存在すること
で、この時の速度が、高速モードの最低速に対し所定の
速度差を持たせて絞り込むためのもので、高速側よりも
低速側が速くなるのを抑える機能をなす。
合、その抵抗値は0Ωとなり、並列接続した固定抵抗器
31が短絡され、直列接続した固定抵抗器32がその回
路の合成抵抗値で、その時が最小となり、従って低速モ
ードの最高速となる。固定抵抗器32が存在すること
で、この時の速度が、高速モードの最低速に対し所定の
速度差を持たせて絞り込むためのもので、高速側よりも
低速側が速くなるのを抑える機能をなす。
【0053】また、可変抵抗器27と固定抵抗器31と
を並列接続することにより、その合成抵抗値は、図4の
実線で示すとおり、可変抵抗器27の操作変位量が同じ
であっても、合成抵抗値が増加するに従い徐々に小さく
なり、抵抗値の大きい領域での微調整を容易にするもの
で、通常要求される、低速領域の速度調整をきめ細かく
行ない得る。
を並列接続することにより、その合成抵抗値は、図4の
実線で示すとおり、可変抵抗器27の操作変位量が同じ
であっても、合成抵抗値が増加するに従い徐々に小さく
なり、抵抗値の大きい領域での微調整を容易にするもの
で、通常要求される、低速領域の速度調整をきめ細かく
行ない得る。
【0054】一方、高速モードの場合は、前記低速モー
ド側の可変抵抗器27とその並列接続固定抵抗器31,
直列接続固定抵抗器32で構成される回路に、並列に接
続した高速側の可変抵抗器28を最大に可変した場合、
これら全ての合成抵抗値は最大となるが、その時の合成
抵抗値は、低速側の合成抵抗値を並列接続することか
ら、それ以下の抵抗値となり、従って、低速モードの速
度よりも速くなる。
ド側の可変抵抗器27とその並列接続固定抵抗器31,
直列接続固定抵抗器32で構成される回路に、並列に接
続した高速側の可変抵抗器28を最大に可変した場合、
これら全ての合成抵抗値は最大となるが、その時の合成
抵抗値は、低速側の合成抵抗値を並列接続することか
ら、それ以下の抵抗値となり、従って、低速モードの速
度よりも速くなる。
【0055】これは、それぞれの可変抵抗器27,28
を、どのように可変設定しても、低速側と高速側との速
度が逆転することが無く、常に所定の速度差を確保して
追従するようにしたものである。
を、どのように可変設定しても、低速側と高速側との速
度が逆転することが無く、常に所定の速度差を確保して
追従するようにしたものである。
【0056】この時も、合成抵抗値は、図4の実線で示
す通りとなり、抵抗値の大きい領域での微調整が容易と
なり、低速領域の速度調整がきめ細かく行なえるように
なる。
す通りとなり、抵抗値の大きい領域での微調整が容易と
なり、低速領域の速度調整がきめ細かく行なえるように
なる。
【0057】逆に、可変抵抗器28を最小に可変した場
合、その値は0Ωとなり、残る全抵抗器が短絡され、し
たがって、全ての合成抵抗が0Ωとなり、この時は電動
機1が全速となるため速度も最高速となる。
合、その値は0Ωとなり、残る全抵抗器が短絡され、し
たがって、全ての合成抵抗が0Ωとなり、この時は電動
機1が全速となるため速度も最高速となる。
【0058】本実施例の低速モードと高速モードの速度
設定用抵抗値と速度との関係を図で示すと図5のように
なる。
設定用抵抗値と速度との関係を図で示すと図5のように
なる。
【0059】図5の低速モードは、r1が第1の可変抵
抗器27の抵抗値を最小(零)とした場合の直列接続固
定抵抗器32の抵抗値(低速モード系の速度設定回路の
合成抵抗値)を示し、r1〜r2が第1の可変抵抗器27
を最小から最大まで可変調整した場合の低速モード系の
速度設定回路の合成抵抗値(第1の可変抵抗器27,並
列接続固定抵抗器31,直列接続固定抵抗器32の合成
抵抗値)であり、これらの合成抵抗値が大きくなるほ
ど、巻上げ・巻下げ速度vが小さくなる。v1は低速モ
ードの最低速度、v2は低速モードの最高速度である。
抗器27の抵抗値を最小(零)とした場合の直列接続固
定抵抗器32の抵抗値(低速モード系の速度設定回路の
合成抵抗値)を示し、r1〜r2が第1の可変抵抗器27
を最小から最大まで可変調整した場合の低速モード系の
速度設定回路の合成抵抗値(第1の可変抵抗器27,並
列接続固定抵抗器31,直列接続固定抵抗器32の合成
抵抗値)であり、これらの合成抵抗値が大きくなるほ
ど、巻上げ・巻下げ速度vが小さくなる。v1は低速モ
ードの最低速度、v2は低速モードの最高速度である。
【0060】また図5の高速モードは、第2の可変抵抗
値28を零〜最大まで可変調整した場合で、r3が低速
モードの合成抵抗値をr1にしている場合に第2の可変
抵抗器28の抵抗値を最大とした場合の全合成抵抗値
で、r4が低速モードの合成抵抗値をr2としている場合
に第2の可変抵抗器28の抵抗値を最大とした場合の全
合成抵抗値であり、全合成抵抗値が大きくなるほど、速
度vが低下し、v4が全合成抵抗値r3に対応の高速モー
ド時最低速度、v3が全合成抵抗値r4に対応の高速モー
ド時最低速度である。V5は第2の可変抵抗器28の抵
抗値0すなわち全合成抵抗値0とした場合に得られる最
高速度である。
値28を零〜最大まで可変調整した場合で、r3が低速
モードの合成抵抗値をr1にしている場合に第2の可変
抵抗器28の抵抗値を最大とした場合の全合成抵抗値
で、r4が低速モードの合成抵抗値をr2としている場合
に第2の可変抵抗器28の抵抗値を最大とした場合の全
合成抵抗値であり、全合成抵抗値が大きくなるほど、速
度vが低下し、v4が全合成抵抗値r3に対応の高速モー
ド時最低速度、v3が全合成抵抗値r4に対応の高速モー
ド時最低速度である。V5は第2の可変抵抗器28の抵
抗値0すなわち全合成抵抗値0とした場合に得られる最
高速度である。
【0061】この図5から明らかなように、r4<r2,
r3<r1及びv2<v4,v1<v3との関係が成立するた
め、低速モードの合成抵抗値に追従して、高速モードの
合成抵抗値が決定されるので、常に、低速モードと高速
モードとで抵抗値が所定の差を確保することから、第
1,第2の可変抵抗器27,28の調節次第で低速モー
ドと高速モードの速度が逆転するといった事態が発生す
るのをなくすことができることは勿論、速度差が広がる
ことがなく、低速側から高速側、または高速側から低速
側への切り替え時の衝撃が緩和される。
r3<r1及びv2<v4,v1<v3との関係が成立するた
め、低速モードの合成抵抗値に追従して、高速モードの
合成抵抗値が決定されるので、常に、低速モードと高速
モードとで抵抗値が所定の差を確保することから、第
1,第2の可変抵抗器27,28の調節次第で低速モー
ドと高速モードの速度が逆転するといった事態が発生す
るのをなくすことができることは勿論、速度差が広がる
ことがなく、低速側から高速側、または高速側から低速
側への切り替え時の衝撃が緩和される。
【0062】本実施例によれば、(イ)巻上げ・巻下げ
を押しボタンの2段モーションにより低速,高速に切り
替えることができ、(ロ)しかも、その速度調節をきめ
細かくでき、(ハ)さらに、巻上げ・巻下げの速度の絞
り込みすぎや暴走といった事態をなくし、(ニ)低速モ
ード・高速モードの速度の逆転現象を防止でき、(ホ)
さらに、速度調節のつまみ23,24を省スペースで装
備でき、押ボタンスイッチ操作箱の小形化が図られ等の
効果を奏するため、作業効率を高め、使い勝手いがよく
汎用性のあるチェンブロックを提供することができる。
を押しボタンの2段モーションにより低速,高速に切り
替えることができ、(ロ)しかも、その速度調節をきめ
細かくでき、(ハ)さらに、巻上げ・巻下げの速度の絞
り込みすぎや暴走といった事態をなくし、(ニ)低速モ
ード・高速モードの速度の逆転現象を防止でき、(ホ)
さらに、速度調節のつまみ23,24を省スペースで装
備でき、押ボタンスイッチ操作箱の小形化が図られ等の
効果を奏するため、作業効率を高め、使い勝手いがよく
汎用性のあるチェンブロックを提供することができる。
【0063】図6は本発明の第2実施例を示す回路図で
あり、既述の第1実施例と同一符号は同一或いは共通す
る要素を示す。
あり、既述の第1実施例と同一符号は同一或いは共通す
る要素を示す。
【0064】本実施例において第1実施例と異なる点
は、巻上げ用・巻下げ用ボタンを2段モーション(2段
押込)方式とすることなく、巻上げの低速用押しボタン
34a、巻下げの低速用押しボタン35a、巻上げの高
速用押しボタン36a、巻下げの高速用押しボタン37
aをそれぞれ単独に設けたものであり(36a,37a
の押しボタンはそれぞれ2つの接点が連動)、押しボタ
ン操作性は若干低下するものの、その他の性能・効果は
全く同様である。
は、巻上げ用・巻下げ用ボタンを2段モーション(2段
押込)方式とすることなく、巻上げの低速用押しボタン
34a、巻下げの低速用押しボタン35a、巻上げの高
速用押しボタン36a、巻下げの高速用押しボタン37
aをそれぞれ単独に設けたものであり(36a,37a
の押しボタンはそれぞれ2つの接点が連動)、押しボタ
ン操作性は若干低下するものの、その他の性能・効果は
全く同様である。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低速モー
ド,高速モードの速度設定回路を設け、しかもこれらの
速度設定回路に用いる可変抵抗器及び固定抵抗器の接続
に工夫をなすことで、巻上げ,巻下げの2段速度モード
による運転を可能にするほかに、巻上げ,巻下げの速度
を従来よりもきめ細かに設定でき、さらに、速度の絞り
込み過ぎや暴走といった事態をなくし、さらに、従来の
ように速度設定回路の可変抵抗器の調節次第で低速モー
ドと高速モードの速度に逆転が生じるといった事態を解
消し、作業効率,安全性が高く、汎用性及び使い勝手に
優れたこの種電動巻上機を提供することができる。
ド,高速モードの速度設定回路を設け、しかもこれらの
速度設定回路に用いる可変抵抗器及び固定抵抗器の接続
に工夫をなすことで、巻上げ,巻下げの2段速度モード
による運転を可能にするほかに、巻上げ,巻下げの速度
を従来よりもきめ細かに設定でき、さらに、速度の絞り
込み過ぎや暴走といった事態をなくし、さらに、従来の
ように速度設定回路の可変抵抗器の調節次第で低速モー
ドと高速モードの速度に逆転が生じるといった事態を解
消し、作業効率,安全性が高く、汎用性及び使い勝手に
優れたこの種電動巻上機を提供することができる。
【0066】例えば、本発明によれば、地離れ時や着地
時、あるいは運転の始動時や停止時は低速運転され、荷
振れの防止や衝撃が緩和され、さらに、部品の精密組
立、プレス型に代表される型合わせ作業、メッキ槽への
部品の浸漬作業など、微妙な速度が要求される場合であ
っても、容易にそれらの微妙な速度に調整することがで
きる。
時、あるいは運転の始動時や停止時は低速運転され、荷
振れの防止や衝撃が緩和され、さらに、部品の精密組
立、プレス型に代表される型合わせ作業、メッキ槽への
部品の浸漬作業など、微妙な速度が要求される場合であ
っても、容易にそれらの微妙な速度に調整することがで
きる。
【0067】また、薬品・大形部品などの用途では、低
速側も高速側も速度が遅い領域で設定され、危険な状態
を防止でき、逆に、軽量物で高速作業を必要とするよう
な用途では、低速側も高速側も速度が速い領域で設定さ
れ効率向上が図れる。
速側も高速側も速度が遅い領域で設定され、危険な状態
を防止でき、逆に、軽量物で高速作業を必要とするよう
な用途では、低速側も高速側も速度が速い領域で設定さ
れ効率向上が図れる。
【図1】本発明を電気チェンブロックに適用した第1実
施例の電気回路図
施例の電気回路図
【図2】第1実施例の電気チェンブロックの外観斜視図
【図3】第1実施例のチェンブロック操作部の正面図及
び一部断面右側面図
び一部断面右側面図
【図4】第1実施例に用いる速度設定用の可変抵抗器の
操作変位量に対する合成抵抗値の変化特性線図
操作変位量に対する合成抵抗値の変化特性線図
【図5】図1に示す電気回路に基づく合成抵抗値と速度
の関係の説明図
の関係の説明図
【図6】本発明の第2実施例を示す電気回路図
【図7】従来一般に用いられている電気チェンブロック
の正面図
の正面図
【図8】従来形(二重速形)電気チェンブロックの正面
図
図
【図9】従来形(可変速形)電気チェンブロックの正面
図
図
1…電動機、2…電装品収納部、3…上フック、4…ケ
ーブル、5…チェン、6…下フック、20…操作部、2
1…巻上げ指令2段モーション押ボタン、22…巻下げ
指令2段モーション押ボタン、23…速度設定用つま
み、24…低速モード系速度設定用つまみ(内側つま
み)、25…高速モード系速度設定用つまみ(外側つま
み)、27…低速モード系可変抵抗器(第1の可変抵抗
器)、28…高速モード系可変抵抗器(第2の可変抵抗
器)、29…巻上げ用リレーコイル、30…巻下げ用リ
レーコイル、31…並列接続固定抵抗器、32…直列接
続固定抵抗器、33…電圧制御回路、34a…巻上げ指
令低速用押しボタン、35a…巻下げ指令低速用押しボ
タン、36a…巻上げ指令高速用押しボタン、37a…
巻下げ指令高速用押しボタン。
ーブル、5…チェン、6…下フック、20…操作部、2
1…巻上げ指令2段モーション押ボタン、22…巻下げ
指令2段モーション押ボタン、23…速度設定用つま
み、24…低速モード系速度設定用つまみ(内側つま
み)、25…高速モード系速度設定用つまみ(外側つま
み)、27…低速モード系可変抵抗器(第1の可変抵抗
器)、28…高速モード系可変抵抗器(第2の可変抵抗
器)、29…巻上げ用リレーコイル、30…巻下げ用リ
レーコイル、31…並列接続固定抵抗器、32…直列接
続固定抵抗器、33…電圧制御回路、34a…巻上げ指
令低速用押しボタン、35a…巻下げ指令低速用押しボ
タン、36a…巻上げ指令高速用押しボタン、37a…
巻下げ指令高速用押しボタン。
Claims (3)
- 【請求項1】 電動巻上機本体からケ−ブルを介して操
作部が手元操作可能に垂下され、この操作部により速度
設定用の抵抗値を可変操作して電動機を電圧制御する回
路を備え、この電動機の電圧制御により巻上げ・巻下げ
速度を可変制御する電動巻上機において、 前記電動機の巻上げ・巻下げの速度設定回路として、前
記操作部の操作により選択可能な低速モード系と高速モ
ード系の速度設定回路を有し、 このうち、低速モード系の速度設定回路は、第1の可変
抵抗器に固定抵抗器を並列接続したものに、さらに固定
抵抗器を直列接続した回路で構成され、前記第1の可変
抵抗器の抵抗値を変化させることにより、前記第1の可
変抵抗器,その並列接続固定抵抗器,直列接続固定抵抗
器の合成抵抗値に基づいて前記電動機の低速モード時の
巻上げ・巻下げ速度を可変制御するよう設定され、 一方、高速モード系の速度設定回路は、前記低速モード
系速度設定回路を構成する前記第1の可変抵抗器,その
並列接続固定抵抗器及び直列接続固定抵抗器の回路に第
2の可変抵抗器を並列接続して構成され、前記第2の可
変抵抗器の抵抗値を変化させることにより、これら全て
の抵抗器の合成抵抗値に基づいて前記電動機の高速モー
ド時の巻上げ・巻下げ速度を可変速制御するよう設定し
て成ることを特徴とする可変速式二重速形電動巻上機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記第1の可変抵抗
器及び第2の可変抵抗器は前記操作部に内蔵され、この
操作部の表面に同心の回転軸で独立して回転操作が可能
な内側の回転つまみと外側の回転つまみとが二重に配置
され、この内側つまみ,外側つまみの一方により前記第
1の可変抵抗器の抵抗値を調節し,他方により前記第2
の可変抵抗器の抵抗値を調節するよう設定してあること
を特徴とする可変速式二重速形電動巻上機。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記操
作部の表面に、巻上げ用の低速モード及び高速モードを
択一的に選択する2段押込式の操作子と、巻下げ用の低
速モード及び高速モードを択一的に選択する2段押込式
の操作子とを設けて成ることを特徴とする可変速式二重
速形電動巻上機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1202793A JPH06219690A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 可変速式二重速形電動巻上機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1202793A JPH06219690A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 可変速式二重速形電動巻上機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219690A true JPH06219690A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11794128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1202793A Pending JPH06219690A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 可変速式二重速形電動巻上機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219690A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013180131A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
| JP2016094276A (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-26 | 株式会社キトー | 電動巻上機の運転操作装置 |
| CN114684733A (zh) * | 2020-12-28 | 2022-07-01 | 株式会社日立产机系统 | 卷扬机 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP1202793A patent/JPH06219690A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013180131A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
| JP2016094276A (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-26 | 株式会社キトー | 電動巻上機の運転操作装置 |
| CN114684733A (zh) * | 2020-12-28 | 2022-07-01 | 株式会社日立产机系统 | 卷扬机 |
| JP2022103766A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 株式会社日立産機システム | 巻上機 |
| CN114684733B (zh) * | 2020-12-28 | 2024-01-02 | 株式会社日立产机系统 | 卷扬机 |
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