JPH062196A - 金属帯条材の連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法 - Google Patents

金属帯条材の連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法

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JPH062196A
JPH062196A JP16512292A JP16512292A JPH062196A JP H062196 A JPH062196 A JP H062196A JP 16512292 A JP16512292 A JP 16512292A JP 16512292 A JP16512292 A JP 16512292A JP H062196 A JPH062196 A JP H062196A
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JP
Japan
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rectifier
line
earth
rectifiers
insulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP16512292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
Shuji Iwamoto
周治 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH062196A publication Critical patent/JPH062196A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライン操業状態のままで絶縁状態を検査し、
かつ不良発生箇所を特定する。 【構成】 n台の整流器4を電源とする鋼帯1の電気め
っき設備において、鋼帯1にアースロール8、8'を回転
接触させてアース電流を連続的に測定可能とした上、ラ
イン速度を(n−1)台の整流器でまかなえる速度に設
定し、整流器1台毎に順次その回路をラインから切り離
して開放し、そのときのアース電流を測定することによ
り各整流器の接地抵抗を求めて絶縁状態を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の大容量整流器を
備える鋼帯、線材等の金属帯条材の連続電気処理設備、
たとえば電気めっき、電解ライン等のインライン絶縁監
視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の大容量整流器を備える鋼
帯、線材等の金属帯条材の連続電気処理設備、たとえば
電気めっき、電解ライン等において各整流器や電極の絶
縁状態を検査するには、ラインの休止日等に電源を遮断
した状態で、テスターやメガ(megger)と呼ばれる測定
器を使用して1台ずつ絶縁抵抗を測定するのが通常であ
った。しかし、この方法では整流器の台数が多くなると
時間と手間が膨大なものとなるばかりでなく、運転中は
測定ができないので、操業中に徐々に劣化する絶縁不良
に対処できず、絶縁劣化部で発熱して火災を招くことさ
えあった。
【0003】また、めっき液やブスバー、鋼帯等の正常
状態における抵抗値は漏れ電流回路の抵抗値に比べて極
めて低いのが通常であるから、電圧の変化等によって絶
縁劣化を検出することはほとんど不可能である。仮に操
業中に部分的に電源を切ったとしても、絶縁測定にはめ
っき液等の導電性の処理液を抜くことが必要であり、ど
うしてもある時間ラインを停止せざるを得なかった。
【0004】これに対し、特開平3-36291 号公報には電
解槽における通電ロールと鋼帯との接触点の対地電位を
測定しながら電極へ流す電流配分を調整することが開示
されているが、これは全ラインを通算して対地電位差に
よるアースロールを流れる循環電流を軽減することを目
的としており、絶縁不良による漏れ電流を操業中に測定
するものではない。
【0005】また、本出願人はさきに「電気めっき等の
電解設備におけるアース電流抑制装置」(実願平3-8511
8 号)を出願したが、これはアースロールを流れる電流
を測定してライン全体の絶縁不良を判定するものの、整
流器が多数接地されている場合に不良部分を特定するこ
とができないので、これらはいずれも本発明が解決しよ
うとする問題点に対しては有効な手段となっていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ライン操業
状態のまま、すなわちインラインで絶縁不良の有無を測
定し、かつ不良発生箇所を特定できるインライン絶縁監
視方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、n台の整流器
を電源とする金属帯条材の連続電気処理設備において、
前記金属帯状材にアースロールを回転接触させてアース
電流を連続的に測定可能とした上、前記連続電気処理設
備のライン速度を(n−1)台の整流器でまかなえる速
度に設定し、整流器1台毎に順次その回路をラインから
切り離して開放しアース電流を測定することにより各整
流器の接地抵抗を求めることを特徴とする金属帯条材の
連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法であ
る。
【0008】
【作 用】電解処理や電気めっき等を行う金属帯条材の
連続電気処理設備においては、多数の整流器を使用して
並列に回路を構成するため、整流器回路毎の電圧降下の
相違によって電気処理セクションの入側と出側で電位差
が生じることがあり、この電位差を吸収し電食等のトラ
ブルを回避するため、導電性のアースロールを設置し、
金属帯条材をこのアースロールの表面に接触させるとと
もに、導電ブラシを介して大地に接地させることが行わ
れている。
【0009】本発明においては、電極類の絶縁不良が発
生した場合にも、漏洩電流がこのアースロールに流れる
ことに着目し、アースロール電流を連続的に測定するこ
とを基本とした。多数設置されている電極の中での不良
電極の特定方法については、つぎのような手順によって
いる。鋼帯の連続亜鉛めっきラインを例にとると、鋼帯
表面に付着させるめっき金属の量、いわゆる目付量は、
流す電流に比例し、ライン速度に反比例する。すなわ
ち、
【0010】
【数1】
【0011】の関係がある。したがって、特に高目付量
のめっきを行う場合を除いて、通常のめっきを行うのに
全整流器に通電する必要はなく、ライン速度を制限すれ
ば基本的に片面当たり1台の整流器は無通電とすること
ができる。そこで所定の目付量を下回ることのないよう
ライン速度を調整した上で1台ずつ整流器回路をカット
し、順次カットする整流器を切替えてゆき、その時のア
ースロール電流を測定すると各整流器の絶縁状態がわか
る。
【0012】図2は、模式的に整流器、電極各1台のみ
を示した電極付近の概念図である。1はたとえば鋼帯、
3はコンダクタロール(陰極)、4は整流器、5は陽
極、8はアースロールであり、正常のめっき電流e1は陽
極5から鋼帯1を経て流れるが、整流器4あるいは陽極
3の近傍に絶縁不良部7があると、漏洩電流 ie1がこの
絶縁不良部7を通ってアースロール8へ流れるのであ
る。
【0013】いま、整流器がn台あるものとし、また整
流器の電圧降下による処理槽前後の電位差はないものと
する。i番目の整流器をカットした場合にアースロール
に流れる漏洩電流をIei(A)、i番目の整流器の電圧
をEi (V)、i番目の電極の絶縁抵抗をri (Ω)
(i=1、2、3・・n)とすると、つぎの各式が成立
する。
【0014】
【数2】
【0015】そこで、
【0016】
【数3】
【0017】を解くことにより、n台のうちk番目の整
流器の絶縁抵抗rk (Ω)は、
【0018】
【数4】
【0019】となり、各整流器の絶縁度がわかることに
なる。実際にはさきに0と仮定した電圧降下に起因する
電流もあり、その他の誤差要因もないわけではないが、
火災等のトラブル回避のための絶縁状態管理としてはこ
の方法で充分である。これにより不良と判断された整流
器については暫定的に電源を切って操業を続けることも
できる。
【0020】
【実施例】図1は鋼帯の電気亜鉛めっきラインにおける
本発明の一実施例を示す系統図で、1は鋼帯、2はめっ
き槽、3はコンダクタロール、5は電極(陽極)、4は
整流器、6は整流器4とコンダクタロール3あるいは電
極5を結ぶブスバー、8、8'はアースロール、9、9'は
電流計、10は整流器切替指令器、11は制御装置、12は鋼
帯駆動ロール装置である。アースロール8、8'はめっき
槽2の前後で鋼帯1に回転接触し、アースロール8、8'
を経て接地されるアース電流を電流計9、9'により測定
できる。アースロールがめっき槽2の前後に設けられて
いるのは、整流器の数が多くめっき槽全体の長さが長く
なると、めっき槽長さ分の鋼帯を経路とする接地抵抗値
が大きくなることと、アースロール自体の接地不良が発
生した場合のバックアップを考慮したものである。
【0021】このラインには定格容量が直流40V、 150
00Aの整流器が鋼帯の片面当たり18台、両面計36台設置
されている。亜鉛の目付量が片面当たり 40g/m2、板幅
1m、ライン速度 120m/分とすると、さきの(1)式
により計算上のトータル電流は約262400A、整流器1台
当たり約 14.6kAである。ところが、測定のため上下各
1台をカットすると、1台当たり所要電流は 15.4kAと
なって整流器の容量を越えるから、制御装置11により鋼
帯駆動ロール装置12に指示してライン速度を 116m/分
程度にダウンさせた上で、絶縁度監視装置10より整流器
切替指令を発して整流器4を順次切替えてラインから切
り離し、そのときにめっき槽2の前後に配置されたアー
スロール8、8'を流れる電流値を電流計9、9'により測
定して、この電流値が基準値を越えるときは警報を発し
た上記(3)式により絶縁抵抗値を計算して絶縁不良箇
所を特定する。さらに大電流を検出した場合は、制御装
置11に指示してラインを非常停止させることもできる。
【0022】このラインにおける正常時のアースロール
電流はせいぜい10〜20A程度であるが、絶縁不良が発生
すると1000A以上も流れることがあった。そこで警報を
発する判定基準値としては 500Aを採用したが、この値
はそれぞれライン毎に経験的に定める必要がある。ま
た、電流値そのものの他に電流値の上昇傾向、すなわち
測定のつど数値が増加しているような場合に警報を発す
るようにすることも効果的である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ラインの操業中に各整
流器回路毎の絶縁状態の監視ができ、異常発生の場合そ
の回路のみをカットして操業を継続し、その間に不良部
分の精密点検や修理を行うこともできるようになって、
火災等の事故が未然に防止され安全性、生産性が向上す
るというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す系統図である。
【図2】本発明の概念を説明する系統図である。
【符号の説明】
1 鋼帯 2 めっき槽 3 コンダクタロール 4 整流器 5 陽極 6 ブスバー 8 アースロール 10 絶縁度監視装置 11 制御装置 12 鋼帯駆動ロール装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n台の整流器を電源とする金属帯条材の
    連続電気処理設備において、前記金属帯条材にアースロ
    ールを回転接触させてアース電流を連続的に測定可能と
    した上、前記連続電気処理設備のライン速度を(n−
    1)台の整流器でまかなえる速度に設定し、整流器1台
    毎に順次その回路をラインから切り離して開放しアース
    電流を測定することにより各整流器の接地抵抗を求める
    ことを特徴とする金属帯条材の連続電気処理設備におけ
    るインライン絶縁監視方法。
JP16512292A 1992-06-23 1992-06-23 金属帯条材の連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法 Pending JPH062196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16512292A JPH062196A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 金属帯条材の連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法

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JP16512292A JPH062196A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 金属帯条材の連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法

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JPH062196A true JPH062196A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15806334

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JP16512292A Pending JPH062196A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 金属帯条材の連続電気処理設備におけるインライン絶縁監視方法

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JP (1) JPH062196A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022050112A (ja) * 2020-09-17 2022-03-30 住友金属鉱山株式会社 銅張積層板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022050112A (ja) * 2020-09-17 2022-03-30 住友金属鉱山株式会社 銅張積層板の製造方法

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