JPH06219767A - 光ファイバ用ガラス母材の線引き方法 - Google Patents

光ファイバ用ガラス母材の線引き方法

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JPH06219767A
JPH06219767A JP2477293A JP2477293A JPH06219767A JP H06219767 A JPH06219767 A JP H06219767A JP 2477293 A JP2477293 A JP 2477293A JP 2477293 A JP2477293 A JP 2477293A JP H06219767 A JPH06219767 A JP H06219767A
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JP
Japan
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furnace
optical fiber
gas
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clean
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JP2477293A
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Masahide Kuwabara
正英 桑原
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉内用ガスの使用量を削減することができ、
また、カーボン炉心管の寿命を長くすることができる光
ファイバ用ガラス母材の線引き方法を提供する。 【構成】 光ファイバ用ガラス母材4を線引き炉1内で
炉内用ガス雰囲気中で溶融・線引きし、次いで、線引き
して得られる光ファイバ5を前記線引き炉1に隣接する
クリーンボックス11内でクリーンエアにより冷却し、
次いで、樹脂を被覆する光ファイバ用ガラス母材4の線
引き方法において、クリーンボックス11内における光
ファイバ5の冷却は、クリーンボックス11内の線引き
炉1との境界において、境界側から順に、先ず、炉内用
ガスを線引き炉1方向に流し、次いで、炉内用ガスを線
引き炉1と反対側の方向に流し、次いで、クリーンエア
を線引き炉1と反対側の方向に流すことによりおこな
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ用ガラス母
材の線引き方法に関する。
【0002】
【従来技術】光ファイバは、棒状の光ファイバ用ガラス
母材を固定された管状電気炉中に挿入して約2000℃
に加熱し、その下端から線引きすることにより得られ
る。線引き後には、光ファイバを保護するために、光フ
ァイバ外周表面に、例えばプラスチック系樹脂が被覆さ
れる。ところで、近年、光ファイバの線引き速度の高速
化に伴い、プラスチック系樹脂をオンライン被覆する際
に、光ファイバが十分に冷却されず、光ファイバの表面
温度が高くなるため、被覆が十分に行われないという問
題が生じた。そこで、線引き塔を高くして、電気炉と被
覆部分の距離を長くして自然冷却を行う方法が用いられ
た。しかしながら、この方法では被覆可能な温度まで十
分に冷却できなかった。そのため、光ファイバ表面付近
に熱を奪いやすいガスを流す強制冷却方式が必要にな
り、現在では、冷却管を設置して、冷却効果に優れたH
eガスを流す方法が一般に用いられている。しかしなが
ら、Heガスは非常に高価であるため、これに代わる方
法として、ノズルからHe以外のガスを光ファイバに吹
きつけて、光ファイバ表面の高温ガスを強制的に排除す
る方法が行われつつある。この方法の場合、重いガスを
吹きつけた方が冷却効果が高く、例えば、安価なクリー
ンエア(エアフィルターなどを通したもの)を吹きつけ
ることにより優れた冷却効果が得られている。図2は、
従来の光ファイバ母材線引き装置の構成図である。図
中、1は電気炉の炉体、2はカーボンヒーター、3は炉
心管、4は光ファイバ母材、5は被覆のない光ファイ
バ、6は炉内ガス供給ライン、8は下向きのクリーンエ
ア供給ライン、9、10は上向きのクリーンエア供給ラ
イン、11はクリーンボックス、12は樹脂被覆ダイ
ス、13はじゃばら管、14は被覆された樹脂を硬化す
るための硬化炉、例えばUVランプ、15は被覆のつい
た光ファイバ心線、16はクリーンボックス11に設け
られた排気口、18、19、20は冷却用ガスノズルで
ある。クリーンボックス11は外気の侵入を防止すべく
電気炉に接続されている。クリーンボックス11内に
は、上方から順に、クリーンエア供給ライン8によりノ
ズル18から下方にクリーンエアを流し、クリーンエア
供給ライン9、10によりノズル19、20から上方に
クリーンエアを流して、光ファイバ5を冷却する。その
後、この光ファイバ5に樹脂被覆ダイス12で紫外線硬
化樹脂を被覆して光ファイバ心線15とし、次いで、U
Vランプ(紫外線照射ランプ)14で紫外線硬化樹脂を
硬化させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ンエアを光ファイバに吹きつけて冷却する方法には、次
のような問題があった。即ち、 1)クリーンボックス内は、外気を吸い込まないように
するために、正圧に保つ必要があり、その場合、クリー
ンボックス内のクリーンエアが線引き炉内に流れ込み、
カーボン炉心管がクリーンエアの酸素により酸化劣化し
て、その寿命が低下する。 2)クリーンボックス内をArなどの不活性ガスで満た
せば、前記問題を解決することができるが、そうする
と、冷却コストを低減するという当初の目的を達成する
ことが出来なくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決した光ファイバ用ガラス母材の線引き方法を提供する
もので、光ファイバ用ガラス母材を線引き炉内で炉内用
ガス雰囲気中で溶融・線引きし、次いで、線引きして得
られる光ファイバを前記線引き炉に隣接するクリーンボ
ックス内でクリーンエアにより冷却し、次いで、光ファ
イバの外周表面に樹脂を被覆する光ファイバ用ガラス母
材の線引き方法において、クリーンボックス内における
光ファイバの冷却は、クリーンボックス内の線引き炉と
の境界において、境界側から順に、先ず、炉内用ガスを
線引き炉方向に流し、次いで、炉内用ガスを線引き炉と
反対側の方向に流し、次いで、クリーンエアを線引き炉
と反対側の方向に流すことにより行うことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】上述のように、クリーンボックス内における光
ファイバの冷却を、クリーンボックス内の線引き炉との
境界において、先ず、炉内用ガスを線引き炉方向に流
し、次いで、炉内用ガスを線引き炉と反対側の方向に流
し、次いで、クリーンエアを線引き炉と反対側の方向に
流すことにより行う。そうすると、クリーンボックスか
ら線引き炉にクリーンエアが流入することがなく、従っ
て、クリーンエアを用いても、線引き炉のカーボン炉心
管の酸化劣化を防止することができる。また、炉内用ガ
スをクリーンボックス内の線引き炉との境界部分に限定
して使用し、クリーンボックス内の境界部分を除いたそ
の他の大きな容積部分に安価なクリーンエアを流すた
め、炉内用ガスの使用量が減少し、光ファイバの冷却コ
ストを低減することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる光ファイバ
用ガラス母材の線引き方法の説明図である。図中の符号
は、従来技術の説明に用いたものと同一のものである。
本実施例では、外径100mm、平行部長さ500mm
の光ファイバ用ガラス母材4を、内径105mmのカー
ボンヒーター2を有し、Arガス雰囲気に保持されてい
る線引き炉用電気炉の炉心管3内に0.78mm/mi
nの速度で鉛直に挿入する。そうして、加熱されて軟化
し落下した光ファイバ用ガラス母材4の下部をキャプス
タンを経て巻き取り機にて500m/minの線速で巻
き取ることにより、外径0.125mmの長尺の光ファ
イバ5を得る。この光ファイバ5に樹脂被覆ダイス12
で紫外線硬化樹脂を被覆し、次いで、UVランプ14で
紫外線硬化樹脂を硬化させて光ファイバ心線15を得
た。
【0007】クリーンボックス11は外気の侵入を防止
すべく電気炉下部に気密に接続されている。クリーンボ
ックス11内には、電気炉との境界部分に上方から順
に、ノズル17を用いて、炉内ガス供給ライン7a、7
bにより電気炉方向および電気炉と反対側方向にArガ
スを流す。ノズル17の下側に密着して冷却用ガスノズ
ル18を設けて、クリーンエア供給ライン8により電気
炉と反対側方向にクリーンエアを流す。さらに、冷却用
ガスノズル18の下に冷却用ガスノズル19、20を設
けてクリーンエア供給ライン9、10によりクリーンエ
アを上方に流して光ファイバ5を冷却する。このように
すると、クリーンエア供給ライン9、10から上方に流
れるクリーンエアは、下方に流れる炉内ガス供給7bか
らのArガス、およびクリーンエア供給ライン8からの
クリーンエアに妨げられて、電気炉内に入ることがな
い。
【0008】この工程において、光ファイバ用ガラス母
材4を線引き開始のため、その下端を軟化落下させた時
点で、炉内ガスとしてArガスを15(l/min)の
流量で炉内ガス供給ライン6から炉心管3内に流す。次
いで、炉内ガス供給ライン7a、7bから、それぞれ5
(l/min)、2(l/min)のArガスを流すと
同時に、炉内ガス供給ライン6からのArガス流量を3
(l/min)まで減らし、クリーンエア供給ライン
8、9、10から、それぞれ50(l/min)の流量
でクリーンエアを流し、線引きを開始した。一方、比較
のために、図2に示した従来の方法で、炉内ガス供給ラ
イン6からのArガスを最初から最後まで15(l/m
in)の流量で流し、冷却用ガスノズル18、19、2
0からそれぞれ50(l/min)流して線引きを行っ
た。本実施例の方法で線引きした光ファイバと、比較例
の方法で線引きした光ファイバの諸特性を評価した結
果、両者には全く差がないことがわかった。本実施例で
は、電気炉下部のクリーンエア巻き込みがないため、炉
内Arガス流量が少なくなっても、問題が生じないもの
と考えられる。また、カーボン炉心管の寿命を比較した
ところ、本実施例では比較例の2倍になり、Arガス使
用量の削減と併せて線引き工程のコストを削減すること
ができた。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ファイバ用ガラス母材を線引き炉内で炉内用ガス雰囲気
中で溶融・線引きし、次いで、線引きして得られる光フ
ァイバを前記線引き炉に隣接するクリーンボックス内で
クリーンエアにより冷却し、次いで、光ファイバの外周
表面に樹脂を被覆する光ファイバ用ガラス母材の線引き
方法において、クリーンボックス内における光ファイバ
の冷却は、クリーンボックス内の線引き炉との境界にお
いて、境界側から順に、先ず、炉内用ガスを線引き炉方
向に流し、次いで、炉内用ガスを線引き炉と反対側の方
向に流し、次いで、クリーンエアを線引き炉と反対側の
方向に流すことにより行うため、炉内用ガスの使用量を
削減することができ、また、カーボン炉心管の寿命を長
くすることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光ファイバ用ガラス母材の線引
き方法の一実施例の説明図である。
【図2】従来の光ファイバ用ガラス母材の線引き方法の
説明図である。
【符号の説明】
1 炉体 2 カーボンヒーター 3 炉心管 4 光ファイバ母材 5 光ファイバ 6、7a、7b 炉内ガス供給ライン 8、9、10 クリーンエア供給ライン 11 クリーンボックス 12 樹脂被覆ダイス 13 じゃばら管 14 UVランプ 15 光ファイバ心線 16 排気口 17 ノズル 18、19、20 冷却用ガスノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ用ガラス母材を線引き炉内で
    炉内用ガス雰囲気中で溶融・線引きし、次いで、線引き
    して得られる光ファイバを前記線引き炉に隣接するクリ
    ーンボックス内でクリーンエアにより冷却し、次いで、
    光ファイバの外周表面に樹脂を被覆する光ファイバ用ガ
    ラス母材の線引き方法において、クリーンボックス内に
    おける光ファイバの冷却は、クリーンボックス内の線引
    き炉との境界において、境界側から順に、先ず、炉内用
    ガスを線引き炉方向に流し、次いで、炉内用ガスを線引
    き炉と反対側の方向に流し、次いで、クリーンエアを線
    引き炉と反対側の方向に流すことにより行うことを特徴
    とする光ファイバ用ガラス母材の線引き方法。
JP2477293A 1993-01-20 1993-01-20 光ファイバ用ガラス母材の線引き方法 Pending JPH06219767A (ja)

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Cited By (5)

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