JPH06219968A - 自動冷却系を備える、c2+パラフィン系仕込原料の接触脱水素方法および装置 - Google Patents

自動冷却系を備える、c2+パラフィン系仕込原料の接触脱水素方法および装置

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JPH06219968A
JPH06219968A JP5278282A JP27828293A JPH06219968A JP H06219968 A JPH06219968 A JP H06219968A JP 5278282 A JP5278282 A JP 5278282A JP 27828293 A JP27828293 A JP 27828293A JP H06219968 A JPH06219968 A JP H06219968A
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cooling
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マンキネン アリ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 流出物の改良冷却装置を用いる、C2+パラフ
ィン留分の接触脱水素方法および装置である。液体仕込
原料12は、熱交換器13のカレンダにおいて、場合に
よっては再循環水素15の少なくとも一部の存在下に気
化され、ついで場合によっては圧縮機14において圧縮
されて、その後、流出物1によって熱交換器41で予備
過熱され、脱水素反応器40に導入される。熱交換器1
3の管で冷却された流出物は、分離器8で分離された、
水素に富む相の等エントロピー減圧の結果生じる低温相
17と混合されてもよい。水素は場合によっては、熱交
換器のカレンダに再循環される。未転換パラフィンと共
に回収されたオレフィンは、塔20において安定化され
る。 【効果】 本発明の方法および装置は、メチル第三ブチ
ルエーテルの合成への適用に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、C2+パラフィン系炭
化水素仕込原料の接触脱水素方法およびこの方法を実施
するための装置に関する。より特定すれば、この発明
は、再循環されるための水素を含む低圧反応流出物から
の、水素に富むガスと炭化水素液相との分離に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】特許US-A-4,381,41
7、US-A-4,381,418、およびUS-A-4,663,493によって、
先行技術が示されている。
【0003】低圧接触反応を利用する多くの工業方法
が、水素環境で操作され、この環境では、水素分圧が、
反応流出物に含まれている水素に富むガスであって、炭
化水素から分離されたガスの再循環によって得られるこ
とは知られている。
【0004】これは特に、高いオクタン価の燃料用の中
間体として用いられるモノオレフィンを製造するため
の、プロパン、ブタンおよびイソブタンを含むGPL の接
触脱水素方法の場合である。イソブタンの脱水素の場
合、製造されたイソブテンは、メタノールと反応して、
ガソリン中で用いうる添加剤であるメチル第三ブチルエ
ーテルを生じる。
【0005】US-A-4,381,418、およびUS-A-4,381,417に
よって、同様に、先行技術が示されている。このような
方法においては、反応は、非常に低い圧力(大気圧より
わずかに高い圧力、または真空下)で、温度500 〜600
℃で作動する、連続再生接触反応器で実施される。
【0006】再循環水素および生成された水素によっ
て、コークス形成を阻害するのに十分な水素分圧を得る
ことができ、これによって触媒の安定性が維持される。
このようにして、より高温な温度範囲、例えば600 ℃に
も達する温度範囲で十分な転換率に達する。一般に、脱
水素反応帯域によってもたらされる低圧流出物は、まず
気体仕込原料との熱交換によって、ついで水との熱交換
によって、適切な温度に冷却され、その後、流出物の蒸
気圧は、通常の圧縮装置において、より高い圧力に再上
昇される。このことによって、流出物からの水素と炭化
水素化合物との分離が可能になる。
【0007】流出物の炭化水素と水素との分離は、一般
に、反応帯域内の圧力より高い圧力で行なわれる。さら
には、流出物を構成する、水素含有気体混合物の炭化水
素を凝縮するために、従来の空気または水による熱交換
器が到達しうる温度より低い温度で冷却する必要があ
る。さらには、熱交換器はとてもかさばる。
【0008】その他の外部冷却系には、プロパンまたは
プロペンサイクルが推奨されるが、これらは非常に費用
がかかり、エネルギー消費が大きい。
【0009】さらに、水素と炭化水素化合物との分離に
は、0℃以下の冷却が必要であるので、圧縮流出物中に
存在する水は除去しなければならず、水はまた、冷却装
置の閉塞を防ぐために、凍結が生じないような限界濃度
に達する必要がある。このため、冷却工程の前に流出物
の水を移動させるように、3オングストローム(1オン
グストローム=1×10-10 m)の分子篩を用いる。
【0010】本発明の目的は、前記の欠点を解消するこ
と、より詳しくは、最適な転換率に達するために、再循
環水素と流出物のオレフィン系炭化水素化合物との、で
きるだけ完全な分離を得ることである。
【0011】本発明のもう1つの目的は、外部冷却サイ
クルを不要にして、完全に自動冷却される、圧縮流出物
の冷却回路を提案することである。
【0012】本発明のもう1つの目的は、圧力減少(a f
aible perte de charge)が小さい下流装置との直接的関
係において、できるだけ低い圧力で作動する反応器を提
案することである。これにより、カウンタープレッシャ
ー(contre-pression) ができるだけ小さくなる。このこ
とは、装置の転換率を増すのに役立つ。
【0013】
【課題を解決するための手段】一般的に、本発明は、C
2+パラフィン系炭化水素仕込原料の接触脱水素方法で
あって、水、水素、オレフィン系炭化水素および未転換
パラフィン系炭化水素を含む脱水素流出物を送り出す、
場合によっては水素の存在下における前記気相仕込原料
の、脱水素帯域における脱水素工程、前記仕込原料での
間接冷却帯域における、流出物の少なくとも1つの冷却
工程、適切な圧力での流出物の圧縮工程、圧縮流出物か
らの水の除去工程、二重閉鎖容器の付いた熱交換器での
圧縮流出物の冷却工程、冷却された流出物の分離工程、
および一方で、水素に富む蒸気相、他方で、オレフィン
系炭化水素と未転換炭化水素とを含む炭化水素液相、の
回収工程を含む方法に関する。
【0014】より正確には、冷却工程が、液相炭化水素
仕込原料の、前記熱交換器の第一閉鎖容器への導入を含
み、熱交換器は、前記仕込原料を、第一閉鎖容器で気化
し、かつ間接熱交換によって、第二閉鎖容器内で圧縮流
出物を冷却するのに適しており、この方法はさらに、熱
交換器の第一閉鎖容器から、気化仕込原料を回収し、こ
れを脱水素帯域に導入することを特徴とする。
【0015】C4 留分の場合、一般に、流出物は冷却さ
れる前に、冷却工程および分離工程の際、流出物中のイ
ソブテンを少なくとも95%、好ましくは少なくとも98%
回収しうるのに適した圧力で圧縮される。
【0016】この方法の第一変形例によれば、水素に富
む相の少なくとも一部を、熱交換器の第一閉鎖容器に再
循環することができ、ここでこれと液体仕込原料とを接
触させ、水素を含む気化仕込原料を回収し、これを脱水
素帯域に導入する。
【0017】この方法のもう1つの変形例によれば、適
切な減圧手段によって、水素に富む蒸気相を、等エント
ロピー的に減圧して、炭化水素残留凝縮物と水素とを分
離することができ、このようにして分離された水素を少
なくとも一部、熱交換器の第一閉鎖容器に再循環するこ
とができ、ここで水素と液体仕込原料とを接触させ、気
化仕込原料と水素とを回収することができ、これを脱水
素帯域に導入する。
【0018】この後者の変形例の特徴によれば、水素に
富む蒸気相の低圧での、したがって非常な低温での分離
から生じる炭化水素残留凝縮物を、熱交換器の第二閉鎖
容器の流出物と混合し、これの温度を、さらに数度(例
えば2〜10℃)低下させることもできる。
【0019】この方法のもう1つの特徴によれば、有利
には、熱交換器の第一閉鎖容器から出る再循環水素を用
いて、または用いずに、気化仕込原料を圧縮して、熱交
換器の流出物の温度を下げてもよい。このことによっ
て、熱交換器の第一閉鎖容器の内部の圧力が、0.2 〜3
絶対バールに下げられる。気化仕込原料および水素によ
る冷却と組合わされた、第一閉鎖容器のこの圧力低下工
程は、仕込原料が重質炭化水素、例えばC5 炭化水素を
含んでいればいるほど一層有利である。
【0020】さらに、この追加冷却工程によって、水の
除去工程の上流での、流出物の高い圧縮レベルを避ける
ことができ、従って投資および運転コストを最少にする
ことができる。したがってできるだけ低いコストで相の
分離温度を得るために、圧力および温度レベルと、熱交
換器の第一閉鎖容器に再循環される水素量とを有利に組
合わせることができる。
【0021】一般的に、仕込原料は、炭素原子数3、4
および/または5のパラフィン系炭化水素を含んでいて
もよい。より詳しくは仕込原料は、イソブタンを含んで
いてもよい。さらにはこれは、新品の仕込原料と、再循
環される未転換パラフィン系炭化水素とからなっていて
もよい。
【0022】この方法の操作条件は、一般に次のとおり
である: ・脱水素工程:(液体仕込原料に対する)容積空間速度
=0.5 〜20h-1、好ましくは1.5 〜6h-1 P=0.1 〜10絶対バール、好ましくは1〜4バール(1
バール=105 Pa) T=400 〜800 ℃、好ましくは500 〜600 ℃。
【0023】・水素を用いた、または用いない、気化仕
込原料による反応器の出口における流出物の冷却工程:
T=50〜150 ℃、好ましくは90〜110 ℃。
【0024】・流出物の圧縮工程: P=3〜35絶対バール、好ましくは10〜18バール 出口温度、好ましくは100 〜150 ℃。
【0025】・冷却工程:上流での圧縮がない −冷たい流体の閉鎖容器(第一閉鎖容器) P=1.2 〜5絶対バール、好ましくは1.5 〜2.5 バール T=−5〜−90℃、好ましくは−15〜−40℃ H2 の仕込原料に対するモル比=0〜5、好ましくは0.
5 〜2。
【0026】−流出物の閉鎖容器(第二閉鎖容器) P=3〜35絶対バール、好ましくは8〜12バール T=0〜−85℃、好ましくは−20〜−40℃。
【0027】・流出物の炭化水素、および水素に富む蒸
気相の分離工程: P=3〜35絶対バール、好ましくは8〜12バール T=0〜−100 ℃、好ましくは−20〜−40℃。
【0028】・水素に富む蒸気相の等エントロピー減圧
工程: P=1.2 〜5絶対バール、好ましくは2〜3バール T=−50〜−100 ℃、好ましくは−75〜−85℃。
【0029】・熱交換器の冷たい閉鎖容器の下流におけ
る気化仕込原料の圧縮工程: 冷たい閉鎖容器内の圧力0.2 〜3絶対バール 圧縮機の出口における仕込原料の温度0〜50℃、好まし
くは10〜20℃。
【0030】この方法のもう1つの特徴によれば、減圧
され、かつ水素に富む蒸気相から分離された水素のもう
1つの部分を、水素に富む蒸気相の減圧手段によって作
動する圧縮機によってもたされる圧力5〜10絶対バール
で圧縮することができる。
【0031】本発明はまた、脱水素反応器(40)、炭化水
素気体仕込原料の供給手段、および場合によっては水素
の供給手段であって、反応器(40)の入口と連結されてい
るもの、反応器の出口と連結された、流出物の少なくと
も1つの冷却手段(41)、この却手段と連結された流出物
の圧縮手段(6) 、圧縮手段と連結された、流出物中に含
まれている水の除去手段(10)、水の除去手段と連結され
た、圧縮流出物の冷却手段(13)、冷却手段と連結された
冷却流出物の分離手段(8) 、水素に富む相の回収手段(2
2)、およびオレフィン系炭化水素に富む相の回収手段(1
8)を組合わせて備える接触脱水素装置において、冷却手
段が、二重閉鎖容器の付いた間接熱交換器(13)を備え、
第一閉鎖容器が液体仕込原料の供給手段(12)と連結され
た入口と、冷却手段(41)と連結された出口とを備え、前
記熱交換器(13)は、前記第一閉鎖容器において仕込原料
を気化し、これを前記出口から排出し、流出物を、第二
閉鎖容器において間接熱交換によって冷却するのに適し
ており、前記第二閉鎖容器が、分離手段(8) と連結され
ていることを特徴とする脱水素装置に関する。
【0032】この装置の第一変形例によれば、熱交換器
(13)の第一閉鎖容器は、水素に富む相の回収手段(22)と
連結されたもう1つの入口と、水素と仕込原料とを混合
するのに適した手段とを備える。
【0033】この装置の第二変形例によれば、水素に富
む相の回収手段(22)は、相分離器(27)と連結された減圧
手段(23)を備える。前記相分離器は、熱交換器の第一閉
鎖容器のもう1つの入口と連結された水素ガスの第一出
口を備える。
【0034】本発明の方法によって、分離および転換に
関して、優れた結果が得られた。場合によっては水素と
の接触下での冷却源としての液体仕込原料の使用によっ
て、外部熱交換器が不要になる。このことは、投資、用
いられるエネルギー、および輸送ラインで必要な材料の
面において、この方法を経済的なものにする。これによ
って、この装置のカウンタープレッシャーが減少する。
【0035】
【実施例】この発明は、図面を見ればさらによく理解で
きる。この図面は、イソブタンを93%含む留分の脱水素
方法の実施態様を図式的に示している。
【0036】気体形態のイソブタン仕込原料(2) と水素
は、圧力減少(a faible perte de charge)が少ないプレ
ート式熱交換器(41)における間接熱交換により、適切な
温度で、予備加熱されたあと、接触脱水素反応器(40)に
導入される。これは、低圧(1.5 〜1.8 絶対バール)、
高温580 〜600 ℃で作動する。管路(1) を経てここから
出る流出物は、このプレート式熱交換器で、ついで圧力
減少(a faible pertede charge)が少ないもう1つの熱
交換器(3) での間接熱交換によって冷却される。これ
は、冷却流体として水を利用しているものである。冷却
されるが、交替タンク(ballon de garde) (4) を通過し
たあとではさらに過熱させられる流出物は、管路(5) を
経て、大気圧よりかなり高い圧力で、遠心圧縮装置(6)
の吸込み装置に供給される。
【0037】圧縮装置(6) は、水素に富む気相の液体炭
化水素相の効率的分離が、一般に0℃以下の温度で可能
になるような値に反応流出物の圧力を上昇させる。イソ
ブタンの脱水素の場合、13〜18バールの圧力が完全に適
している。圧縮装置に必要なエネルギーは、ガスタービ
ン、蒸気タービン、または電気モーターによって供給で
きる。
【0038】管路(7) は、圧縮機(6) の出口と連結され
ており、これは、圧縮されついで冷却された流出物を熱
交換器(51)に導く。3オングストローム(1オングスト
ローム=1×10-10 m)の分子篩の少なくとも1つの床
(10)を通り、ほぼ全部の水を除去する。これは吸着およ
び再生サイクルモードにしたがって作動する。管路(11)
は、圧縮されかつ脱水された流出物を床の底部で回収
し、これを第一熱交換器(19)に、ついで間接熱交換によ
って流出物を冷却するのに適した、管式およびカレンダ
第二熱交換器(13)に導く。
【0039】実際、新品で未転換なので再循環されるイ
ソブタン仕込原料は、管路(12)を経て、液相で、熱交換
器(13)のカレンダに送られる。管路(12)へのメタノール
の添加(42)によって、水の存在を阻害することができ
る。
【0040】この液相は、再循環水素の少なくとも一部
の存在下、管によって供給される熱によって気化され
る。この再循環水素は、管路(15)によって送られるもの
であり、ある一定の圧力で、その沸騰温度を低下させる
のに役立つ。この水素は、手段(61)によってカレンダの
低部に導入される。これらの手段は、例えば孔のあいた
管であり、前記液相が入っている容積のほぼ全体で、液
相との接触を促進するのに適している。この液相は、こ
れらの条件下、冷却流体として用いられる。気相は、カ
レンダの上部で回収される。これは、気化イソブタンと
再循環水素とを含み、圧縮機(14)を用いて、管路(2) を
経てプレート式熱交換器(41)の方へ排出され、流出物が
冷却され、ついで反応器(40)の方へ排出される。
【0041】カレンダの低部(13a) において、メタノー
ルと水との凝縮物を回収することができる。これは下流
のMTBE合成装置で蒸溜されうる。
【0042】熱交換器(13)のカレンダの内部における圧
力は、流出物を冷却するのに適するものであり、従って
気化圧力は、様々な速度の一段(simple etage)圧縮機(1
4)によって適切なレベルに維持される。この圧縮機の入
口は、カレンダに直接連結されている。
【0043】流出物の有利な温度範囲−25〜−10℃を得
るために、カレンダ内の圧力は、約2絶対バールに維持
される。この圧縮機(14)を介して、蒸気相仕込原料(イ
ソブタンおよび水素)は、圧力3〜4絶対バールで、脱
水素反応器の入口のあたりで圧縮される。
【0044】熱交換器(13)の管内で冷却された流出物
は、管路(16)を経て、例えば温度約−20〜−25℃で出て
行き、相分離器(8) の方へ送られる。
【0045】分離器の頂部において、管路(22)は、大部
分の水素と、少しの割合の炭化水素とを含む蒸気相を回
収し、この管路によってこの相はターボ減圧機(23)に送
られる。ここでこの相は、例えば15バールの圧力から約
2.5 バールの圧力へ、一定のエントロピーで減圧され
る。ターボ減圧機(23)を出ると、管路(26)内の温度は、
典型的には−25℃から約−85℃に低下し、これによっ
て、いわゆる低温炭化水素液相の凝縮が生じる。この液
相は、分離閉鎖容器(27)において、水素から分離され
る。この液相は、閉鎖容器(27)の低部において、管路(1
7)によって回収され、冷却された流出物と混合される。
この流出物は、分離器(8) の入口の上流の1点におい
て、冷却熱交換器(13)から出るものである。場合によっ
ては適切な混合手段によって促進されるこの直接接触
は、直接熱交換によって、さらに約2〜10℃だけ、圧縮
流出物を冷却するのに役立つ。
【0046】分離閉鎖容器(27)の上部において、水素の
気相(98モル%以上の水素)を回収する。これは分割さ
れて水素流を形成し、この水素流は、管路(15)によって
一部再循環されるものであり、まず冷却熱交換器(13)の
カレンダに送られ、イソブタンの液体仕込原料を気化さ
せる。水素流のもう1つの部分は、管路(25)を経て、圧
縮機(24)の方へ送られる。この圧縮機は、ターボ減圧機
(23)によって動かされている。約10バール、温度−30℃
で圧縮されたこの水素流は、熱交換器(28)で再加熱され
てもよい。この熱交換器は、管路(12)上のメタノール添
加(42)の下流に配置されているものである。この再加熱
は、イソブタン液体仕込原料との直接熱交換によって行
われる。このことからこの水素流は、気化前に、仕込原
料の過冷却に役立ちうるものである。
【0047】分離器の底部において、管路(18)によっ
て、炭化水素液相を、−25℃、約15絶対バールで回収す
る。この相は、少なくとも95%のイソブテンを含み、こ
れは熱交換器(19)において、流出物を、これが冷却熱交
換器(13)に入る前に冷却する。炭化水素液相は、再び、
もう1つの熱交換器(21)において再加熱され、その後、
安定化塔(20)に導入される。この塔は、頂部において、
管路(33)から燃料ガスを送り出し、底部において管路(3
5)からイソブテンと未転換イソブタンとを送り出す。こ
れらは、熱交換器(21)における熱交換に役立つものであ
り、これはMTBEの形成装置(図示されていない)に送ら
れる。
【0048】管路(2) 上の熱交換器の出口にあるバルブ
を介して、あるいは圧縮機(14)の速度調節によって、熱
交換器(13)のカレンダ内の圧力レベルを調節することに
より、分離器の温度を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法のフローシートである。
【符号の説明】
(1) …流出物 (8) …分離器 (12)…液体仕込原料 (13)…熱交換器 (14)…圧縮機 (15)…再循環水素 (17)…低温相 (20)…塔 (40)…脱水素反応器 (41)…熱交換器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C2+パラフィン系炭化水素仕込原料の
    接触脱水素方法であって、水、水素、オレフィン系炭化
    水素および未転換パラフィン系炭化水素を含む脱水素流
    出物を送り出す、場合によっては水素の存在下における
    前記気相仕込原料の脱水素帯域における脱水素工程、前
    記仕込原料での、間接冷却帯域における流出物の少なく
    とも1つの冷却工程、適切な圧力での流出物の圧縮工
    程、圧縮流出物からの水の除去工程、二重閉鎖容器の付
    いた熱交換器での圧縮流出物の冷却工程、冷却された流
    出物の分離工程、および一方で水素に富む蒸気相、他方
    でオレフィン系炭化水素と未転換炭化水素とを含む炭化
    水素液相、の回収工程を含む方法において、冷却工程
    が、液相炭化水素仕込原料の、前記熱交換器の第一閉鎖
    容器への導入を含み、この熱交換器は、前記仕込原料を
    第一閉鎖容器で気化するのに適し、かつ間接熱交換によ
    って、第二閉鎖容器内で圧縮流出物を冷却するのに適し
    ていることを特徴とする方法であって、この方法はさら
    に、熱交換器の第一閉鎖容器から気化仕込原料を回収
    し、これを脱水素帯域に導入することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 水素に富む相の少なくとも一部を、熱交
    換器の第一閉鎖容器に再循環し、ここでこの相と液体仕
    込原料とを接触させ、水素を含む気化仕込原料を回収
    し、これを脱水素帯域に導入する、請求項1による方
    法。
  3. 【請求項3】 適切な減圧手段によって、水素に富む蒸
    気相を等エントロピー的に減圧して、炭化水素残留凝縮
    物と水素とを分離し、このようにして分離された水素を
    少なくとも一部、熱交換器の第一閉鎖容器に再循環し、
    ここで液体仕込原料とこの水素とを接触させ、気化仕込
    原料と水素とを回収し、これを脱水素帯域に導入する、
    請求項1による方法。
  4. 【請求項4】 炭化水素残留凝縮物を、熱交換器の第二
    閉鎖容器から出る流出物と混合する、請求項3による方
    法。
  5. 【請求項5】 前記仕込原料が、炭素原子数3、4およ
    び/または5のパラフィン系炭化水素を含む、請求項1
    〜4のうちの1つによる方法。
  6. 【請求項6】 前記仕込原料が主としてイソブタンを含
    む、請求項1〜5のうちの1つによる方法。
  7. 【請求項7】 流出物の圧縮工程が、圧力3〜35絶対
    バールで実施される、請求項1〜6のうちの1つによる
    方法。
  8. 【請求項8】 熱交換器の第一閉鎖容器の温度が、圧力
    1.2〜5.0絶対バール下、−5〜−90℃である、
    請求項1〜7のうちの1つによる方法。
  9. 【請求項9】 水素に富む蒸気相が、温度−50〜−1
    00℃、圧力1.2〜5.0絶対バールで減圧される、
    請求項3〜8のうちの1つによる方法。
  10. 【請求項10】 熱交換器の第一閉鎖容器から出る、場
    合によっては水素を含む仕込原料を、仕込原料が気化す
    る熱交換器の前記第一閉鎖容器内の圧力が0.2〜3バ
    ールになるように圧縮し、圧縮気化仕込原料を、冷却帯
    域を経て脱水素帯域の方へ送る、請求項1〜9のうちの
    1つによる方法。
  11. 【請求項11】 凝縮物から分離された水素のもう1つ
    の部分を、圧力5〜10絶対バールで、減圧手段によっ
    て動かされている圧縮機によって圧縮して、前記液体仕
    込原料を冷却する、請求項3〜10のうちの1つによる
    方法。
  12. 【請求項12】 脱水素反応器(40)、炭化水素気体
    仕込原料の供給手段、および場合によっては水素の供給
    手段であって、反応器(40)の入口と連結されている
    もの、反応器の出口と連結された流出物の少なくとも1
    つの冷却手段(41)、この冷却手段と連結された流出
    物の圧縮手段(6)、圧縮手段と連結された、流出物中
    に含まれている水の除去手段(10)、水の除去手段と
    連結された、圧縮流出物の冷却手段(13)、この冷却
    手段と連結された、冷却流出物の分離手段(8)、水素
    に富む相の回収手段(22)、およびオレフィン系炭化
    水素に富む相の回収手段(18)を組合わせて備える接
    触脱水素装置において、冷却手段が、二重閉鎖容器の付
    いた間接熱交換器(13)を備え、第一閉鎖容器が液体
    仕込原料の供給手段(12)と連結された入口と、冷却
    手段(41)と連結された出口とを備え、前記熱交換器
    (13)は、前記第一閉鎖容器において仕込原料を気化
    し、これを前記出口から排出し、かつ流出物を、第二閉
    鎖容器において間接熱交換によって冷却するのに適して
    おり、前記第二閉鎖容器が、分離手段(8)と連結され
    ていることを特徴とする脱水素装置。
  13. 【請求項13】 熱交換器(13)の第一閉鎖容器は、
    水素に富む相の回収手段と連結されたもう1つの入口
    と、水素と仕込原料とを混合するのに適した手段とを備
    える、請求項12による装置。
  14. 【請求項14】 水素に富む相の回収手段(22)が、
    相分離器(27)に連結された減圧手段を備え、前記相
    分離器が、熱交換器の第一閉鎖容器のもう1つの入口に
    連結された、水素ガスの第一出口を備える、請求項13
    による装置。
  15. 【請求項15】 前記相分離器(27)が、低温(cryog
    enique) 凝縮物を送り出す反対側の端部に第二出口を備
    え、これは冷却された流出物の分離手段(8)に連結さ
    れている、請求項14による装置。
  16. 【請求項16】 圧縮機(14)が、熱交換器の第一閉
    鎖容器の出口と、流出物の冷却手段(41)とのあいだ
    に挿入されている、請求項12〜15のうちの1つによ
    る装置。
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