JPH06220022A - ピリミジノン誘導体およびそれを有効成分とする抗消化性潰瘍剤 - Google Patents

ピリミジノン誘導体およびそれを有効成分とする抗消化性潰瘍剤

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JPH06220022A
JPH06220022A JP4165893A JP4165893A JPH06220022A JP H06220022 A JPH06220022 A JP H06220022A JP 4165893 A JP4165893 A JP 4165893A JP 4165893 A JP4165893 A JP 4165893A JP H06220022 A JPH06220022 A JP H06220022A
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JP
Japan
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group
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pyrimidinone
peptic ulcer
alkoxy
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Withdrawn
Application number
JP4165893A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Kuki
正勝 久木
Yoichiro Ota
洋一郎 大田
Katsuyuki Uchida
勝幸 内田
Yasuko Igarashi
康子 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aska Pharmaceutical Co Ltd
Nippon Shoji Co Ltd
Original Assignee
Grelan Pharmaceutical Co Ltd
Nippon Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,低毒性であって,優れた胃損傷抑
制効果を有する新規な抗消化性潰瘍剤を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明は,式 (式中,Rはアミノ基,ニトロアミノ基,シクロアル
キレンアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよいフェ
ニルアルキルアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよ
いフェニルアルキルピペラジニル基および低級アルキル
チオ基からなる群から選択されたものを,Rはアルコ
キシ基で置換されてもよいフェニルアルキル基または低
級アルキル基を,Rは低級アルキル基を示す。)で表
されるピリミジノン誘導体またはその塩およびそれらを
有効成分とする抗消化性潰瘍剤に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ピリミジノン誘導体ま
たはその塩およびそれらを有効成分とする抗消化性潰瘍
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで抗消化性潰瘍剤として,多種多
様の化合物が知られており,大別して防御因子増強型薬
剤と攻撃因子抑制型薬剤とに分けられる。これらの多く
は複雑な化学構造を有しているため製造が難しく,また
毒性・副作用の発生などにおいて解決すべき問題点が残
されている。従来,本発明化合物に構造上関連するピリ
ミジノン誘導体のある種の化合物が,酵素阻害作用,抗
ウィルス作用および殺菌作用(植物用)を有することが
知られている(Journal of Medicin
al Chemistry19巻,71−78頁,19
76年;Biochemistry,11巻,4723
−4731頁,1972年;Chemical and
Pharmaceutical Bulletin,
18巻,261−268頁,1970年;特公昭44−
32600号)。しかしながら,これらの化合物が抗消
化性潰瘍作用を有することは全く知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記従来技
術の問題点を解決するために,製造が容易で新規なピリ
ミジノン誘導体を提供し,そして,これまで消化性潰瘍
に対して全くその効果が知られていなかったピリミジノ
ン誘導体を有効成分とする抗消化性潰瘍剤を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,上記従来
技術の問題点を解決するために,ピリミジノン誘導体を
含む種々の化合物を合成し,それらの抗消化性潰瘍作用
を試験した結果,式(I)
【0005】
【化3】
【0006】(式中,Rはアミノ基,ニトロアミノ
基,シクロアルキレンアミノ基,アルコキシ基で置換さ
れてもよいフェニルアルキルアミノ基,アルコキシ基で
置換されてもよいフェニルアルキルピペラジニル基およ
び低級アルキルチオ基からなる群から選択されたもの
を,Rはアルコキシ基で置換されてもよいフェニルア
ルキル基または低級アルキル基を,Rは低級アルキル
基を示す)で表されるピリミジノン誘導体またはその塩
が抗消化性潰瘍作用を有する事実を見い出し本発明を完
成させた。
【0007】本発明において提供される上記式(I)の
化合物について以下に説明する。上記式 (I)におい
て,Rは,アミノ基,ニトロアミノ基,シクロアルキ
レンアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよいフェニ
ルアルキルアミノ基およびアルコキシ基で置換されても
よいフェニルアルキルピペラジニル基からなる群から選
択されたものである。ここで,シクロアルキレンアミノ
基とは,アゼチジノ基,ピロリジノ基,ピペリジノ基,
アゼパノ基などの窒素原子1個を含むCの環状ア
ルキレンイミノ基であり,アルコキシ基で置換されても
よいフェニルアルキルアミノ基とは,ベンジルアミノ
基,フェネチルアミノ基,フェニルプロピルアミノ基な
どのフェニル基にC−Cアルキレンが置換したアミ
ノ基である。この場合,フェニル基が1−3個程度のア
ルコキシ基で置換されていてもよく,当該アルコキシ基
は,メトキシ基,エトキシ基またはプロピルオキシ基な
どである。また,アルコキシ基で置換されてもよいフェ
ニルアルキルピペラジニル基は,N−ベンジルピペラジ
ニル基,N−フェネチルピペラジニル基またはN−フェ
ニルプロピルピペラジニル基などのC−Cアルキレ
ンを有するフェニルアルキル基が置換したピペラジニル
基で,この場合,フェニル基が1−3個程度のアルコキ
シ基で置換されていてもよく,当該アルコキシ基は,メ
トキシ基,エトキシ基またはプロピルオキシ基などであ
る。さらに,R低級アルキルチオ基とは,メチルチオ
基,エチルチオ基,プロピルチオ基,ブチルチオ基など
のC−Cアルキル基で置換されたチオ基である。
【0008】上記式(I)において,Rのアルコキシ
基で置換されてもよいフェニルアルキル基とは,ベンジ
ル基,フェネチル基,フェニルプロピル基などのフェニ
ル基にC−Cアルキレンが置換したものであり,こ
の場合,フェニル基が1−3個程度のアルコキシ基で置
換されていてもよく,当該アルコキシ基は,メトキシ
基,エトキシ基またはプロピルオキシ基などである。ま
た,上記式(I)において,Rの低級アルキル基と
は,メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基などの
−Cアルキル基である。
【0009】上記式(I)において,Rの低級アルキ
ル基とは,メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基
などのC−Cアルキル基である。従って,具体的な
式(I)の化合物としては,以下のものが例示される。 5,6−ジメチル−2−ピロリジニル−4(1H)−ピ
リミジノン 5,6−ジメチル−2−ベンジルアミノ−4(1H)−
ピリミジノン 5,6−ジメチル−2−(3,4,5−トリメトキシベ
ンジルピぺラジニル)−4(1H)−ピリミジノン 5−ベンジル−6−メチル−2−アミノ−4(1H)−
ピリミジノン 5−ベンジル−6−メチル−2−ニトロアミノ−4(1
H)−ピリミジノン 5−ベンジル−6−メチル−2−ピロリジニル−4(1
H)−ピリミジノン 5−ベンジル−6−メチル−2−ピペリジノ−4(1
H)−ピリミジノン 5−(3,4,5−トリメトキシベンジル)−6−メチ
ル−2−アミノ−4(1H)−ピリミジノン
【0010】本発明化合物の代表的な製造法としては,
以下のとおりである。本発明化合物(I)は,例えば,
一般式(II)で示される2−置換アルキルアシル酢酸
エチルと一般式(III)で示されるC−置換アミジン
と反応させることにより製造できる
【0011】
【化4】
【0012】(式中,Rはアミノ基またはニトロアミ
ノ基を,Rはアルコキシ基で置換されてもよいフェニ
ルアルキル基または低級アルキル基を,Rは低級アル
キル基を示す)。この反応は溶媒を用いるか,もしくは
用いることなく実施することができる。溶媒を使用する
ときは,反応に不活性な有機溶媒,例えば,メタノー
ル,エタノール,プロパノール,ベンゼン,トルエン,
キシレン,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシ
ド,クロロホルム,テトラヒドロフラン,ジオキサン等
を使用することができる。また,触媒として金属ナトリ
ウム,金属カリウム等を用いることができ,反応温度は
通常室温から溶媒の沸点までであり,加熱還流して反応
を実施することができる。溶媒を使用しない場合は,加
熱して高温下に固液反応させるのが有利である。原料化
合物(II)と(III)とはそれぞれ等モルを使用す
るか,あるいは一方をやや過剰に使用するのが好まし
い。反応時間は,採用される反応条件を考慮して適宜に
設定されるが,好ましくは1時間から5時間程度であ
る。
【0013】また,本発明化合物(I)は,例えば,一
般式(IV)で示されるピリミジノン誘導体と一般式
(V)または一般式(VI)で示される置換アミン類と
反応させることにより製造することができる
【0014】
【化5】
【0015】(式中,Xはニトロアミノ基またはメチル
チオ基を,nは2−6の整数を,Yはアルコキシ基で置
換されてもよいフェニルアルキル基を,Rはシクロア
ルキレンアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよいフ
ェニルアルキルアミノ基またはアルコキシ基で置換され
てもよいフェニルアルキルピペラジニル基を,Rはア
ルコキシ基で置換されてもよいフェニルアルキル基また
は低級アルキル基を,Rは低級アルキル基を示す)。
この反応は溶媒を用いるか,もしくは用いることなく実
施することができる。溶媒を使用するときは,反応に不
活性な有機溶媒,例えば,メタノール,エタノール,プ
ロパノール,ベンゼン,トルエン,キシレン,ジメチル
ホルムアミド,ジメチルスルホキシド,クロロホルム,
テトラヒドロフラン,ジオキサン等を使用することがで
きる。反応温度は通常室温から溶媒の沸点までであり,
加熱還流して反応を実施することができる。溶媒を使用
しない場合は,加熱して高温下に反応させるのが有利で
ある。原料化合物(IV),(V)および(VI)はそ
れぞれ等モルを使用するか,あるいは一方をやや過剰に
使用するのが好ましく,また置換アミン類を大過剰使用
し反応することができる。反応時間は,採用される反応
条件を考慮して適宜に設定されるが,好ましくは1時間
から5時間程度である。
【0016】本発明化合物は,ヒトまたは哺乳動物の消
化性潰瘍(本発明では,胃炎,胃潰瘍などの上部消化管
における潰瘍および下部消化管における潰瘍がその治療
対象疾患に包含される。)に対してその予防および治療
を目的として,経口的ないし非経口的に適用することが
できる。この際,有効成分である本発明化合物はそれ自
体を単独で用いてもよいが,好適な使用のためには,本
発明化合物に薬剤的に許容される添加物を加えることに
よって適当な製剤化が施される。かかる製剤化で得られ
る製剤としては,内服用製剤,注射用製剤,経口粘膜投
与剤,直腸粘膜投与剤,外用剤などが挙げられる。
【0017】内服用製剤の場合は,上記添加物として通
常は賦形剤,結合剤,崩壊剤,滑沢剤,矯味剤,コーテ
ィング剤などの製剤用成分が選択され,具体的な剤形と
しては錠剤,顆粒剤,細粒剤,散剤,シロップ剤,カプ
セル剤などが挙げられる。注射用製剤の場合は,上記添
加物としては,水性注射剤,あるいは非水姓注射剤を構
成し得る製剤用成分が用いられ,通常溶解剤ないし溶解
補助剤,懸濁化剤,pH調整剤,安定化剤などの製剤用
成分が使用されるほか,投与時に溶解あるいは懸濁して
使用するための粉末注射剤を構成し得る製剤用成分も使
用される。経口粘膜投与剤の場合は,上記添加物として
内服用製剤の場合と同様の製剤用成分が使用され,具体
的な剤形としては,トローチ剤,バッカル剤,舌下錠な
どが挙げられる。一方,直腸粘膜投与剤の場合は,上記
添加物としては,油脂性基剤,水溶性基剤,乳化剤,懸
濁化剤などの坐剤を構成し得る製剤用成分が用いられ
る。外用剤の場合は,脂肪,脂肪油,ラノリン,ワセリ
ン,ろう,樹脂,プラスチック,グリコール類,高級ア
ルコール,グリセリン,水,懸濁化剤,乳化剤,粘着剤
などの製剤用成分が使用され,具体的な剤形としては軟
膏剤,クリーム剤,貼付剤などが挙げられる。
【0018】以上の製剤用成分ないし添加物について
は,公知のもの,例えば日本薬局方およびその解説書,
Remington’s Pharmaceutica
l Science(1980年版,Mack Pub
lishing Co.発行)に記載の製剤用成分の適
量を便宜に採用することができる。上記製剤用成分を使
用して所望の本発明化合物の薬剤を得るためには,第十
二改正薬局方(日局 XII)記載の製造法ないしこれ
を適当なモデフィケーションを加えた製造方法によって
製造することができる。
【0019】本発明化合物の投与量は,本発明化合物の
量に換算した場合,経口的に使用する場合は,通常20
−1000mg/日程度であり,好ましくは50−50
0mg/日程度である。非経口的に使用する場合は,通
常10−500mg/日程度であり,好ましくは20−
300mg/日程度である。上記投与量は,具体的には
ヒトまたは哺乳動物の消化性潰瘍の種類,部位,症状,
進行度,年齢,性別,体重などを考慮して最適量が決め
られる。
【0020】以下に,本発明化合物の実施例,合成例,
製剤例および安全性と有効性に関する試験例を示した。
【0021】
【実施例】
実施例1 5,6−ジメチル−2−ピロリジニル−4(1H)−ピ
リミジノン ピロリジン 16g(0.255モル)に5,6−ジメ
チル−2−ニトロアミノ−4(1H)−ピリミジノン
2.76(0.015モル)を加え、一夜還流した。反
応終了後,反応液を減圧留去し,残渣をメタノールより
再結晶することにより無色プリズム状結晶2.3g(7
9.3%)を得た。mp211−212°C
【0022】元素分析値 (C1015O):計
算値 C;62.15,H;7.82,N;21.7
5;実測値 C;61.98,H;7.91,N;2
1.72. 質量分析:EI−MS m/z 193(M),CI
−MS m/z194(M+1). IR(KBr cm−1):1650. MR(δ ppm):1.8−2.1(7H,m),
2.2(3H,s),3.4−3.8(4H,m).
【0023】実施例2 5,6−ジメチル−2−ベンジルアミノ−4(1H)−
ピリミジノン ベンジルアミン1.0g(0.01モル)と5,6−ジ
メチル−2−ニトロアミノ−4(1H)−ピリミジノン
1.8g(0.01モル)を,トルエン中一夜還流し
た。反応終了後,反応液を減圧留去し,残渣をメタノー
ルより再結晶することにより無色プリズム状結晶1.2
g(52.3%)を得た。mp175−177°C
【0024】元素分析(C1315O):計算値
C;68.37,H;6.60,N;18.33;実
測値 C;68.37,H;6.63,N:18.5
6. 質量分析 :EI−MS m/z 229 (M),
CI−MS m/z 230 (M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):2.2(3H,s),2.5
(3H,s),4.4(2H,m), 7.4(5H,
s).
【0025】実施例3 5,6−ジメチル−2−(3,4,5−トリメトキシベ
ンジルピペラジニル)−4(1H)−ピリミジノン 3,4,5−トリメトキシベンジルピペラジン2.6g
(0.01モル)と5,6−ジメチル−2−ニトロアミ
ノ−4(1H)−ピリミジノン1.8g(0.01モ
ル)を,トルエン中一夜還流した。反応終了後,反応液
を減圧留去し,残渣をメタノールより再結晶することに
より無色プリズム状結晶2.2g(57.9%)を得
た。mp252−254°C
【0026】質量分析:EI−MS m/z 388
(M),CI−MS m/z 389(M+1) IR(KBr cm−1):1650. MR(δ ppm):1.9(3H,s),2.2(3
H,s),2.4−2.7(4H,m),3.5(2
H,s),3.6−3.8(4H,m),3.9(9
H,s),6.6(2H,s).
【0027】実施例4 5−ベンジル−6−メチル−2−アミノ−4(1H)−
ピリミジノン グアニジン炭酸塩4.5g(0.025モル)に2−ベ
ンジルアセト酢酸エチル5.5g(0.025モル)を
加え170°Cで6時間加熱攪拌した。反応終了後,反
応液に10%塩酸を加え,クロロホルムで不純物を抽出
し水溶液をアルカリ性にすることにより析出する結晶を
濾取し,メタノールより再結晶することにより無色プリ
ズム状結晶0.5g(10%)を得た。mp288−2
90°C
【0028】質量分析:EI−MS m/z 215
(M),CI−MS m/z 216(M+1). IR(KBr cm−1):1650. MR(δ ppm):2.1(3H,s),3.5(3
H,s),7.2(5H,s).
【0029】実施例5 5−ベンジル−6−メチル−2−ニトロアミノ−4(1
H)−ピリミジノン 無水メタノール 70mlに金属ナトリウム1.5g
(0.065モル)を溶解し,この溶液にニトログアニ
ジン6.0g(0.0575モル)を加え,還流下1時
間攪拌した後,2−ベンジルアセト酢酸エチル11.0
g(0.0499モル)を加え一夜還流する。反応終了
後,反応液を減圧留去し,水50mlを加え氷冷下濃塩
酸で溶液を酸性にすることにより析出する結晶を濾取
し,メタノールより再結晶することにより無色プリズム
状結晶7.2g(55.5%)を得た。mp188−1
91°C
【0030】元素分析(C1212):計算
値 C;55.38,H;4.65,N;21.53
;実測値 C;55.18,H;4.57,N;2
1.58. 質量分析:EI−MS m/z 260(M),CI
−MS m/z 261(M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):2.1(3H,s),3.5
(2H,s),7.2(5H,s).
【0031】実施例6 5−ベンジル−6−メチル−2−ピロリジニル−4(1
H)−ピリミジノン ピロリジン30mlに5−ベンジル−6−メチル−2−
ニトロアミノ−4(1H)−ピリミジノン2.2g
(0.077モル)を加え,一夜還流した。反応終了
後,反応液を減圧留去し,残渣をメタノールより再結晶
することにより無色プリズム状結晶0.89g(31.
8%)を得た。mp202−203°C
【0032】元素分析(C1619O):計算値
C;71.35, H;7.10,N;15.60;
実測値 C;71.65,H;7.11,N;15.7
8. 質量分析:EI−MS m/z 269(M),CI
−MS m/z 270(M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):1.7−2.0(4H,m),
2.2(3H,s),3.3−3.6(4H,m),
3.8(2H,s),7.2(5H,s).
【0033】実施例7 5−ベンジル−6−メチル−2−ピペリジノ−4(1
H)−ピリミジノン ピペリジン130mlに5−ベンジル−6−メチル−2
−ニトロアミノ−4(1H)−ピリミジノン3.0
(0.0115モル)を加え,一夜還流した。反応終了
後,反応液を減圧留去し,残渣をメタノールより再結晶
することにより無色プリズム状結晶1.6g(57.1
%)を得た。mp169−170°C
【0034】元素分析(C1721O):計算値
C;72.05,H;7.47,N;14.83;実
測値 C;72.24,H;7.48,N;14.9
1. 質量分析:EI−MS m/z 283(M),CI
−MS m/z 284(M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):1.5(6H,s),2.1
(3H,s),3.4−3.8(6H,m),7.2
(5H,s).
【0035】実施例8 5−(3,4,5−トリメトキシベンジル)−6−メチ
ル−2−アミノ−4(1H)−ピリミジノン 無水エタノール70mlに金属ナトリウム1.5g
(0.065モル)を溶解し,この溶液にグアニジン
6.0g(0.0575モル)を加え,還流下1時間攪
拌した後2−(3,4,5−トリメトキシベンジル)ア
セト酢酸エチル11.0g(0.0499モル)を加え
一夜還流する。反応終了後,反応液を減圧留去し,水5
0mlを加え氷冷下濃塩酸で溶液を酸性にすることによ
り析出する結晶を濾取し,メタノールより再結晶するこ
とにより無色プリズム状結晶0.4g(13.3%)を
得た。mp252−254°C
【0036】元素分析(C1519):計算
値 C;59.00,H;6.27,N;13.76;
実測値 C;58.74,H;6.15,N;13.7
7. 質量分析:EI−MS m/z 305(M),CI
−MS m/z 306(M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):2.0(3H,s),3.2−
3.5(11H,m),6.4(2H,s).
【0037】
【合成例】
合成例1 5,6−ジメチル−2−メチルチオ−4(1H)−ピリ
ミジノン 水560mlに14.7g(0.66モル)の水酸化ナ
トリウムを溶解し,この溶液に5,6−ジメチル−2−
チオ−4(1H)−ピリミジノン28.0g(0.18
モル)と,ヨウ化メチル26.0g(0.183モル)
を加え,70°Cで2時間加温した。反応終了後,反応
液を氷冷下濃塩酸で酸性にすることにより析出する結晶
を濾取し,メタノールより再結晶することにより無色プ
リズム状結晶20.5g(66.6%)を得た。mp2
23−225°C
【0038】元素分析(C10OS):C;4
9.39,H;5.92,N;16.46;実測値
C;49.47,H;5.85,N;16.34. IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):2.1(3H,s), 2.5
(3,s).
【0039】合成例2 5,6−ジメチル−2−ニトロアミノ−4(1H)−ピ
リミジノン 無水エタノール250mlに金属ナトリウム5.6g
(0.245モル)を溶解し,この溶液にニトログアニ
ジン22.5g(0.216モル)を加え,還流下1時
間攪拌した後,2−メチルアセト酢酸エチル27.1g
(0.188モル)を加え一夜還流する。反応終了後,
反応液を減圧留去し,水150mlを加え氷冷下濃塩酸
で溶液を酸性にすることにより析出する結晶を濾取し、
メタノールより再結晶することにより無色プリズム状結
晶26.2g(75.9%)を得た。mp300°C
【0040】質量分析:EI−MS m/z 184
(M),CI−MS m/z 185(M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm):2.1(3H,s),2.5
(3H,s).
【0041】合成例 3 5,6−ジメチル−2−アミノ−4(1H)−ピリミジ
ノン グアニジン炭酸塩20.0g(0.098モル)と2−
メチルアセト酢酸エチル14.3g(0.011モル)
を170°Cで6時間加熱攪拌する。反応終了後,反応
液を10%塩酸170mlに溶解し,アンモニア水で中
和することにより析出する結晶を濾取し,DMFより再
結晶することにより無色プリズム状結晶26.2g(7
5.9%)を得た。mp>300°C
【0042】元素分析(CO):計算値
C;51.78,H;6.25,N;30.20;実測
値 C;51.31,H;6.44,N;30.16. 質量分析:EI−MS m/z 139(M),CI
−MS m/z 140(M+1). IR(KBr cm−1):1650. NMR(δ ppm) :1.9(3H,s),2.1
(3H,s).
【0043】
【製剤例】
製剤例1(錠剤1錠中の処方例) 実施例1の化合物 100mg 乳糖 110mg 結晶セルロース 20mg デキストリン 17mg ステアリン酸マグネシウム 3mg 全量 250mg
【0044】上記処分に基づき日局XII製剤総則記載
の方法に従って錠剤を製した。
【0045】製剤例2(注射剤1アンプル中の処方例) 実施例1の化合物 30mg プロピレングリコール 2mg ポリソルベート80 2mg 注射用水 適量 全量 10ml
【0046】上記処方に基づき日局XII製剤総則記載
の方法に従って注射剤を製した。
【0047】
【試験例】
試験例1 (急性毒性試験) 実施例,合成例に記載した本発明の化合物を,25−2
8gのddy系雄性マウスおよび220−250gのS
D系雄性ラットに腹腔内投与し,投与後2週間の死亡率
からLD50値を算出した。 結果:LD50値>1000mg/kg
【0048】試験例2 (ラットの塩酸−アスピリン胃
損傷発生抑制効果) 動物は,体重220−260gのSlc:SD系雄性ラ
ット(1群3−5匹)を一夜絶食して使用した。検体は
いずれも投与容量が体重100g当たり0.5mlとな
るような濃度に1%アラビアゴム溶液に懸濁し,塩酸−
アスピリンの投与30分前に経口投与した。検体の投与
量は原則として100mg/kgとし,対照群には1%
アラビアゴム溶液を経口投与した。胃損傷はラットに塩
酸−アスピリン(アスピリンが150mg/kgとなる
ように0.15M塩酸に懸濁)を体重100g当たり
0.5ml経口投与して惹起した。その1時間後にラッ
トを致死せしめ,胃粘膜に発症した胃損傷の長さの総計
を損傷係数とし,アラビアゴム溶液のみを経口投与した
対照群の損傷係数に対する割合から損傷抑制率を算出し
た。その結果を表1に示した。
【0049】
【表1】
【0050】表1から理解されるように,本発明化合物
は胃損傷に対して優れた抑制効果が認められた。
【0051】
【発明の効果】本発明によって,低毒性であって,優れ
た胃損傷抑制作用を有する新規な抗消化性潰瘍剤が提供
される。
フロントページの続き (72)発明者 内田 勝幸 神奈川県高座郡寒川町一之宮2−7−19 (72)発明者 五十嵐 康子 神奈川県川崎市中原区新城5−1−4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中,Rはアミノ基,ニトロアミノ基,シクロアル
    キレンアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよいフェ
    ニルアルキルアミノ基およびアルコキシ基で置換されて
    もよいフェニルアルキルピペラジニル基からなる群から
    選択されたものを,Rはアルコキシ基で置換されても
    よいフェニルアルキル基または低級アルキル基を,R
    は低級アルキル基を示す。但し,RおよびRが共に
    メチル基であって,Rがアミノ基またはニトロアミノ
    基である場合を除く)で表されるピリミジノン誘導体ま
    たはその塩。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 (式中,Rはアミノ基,ニトロアミノ基,シクロアル
    キレンアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよいフェ
    ニルアルキルアミノ基,アルコキシ基で置換されてもよ
    いフェニルアルキルピペラジニル基および低級アルキル
    チオ基からなる群から選択されたものを,Rはアルコ
    キシ基で置換されてもよいフェニルアルキル基または低
    級アルキル基を,Rは低級アルキル基を示す)で表さ
    れるピリミジノン誘導体またはその塩を有効成分とする
    抗消化性潰瘍剤。
JP4165893A 1993-01-22 1993-01-22 ピリミジノン誘導体およびそれを有効成分とする抗消化性潰瘍剤 Withdrawn JPH06220022A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015036563A1 (de) 2013-09-16 2015-03-19 Bayer Pharma Aktiengesellschaft Disubstituierte trifluormethylpyrimidinone und ihre verwendung als ccr2 antagonisten

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