JPH0622019U - 車輌用空調コンデンサの取付装置 - Google Patents

車輌用空調コンデンサの取付装置

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JPH0622019U
JPH0622019U JP6126692U JP6126692U JPH0622019U JP H0622019 U JPH0622019 U JP H0622019U JP 6126692 U JP6126692 U JP 6126692U JP 6126692 U JP6126692 U JP 6126692U JP H0622019 U JPH0622019 U JP H0622019U
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寛彦 渡辺
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昭和アルミニウム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調コンデンサのための所要配設スペースを
減少することができ、かつコンデンサの組付作業を容易
に行うことができるようにする。 【構成】 左右一対のヘッダー20とこれに両端部を連
通接続された複数本の熱交換チューブ21とを有する車
輌用空調コンデンサ2を、ラジエータ1に隣接して装着
するに際し、ラジエータ1のロアタンク5にコンデンサ
支承用マウント部材6を設ける。そして、このマウント
部材6にコンデンサ2のヘッダー下端部を、少なくとも
上下方向の相対移動を拘束しない嵌合構造を介して支承
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エンジンの冷却に用いられるラジエータに隣接して適宜車体前 部に装備される車輌用空調コンデンサの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車輌用空調コンデンサは、車輌製造時に車体に組付け装備される場合もあれば 、車輌購入者の要望に応じて後付けされる場合もある。そのため車体にはラジエ ータに隣接してコンデンサの配設スペースが設けられている。
【0003】 従来一般に該スペース内に配設されるコンデンサの取付けは、その下面に突設 された左右に1対の脚部を、車体側に穿設された位置決め兼支承用孔にラバーマ ウントを介して嵌入することにより下部を支持し、上部をブラケットを介して車 体またはラジエータ側にボルト止めすることによって固定するものとなされてい る(特開昭59−202937号、実開昭63−4831号各公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上記のようなコンデンサ取付構造による場合、コンデン サの後付け装着作業を支障なく行いうるものとするため、あるいはまた装着後に おいて振動によるコンデンサーとラジエータの相互干渉を回避するため、車体前 面とラジエータとの間あるいはラジエータの背後にコンデンサのための配設スペ ースを十分に大きく設定しておく必要があり、車体のエンジンルーム内に無駄な スペースを生じるという問題があった。
【0005】 また、コンデンサの組付けを車輌製造時に行う場合、上記のような取付構造で は、ラジエータとコンデンサとを車体に個別に組付けなければならないため、作 業能率上好ましくないのはもとより、コンデンサを挿入する際に該コンデンサと ラジエータとが衝接して相互に損傷を生じる危険性があり、ひいてはそれを回避 すべく作業に慎重さが要求され、愈々組付け作業能率の低下を招くというような 問題点もあった。
【0006】 この考案は、上記のような問題点を解決するべく、空調コンデンサのための所 要配設スペースを減少することができ、かつ車輌製造時にコンデンサの組付けを 行う場合においてその組付作業を高能率に行うことができ、しかも、コンデンサ の後付け作業をも容易に行うことができる車輌用空調コンデンサの取付装置を提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、コンデンサを、該コンデンサに隣接配 置されるラジエータのタンク部に支持せしめるものとなすことを基本的発想とし て完成されたものである。
【0008】 即ち、ラジエータに隣接して装着される、左右一対のヘッダーとこれに両端部 を連通接続された複数本の熱交換チューブとを有する車輌用空調コンデンサの取 付装置であって、 前記ラジエータのロアタンクにコンデンサ支承用マウント部材が設けられると 共に、該マウント部材に前記コンデンサのヘッダー下端部が、少なくとも上下方 向の相対移動を拘束しない嵌合構造を介して支承されてなることを特徴とする車 輌用空調コンデンサの取付装置を要旨とするものである。
【0009】 上部の支承構造として、コンデンサ上部のサイドプレート、またはヘッダーを 、連結用ブラケットを介してラジエータのアッパータンクまたはサイドプレート 等に一体的に連結固定するものを採用しても良い。
【0010】 コンデンサのヘッダー下端部を、ラジエータのロアタンクからの支承用マウン ト部材に支承する嵌合構造は、前記のように少なくともコンデンサの上下方向の 相対移動を拘束しないものであること、即ち上下方向の相対移動を許容しうるも のであることを必要とする。
【0011】 これは、コンデンサを上方からの落し込み操作によって上記支承用マウント部 材に嵌合支承せしめることを可能にするためはもとより、コンデンサの取付後の 状態において、ラジエータとコンデンサとのそれぞれに負荷される熱の影響によ る伸縮挙動の相違に対し、コンデンサの熱伸縮を上記嵌合構造部分で吸収するこ とにより、ラジエータとの間に無理な応力が作用して甚だしくはそれらの連結部 分等に損傷を生じさせる危惧を回避するためである。
【0012】 従って、コンデンサのヘッダー下端部は、前記支承用マウント部材に対し、例 えばゴム等の弾性部材を介して昇降変位自在な状態に支承するものとしても良い し、あるいはまた支承用マウント部材の底面から僅かに離間した状態にして、若 干の上下移動を許容する状態に支承するようなものとしても良い。
【0013】
【実施例】
以下、この考案を図示実施例に基いて説明する。
【0014】 図1ないし図5において、(1)はラジエータ、(2)はこれに隣接してその 前面側に配設される車輌用空調コンデンサである。
【0015】 ラジエータ(1)は、チューブとフィンにて構成されたラジエータコア(3) と、該コア(3)の上端部に具備するアッパータンク(4)と、同下部に具備す るロアタンク(5)とを主要構成部材としてなり、特に上記両タンク(4)(5 )はナイロン66等の強靭な合成樹脂製のものとして構成されている。
【0016】 そして、上記ラジエータ(1)において、そのロアタンク(5)の両端部前側 面にはそれぞれコンデンサ(2)を支持するためのコンデンサ支承用マウント部 材(6)が一体に突設されている。この支承用マウント部材(6)は、ロアタン ク(5)から片持状態に延びる左右1対のブラケット部(7)(7)と、それら の先端部間に一体に形成された有底円筒状の受け部(8)とよりなるもので、上 記ブラケット部(7)は、幅方向を上下方向に配した板状片として構成される一 方、受け部(8)は、上面を開口し周壁を上端に至るに従ってやゝ拡開した円筒 状に形成され、底面中央部にはスリット状の水抜き孔(9)が設けられたものと なされている。
【0017】 またロアタンク(5)の下面には、左右1対の取付用脚部(10)(10)が 一体に突設されており、これらの脚部をラバーマウント(12)の対応孔(13 )に嵌入してロアタンク(5)を該ラバーマウント(12)上に当接支承せしめ る一方、ラバーマウント(12)の下部脚部を車体(14)の対応位置に穿たれ た取付孔(11)に圧入嵌合せしめることにより、車体(14)上にラジエータ (1)を垂直状態に支持するものとなされている。
【0018】 一方、コンデンサ(2)は、図5に示すように所定間隔を隔てて左右一対の円 筒状ヘッダー(20)(20)が互いに平行状に配設されると共に、これら両ヘ ッダー(20)(20)に両端部を連通接続した状態で複数本の偏平な熱交換チ ューブ(21)が上下複数段に亘って配設され、これら隣接チューブ間および最 外側のチューブの外側にコルゲートフィン(22)が配設されたものである。
【0019】 なお、(23)は入口管、(24)は出口管、(25)は右ヘッダー(20) 内に挿入された仕切り板である。
【0020】 上記において、コンデンサ(2)の下部は、上記ヘッダー(20)(20)の 下端部を、ラジエータ(1)側に設けられたコンデンサ支承用マウント部材(6 )の受け部(8)内に嵌め込まれたゴム等の弾性ブッシュ(26)を介して嵌入 せしめることによって支持されている。而して、コンデンサ(2)のヘッダー下 端部がラジエータ(1)のロアタンク(5)に、上下方向の相対移動を許容しつ ゝ、前後方向を含む水平面内での自由な相対移動を実質的に阻止した嵌合状態の もとに支承されたものとなされている。
【0021】 一方、コンデンサ(2)の上部は、その両端部が連結用ブラケット(27)を 介してラジエータ(1)のアッパータンク(4)に連結固定されている。即ち、 コンデンサ(2)の上端部には、その最外側のコルゲートフィン(22)の上側 に取り付けられたサイドプレート(28)に左右1対のブラケット(27(27 )が取付けられ、該ブラケット(27)の上端部が、ラジエータ(1)のアッパ ータンク(4)の対応位置に形成された雌ねじ孔(29)に取付ボルト(30) をもって一体的に締結固定されている。
【0022】 なお、上記ブラケット(27)(27)に代えて、例えば図6および図7に示 すように、コンデンサ(2)の左右両ヘッダー(20)(20)に一対のサイド ブラケット(31)(31)を設けると共に、ラジエータ(1)側にも対応する 一対のサイドブラケット(32)(32)を設け、これらを取付ボルト(30) をもって締結固定するようにしても良い。この場合、必ずしもサイドブラケット の上下両端部を締結固定しなければならないものではなく、少なくとも上端部を 締結固定すれば足りるものである。
【0023】 (33)は上記ブラケット(27)とアッパータンク(4)との間に挾着され た硬質材料からなるリングスペーサー、(34)は、ラジエータ(1)のアッパ ータンク(4)の両端部上面に突設された短筒状の取付用突片で、一端を車体側 に固定したブラケット(図示略)の他端をねじ止め固定して、ラジエータ(1) を車体側に連結固定するものである。
【0024】 なお、ラジエータ(1)のコア(3)の左右両側の前面側には、上下方向に長 い帯状のシールラバー(35)が接着等により取付けられており、コンデンサ( 2)の取付状態において該シールラバー(35)がコンデンサ(2)のヘッダー (20)の後面に略密接してそれらの間の空隙を塞ぐものとなされている。そし て、これによりコンデンサ(2)を通過した空気が横洩れすることによるラジエ ータ(1)の能力低下を防ぐと共に、コンデンサ(2)とラジエータ(1)の振 動等による有害な金属部分どおしの相互干渉を防止しうるものとしている。
【0025】 なお、図示実施例では、最も一般的な形式によるものとして、コンデンサ(2 )をラジエータ(1)の前面側に配設したものを示したが、要すればその後面側 に配設するものとしても良い。この場合、支承用マウント部材(6)はロアタン ク(5)の後面側に突設することはいうまでもない。
【0026】 また、この考案において、コンデンサ(2)の下部の支承構造は、ラジエータ (1)のロアタンク(5)に突設された支承用マウント部材(6)にコンデンサ (2)のヘッダー下端部を、少なくとも上下方向の移動を拘束しない状態に係合 支 承しうるものであれば良い。従って、図示実施例の構造に限定されるもので はなく、種々の設計的変更が許容されるものであり、例えば、ロアタンク(5) 側の支承用マウント部材を断面コ字状に形成し、これらを互いに対向するように 配置せしめることにより、コンデンサ(2)の左右両ヘッダー(20)(20) の下端部を嵌合せしめることにより、水平面内での自由な相対移動を阻止した状 態としても良い。
【0027】 更には、コンデンサを支持するラジエータのロアタンク及び/またはアッパー タンクは、合成樹脂製に限らず金属製のものであっても良い。その場合、支承用 マウント部材は溶接その他適宜の固着手段によって当該タンクに一体的に付設す るものとしても良い。
【0028】
【考案の効果】
この考案は上述のように、ラジエータに隣接して配設されるコンデンサの下部 支承構造において、それをラジエータのロアタンクに設けた支承用マウント部材 に嵌合せしめたものとしていることにより、コンデンサをラジエータの前面側あ るいは後面側において近接状態に配置せしめることができ、ひいては従来のよう に車体に直接コンデンサを独立に支承せしめるものとする場合に較べてラジエー タの前方あるいは後方に配備されるコンデンサのための所要配設スペースを減少 することができる。
【0029】 即ち、コンデンサがラジエータに一体的に支承されることにより、車体の振動 に対してラジエータとコンデンサの振動方向が概ね合致し、両者が近接していて も相互に干渉し合うことがなく、かつ又、コンデンサをラジエータの車体装着後 に後付けする場合にあっても、該コンデンサをラジエータの前面側あるいは後面 側に沿わせながらその配設スペース内に上方から挿入していくことで、コンデン サの下端を比較的容易にラジエータ側の支承用マウント部材に適合させてそれに 支承せしめることが可能であり、コンデンサのための配設スペースが狭くてもそ の組付けに格別支障を生じることがない。従って、車体のエンジンルーム内に生 じる無駄なスペースを一層減少することができる。
【0030】 また、車輌製造時にコンデンサをラジエータと共に組付ける場合にあっては、 ラジエータに予めコンデンサを支持せしめて組合わせ状態としたのち、両者を一 緒に車体内に組込むことができる。従って、従来のようにラジエータとコンデン サを個別に組付け作業を行わなければならない場合に較べて、組付け作業能率を 向上しうると共に、その際に両者が相互に干渉し合ってお互いを損傷するという ような危惧も排除しうることにより、愈々組付け作業を手早く能率的に行いうる ものとなすことができる。
【0031】 加えて、コンデンサの下端の上記支承は、コンデンサの下端の上下方向の相対 移動を拘束しないものとなされていることにより、コンデンサの上端をラジエー タ側に一体的に固着しても、コンデンサ自体の熱影響に基づく伸縮挙動を上記下 部の支承構造部分で吸収し、ラジエータ側に無理な応力を作用せしめることがな い。従って、コンデンサの取付状態を常に安定に保持でき、その支持部材やラジ エータに損傷を与えるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の一部切欠き側面図である。
【図2】図1のII-II 線の断面図である。
【図3】コンデンサの下部の支承構造の正面図である。
【図4】同上部の支承構造の正面図である。
【図5】コンデンサの全体正面図である。
【図6】変形例を示す正面部である。
【図7】同平面図である。
【符号の説明】
1…ラジエータ 2…コンデンサ 5…ロアタンク 6…コンデンサ支承用マウント部材 20…ヘッダー 21…熱交換チューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータ(1)に隣接して装着され
    る、左右一対のヘッダー(20)(20)とこれに両端
    部を連通接続された複数本の熱交換チューブ(21)と
    を有する車輌用空調コンデンサ(2)の取付装置であっ
    て、 前記ラジエータ(1)のロアタンク(5)にコンデンサ
    支承用マウント部材(6)が設けられると共に、該マウ
    ント部材(6)に前記コンデンサ(2)のヘッダー下端
    部が、少なくとも上下方向の相対移動を拘束しない嵌合
    構造を介して支承されてなることを特徴とする車輌用空
    調コンデンサの取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255868A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Denso Corp 熱交換器の組付け構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473773U (ja) * 1990-10-31 1992-06-29
JP3013209U (ja) * 1994-12-28 1995-07-11 船井電機株式会社 Fm検波回路

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