JPH0622053U - 車両のインストルメントパネルの位置決め構造 - Google Patents
車両のインストルメントパネルの位置決め構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インストルメントパネルとステアリングコラム
カバーの外周面の隙間のうち左右の隙間を組付工数を増
大させずに略同一にすることにより、インストルメント
パネル及びステアリングコラムカバー間の見栄えを向上
できる。 【構成】カウルトップ12の近傍にインストルメントパ
ネル17が設けられ、インストルメントパネルの車幅方
向への偏倚を許容する係止手段21を介してインストル
メントパネルがカウルトップに取付けられる。インスト
ルメントパネル内のリインフォースメント27に固着さ
れたステアリングサポート32がステアリングコラム3
1を支持し、ステアリングコラムをステアリングコラム
カバー37がインストルメントパネルと隙間26をあけ
て覆う。ステアリングサポート近傍のインストルメント
パネルの内面に突起18bが設けられ、突起に対向する
ステアリングサポートに突起を挿入可能な位置決め孔3
2bが設けられる。
カバーの外周面の隙間のうち左右の隙間を組付工数を増
大させずに略同一にすることにより、インストルメント
パネル及びステアリングコラムカバー間の見栄えを向上
できる。 【構成】カウルトップ12の近傍にインストルメントパ
ネル17が設けられ、インストルメントパネルの車幅方
向への偏倚を許容する係止手段21を介してインストル
メントパネルがカウルトップに取付けられる。インスト
ルメントパネル内のリインフォースメント27に固着さ
れたステアリングサポート32がステアリングコラム3
1を支持し、ステアリングコラムをステアリングコラム
カバー37がインストルメントパネルと隙間26をあけ
て覆う。ステアリングサポート近傍のインストルメント
パネルの内面に突起18bが設けられ、突起に対向する
ステアリングサポートに突起を挿入可能な位置決め孔3
2bが設けられる。
Description
【0001】
本考案は車両の車室前部に設けられたインストルメントパネルを車体の所定の 位置に取付けるための構造に関する。更に詳しくはインストルメントパネルをス テアリングサポートを基準位置として取付けるための構造に関するものである。
【0002】
従来、インストルメントパネルの位置決め構造として、図6に示すようにカウ ルトップ1の近傍に設けられたインストルメントパネル2の前縁が係止手段3を 介してカウルトップ1に取付けられ、運転席側のインストルメントパネル2に形 成された開口部2aに対向するリインフォースメント4にステアリングコラム5 がステアリングサポート6を介して支持され、開口部2aから車室内に突出する ステアリングコラム5を覆うステアリングコラムカバー7が隙間をあけて開口部 2aに挿入されるように構成されたものが知られている。 上記インストルメントパネル2はパネル本体2bと、運転席側のパネル本体2 bの下部に取付けられたロアパネル2cとを有し、開口部2aはパネル本体2b 及びロアパネル2cの接合部に設けられた一対の切欠き2d,2eを互いに対向 させることにより形成される。係止手段3はパネル本体2bの前端にカウルトッ プ1に向って突設された5本のカウルピン8と、これらのカウルピン8のうちイ ンストルメントパネル2の中央のカウルピン8に対向するカウルトップ1に形成 された円形の位置決め孔1aと、残りの4本のカウルピン8に対向するカウルト ップ1に車幅方向に延びる長孔に形成された4つの被係止孔1bとを有する。位 置決め孔1aにはカウルピン8が係止可能な位置決め用リテーナ(図示せず)が 挿着され、被係止孔1bにはその他のカウルピン8が係止可能な長孔用リテーナ (図示せず)が挿着される。 この位置決め構造では、パネル本体2bの中央のカウルピン8を位置決め用リ テーナに挿着することにより、パネル本体2bの車幅方向の位置が決められるよ うになっている。
【0003】
しかし、上記インストルメントパネルの位置決め構造では、インストルメント パネルのパネル本体の車幅方向の取付基準がカウルトップの位置決め孔により決 められるのに対して、ステアリングコラムカバーの車幅方向の取付基準がステア リングサポートにより決められる。即ち、ステアリングコラムカバーはカウルサ イドパネル及びリインフォースメントを介して取付けられたステアリングサポー トに連結されるため、これらの部品の加工精度や組付のばらつき等によりインス トルメントパネルの開口部とステアリングコラムカバーの外周面の隙間が均等で なく、特に左右の隙間に偏倚が生じ、見栄えを損う不具合があった。 また左右の隙間に偏倚を生じた場合、この偏倚を修正するのに多くの時間を要 する問題点があった。
【0004】 本考案の目的は、インストルメントパネルとステアリングコラムカバーの外周 面の隙間のうち左右の隙間を組付工数を増大させずに略同一にすることにより、 インストルメントパネル及びステアリングコラムカバー間の見栄えを向上できる 車両のインストルメントパネルの位置決め構造を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明する。 本考案の車両のインストルメントパネルの位置決め構造は、ウインドシールド ガラス11の下縁に沿って設けられたカウルトップ12と、カウルトップ12の 近傍に設けられたインストルメントパネル17と、インストルメントパネル17 の前縁をインストルメントパネル17の車幅方向への偏倚を許容してカウルトッ プ12に取付ける係止手段21と、インストルメントパネル17内に位置し車幅 方向に延びて車体に固着されたリインフォースメント27と、リインフォースメ ント27に固着されステアリングコラム31を支持するステアリングサポート3 2と、インストルメントパネル17から突出するステアリングコラム31の外周 面をインストルメントパネル17と隙間26をあけて覆うステアリングコラムカ バー37とを備えた車両であって、ステアリングサポート32近傍のインストル メントパネル17の内面に突起18bが設けられ、突起18bに対向するステア リングサポート32に突起18bを挿入可能な位置決め孔32bが設けられたも のである。 またステアリングサポート32近傍のインストルメントパネル17の内面に突 起の代わりに嵌入孔を設け、嵌入孔に対向するステアリングサポート32に位置 決め孔の代わりにこの嵌入孔が嵌入可能な位置決めピンを設けることもできる。
【0006】
予めステアリングコラム31にはステアリングコラムカバー37がサブアッセ ンブリされる。インストルメントパネル17を車体に取付けるには、先ず突起1 8bを位置決め孔32bに挿入した状態で、インストルメントパネル17を係止 手段21を介してカウルトップ12に取付ける。 次にサブアッセンブリされたステアリングコラム31をステアリングサポート 32に固定する。インストルメントパネル17及びステアリングコラム31がス テアリングサポート32を基準に取付けられるので、インストルメントパネル1 7とステアリングコラムカバー37の外周面の隙間26のうち左右の隙間26が 略同一になる。
【0007】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図5に示すように、車室の前面に設けられたウインドシールドガラス1 1の下縁に沿ってカウルトップ12が設けられる。カウルトップ12は鋼板を折 曲げて形成したカウルアウタパネル13及びカウルインナパネル14とを備える 。カウルアウタパネル13は前下がりに傾斜した緩斜面13aと、緩斜面13a の後端に連なりガラス11と略平行に後上がりに傾斜した接合面13bとを有す る。接合面13bはガラス11の内面下端に接着剤16により接着される。カウ ルインナパネル14は略鉛直方向に延びる鉛直面14aと、鉛直面14aの上端 に連なりカウルアウタパネル13の接合面13bの下面に溶着される接合面14 bと、接合面14bの上端に連なり後下がりに傾斜したリテーナ取付面14cと を有する(図1)。 カウルトップ12の近傍の車室前部には車幅方向に延びてインストルメントパ ネル17のパネル本体18が設けられる(図1及び図5)。パネル本体18の前 縁はカウルインナパネル14に係止手段21を介して取付けられる。係止手段2 1はパネル本体18の前端下面にカウルインナパネル14に向って突設された複 数のボス22と、ボス22の先端に圧入されたカウルピン23と、カウルピン2 3に対向するカウルインナパネル14に設けられカウルピン23が係止可能なリ テーナ24とを有する(図1及び図4)。
【0008】 パネル本体18の複数のボス22はこの例ではパネル本体18の前端下面に所 定の間隔をあけて5つ突設され、これらのボス22にはカウルピン23の基端が 圧入される穴22aが形成される。リテーナ24はカウルインナパネル14のリ テーナ取付面14cに形成された被係止孔14dに挿着され、被係止孔14dは 車幅方向に延びる長孔に形成される。カウルピン23が挿入されるリテーナ24 のピン孔24aは被係止孔14dに沿う長孔に形成され、パネル本体18はカウ ルピン23をピン孔24aに挿入した状態でピン孔24aの長孔分だけカウルイ ンナパネル14に対して車幅方向に偏倚可能になっている(図1及び図4)。 また運転席側のパネル本体18の下部にはロアパネル19が取付けられる。ロ アパネル19の上縁に対向するパネル本体18の下縁に伏せ椀状の切欠き18a が形成され、この切欠き18aに対向するロアパネル19の上縁に椀状の切欠き 19aが形成され、これらの切欠き18a,19aを互いに対向させることによ り後述するステアリングコラムカバー37を隙間26をあけて挿入可能な開口部 17aがインストルメントパネル17に形成される(図4及び図5)。
【0009】 パネル本体18内にはパイプ状のリインフォースメント27が車幅方向に延び て設けられる。このリインフォースメント27の両端はブラケット27a及びフ ランジ27bを介して一対のカウルサイドパネル29,29にそれぞれ固定され る。リインフォースメント27にはインストルメントパネル17の開口部17a に対向する位置にステアリングコラム31を支持する略矩形のステアリングサポ ート32が固着される。ステアリングコラム31のステアリングサポート32に 対向する位置にはサポート32と略同形のブラケット31aが固着され、このブ ラケット31aはボルト33及びナット34を介してサポート32に固定される (図1及び図4)。
【0010】 またステアリングコラム31はステアリングシャフト35を回転可能に保持し 、このシャフト35の車室に突出する先端にはステアリングホイール36が固着 される(図1及び図4)。インストルメントパネル17の開口部17aから車室 に突出するステアリングコラム31は筒状のステアリングコラムカバー37によ り覆われ、このカバー37は隙間26をあけて開口部17aに挿入される(図1 及び図5)。 ステアリングサポート32近傍のパネル本体18の内面にはステアリングサポ ート32に向って突起18bが設けられ、この突起18bに対向するステアリン グサポート32にはこのサポート32の中心に一体的に舌状片32aが設けられ る。この舌状片32aには突起18bが挿入可能な位置決め孔32bが設けられ る。位置決め孔32bは鉛直方向に延びる略長孔に形成される(図1〜図3)。
【0011】 このように構成されたインストルメントパネル17では、予めパネル本体18 のボス22にカウルピン23が圧入され、カウルインナパネル14の被係止孔1 4dにリテーナ24が挿着され、更に一対のカウルサイドパネル29,29にリ インフォースメント27が固定される。またステアリングコラム31にはステア リングコラムカバー37やステアリングシャフト35等がサブアッセンブリされ る。 インストルメントパネル17を車体に取付けるには、先ずパネル本体18の突 起18bをステアリングサポート32の位置決め孔32bに挿入し、この状態で パネル本体18のカウルピン23をカウルインナパネル14のリテーナ24に係 止させる。このときステアリングサポート32とカウルインナパネル14との間 に加工精度や組付のばらつきがあってもリテーナ24のピン孔24aが長孔に形 成されているため、カウルピン23をピン孔24aにスムーズに挿入できる。 次にサブアッセンブリされたステアリングコラム31をステアリングサポート 32に固定し、ロアパネル19をパネル本体18の下部に取付ける。パネル本体 18及びステアリングコラム31がステアリングサポート32を基準に取付けら れるので、インストルメントパネル17の開口部17aとステアリングコラムカ バー37の外周面の隙間26のうち左右の隙間26が略同一になり、インストル メントパネル17及びステアリングコラムカバー37間の見栄えが向上する。
【0012】 なお、上記実施例ではパネル本体の内面に突起をを設け、突起に対向するステ アリングサポートに突起を挿入可能な位置決め孔を設けたが、これは一例であっ てパネル本体の内面に嵌入孔を設け、嵌入孔に対向するステアリングサポートに 嵌入孔を嵌入可能な位置決めピンを設けてもよい。
【0013】
以上述べたように、本考案によれば、インストルメントパネルの車幅方向への 偏倚を許容する係止手段を介してインストルメントパネルの前縁をカウルトップ に取付け、ステアリングサポートにより支持されるステアリングコラムの外周面 をステアリングコラムカバーがインストルメントパネルと隙間をあけて覆い、ス テアリングサポート近傍のインストルメントパネルの内面に突起又は嵌入孔を設 け、突起又は嵌入孔に対向するステアリングサポートに突起を挿入可能な位置決 め孔又は嵌入孔を嵌入可能な位置決めピンを設けたので、インストルメントパネ ルとステアリングコラムカバーの外周面の隙間のうち左右の隙間を略同一にする ことができ、インストルメントパネル及びステアリングコラムカバー間の見栄え を向上できる。この結果、従来のインストルメントパネルの位置決め構造のよう な隙間の偏倚を修正する作業が不要になるので、組付工数が増大することはない 。
【図1】本考案一実施例車両のインストルメントパネル
の位置決め構造を示す図5のA−A線断面図。
の位置決め構造を示す図5のA−A線断面図。
【図2】図1のB部拡大図。
【図3】図2のC−C線断面図。
【図4】そのインストルメントパネルを含む車両の要部
分解斜視図。
分解斜視図。
【図5】そのインストルメントパネルを車室内から見た
図。
図。
【図6】従来例を示す図4に対応する車両の要部分解斜
視図。
視図。
11 ウインドシールドガラス 12 カウルトップ 17 インストルメントパネル 18b 突起 21 係止手段 26 隙間 27 リインフォースメント 31 ステアリングコラム 32 ステアリングサポート 32b 位置決め孔 37 ステアリングコラムカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 ウインドシールドガラス(11)の下縁に沿
って設けられたカウルトップ(12)と、 前記カウルトップ(12)の近傍に設けられたインストルメ
ントパネル(17)と、 前記インストルメントパネル(17)の前縁を前記インスト
ルメントパネル(17)の車幅方向への偏倚を許容して前記
カウルトップ(12)に取付ける係止手段(21)と、 前記インストルメントパネル(17)内に位置し車幅方向に
延びて車体に固着されたリインフォースメント(27)と、 前記リインフォースメント(27)に固着されステアリング
コラム(31)を支持するステアリングサポート(32)と、 前記インストルメントパネル(17)から突出する前記ステ
アリングコラム(31)の外周面を前記インストルメントパ
ネル(17)と隙間(26)をあけて覆うステアリングコラムカ
バー(37)とを備えた車両であって、 前記ステアリングサポート(32)近傍の前記インストルメ
ントパネル(17)の内面に突起(18b)又は嵌入孔が設けら
れ、 前記突起(18b)又は前記嵌入孔に対向する前記ステアリ
ングサポート(32)に前記突起(18b)を挿入可能な位置決
め孔(32b)又は前記嵌入孔を嵌入可能な位置決めピンが
設けられたことを特徴とする車両のインストルメントパ
ネルの位置決め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992066405U JP2592407Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 車両のインストルメントパネルの位置決め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992066405U JP2592407Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 車両のインストルメントパネルの位置決め構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622053U true JPH0622053U (ja) | 1994-03-22 |
| JP2592407Y2 JP2592407Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13314865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992066405U Expired - Fee Related JP2592407Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 車両のインストルメントパネルの位置決め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592407Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5882937U (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-04 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用計器盤取付構造 |
| JPH0455419U (ja) * | 1990-09-19 | 1992-05-12 | ||
| JP3049120U (ja) * | 1996-12-22 | 1998-06-02 | 隆昭 遠藤 | 緑化を目的としたコンクリート擁壁 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP1992066405U patent/JP2592407Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5882937U (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-04 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用計器盤取付構造 |
| JPH0455419U (ja) * | 1990-09-19 | 1992-05-12 | ||
| JP3049120U (ja) * | 1996-12-22 | 1998-06-02 | 隆昭 遠藤 | 緑化を目的としたコンクリート擁壁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2592407Y2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |