JPH06220686A - パターンめっき成形品及びその製造方法 - Google Patents
パターンめっき成形品及びその製造方法Info
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- JPH06220686A JPH06220686A JP5027400A JP2740093A JPH06220686A JP H06220686 A JPH06220686 A JP H06220686A JP 5027400 A JP5027400 A JP 5027400A JP 2740093 A JP2740093 A JP 2740093A JP H06220686 A JPH06220686 A JP H06220686A
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- coil
- short ring
- substrate
- coat layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロータリトランス用のコイル及びショートリ
ングを安価に製造でき且つフェライトコアへの装着作業
も容易となし得るコイル及びショートリングの製造方法
を提供する。 【構成】 導電性基板表面に所定パターンでレジスト層
を形成した後、電気銅めっきを施してロータリトランス
用のコイル10とショートリング12とを同一基板表面
上にパターンめっき成形する。このとき同時にコイル1
0及びショートリング12から、それらを互いに結ぶ方
向に延出部20,22を一体に且つ途中で分断した状態
でめっき成形する。この後電着塗装を施してコイル10
及びショートリング12をカバーコート層18で覆うと
ともに、延出部分20,22を同じくカバーコート層1
8で被覆して、コイル10とショートリング12とを延
出部20,22及びカバーコート層18からなるブリッ
ジ部14にて一体に連結する。この後レジスト層及び基
板を除去する。
ングを安価に製造でき且つフェライトコアへの装着作業
も容易となし得るコイル及びショートリングの製造方法
を提供する。 【構成】 導電性基板表面に所定パターンでレジスト層
を形成した後、電気銅めっきを施してロータリトランス
用のコイル10とショートリング12とを同一基板表面
上にパターンめっき成形する。このとき同時にコイル1
0及びショートリング12から、それらを互いに結ぶ方
向に延出部20,22を一体に且つ途中で分断した状態
でめっき成形する。この後電着塗装を施してコイル10
及びショートリング12をカバーコート層18で覆うと
ともに、延出部分20,22を同じくカバーコート層1
8で被覆して、コイル10とショートリング12とを延
出部20,22及びカバーコート層18からなるブリッ
ジ部14にて一体に連結する。この後レジスト層及び基
板を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばVTR等に用い
られる平板型ロータリトランス用のコイル及びショート
リングに適用して好適なパターンめっき成形品及びその
製造方法に関する。
られる平板型ロータリトランス用のコイル及びショート
リングに適用して好適なパターンめっき成形品及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRにおけるビデオ信号の記録,再生
のためのスキャナ部分は、一般に図7(A)に示すよう
な構造となっている。
のためのスキャナ部分は、一般に図7(A)に示すよう
な構造となっている。
【0003】この図において100は固定の下部ドラ
ム,102は可動の上部ドラムである。上部ドラム10
2には所定個所にビデオヘッド104が設けられ、この
ビデオヘッド104が上部ドラム102とともに、モー
タ106により回転駆動される軸108と一体に回転す
るようになっている。
ム,102は可動の上部ドラムである。上部ドラム10
2には所定個所にビデオヘッド104が設けられ、この
ビデオヘッド104が上部ドラム102とともに、モー
タ106により回転駆動される軸108と一体に回転す
るようになっている。
【0004】上部ドラム102と下部ドラム100との
間には、信号を電磁変換してビデオヘッド104と処理
回路との間で信号中継するロータリトランス110が設
けられている。
間には、信号を電磁変換してビデオヘッド104と処理
回路との間で信号中継するロータリトランス110が設
けられている。
【0005】このロータリトランス110は、一次側ト
ランス112と二次側トランス114とから成ってお
り、その一次側トランス112が上部ドラム102の側
に、二次側トランス114が下部ドラム100の側にそ
れぞれ固定されている。
ランス112と二次側トランス114とから成ってお
り、その一次側トランス112が上部ドラム102の側
に、二次側トランス114が下部ドラム100の側にそ
れぞれ固定されている。
【0006】一次側トランス112及び二次側トランス
114は、図7(B),(C)に示しているようにフェ
ライト材から成る円板体116の表面において溝118
内に保持された映像又は音声信号授受のための銅製のコ
イル120を有し、またそれらコイル120の間に銅製
のショートリング126を有している。
114は、図7(B),(C)に示しているようにフェ
ライト材から成る円板体116の表面において溝118
内に保持された映像又は音声信号授受のための銅製のコ
イル120を有し、またそれらコイル120の間に銅製
のショートリング126を有している。
【0007】このショートリング126は、コイル12
0と120との間で信号が干渉するのを防ぐものであっ
て、通常肉厚が0.20mm以下の薄肉のものである。
0と120との間で信号が干渉するのを防ぐものであっ
て、通常肉厚が0.20mm以下の薄肉のものである。
【0008】上記コイル120及びショートリング12
6は、従来次のようにして製造され且つ円板体116に
装着されていた。即ちコイルの場合には、エナメル線等
の金属線材(銅線材)を巻線機により巻いてコイル12
0となした上或いはコイル120となしつつこれを円板
体116の溝の内部に嵌め込み、接着剤にて固着してい
た。
6は、従来次のようにして製造され且つ円板体116に
装着されていた。即ちコイルの場合には、エナメル線等
の金属線材(銅線材)を巻線機により巻いてコイル12
0となした上或いはコイル120となしつつこれを円板
体116の溝の内部に嵌め込み、接着剤にて固着してい
た。
【0009】またショートリング126の場合には、薄
肉銅板を金型を用いてリング状に打抜加工し、これを円
板体116の溝の内部に嵌め込んだ上接着剤にて固着し
ていた。
肉銅板を金型を用いてリング状に打抜加工し、これを円
板体116の溝の内部に嵌め込んだ上接着剤にて固着し
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらコ
イル120,ショートリング126は何れも小さなもの
でしかも変形を起こし易く、その取扱いが厄介であっ
て、円板体116への装着に際しては熟練者の手作業が
必要であり、その際にコイル120とショートリング1
26とを別々に円板体116に装着することが必要であ
るため、装着のための必要工数が多い等の問題があっ
た。
イル120,ショートリング126は何れも小さなもの
でしかも変形を起こし易く、その取扱いが厄介であっ
て、円板体116への装着に際しては熟練者の手作業が
必要であり、その際にコイル120とショートリング1
26とを別々に円板体116に装着することが必要であ
るため、装着のための必要工数が多い等の問題があっ
た。
【0011】しかもショートリング126の場合、製造
に当って各形状・寸法ごとに金型が必要であって設備費
が高くなり、加えて打抜きによりバリが発生したり反り
等の変形が生じたりするため、円板体116の溝に収納
し切れないものも多く、これらは製品として使用できな
いものであるために材料の歩留率も低く、コスト増大の
要因となっていた。
に当って各形状・寸法ごとに金型が必要であって設備費
が高くなり、加えて打抜きによりバリが発生したり反り
等の変形が生じたりするため、円板体116の溝に収納
し切れないものも多く、これらは製品として使用できな
いものであるために材料の歩留率も低く、コスト増大の
要因となっていた。
【0012】他方、ポリイミドの樹脂基板の表面に銅箔
を張付けて所定パターンでエッチング処理し、もって基
板表面に上記コイル120,ショートリング126を一
体に形成したものが提案されている。
を張付けて所定パターンでエッチング処理し、もって基
板表面に上記コイル120,ショートリング126を一
体に形成したものが提案されている。
【0013】このものは、コイル120とショートリン
グ126とが一体化され且つシート状化されているか
ら、取扱性が良好でフェライト材の円板体116への装
着も容易である利点を有している。
グ126とが一体化され且つシート状化されているか
ら、取扱性が良好でフェライト材の円板体116への装
着も容易である利点を有している。
【0014】このものは例えば図8に示すような方法で
製造できる。即ち、ポリイミド樹脂基板128の表面に
銅箔130を張り付けた上で所定パターンでレジスト層
132を形成し(工程(I),(II))、しかる後エッ
チングを行って銅のコイル120(及びショートリング
126)を成形する(工程(III))。
製造できる。即ち、ポリイミド樹脂基板128の表面に
銅箔130を張り付けた上で所定パターンでレジスト層
132を形成し(工程(I),(II))、しかる後エッ
チングを行って銅のコイル120(及びショートリング
126)を成形する(工程(III))。
【0015】その後裏面側からレーザ加工にて基板12
8に窓穴136を開けた上(工程(IV))、銅製コイル
120(及びショートリング126)の防錆及び後の半
田付のための錫置換めっき138を施す。
8に窓穴136を開けた上(工程(IV))、銅製コイル
120(及びショートリング126)の防錆及び後の半
田付のための錫置換めっき138を施す。
【0016】その後基板128の周縁を同じくレーザ加
工によりトリミング加工を行って製品化し(工程(VI
I))、これを円板体116の溝内部に挿入して接着剤
140により固着処理し、半田付にて電極形成する(工
程(VIII),(IX))。
工によりトリミング加工を行って製品化し(工程(VI
I))、これを円板体116の溝内部に挿入して接着剤
140により固着処理し、半田付にて電極形成する(工
程(VIII),(IX))。
【0017】以上のようにコイル120とショートリン
グ126とをシート状に一体化したものは、その製造に
当って電極用の窓穴開け及び基板周縁のトリミングが必
要であって、それら加工に際しては高度の位置精度が必
要であり、従って製造コストが必然的に高くなるといっ
た問題がある。
グ126とをシート状に一体化したものは、その製造に
当って電極用の窓穴開け及び基板周縁のトリミングが必
要であって、それら加工に際しては高度の位置精度が必
要であり、従って製造コストが必然的に高くなるといっ
た問題がある。
【0018】また加えて上記エッチングによる製造方法
の場合、コイル120における各巻線のピッチを大きく
しなければならないことから、コイル120の各巻線の
占積率が小さくなるといった問題がある。
の場合、コイル120における各巻線のピッチを大きく
しなければならないことから、コイル120の各巻線の
占積率が小さくなるといった問題がある。
【0019】即ち図6(A)に示しているように、導体
142をエッチングにて成形する場合、表面側において
エッチング幅が広く、奥部において幅が狭くなることか
ら、つまり導体142の断面形状が基端側から表面の先
端側にかけて先細り形状となることから、各導体142
の断面積が小さくなり且つ各導体142間を絶縁状態と
するために導体142間のピッチを大きく取ることが必
要となって占積率が小さくなるのである。
142をエッチングにて成形する場合、表面側において
エッチング幅が広く、奥部において幅が狭くなることか
ら、つまり導体142の断面形状が基端側から表面の先
端側にかけて先細り形状となることから、各導体142
の断面積が小さくなり且つ各導体142間を絶縁状態と
するために導体142間のピッチを大きく取ることが必
要となって占積率が小さくなるのである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の第一の発明は金属パターンめっき成形品に係るもの
で、(イ)互いに独立した複数の金属パターンめっき成
形部品と、(ロ)それらを結ぶ方向に延び且つそれらの
一方から他方に到る途中で分断された形態の金属パター
ンめっきにより成形された延出部と、(ハ)前記金属パ
ターンめっき成形部品及び延出部を被覆する状態に設け
られ且つ前記分断部分においてつながった絶縁性のカバ
ーコート層とを有することを特徴とする(請求項1)。
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の第一の発明は金属パターンめっき成形品に係るもの
で、(イ)互いに独立した複数の金属パターンめっき成
形部品と、(ロ)それらを結ぶ方向に延び且つそれらの
一方から他方に到る途中で分断された形態の金属パター
ンめっきにより成形された延出部と、(ハ)前記金属パ
ターンめっき成形部品及び延出部を被覆する状態に設け
られ且つ前記分断部分においてつながった絶縁性のカバ
ーコート層とを有することを特徴とする(請求項1)。
【0021】本願の別の発明はその製造方法に係るもの
で、請求項1のパターンめっき成形品を製造する方法で
あって、(イ)導電性基板上にレジスト層を形成する工
程と、(ロ)該レジスト層の前記複数の金属パターンめ
っき成形部品及び延出部に対応する形状部分を除去し、
該基板表面をそれら成形部品及び延出部の形状に対応し
たパターンで露出させた状態とする工程と、(ハ)該基
板を陰極として電気めっきを施すことにより該基板の前
記露出表面に互いに独立した複数の金属パターンめっき
成形部品及び延出部を成形する工程と、(ニ)該電気め
っき処理の後に電着塗装を施して、該金属パターンめっ
き成形部品及び延出部を覆い且つ前記分断部分でつなが
った絶縁性のカバーコート層を形成する工程と、(ホ)
その後において前記レジスト層除去及びエッチングによ
る前記基板の除去とを行い、前記複数の金属パターンめ
っき成形部品を前記延出部とカバーコート層とで連結し
た形態のパターンめっき成形品を取り出す工程とを含む
ことを特徴とする(請求項2)。
で、請求項1のパターンめっき成形品を製造する方法で
あって、(イ)導電性基板上にレジスト層を形成する工
程と、(ロ)該レジスト層の前記複数の金属パターンめ
っき成形部品及び延出部に対応する形状部分を除去し、
該基板表面をそれら成形部品及び延出部の形状に対応し
たパターンで露出させた状態とする工程と、(ハ)該基
板を陰極として電気めっきを施すことにより該基板の前
記露出表面に互いに独立した複数の金属パターンめっき
成形部品及び延出部を成形する工程と、(ニ)該電気め
っき処理の後に電着塗装を施して、該金属パターンめっ
き成形部品及び延出部を覆い且つ前記分断部分でつなが
った絶縁性のカバーコート層を形成する工程と、(ホ)
その後において前記レジスト層除去及びエッチングによ
る前記基板の除去とを行い、前記複数の金属パターンめ
っき成形部品を前記延出部とカバーコート層とで連結し
た形態のパターンめっき成形品を取り出す工程とを含む
ことを特徴とする(請求項2)。
【0022】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、互いに独立した複数の金属パターンめっき成形部品
を、同じくパターンめっき成形による延出部とこれを覆
うカバーコート層にて連結一体化したものであり、各成
形部品を保持基体に装着するに当って一回の装着作業で
これを行うことができる。
は、互いに独立した複数の金属パターンめっき成形部品
を、同じくパターンめっき成形による延出部とこれを覆
うカバーコート層にて連結一体化したものであり、各成
形部品を保持基体に装着するに当って一回の装着作業で
これを行うことができる。
【0023】例えば本発明を上記ロータリトランス用の
コイル及びショートリングに適用した場合、コイル及び
ショートリングを一体物として取り扱うことができ、一
回の装着作業でそれらコイルとショートリングとをフェ
ライト材から成る円板体に装着することができる。しか
もコイルとショートリングとは電気的に絶縁状態にある
から、それらの機能はまったく損なわれない。
コイル及びショートリングに適用した場合、コイル及び
ショートリングを一体物として取り扱うことができ、一
回の装着作業でそれらコイルとショートリングとをフェ
ライト材から成る円板体に装着することができる。しか
もコイルとショートリングとは電気的に絶縁状態にある
から、それらの機能はまったく損なわれない。
【0024】請求項2の発明は上記パターンめっき成形
品を製造する方法に係るものであって、本発明方法によ
れば上記互いに独立した複数の金属パターンめっき成形
部品、例えば複数のコイル或いはこれとショートリング
とを同時に形成でき、製造工数を低減できる。
品を製造する方法に係るものであって、本発明方法によ
れば上記互いに独立した複数の金属パターンめっき成形
部品、例えば複数のコイル或いはこれとショートリング
とを同時に形成でき、製造工数を低減できる。
【0025】加えてその際に延出部とこれを覆う絶縁性
のカバーコート層とから成る連結部分が同時に形成さ
れ、それら複数の成形部品が同時に一体化される。
のカバーコート層とから成る連結部分が同時に形成さ
れ、それら複数の成形部品が同時に一体化される。
【0026】本発明は、電着塗装によってパターンめっ
き成形部品を覆う絶縁性の皮膜(カバーコート層)を形
成するものであり、従ってかかるカバーコート層はパタ
ーン成形部品に沿ってのみ形成される。それ故後におい
てカバーコート層に対してトリミング加工することは必
要でない。
き成形部品を覆う絶縁性の皮膜(カバーコート層)を形
成するものであり、従ってかかるカバーコート層はパタ
ーン成形部品に沿ってのみ形成される。それ故後におい
てカバーコート層に対してトリミング加工することは必
要でない。
【0027】加えて本発明は延出部とそのカバーコート
層から成る連結部にて複数のパターンめっき成形部品を
連続一体化するものであるため、基板にてそれらを一体
化する場合のように基板に電極用の窓穴開け加工や基板
周縁のトリミング加工を必要としない。従ってレーザ等
による穴開け加工,トリミング加工のための高価な設備
投資を必要とせず、ランニングコストが高くなるなどの
不具合を生じない。
層から成る連結部にて複数のパターンめっき成形部品を
連続一体化するものであるため、基板にてそれらを一体
化する場合のように基板に電極用の窓穴開け加工や基板
周縁のトリミング加工を必要としない。従ってレーザ等
による穴開け加工,トリミング加工のための高価な設備
投資を必要とせず、ランニングコストが高くなるなどの
不具合を生じない。
【0028】尚、本発明によって上記コイルを成形した
場合、電着塗装によるカバーコート層はコイルの一本一
本の巻線を被覆して巻線同士を絶縁状態とする。このカ
バーコート層により、コイル取扱いの際又は円板体への
装着の際に各巻線の接触を防ぎ、各巻線同士を電気的絶
縁状態に保持することができ、取扱性,装着作業性を良
好とすることができる。
場合、電着塗装によるカバーコート層はコイルの一本一
本の巻線を被覆して巻線同士を絶縁状態とする。このカ
バーコート層により、コイル取扱いの際又は円板体への
装着の際に各巻線の接触を防ぎ、各巻線同士を電気的絶
縁状態に保持することができ、取扱性,装着作業性を良
好とすることができる。
【0029】本発明の方法は、金属パターンめっき部分
の占積率を高くできる利点を有している。図6(B)に
示しているようにめっき成形の場合、エッチングによる
成形と異なって成形部Sの断面形状が一端から他端にか
けて幅が広がって行くといったことがないからである。
の占積率を高くできる利点を有している。図6(B)に
示しているようにめっき成形の場合、エッチングによる
成形と異なって成形部Sの断面形状が一端から他端にか
けて幅が広がって行くといったことがないからである。
【0030】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2は本発明の一実施例であるロータリトラ
ンス用の銅製のコイル及びショートリングを示したもの
で、図中10はコイル、12はショートリングである。
説明する。図2は本発明の一実施例であるロータリトラ
ンス用の銅製のコイル及びショートリングを示したもの
で、図中10はコイル、12はショートリングである。
【0031】これら3つのコイル10及び2つのショー
トリング12は、それぞれ周方向に90°ずつ隔たった
4個所においてブリッジ部14により互いに連結一体化
されている。
トリング12は、それぞれ周方向に90°ずつ隔たった
4個所においてブリッジ部14により互いに連結一体化
されている。
【0032】3つのコイル10は、外側から順に中心径
が30mmφ,25mmφ,20mmφとされており、
また2つのショートリング12は、外側から順に中心径
が27.5mmφ,22.5mmφとされている。
が30mmφ,25mmφ,20mmφとされており、
また2つのショートリング12は、外側から順に中心径
が27.5mmφ,22.5mmφとされている。
【0033】コイル10は、図1に示しているように銅
線を5回巻して成るもので、本例では各巻線16の幅が
160μm、各巻線16の間隔が20μmとされてい
る。尚ショートリング12の幅は200μmである。こ
れらコイル10の各巻線16及びショートリング18の
表面は、絶縁性のカバーコート層18にて被覆されてい
る。
線を5回巻して成るもので、本例では各巻線16の幅が
160μm、各巻線16の間隔が20μmとされてい
る。尚ショートリング12の幅は200μmである。こ
れらコイル10の各巻線16及びショートリング18の
表面は、絶縁性のカバーコート層18にて被覆されてい
る。
【0034】ブリッジ部14は、コイル10から延び出
す延出部20及びショートリング12から延び出す延出
部22と、それらを被覆しているカバーコート層18と
から成っている。
す延出部20及びショートリング12から延び出す延出
部22と、それらを被覆しているカバーコート層18と
から成っている。
【0035】各延出部20,22の幅はここでは160
μmとされ、またそれらの間及びショートリング12又
はコイル10との間には所定の隙間が形成されている。
この例では隙間の寸法aは20μmとされている。
μmとされ、またそれらの間及びショートリング12又
はコイル10との間には所定の隙間が形成されている。
この例では隙間の寸法aは20μmとされている。
【0036】一方延出部20,22を覆うカバーコート
層18は、図3にも示しているように前記コイル10及
びショートリング12を覆うカバーコート層18ととも
に互いにつながった状態にある。即ち各コイル10及び
ショートリング12は、電気的には切り離れている一
方、物理的には互いにつながった状態にある。
層18は、図3にも示しているように前記コイル10及
びショートリング12を覆うカバーコート層18ととも
に互いにつながった状態にある。即ち各コイル10及び
ショートリング12は、電気的には切り離れている一
方、物理的には互いにつながった状態にある。
【0037】従ってこれら3つのコイル10及び2つの
ショートリング12は、図4に示しているようにロータ
リトランス用のフェライト材から成る円板体24の溝2
6及び28に対して、一体状態で嵌め込み、接着剤にて
固着することが出来る。
ショートリング12は、図4に示しているようにロータ
リトランス用のフェライト材から成る円板体24の溝2
6及び28に対して、一体状態で嵌め込み、接着剤にて
固着することが出来る。
【0038】尚このときブリッジ部14を円板体24の
溝30内に嵌め込む。このブリッジ部14は、コイル1
0及びショートリング12から成る成形品の周方向の位
置を規定する作用を有する。
溝30内に嵌め込む。このブリッジ部14は、コイル1
0及びショートリング12から成る成形品の周方向の位
置を規定する作用を有する。
【0039】尚接着剤による固着は、予めコイル10及
びショートリング12に接着処理を施しておくことによ
り行っても良いし、又は溝26,28に接着剤を塗布し
ておくことにより行っても良い。或いはまた粘着テープ
等にて固着することも可能である。
びショートリング12に接着処理を施しておくことによ
り行っても良いし、又は溝26,28に接着剤を塗布し
ておくことにより行っても良い。或いはまた粘着テープ
等にて固着することも可能である。
【0040】これらコイル10及びショートリング12
は、具体的には次のようにして製造することができる。
図5はその製造手順を示している。この方法では、先ず
アルミニウム板等導電性の基板32上にレジスト層34
を形成する(工程I,II)。次いでその上にマスク材を
被せて露光し、その後溶剤による非露光部分の除去を行
って、基板32表面を所定パターンで、つまり成形すべ
きコイル10,ショートリング12及び上記延出部2
0,22の形状に対応したパターンで露出させる(工程
(III))。
は、具体的には次のようにして製造することができる。
図5はその製造手順を示している。この方法では、先ず
アルミニウム板等導電性の基板32上にレジスト層34
を形成する(工程I,II)。次いでその上にマスク材を
被せて露光し、その後溶剤による非露光部分の除去を行
って、基板32表面を所定パターンで、つまり成形すべ
きコイル10,ショートリング12及び上記延出部2
0,22の形状に対応したパターンで露出させる(工程
(III))。
【0041】その後電気銅めっきを施してコイル10,
ショートリング12及び延出部20,22を成形し(工
程IV)、しかる後電着塗装を行って各コイル10の巻線
16ごと及びショートリング12更には前記延出部2
0,22の各表面に絶縁性のカバーコート層18を形成
する(工程V)。
ショートリング12及び延出部20,22を成形し(工
程IV)、しかる後電着塗装を行って各コイル10の巻線
16ごと及びショートリング12更には前記延出部2
0,22の各表面に絶縁性のカバーコート層18を形成
する(工程V)。
【0042】しかる後レンジスト層34の除去及びエッ
チングによる基板32除去を行って、前記コイル10,
ショートリング12を一体につないだ状態の成形品を得
る。
チングによる基板32除去を行って、前記コイル10,
ショートリング12を一体につないだ状態の成形品を得
る。
【0043】[製造実験例]次に以上の工程に基づいて
行ったコイル10及びショートリング12の製造実験例
を説明する。基板32として厚み0.3mm,20cm
角の大きさのJIS A1070の純アルミニウム板を
用い、その表面にシプレイ・ファーイースト社製の電着
レジストを用いてレジスト層34を10μmの厚みで形
成し、その後マスク材を置いてUV照射し、露光部分を
硬化させた。
行ったコイル10及びショートリング12の製造実験例
を説明する。基板32として厚み0.3mm,20cm
角の大きさのJIS A1070の純アルミニウム板を
用い、その表面にシプレイ・ファーイースト社製の電着
レジストを用いてレジスト層34を10μmの厚みで形
成し、その後マスク材を置いてUV照射し、露光部分を
硬化させた。
【0044】次に非露光部分を溶剤で取り除いた後、基
板32の露出部分に電気銅めっきを施した。この電気銅
めっきは、先ずピロリン酸銅浴を用いて1次めっきを5
μmの厚みで行った後、硫酸銅浴を用いて2次めっきを
厚み55μmで行った。
板32の露出部分に電気銅めっきを施した。この電気銅
めっきは、先ずピロリン酸銅浴を用いて1次めっきを5
μmの厚みで行った後、硫酸銅浴を用いて2次めっきを
厚み55μmで行った。
【0045】続いてカチオン系のエポキシ樹脂を膜厚3
0μmで電着塗装した後、170℃×20分の条件で乾
燥処理し、カバーコート層18を形成した。この後レジ
スト除去34を行うとともに10%NaOHにて50℃
×30分の条件でエッチング処理して基板32を除去
し、上記コイル10及びショートリング12をブリッジ
部14にて一体につないだ形態の成形品を得た。
0μmで電着塗装した後、170℃×20分の条件で乾
燥処理し、カバーコート層18を形成した。この後レジ
スト除去34を行うとともに10%NaOHにて50℃
×30分の条件でエッチング処理して基板32を除去
し、上記コイル10及びショートリング12をブリッジ
部14にて一体につないだ形態の成形品を得た。
【0046】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。本発明は上記ロータリトランス用
のコイル及びショートリングに適用して効果が大きい
が、他の部品及びその製造に適用することも可能である
など、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において、当
業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態,態様で構
成,実施可能である。
くまで一例示である。本発明は上記ロータリトランス用
のコイル及びショートリングに適用して効果が大きい
が、他の部品及びその製造に適用することも可能である
など、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において、当
業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態,態様で構
成,実施可能である。
【図1】本発明の一実施例であるロータリトランス用コ
イル及びショートリングの要部の図である。
イル及びショートリングの要部の図である。
【図2】同じコイル及びショートリングの全体平面図で
ある。
ある。
【図3】同じコイル及びショートリングの要部平面図及
び要部断面図である。
び要部断面図である。
【図4】ロータリトランス用のフェライト製円板体及び
これに上記コイル,ショートリングを装着した状態の図
である。
これに上記コイル,ショートリングを装着した状態の図
である。
【図5】本発明の一実施例方法の工程説明図である。
【図6】本発明の製造方法の利点を他の製造方法と比較
して示す説明図である。
して示す説明図である。
【図7】本発明の背景説明図である。
【図8】本発明の一実施例方法の利点を説明するための
比較として示した製造方法の工程説明図である。
比較として示した製造方法の工程説明図である。
10 コイル 12 ショートリング 14 ブリッジ部 16 巻線 18 カバーコート層 20,22 延出部 32 基板 34 レジスト層
Claims (2)
- 【請求項1】(イ)互いに独立した複数の金属パターン
めっき成形部品と (ロ)それらを結ぶ方向に延び且つそれらの一方から他
方に到る途中で分断された形態の金属パターンめっきに
より成形された延出部と (ハ)前記金属パターンめっき成形部品及び延出部を被
覆する状態に設けられ且つ前記分断部分においてつなが
った絶縁性のカバーコート層とを有することを特徴とす
るパターンめっき成形品。 - 【請求項2】 請求項1のパターンめっき成形品を製造
する方法であって (イ)導電性基板上にレジスト層を形成する工程と (ロ)該レジスト層の前記複数の金属パターンめっき成
形部品及び延出部に対応する形状部分を除去し、該基板
表面をそれら成形部品及び延出部の形状に対応したパタ
ーンで露出させた状態とする工程と (ハ)該基板を陰極として電気めっきを施すことにより
該基板の前記露出表面に互いに独立した複数の金属パタ
ーンめっき成形部品及び延出部を成形する工程と (ニ)該電気めっき処理の後に電着塗装を施して、該金
属パターンめっき成形部品及び延出部を覆い且つ前記分
断部分でつながった絶縁性のカバーコート層を形成する
工程と (ホ)その後において前記レジスト層除去及びエッチン
グによる前記基板の除去とを行い、前記複数の金属パタ
ーンめっき成形部品を前記延出部とカバーコート層とで
連結した形態のパターンめっき成形品を取り出す工程と
を含むことを特徴とするパターンめっき成形品の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027400A JPH06220686A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | パターンめっき成形品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027400A JPH06220686A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | パターンめっき成形品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06220686A true JPH06220686A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12220020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5027400A Pending JPH06220686A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | パターンめっき成形品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06220686A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150185254A1 (en) * | 2011-09-16 | 2015-07-02 | Mpi Corporation | Manufacturing method of probing device |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP5027400A patent/JPH06220686A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150185254A1 (en) * | 2011-09-16 | 2015-07-02 | Mpi Corporation | Manufacturing method of probing device |
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