JPH06220855A - アンカー補強土壁の構造 - Google Patents
アンカー補強土壁の構造Info
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- JPH06220855A JPH06220855A JP2740793A JP2740793A JPH06220855A JP H06220855 A JPH06220855 A JP H06220855A JP 2740793 A JP2740793 A JP 2740793A JP 2740793 A JP2740793 A JP 2740793A JP H06220855 A JPH06220855 A JP H06220855A
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- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 30
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- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 壁面材の裏込め材として粘性土を使用し得
て、安定に対する設計計算を容易とし得て、幅を小とし
得て、施工を容易とし得るとともにコストを低減し得る
アンカー補強土壁の構造を実現することにある。 【構成】 壁面材4の背面10に複数の抗張部材12の
一端側を取付けて設け、これら複数の抗張部材の他端側
を前記壁面材と略平行に盛土6に埋設した網状抵抗部材
16に夫々取付けて設けたことを特徴とする。
て、安定に対する設計計算を容易とし得て、幅を小とし
得て、施工を容易とし得るとともにコストを低減し得る
アンカー補強土壁の構造を実現することにある。 【構成】 壁面材4の背面10に複数の抗張部材12の
一端側を取付けて設け、これら複数の抗張部材の他端側
を前記壁面材と略平行に盛土6に埋設した網状抵抗部材
16に夫々取付けて設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアンカー補強土壁の構
造に係り、特に壁面材の裏込め材として粘性土を使用し
得て、安定に対する設計計算を容易とし得て、幅を小と
し得て、施工を容易とし得るとともにコストを低減し得
るアンカー補強土壁の構造に関する。
造に係り、特に壁面材の裏込め材として粘性土を使用し
得て、安定に対する設計計算を容易とし得て、幅を小と
し得て、施工を容易とし得るとともにコストを低減し得
るアンカー補強土壁の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】アンカー補強土壁の構造としては、図5
に示すものがある。図5において、102は地盤、10
4は壁面材、106は盛土である。壁面材ブロック10
4aを水平方向に載置するとともに上下方向に重積され
て形成される壁面材104は、最下部を基礎108によ
り支持して地盤102に立設され、各壁面材ブロック1
04aの背面110に鉄筋等の抗張部材112の一端側
を取付具114により取付けて設ける。抗張部材112
の他端側は、盛土106に埋設されたアンカープレート
等の抵抗部材116に取付具118により取付けて設け
る。
に示すものがある。図5において、102は地盤、10
4は壁面材、106は盛土である。壁面材ブロック10
4aを水平方向に載置するとともに上下方向に重積され
て形成される壁面材104は、最下部を基礎108によ
り支持して地盤102に立設され、各壁面材ブロック1
04aの背面110に鉄筋等の抗張部材112の一端側
を取付具114により取付けて設ける。抗張部材112
の他端側は、盛土106に埋設されたアンカープレート
等の抵抗部材116に取付具118により取付けて設け
る。
【0003】壁面材104の構築に際しては、先ず、最
下部において水平方向に載置した複数の壁面材ブロック
104aと抵抗部材116とに抗張部材116を取付け
て盛土106を投入・転圧し、次いで、最下部の壁面材
ブロック104aに重積して水平方向に載置した複数の
壁面材ブロック104aと抵抗部材116とに盛土10
6上において抗張部材116を取付けて盛土106を投
入・転圧するという作業を、下部から上部に向かって層
状に順次に行う。このように構築される壁面材104
は、背面110に作用する土圧を複数の抵抗部材116
の引き抜き抵抗により支持する。
下部において水平方向に載置した複数の壁面材ブロック
104aと抵抗部材116とに抗張部材116を取付け
て盛土106を投入・転圧し、次いで、最下部の壁面材
ブロック104aに重積して水平方向に載置した複数の
壁面材ブロック104aと抵抗部材116とに盛土10
6上において抗張部材116を取付けて盛土106を投
入・転圧するという作業を、下部から上部に向かって層
状に順次に行う。このように構築される壁面材104
は、背面110に作用する土圧を複数の抵抗部材116
の引き抜き抵抗により支持する。
【0004】壁面材104と抵抗部材116との間の盛
土106は、壁面材104に水平方向の主働土圧を発生
させる主働土圧部位120と、抵抗部材116に引き抜
き抵抗を発生させる受働土圧部位122と、から構成さ
れる。
土106は、壁面材104に水平方向の主働土圧を発生
させる主働土圧部位120と、抵抗部材116に引き抜
き抵抗を発生させる受働土圧部位122と、から構成さ
れる。
【0005】抵抗部材116の抵抗は、図6に示す如く
抵抗部材116の受働土圧部位122による剪断引き抜
き抵抗、あるいは、図7に示す如く抵抗部材116の主
働土圧部位120による主働土圧と受働土圧部位122
による受動土圧との差圧からなる。壁面材104は、こ
のような抵抗部材116の抵抗により背面110に作用
する土圧を支持し、壁面材104と抵抗部材116との
間にアンカー補強土壁124を形成する。
抵抗部材116の受働土圧部位122による剪断引き抜
き抵抗、あるいは、図7に示す如く抵抗部材116の主
働土圧部位120による主働土圧と受働土圧部位122
による受動土圧との差圧からなる。壁面材104は、こ
のような抵抗部材116の抵抗により背面110に作用
する土圧を支持し、壁面材104と抵抗部材116との
間にアンカー補強土壁124を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のアン
カー補強土壁124の構造においては、壁面材104の
裏込め材として粘性土を用いる場合に、抵抗部材116
に常時引張荷重が作用することにより、クリープ変形が
起こる問題がある。しかし、このような問題に対して
は、安全性が確認されていないことにより、裏込め材と
して粘性土を使用することができない不都合があった。
カー補強土壁124の構造においては、壁面材104の
裏込め材として粘性土を用いる場合に、抵抗部材116
に常時引張荷重が作用することにより、クリープ変形が
起こる問題がある。しかし、このような問題に対して
は、安全性が確認されていないことにより、裏込め材と
して粘性土を使用することができない不都合があった。
【0007】また、従来のアンカー補強土壁124の構
造においては、壁面材104の背面110に作用する土
圧を複数の抵抗部材116の引き抜き抵抗により支持す
る構造であるため、内部安定、外部安定ともに力学モデ
ルの設定が複雑になり、安定に対する設計計算が困難で
ある不都合があった。
造においては、壁面材104の背面110に作用する土
圧を複数の抵抗部材116の引き抜き抵抗により支持す
る構造であるため、内部安定、外部安定ともに力学モデ
ルの設定が複雑になり、安定に対する設計計算が困難で
ある不都合があった。
【0008】さらに、従来のアンカー補強土壁124の
構造による抵抗部材112の抵抗は、壁面材104と抵
抗部材112との間の盛土106の幅Aにより決定され
る。したがって、十分な抵抗を得るためには、盛土10
6の幅Aを大きくする必要がある。このため、施工が困
難となるとともにコストが上昇する不都合があった。
構造による抵抗部材112の抵抗は、壁面材104と抵
抗部材112との間の盛土106の幅Aにより決定され
る。したがって、十分な抵抗を得るためには、盛土10
6の幅Aを大きくする必要がある。このため、施工が困
難となるとともにコストが上昇する不都合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、このような不都
合を解消すべく、この発明は、壁面材の背面に複数の抗
張部材の一端側を取付けて設け、これら複数の抗張部材
の他端側を前記壁面材と略平行に盛土に埋設した網状抵
抗部材に夫々取付けて設けたことを特徴とする。
合を解消すべく、この発明は、壁面材の背面に複数の抗
張部材の一端側を取付けて設け、これら複数の抗張部材
の他端側を前記壁面材と略平行に盛土に埋設した網状抵
抗部材に夫々取付けて設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、壁面材の背面に一端
側を取付けて設けた複数の抗張部材の他端側を前記壁面
材の背面と略平行に盛土に埋設した網状抵抗部材に夫々
取付けて設けたことによって、網状抵抗部材部位に壁面
材と略平行な抵抗体の仮想壁を形成することができる。
これにより、前記壁面材と仮想壁との間にアンカー補強
土壁を設けた構造体を形成し得て、この構造体によって
外側からの土圧に対してブロックとして抵抗する機能を
発揮することができる。
側を取付けて設けた複数の抗張部材の他端側を前記壁面
材の背面と略平行に盛土に埋設した網状抵抗部材に夫々
取付けて設けたことによって、網状抵抗部材部位に壁面
材と略平行な抵抗体の仮想壁を形成することができる。
これにより、前記壁面材と仮想壁との間にアンカー補強
土壁を設けた構造体を形成し得て、この構造体によって
外側からの土圧に対してブロックとして抵抗する機能を
発揮することができる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。
する。
【0012】図1〜図4は、この発明を実施例を示すも
のである。図1において、2は地盤、4は壁面材、6は
盛土である。壁面材ブロック4aを水平方向に載置する
とともに上下方向に重積して図示しない連結手段により
連結して形成される壁面材4は、最下部を基礎8により
支持して地盤2に立設される。壁面材ブロック4aの載
置・重積により形成される壁面材4の背面10には、複
数の鉄筋等の抗張部材12の一端側を取付具14により
取付けて設けている。これら複数の抗張部材12の他端
側は、擁壁4の背面10と略平行に盛土6に埋設された
網状抵抗部材16に夫々取付具18により介装部材20
を介して取付けて設けている。
のである。図1において、2は地盤、4は壁面材、6は
盛土である。壁面材ブロック4aを水平方向に載置する
とともに上下方向に重積して図示しない連結手段により
連結して形成される壁面材4は、最下部を基礎8により
支持して地盤2に立設される。壁面材ブロック4aの載
置・重積により形成される壁面材4の背面10には、複
数の鉄筋等の抗張部材12の一端側を取付具14により
取付けて設けている。これら複数の抗張部材12の他端
側は、擁壁4の背面10と略平行に盛土6に埋設された
網状抵抗部材16に夫々取付具18により介装部材20
を介して取付けて設けている。
【0013】前記網状抵抗部材16は、不織布からなる
織物部材や格子状部材、鉄筋からなる格子状部材、金網
等によって透孔22を有して形成され、また、壁面材4
の水平方向の一側から他側まで及び壁面材4の上下方向
の下部から上部までと略同じ大きさを有して形成されて
いる。
織物部材や格子状部材、鉄筋からなる格子状部材、金網
等によって透孔22を有して形成され、また、壁面材4
の水平方向の一側から他側まで及び壁面材4の上下方向
の下部から上部までと略同じ大きさを有して形成されて
いる。
【0014】この網状抵抗部材16は、壁面材4の背面
10と略平行に盛土6に埋設される。前記複数の抗張部
材12の他端側は、図2に示す如く、網状抵抗部材16
の透孔22を挿通して、夫々取付具18により介装部材
20を介して取付けられる。
10と略平行に盛土6に埋設される。前記複数の抗張部
材12の他端側は、図2に示す如く、網状抵抗部材16
の透孔22を挿通して、夫々取付具18により介装部材
20を介して取付けられる。
【0015】前記抗張部材12の擁壁4及び網状抵抗部
材16への取付けは、壁面材4の下部から上部に向かっ
て盛土の投入・転圧と交互に行われ、壁面材4を支持す
る。
材16への取付けは、壁面材4の下部から上部に向かっ
て盛土の投入・転圧と交互に行われ、壁面材4を支持す
る。
【0016】次に作用を説明する。
【0017】壁面材4の構築に際しては、先ず、最下部
において複数の壁面材ブロック4aを水平方向に載置し
て図示しない連結手段により連結し、これら壁面材ブロ
ック4aの背面10に複数の抗張部材12の一端側を水
平方向に配列して取付具14により取付けて設ける。こ
れら抗張部材12は、他端側を壁面材4の背面10と略
平行に盛土6に下部を埋設した網状抵抗部材16に夫々
取付具18により介装部材20を介して取付け、取付け
られた抗張部材12上に盛土6を投入して転圧する。
において複数の壁面材ブロック4aを水平方向に載置し
て図示しない連結手段により連結し、これら壁面材ブロ
ック4aの背面10に複数の抗張部材12の一端側を水
平方向に配列して取付具14により取付けて設ける。こ
れら抗張部材12は、他端側を壁面材4の背面10と略
平行に盛土6に下部を埋設した網状抵抗部材16に夫々
取付具18により介装部材20を介して取付け、取付け
られた抗張部材12上に盛土6を投入して転圧する。
【0018】次いで、最下部の複数の壁面材ブロック4
aに重積して複数の壁面材ブロック4aを水平方向に載
置して図示しない連結手段により連結し、前記と同様
に、これら壁面材ブロック4aの背面10に複数の抗張
部材12の一端側を水平方向に配列して取付具14によ
り取付けて設ける。これら抗張部材12は、他端側を壁
面材4の背面10と略平行に盛土6に下部を埋設した網
状抵抗部材16に夫々取付具18により介装部材20を
介して盛土6上において取付け、取付けられた抗張部材
12上に盛土6を投入して転圧する。
aに重積して複数の壁面材ブロック4aを水平方向に載
置して図示しない連結手段により連結し、前記と同様
に、これら壁面材ブロック4aの背面10に複数の抗張
部材12の一端側を水平方向に配列して取付具14によ
り取付けて設ける。これら抗張部材12は、他端側を壁
面材4の背面10と略平行に盛土6に下部を埋設した網
状抵抗部材16に夫々取付具18により介装部材20を
介して盛土6上において取付け、取付けられた抗張部材
12上に盛土6を投入して転圧する。
【0019】この抗張部材12の壁面材ブロック4a及
び網状抵抗部材16への取付けと盛土6の投入・転圧と
の作業は、壁面材4の下部から上部に向かって層状に順
次に行われる。このとき、下層の水平方向に配列して取
付けた抗張部材12と上層の水平方向に配列して取付け
た抗張部材12とは、上下方向に対応して配列されるよ
うに、夫々壁面材ブロック4a及び網状抵抗部材16に
取付ける。
び網状抵抗部材16への取付けと盛土6の投入・転圧と
の作業は、壁面材4の下部から上部に向かって層状に順
次に行われる。このとき、下層の水平方向に配列して取
付けた抗張部材12と上層の水平方向に配列して取付け
た抗張部材12とは、上下方向に対応して配列されるよ
うに、夫々壁面材ブロック4a及び網状抵抗部材16に
取付ける。
【0020】抗張部材12の壁面材ブロック4a及び網
状抵抗部材16への取付けと盛土6の投入・転圧とは、
壁面材4の最上部まで達すると終了する。
状抵抗部材16への取付けと盛土6の投入・転圧とは、
壁面材4の最上部まで達すると終了する。
【0021】これにより、最下部を基礎8により支持し
て地盤2に立設される壁面材4は、背面10に複数の抗
張部材12の一端側を水平方向及び上下方向に配列して
取付具14により取付けて設け、これら抗張部材12の
他端側を壁面材4の背面10と略平行に盛土6内に埋設
した網状抵抗部材16に水平方向及び上下方向に配列し
て夫々取付具18により介装部材20を介して取付けて
設け、これら抗張部材12及び網状抵抗部材16により
支持され、アンカー補強土壁28を形成する。
て地盤2に立設される壁面材4は、背面10に複数の抗
張部材12の一端側を水平方向及び上下方向に配列して
取付具14により取付けて設け、これら抗張部材12の
他端側を壁面材4の背面10と略平行に盛土6内に埋設
した網状抵抗部材16に水平方向及び上下方向に配列し
て夫々取付具18により介装部材20を介して取付けて
設け、これら抗張部材12及び網状抵抗部材16により
支持され、アンカー補強土壁28を形成する。
【0022】このように構築された壁面材4と略平行な
網状抵抗部材16部位には、図3に示す如く、引き抜き
抵抗によって夫々圧力球根24が発生する。これらの圧
力球根24は、相互に干渉して連続する。
網状抵抗部材16部位には、図3に示す如く、引き抜き
抵抗によって夫々圧力球根24が発生する。これらの圧
力球根24は、相互に干渉して連続する。
【0023】これにより、網状抵抗部材16部位には、
図4に示す如く、壁面材4の下部から上部に達する壁面
材4と略平行な抵抗体の仮想壁26が形成される。この
仮想壁26は、網状抵抗部材16が壁面材4と略同じ大
きさを有して形成されていることにより、網状抵抗部材
16によって補強し得て、確実に形成することができ
る。
図4に示す如く、壁面材4の下部から上部に達する壁面
材4と略平行な抵抗体の仮想壁26が形成される。この
仮想壁26は、網状抵抗部材16が壁面材4と略同じ大
きさを有して形成されていることにより、網状抵抗部材
16によって補強し得て、確実に形成することができ
る。
【0024】このため、壁面材4と網状抵抗部材16部
位に形成される仮想壁26とにより、壁面材4と仮想壁
26との間にアンカー補強土壁28を設けた構造体30
が形成されることになる。この構造体30は、2重矢板
セルと同様の形態となっている。
位に形成される仮想壁26とにより、壁面材4と仮想壁
26との間にアンカー補強土壁28を設けた構造体30
が形成されることになる。この構造体30は、2重矢板
セルと同様の形態となっている。
【0025】この構造体30の内的安定は、アンカー補
強土壁28によって壁面材4と仮想壁26とに均等に作
用する圧力により壁面材4と仮想壁26とが破壊されな
いように、壁面材4と仮想壁26とを連結する抗張部材
12によって抵抗することにより得られる。
強土壁28によって壁面材4と仮想壁26とに均等に作
用する圧力により壁面材4と仮想壁26とが破壊されな
いように、壁面材4と仮想壁26とを連結する抗張部材
12によって抵抗することにより得られる。
【0026】したがって、この構造体30の外的安定と
しては、構造体30の外側からの土圧Fに対してブロッ
クとして抵抗し得る形状であり、構造体30の外側から
の土圧Fに対して抵抗し得る重量があればよいことにな
る。
しては、構造体30の外側からの土圧Fに対してブロッ
クとして抵抗し得る形状であり、構造体30の外側から
の土圧Fに対して抵抗し得る重量があればよいことにな
る。
【0027】この結果、壁面材4と網状抵抗部材16部
位に形成される仮想壁26との間にアンカー補強土壁2
8を設けて形成された構造体30は、外側からの土圧F
に対してブロックとして抵抗する機能を発揮し得る構造
となっている。
位に形成される仮想壁26との間にアンカー補強土壁2
8を設けて形成された構造体30は、外側からの土圧F
に対してブロックとして抵抗する機能を発揮し得る構造
となっている。
【0028】このため、このアンカー補強土壁28の構
造によれば、壁面材4の裏込め材として、粘性土を使用
することができる。つまり、図5に示す従来の構造にお
いては、粘性土を用いる場合に、抵抗部材116に常時
引張荷重が作用することにより、クリープ変形が起こる
問題があるが、このような問題に対して安全性が確認さ
れていない。
造によれば、壁面材4の裏込め材として、粘性土を使用
することができる。つまり、図5に示す従来の構造にお
いては、粘性土を用いる場合に、抵抗部材116に常時
引張荷重が作用することにより、クリープ変形が起こる
問題があるが、このような問題に対して安全性が確認さ
れていない。
【0029】しかし、このアンカー補強土壁28の構造
によれば、網状抵抗部材16部位に形成される仮想壁2
6によって裏込め材が拘束された状態にあることから、
粘性土にも適用が可能となる。
によれば、網状抵抗部材16部位に形成される仮想壁2
6によって裏込め材が拘束された状態にあることから、
粘性土にも適用が可能となる。
【0030】また、このアンカー補強土壁28の構造に
よれば、内部安定、外部安定ともに単純な力学モデルを
設定できるため、安定に対する設計計算を容易とするこ
とができる。
よれば、内部安定、外部安定ともに単純な力学モデルを
設定できるため、安定に対する設計計算を容易とするこ
とができる。
【0031】さらに、このアンカー補強土壁28の構造
によれば、外側からの土圧Fに対する抵抗は、自重Bと
幅Aとによって決定されるが、内部変形に対する抵抗が
十分であれば、幅Aをあまり大きくする必要がない。こ
のため、アンカー補強土壁28の幅Aを小とすることが
できることにより、施工を容易とし得るとともにコスト
を低減し得る。
によれば、外側からの土圧Fに対する抵抗は、自重Bと
幅Aとによって決定されるが、内部変形に対する抵抗が
十分であれば、幅Aをあまり大きくする必要がない。こ
のため、アンカー補強土壁28の幅Aを小とすることが
できることにより、施工を容易とし得るとともにコスト
を低減し得る。
【0032】なお、この実施例においては、複数の抗張
部材12の全ての他端側を取付け得るように、壁面材4
の上下方向の下部から上部まで及び壁面材4の水平方向
の一側から他側までと略同じ大きさを有して形成した網
状抵抗部材16を盛土6に埋設している。
部材12の全ての他端側を取付け得るように、壁面材4
の上下方向の下部から上部まで及び壁面材4の水平方向
の一側から他側までと略同じ大きさを有して形成した網
状抵抗部材16を盛土6に埋設している。
【0033】しかし、網状抵抗部材16は、複数の抗張
部材12の他端側の一部を取付け得るような大きさに形
成し、全ての抗張部材12の他端側を取付け得るよう
に、必要数を盛土6に埋設することもできる。
部材12の他端側の一部を取付け得るような大きさに形
成し、全ての抗張部材12の他端側を取付け得るよう
に、必要数を盛土6に埋設することもできる。
【0034】つまり、網状抵抗部材16は、仮想壁26
を補強し得て確実に形成し得るように、複数の抗張部材
12を適宜の郡に分けて、これら各郡の抗張部材12の
他端側を夫々取付け得るような大きさを有して形成した
網状抵抗部材16を、全ての抗張部材12の他端側を取
付け得るように必要数だけ、壁面材4の背面10と略平
行な同一面内に配列して盛土6に埋設することもでき
る。
を補強し得て確実に形成し得るように、複数の抗張部材
12を適宜の郡に分けて、これら各郡の抗張部材12の
他端側を夫々取付け得るような大きさを有して形成した
網状抵抗部材16を、全ての抗張部材12の他端側を取
付け得るように必要数だけ、壁面材4の背面10と略平
行な同一面内に配列して盛土6に埋設することもでき
る。
【0035】
【発明の効果】このように、この発明によれば、壁面材
の背面と略平行に盛土に埋設した網状抵抗部材部位に仮
想壁を形成し得て、しかも、この仮想壁を網状抵抗部材
により補強し得て確実に形成し得て、壁面材とこの仮想
壁との間にアンカー補強土壁を設けた構造体を形成し得
る。これにより、この構造体によって外側からの土圧に
対してブロックとして抵抗する機能を発揮することがで
きる。
の背面と略平行に盛土に埋設した網状抵抗部材部位に仮
想壁を形成し得て、しかも、この仮想壁を網状抵抗部材
により補強し得て確実に形成し得て、壁面材とこの仮想
壁との間にアンカー補強土壁を設けた構造体を形成し得
る。これにより、この構造体によって外側からの土圧に
対してブロックとして抵抗する機能を発揮することがで
きる。
【0036】このため、壁面材と仮想壁とによってブロ
ックとして機能する構造体を形成し得ることにより、壁
面材の裏込め材として粘性土を使用し得て、また、安定
に対する設計計算を容易とし得て、幅を小とし得て、施
工を容易とし得るとともにコストを低減し得る。
ックとして機能する構造体を形成し得ることにより、壁
面材の裏込め材として粘性土を使用し得て、また、安定
に対する設計計算を容易とし得て、幅を小とし得て、施
工を容易とし得るとともにコストを低減し得る。
【図1】この発明の実施例を示すアンカー補強土壁の構
造の断面図である。
造の断面図である。
【図2】抗張部材と網状抵抗部材との取付状態を示す拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図3】圧力球根の説明図である。
【図4】壁面材と仮想壁とにより形成される構造体の断
面説明図である。
面説明図である。
【図5】従来例のアンカー補強土壁の構造の断面図であ
る。
る。
【図6】抵抗部材による抵抗の説明図である。
【図7】抵抗部材による別の抵抗の説明図である。
2 地盤 4 壁面材 6 盛土 8 基礎 10 背面 12 抗張部材 14 取付具 16 網状抵抗部材 18 取付具 20 介装部材 22 透孔 24 圧力球根 26 仮想壁 28 アンカー補強土壁 30 構造体
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面材の背面に複数の抗張部材の一端側
を取付けて設け、これら複数の抗張部材の他端側を前記
壁面材と略平行に盛土に埋設した網状抵抗部材に夫々取
付けて設けたことを特徴とするアンカー補強土壁の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2740793A JPH06220855A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | アンカー補強土壁の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2740793A JPH06220855A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | アンカー補強土壁の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06220855A true JPH06220855A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12220232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2740793A Pending JPH06220855A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | アンカー補強土壁の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06220855A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08246479A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-24 | Iwate Haneda Concrete Kk | 壁土面の被覆構造 |
| JP2020084480A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | ランデックス工業株式会社 | アンカー補強土壁構造 |
| CN118601033A (zh) * | 2024-08-08 | 2024-09-06 | 陕西省水利电力勘测设计研究院 | 一种高稳定性的多级装配式加筋土挡墙结构 |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP2740793A patent/JPH06220855A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08246479A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-24 | Iwate Haneda Concrete Kk | 壁土面の被覆構造 |
| JP2020084480A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | ランデックス工業株式会社 | アンカー補強土壁構造 |
| CN118601033A (zh) * | 2024-08-08 | 2024-09-06 | 陕西省水利电力勘测设计研究院 | 一种高稳定性的多级装配式加筋土挡墙结构 |
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