JPH06220980A - ユニット式建物における土間の施工方法 - Google Patents

ユニット式建物における土間の施工方法

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JPH06220980A
JPH06220980A JP1167293A JP1167293A JPH06220980A JP H06220980 A JPH06220980 A JP H06220980A JP 1167293 A JP1167293 A JP 1167293A JP 1167293 A JP1167293 A JP 1167293A JP H06220980 A JPH06220980 A JP H06220980A
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Atsushi Tsunashima
淳 綱島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡易な作業によりユニット式建物の少なくと
も一部に土間を形成することができるユニット式建物に
おける土間の施工方法を提供する。 【構成】 基礎21内において、その基礎21上に据え
付けられる建物ユニット41の床梁44が位置しない場
所に予め砕石33を搬入しておき、基礎21上に建物ユ
ニット41を据え付けたのちに前記砕石33を一様な厚
みにならし、その上から土間コンクリートを打設して床
梁44を埋設した土間を形成する。砕石33の搬入作業
時に建物ユニット41の床梁44を跨がなくてもすむか
ら、作業を簡易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット式建物におけ
る土間の施工方法に関する。詳しくは、複数の建物ユニ
ットの組合せによって建てられるユニット式建物におい
て、その建物内の少なくとも一部に土間を形成する土間
の施工方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来、複数の建物ユニットの組合せによっ
て建てられるユニット式建物において、その建物内の少
なくとも一部に土間を形成する場合、次の方法が採られ
ている。まず、基礎上に土間を構成する建物ユニットを
据え付けたのち、その建物ユニットの床梁内面側から基
礎の内面に沿って所定の厚みを有する発泡プラスチック
系断熱材を貼り付け、この内部に地盤より複数層の盛土
をし、それぞれ充分締め固める。ついで、砕石を搬入
し、一様な厚さにならし作業を行い、続いて、その上に
防湿フィルムを全面に敷込んだのち、土間コンクリート
を打設し、最後に仕上げモルタルを打設して土間を形成
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の土間の施工方法
では、基礎上に建物ユニットを据え付けたのち、各建物
ユニットの床側に砕石を搬入し、ならし作業を行い、そ
の上から土間コンクリートを打設しているため、砕石の
搬入作業において、建物ユニットの床梁を跨ぎながら砕
石を各建物ユニット内に搬入しなければならないから、
砕石の搬入作業がやりずらく面倒であった。
【0004】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を解消し、簡易な作業方法によりユニット式建物
内の少なくとも一部に土間を形成することができるユニ
ット式建物における土間の施工方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット式建物
における土間の施工方法は、上記課題を解決するため、
次の構成を備える。つまり、複数の建物ユニットの組合
せによって建てられるユニット式建物の少なくとも一部
に土間を形成する施工方法であって、地盤に基礎を形成
したのち、その基礎内において基礎上に据え付けられる
建物ユニットの床梁が位置しない場所に予め砕石を搬入
しておき、建物ユニットを基礎上に据え付けたのちに前
記砕石をならし、こののち、砕石の上からコンクリート
を打設して建物ユニットの床梁をコンクリート内に埋設
して土間を形成する構成である。
【0006】
【作用】土間の施工に当たっては、まず、地盤に基礎を
形成する。このとき、基礎の形成に先立って根切りによ
って発生した土を基礎内に積んでおく。また、基礎の立
ち上がり部の高さについては、通常の基礎の高さよりも
低く形成しておくと、最後の土間レベルを低くできる。
【0007】ついで、その基礎内において、基礎上に据
え付けられる建物ユニットの床梁が位置しない場所に予
め砕石を搬入しておく。このようにすると、建物ユニッ
トを基礎に据え付け後に砕石を搬入する方法の場合、建
物ユニットの床梁を跨いで砕石の搬入作業をしなければ
ならないから、これに比べ作業を楽に行える利点があ
る。
【0008】ついで、建物ユニットを基礎上に据え付け
たのちに前記砕石をならし、こののち、砕石の上からコ
ンクリートを打設して建物ユニットの床梁をコンクリー
ト内に埋設して土間を形成する。従って、建物ユニット
の床梁が露出することがなく土間への出入りに際して床
梁を跨がなくてもよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明のユニット式建物における土間
の施工方法を図を参照しながら詳細に説明する。まず、
図1(A)(B)に示す如く、地盤11を平面矩形状に
根切りし基礎成形用溝12を形成する。このとき、通常
の建物の基礎を形成する場合に比べ根切り幅も大きくか
つ根切底も深く形成しておく。従って、根切土13も大
量に発生するが、それは溝12によって囲まれた建物内
の地盤11上に積んでおく。基礎成形用溝12の底部に
は砕石14を敷き詰め、必要に応じて捨てコンクリート
を打つ。
【0010】次に、図2(A)(B)に示す如く、基礎
成形用溝12の底部に敷き詰めた砕石14の上に基礎2
1を形成する。これには、まず、フーチン部22を形成
したのち、その上に型枠を組んで立上がり部23を形成
する。このとき、立上がり部23の高さについては、通
常の基礎の高さよりも低く形成しておく。このようにす
ると、最後に形成される土間の床レベルを低くできる。
【0011】次に、図3(A)(B)に示す如く、基礎
21と基礎成形用溝12との隙間に根切土13を埋め戻
す。また、基礎21内の地盤11上において、根切土1
3を使って盛土31を形成する。この際、その根切土1
3が土間コンクリート下に使用するには不可な土質であ
れば、良土を別途使用する。良土であっても、転圧、水
締を確実に行っておく。これにより、土間コンクリート
の不同沈下およびクラックの発生を防げる。
【0012】また、盛土31には、基礎21上に据え付
けられる建物ユニットの床梁が位置する場所を予め確認
し、その場所を所定深さ掘り下げて溝32を形成してお
く。また、その溝32を除く他の場所、つまり、建物ユ
ニットの床梁が位置しない場所には、予め砕石33を各
建物ユニットごとに搬入しておく。このようにすると、
建物ユニットを基礎に据え付け後に砕石を搬入する場
合、建物ユニットの床梁を跨いで砕石の搬入作業をしな
ければならないから、これに比べ作業を楽に行える利点
がある。
【0013】次に、図4(A)(B)に示す如く、複数
の建物ユニット41を基礎21上の所定位置に据え付け
る。これには、クレーンを使用し、トラックなどで工場
から輸送されてきた建物ユニット41を順次吊り上げ、
基礎21上の所定位置まで搬入したのち、基礎21上に
据え付ける。各建物ユニット41は、四隅に配置された
複数の柱42、この柱42の上端間を連結する天井梁
(図示省略)および下端間を連結する床梁44によって
形成された直方体状の骨組みを備え、その骨組みに外壁
や内壁などが適宜取り付けられた構造である。各建物ユ
ニット41を基礎21上に据え付けたのち、建物ユニッ
ト41の隣接する床梁44に跨がって梁カバー45を被
せる。
【0014】最後に、図5(A)(B)に示す如く、各
建物ユニット41ごとに搬入した砕石33を一様な厚み
にならしたのち、その上から土間コンクリート51を打
設して建物ユニット41の床梁44をコンクリート51
内に埋設して土間を形成する。従って、建物ユニット4
1の床梁44が露出することがなく土間への出入りに際
して床梁を跨がなくてもよい。
【0015】なお、図6に示す如く、各建物ユニット4
1については、工場において、隣接する床梁44の上部
に軟質発泡スチロール板46を装着し、その周囲を耐水
シート47で覆っておく。これにより、土間からの力が
床梁44にかからないような構造になっている。また、
砕石33をならしたのち、その上から土間コンクリート
51を打設する前に、予め砕石33に目つぶし砂を入
れ、かつ、全面に防湿シート52を敷込んでおくととも
に、内部に補強鉄筋53を配置しておけば強度を確保で
きる。
【0016】従って、本実施例の施工方法によれば、建
物ユニット41の床梁44を土間内に埋設するようにし
たので、建物ユニットの床梁が露出することがなく土間
への出入りに際して床梁を跨がなくてもよい。もとよ
り、建築現場において床梁を取り外す必要もなく、ま
た、予め工場から床梁を取り付けないで建築現場まで輸
送した場合の不都合もない。
【0017】また、基礎21内の盛土31上には、建物
ユニットの床梁が位置する場所を予め確認し、建物ユニ
ット41の床梁44が位置しない場所に予め砕石33を
各建物ユニット41ごとに搬入しておくようにしたの
で、砕石33の搬入作業を楽に行うことができる。ちな
みに、建物ユニットを基礎に据え付け後に砕石を搬入し
ようとすると、建物ユニットの床梁を跨いで砕石の搬入
作業をしなければならないから、これに比べ作業を楽に
行える利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明のユニット式建物に
おける土間の施工方法によれば、簡易な作業方法により
建物内の一部に土間を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工方法における根切り工程を示す図
である。
【図2】同上施工方法における基礎成形工程を示す図で
ある。
【図3】同上施工方法における盛土工程を示す図であ
る。
【図4】同上施工方法におけるユニット据付工程を示す
図である。
【図5】同上施工方法におけるコンクリート打設工程を
示す図である。
【図6】同上施工方法によって形成される隣接する建物
ユニット間の土間構造を示す図である。
【符号の説明】
11 地盤 12 基礎成形用溝 21 基礎 22 ベース部 23 立上がり部 31 盛土 32 溝 33 砕石 41 建物ユニット 44 床梁 51 土間コンクリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の建物ユニットの組合せによって建て
    られるユニット式建物の少なくとも一部に土間を形成す
    る施工方法であって、地盤に基礎を形成したのち、その
    基礎内において基礎上に据え付けられる建物ユニットの
    床梁が位置しない場所に予め砕石を搬入しておき、建物
    ユニットを基礎上に据え付けたのちに前記砕石をなら
    し、こののち、砕石の上からコンクリートを打設して建
    物ユニットの床梁をコンクリート内に埋設して土間を形
    成することを特徴とするユニット式建物における土間の
    施工方法。
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JP2022175266A (ja) * 2021-05-13 2022-11-25 株式会社大林組 施工方法および土間床構造

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