JPH06221000A - 昇降式仮設屋根 - Google Patents

昇降式仮設屋根

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JPH06221000A
JPH06221000A JP2475793A JP2475793A JPH06221000A JP H06221000 A JPH06221000 A JP H06221000A JP 2475793 A JP2475793 A JP 2475793A JP 2475793 A JP2475793 A JP 2475793A JP H06221000 A JPH06221000 A JP H06221000A
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tent
elevating
moving base
temporary roof
base
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Toshihiro Koukaku
敏弘 甲角
Shinichi Otsu
愼一 大津
Hiroshi Kamiide
浩志 神出
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上方に組み上げる形で建設される建設現場にお
いて、仮設屋根を設置した状態で建築物を所望する高さ
まで連続して建設することができること。 【構成】内部に作業空間55を形成する形で構築された
テント3を、作業空間を囲む形で形成された環状の移動
土台2上に設け、移動土台の周囲には、複数個の昇降装
置10を移動土台を支持し、かつ移動土台を昇降駆動で
きるように、脚柱ベース11上に設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層ビル等の建設現場
において、風雨等を避けて作業を行なうために用いるの
に好適な昇降式仮設屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設現場において風雨等を避けて
作業を行なうために、該建設現場に作業空間を形成する
ことができる所定高さのテント等の仮設屋根を、地面等
に対して固定する形で設置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、高
層ビル等のように、上方に組み上げる形で建設される建
築物においては、設置した仮設屋根の所定高さまで建築
物の一部を組み上げたら、更に上方に組み上げるために
は、その仮設屋根を一度解体した後、再度組立てて屋根
を設置し、作業し得る作業空間を形成する必要があっ
た。即ち、高層ビル等の建築物の建設現場に設置した仮
設屋根は、該建築物の上方に組み上げる進捗状況に合わ
せて、該仮設屋根の解体組立作業を繰り返す必要があ
り、手間が掛かっていた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、上方
に組み上げる形で建設される建設現場において、建築物
を所望する高さまで連続して建設することができる昇降
式仮設屋根を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、内部に
作業空間(55)を形成する形で構築された仮設屋根
(3)を有し、前記仮設屋根に、前記作業空間を囲む形
で形成された環状の移動土台(2)を前記仮設屋根を支
持する形で設け、前記移動土台の周囲に、複数個の昇降
支持手段(10)を前記移動土台を支持し、かつ該移動
土台を昇降駆動し得る形で基礎部材(11)上に設けて
構成される。
【0006】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明は、仮設屋根
(3)を移動土台(2)で支持することにより、移動土
台により仮設屋根の剛性を大きくする形で確実に支持で
き、昇降手段(10)を作動させて移動土台を昇降させ
た際に、仮設屋根を安定して昇降させることができるよ
うに作用する。また、移動土台(2)を作業空間(5
5)を囲むように環状に形成したことにより、移動土台
は作業空間での作業の障害にならないように作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による昇降式仮設屋根が適用された
昇降式テントの一実施例を示す斜視図、図2は、図1に
示した昇降式テントの昇降装置の側面図、図3は、図2
に示した昇降装置の平面図、図4は、図1に示した昇降
式テントを建設現場に適用した一実施例を示す平面図、
図5は、図4に示した建設現場の正面図、図6は、図4
に示した建設現場の側面図である。
【0009】本発明による昇降式仮設屋根が適用された
昇降式テント1は、図1に示すように、移動土台2、テ
ント3及び昇降装置10等から構成されている。即ち、
テント3は、柱6、棟木7及び垂木8等から成るフレー
ム5を有しており、フレーム5は、建設現場41に対応
して内部に作業空間55を形成し得る形で三角屋根形状
に形成されている。フレーム5には、開口部5aが各垂
木8に挟まれる形で複数個形成されると共に、開口部5
bが各柱6に挟まれる形で複数個形成されており、各開
口部5a、5bには、シート9がこれら開口部5a、5
bを開口閉塞し得る形で設けられている。
【0010】また、フレーム5の下方には、作業空間5
5を囲む形で形成された長方形環状の移動土台2がフレ
ーム5を支持する形で設けられている。即ち、移動土台
2は、軒側部材2a、2a及び妻側部材2b、2bを有
しており、これら部材2a、2a、2b、2bは、作業
空間55を囲む形で長方形の環を形成する形で接続され
ている。移動土台2のこれら部材2a、2a、2b、2
bの各上面2cには、フレーム5の各柱6が上面2cに
立設する形で設けられており、フレーム5は、フレーム
5の剛性を大きくする形で移動土台2に確実に支持され
る。従って、フレーム5は、移動土台2と共に安定して
移動することができる。
【0011】また、移動土台2の一方の妻側部材2bに
は、開口部である出入口52を形成し得る出入口形成部
2eが着脱自在に設けられている。即ち、移動土台2の
妻側部材2bの出入口形成部2eを、該妻側部材2bか
ら取り外すことにより、環状の移動土台2に出入口52
が形成されるので、該出入口52を通して妻側からトラ
ック等により建築資材を搬入することができ、一方、出
入口形成部2eを、該妻側部材2bに取り付けることに
より、移動土台2が再び環状に形成され、移動土台2を
後述する昇降装置10により支持する形で持ち上げて
も、移動土台2は折れ曲がることなくフレーム5を支持
する形で昇降することができる。
【0012】また、移動土台2の各軒側部材2aには、
図1に示すように、それぞれ3台の昇降駆動自在な昇降
装置10が、移動土台2を地盤40上に設けられた脚柱
ベース11に対して支持昇降し得る形で設けられてい
る。即ち、昇降装置10は、図2乃至図3に示すよう
に、直方体形状の脚柱ベース11上に昇降駆動し得る形
で設けられており、脚柱ベース11上には、一対の脚柱
12、12が所定間隔で立設されている。各脚柱12
は、組立解体自在な脚柱ユニット13からそれぞれ形成
されており、脚柱ユニット13には、案内ラック15が
脚柱ユニット13の組立方向に伸延する形で設けられて
いる。即ち、脚柱ベース11上には、脚柱ユニット1
3、13の各案内ラック15が上下方向に伸延し、かつ
対向するように、脚柱ユニット13、13を上下方向に
組立てる形で脚柱12、12が形成され、脚柱12、1
2が脚柱ベース11上に立設されている。
【0013】また、これら脚柱12、12の間には、板
状の支持台16が上下方向に移動自在に設けられてい
る。即ち、支持台16の両端の下面16bには、正逆回
転駆動自在な駆動モータ21、21がそれぞれ同期し得
る形で設けられており、各駆動モータ21のシャフト2
1aには、それぞれ案内ラック15と噛合自在な昇降用
ピニオンギヤ22が駆動モータ21のシャフト21aの
端部をベアリング23に支持される形で設けられてい
る。各昇降用ピニオンギヤ22は、案内ラック15と噛
合し得るように支持台16から水平方向に突出する形で
設けられている。また、支持台16の上面16aには、
移動土台2が移動土台2の軒側部材2aの下面2dを支
持台16の上面16aに載せる形で設けられており、昇
降装置10は、図1に示すように、移動土台2及びテン
ト3の荷重を略均等に受けて支持し得るように、移動土
台2の軒側部材2a、2aを支持する形で設けられてい
る。移動土台2は、フレーム5と一体となるように設け
たので、これら軒側部材2a、2aだけを昇降装置10
により支持することで、移動土台2及びフレーム5が変
形することなく昇降し得る。
【0014】また、これら昇降装置10には、図1に示
すように、昇降制御装置30が各昇降装置10の各駆動
モータ21の回転数を制御し得る形で接続されており、
即ち、昇降装置10の昇降速度を制御し得る形で接続さ
れており、昇降制御装置30は、昇降制御装置30は、
入力部31、昇降制御部32、傾斜検出部33、妻側傾
斜計35及び軒側傾斜計36から構成される。妻側傾斜
計35は、移動土台2の妻側部材2bの上面2cに設け
られており、妻側傾斜計35は、妻側部材2bの伸延方
向に対する移動土台2の傾斜角である妻傾斜角度αを検
知して傾斜検出部33に出力し得る形で設けられてい
る。軒側傾斜計36は、移動土台2の軒側部材2aの上
面2cに設けられており、軒側傾斜計36は、軒側部材
2aの伸延方向に対する移動土台2の傾斜角である軒傾
斜角度βを検知して傾斜検出部33に出力し得る形で設
けられている。従って、これら傾斜計35、36によ
り、移動土台2の全方向への傾斜を検出することができ
る。
【0015】本発明は、以上のような構成を有するの
で、昇降式テント1を高層ビル等の建設現場41に適用
する場合は、図4乃至図6に示すように、まず、適用す
る建設現場41の地盤40上に、この建設現場41に形
成すべき作業空間55を囲む形で足場50を設置し、該
形成すべき作業空間55を囲む形で地盤40上に設置さ
れたこれら足場50の間に、昇降装置10を設置する脚
柱ベース11をそれぞれ設ける。そして、各脚柱ベース
11上に、それぞれ昇降装置10を、移動土台2を支持
し得る形で設置する。
【0016】即ち、昇降装置10が、移動土台2及びテ
ント3の荷重を略均等に受けて支持することができ、か
つ昇降装置10の脚柱ユニット13を上方に向けて組み
立てる際に、フレーム5の垂木8等が障害にならないよ
うに、移動土台2の軒側部材2a、2aが配置される側
の足場50の間を略等間隔で分割した設置位置の足場5
0を取り除き、これら足場50を取り除いた設置位置に
脚柱ベース11を設置する。次に、各脚柱ベース11上
に、各昇降装置10の脚柱ユニット13、13を各案内
ラック15が対向するようにして、上下方向に伸延させ
る形で組立てることにより、脚柱12、12を所定高さ
まで立設する。脚柱12、12を所定高さまで立設させ
たら、次に、これら脚柱12、12の案内ラック15、
15の間に、それぞれ支持台16を、各駆動モータ2
1、21に設けられた昇降用ピニオンギヤ22、22と
各案内ラック15、15が噛合するように取り付けて、
これら駆動モータ21、昇降用ピニオンギヤ22等を介
して支持台16が上下方向に移動駆動し得る形で設け
る。また、各昇降装置10の駆動モータ21と昇降制御
装置30を接続して、昇降装置10の設置は終了する。
【0017】次に、適用する建設現場41に形成すべき
作業空間55を囲むように形成された環状の移動土台2
を、該形成すべき作業空間55を囲むように設置された
昇降装置10の各支持台16の上面16aに、移動土台
2の軒側部材2a、2aが位置するように設ける。移動
土台2の軒側部材2a、2aを昇降装置10の各支持台
16に設置したら、次に、移動土台2の上面2cに、フ
レーム5の柱6を立設する形でフレーム5を設け、フレ
ーム5の各開口部5a、5bに、シート9を設けて、テ
ント3の移動土台2への設置は終了し、テント3内部に
作業空間55が形成される。従って、フレーム5は、フ
レーム5の剛性を大きくする形で移動土台2に確実に支
持されるので、フレーム5、即ちテント3は、移動土台
2と共に安定して移動することができる。また、移動土
台2は、作業空間55を囲む形で環状に形成したので、
建設現場41での作業の障害にならず、作業スペースを
確保することができる。更に、テント3内部に、作業空
間55を形成したので、テント3のシート9が作業空間
55に風雨等が侵入することを遮ることができ、建設現
場41に風雨等を避けて作業を行なうことができる作業
空間55を形成することができる。
【0018】このようにして昇降式テント1を建設現場
41に設置して作業空間55を形成したら、必要に応じ
て移動土台2の妻側部材2bから出入口形成部2eを取
り外して、移動土台2に出入口52を形成すると共に、
テント3の開口部5bのシート9を開口することによ
り、作業空間55内に対して妻側からトラック等により
建築資材を搬入することができる。また、テント3の上
部の開口部5aのシート9を開口することにより、作業
空間55内に上方からクレーン等により建築資材を搬入
することもできる。
【0019】また、この昇降式テント1の作業空間55
内において、建築物を所定高さまで組み上げたら、移動
土台2の妻側部材2bに出入口形成部2eを取り付けて
移動土台2の形状を基に戻すと共に、各昇降装置10の
脚柱12、12に、脚柱ユニット13をそれぞれ継ぎ足
して上下方向に伸延させる形で組立てて、各脚柱12を
延長形成する。これら脚柱12を延長し終えたら、昇降
制御装置30を介して各昇降装置10の駆動モータ2
1、21を作動させて支持台16をそれぞれ上昇させ、
図5乃至図6中二点鎖線で示すように、移動土台2を介
してテント3を上昇させて、建設現場41の上方に作業
空間55を拡張して形成する。
【0020】即ち、まず、移動土台2の妻側部材2bに
出入口形成部2eを取り付けて、移動土台2を環状に形
成する。これにより、移動土台2を介してテント3を上
昇させても、移動土台2は変形することなく、確実にテ
ント3を支持した状態で上昇することができる。次に、
昇降式テント1のテント3を上昇させたい所望の高さH
を、昇降制御装置30の入力部31から入力する。する
と、入力部31から昇降制御部32へ所望の高さHの高
さデータDATHが出力され、昇降制御部32は、高さ
データDATHに基づいて、各昇降装置10の駆動モー
タ21、21の回転方向を判断して、例えば、テント3
を上昇させたい場合は、各駆動モータ21に正方向に回
転するように作動させる。各昇降装置10の駆動モータ
21、21は、昇降制御部32の制御に基づいて、各支
持台16毎に各支持台16の駆動モータ21、21を同
期させる形で所定の回転方向(例えば、ここでは正方
向)に回転駆動して、各支持台16を上昇させる。する
と、これら支持台16に支持された移動土台2が上昇
し、移動土台2に設けられたテント3が上昇する。そし
て、昇降制御部32は、各昇降装置10の支持台16の
高さが高さデータDATHに達したことを検知すると、
これら各昇降装置10の駆動モータ21、21を停止さ
せて、テント3の上昇を終了する。すると、テント3が
所望の高さHまで上昇して、建設現場41の上方に作業
空間55が拡張して形成される。
【0021】ところで、テント3が上方に移動する際
に、各昇降装置10の駆動モータ21、21の作動開始
のズレや回転数の差等が原因して、移動土台2、即ちテ
ント3が傾斜することが考えられる。そこで、昇降式テ
ント1は、この移動土台2及びテント3の傾斜を、移動
土台2に設けた昇降制御装置30の傾斜計35、36に
より検知して、移動土台2が略水平な状態で上昇するよ
うに制御して、テント3が傾斜することを防止する。
【0022】即ち、移動土台2に設けた昇降制御装置3
0のうち、妻側傾斜計35は、移動土台2の妻側部材2
bの傾斜を妻傾斜角度αとして検知して、昇降制御装置
30の傾斜検出部33に出力すると共に、軒側傾斜計3
6は、移動土台2の軒側部材2aの傾斜を軒傾斜角度β
として検知して、昇降制御装置30の傾斜検出部33に
出力する。すると、これら傾斜計35、36から傾斜角
度α、βを受けた傾斜検出部33は、妻傾斜角度αを傾
斜角度データDATA1とし、また軒傾斜角度βを傾斜
角度データDATA2として昇降制御部32に出力す
る。一方、昇降制御部32は、常に各昇降装置10の駆
動モータ21、21の回転数を検出している。従って、
昇降制御部32は、これら傾斜角度データDATA1、
DATA2と各昇降装置10の駆動モータ21、21の
回転数に基づいて、これら駆動モータ21、21の回転
数を制御して、各昇降装置10の昇降速度を移動土台2
が略水平な状態で上昇するように制御する。
【0023】ここで、昇降装置10のうち、図1に示す
ように、図中左側の軒側部材2aを支持している各昇降
装置10を、手前から奥の方向に向けて、昇降装置10
AL、昇降装置10BL、昇降装置10CLとし、また
図中右側の軒側部材2aを支持している各昇降装置10
を、手前から奥の方向に向けて、昇降装置10AR、昇
降装置10BR、昇降装置10CRとする。そこで、例
えば、昇降制御部32が、傾斜検出部33から出力され
た傾斜角度データDATA1、DATA2から、移動土
台2の図1中手前側が上向きに傾いている(即ち、妻傾
斜角度α=0°、軒傾斜角度β=+X°)と判断した場
合、昇降制御部32は、これら昇降装置10のうち、昇
降装置10AL、昇降装置10ARの駆動モータ21、
21の回転数をそれぞれ減速して、これら昇降装置10
AL、10ARの上昇速度を遅くすることにより、これ
ら昇降装置10AL、10AR側の妻側部材2bの上昇
高さを抑える。これと同時に、昇降装置10CL、昇降
装置10CRの駆動モータ21、21の回転数をそれぞ
れ増速して、これら昇降装置10CL、10CRの上昇
速度を早くすることにより、これら昇降装置10CL、
10CR側の妻側部材2bの上昇高さを増す。そして、
昇降制御部32が、傾斜検出部33から出力された傾斜
角度データDATA1、DATA2から、移動土台2が
水平であると(即ち、妻傾斜角度α=0°、軒傾斜角度
β=0°)判断すると、昇降制御部32は、これら昇降
装置10の各駆動モータ21、21の回転数をそれぞれ
一定にして、これら昇降装置10の上昇速度を一定にす
る。これにより、移動土台2は略水平な状態で上昇する
ように制御される。
【0024】また、例えば、昇降制御部32が、傾斜計
35、36により検知され傾斜検出部33から出力され
た傾斜角度データDATA1、DATA2から、移動土
台2の図1中左側が上向きに傾いている(即ち、妻傾斜
角度α=−Y°、軒傾斜角度β=0°)と判断した場
合、昇降制御部32は、これら昇降装置10のうち、図
1中右側の軒側部材2aを支持している昇降装置10A
R、昇降装置10BR、昇降装置10CRの駆動モータ
21、21の回転数をそれぞれ減速して、これら昇降装
置10AR、10BR、10CRの上昇速度を遅くする
ことにより、これら昇降装置10AR、10BR、10
CR側の軒側部材2aの上昇高さを抑える。一方、図1
中左側の軒側部材2aを支持している昇降装置10A
L、昇降装置10BL、昇降装置10CLの駆動モータ
21、21の回転数をそれぞれ増速して、これら昇降装
置10AL、10BL、10CLの上昇速度を早くする
ことにより、これら昇降装置10AL、10BL、10
CL側の軒側部材2aの上昇高さを増す。そして、昇降
制御部32が、傾斜検出部33から出力された傾斜角度
データDATA1、DATA2から、移動土台2が水平
であると(即ち、妻傾斜角度α=0°、軒傾斜角度β=
0°)判断すると、昇降制御部32は、これら昇降装置
10の各駆動モータ21、21の回転数をそれぞれ一定
にして、これら昇降装置10の上昇速度を一定にする。
これにより、移動土台2は略水平な状態で上昇するよう
に制御される。
【0025】以上のように、上方に組み上げる形で建設
される建築物の建設現場41において、昇降式テント1
を建設現場41に作業空間55を形成する形で設け、昇
降式テント1のテント3が形成する作業空間55内で、
建築物を昇降装置10の脚柱12、12の高さ程度まで
組み上げたら、各昇降装置10の脚柱12、12に脚柱
ユニット13をそれぞれ継ぎ足して各脚柱12を所定高
さまで延長形成し、これら延長形成した脚柱12、12
の案内ラック15、15上を駆動モータ21、21を作
動させて支持台16をそれぞれ上昇させて、移動土台2
と共にテント3を上昇させることにより、作業空間55
を建設現場41上方に拡張して形成しつつ作業を進める
ことができる。
【0026】即ち、建築物を組み上げた高さに対応させ
て、各昇降装置10の脚柱12、12を延長形成してテ
ント3を上昇させるといった一連の工程を繰り返すこと
により、従来のようにテント等の仮設屋根の解体組立作
業を繰り返すことなく、仮設屋根であるテント3を連続
して上昇させることができるので、仮設屋根であるテン
ト3を建設現場41の上方に設置した状態を常に維持す
ることができる。従って、昇降式テント1のテント3内
の作業空間55で、建築物を組み上げると共に、建築物
を組み上げた高さに対応させて昇降テント1のテント3
を上昇させることにより、建設現場41に作業空間55
が常に形成された状態が保持されるので、建設現場41
において、風雨等の影響を受けることなく、建築物を所
望する高さまで連続して建設することができる。
【0027】なお、上述の実施例においては、昇降式テ
ント1の移動土台2を上昇させる手段としては、案内ラ
ック15と昇降用ピニオンギヤ22の付いた駆動モータ
21等から成るラックとピニオンギヤの組合せによるも
のであったが、移動土台2を上昇させることができれば
何でも良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、内部に
作業空間55等の作業空間を形成する形で構築されたテ
ント3等の仮設屋根を有し、前記仮設屋根に、前記作業
空間を囲む形で形成された環状の移動土台2等の移動土
台を前記仮設屋根を支持する形で設け、前記移動土台の
周囲に、複数個の昇降装置10等の昇降支持手段を前記
移動土台を支持し、かつ該移動土台を昇降駆動し得る形
で脚柱ベース11等の基礎部材上に設けて構成したの
で、
【0029】仮設屋根を環状の移動土台で支持すること
により、移動土台により仮設屋根の剛性を大きくする形
で確実に支持できるので、昇降手段を作動させて移動土
台を昇降させた際に、仮設屋根を安定して昇降させるこ
とができるばかりか、従来のように仮設屋根の解体組立
作業を繰り返すことなく、仮設屋根を設置した状態を常
に維持することができる。また、移動土台を作業空間を
囲むように環状に形成したことにより、移動土台は作業
空間での作業の障害にならないので、作業空間で作業が
できる。従って、上方に組み上げる形で建設される建設
現場において、仮設屋根の中で、建築物を組み上げると
共に、建築物を組み上げた高さに対応させて仮設屋根を
上昇させることにより、作業空間において、風雨等の影
響を受けることなく、建築物を所望する高さまで連続し
て建設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による昇降式仮設屋根が適用さ
れた昇降式テントの一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した昇降式テントの昇降装置
の側面図である。
【図3】図3は、図2に示した昇降装置の平面図であ
る。
【図4】図4は、図1に示した昇降式テントを建設現場
に適用した一実施例を示す平面図である。
【図5】図5は、図4に示した建設現場の正面図であ
る。
【図6】図6は、図4に示した建設現場の側面図であ
る。
【符号の説明】
2……移動土台(移動土台) 3……仮設屋根(テント) 10……昇降手段(昇降装置) 11……基礎部材(脚柱ベース) 55……作業空間(作業空間)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に作業空間を形成する形で構築され
    た仮設屋根を有し、 前記仮設屋根に、前記作業空間を囲む形で形成された環
    状の移動土台を前記仮設屋根を支持する形で設け、 前記移動土台の周囲に、複数個の昇降支持手段を前記移
    動土台を支持し、かつ該移動土台を昇降駆動し得る形で
    基礎部材上に設けて構成した昇降式仮設屋根。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0571225A (ja) * 1991-09-10 1993-03-23 Kumagai Gumi Co Ltd 全天候型仮設屋根
JPH05311889A (ja) * 1992-05-11 1993-11-22 Ohbayashi Corp ビル建築用仮設梁組装置の屋根構造
JPH0596320U (ja) * 1992-05-29 1993-12-27 株式会社ハイランド 建造物基礎工事用雨覆い

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