JPH0622101B2 - インライン形電子銃 - Google Patents
インライン形電子銃Info
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- electrodes
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、偏向収差を補正する四極レンズを形成する
電極を備えた電子銃に関するものである。
電極を備えた電子銃に関するものである。
セルフコンバーゼンス形の偏向ヨークを有するカラー陰
極線管では、偏向磁界によつて電子ビームが変形を受
け、螢光面の周縁部分のスポツト像が、長だ円形になる
偏向収差はよく知られている。
極線管では、偏向磁界によつて電子ビームが変形を受
け、螢光面の周縁部分のスポツト像が、長だ円形になる
偏向収差はよく知られている。
この解消手段としては、電子銃内に四極レンズを形成す
る電極を配置し、静電的に電子ビームの変形を補正する
ようにした電子銃が提案されている。
る電極を配置し、静電的に電子ビームの変形を補正する
ようにした電子銃が提案されている。
第6図は、従来の四極レンズを形成する電極を示す一部
破断拡大斜視図である。図において、一線に並べられた
3つの円筒電極(11),(12),(13)の上下の面に対向する
透孔(11a),(11b),(12a),(12b),(13a),(13b)を設け、こ
れらの透孔(11a)〜(13b)の外側に対向して設けられた2
枚の平行板電極(14),(15)と、3つの円筒電極(11)〜(1
3)の間に形成される電界が6つの透孔(11a)〜(13b)をと
おつて四極レンズを形成するように構成している。
破断拡大斜視図である。図において、一線に並べられた
3つの円筒電極(11),(12),(13)の上下の面に対向する
透孔(11a),(11b),(12a),(12b),(13a),(13b)を設け、こ
れらの透孔(11a)〜(13b)の外側に対向して設けられた2
枚の平行板電極(14),(15)と、3つの円筒電極(11)〜(1
3)の間に形成される電界が6つの透孔(11a)〜(13b)をと
おつて四極レンズを形成するように構成している。
しかし、これらの電極構造は一体化するのがむづかし
く、また構造上、組立て作業が複雑になるという問題点
があつた。
く、また構造上、組立て作業が複雑になるという問題点
があつた。
このような問題点を解消する構成として、第4図および
第5図に示したような電極構成が考えられる。第4図は
インライン形電子銃の縦断面図、第5図は第4図V−V
線矢視断面図である。図において、(4)は一線上に配列
された3個の陰極、(5)は制御電極、(6)は加速電極で、
(4),(5),(6)で3極部を構成する。(7)は前後2つに分
れている集束電極、(20)は3つの四極電極(1),(2),
(3)を構成する電極、(8)は陽極で、(4)〜(8)でインライ
ン形電子銃(9)を形成している。
第5図に示したような電極構成が考えられる。第4図は
インライン形電子銃の縦断面図、第5図は第4図V−V
線矢視断面図である。図において、(4)は一線上に配列
された3個の陰極、(5)は制御電極、(6)は加速電極で、
(4),(5),(6)で3極部を構成する。(7)は前後2つに分
れている集束電極、(20)は3つの四極電極(1),(2),
(3)を構成する電極、(8)は陽極で、(4)〜(8)でインライ
ン形電子銃(9)を形成している。
電極(20)は、第5図に示すように、それぞれ一対の垂直
電極片(1a)と(1c),(2a)と(2c),(3a)と(3c)、および、
それぞれ一対の水平電極片(1b)と(1d),(2b)と(2d),(3
b)と(3d)で、3本の電子ビーム(10B),(10G),(10R)を、
両側および上下から各別に挾む四極電極(1),(2),(3)
を構成しており、4枚の電極片の各組は、電子ビーム(1
0B),(10G),(10R)が通る中心線に対してそれぞれ軸対称
形に形成されている。
電極片(1a)と(1c),(2a)と(2c),(3a)と(3c)、および、
それぞれ一対の水平電極片(1b)と(1d),(2b)と(2d),(3
b)と(3d)で、3本の電子ビーム(10B),(10G),(10R)を、
両側および上下から各別に挾む四極電極(1),(2),(3)
を構成しており、4枚の電極片の各組は、電子ビーム(1
0B),(10G),(10R)が通る中心線に対してそれぞれ軸対称
形に形成されている。
このように構成されている四極電極(20)の各垂直電極片
(1a),(1c),(2a),(2c),(3a),(3c)(以下、(1a)〜(3c)の
ように略記する。)の電位を水平電極片(1b)〜(3d)の電
位より低い電位にすると、各電子ビーム(10B),(10G),(1
0R)(以下、(10)と略記する。)に、それぞれ上下方向
に引かれる電気力が作用し、円形であつた各電子ビーム
(10)の断面形状は、縦長のだ円形に変形する。
(1a),(1c),(2a),(2c),(3a),(3c)(以下、(1a)〜(3c)の
ように略記する。)の電位を水平電極片(1b)〜(3d)の電
位より低い電位にすると、各電子ビーム(10B),(10G),(1
0R)(以下、(10)と略記する。)に、それぞれ上下方向
に引かれる電気力が作用し、円形であつた各電子ビーム
(10)の断面形状は、縦長のだ円形に変形する。
逆に、水平電極片(1b)〜(3d)の電位を垂直電極片(1a)〜
(3c)の電位より低くすると、各電子ビーム(10)の断面形
状は横長のだ円形に変形し、水平・垂直両電極片の電位
が同じときは、各電子ビーム(10)の断面形状は変形しな
い。
(3c)の電位より低くすると、各電子ビーム(10)の断面形
状は横長のだ円形に変形し、水平・垂直両電極片の電位
が同じときは、各電子ビーム(10)の断面形状は変形しな
い。
したがつて、垂直電極片(1a)〜(3c)と、水平電極片(1b)
〜(3d)との間に、偏向磁界に同期しており、かつ、当該
偏向磁界によつて各電子ビーム(10)がうける偏向収差を
補正する電圧波形をもつ補正用の電圧を印加すれば、偏
向収差を効果的に補正して、螢光面の全面にわたつて真
円に近いスポツト形状を得ることができる。
〜(3d)との間に、偏向磁界に同期しており、かつ、当該
偏向磁界によつて各電子ビーム(10)がうける偏向収差を
補正する電圧波形をもつ補正用の電圧を印加すれば、偏
向収差を効果的に補正して、螢光面の全面にわたつて真
円に近いスポツト形状を得ることができる。
しかし、上記のように構成された四極電極(1),(2),
(3)では、両側の四極電極(1),(3)の内側の隙間(1e),
(3e)から、中央の四極電極(2)の電荷の影響をうけ、第
5図に示したように、電子ビーム(10B),(10R)が通る中
心線付近の電界が、中心線を通る垂直面に対して非対称
分布となり、電子ビーム(10B),(10R)のコンバーゼンス
がずれ、さらに、四極電極に印加する電圧を変えると、
これにともなつて電子ビーム(10B),(10R)のコンバーゼ
ンスもずれるという問題点があつた。
(3)では、両側の四極電極(1),(3)の内側の隙間(1e),
(3e)から、中央の四極電極(2)の電荷の影響をうけ、第
5図に示したように、電子ビーム(10B),(10R)が通る中
心線付近の電界が、中心線を通る垂直面に対して非対称
分布となり、電子ビーム(10B),(10R)のコンバーゼンス
がずれ、さらに、四極電極に印加する電圧を変えると、
これにともなつて電子ビーム(10B),(10R)のコンバーゼ
ンスもずれるという問題点があつた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、偏向収差を補正するとともに、この補正に
よつてはコンバーゼンスのずれを生じない四局電極を備
えたインライン形電子銃を得ることを目的とする。
れたもので、偏向収差を補正するとともに、この補正に
よつてはコンバーゼンスのずれを生じない四局電極を備
えたインライン形電子銃を得ることを目的とする。
この発明に係る一線に並んだ3つの四極電極は、中央の
四極電極を軸対称形に構成するとともに、両側の四極電
極の電子ビームが通る中心線付近の電界分布が当該中心
線を通る垂直面に対して対称形となるように、当該両側
の四極電極を構成する電極片を上記垂直面に対して非対
称形に形成したものである。
四極電極を軸対称形に構成するとともに、両側の四極電
極の電子ビームが通る中心線付近の電界分布が当該中心
線を通る垂直面に対して対称形となるように、当該両側
の四極電極を構成する電極片を上記垂直面に対して非対
称形に形成したものである。
この発明における両側の四極電極は、中央の四極電極か
ら受ける影響が相殺されて、中心線付近の電界分布が対
称形になるので、偏向収差が補正されるとともに、四極
電極に印加する電位を変えてもコンバーゼンスが一定に
保たれる。
ら受ける影響が相殺されて、中心線付近の電界分布が対
称形になるので、偏向収差が補正されるとともに、四極
電極に印加する電位を変えてもコンバーゼンスが一定に
保たれる。
以下、この発明の実施例を図について説明する。第1図
はこの発明の一実施例の縦断面図で、第5図に示した電
子銃とほぼ同様に構成されているので、以下、相違する
点を説明する。
はこの発明の一実施例の縦断面図で、第5図に示した電
子銃とほぼ同様に構成されているので、以下、相違する
点を説明する。
第2図はこの実施例の要部である四極電極の構成を示す
第1図II−II線矢視断面図である。図において、水平電
極片(1b),(1d),(3b),(3d)は、(2b),(2d)よりは狭い幅
に形成し、外側にずらして配設したものである。
第1図II−II線矢視断面図である。図において、水平電
極片(1b),(1d),(3b),(3d)は、(2b),(2d)よりは狭い幅
に形成し、外側にずらして配設したものである。
このように構成すると、垂直電極片(1a),(3c)により形
成される電界が強まり、電子ビーム(10B),(10R)が通る
中心線付近の電界分布が、第2図に示すように、当該中
心線を通る垂直面に対して対称形となるので、四極電極
に偏向収差を補正するための電圧を印加してもコンバー
ゼンスの変化が生じない。
成される電界が強まり、電子ビーム(10B),(10R)が通る
中心線付近の電界分布が、第2図に示すように、当該中
心線を通る垂直面に対して対称形となるので、四極電極
に偏向収差を補正するための電圧を印加してもコンバー
ゼンスの変化が生じない。
なお、水平電極片(1b),(1d),(3b),(3d)の幅を狭くする
かわりに、それぞれ外側にずらせて有効幅を狭くしても
同様の効果が得られる。
かわりに、それぞれ外側にずらせて有効幅を狭くしても
同様の効果が得られる。
第3図はこの発明の他の実施例の要部である四極電極を
示す断面図で、第2図に相当する図である。
示す断面図で、第2図に相当する図である。
この実施例は、垂直電極片(1a),(3c)の幅を狭くして中
心線を通るX線上に配設したものである。
心線を通るX線上に配設したものである。
このように構成すると、垂直電極片(1a),(3c)が作る電
界が弱まり、第3図に示すように、電子ビーム(10B),(1
0R)が通る中心付近の電界分布が当該中心線を通る垂直
面に対して対称形となり、前記実施例と同様の効果が得
られる。
界が弱まり、第3図に示すように、電子ビーム(10B),(1
0R)が通る中心付近の電界分布が当該中心線を通る垂直
面に対して対称形となり、前記実施例と同様の効果が得
られる。
なお、上記実施例では、四極電極(1),(2),(3)を構成
する垂直・水平電極片をいずれも平板状に形成した例を
示したが、円弧,だ円,双曲線,放物線などの一部をと
つた曲面板であつてもよい。
する垂直・水平電極片をいずれも平板状に形成した例を
示したが、円弧,だ円,双曲線,放物線などの一部をと
つた曲面板であつてもよい。
また、上記実施例ではビームスポツト形状を縦長もしく
は横長の楕円にすることにより、ビームスポツト径を最
小に保ち全面性を向上させたが、四極電極は中間電極で
あつてもよく、四極電極の前後に形成される静電型レン
ズによりダイナミツクフオーカスとしても効果を奏する
ため、スクリーン上のすべての点で最良のフオーカスを
保つことができる。
は横長の楕円にすることにより、ビームスポツト径を最
小に保ち全面性を向上させたが、四極電極は中間電極で
あつてもよく、四極電極の前後に形成される静電型レン
ズによりダイナミツクフオーカスとしても効果を奏する
ため、スクリーン上のすべての点で最良のフオーカスを
保つことができる。
以上のように、この発明によれば、両側の四極電極を、
電子ビームが通る中心線を通る垂直面に対し非対称形に
構成し、当該両側の四極電極内の中心線付近の電界分布
を、上記垂直面に対して対称形となるように構成したの
で、四極電極に偏向収差を補正する電圧波形をもつ補正
用の電圧を印加して偏向収差を補正することができると
ともにこの補正によつては、電子ビームのコンバーゼン
スが変化しない電子銃が得られる効果がある。
電子ビームが通る中心線を通る垂直面に対し非対称形に
構成し、当該両側の四極電極内の中心線付近の電界分布
を、上記垂直面に対して対称形となるように構成したの
で、四極電極に偏向収差を補正する電圧波形をもつ補正
用の電圧を印加して偏向収差を補正することができると
ともにこの補正によつては、電子ビームのコンバーゼン
スが変化しない電子銃が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は
この実施例の要部である四極電極を示す第1図II−II線
矢視断面図、第3図はこの発明の他の実施例の要部であ
る四極電極を示す断面図、第4図はこの発明の基となつ
た新らたな四極電極を備えた電子銃の縦断面図、第5図
は第4図V−V線矢視断面図、第6図は従来の四極レン
ズを形成する電極の一部破断斜視図である。 (1),,(2),(3)……四極電極、(1a),(1c),(2a),(2c),
(3a),(3c)……垂直電極片、(1b),(1d),(2b),(2d),(3b),
(3d)……水平電極片、(9)……インライン形電子銃、(10
B),(10G),(10R)……電子ビーム。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
この実施例の要部である四極電極を示す第1図II−II線
矢視断面図、第3図はこの発明の他の実施例の要部であ
る四極電極を示す断面図、第4図はこの発明の基となつ
た新らたな四極電極を備えた電子銃の縦断面図、第5図
は第4図V−V線矢視断面図、第6図は従来の四極レン
ズを形成する電極の一部破断斜視図である。 (1),,(2),(3)……四極電極、(1a),(1c),(2a),(2c),
(3a),(3c)……垂直電極片、(1b),(1d),(2b),(2d),(3b),
(3d)……水平電極片、(9)……インライン形電子銃、(10
B),(10G),(10R)……電子ビーム。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】四極レンズを形成する四極電極を備えたイ
ンライン形電子銃において、中央と両側の電子ビームと
を各別に上下および両側から挾むそれぞれ1対の水平電
極片および1対の垂直電極片とよりなる3つの四極電極
を備えるとともに、上記両側の四極電極の電子ビームが
通る中心線付近の電界分布が当該中心線を通る垂直面に
対して対称形となるように当該四極電極を構成する4枚
の電極片を上記垂直面に対して非対称形に形成したこと
を特徴とするインライン形電子銃。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8262786A JPH0622101B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | インライン形電子銃 |
| DE8787302872T DE3775253D1 (de) | 1986-04-03 | 1987-04-02 | Kathodenstrahlroehre. |
| EP87302872A EP0241218B1 (en) | 1986-04-03 | 1987-04-02 | Cathode ray tube apparatus |
| KR1019870003185A KR900006173B1 (ko) | 1986-04-03 | 1987-04-03 | 음극선관장치 |
| US07/295,883 US4886999A (en) | 1986-04-03 | 1989-01-11 | Cathode ray tube apparatus with quadrupole electrode structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8262786A JPH0622101B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | インライン形電子銃 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62237646A JPS62237646A (ja) | 1987-10-17 |
| JPH0622101B2 true JPH0622101B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=13779683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8262786A Expired - Lifetime JPH0622101B2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-08 | インライン形電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622101B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102667244A (zh) * | 2009-10-19 | 2012-09-12 | 株式会社安川电机 | 非平行轴传动机构及机器人 |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP8262786A patent/JPH0622101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102667244A (zh) * | 2009-10-19 | 2012-09-12 | 株式会社安川电机 | 非平行轴传动机构及机器人 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62237646A (ja) | 1987-10-17 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |