JPH06221137A - 排気ガス処理装置 - Google Patents
排気ガス処理装置Info
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- JPH06221137A JPH06221137A JP5029693A JP2969393A JPH06221137A JP H06221137 A JPH06221137 A JP H06221137A JP 5029693 A JP5029693 A JP 5029693A JP 2969393 A JP2969393 A JP 2969393A JP H06221137 A JPH06221137 A JP H06221137A
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- exhaust gas
- filter
- heater
- treatment device
- gas treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、加熱ヒータでフィルタを加熱し、
該フィルタで排気ガス中のパティキュレートを捕集して
焼却処理する排気ガス処理装置を提供する。 【構成】 本発明は、ケーシング20内に多孔質セラミ
ックスから成る上流側フィルタ4Rと下流側フィルタ4
Fを配置する。上流側フィルタ4Rを加熱ヒータ22で
且つ下流側フィルタ4Fを溝31に沿って配置した加熱
ヒータ30で加熱する。加熱ヒータ22,30はコント
ローラ10によって温度センサー28,29からの検出
信号に応答して制御する。フィルタ4は加熱ヒータ2
2,30で加熱され、該フィルタ4で捕集されたパティ
キュレートは焼却処理される。加熱ヒータ22へ供給す
る電力は排気ガスエネルギーで駆動するターボチャージ
ャ5の発電機6から供給する。
該フィルタで排気ガス中のパティキュレートを捕集して
焼却処理する排気ガス処理装置を提供する。 【構成】 本発明は、ケーシング20内に多孔質セラミ
ックスから成る上流側フィルタ4Rと下流側フィルタ4
Fを配置する。上流側フィルタ4Rを加熱ヒータ22で
且つ下流側フィルタ4Fを溝31に沿って配置した加熱
ヒータ30で加熱する。加熱ヒータ22,30はコント
ローラ10によって温度センサー28,29からの検出
信号に応答して制御する。フィルタ4は加熱ヒータ2
2,30で加熱され、該フィルタ4で捕集されたパティ
キュレートは焼却処理される。加熱ヒータ22へ供給す
る電力は排気ガスエネルギーで駆動するターボチャージ
ャ5の発電機6から供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン、燃焼炉、
焼却炉等から排出される排気ガスを浄化処理するため、
排気系に組み込まれるケーシング内に配置されたフィル
タを有する排気ガス処理装置に関する。
焼却炉等から排出される排気ガスを浄化処理するため、
排気系に組み込まれるケーシング内に配置されたフィル
タを有する排気ガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃焼は、高温、高
圧空気中に燃料を噴射する、所謂、ヘトロジニアス混合
によるものである。ヘトロジニアス混合はホモジニアス
混合気と異なって空気と燃料が均一に混合していないの
で、燃料中の炭素成分は、燃焼による高温熱によって
煤、HC等に変化し、それらが凝集してパテキュレート
となり、空中に放出される。そして、スモークは微粒化
された炭素とその外周に炭化水素が付着したパティキュ
レートとなって大気中に浮遊するので、都市環境の汚染
が進み、空気の透明度が極端に悪化進行する。
圧空気中に燃料を噴射する、所謂、ヘトロジニアス混合
によるものである。ヘトロジニアス混合はホモジニアス
混合気と異なって空気と燃料が均一に混合していないの
で、燃料中の炭素成分は、燃焼による高温熱によって
煤、HC等に変化し、それらが凝集してパテキュレート
となり、空中に放出される。そして、スモークは微粒化
された炭素とその外周に炭化水素が付着したパティキュ
レートとなって大気中に浮遊するので、都市環境の汚染
が進み、空気の透明度が極端に悪化進行する。
【0003】従来、エンジンの排気ガスを処理する排気
ガス処理装置として、例えば、コーディエライト(2M
gO・2Al2 O3 ・5SiO2 )により作製された気
孔性のハニカム構造のフィルタを排気通路に並列に2組
配置したディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置が開
示されている。該ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化
装置は、排気ガスを一方のハニカム構造のフィルタに通
し、該フィルタで排気ガス中のカーボンを捕集し、その
フィルタにカーボンが堆積して目詰まりした場合に、そ
のフィルタに排気ガスを流すのを遮断し、別のフィルタ
に排気ガスを流すように切り換え、目詰まりしたフィル
タの下流側から空気を送り込み、そのフィルタを加熱し
て目詰まりしているカーボンを焼却するものである。こ
のようなディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置とし
て、例えば、実開平1−144427号公報に開示され
たものがある。
ガス処理装置として、例えば、コーディエライト(2M
gO・2Al2 O3 ・5SiO2 )により作製された気
孔性のハニカム構造のフィルタを排気通路に並列に2組
配置したディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置が開
示されている。該ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化
装置は、排気ガスを一方のハニカム構造のフィルタに通
し、該フィルタで排気ガス中のカーボンを捕集し、その
フィルタにカーボンが堆積して目詰まりした場合に、そ
のフィルタに排気ガスを流すのを遮断し、別のフィルタ
に排気ガスを流すように切り換え、目詰まりしたフィル
タの下流側から空気を送り込み、そのフィルタを加熱し
て目詰まりしているカーボンを焼却するものである。こ
のようなディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置とし
て、例えば、実開平1−144427号公報に開示され
たものがある。
【0004】また、実開平1−136617号公報に
は、パティキュレートフィルタが開示されている。該パ
ティキュレートフィルタは、導電性セラミックスから成
るヒータを兼ねる薄肉ポーラスエレメントを複数段に配
設し、該各ポーラスエレメントに電力を個別に供給可能
且つ該各電力を制御可能に構成したものである。
は、パティキュレートフィルタが開示されている。該パ
ティキュレートフィルタは、導電性セラミックスから成
るヒータを兼ねる薄肉ポーラスエレメントを複数段に配
設し、該各ポーラスエレメントに電力を個別に供給可能
且つ該各電力を制御可能に構成したものである。
【0005】また、実開平3−116722号公報に
は、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置が開示されて
いる。該ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置は、長手
方向に伸びる多数のセルが形成された柱状のセラミック
フィルタと、前記フィルタの外周に設けられた電熱部材
とを有し、前記セルのうち複数のものには、熱伝導性の
良い粉末が充填されているものである。
は、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置が開示されて
いる。該ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置は、長手
方向に伸びる多数のセルが形成された柱状のセラミック
フィルタと、前記フィルタの外周に設けられた電熱部材
とを有し、前記セルのうち複数のものには、熱伝導性の
良い粉末が充填されているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディーゼル
パティキュレートはディーゼルエンジンに含まれるカー
ボンと炭化水素の合成物であり、その大きさは、数μm
から数十μmまで分散している。該パティキュレート
は、酸素と反応して容易に燃焼するが、燃焼には高温度
が必要であり、排気ガス温度のみでは完全に燃焼するこ
とができない。そこで、パティキュレート、スモークを
除去する装置は、従来から多く開発されているが、いず
れも欠点が存在し、実用に供し得ないのが現状である。
ディーゼルエンジン(D)から排気される排気ガスに含
まれるカーボン、煤、HC等のパティキュレート(P)
をフィルタ(F)で捕集して焼却するDPF即ち排気ガ
ス処理装置では、カーボン、煤、HC等のパティキュレ
ートを濾過体即ちフィルタで捕集し、パティキュレート
がフィルタに堆積した時、着火用グロープラグ又はヒー
タによって加熱し、煤等のパティキュレートを焼却させ
ている。
パティキュレートはディーゼルエンジンに含まれるカー
ボンと炭化水素の合成物であり、その大きさは、数μm
から数十μmまで分散している。該パティキュレート
は、酸素と反応して容易に燃焼するが、燃焼には高温度
が必要であり、排気ガス温度のみでは完全に燃焼するこ
とができない。そこで、パティキュレート、スモークを
除去する装置は、従来から多く開発されているが、いず
れも欠点が存在し、実用に供し得ないのが現状である。
ディーゼルエンジン(D)から排気される排気ガスに含
まれるカーボン、煤、HC等のパティキュレート(P)
をフィルタ(F)で捕集して焼却するDPF即ち排気ガ
ス処理装置では、カーボン、煤、HC等のパティキュレ
ートを濾過体即ちフィルタで捕集し、パティキュレート
がフィルタに堆積した時、着火用グロープラグ又はヒー
タによって加熱し、煤等のパティキュレートを焼却させ
ている。
【0007】また、従来の自動車では、電気エネルギー
が不足しており、十分な発電量を得ることができない。
発電は大容量の発電機を用いれば良いが、従来の直流又
は交流発電機では、その発電機容量が大きくなり過ぎ、
エンジンへの搭載がスペース上困難となる。永久磁石を
回転体として交流機では、回転子にブラシを必要とせ
ず、回転体に対する抵抗が少ないので、回転体を高速で
回転させることができる。そこで、高い磁力を持った永
久磁石から成る発電機を高速で回転させる構造の発電機
を作製すれば、大きい発電量を得ることができ、上記の
ようなディーゼルパティキュレートフィルタDPFに常
時電気エネルギーを供給することができる。例えば、エ
ンジンの排気ガスエネルギーで作動するターボチャージ
ャに高い磁力を持った永久磁石から成る発電機を設ける
ことによって、大きい発電量を得ることができる。
が不足しており、十分な発電量を得ることができない。
発電は大容量の発電機を用いれば良いが、従来の直流又
は交流発電機では、その発電機容量が大きくなり過ぎ、
エンジンへの搭載がスペース上困難となる。永久磁石を
回転体として交流機では、回転子にブラシを必要とせ
ず、回転体に対する抵抗が少ないので、回転体を高速で
回転させることができる。そこで、高い磁力を持った永
久磁石から成る発電機を高速で回転させる構造の発電機
を作製すれば、大きい発電量を得ることができ、上記の
ようなディーゼルパティキュレートフィルタDPFに常
時電気エネルギーを供給することができる。例えば、エ
ンジンの排気ガスエネルギーで作動するターボチャージ
ャに高い磁力を持った永久磁石から成る発電機を設ける
ことによって、大きい発電量を得ることができる。
【0008】ところが、このようなパティキュレートの
焼却方法では、煤等の燃焼によって温度が上昇し過ぎ
て、例えば、コージィエライト等のセラミックフィルタ
が割れ、クラック、焼損等が発生してフィルタが破損し
てしまう問題があり、実用上好ましくないものである。
特に、フィルタを耐熱性セラミックスで作製しても、フ
ィルタに堆積した煤等のパティキュレートの不均一な燃
焼では、フィルタ中に局部的に高温部分が多く存在し、
フィルタを構成するセラミックスに亀裂等が発生する例
が多いものである。
焼却方法では、煤等の燃焼によって温度が上昇し過ぎ
て、例えば、コージィエライト等のセラミックフィルタ
が割れ、クラック、焼損等が発生してフィルタが破損し
てしまう問題があり、実用上好ましくないものである。
特に、フィルタを耐熱性セラミックスで作製しても、フ
ィルタに堆積した煤等のパティキュレートの不均一な燃
焼では、フィルタ中に局部的に高温部分が多く存在し、
フィルタを構成するセラミックスに亀裂等が発生する例
が多いものである。
【0009】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、排気ガスを浄化処理するため排気
系に組み込まれるケーシング内に排気ガス流れの上流側
と下流側とに多孔質セラミックスから成るフィルタを分
離して配置し、上流側フィルタと下流側フィルタとに加
熱ヒータをそれぞれ設け、また下流側フィルタに溝を形
成して接触面積を大きく構成し、特に、ディーゼルエン
ジンから排出される排気ガス中のカーボン、煤、HC等
のパティキュレートを焼却処理する排気ガス処理装置に
最適であり、各加熱ヒータを温度条件で制御して上流側
フィルタと下流側フィルタとを加熱し、排気ガス中に含
まれるパティキュレートを各フィルタとで捕集して焼却
し、フィルタ内でのパティキュレートの存在が局部的に
堆積するのを防止すると共に、目詰まりの発生を防止
し、パティキュレートを常にフィルタ内で良好に焼却し
てガス化して排気ガスを浄化し、また、各加熱ヒータに
通電する電力をエンジンの排気ガスエネルギーで回収し
た電力を使用する排気ガス処理装置を提供することであ
る。
解決することであり、排気ガスを浄化処理するため排気
系に組み込まれるケーシング内に排気ガス流れの上流側
と下流側とに多孔質セラミックスから成るフィルタを分
離して配置し、上流側フィルタと下流側フィルタとに加
熱ヒータをそれぞれ設け、また下流側フィルタに溝を形
成して接触面積を大きく構成し、特に、ディーゼルエン
ジンから排出される排気ガス中のカーボン、煤、HC等
のパティキュレートを焼却処理する排気ガス処理装置に
最適であり、各加熱ヒータを温度条件で制御して上流側
フィルタと下流側フィルタとを加熱し、排気ガス中に含
まれるパティキュレートを各フィルタとで捕集して焼却
し、フィルタ内でのパティキュレートの存在が局部的に
堆積するのを防止すると共に、目詰まりの発生を防止
し、パティキュレートを常にフィルタ内で良好に焼却し
てガス化して排気ガスを浄化し、また、各加熱ヒータに
通電する電力をエンジンの排気ガスエネルギーで回収し
た電力を使用する排気ガス処理装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、排気系に配置されたケーシング内に排気ガ
ス流れの上流側に配置された非導電性多孔質セラミック
スから成る上流側フィルタ、該上流側フィルタ中で排気
ガス流れに交差する方向に伸び且つ電気的に直列に排気
ガス流れ方向に互いに非接触状態に隔置して配置された
第1加熱ヒータ、排気ガス流れの下流側に配置され且つ
排気ガス流れ方向に伸びる溝が形成された非導電性多孔
質セラミックスから成る下流側フィルタ、該下流側フィ
ルタの前記溝に沿って排気ガス流れ方向に伸びる幅方向
に互いに非接触状態に隔置して配置された第2加熱ヒー
タ、及び前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに電
力を供給する電力供給手段、を有することを特徴とする
排気ガス処理装置に関する。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、排気系に配置されたケーシング内に排気ガ
ス流れの上流側に配置された非導電性多孔質セラミック
スから成る上流側フィルタ、該上流側フィルタ中で排気
ガス流れに交差する方向に伸び且つ電気的に直列に排気
ガス流れ方向に互いに非接触状態に隔置して配置された
第1加熱ヒータ、排気ガス流れの下流側に配置され且つ
排気ガス流れ方向に伸びる溝が形成された非導電性多孔
質セラミックスから成る下流側フィルタ、該下流側フィ
ルタの前記溝に沿って排気ガス流れ方向に伸びる幅方向
に互いに非接触状態に隔置して配置された第2加熱ヒー
タ、及び前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに電
力を供給する電力供給手段、を有することを特徴とする
排気ガス処理装置に関する。
【0011】また、この排気ガス処理装置において、前
記上流側フィルタと前記下流側フィルタとの温度を検出
する各温度センサー、前記各温度センサーからの検出温
度に応答して前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータ
との加熱状態を制御するコントローラを有するものであ
る。
記上流側フィルタと前記下流側フィルタとの温度を検出
する各温度センサー、前記各温度センサーからの検出温
度に応答して前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータ
との加熱状態を制御するコントローラを有するものであ
る。
【0012】また、この排気ガス処理装置において、前
記ケーシング内を仕切板で二分割して形成され且つ前記
第1加熱ヒータ、前記第2加熱ヒータ、前記上流側フィ
ルタ及び前記下流側フィルタをそれぞれ配置した一対の
処理室、並びに該各処理室の入口を開閉し且つ閉鎖側の
前記処理室へ少量の排気ガスを流すことができるリーク
孔を備えた切換バルブを有するものである。
記ケーシング内を仕切板で二分割して形成され且つ前記
第1加熱ヒータ、前記第2加熱ヒータ、前記上流側フィ
ルタ及び前記下流側フィルタをそれぞれ配置した一対の
処理室、並びに該各処理室の入口を開閉し且つ閉鎖側の
前記処理室へ少量の排気ガスを流すことができるリーク
孔を備えた切換バルブを有するものである。
【0013】また、この排気ガス処理装置において、前
記各処理室の入口排気ガス圧を検出する各圧力センサ
ー、及び該各圧力センサーの検出信号に応答して前記切
換バルブの切換時間を制御すると共に前記第1加熱ヒー
タと前記第2加熱ヒータへの電力の供給を制御するコン
トローラを有するものである。
記各処理室の入口排気ガス圧を検出する各圧力センサ
ー、及び該各圧力センサーの検出信号に応答して前記切
換バルブの切換時間を制御すると共に前記第1加熱ヒー
タと前記第2加熱ヒータへの電力の供給を制御するコン
トローラを有するものである。
【0014】また、この排気ガス処理装置において、前
記切換バルブはタイマによって予め設定した所定期間で
切り換えられるものである。
記切換バルブはタイマによって予め設定した所定期間で
切り換えられるものである。
【0015】また、この排気ガス処理装置において、前
記電力供給手段はエンジンの排気ガスエネルギーで駆動
されるターボチャージャに設けた発電機で構成したもの
である。
記電力供給手段はエンジンの排気ガスエネルギーで駆動
されるターボチャージャに設けた発電機で構成したもの
である。
【0016】また、この排気ガス処理装置において、前
記ケーシングと前記フィルタとの間には断熱材が配置さ
れているものである。
記ケーシングと前記フィルタとの間には断熱材が配置さ
れているものである。
【0017】
【作用】この発明による排気ガス処理装置は、上記のよ
うに構成されており、次のように作用する。即ち、この
排気ガス処理装置は、排気系に配置されたケーシング内
に排気ガス流れの上流側と下流側とを分離して非導電性
多孔質セラミックスから成る上流側フィルタと下流側フ
ィルタとを配置し、前記下流側フィルタに上下流に排気
ガス流れ方向に伸びる溝を形成し、前記上流側フィルタ
中で排気ガス流れに交差する方向に且つ長手方向に互い
に非接触状態に隔置状態に第1加熱ヒータを配置し、前
記下流側フィルタ中に前記溝に沿って互いに非接触状態
に隔置状態に第2加熱ヒータを配置し、電力供給手段か
ら前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに電力を供
給して前記フィルタで捕集されるパティキュレートを焼
却処理するので、前記下流側フィルタは前記溝の形成で
接触面積が増大され、上流側と下流側とで独立してすす
等のパティキュレートを捕集でき、特に、上流側で粒子
の大きいパティキュレートを捕集でき且つ下流側で細か
いパティキュレートが捕集され焼却できる。また、前記
第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータとで前記各フィル
タは、前記各フィルタの温度条件で制御して加熱でき、
前記各フィルタで捕集されるカーボン、煤、HC等のパ
ティキュレートを直ちに且つ効率的に焼却してガスに
し、前記各フィルタ内にはパティキュレートが過剰に堆
積することがなく、特に上流側での前記フィルタの目詰
まりの発生を防止でき、前記各フィルタには局部的な高
温部分が発生せず、前記各フィルタが亀裂、クラック、
焼損等で破損することがない。
うに構成されており、次のように作用する。即ち、この
排気ガス処理装置は、排気系に配置されたケーシング内
に排気ガス流れの上流側と下流側とを分離して非導電性
多孔質セラミックスから成る上流側フィルタと下流側フ
ィルタとを配置し、前記下流側フィルタに上下流に排気
ガス流れ方向に伸びる溝を形成し、前記上流側フィルタ
中で排気ガス流れに交差する方向に且つ長手方向に互い
に非接触状態に隔置状態に第1加熱ヒータを配置し、前
記下流側フィルタ中に前記溝に沿って互いに非接触状態
に隔置状態に第2加熱ヒータを配置し、電力供給手段か
ら前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに電力を供
給して前記フィルタで捕集されるパティキュレートを焼
却処理するので、前記下流側フィルタは前記溝の形成で
接触面積が増大され、上流側と下流側とで独立してすす
等のパティキュレートを捕集でき、特に、上流側で粒子
の大きいパティキュレートを捕集でき且つ下流側で細か
いパティキュレートが捕集され焼却できる。また、前記
第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータとで前記各フィル
タは、前記各フィルタの温度条件で制御して加熱でき、
前記各フィルタで捕集されるカーボン、煤、HC等のパ
ティキュレートを直ちに且つ効率的に焼却してガスに
し、前記各フィルタ内にはパティキュレートが過剰に堆
積することがなく、特に上流側での前記フィルタの目詰
まりの発生を防止でき、前記各フィルタには局部的な高
温部分が発生せず、前記各フィルタが亀裂、クラック、
焼損等で破損することがない。
【0018】また、この排気ガス処理装置は、排気系に
配置したケーシング内を仕切板で二分割して一対の処理
室を作製し、該処理室の入口通路をリーク孔を備えた切
換バルブで開閉作動し、該切換バルブに設けたリーク孔
を通じて閉鎖側の前記入口通路に少量の排気ガスを流
し、各処理室に上流側フィルタと第1加熱ヒータ、及び
下流側フィルタと第2加熱ヒータを配置したデュアルタ
イプに構成されているので、前記切換バルブを切り換え
ることによって、一方の前記処理室は前記切換バルブが
開放して多量の排気ガスが流れるが、他方の前記処理室
には前記リーク孔を通じて少量の排気ガスが流れている
状態であり、少量の排気ガスが流れている方の前記フィ
ルタは前記加熱ヒータによって迅速に高温になり、捕集
されたカーボン、煤、HC等のパティキュレートは迅速
に焼却処理される。パティキュレートが焼却処理された
状態で、前記切換バルブを切り換えて他方の前記処理室
の前記フィルタに捕集されたパティキュレートを焼却処
理する。このような前記切換バルブの切換作動を繰り返
して、前記各フィルタを効率的に常に浄化することがで
きる。
配置したケーシング内を仕切板で二分割して一対の処理
室を作製し、該処理室の入口通路をリーク孔を備えた切
換バルブで開閉作動し、該切換バルブに設けたリーク孔
を通じて閉鎖側の前記入口通路に少量の排気ガスを流
し、各処理室に上流側フィルタと第1加熱ヒータ、及び
下流側フィルタと第2加熱ヒータを配置したデュアルタ
イプに構成されているので、前記切換バルブを切り換え
ることによって、一方の前記処理室は前記切換バルブが
開放して多量の排気ガスが流れるが、他方の前記処理室
には前記リーク孔を通じて少量の排気ガスが流れている
状態であり、少量の排気ガスが流れている方の前記フィ
ルタは前記加熱ヒータによって迅速に高温になり、捕集
されたカーボン、煤、HC等のパティキュレートは迅速
に焼却処理される。パティキュレートが焼却処理された
状態で、前記切換バルブを切り換えて他方の前記処理室
の前記フィルタに捕集されたパティキュレートを焼却処
理する。このような前記切換バルブの切換作動を繰り返
して、前記各フィルタを効率的に常に浄化することがで
きる。
【0019】しかるに、フィルタに捕集されたパティキ
ュレートを焼却するためには、排気ガスの温度を高い温
度に保持すること、フィルタを通過する排気ガスの通過
流速を小さくして冷却効果を発生させないこと、加熱の
熱エネルギーは多段的に上昇させてパティキュレートの
燃焼温度に到達するように構成することが有効である。
例えば、前記ケーシング内を二分割しない場合に、フィ
ルタに排気ガスの全量を流した場合には、通過排気ガス
量が多量になり過ぎて、熱エネルギーが排気ガスに奪わ
れ、前記フィルタの温度が上昇できず、パティキュレー
トを焼却できないという現象が発生する。
ュレートを焼却するためには、排気ガスの温度を高い温
度に保持すること、フィルタを通過する排気ガスの通過
流速を小さくして冷却効果を発生させないこと、加熱の
熱エネルギーは多段的に上昇させてパティキュレートの
燃焼温度に到達するように構成することが有効である。
例えば、前記ケーシング内を二分割しない場合に、フィ
ルタに排気ガスの全量を流した場合には、通過排気ガス
量が多量になり過ぎて、熱エネルギーが排気ガスに奪わ
れ、前記フィルタの温度が上昇できず、パティキュレー
トを焼却できないという現象が発生する。
【0020】また、電力供給手段として、エンジンの排
気ガスエネルギーで駆動されるターボチャージャの作動
によって発電する発電機を利用したので、前記第1加熱
ヒータ及び前記第2加熱ヒータに通電するため多量の電
力が必要であるが、前記各加熱ヒータに供給される電力
はターボチャージャに設けた発電機を使用し、排気ガス
エネルギーで発電される電力であり、電力が不足して前
記フィルタの捕集機能及び焼却機能を低下させることが
ない。従って、前記各加熱ヒータには常時電力を供給で
き、前記各フィルタを常時加熱しておくことができ、前
記各フィルタに捕集されるカーボン等のパティキュレー
トは直ちに焼却でき、前記各フィルタに過剰なカーボン
が堆積して、前記各フィルタが目詰まりすることがな
い。
気ガスエネルギーで駆動されるターボチャージャの作動
によって発電する発電機を利用したので、前記第1加熱
ヒータ及び前記第2加熱ヒータに通電するため多量の電
力が必要であるが、前記各加熱ヒータに供給される電力
はターボチャージャに設けた発電機を使用し、排気ガス
エネルギーで発電される電力であり、電力が不足して前
記フィルタの捕集機能及び焼却機能を低下させることが
ない。従って、前記各加熱ヒータには常時電力を供給で
き、前記各フィルタを常時加熱しておくことができ、前
記各フィルタに捕集されるカーボン等のパティキュレー
トは直ちに焼却でき、前記各フィルタに過剰なカーボン
が堆積して、前記各フィルタが目詰まりすることがな
い。
【0021】また、この排気ガス処理装置は、コントロ
ーラによって、前記各処理室の入口側に配置された前記
各処理室内の排気ガス圧を検出する圧力センサーの検出
信号に応答して前記切換バルブの切換時間を制御すると
共に前記各加熱ヒータへの電力の供給を制御するので、
前記切換バルブの切換時間に自由度を持たせることがで
き、前記処理室内の前記各フィルタのパティキュレート
の捕集状態に応じて前記切換バルブを切り換えることが
でき、前記各フィルタを常にパティキュレートを捕集で
きる最適状態に維持することができ、前記各フィルタに
よるパティキュレートの捕集効率を高めることができ
る。
ーラによって、前記各処理室の入口側に配置された前記
各処理室内の排気ガス圧を検出する圧力センサーの検出
信号に応答して前記切換バルブの切換時間を制御すると
共に前記各加熱ヒータへの電力の供給を制御するので、
前記切換バルブの切換時間に自由度を持たせることがで
き、前記処理室内の前記各フィルタのパティキュレート
の捕集状態に応じて前記切換バルブを切り換えることが
でき、前記各フィルタを常にパティキュレートを捕集で
きる最適状態に維持することができ、前記各フィルタに
よるパティキュレートの捕集効率を高めることができ
る。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による排気
ガス処理装置の実施例を説明する。図1はこの発明によ
る排気ガス処理装置の一実施例を示す概略説明図であ
る。この排気ガス処理装置1は、排気通路2等の排気系
に配置されたケーシング20内に排気ガスを浄化するこ
とができる非導電性多孔質セラミックスから作製した上
流側フィルタ4Rと下流側フィルタ4F(フィルタの総
称は、符号4で示す)を分割してそれぞれ配置したもの
である。この排気ガス処理装置1において、ケーシング
20内には、排気ガス流れの上流側に上流側フィルタ4
Rが配置され、下流側に下流側フィルタ4Fが配置され
ている。また、ケーシング20とフィルタ4との間に
は、排気ガスの熱エネルギーが外部に放熱することを防
止するため、断熱材19が配置されている。
ガス処理装置の実施例を説明する。図1はこの発明によ
る排気ガス処理装置の一実施例を示す概略説明図であ
る。この排気ガス処理装置1は、排気通路2等の排気系
に配置されたケーシング20内に排気ガスを浄化するこ
とができる非導電性多孔質セラミックスから作製した上
流側フィルタ4Rと下流側フィルタ4F(フィルタの総
称は、符号4で示す)を分割してそれぞれ配置したもの
である。この排気ガス処理装置1において、ケーシング
20内には、排気ガス流れの上流側に上流側フィルタ4
Rが配置され、下流側に下流側フィルタ4Fが配置され
ている。また、ケーシング20とフィルタ4との間に
は、排気ガスの熱エネルギーが外部に放熱することを防
止するため、断熱材19が配置されている。
【0023】上流側フィルタ4Rは、複数の平板状の多
孔質セラミックスを流れ方向に積層して配置したもので
あり、多孔質セラミックス間には第1加熱ヒータ22が
排気ガスの流れに交差する方向に互いに非接触状態に流
れ方向に順次隔置状態にそれぞれ配置されている。第1
加熱ヒータ22は、導電性接続部材15によって排気ガ
ス流れ方向に上流側から下流側へ電気的に直列に接続さ
れている。各接続部材15は加熱ヒータ22そのもので
もよく、その場合には、加熱ヒータ22は排気ガスの流
れ方向に上流側から下流側へ1本のヒータで構成され、
図示のように、上流側から下流側へ順次屈曲された状態
に形成されることになる。また、下流側フィルタ4F
は、複数の平板状の多孔質セラミックスを流れ方向に配
置し、多孔質セラミックス間に溝31,32を形成する
ように幅方向に隔置して配置したものである。溝31は
上流側を開口し且つ下流側を閉鎖しており、溝32は下
流側を開口し且つ上流側を閉鎖している。また、第2加
熱ヒータ22は、多孔質セラミックス間で且つ溝31に
沿って排気ガス流れ方向に伸びる幅方向に互いに非接触
状態に隔置して電気的に直列に接続され、下流側フィル
タ4Fを加熱するように構成されている。
孔質セラミックスを流れ方向に積層して配置したもので
あり、多孔質セラミックス間には第1加熱ヒータ22が
排気ガスの流れに交差する方向に互いに非接触状態に流
れ方向に順次隔置状態にそれぞれ配置されている。第1
加熱ヒータ22は、導電性接続部材15によって排気ガ
ス流れ方向に上流側から下流側へ電気的に直列に接続さ
れている。各接続部材15は加熱ヒータ22そのもので
もよく、その場合には、加熱ヒータ22は排気ガスの流
れ方向に上流側から下流側へ1本のヒータで構成され、
図示のように、上流側から下流側へ順次屈曲された状態
に形成されることになる。また、下流側フィルタ4F
は、複数の平板状の多孔質セラミックスを流れ方向に配
置し、多孔質セラミックス間に溝31,32を形成する
ように幅方向に隔置して配置したものである。溝31は
上流側を開口し且つ下流側を閉鎖しており、溝32は下
流側を開口し且つ上流側を閉鎖している。また、第2加
熱ヒータ22は、多孔質セラミックス間で且つ溝31に
沿って排気ガス流れ方向に伸びる幅方向に互いに非接触
状態に隔置して電気的に直列に接続され、下流側フィル
タ4Fを加熱するように構成されている。
【0024】また、フィルタ4で捕集されるパティキュ
レートを燃焼させるため、加熱ヒータ22に通電する電
力を供給する電力供給手段を有している。電力供給手段
は、排気ガス処理装置1が使用される排気系によって異
なるが、排気ガス処理装置1が定置の設備に適用される
場合には、通常の電源を利用するか、又は、図1に示す
ような発電機6を持つターボチャージャ5を利用するこ
とができる。このターボチャージャ5は、一端に排気ガ
スエネルギーで駆動されるタービン7及び該タービン7
に一端を固定したシャフト11の他端にコンプレッサ8
を有していると共に、シャフト11に固定した高い磁力
を持った永久磁石9を用いてロータを形成し、該ロータ
の外周にステータとしての電磁コイルを配置して発電機
6を構成したものである。このような発電機6は、ブラ
シ等を有しておらず、ロータとステータとが非接触状態
であるので、摩擦損失が少なく高回転できるので、大き
い発電量を得ることができる。この場合には、ターボチ
ャージャ5は、必ずしもコンプレッサ8を設ける必要は
無く、発電機6のみを備えた発電タービンに構成するこ
ともできるものである。
レートを燃焼させるため、加熱ヒータ22に通電する電
力を供給する電力供給手段を有している。電力供給手段
は、排気ガス処理装置1が使用される排気系によって異
なるが、排気ガス処理装置1が定置の設備に適用される
場合には、通常の電源を利用するか、又は、図1に示す
ような発電機6を持つターボチャージャ5を利用するこ
とができる。このターボチャージャ5は、一端に排気ガ
スエネルギーで駆動されるタービン7及び該タービン7
に一端を固定したシャフト11の他端にコンプレッサ8
を有していると共に、シャフト11に固定した高い磁力
を持った永久磁石9を用いてロータを形成し、該ロータ
の外周にステータとしての電磁コイルを配置して発電機
6を構成したものである。このような発電機6は、ブラ
シ等を有しておらず、ロータとステータとが非接触状態
であるので、摩擦損失が少なく高回転できるので、大き
い発電量を得ることができる。この場合には、ターボチ
ャージャ5は、必ずしもコンプレッサ8を設ける必要は
無く、発電機6のみを備えた発電タービンに構成するこ
ともできるものである。
【0025】特に、フィルタ4は、非導電性の多孔質セ
ラミックスから作製され、排気ガスの上流側が平板の積
層した上流側フィルタ4Rで構成され、下流側が幅方向
に隔置した下流側フィルタ4Fから構成され、下流側フ
ィルタ4Fには排気ガスとの接触面積が大きくなるよう
に上下流に溝31,32が形成されている。フィルタ4
の上流側については、上流側フィルタ4Rを多孔質セラ
ミックスで平板に成形焼成して複数枚作製し、それらの
平板を排気ガス流れに交差する方向に積層し、平板の表
面を覆うように加熱ヒータ22を配置することによって
作製できる。また、フィルタ4の下流側については、下
流側フィルタ4Fを多孔質セラミックスで平板に成形焼
成して複数枚作製し、それらの平板を排気ガス流れ方向
に幅方向に隔置して分離した多数の直線状溝31が形成
されるように配置し、平板の上流側の表面即ち上流側に
開口する溝31内に加熱ヒータ30を嵌め込むように配
置することによって作製できる。
ラミックスから作製され、排気ガスの上流側が平板の積
層した上流側フィルタ4Rで構成され、下流側が幅方向
に隔置した下流側フィルタ4Fから構成され、下流側フ
ィルタ4Fには排気ガスとの接触面積が大きくなるよう
に上下流に溝31,32が形成されている。フィルタ4
の上流側については、上流側フィルタ4Rを多孔質セラ
ミックスで平板に成形焼成して複数枚作製し、それらの
平板を排気ガス流れに交差する方向に積層し、平板の表
面を覆うように加熱ヒータ22を配置することによって
作製できる。また、フィルタ4の下流側については、下
流側フィルタ4Fを多孔質セラミックスで平板に成形焼
成して複数枚作製し、それらの平板を排気ガス流れ方向
に幅方向に隔置して分離した多数の直線状溝31が形成
されるように配置し、平板の上流側の表面即ち上流側に
開口する溝31内に加熱ヒータ30を嵌め込むように配
置することによって作製できる。
【0026】なお、溝31,32は、連続した屈曲した
直線状溝31に形成することもでき、場合によっては、
螺旋状溝、連続又は分離した多数の円形状溝に形成する
こともでき、排気ガスとの接触面積が増大する機能を有
するものである。また、上流側フィルタ4Rは、ケーシ
ング20内に多段に配置した平板状ブロックで構成し、
各ブロック間に加熱ヒータ22を配置するように構成し
ているが、場合によっては、上流側フィルタ4Rを1つ
の多孔質セラミックスのブロックで構成し、そのブロッ
ク中に加熱ヒータ22を埋め込むように構成することも
できる。
直線状溝31に形成することもでき、場合によっては、
螺旋状溝、連続又は分離した多数の円形状溝に形成する
こともでき、排気ガスとの接触面積が増大する機能を有
するものである。また、上流側フィルタ4Rは、ケーシ
ング20内に多段に配置した平板状ブロックで構成し、
各ブロック間に加熱ヒータ22を配置するように構成し
ているが、場合によっては、上流側フィルタ4Rを1つ
の多孔質セラミックスのブロックで構成し、そのブロッ
ク中に加熱ヒータ22を埋め込むように構成することも
できる。
【0027】また、上流側フィルタ4R及び下流側フィ
ルタ4Fは、酸化アルミニウムAl2 O3 、コーディエ
ライト2MgO・2Al2 O3 ・5SiO2 、チタニア
TiO2 、窒化ケイ素Si3 N4 、炭化ケイ素SiC等
の耐熱性に富んだ多孔質セラミックスで作製され、共に
気孔率が実質的に40%〜50%以上である気孔質焼結
材を使用することができる。このようなフィルタ4は、
カーボン、煤、HC等のパティキュレートを焼却するに
は十分な高温強度を発揮でき、例えば、ディーゼルエン
ジンの排気ガスに含まれる好ましくないカーボン等のパ
ティキュレートを十分に捕集することができる。また、
フィルタ4については、多孔質の隙間は大きい方が目詰
まりが発生せず、好ましいが、その作製方法は、例え
ば、ポリウレタンフォームを用いて該ポリウレタンフォ
ームにセラミック泥漿即ちスラリーを含浸させ、乾燥固
化した後、これを焼成してポリウレタンフォームを焼失
することによって所望のサイズの多孔質のセラミックス
即ち多孔体を作製することができる。或いは、セラミッ
クスの原料粉末を混合してスラリーを作製し、該スラリ
ーに樹脂粒子を添加混合して乾燥固化した後、これを焼
成して樹脂粒子を焼失させ、所望のサイズの多孔質のセ
ラミックス即ち多孔体を作製することができる。
ルタ4Fは、酸化アルミニウムAl2 O3 、コーディエ
ライト2MgO・2Al2 O3 ・5SiO2 、チタニア
TiO2 、窒化ケイ素Si3 N4 、炭化ケイ素SiC等
の耐熱性に富んだ多孔質セラミックスで作製され、共に
気孔率が実質的に40%〜50%以上である気孔質焼結
材を使用することができる。このようなフィルタ4は、
カーボン、煤、HC等のパティキュレートを焼却するに
は十分な高温強度を発揮でき、例えば、ディーゼルエン
ジンの排気ガスに含まれる好ましくないカーボン等のパ
ティキュレートを十分に捕集することができる。また、
フィルタ4については、多孔質の隙間は大きい方が目詰
まりが発生せず、好ましいが、その作製方法は、例え
ば、ポリウレタンフォームを用いて該ポリウレタンフォ
ームにセラミック泥漿即ちスラリーを含浸させ、乾燥固
化した後、これを焼成してポリウレタンフォームを焼失
することによって所望のサイズの多孔質のセラミックス
即ち多孔体を作製することができる。或いは、セラミッ
クスの原料粉末を混合してスラリーを作製し、該スラリ
ーに樹脂粒子を添加混合して乾燥固化した後、これを焼
成して樹脂粒子を焼失させ、所望のサイズの多孔質のセ
ラミックス即ち多孔体を作製することができる。
【0028】加熱ヒータ22は、ケーシング20内の上
流側に排気ガスの流れ方向に長手方向に互いに隔置して
非接触状態で電気的に短絡しないように直列に配置され
ている。加熱ヒータ22には、排気ガス流れの上流側か
ら下流側へ電流を流し、加熱ヒータ22の各段毎に加熱
して多孔質セラミックスの上流側フィルタ4Rの各段毎
に温度上昇させることが効率的である。また、加熱ヒー
タ30は、ケーシング20内の下流側に排気ガスの流れ
方向の溝31に沿って伸び且つ幅方向に互いに隔置して
非接触状態で電気的に短絡しないように配置されてい
る。また、加熱ヒータ22,30及び接続部材15は、
インコロイ等のNi−Cr系の耐熱金属で作製されてい
る。また、加熱ヒータ22,30をNi−Cr系の耐熱
金属で作製すると、加熱ヒータ22,30に電気を流す
ことによってヒータとしての機能を十分に果たすことが
できると共に、フィルタ4を高温状態に十分に維持して
おくことができる。
流側に排気ガスの流れ方向に長手方向に互いに隔置して
非接触状態で電気的に短絡しないように直列に配置され
ている。加熱ヒータ22には、排気ガス流れの上流側か
ら下流側へ電流を流し、加熱ヒータ22の各段毎に加熱
して多孔質セラミックスの上流側フィルタ4Rの各段毎
に温度上昇させることが効率的である。また、加熱ヒー
タ30は、ケーシング20内の下流側に排気ガスの流れ
方向の溝31に沿って伸び且つ幅方向に互いに隔置して
非接触状態で電気的に短絡しないように配置されてい
る。また、加熱ヒータ22,30及び接続部材15は、
インコロイ等のNi−Cr系の耐熱金属で作製されてい
る。また、加熱ヒータ22,30をNi−Cr系の耐熱
金属で作製すると、加熱ヒータ22,30に電気を流す
ことによってヒータとしての機能を十分に果たすことが
できると共に、フィルタ4を高温状態に十分に維持して
おくことができる。
【0029】更に、加熱ヒータ22の端部は、隣接する
端部同志が導電性の接続部材15によって電気的に結線
され、加熱ヒータ22は電気的に上流側から下流側へ直
列に接続されている。また、加熱ヒータ30の上下流端
部は、接続部材15で結線されて電気的に短絡しないよ
うに幅方向に直列に配置されている。即ち、上下流に位
置する加熱ヒータ22は、一端部では接続部材15によ
って互いに電気的に結線され、他端部では別の接続部材
15によってそれぞれ別の上下流に位置する加熱ヒータ
22に互いに電気的に結線されており、あたかも加熱ヒ
ータ22は接続部材15によって両端部で千鳥掛けに結
線されている状態に構成されている。同様に、幅方向に
位置する加熱ヒータ30は、上流側端部では接続部材1
5によって互いに電気的に結線され、下流側端部では別
の接続部材15によってそれぞれ別の幅方向に位置する
加熱ヒータ30に互いに電気的に結線されており、あた
かも加熱ヒータ30は接続部材15によって両端部で千
鳥掛けに結線されている幅方向に直列に構成されてい
る。
端部同志が導電性の接続部材15によって電気的に結線
され、加熱ヒータ22は電気的に上流側から下流側へ直
列に接続されている。また、加熱ヒータ30の上下流端
部は、接続部材15で結線されて電気的に短絡しないよ
うに幅方向に直列に配置されている。即ち、上下流に位
置する加熱ヒータ22は、一端部では接続部材15によ
って互いに電気的に結線され、他端部では別の接続部材
15によってそれぞれ別の上下流に位置する加熱ヒータ
22に互いに電気的に結線されており、あたかも加熱ヒ
ータ22は接続部材15によって両端部で千鳥掛けに結
線されている状態に構成されている。同様に、幅方向に
位置する加熱ヒータ30は、上流側端部では接続部材1
5によって互いに電気的に結線され、下流側端部では別
の接続部材15によってそれぞれ別の幅方向に位置する
加熱ヒータ30に互いに電気的に結線されており、あた
かも加熱ヒータ30は接続部材15によって両端部で千
鳥掛けに結線されている幅方向に直列に構成されてい
る。
【0030】この排気ガス処理装置1は、ケーシング2
0の内壁面がアルミナファイバー等の断熱材19で遮熱
されており、その内部に加熱ヒータ22が長手方向に多
数隔置して配置されている。従って、フィルタ4及び加
熱ヒータ22は共に外部に対して遮熱された構造であ
る。また、ケーシング20内の上流側フィルタ4Rの温
度を検出する温度センサー28を設け、下流側フィルタ
4Fの温度を検出する温度センサー29を設けている。
加熱ヒータ22,30には、発電機6からの電力を供給
するため、ライン14によってコントローラ10を通じ
て結線されている。また、排気ガス処理装置1の上流側
に送風装置(図3の符号24)を設けることもできる。
0の内壁面がアルミナファイバー等の断熱材19で遮熱
されており、その内部に加熱ヒータ22が長手方向に多
数隔置して配置されている。従って、フィルタ4及び加
熱ヒータ22は共に外部に対して遮熱された構造であ
る。また、ケーシング20内の上流側フィルタ4Rの温
度を検出する温度センサー28を設け、下流側フィルタ
4Fの温度を検出する温度センサー29を設けている。
加熱ヒータ22,30には、発電機6からの電力を供給
するため、ライン14によってコントローラ10を通じ
て結線されている。また、排気ガス処理装置1の上流側
に送風装置(図3の符号24)を設けることもできる。
【0031】この排気ガス処理装置1では、加熱ヒータ
22,30への通電は、温度センサー28,29からの
検出信号に応答してコントローラ10の指令でオン・オ
フすることができる。加熱ヒータ22によって上流側フ
ィルタ4R及び加熱ヒータ30によって下流側フィルタ
4Fを赤熱しておけば、粒子の大きいカーボン、煤、H
C等のパティキュレートは上流側フィルタ4Rで捕集さ
れ、粒子の小さいパティキュレートは下流側フィルタ4
Fで捕集され、それらのパティキュレートはフィルタ4
内で直ちに焼却され、炭酸ガス等の気体になってフィル
タ4を通過して外部に放出され、フィルタ4内へのカー
ボンの堆積現象は発生しない。従って、フィルタ4内で
のカーボンの不均一な堆積及び不均一な燃焼は発生しな
いので、フィルタ4を構成するセラミックスに亀裂、ク
ラック等の焼損の発生を防止できる。また、フィルタ4
へのカーボンの堆積、即ち、フィルタ4によってカーボ
ンが捕集されない時は、コントローラ10は加熱ヒータ
22,30のスイッチを切る制御を行なえばよい。
22,30への通電は、温度センサー28,29からの
検出信号に応答してコントローラ10の指令でオン・オ
フすることができる。加熱ヒータ22によって上流側フ
ィルタ4R及び加熱ヒータ30によって下流側フィルタ
4Fを赤熱しておけば、粒子の大きいカーボン、煤、H
C等のパティキュレートは上流側フィルタ4Rで捕集さ
れ、粒子の小さいパティキュレートは下流側フィルタ4
Fで捕集され、それらのパティキュレートはフィルタ4
内で直ちに焼却され、炭酸ガス等の気体になってフィル
タ4を通過して外部に放出され、フィルタ4内へのカー
ボンの堆積現象は発生しない。従って、フィルタ4内で
のカーボンの不均一な堆積及び不均一な燃焼は発生しな
いので、フィルタ4を構成するセラミックスに亀裂、ク
ラック等の焼損の発生を防止できる。また、フィルタ4
へのカーボンの堆積、即ち、フィルタ4によってカーボ
ンが捕集されない時は、コントローラ10は加熱ヒータ
22,30のスイッチを切る制御を行なえばよい。
【0032】フィルタ4を構成する多孔質セラミックス
としては、上記のサイズのものを使用すれば、排気ガス
はその細孔を通って排気されるが、その排気ガスに含ま
れる大きいパティキュレートは上流側フィルタ4Rで捕
集され、細かいパティキュレートは下流側フィルタ4F
で確実に捕集することができる。即ち、フィルタ4の上
流側の開口即ち入口通路27から排気ガスを流すことに
よって、排気ガスに含まれているカーボンはフィルタ4
に捕集され、そこに堆積するが、排気ガスは加熱ヒータ
22,30及びフィルタ4を通過し、排気ガス処理装置
1の出口18から外部へ放出される。そして、フィルタ
4に捕集されたカーボン、煤、HC等のパティキュレー
トは、加熱ヒータ22,30に電気を通すと、加熱ヒー
タ22,30の間に配置された上流側フィルタ4R及び
下流側フィルタ4Fは加熱されて赤熱するので、カーボ
ンはそこで燃焼して炭酸ガスとなり、該炭酸ガスは、同
様に、上流側フィルタ4Rと加熱ヒータ22及び下流側
フィルタ4Fと加熱ヒータ30を通過して出口18から
外部へ放出される。そして、加熱ヒータ22,30は、
コントローラ10の指令で通電され、フィルタ4で捕集
されたカーボンは常に直ちに焼却され、過剰なカーボン
がフィルタ4内に堆積されることがなく、フィルタ自体
が局部的に過熱されることはない。
としては、上記のサイズのものを使用すれば、排気ガス
はその細孔を通って排気されるが、その排気ガスに含ま
れる大きいパティキュレートは上流側フィルタ4Rで捕
集され、細かいパティキュレートは下流側フィルタ4F
で確実に捕集することができる。即ち、フィルタ4の上
流側の開口即ち入口通路27から排気ガスを流すことに
よって、排気ガスに含まれているカーボンはフィルタ4
に捕集され、そこに堆積するが、排気ガスは加熱ヒータ
22,30及びフィルタ4を通過し、排気ガス処理装置
1の出口18から外部へ放出される。そして、フィルタ
4に捕集されたカーボン、煤、HC等のパティキュレー
トは、加熱ヒータ22,30に電気を通すと、加熱ヒー
タ22,30の間に配置された上流側フィルタ4R及び
下流側フィルタ4Fは加熱されて赤熱するので、カーボ
ンはそこで燃焼して炭酸ガスとなり、該炭酸ガスは、同
様に、上流側フィルタ4Rと加熱ヒータ22及び下流側
フィルタ4Fと加熱ヒータ30を通過して出口18から
外部へ放出される。そして、加熱ヒータ22,30は、
コントローラ10の指令で通電され、フィルタ4で捕集
されたカーボンは常に直ちに焼却され、過剰なカーボン
がフィルタ4内に堆積されることがなく、フィルタ自体
が局部的に過熱されることはない。
【0033】この排気ガス処理装置1は、上記のような
構成であり、次のように作動することができる。即ち、
排気ガスがターボチャージャ5のタービン7から排気さ
れ、排気通路2を通じて排気ガス処理装置1に送り込ま
れる。排気ガスがターボチャージャ5のタービン7を流
れることによって、発電機6によって発電される。そし
て、コントローラ10の指令で加熱ヒータ22に電流を
流してフィルタ4を加熱して赤熱させる。また、フィル
タ4で排気ガスに含まれているカーボン、煤、HC等の
パティキュレートは捕集され、フィルタ4で捕集された
パティキュレートは直ちに焼却され、ガスとなって出口
18から排気され、フィルタ4は浄化された状態にな
る。
構成であり、次のように作動することができる。即ち、
排気ガスがターボチャージャ5のタービン7から排気さ
れ、排気通路2を通じて排気ガス処理装置1に送り込ま
れる。排気ガスがターボチャージャ5のタービン7を流
れることによって、発電機6によって発電される。そし
て、コントローラ10の指令で加熱ヒータ22に電流を
流してフィルタ4を加熱して赤熱させる。また、フィル
タ4で排気ガスに含まれているカーボン、煤、HC等の
パティキュレートは捕集され、フィルタ4で捕集された
パティキュレートは直ちに焼却され、ガスとなって出口
18から排気され、フィルタ4は浄化された状態にな
る。
【0034】次に、図2を参照して、この発明による排
気ガス処理装置の別の実施例を説明する。図2はこの発
明による排気ガス処理装置の別の実施例を示す概略説明
図である。この排気ガス処理装置1は、排気通路2等の
排気系に配置されたケーシング20内を仕切板16で二
分割して一対の処理室25,26を形成し、それぞれの
処理室25,26に排気ガスを浄化することができる多
孔質セラミックスから作製した上流側フィルタ4R及び
下流側フィルタ4Fを収容したデュアルタイプのもので
ある。各処理室25,26の入口通路27には切換バル
ブ17が配置され、切換バルブ17は処理室25,26
の一方を開放し且つ他方を閉鎖するように開閉を切り換
えることができるように構成されている。また、切換バ
ルブ17には、閉鎖側の処理室25又は26に少量の排
気ガスを流すことができるリーク孔21が形成されてい
る。更に、この排気ガス処理装置1において、各処理室
25,26内の上流側フィルタ4R中には加熱ヒータ2
2が排気ガスの流れに交差する方向に互いに非接触状態
に流れ方向に順次隔置状態にそれぞれ配置されており、
下流側フィルタ4Fには加熱ヒータ30が流れ方向に伸
びる溝31に沿って配置されている。
気ガス処理装置の別の実施例を説明する。図2はこの発
明による排気ガス処理装置の別の実施例を示す概略説明
図である。この排気ガス処理装置1は、排気通路2等の
排気系に配置されたケーシング20内を仕切板16で二
分割して一対の処理室25,26を形成し、それぞれの
処理室25,26に排気ガスを浄化することができる多
孔質セラミックスから作製した上流側フィルタ4R及び
下流側フィルタ4Fを収容したデュアルタイプのもので
ある。各処理室25,26の入口通路27には切換バル
ブ17が配置され、切換バルブ17は処理室25,26
の一方を開放し且つ他方を閉鎖するように開閉を切り換
えることができるように構成されている。また、切換バ
ルブ17には、閉鎖側の処理室25又は26に少量の排
気ガスを流すことができるリーク孔21が形成されてい
る。更に、この排気ガス処理装置1において、各処理室
25,26内の上流側フィルタ4R中には加熱ヒータ2
2が排気ガスの流れに交差する方向に互いに非接触状態
に流れ方向に順次隔置状態にそれぞれ配置されており、
下流側フィルタ4Fには加熱ヒータ30が流れ方向に伸
びる溝31に沿って配置されている。
【0035】この実施例では、電力供給手段、上流側フ
ィルタ4R、下流側フィルタ4F、加熱ヒータ22,3
0等は上記実施例と実質的には同一であるので、ここで
は重複する説明は省略する。この排気ガス処理装置1に
は、各処理室25,26の入口排気ガス圧を検出する各
圧力センサー13が設けられている。コントローラ10
は、圧力センサー13の検出信号に応答して切換バルブ
17の切換時間を制御すると共に各加熱ヒータ22,3
0への電力の供給量を制御する。或いは、タイマで切換
バルブ17を切り換える制御を行うこともでき、例え
ば、20〜30分間で繰り返し切り換えるように設定し
ておけば、装置自体を簡単に構成することができる。
ィルタ4R、下流側フィルタ4F、加熱ヒータ22,3
0等は上記実施例と実質的には同一であるので、ここで
は重複する説明は省略する。この排気ガス処理装置1に
は、各処理室25,26の入口排気ガス圧を検出する各
圧力センサー13が設けられている。コントローラ10
は、圧力センサー13の検出信号に応答して切換バルブ
17の切換時間を制御すると共に各加熱ヒータ22,3
0への電力の供給量を制御する。或いは、タイマで切換
バルブ17を切り換える制御を行うこともでき、例え
ば、20〜30分間で繰り返し切り換えるように設定し
ておけば、装置自体を簡単に構成することができる。
【0036】この排気ガス処理装置1は、上記のような
構成であり、次のように作動することができる。即ち、
排気ガスがターボチャージャ5のタービン7から排気さ
れ、排気通路2を通じて排気ガス処理装置1に送り込ま
れる。排気ガスがターボチャージャ5のタービン7を流
れることによって発電機6は発電する。そして、コント
ローラ10の指令で加熱ヒータ22に電流を流してフィ
ルタ4を加熱すると共に、アクチュエータ12を作動し
て切換バルブ17によって、例えば、処理室26側を閉
鎖し、処理室25側を開放する。排気ガスの殆どが処理
室25側を流れ、処理室25内に配置されたフィルタ4
で排気ガスに含まれているカーボン、煤、HC等のパテ
ィキュレートは捕集される。一方、処理室26にはリー
ク孔21を通じて排気ガスが少量流れているが、排気ガ
スは少量であるので加熱ヒータ22,30によって上流
側フィルタ4R及び下流側フィルタ4Fは直ちに赤熱さ
れる。それ故に、処理室26内のフィルタ4で捕集され
たカーボン、煤、HC等のパティキュレートは直ちに焼
却され、ガスとなって出口18から排気され、フィルタ
4は浄化された状態になる。
構成であり、次のように作動することができる。即ち、
排気ガスがターボチャージャ5のタービン7から排気さ
れ、排気通路2を通じて排気ガス処理装置1に送り込ま
れる。排気ガスがターボチャージャ5のタービン7を流
れることによって発電機6は発電する。そして、コント
ローラ10の指令で加熱ヒータ22に電流を流してフィ
ルタ4を加熱すると共に、アクチュエータ12を作動し
て切換バルブ17によって、例えば、処理室26側を閉
鎖し、処理室25側を開放する。排気ガスの殆どが処理
室25側を流れ、処理室25内に配置されたフィルタ4
で排気ガスに含まれているカーボン、煤、HC等のパテ
ィキュレートは捕集される。一方、処理室26にはリー
ク孔21を通じて排気ガスが少量流れているが、排気ガ
スは少量であるので加熱ヒータ22,30によって上流
側フィルタ4R及び下流側フィルタ4Fは直ちに赤熱さ
れる。それ故に、処理室26内のフィルタ4で捕集され
たカーボン、煤、HC等のパティキュレートは直ちに焼
却され、ガスとなって出口18から排気され、フィルタ
4は浄化された状態になる。
【0037】処理室25内のフィルタ4は、加熱ヒータ
22,30によって温度上昇しているが、大量の排気ガ
スが流れるので、高温になることが困難であり、フィル
タ4にはカーボン、煤、HC等のパティキュレートが堆
積する状態となる。フィルタ4にパティキュレートが堆
積すれば、排気ガスの流れが抑制され、処理室25内の
排気ガス圧が上昇し、その排気ガス圧は圧力センサー1
3で検出されているので、コントローラ10は切換バル
ブ17を切り換える指令を発する。アクチュエータ12
が作動して切換バルブ17が切り換えられ、処理室25
は閉鎖されると共に、処理室26が開放される。そこ
で、上記と同様の排気ガス処理が進行することになる。
このような処理を繰り返すことによって、この排気ガス
処理装置1は、一方の処理室ではカーボン、煤、HC等
のパティキュレートを捕集する作用を果たし、他方の処
理室では捕集されたパティキュレートを焼却する作用を
果たし、常に一方のフィルタ4は浄化された状態にあ
り、排気ガス処理を常に良好に行うことができる。
22,30によって温度上昇しているが、大量の排気ガ
スが流れるので、高温になることが困難であり、フィル
タ4にはカーボン、煤、HC等のパティキュレートが堆
積する状態となる。フィルタ4にパティキュレートが堆
積すれば、排気ガスの流れが抑制され、処理室25内の
排気ガス圧が上昇し、その排気ガス圧は圧力センサー1
3で検出されているので、コントローラ10は切換バル
ブ17を切り換える指令を発する。アクチュエータ12
が作動して切換バルブ17が切り換えられ、処理室25
は閉鎖されると共に、処理室26が開放される。そこ
で、上記と同様の排気ガス処理が進行することになる。
このような処理を繰り返すことによって、この排気ガス
処理装置1は、一方の処理室ではカーボン、煤、HC等
のパティキュレートを捕集する作用を果たし、他方の処
理室では捕集されたパティキュレートを焼却する作用を
果たし、常に一方のフィルタ4は浄化された状態にあ
り、排気ガス処理を常に良好に行うことができる。
【0038】次に、この発明による排気ガス処理装置を
ディーゼルエンジン等のエンジンに搭載した実施例を、
図3を参照して説明する。図3はこの発明による排気ガ
ス処理装置を組み込んだディーゼルエンジンの排気ガス
処理のシステムの一実施例を示す概略説明図である。こ
の排気ガス処理装置1は、自動車等の移動体に適用され
るディーゼルエンジンからの排気ガスを浄化するもので
あるが、実質的には図2に示すものと同一であるので、
重複する説明は省略する。即ち、この排気ガス処理装置
1は、ディーゼルエンジン3の排気通路2に組み込まれ
たDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)
であり、特に、ディーゼルエンジン3から放出される排
気ガスを排気通路2中に配置され、排気ガスに含まれる
カーボン、煤、HC等のパティキュレートをフィルタ4
で捕集し、捕集されたパティキュレートを赤熱したフィ
ルタ4内で焼却してガスにし、排気ガスを浄化するもの
である。ディーゼルエンジン3には、ターボチャージャ
5が排気マニホルド23に接続されている。そして、排
気通路2には、エンジン3から放出される排気ガスを浄
化する排気ガス処理装置1が組み込まれている。
ディーゼルエンジン等のエンジンに搭載した実施例を、
図3を参照して説明する。図3はこの発明による排気ガ
ス処理装置を組み込んだディーゼルエンジンの排気ガス
処理のシステムの一実施例を示す概略説明図である。こ
の排気ガス処理装置1は、自動車等の移動体に適用され
るディーゼルエンジンからの排気ガスを浄化するもので
あるが、実質的には図2に示すものと同一であるので、
重複する説明は省略する。即ち、この排気ガス処理装置
1は、ディーゼルエンジン3の排気通路2に組み込まれ
たDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)
であり、特に、ディーゼルエンジン3から放出される排
気ガスを排気通路2中に配置され、排気ガスに含まれる
カーボン、煤、HC等のパティキュレートをフィルタ4
で捕集し、捕集されたパティキュレートを赤熱したフィ
ルタ4内で焼却してガスにし、排気ガスを浄化するもの
である。ディーゼルエンジン3には、ターボチャージャ
5が排気マニホルド23に接続されている。そして、排
気通路2には、エンジン3から放出される排気ガスを浄
化する排気ガス処理装置1が組み込まれている。
【0039】この排気ガス処理装置1における電力供給
源としては、ターボチャージャ5に設けた発電・電動機
或いは発電・電動機で発電した電力を蓄電したバッテリ
ーを使用することができる。ターボチャージャ5に設け
た発電・電動機は、上記の発電機6と構造は同一である
ので、同一の符号を付して重複する説明は省略するが、
この場合の発電・電動機は、コントローラ10の指令で
エンジンの作動状態に応じて発電機又は電動機として機
能することができるものである。この実施例では、ディ
ーゼルエンジン3の排気ガスエネルギーで駆動されるタ
ーボチャージャ5に設けている発電・電動機のうち発電
機6を利用している。発電機6は、ターボチャージャ5
のタービン7が排気ガスエネルギーによって駆動される
ことによって発電するものである。加熱ヒータ22に電
力を送るためには、多量の電力が必要であるが、ターボ
チャージャ5のシャフト11上に永久磁石9から成る発
電機6で発電すれば、例えば、4〜8kwの電力が発生
し、しかも、この電力は排気ガスエネルギーから変換さ
れたものであるので、動力の損失はなく、効率良く加熱
ヒータ22に利用できる。
源としては、ターボチャージャ5に設けた発電・電動機
或いは発電・電動機で発電した電力を蓄電したバッテリ
ーを使用することができる。ターボチャージャ5に設け
た発電・電動機は、上記の発電機6と構造は同一である
ので、同一の符号を付して重複する説明は省略するが、
この場合の発電・電動機は、コントローラ10の指令で
エンジンの作動状態に応じて発電機又は電動機として機
能することができるものである。この実施例では、ディ
ーゼルエンジン3の排気ガスエネルギーで駆動されるタ
ーボチャージャ5に設けている発電・電動機のうち発電
機6を利用している。発電機6は、ターボチャージャ5
のタービン7が排気ガスエネルギーによって駆動される
ことによって発電するものである。加熱ヒータ22に電
力を送るためには、多量の電力が必要であるが、ターボ
チャージャ5のシャフト11上に永久磁石9から成る発
電機6で発電すれば、例えば、4〜8kwの電力が発生
し、しかも、この電力は排気ガスエネルギーから変換さ
れたものであるので、動力の損失はなく、効率良く加熱
ヒータ22に利用できる。
【0040】この排気ガス処理装置1において、フィル
タ4に過剰にカーボン、煤、HC等のパティキュレート
が堆積すると、フィルタ4が過熱するので、圧力センサ
ー13で処理室25,26内の排気ガス圧を監視すると
共に、場合によっては、フィルタ4の温度を監視しなが
ら、加熱ヒータ22へ電力供給量を制御することができ
る。即ち、圧力センサー13からの検出信号はコントロ
ーラ10に入力され、コントローラ10は圧力検出信号
に応答して加熱ヒータ22へ電力供給量を制御すると共
に、送風装置24の駆動を制御して排気ガス処理装置1
に送り込む空気量を制御することができる。例えば、エ
ンジンの負荷の高い時は、排気ガス中に含まれるカーボ
ン等のパティキュレートの量も多く、排気ガスの温度も
高くなる。また、エンジンの高負荷の作動状態では、タ
ーボチャージャ5の発電機6が発電する電力も大きくな
るので、その電力の一部を供給すれば、フィルタ4に捕
集されたパティキュレートは燃焼して炭酸ガス、蒸気等
のガスになる。
タ4に過剰にカーボン、煤、HC等のパティキュレート
が堆積すると、フィルタ4が過熱するので、圧力センサ
ー13で処理室25,26内の排気ガス圧を監視すると
共に、場合によっては、フィルタ4の温度を監視しなが
ら、加熱ヒータ22へ電力供給量を制御することができ
る。即ち、圧力センサー13からの検出信号はコントロ
ーラ10に入力され、コントローラ10は圧力検出信号
に応答して加熱ヒータ22へ電力供給量を制御すると共
に、送風装置24の駆動を制御して排気ガス処理装置1
に送り込む空気量を制御することができる。例えば、エ
ンジンの負荷の高い時は、排気ガス中に含まれるカーボ
ン等のパティキュレートの量も多く、排気ガスの温度も
高くなる。また、エンジンの高負荷の作動状態では、タ
ーボチャージャ5の発電機6が発電する電力も大きくな
るので、その電力の一部を供給すれば、フィルタ4に捕
集されたパティキュレートは燃焼して炭酸ガス、蒸気等
のガスになる。
【0041】
【発明の効果】この発明による排気ガス処理装置は、上
記のように構成されており、次のような効果を有する。
即ち、この排気ガス処理装置は、排気系に配置されたケ
ーシング内に排気ガス流れの上流側と下流側とを分離し
て非導電性多孔質セラミックスから成る上流側フィルタ
と下流側フィルタとを配置し、前記下流側フィルタに排
気ガス流れ方向に伸びる溝を形成し、前記上流側フィル
タ中で排気ガス流れに交差する方向に且つ長手方向に互
いに非接触状態に隔置状態に第1加熱ヒータを配置し、
前記下流側フィルタ中に前記溝に沿って互いに非接触状
態に隔置状態に第2加熱ヒータを配置し、電力供給手段
から前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに電力を
供給して前記フィルタで捕集されるパティキュレートを
焼却処理するので、加熱ヒータに通電して上流側フィル
タ及び下流側フィルタを常に赤熱しておけば、排気ガス
中に含まれるカーボン、煤、HC等のパティキュレート
は、上流側で粒子の大きいものが上流側フィルタで捕集
され、下流側で粒子の細かいものが接触面積を増大した
下流側フィルタで確実に捕集され、フィルタに目詰まり
が発生することがない。従って、前記フィルタ内にはパ
ティキュレートが過剰に堆積することがなく、前記フィ
ルタには局部的な高温部分が発生せず、前記フィルタは
亀裂、焼損等の破損が発生することがなく、前記フィル
タの信頼性、耐久性を向上できる。
記のように構成されており、次のような効果を有する。
即ち、この排気ガス処理装置は、排気系に配置されたケ
ーシング内に排気ガス流れの上流側と下流側とを分離し
て非導電性多孔質セラミックスから成る上流側フィルタ
と下流側フィルタとを配置し、前記下流側フィルタに排
気ガス流れ方向に伸びる溝を形成し、前記上流側フィル
タ中で排気ガス流れに交差する方向に且つ長手方向に互
いに非接触状態に隔置状態に第1加熱ヒータを配置し、
前記下流側フィルタ中に前記溝に沿って互いに非接触状
態に隔置状態に第2加熱ヒータを配置し、電力供給手段
から前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに電力を
供給して前記フィルタで捕集されるパティキュレートを
焼却処理するので、加熱ヒータに通電して上流側フィル
タ及び下流側フィルタを常に赤熱しておけば、排気ガス
中に含まれるカーボン、煤、HC等のパティキュレート
は、上流側で粒子の大きいものが上流側フィルタで捕集
され、下流側で粒子の細かいものが接触面積を増大した
下流側フィルタで確実に捕集され、フィルタに目詰まり
が発生することがない。従って、前記フィルタ内にはパ
ティキュレートが過剰に堆積することがなく、前記フィ
ルタには局部的な高温部分が発生せず、前記フィルタは
亀裂、焼損等の破損が発生することがなく、前記フィル
タの信頼性、耐久性を向上できる。
【0042】また、この排気ガス処理装置は、仕切板で
2つの処理室に分割され、各処理室への排気ガスの流れ
を切換バルブで切り換えて、一方の処理室に多量の排気
ガスを流し、他方の処理室に少量の排気ガスを流すよう
に制御される。少量の排気ガスが流れている方のフィル
タは加熱ヒータによって迅速に高温になり、捕集された
カーボン、煤、HC等のパティキュレートは迅速に焼却
処理される。パティキュレートが焼却処理された状態
で、前記切換バルブを切り換えて他方の前記処理室の前
記フィルタに捕集されたパティキュレートを焼却処理す
る。このような前記切換バルブの切換作動を繰り返し
て、前記フィルタを効率的に常に浄化することができ
る。
2つの処理室に分割され、各処理室への排気ガスの流れ
を切換バルブで切り換えて、一方の処理室に多量の排気
ガスを流し、他方の処理室に少量の排気ガスを流すよう
に制御される。少量の排気ガスが流れている方のフィル
タは加熱ヒータによって迅速に高温になり、捕集された
カーボン、煤、HC等のパティキュレートは迅速に焼却
処理される。パティキュレートが焼却処理された状態
で、前記切換バルブを切り換えて他方の前記処理室の前
記フィルタに捕集されたパティキュレートを焼却処理す
る。このような前記切換バルブの切換作動を繰り返し
て、前記フィルタを効率的に常に浄化することができ
る。
【0043】また、この排気ガス処理装置において、電
力供給手段として、エンジンの排気ガスエネルギーで駆
動されるターボチャージャの作動によって発電する発電
機を利用できるので、前記加熱ヒータに通電するため多
量の電力が必要であるが、前記加熱ヒータに供給される
電力はターボチャージャに設けた発電機を使用し、排気
ガスエネルギーで発電される電力であり、電力が不足し
てフィルタの濾過機能を低下させることがなく、エンジ
ンの動力損失になることはない。しかも、前記加熱ヒー
タに常時電流を流すことができる電力を有しているの
で、前記フィルタは常時加熱されており、前記フィルタ
に過剰なパティキュレートが堆積されることがなく、前
記フィルタが目詰まりすることがなく、局部的に高温部
が発生することもなく、前記フィルタのセラミックスが
焼損、破損することがない。
力供給手段として、エンジンの排気ガスエネルギーで駆
動されるターボチャージャの作動によって発電する発電
機を利用できるので、前記加熱ヒータに通電するため多
量の電力が必要であるが、前記加熱ヒータに供給される
電力はターボチャージャに設けた発電機を使用し、排気
ガスエネルギーで発電される電力であり、電力が不足し
てフィルタの濾過機能を低下させることがなく、エンジ
ンの動力損失になることはない。しかも、前記加熱ヒー
タに常時電流を流すことができる電力を有しているの
で、前記フィルタは常時加熱されており、前記フィルタ
に過剰なパティキュレートが堆積されることがなく、前
記フィルタが目詰まりすることがなく、局部的に高温部
が発生することもなく、前記フィルタのセラミックスが
焼損、破損することがない。
【図1】この発明による排気ガス処理装置の一実施例を
示す概略説明図である。
示す概略説明図である。
【図2】この発明による排気ガス処理装置の別の実施例
を示す概略説明図である。
を示す概略説明図である。
【図3】この発明による排気ガス処理装置を組み込んだ
ディーゼルエンジンの排気ガス処理のシステムの更に別
の実施例を示す概略説明図である。
ディーゼルエンジンの排気ガス処理のシステムの更に別
の実施例を示す概略説明図である。
1 排気ガス処理装置 2 排気通路(排気系) 3 ディーゼルエンジン(エンジン) 4 フィルタ 4F 下流側フィルタ 4R 上流側フィルタ 5 ターボチャージャ 6 発電機 10 コントローラ 12 アクチュエータ 13 圧力センサー 15 接続部材 16 仕切板 17 切換バルブ 19 断熱材 20 ケーシング 21 リーク孔 22,30 加熱ヒータ 25,26 処理室 27 入口通路(入口) 28,29 温度センサー 31,32 溝
Claims (7)
- 【請求項1】 排気系に配置されたケーシング内に排気
ガス流れの上流側に配置された非導電性多孔質セラミッ
クスから成る上流側フィルタ、該上流側フィルタ中で排
気ガス流れに交差する方向に伸び且つ電気的に直列に排
気ガス流れ方向に互いに非接触状態に隔置して配置され
た第1加熱ヒータ、排気ガス流れの下流側に配置され且
つ排気ガス流れ方向に伸びる溝が形成された非導電性多
孔質セラミックスから成る下流側フィルタ、該下流側フ
ィルタの前記溝に沿って排気ガス流れ方向に伸びる幅方
向に互いに非接触状態に隔置して配置された第2加熱ヒ
ータ、及び前記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータに
電力を供給する電力供給手段、を有することを特徴とす
る排気ガス処理装置。 - 【請求項2】 前記上流側フィルタと前記下流側フィル
タとの温度を検出する各温度センサー、前記各温度セン
サーからの検出温度に応答して前記第1加熱ヒータと前
記第2加熱ヒータとの加熱状態を制御するコントローラ
を有することを特徴とする請求項1に記載の排気ガス処
理装置。 - 【請求項3】 前記ケーシング内を仕切板で二分割して
形成され且つ前記第1加熱ヒータ、前記第2加熱ヒー
タ、前記上流側フィルタ及び前記下流側フィルタをそれ
ぞれ配置した一対の処理室、並びに該各処理室の入口を
開閉し且つ閉鎖側の前記処理室へ少量の排気ガスを流す
ことができるリーク孔を備えた切換バルブ、を有するこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の排気ガス処理装
置。 - 【請求項4】 前記各処理室の入口排気ガス圧を検出す
る各圧力センサー、及び該各圧力センサーの検出信号に
応答して前記切換バルブの切換時間を制御すると共に前
記第1加熱ヒータと前記第2加熱ヒータへの電力の供給
を制御するコントローラを有することを特徴とする請求
項3に記載の排気ガス処理装置。 - 【請求項5】 前記切換バルブはタイマによって予め設
定した所定期間で切り換えられることを特徴とする請求
項3に記載の排気ガス処理装置。 - 【請求項6】 前記電力供給手段はエンジンの排気ガス
エネルギーで駆動されるターボチャージャに設けた発電
機で構成したことを特徴とする請求項1又は3に記載の
排気ガス処理装置。 - 【請求項7】 前記ケーシングと前記フィルタとの間に
は断熱材が配置されていることを特徴とする請求項1又
は3に記載の排気ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5029693A JPH06221137A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 排気ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5029693A JPH06221137A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 排気ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06221137A true JPH06221137A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12283194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5029693A Pending JPH06221137A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 排気ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06221137A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5315600A (en) * | 1990-06-28 | 1994-05-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Error correction system including a plurality of processor elements which are capable of performing several kinds of processing for error correction in parallel |
| US5325373A (en) * | 1986-12-22 | 1994-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for encoding and decoding reed-solomon code |
| US5590138A (en) * | 1986-09-30 | 1996-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Error correction apparatus |
| US7434389B2 (en) * | 2006-03-08 | 2008-10-14 | Caterpillar Inc. | Engine system and method of providing power therein |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5029693A patent/JPH06221137A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5590138A (en) * | 1986-09-30 | 1996-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Error correction apparatus |
| US5774389A (en) * | 1986-09-30 | 1998-06-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Error correction apparatus |
| US5325373A (en) * | 1986-12-22 | 1994-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for encoding and decoding reed-solomon code |
| US5315600A (en) * | 1990-06-28 | 1994-05-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Error correction system including a plurality of processor elements which are capable of performing several kinds of processing for error correction in parallel |
| US7434389B2 (en) * | 2006-03-08 | 2008-10-14 | Caterpillar Inc. | Engine system and method of providing power therein |
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