JPH0622287U - 生花の輸送用包装箱 - Google Patents
生花の輸送用包装箱Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生花の収納取り出しの際に、生花が傷つか
ず、また輸送箱の製造コストが低廉で、1枚のフラット
ブランクから簡単な作業で組立ることができると共に、
輸送時の圧縮強度が高くまた積み重ねの安定性がよく、
輸送中の衝撃によっても生花が移動しにくい包装箱を提
供すること。 【構成】 矩形状底板2の相対する長辺に一対の側板3
a、3bを設け、また相対する短辺に一対のつま板4
a、4bを設けた包装箱であって、前記側板の一端縁に
箱の天面を閉塞する天板5を連設し、前記つま板の一端
縁に茎部分を固定する茎挿入穴14を有した茎固定部9
を連設し、かつこの茎固定部をつま板の内側にコ字状に
折り込んで角筒状の茎固定枠としたことを特徴とする。
ず、また輸送箱の製造コストが低廉で、1枚のフラット
ブランクから簡単な作業で組立ることができると共に、
輸送時の圧縮強度が高くまた積み重ねの安定性がよく、
輸送中の衝撃によっても生花が移動しにくい包装箱を提
供すること。 【構成】 矩形状底板2の相対する長辺に一対の側板3
a、3bを設け、また相対する短辺に一対のつま板4
a、4bを設けた包装箱であって、前記側板の一端縁に
箱の天面を閉塞する天板5を連設し、前記つま板の一端
縁に茎部分を固定する茎挿入穴14を有した茎固定部9
を連設し、かつこの茎固定部をつま板の内側にコ字状に
折り込んで角筒状の茎固定枠としたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、バラ等の切花の輸送用包装箱に関するものである。
【0002】
近年、贈答品として切花の利用度が高まっており、特にバラ等の高価な切花が 贈答用に用いられることが多い。このような贈答用切花を生産地から出荷するに 際しては、従来より段ボールなどの天面開口型の直方体の紙箱が利用され、これ に一定本数の生花を紐などで束ねて収納し、輸送途中で花や葉が傷まないように して出荷していた。
【0003】
しかるに、この種の切花商品は、丈の長い商品が多く、また嵩があるので、出 荷する際に箱に収納しずらく手間がかかるという問題点があった。また輸送中は 積み荷の移動があり、それに伴う輸送中の衝撃で切花が動き、痛み易いという問 題点があった。商品を取り出すときも花や葉を傷め易いという欠点があった。さ らに従来の紙箱はホッチキスやホットメルト接着剤を使用して、切花商品の出荷 時には、包装作業とは別工程で、予め箱を組み立てる必要があり、そのため作業 工数が多くなり、従って包装コストが高くなるという問題点があった。
【0004】 さらに従来の包装箱は、圧縮強度が弱く遠距離輸送における物品保護が十分で はないという問題点があった。
【0005】 本考案は、従来のものが有するこの様な問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、生花の収納取り出しの際に、生花が傷つかず、また 輸送箱の製造コストが低廉で、1枚のフラットブランクから簡単な作業で組立る ことができると共に、輸送時の圧縮強度が高くまた積み重ねの安定性がよく、輸 送中の衝撃によっても生花が移動しにくい包装箱を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案における生花の輸送用包装箱は、1枚のシ ート状体を単に折り曲げるのみで形成できる組立箱であって、花葉部分を包囲す る箱本体と、茎下部を固定する茎固定部とよりなり、前記本体は、シートの中央 に長方形の底板2を形成し、この底板2の相対する長辺には一対の側板3a、3 bを、また相対する短辺には一対のつま板4a、4bをそれぞれ折線を介して連 設し、前記一方の側板3aには底板に対応した大きさの天板5を延設し、他方の 側板3bの延長上には内側板6と、細幅の抑止片7を並設し、さらに前記一方の つま板4aの左右両辺に補強板8a、8bを、他方のつま板4bの左右両辺に茎 固定部9と補強板10をそれぞれ振り分けて連設してなり、 前記茎固定部9は、中央の茎固定板11とその左右に連設する高さの低い一対 の側板12a、12bとから形成し、中央の茎固定板11は中央の茎挿入穴14 と天板側の中央部に凸部13aを付設してなり、 前記茎固定部9を前記一方のつま板4bの内側にコ字状に折り込んで側板12 aと補強板10とを重ね合わせた上で抑止片7により固定して角筒状の茎固定枠 となし、かつ茎固定板11の凸部13aを底板2の係止穴13bに嵌合させ、さ らに前記補強板を前記側板の内側に折り込んで少なくとも箱本体の側壁を2重構 造となすとともに箱本体の開口部を、前記天板に付設した差し込み片22と側板 と内側板間に設けた切込み溝23とを介して天板で封緘することを特徴とするも のである。
【0007】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案の一実施例を示した組立斜視図であり、図2はその展開図である 。図2に示すように、本考案の箱は一般的には段ボール又は板紙を使用して形成 するのが好適である。
【0008】 図2において、符号1が段ボールシート等を打抜き加工して得られた本考案の ブランクシートであり、単なる1枚の矩形状シートにより花葉部分を包囲する箱 本体と、茎下部を固定する茎固定部の全体が構成されている。図中、実線は切線 を、2点鎖線は折線を、それぞれ示している。このブランクシートの中央には長 方形の底板2を形成し、この底板2の相対する長辺には一対の側板3a、3bを 、また相対する短辺には一対のつま板4a、4bをそれぞれ折線を介して連設す る。前記側板3aには底板に対応した大きさの天板5を延設し、側板3bの延長 上には内側板6と、細幅の抑止片7を並設する。なお前記の抑止片7は、後記す る茎固定枠部9と補強板10とを抱持する機能を有している。さらに底板2の短 辺に設けた一方のつま板4aの左右辺(図2において上下)には、側板3a、3 bを補強するための補強板8a、8bをそれぞれ連設し、また他方のつま板4b の左右辺(図2において上下)には、次のような構成の茎固定枠部9と、補強板 10とを振り分けて連設する。
【0009】 すなわち茎固定部9は、中央の茎固定板11とその左右に連設する高さの低い 一対の側板12a、12bとから形成する。中央の茎固定板11はつま板に対応 した大きさに形成し、またこの茎固定板11の天板側の中央部には凸部13aを 付設する。ちなみに符号13bはつま板4bよりの底板2上に形成した前記凸部 13aを嵌合するための係止穴である。なお前記の側板12bはつま板4bの一 端に一体に連設し、またこのつま板4bの他端に補強板10が一体に連設されて いる。茎固定板11の中央部には、茎挿入穴14を設けるとともに、この茎挿入 穴の周辺に放射状に切込み15を刻設し、茎の押さえフラップ16を形成する。 なお茎挿入穴14の外側に放射状の切込み端をつなぐように形成された多角形状 の折線17が刻設されている。そのため前記茎の押さえフラップ16は茎の挿入 した時に下方に曲がるので、束ねた茎の直径が多少大きくても茎挿入穴14に容 易に挿入することが出来、また小さいときは押さえフラップ16で周囲が固定さ れ、安定した嵌合状態となる。
【0010】 符号18で示すものは内側板6の端縁に突設した係止突起で、この突起が嵌合 する差込み穴19が底板の内側板6側に設けられている。また符号20は折込片 7の端縁に突設した係止突起で、この突起が嵌合する差込み穴21が差込み穴1 9と同様に底板2に設けられている。符号22は天板の端縁に付設した差込み片 である。この差込み片が挿入される切込み溝23が、一方の側板3bと内側板6 の間に設けられている。
【0011】 なお本実施例においては、補強板8bと補強板10の先端部外側は、組立時に 差し込み片22と干渉しないように部分的に切除されている。符号24a、24 bはつま板4a、4bの上縁に連設した縁板である。
【0012】 上記のように構成された本考案の包装箱を偏平なブランクシートの状態より組 立てるには、特に図3に示すように、まず、茎固定部9を枠状に組み立てる。す なわち、つま板4bを底板に対して直角に起立させるとともに、茎固定板11と その左右に連設する一対の側板12a、12bとを図3のように折線に従ってコ 字状に折り込んで側板12aと補強板10とを重ね合わせた上で抑止片7を側板 12aの内側に折り込み、係止突起20と差込み穴21とにより固定して角筒状 の茎固定枠を形成する。次に茎固定板11の凸部13aを底板2に形成した係止 穴13bに嵌合させる。次いで図4のように、他方のつま板4aを底板に対して 起立させたのち、補強板8a、8bを側板3aまたは3bの内側にくるようにつ ま板4aに対して直角に折り込み、次ぎに補強板8b並びに10の内側に内側板 6を折り込み、その端縁に形成した突起18を差し込み穴19に嵌合させる。こ のように片側の箱側壁を半ば組み立てたならば、この段階で、天面開口側より生 花を一例として次のように箱内に収容する。
【0013】 すなわち例えば切りバラ50本を一まとめにして箱詰め輸送するときは、まず 底板2の上に切りバラの束を載置しその茎の下部を茎固定板11に形成した挿入 穴14に差し込んで、ばらけないように緩衝固定フラップ16でこれを保持させ る。またこのとき、茎の下部周囲を水あるいは鮮度保持剤等を含んだ不織布等の 保水材で覆うようにして輸送中の水切れを防止するのがよい。
【0014】 次に、縁板24a、24bを天板が箱内部に落ち込まないように内側に折り込 んでから、図5に示すように、他方の側板3aと天板5とで開口部を覆うように 折り込み、最後に、天板2に付設された差込み片22を切込み溝23に差し込ん で天板2で封緘する。図6は輸送または保管時の荷姿であり、保冷コンテナ、自 動車等に横積みし、場合によっては積み重ねて輸送する。
【0015】
本考案による輸送箱によれば、従来は箱の中に生花を押し込むようにして収納 していたものを、底板の上に生花の束を載置し茎下部を茎固定枠に形成した挿入 穴に差し込んで固定してから、嵩のある花や葉を包み込むように反対側の箱側壁 を組み立てながら箱内に収容することができ、また生花の取り出しの際には、収 納とは逆の操作で取り出すことができる。従って箱に入れるときも取り出すとき にも一人で簡単に出し入れでき、また束ねにくい茎下部を茎固定部に形成した挿 入穴に差し込んで固定するので、別途紐などで束ねる必要がなく輸送中の生花の 移動が防止できる。また茎固定部はつま板の内側に折り曲げて角筒状の茎固定枠 とされ、補強板は側板の内側に折り込んで箱側壁を2重としているので圧縮強度 が高く、遠距離輸送における物品保護が十分に行え、また差し込みにより天面が 封緘されるのでテープ止めが必要でなく、輸送中天面の落ち込みがなく、生花商 品の損傷を少なくし安全に輸送ができる。
【0016】 本考案包装箱は、単一のブランクシートから構成されており、物品を収納する ときのみホッチキスやホットメルト接着剤を要せずに、展開状態から手作業で簡 単に箱状に組み立てることができるので箱組立から生花の包装出荷作業まで全体 として手間が少なく、従って包装出荷コストが低廉となるという作用効果を発揮 する。
【図1】本考案包装箱の一実施例を示した組立斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案箱の展開図である。
【図3】図1の箱の組立途中を示す斜視図である。
【図4】同じく本考案箱の組立途中を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】同じく本考案箱の組立途中を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】本考案箱の輸送または保管時の荷姿である。
1 ブランクシート 2 底板 3a、3b 側板 4a、4b つま板 5 天板 6 内側板 7 抑止片 8a、8b 補強板 9 茎固定部 10 補強板 11 茎固定板 12a、12b 側板 13a 凸部 14 茎挿入穴 15 放射状切り込み 16 押さえフラップ 17 折れ線 18 突起 19 差し込み穴 21 差し込み穴 22 差し込み片 23 切り込み溝 24a、24b 縁板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図4】
Claims (3)
- 【請求項1】 矩形状底板の相対する長辺に一対の側板
を設け、また相対する短辺に一対のつま板を設けた包装
箱であって、前記側板の一端縁に箱の天面を閉塞する天
板を連設し、前記つま板の一端縁に茎部分を固定する茎
挿入穴を有した茎固定部を連設し、かつこの茎固定部を
つま板の内側にコ字状に折り込んで角筒状の茎固定枠と
したことを特徴とする生花の輸送用包装箱。 - 【請求項2】 1枚のシート体で形成された組立箱であ
って、花葉部分を包囲する箱本体と、茎下部を固定する
茎固定部とよりなり、 前記箱本体は、シートの中央に矩形の底板(2)を形成
し、この底板(2)の相対する長辺には一対の側板(3
a)(3b)を、また相対する短辺には一対のつま板
(4a)(4b)をそれぞれ連設し、前記一方の側板
(3a)には前記底板に対応した大きさの天板(5)を
延設し、他方の側板(3b)の延長上には内側板(6)
と細幅の抑止片(7)を並設し、さらに前記一方のつま
板(4a)の左右両辺に補強板(8a)(8b)を、他
方のつま板(4b)の左右両辺に茎固定部(9)と補強
板(10)をそれぞれ振り分けて連設してなり、 前記茎固定部(9)は、中央の茎固定板(11)とその
左右に連設する高さの低い一対の側板(12a)(12
b)とから形成し、中央の茎固定板(11)は中央の茎
挿入穴(14)と天板側の中央部に凸部(13a)を付
設してなり、 前記茎固定部(9)を前記一方のつま板(4b)の内側
にコ字状に折り込んで側板(12a)と補強板(10)
とを重ね合わせた上で抑止片(7)により固定して角筒
状の茎固定枠となし、かつ茎固定板(11)の凸部(1
3a)を底板(2)の係止穴(13b)に嵌合させ、さ
らに前記補強板を前記側板の内側に折り込んで少なくと
も箱本体の側壁を2重構造となすとともに箱本体の開口
部を、前記天板に付設した差し込み片(22)と側板と
内側板間に設けた切込み溝(23)とを介して天板で封
緘することを特徴とする生花の輸送用包装箱。 - 【請求項3】 前記茎固定部(9)は、中央の茎挿入穴
(14)の周辺に放射状の切込み(15)を刻設して茎
の押さえフラップ(16)を形成してなる請求項1、2
に記載の生花の輸送用包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992062223U JPH0739832Y2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 生花の輸送用包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992062223U JPH0739832Y2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 生花の輸送用包装箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622287U true JPH0622287U (ja) | 1994-03-22 |
| JPH0739832Y2 JPH0739832Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=13193942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992062223U Expired - Fee Related JPH0739832Y2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 生花の輸送用包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739832Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102587552B1 (ko) * | 2023-05-31 | 2023-10-11 | 주식회사 청년들 | 꽃 포장 상자 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4876486B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2012-02-15 | 大日本印刷株式会社 | 箱型容器 |
| JP7508050B2 (ja) * | 2021-06-11 | 2024-07-01 | Toppanホールディングス株式会社 | 包装容器、型紙及び梱包体 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49100931U (ja) * | 1972-12-25 | 1974-08-30 | ||
| JPS56164978U (ja) * | 1980-05-02 | 1981-12-07 | ||
| JPS63177224U (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-16 | ||
| JPH01130925U (ja) * | 1988-03-02 | 1989-09-06 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP1992062223U patent/JPH0739832Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49100931U (ja) * | 1972-12-25 | 1974-08-30 | ||
| JPS56164978U (ja) * | 1980-05-02 | 1981-12-07 | ||
| JPS63177224U (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-16 | ||
| JPH01130925U (ja) * | 1988-03-02 | 1989-09-06 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102587552B1 (ko) * | 2023-05-31 | 2023-10-11 | 주식회사 청년들 | 꽃 포장 상자 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739832Y2 (ja) | 1995-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |