JPH06223291A - 伝送器のための磁気作動式の取り外し自在のゼロ点/スパンアクチュエーター - Google Patents

伝送器のための磁気作動式の取り外し自在のゼロ点/スパンアクチュエーター

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JPH06223291A
JPH06223291A JP5306127A JP30612793A JPH06223291A JP H06223291 A JPH06223291 A JP H06223291A JP 5306127 A JP5306127 A JP 5306127A JP 30612793 A JP30612793 A JP 30612793A JP H06223291 A JPH06223291 A JP H06223291A
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actuator
transmitter
carrier
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Jerome S Alden
ジェローム・エス・オールデン
Victor J Budan
ビクター・ジェイ・ブーダン
Harold W Thompson
ハロルド・ダブリュー・トムプソン
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Elsag International BV
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H36/00—Switches actuated by change of magnetic field or of electric field, e.g. by change of relative position of magnet and switch, by shielding
    • H01H36/0006—Permanent magnet actuating reed switches
    • H01H36/0066—Permanent magnet actuating reed switches magnet being removable, e.g. part of key pencil
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送器のハウジングの外部から接近し得る状
態でのゼロ点及びスパンの調整を提供すること。 【構成】 アクチュエーター100には第1の作動アー
ム114及び第2の作動アーム116と、これに関連す
る実質的に同一の2つの磁石戻し手段、即ち第1の戻し
ばね118及び第2の戻しばね120が含まれる。トッ
プカバー104に第1の開口部122及び第2の開口部
124が含まれる。作動ピンが第1の長孔138及び第
2の長孔140の関連する一方と係合し作動ピンと第1
の長孔138とを係合させ工具先端を長孔134aに挿
入して反時計回りの回転トルクを与えると磁石キャリヤ
ー112がトラック108を右側側壁106d方向に移
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業的プロセス処理制御
システムに於て使用する伝送器に関し、詳しくはそうし
た伝送器のゼロ点及びスパンの調整用のアクチュエータ
ーの磁気的作動に関する。
【0002】
【従来技術】2線式伝送器(3線及び4線式伝送器も同
様に)は工業的プロセス処理制御システムに於て幅広く
使用されている。2線式伝送器には電流ループ内で電源
及び負荷に共に接続された一対の端子が含まれる。2線
式伝送器はこの電流ループを通して流れるループ電流に
より駆動され、ループ電流の大きさを、検知したパラメ
ーター或は条件の関数として変化させる。3線式或は4
線式伝送器は電流及び出力を送給するための個別の導線
を有する。一般に伝送器はシールされたハウジング内に
賦活電気回路を含み、この賦活電気回路が故障或はスパ
ークを生じた際の任意の爆発性雰囲気の着火がハウジン
グ内に止まるようにしている。
【0003】種々の運転範囲が可能であるが、最も広く
使用される2線式伝送器の出力は検知されたパラメータ
ーの関数として4から20ミリアンペアで変化する。2
線式伝送器では代表的にはこれを調整して、検知したパ
ラメーターの最少値或はゼロ点を最小出力(例えば4ミ
リアンペアのループ電流)に相当させ、また最大パラメ
ーター値を最大出力(例えば20ミリアンペア)に相当
させる。最小パラメーター値及び最大パラメーター値は
工業的プロセス処理機器毎に異なるので、フィールド内
に最大及び最小出力レベルを設定するためのある手段を
設けるのが望ましい。これは代表的に、ハウジング内に
シールし電気的に賦活したゼロ点及びスパン電位差計を
使用して為される。ある伝送器では、ハウジングカバー
を取り外して電位差計を調整する必要があり、これが伝
送器を取り巻く雰囲気を伝送器内の生きた回路に露呈す
る。伝送器内の電位差計を調整しつつ、その電気的に生
きた回路を伝送器を取り巻く雰囲気からシールするため
の種々の技法がある。ある伝送器では電位差計を調整す
るための回転調整軸がハウジング内の穿孔を貫いてぴっ
たりと嵌合され、ハウジング内の着火をそれがハウジン
グを取り巻く雰囲気に到達する以前に鎮火させる長い火
炎通路を提供する。更に他の具体例では電位差計が比較
的大型の棒磁石に機械的に連結されこの棒磁石が、生き
た回路の包囲体の外側の別の棒磁石により磁気的に回転
される。棒磁石を使用するこの配列構成は機械的ヒステ
リシスが、精密なゼロ点及びスパンの調整を困難にする
という不利益を有し得る。伝送器のゼロ点及びスパンの
調整のために動作スイッチもまた使用される。これら動
作スイッチは伝送器のハウジングの壁面を貫いて開口部
を設けこれを通しハウジングと機械的にカップリングさ
せる必要がある。
【0004】多くのプロセス処理制御環境では伝送器は
それ自体、爆発保証性の包囲体を有すべきである。これ
は、伝送器ハウジング内部にスパークが生じハウジング
内のガスが着火しても、伝送器内部から高温のガスが外
部に拡散して周囲の爆発性雰囲気に着火する事態にはな
らないことを意味する。伝送器の外側から接近し得る状
態でのゼロ点及びスパンの調整を提供(ハウジングを開
放せずに)するのが望ましいが、そうすると伝送器の爆
発保証性の維持が困難(或は効果)となる。伝送器のゼ
ロ点及びスパンの調整をハウジング外部から為すように
するための1配列構成が米国特許第4,78,659号
(以下、単に659特許とも称する)に示される。この
659特許に説明される伝送器は図1に示されるよう
な、磁気作動されるリードスイッチを含みこのリードス
イッチが伝送器外部の磁石により作動される形態を含む
種々の形態を取り得る連絡回路を含んでいる。659特
許には、リードスイッチを作動させるための磁石或は任
意の構成は示されずまた説明も為されない。
【0005】659特許に記載されたリードスイッチに
加うるに、従来の別の外部からのゼロ点及びスパン調節
のためのアクチュエーターは、回転力伝達のための嵩張
る磁石対か或は伝送器ハウジング壁を貫く通路を設け、
アクチュエーターの一方の端部を伝送器の電子回路を収
納するチャンバー内に伸延させ、その一方で伝送器の外
部から他方の端部に接近可能とさせる必要があった。爆
発保証性を維持するために、非常に長い火炎通路を極め
て厳密な許容誤差のもとに創出する必要もある。この火
炎通路をシールしてゼロ点及びスパンの調整のためのア
クチュエーターの通路を通し伝送器ハウジングに水分が
入り込まないようにすることも重要である。以上のこと
から認識されるように、伝送器ハウジングの外部から接
近し得る状態でのゼロ点及びスパンの調整を提供し、長
い火炎通路及び極めて厳密な許容誤差に対する必要性を
排除するのが望ましい。長い火炎通路及び極めて厳密な
許容誤差に対する必要性無く外部から接近してのゼロ点
及びスパンの調整を為し得る伝送器がPCT/US88
/03280号(以下、単に03280PCT出願とも
称する)に記載される。03280PCT出願に記載さ
れる伝送器では、ゼロ点及びスパンの調整用の磁気作動
式リードスイッチがハウジングの中央壁に隣り合うハウ
ジングの内側チャンバーに位置付けられる。伝送器ハウ
ジングの外側の比較的へん平なへん平表面に凹所が形成
される。内側にねじ溝を設けた一対の盲穴がこの凹所か
ら下方に向けてハウジングの中央壁に伸延される。可動
の永久磁石が各盲穴に配設される。各永久磁石は関連す
る盲穴の下方に伸延する関連するねじの下方の凹所に押
し嵌めされ、また各永久磁石にはばねが同中心に取付け
られる。ゴムワッシャーが各ねじのヘッド部に位置決め
されこれが盲穴を周囲からシールする。ハウジング外部
からねじへの接近は、一対のねじによりへん平表面に取
り外し自在に付設したプレートにより提供される。
【0006】03280PCT出願に記載された伝送器
のためのゼロ点及びスパンの調整では先ず、プレートを
ねじ回しで外し、ゼロ点及びスパンの調整用の可動磁石
と関連するねじの上端部への接近を可能とすることによ
り達成される。次いでねじ回しでねじを緩めると伝送器
のゼロ点及びスパンの調整を再度実施可能となる。ねじ
と関連するばねは圧縮されており、ねじを緩めるとねじ
を押し上げ、磁石の中心線を関連するリードスイッチの
中心線と整合させる。次いで、リードスイッチを接続す
るところの電子回路が伝送器のゼロ点或はスパン調整を
実行する。伝送器のゼロ点及びスパンの調整後は、ねじ
を締め付けてばねを再度圧縮し、磁石の中心線をリード
スイッチの中心線との整合状態から外した上で、プレー
トをへん平表面に再度付設する。
【0007】03280PCT出願に記載された伝送器
は長い火炎通路及び極めて厳密な許容誤差に対する必要
性を排除するものではあるが、可動の磁石に接近し得る
のはゼロ点及びスパンの調整実施に馴れた人間のみに限
られない。磁石は伝送器に接近する人間及びねじ回しに
よる接近が可能であり、伝送器のゼロ点及びスパンの調
整値はみだりに変更されやすくなる。03280PCT
出願では伝送器のゼロ点及びスパンの調整を、ねじ及び
磁石のみならず、関連する戻しばねやゴムワッシャーを
ハウジングから取り外すことによりそうした持たせ得る
が、ねじ、磁石、戻しばね、ゴムワッシャーは比較的小
型のパーツであるので、盲穴から取り外すと容易に紛失
或はなくなってしまう。先に説明したように、ゴムワッ
シャーは盲穴を環境からシールするものであるが、ゼロ
点或はスパン調整中はゼロ点或はスパン調整用機構の可
動部品を環境からシールしない。なぜならゴムワッシャ
ーはねじを除去するとそのシール用フェースから引き離
されるからである。ゼロ点或はスパン調整用機構を使用
することにより環境上の汚染物が各盲穴内に蓄積する。
この蓄積した環境上の汚染物が可動パーツの機能不全を
招き得る。ゴムワッシャーを取り外すと盲穴の内側ねじ
溝が周囲環境に露呈されるので、ねじを盲穴に再度挿通
する場合にねじの緩め及び締め付けが(従って伝送器の
ゼロ点及びスパンの調整が)困難となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】長い火炎通路及び極め
て厳密な許容誤差に対する必要性を排除し得、みだりな
変更に対する抵抗性を有し得る、伝送器ハウジングの外
部から接近し得る状態でのゼロ点及びスパンの調整を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、ハウジ
ングの内側の磁気作動式の第1及び第2のスイッチを磁
気的に作動させるためのアクチュエーターが提供され
る。このアクチュエーターは単一の可動磁石とこの可動
磁石を、それが第1及び第2のスイッチの何れも作動し
ない第1の位置から、第1のスイッチのみを作動させる
第2の位置或は第2のスイッチのみを作動させる第3の
位置へと移動させるための手段を含む。
【0010】
【実施例】図1には、圧力伝送器10が、本発明の磁石
作動式のゼロ点及びスパンアクチュエーターのための第
1具体例との関連に於て示されている。圧力伝送器10
は主ハウジング12を有し、この主ハウジング12が0
3280PCT出願出願の図1に示されるように、代表
的に一対の内側チャンバーを画定する。圧力伝送器の電
子回路及び端子が、関連する一方或は両方のチャンバー
に格納される。圧力伝送器10はねじ溝付きの接近手
段、即ち端部キャップ14、16を含み、これら端部キ
ャップが主ハウジング12の合致するねじ溝(図示せ
ず)にねじ込まれ、チャンバーを外部環境からシールす
ると共に、主ハウジングに爆発保証特性を提供する。O
−リング(図示せず)が端部キャップ14、16と関連
付けられこれが主ハウジング12に液密シールを提供す
る。03280PCT出願に示されるように、圧力伝送
器の幾つかの電子回路を担持する回路基盤は通常、主ハ
ウジング12の2つのチャンバーの一方の内部に位置決
めされる。伝送器の端子及び電流回路の一部もまた、一
般には回路基盤を位置決めしたと同一のチャンバー内に
位置付けられる。
【0011】図2を参照するに、主ハウジング12の内
部で磁気的に作動される第1及び第2のスイッチ、即ち
ゼロ点及びスパンの調整用の各リードスイッチ18及び
20の位置が示される。これらリードスイッチは主ハウ
ジング12のチャンバー内で内側表面12aに隣り合っ
て位置決めされ、主ハウジング12の外側表面12bの
部分の、伝送器のゼロ点及びスパンの調整を実施したい
場合に磁気作動式のゼロ点及びスパンアクチュエーター
100(以下、単にアクチュエーター100とも称す
る)をそこに配設する場所の直下に位置付けられる。各
リードスイッチは適宜の手段、例えば03280PCT
出願に示され且つ説明される回路基盤に取付けた支持支
柱によりその位置で支持し得或は回路基盤に直接溶接し
得る。
【0012】リードスイッチ18、20はアクチュエー
ター100に含まれる単一の磁石により作動される。リ
ードスイッチ18、20は通常は開いた状態とされアク
チュエーター100の単一の磁石の中心線がリードスイ
ッチの各々の中心線に接近する時までは閉じない。リー
ドスイッチ18、20の内部構造及び磁気による作動の
詳細は当業者には周知であり03280PCT出願に記
載されるのでここでは説明されない。図3を参照する
に、本発明のアクチュエーター100の分解斜視図が示
される。アクチュエーター100はハウジング102を
含み、このハウジング102はトップカバー104とボ
トムカバー106とを含んでいる。トップカバー104
はボトムカバー106から取り外し可能である。ボトム
カバー106の内側底部表面106aにはトラック10
8が含まれる。このトラック108はボトムカバー10
6の前方壁106b及び後方壁106cと平行である。
【0013】アクチュエーター100は単一の磁石11
0をも含んでいる。この磁石110は磁石キャリヤー1
12の下側部分112aの開口部112c(図7参照)
に嵌入される。下側部分112aにはトラック108と
相補形状の長孔112bが設けられる。長孔112bは
磁石キャリヤー112の、ボトムカバー106の右側壁
106d及び左側壁106e間でのトラック108上で
の摺動を可能とする。アクチュエーター100には同一
の2つの磁石移動手段、即ち第1の作動アーム114及
び第2の作動アーム116と、これに関連する実質的に
同一の2つの磁石戻し手段、即ち第1の戻しばね118
及び第2の戻しばね120が含まれる。第1の戻しばね
118及び第2の戻しばね120の唯一の相違点は、第
1の戻しばね118が右巻きであり第2の戻しばね12
0が左巻きであるという点である。トップカバー104
には第1の開口部122及び第2の開口部124が含ま
れ、これらは第1の作動アーム114及び第2の作動ア
ーム116の各一方と関連される。第1の作動アーム1
14及び第2の作動アーム116が同一であり、第1の
戻しばね118及び第2の戻しばね120が前述の点を
除き共に同一であることから、第1の作動アーム114
とこれに関連する戻しばね118のみの詳細が説明され
る。
【0014】第1の作動アーム114はへん平部分12
6を具備し、このへん平部分126はその右側端部に円
筒状支柱128を有している。この円筒状支柱128は
へん平部分126の底部表面126aから下方に伸延さ
れる。アクチュエーター100を組み立てるとこの円筒
形支柱128が戻しばね118を受容する。へん平部分
126の上部表面の、前記円筒状支柱128が下方に伸
延すると同一の端部位置からは支柱130が上方に伸延
される。支柱130はO−リング(図示せず)を受ける
ための溝132aを有する、実質的に円筒状の第1の円
筒状部分132を含んでいる。この第1の円筒状部分1
32から上方に向けて、実質的に矩形の矩形形状部分1
34が伸延する。この矩形形状部分134の上部表面に
はねじ回しのような工具の相補形状の先端部をそこに受
けるための長孔134aを有する。アクチュエーター1
00を組み立てると、矩形形状部分134がトップカバ
ー102の開口部122を貫いて伸延し、この矩形形状
部分134に円筒形状部分132が座着し、溝132a
に取付けたO−リングが開口部122をシールする。
【0015】へん平部分126の左側端部位置で作動ピ
ン136が底部表面126aから下方に伸延する。磁石
キャリヤー112が相互に平行な第1の長孔138及び
第2の長孔140を含み、各長孔は第1及び第2の作動
アーム114及び116の作動ピン136及び137の
各1方と関連される。詳しくは、第1の長孔138は作
動ピン136と関連され第2の長孔140は第2の作動
アーム116の下方を伸延する作動ピン137と関連さ
れる。アクチュエーター100を組み立てると作動ピン
が第1の長孔138及び第2の長孔140の関連する一
方と係合する。今後一層詳しく記載されるように、作動
ピンと第1の長孔138とを係合させ工具先端を長孔1
34aに挿入して反時計回りの回転トルクを与えると、
磁石キャリヤー112がトラック108を右側側壁10
6d方向に移動する。やはり今後詳しく説明されるよう
に、作動ピン137を第2の長孔140と係合させ工具
先端を長孔135aに挿通して時計回りの回転トルクを
与えると、磁石キャリヤー112がトラック108を左
側側壁106e方向に移動する。
【0016】図5を参照するに、アクチュエーター10
0の、トップカバー104を除去した状態での平面図が
示され、第1及び第2の作動アーム114及び116は
ヌル位置、即ち不作動位置にある。第1の長孔138及
び第2の長孔140が各々、実質的に二重(或は対向状
態の)の壁セクション138a及び140aと実質的に
単一の壁(或は開放された)セクション138b及び1
40bを有している。今後詳しく説明するが、第1の長
孔138及び第2の長孔140のこの幾何学的形状が、
磁石キャリヤー112を第1の作動アーム114と11
6との間の位置を通過させ或はその間部分に於て交互作
動させる一方、磁石キャリヤーが非制御運動状態或はア
ンビギュイティ状態とならないような制御を可能とす
る。第1の長孔138及び第2の長孔140の幾何学的
形状により、ゼロ点及びスパンの再設定機能が2つの別
個のノブに望ましく分配され、本発明のアクチュエータ
ーに従来技術と比較してより明確な利益が提供される。
【0017】図4を参照するに作動ピン136及び第1
の長孔138の配列構成が示される。作動ピン136は
第1の円筒状部分136a内の底部表面126aから下
方に伸延する。次いで作動ピン136は円筒状部分13
6b内を下方に伸延し続け、実質的に球形のノブ136
cに於て終端する。このノブ136cは第1の長孔13
8の側方の壁セクション138a及び138bと係合す
る。図4に示されるように、第1の長孔138の中心線
138cは作動ピン136の中心線136dに関し鋭角
を為す。この理由は以下に説明される。
【0018】図3を再度参照するに、第1の戻しばね1
18が第1のアーム118a及び第2のアーム118b
を有している。図3には示されないが、へん平部分12
6の底部126aには図5に仮想線で示すようなリブ1
26cと、126dのようなクリップ手段にして、第1
の戻しばね118が円筒状支柱128との組み立て関係
に持ち来たされた場合に第1のアーム118aがそこに
クリップされるところのクリップ手段を含んでいる。ボ
トムカバー106の内部には円筒状支柱106f(図5
参照)が含まれる。この円筒状支柱106fはその内部
の底部表面106aから上方に伸延するもっと直径の小
さい円筒状支柱106g内で終端する。図5に最も明瞭
に示されるように、ボトムカバー106は更に、その右
側の側壁106dに沿って、上方に向けて伸延する棚1
06hと上方に向けて伸延するリブ106iとを含む。
アクチュエーター100を組み立てると、円筒状支柱1
06gが図5に示されるように円筒状支柱128の底部
の相補形状の開口(図示せず)と係合し、第1の戻しば
ね118の第2のアーム118bがこの棚106hに載
置されリブ106iと当接する。
【0019】ボトムカバー106の内側もまた上方に突
出し左側の側壁106eと関連する棚106jとリブ1
06kとを含む。アクチュエーター100を組み立て、
第1の作動アーム114に反時計方向のトルクを加える
と、第1の長孔138内にある作動ピン136が磁石キ
ャリヤー112のトラック108上での右側への移動を
開始させる。第1の作動アーム114はそこに加えられ
る回転トルクに応答して反時計方向に移動し続け、図6
に示されるようにへん平部分126の縁部126eがリ
ブ106iと接触する。縁部126eがリブ106iと
接触すると第1の作動アーム114のそれ以上の移動が
防止されるのでトラック108での磁石キャリヤー11
2の移動も防止される。従って、リブ106iは第1の
作動アーム114作動時のストッパーとして機能し、ま
た同様にリブ106kは第2の作動アーム116作動時
のストッパーとして機能する。第1の作動アーム114
或は第2の作動アーム116が関連するストッパー、即
ちリブ106i或は106kと接触すると、磁石キャリ
ヤーは関連する側壁106d或は106eとは接触しな
い。
【0020】ボトムカバー106もまたその後方に第1
のアーム106m及び第2のアーム106nを含み、こ
れら各アームは後方壁106cの内側に隣り合う内側底
部表面106aから上方に突出される。図5に最も良く
示されるように、アクチュエーター100を組み立て、
第1の作動アーム114及び第2の作動アーム116を
ヌル位置とすると、第1の作動アーム114の左側の縁
部126fの一部分が第1のアーム106mに当接状態
で載置し、また第2の作動アーム116の右側の縁部の
一部分が第2のアーム106nに当接状態で載置する。
従って、第1のアーム106m及び第2のアーム106
nは第1の作動アーム114及び第2の作動アーム11
6がヌル位置にある場合のストッパーとして機能する。
第1の作動アーム114及び第2の作動アーム116
は、アクチュエーター100組立時に第1の戻しばね1
18及び第2の戻しばね120に設定される前負荷トル
クにより、長孔134a或は135aの何れかに作動ト
ルクが加えられるまで、第1のアーム106m及び第2
のアーム106nに当接状態で保持される。
【0021】摺動可能な磁石キャリヤー112は上方に
向けて伸延する第1のタブ112d及び第2のタブ11
2eを含む。図7に示されるように、アクチュエーター
100を組み立てるとタブ112及び112dがトップ
カバー104の内側のトラック104aと接触し、第1
及び第2の作動アーム114及び116の作動時に磁石
キャリヤー112をトラック108上を確実に追随させ
また磁石110を開口112c内で実質的に不動状態と
するための補助を為す。トップカバー104の開口部1
22は該開口部122を取り巻いて上方に伸延するスリ
ーブ122aを有する。図1に示されるように、アクチ
ュエーター100を組み立てると第1の作動アーム11
4の矩形形状部分134が開口部122を貫いて伸延す
る。スリーブ122aは矩形形状部分134の長手方向
を、この矩形形状部分134の比較的小部分のみへの接
近を可能としかつこれを手で把持するのを困難とする程
度に於て十分に取り巻く。従って、第1の作動アーム1
14は、長孔134aにねじ回しを差し込み反時計方向
のトルクを加えることによってのみ作動可能である。
【0022】トップカバー104の開口124にはこれ
を取り巻いて上方に伸延するスリーブは設けられない。
図5に示されるように、アクチュエーター100を組み
立てると矩形形状部分135が回凹部124を貫いて伸
延され、なんらのスリーブを設けることなく、矩形形状
部分135の実質的な全長に対する接近が可能となる。
従って、第2の作動アーム116を、長孔135aにね
じ回しの先端を挿入することによってのみならず、矩形
形状部分135を把持しこれに時計方向トルクを与える
ことによっても作動可能である。アクチュエーター10
0に於て、第1の作動アーム114は伝送器10のスパ
ンを再設定するために使用され、また第2の作動アーム
116は伝送器のゼロ点再設定のために使用される。従
って、スリーブ122aが伝送器のスパンを工具の使用
によってのみ再設定可能であることを保証し、また開口
部124を取り巻く同等のスリーブがないことが、伝送
器のゼロ点の再設定を、工具を使用して必要トルクを与
えるまたは手動的に必要トルクを加えるの何れかによっ
て為し得ることを保証する。
【0023】アクチュエーター100の作動を図5及び
6を参照して以下に説明する。先ず図5を参照にるに、
第1及び第2の作動アーム114及び116がヌル位置
に於て示されている。先に説明したように、ヌル位置で
は第1及び第2の作動アーム114及び116は、アク
チュエーター100の組立時の第1の戻しばね118及
び第2の戻しばね120に前負荷されるトルクにより、
長孔134a或は135aの何れかに作動トルクが加え
られるまで第1のアーム106m及び第2のアーム10
6nに当接状態で保持される。作動ピン136及び13
7が第1の長孔138及び第2の長孔140の単一の壁
セクション138b及び140b内に位置付けられる。
【0024】第1の作動アーム114に反時計方向のト
ルクを加えることにより、この第1の作動アームが、従
って作動ピン136がヌル位置から反時計方向に移動す
る。第1の作動アームのこの運動中、第2の作動アーム
116は第2の戻しばね20の前負荷トルクによりヌル
位置に保持される。作動ピンが反時計方向への運動を継
続すると作動ピン136が長孔138の側壁138cと
接触する。この位置で第1の作動アーム114に反時計
方向トルクを付加すると磁石キャリヤーがトラック10
8上を右側に移動開始する。単一壁セクション140b
の開口部が作動ピン137の直径よりも大きいことか
ら、磁石キャリヤーの右側方向への運動が作動ピン13
7によって妨害されることは無い。
【0025】作動ピン136を反時計方向に移動させ続
けるのに応答して、磁石キャリヤー112は縁部126
eがリブ106iと接触するまで右側方向に移動し続け
る。図6に示されるように、磁石キャリヤー112のそ
れ以上の右側方向への移動はリブ106iにより妨害さ
れる。磁石110の中心線がリードスイッチ18の中心
線を実質的に越える状態となりリードスイッチ18が閉
じると、伝送器10のスパンが設定される。伝送器のス
パン設定後、第1の作動アーム114に加えていたトル
クを除去すると、第1の戻しばね118の前負荷トルク
により作動アームが時計方向に移動し磁石キャリヤーが
左側に移動する。縁部126fがストッパー106mと
接触すると磁石キャリヤー及び第1の作動アームはヌル
位置に戻る。伝送器のゼロ点設定はスパン調整と類似の
様式で為され得る。ゼロ点設定のための時計方向トルク
を第2の作動アーム116に加える。この場合第1及び
第2の作動アーム114及び116はヌル位置にある。
この時計方向トルクに応答して、第2の作動アーム11
6と作動ピン137とが時計方向に移動し作動ピン13
7が長孔140の左側の側壁と接触する。作動ピン13
7が時計方向に移動し続けると磁石キャリヤー112が
トラック108上を左側に移動する。単一の壁セクショ
ン138bの開口部の直径が作動ピン136の直径より
も大きいことから、磁石キャリヤーの左側方向への移動
が作動ピン136により妨害されることは無い。
【0026】磁石キャリヤーは、第2の作動アーム11
6に加えられる時計方向トルクに応答し、第2の作動ア
ームのへん平部分の左側縁部がリブ106kと接触状態
となるまで左側に移動し続け、磁石110の中心線がゼ
ロ点調整用のリードスイッチ20の中心線を実質的に越
えるとリードスイッチ20が閉じ、伝送器10のゼロ点
設定が為される。伝送器のゼロ点設定後、第2の作動ア
ーム116に加えていたトルクを除去すると、第2の戻
しばね120の前負荷トルクにより第2の作動アーム1
16が反時計方向に移動し磁石キャリヤーが右側に移動
する。第2の作動アーム116のへん平部分の右側縁部
がストッパー106nと接触すると磁石キャリヤーと第
2の作動アームとがヌル位置に戻る。
【0027】ゼロ点或はスパンの各調整用のリードスイ
ッチが閉じた際の伝送器のゼロ点或はスパンの設定の詳
細は当業者に周知であるのでここでは説明されない。図
1及び3を再度参照するに、アクチュエーター100が
伝送器ハウジング12の外部にそこから取り外し得る状
態で座置されている。ボトムカバー106の内側底部表
面106aは伝送器ハウジングの、アクチュエーターが
そこに座置するところの部分の形状と相補形状を有して
いる。伝送器10のゼロ点及び或はスパンを設定したい
場合、その作業に熟練した作業者がアクチュエーター1
00を伝送器の外部の然るべき位置に座着させる。ゼロ
点或はスパンの設定後、アクチュエーター100は伝送
器の外部から単一ユニットとして取り外されるので伝送
器のゼロ点及びスパンの調整をみだりに変更し得なくな
る。伝送器のゼロ点及びスパンの調整値がみだりに変更
されないようアクチュエーターから磁石110或は第1
及び第2の作動アーム114及び116を取り外す必要
は無い。しかも、従来技術とは対照的に、アクチュエー
ター100を取り外した後、伝送器ハウジングには所望
されざる状況に露呈され得るねじ溝がない。
【0028】図8を参照するに、本発明の第2具体例で
のアクチュエーター200の分解斜視図が示されてい
る。アクチュエーター200はアクチュエーターハウジ
ング202を有し、ボトムカバー204とこのボトムカ
バー204に取り外し自在に取付けたトップカバー20
6とを有している。トップカバー206はヒンジ付きの
ダストキャップ208を含み、このヒンジ付きのダスト
キャップ208はゼロ点及び或はスパン調整用の各リー
ドスイッチ18及び20の調整時には開放される。アク
チュエーター200は磁石キャリヤー212の開口部2
12eに取付けた単一の磁石210もまた含む。アクチ
ュエーター200にはハブ213も含まれる。このハブ
213はその一部分としての制御ノブ214を含んでい
る。この制御ノブ、従ってハブ213は、時計方向及び
反時計方向共に回転自在である。磁石キャリヤー212
は後方に突出し開口部212bを有してなる第1のアー
ム212aと、開口212dを有する第2のアーム21
2cとを含む。第2のアーム212cは第1のアーム2
12aと平行である。ハブ213は駆動ピン216、2
18(図11参照)を有し、磁石キャリヤーの開口部2
12b及び212dに対し、制御ノブ214を時計方向
及び反時計方向に回転させた時に磁石キャリヤー212
が駆動ピンのみを中心として回転し得るように駆動ピン
216、218に付設される。
【0029】制御ノブ214はねじ回しの先端部を受け
入れそこに時計方向或は反時計方向のトルクを付加させ
るようにするための長孔214aを含む。以下に詳細を
説明するように、アクチュエーター200を組み立て、
制御ノブ214に反時計方向のトルクを負荷するとハブ
213が、従って磁石キャリヤー212がその方向に9
0°回転し、磁石キャリヤーが図14に簡略化した断面
図として示されるゼロ点調整用のリードスイッチ18の
中心線を越える状態に持来たされる。同じく今後詳細を
説明するように、制御ノブ214に時計方向トルクを加
えるとスパン安全錠止押し釦220を押し込んで錠止用
ばね236を釈放する条件の下に、ハブ213が、従っ
て磁石キャリヤー212がその方向に90°回転し、磁
石キャリヤーはスパン調整用のリードスイッチ20の中
心線を越える状態に持ち来たされそれによりリードスイ
ッチが閉じ伝送器のスパンが再設定される。
【0030】アクチュエーター200は更にO−リング
211を含む。このO−リング211はトップカバー2
06のルーフ部分207の内径部分206aを当接状態
でシールし、アクチュエーター200に入り込む水及び
汚染物に対するシールを提供する。ハブ213はその底
部213bの軸上に盲穴213a(図11参照)を有す
る。この盲穴213aはボトムカバー204のフロアー
部分205内の隆起スタッド204bに嵌合する。隆起
スタッド204bはハブの回転軸となる。ボトムカバー
204のフロアー部分205が、長孔214aに挿通し
たねじ回しによりは部213に加えられる軸方向推力を
受ける。アクチュエーター200は戻しばね226もま
た含み、この戻しばね226がハブ213を、従って制
御ノブ214を、この制御ノブのリードスイッチ調整の
ための時計方向或は反時計方向への回転後にヌル位置に
戻す。戻しばね226はハブ213と共に組み立てた場
合に前負荷回転力が与えられる。ハブ213は長孔21
3c及び213dを含む。
【0031】図9には組み立て状態の戻しばね226及
びハブ213が示される。図8及び9を比較して説明す
るに、戻しばね226とハブ213とを組み立て関係と
すると戻しばねの自由端226aが長孔213c内に配
置され、戻しばねの自由端226bが長孔213dに配
置され前負荷回転力が維持される。ハブ213の、長孔
213c及び213d間の一部213eが、制御ノブ
が、従ってハブ213と磁石キャリヤー212とがヌル
位置、即ち不作動位置にある場合に、戻しばねの各自由
端を間隙部分で保持する。図10に示されるように、ト
ップカバー206のルーフ部分207にはリブ206b
が含まれる。アクチュエーター200が組み立てられ且
つヌル位置にある場合には戻しばね226の自由端22
6a及び226bはリブ206bの関連する縁部に当接
状態で載置される。
【0032】図8に示されるように、ハブ213はスト
ッパー213f及び213gをも含む。トップカバー2
06のルーフ部分207は別のリブ206c(図10参
照)を含む。ハブを反時計方向に90°回転するとスト
ッパー213fがリブ206cの一方の縁部と接触す
る。ハブを時計方向に90°回転させるとストッパー2
13gがリブ206cの他方の縁部と接触する。ハブ2
13のストッパー213f及び213gが、リブ206
cの関連する縁部と接触して磁石キキャリヤーの90°
を越える時計方向及び反時計方向の移動を制限する。ハ
ブ213のストッパー213f及び213gとリブ20
6cとのこの相互作動により、磁石キャリヤーがヌル位
置からの前記何れかの方向に90°回転した場合の磁石
キャリヤー212での応力発生が防止され、もって磁石
キャリヤーが故障する恐れが減少する。
【0033】図9に示されるように、戻しばね226及
びハブ213を組み立て関係とすると、戻しばねの自由
端226a及び226bが長孔213c及び213dを
夫々上方に貫いて突出する。アクチュエーター200を
組み立てると戻しばねの各自由端がリブ206bの縁部
と接触する。制御ノブ214を反時計方向に回転させる
と自由端226aは関連するリブ206bの縁部により
非移動状態に保持され、一方、自由端226bはリブ2
06bの関連する縁部により非移動状態には保持されず
長孔213d内を移動可能となる。この移動により戻し
ばねが一方向に拡開されるので戻しばねをヌル位置に戻
すトルクが提供される。制御ノブ214を時計方向に回
転させると自由端226bはリブ206bの関連する縁
部により非移動状態に保持され、自由端226aはリブ
206bの関連する縁部により非移動状態に保持されな
くなり長孔213c内を移動可能となる。この移動によ
りばねは前記一方向とは反対の方向に拡開し、戻しばね
をヌル位置に戻すトルクを提供する。
【0034】戻しばね226とハブ213の一部213
eとリブ206bとが制御ノブ214を、従ってハブ2
13及び磁石キャリヤー212をヌル位置から時計方向
或は反時計方向に90°回転し、戻しばねを制御ノブ2
14になんらのばね力が加わらない不動帯域により定義
される”オフ”の位置に戻す。不動帯の幅はハブ213
の一部213eのそれより大きくない。制御ハブ214
がヌル位置にある場合、磁石キャリヤーは、従って単一
の磁石210はリードスイッチ18及び20の中間に位
置付けられる。図8に示されるように、アクチュエータ
ー200はフロアー部分205及びルーフ部分207の
ための適宜の凹所に夫々取付けた磁石シャント210a
及び210bを含みこれら磁石シャントが、磁石210
からの磁気フラックスのための短絡磁気通路を提供す
る。制御ノブ214がヌル位置にある場合、磁石210
はリードスイッチから物理的に遠い且つ磁石シャント2
10aと210bとの間の位置に位置決めされる。従っ
て、磁石シャント210aと210bとは各リードスイ
ッチと磁石との間が離間されているのと相俟って、磁石
キャリヤーがヌル位置にある場合のリードスイッチ18
及び20での磁石210の回転を防止する。
【0035】図10を参照するに、トップカバー206
のルーフ部分207に湾曲形状の第1の案内トラック2
22及び第2の案内トラック224が形成されている。
第1の案内トラック222はリードスイッチ18と関連
し磁石キャリヤー212のヌル位置に隣り合う第1の端
部222aと、磁石キャリヤー212を反時計方向に9
0°回転した位置に隣り合う第2の端部222bとを有
している。第2の案内トラック224はリードスイッチ
20と関連し、磁石キャリヤー212のヌル位置と隣り
合う第1の端部224aと、磁石キャリヤー212を時
計方向に90°回転した位置に隣り合う第2の端部22
4bとを有している。
【0036】図10に示されるように、第1の案内トラ
ック222の肉厚は第1の端部222aから第2の端部
222bにかけて増大し、第2の案内トラック224の
肉厚は第1の端部224aから第2の端部224bにか
けて増大する。制御ノブ214を反時計方向に90°回
転させると、磁石キャリヤー212はボトムカバー20
4のフロアー部分205の曲線(図8参照)と第1の案
内トラック222の曲線とを追随し、磁石210の中心
線を実質的にゼロ点調整用のリードスイッチ18の中心
線を越させ(図14に示されるアクチュエーター200
の簡略断面図参照)それにより、リードスイッチ18を
閉じて伝送器のゼロ点を再設定させる。第1の案内トラ
ック222の肉厚がその第1の端部222aから第2の
端部222bにかけて増大していることにより、磁石キ
ャリヤー212が反時計方向に90°回転するとリード
スイッチ18は確実に閉じ、制御ノブ214を時計方向
に90°回転した場合には、スパン安全錠止押し釦22
0が押し込まれて錠止用ばね236が釈放されていれ
ば、磁石キャリヤーがフロアー部分205並びに第2の
案内トラック224の曲線を追随し、磁石210の中心
線を実質的にスパン調整用のリードスイッチ20の中心
線を越えさせてリードスイッチ20を閉じ、伝送器のス
パンを再設定させる。第2の案内トラック224の肉厚
が第1の端部224aから第2の端部224bにかけて
増大していることにより、磁石キャリヤー212が時計
方向に90°回転するとリードスイッチ20は確実に閉
じる。
【0037】フロアー部分205と第1及び第2の案内
トラック222及び224とが磁石キャリヤー212の
回転運動を制御ノブ214の時計方向或は反時計方向の
回転に合わせて配向する第1及び第2の曲線通路を形成
する。これらの曲線通路により、磁石210はリードス
イッチ18及び20に対する半径方向距離的な接近並び
にリードスイッチ18及び20に平行しての配向が可能
となる。これが磁石によるリードスイッチの作動を実質
的に助成する。図8を参照するに、スパン安全錠止押し
釦220がO−リングシール234を含み且つ自己維持
用先端部220aを有している。錠止用ばね236は第
1の直線部分236aと、第1の端部236b及び第2
の端部236cと、第2の直線部分236dと、第1の
直線部分236aと第2の直線部分236dとの間の移
行部分236eとを有している。第1の直線部分236
aは第1の端部236bから第2の端部236cに向け
てやや上昇する上昇スロープを有する。第2の直線部分
236dは実質的に上方に伸延する移行部分236eか
ら第2の端部236cに向けて下方に傾斜する。
【0038】アクチュエーター200を完全に組み立て
ると、スパン安全錠止押し釦220が錠止用ばね236
の第1の直線部分236aと、その第1の端部236b
に近い位置で接触する。図13に示されるように、アク
チュエーターを組み立てると第1の端部236bが、フ
ロアー部分205から上方に突出し相補形状を有する凹
所204cに座着し、第2の端部236cがフロアー部
分205から上方に突出するリブ204dの頂部に載置
される。錠止用ばねはハブ回転時には回転しない。図9
を参照するに、ハブ213の側部には比較的肉厚の部分
213hが含まれ、この比較的肉厚の部分がストッパー
213fの最も右側の縁部から前記長孔213c及び2
13d間の一部213e付近に伸延される。ハブ213
の側部の肉厚は縁部213jから比較的薄肉の部分21
3iへと急激に減少し、この比較的薄肉の部分213i
が、前記長孔213c及び213d間の一部213eの
最も右側の縁部に沿ってストッパー213gの最も左側
の縁部に伸延される。
【0039】アクチュエーター200を組み立てこれを
ヌル位置とすると、錠止用ばね236の移行部分236
eが縁部213jの左側に位置付けられる。ヌル位置で
の錠止用ばねの移行部分236eが、縁部213jに関
しこの位置にあることにより以下に説明する点を除き、
スパン安全錠止押し釦220を押し込み錠止用ばねを押
し下げない状態でのハブの反時計方向への回転(図8参
照)が防止される。図8には示されないが、フロアー部
分205には上方に向かう円形支柱が含まれる。この円
形支柱は錠止用ばね236aの、スパン安全錠止押し釦
220の自己維持用先端部220aが接触する位置の直
下に位置付けられる。この円形支柱が錠止用ばねの、そ
れが自己維持用先端部220aと接触した場合の下方へ
の移動を制限する。
【0040】図12を参照するに、錠止用ばねの移行部
分236eとハブ縁部の縁部213jとの間のインター
フェース部分の部分拡大図が示される。錠止用ばね23
6は、縁部213jの、移行部分236eによるハブ縁
部内での摺動を可能とする前決定切断トルクを提供し、
ハブの、仮にハブをスパン安全錠止押し釦220を押さ
ずに反時計方向に回転させようとする場合でのそうした
反時計方向回転を可能とする。前決定切断トルクはハブ
や錠止用ばねが物理的損傷を受けないように選択され
る。錠止用ばねの設計上、図12に示される移行部分内
を僅かに丸み付けすることにより、ハブをスパン安全錠
止押し釦220を押さずに反時計方向に繰り返し回転さ
せた後でも、移行部分236eと縁部213jとの間の
接触状態の維持が助成されることが分かった。ハブ21
3は300番台のステンレス鋼から作製し得、錠止用ば
ね236はASTM(アメリカ材料試験協会)693に
従い熱処理してRH950とした17−7PHステンレ
ス鋼から作製し、丸み付けは各々の縁部に於て25°の
オーダーで為し得る。
【0041】先の説明に加え、錠止用ばね236は制御
ノブ214に対し、この制御ノブがヌル位置にある場合
の幾つかの追加的な遅延動作をも提供する。この遅延動
作はO−リング211と磁石シャント210a、210
bとを組み合わせて為されるもので、振動により誘起さ
れる運動の回避を助成する。そうした運動は回避されな
い場合にはリードスイッチを偶発的に作動させる。図8
及び15を参照するに、アクチュエーター200が伝送
器の主ハウジング12に取付けられている。ゼロ点及び
或はスパン調整用の各リードスイッチの再設定が所望さ
れる場合を以下に説明する。ボトムカバー204の外側
203にはアクチュエーター200を伝送器の主ハウジ
ングに取付けるための同一の第1及び第2のアクチュエ
ーター取付け手段240が含まれる。これら手段の一方
のみが図15に示される。図8に示されるように、アク
チュエーターハウジング202はねじ242を受けるた
めの単一孔241を追加的に含んでいる。
【0042】伝送器の主ハウジング12は第1及び第2
のアクチュエーター取付け手段240と相補形状を為す
第1及び第2の受取手段(図示せず)を含む。アクチュ
エーター200は先ず、第1及び第2のアクチュエータ
ー取付け手段の各々に伝送器の相補形状を有する関連す
る第1及び第2の受取手段を嵌着し、次いでねじ242
を締め付けることにより主ハウジング12に取付けられ
る。アクチュエーターを伝送器の主ハウジングに取付け
た後、図15に示される第1及び第2のアクチュエータ
ー取付け手段240の部分240aが関連する第1及び
第2のアクチュエーター受取手段の頂部に載置されこれ
がアクチュエーターを支持する。図8に示されるよう
に、アクチュエーターハウジング202は傾斜し且つ高
さの低い外側表面を有しこれが、伝送器10を階段とし
て使用して、設備に上ろうとする人がいた場合でもアク
チュエーターへの横方向からの力の付加が回避される。
以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で多くの変更を成し得ることを理解されたい。
【0043】
【発明の効果】アクチュエーターがゼロ点或はスパンの
調整後、伝送器の外部から単一ユニットとして取り外さ
れるので伝送器のゼロ点及びスパンの調整値をみだりに
変更し得なくなり、伝送器のゼロ点及びスパンの調整が
みだりに変更されないようアクチュエーターから磁石1
10或は第1及び第2の作動アーム114及び116を
取り外す必要もなく、しかも伝送器ハウジングにアクチ
ュエーター100の取り外し後に所望されざる状況に露
呈され得るねじ溝をなくした、長い火炎通路及び極めて
厳密な許容誤差に対する必要性無しにみだりな変更に対
する抵抗性を有し得る、伝送器ハウジングの外部から接
近し得る状態でのゼロ点及びスパン調整が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁石式アクチュエーターの第1具体例
を圧力伝送器との関連に於て示す斜視図である。
【図2】その内側にアクチュエーターをその内部に位置
付けてなる圧力伝送器の部分平面図である。
【図3】本発明の磁石作動式のアクチュエーターの第1
具体例の分解斜視図である。
【図4】アクチュエーターアームの1つに於ける作動ピ
ンが本発明のアクチュエーターの第1具体例の磁石キャ
リヤー内の2つの長孔の関連する1つと係合する状態を
示す部分断面側面図である。
【図5】本発明のアクチュエーターの第1具体例のアク
チュエーターハウジングのトップカバーを除去した状態
での平面図であり、ここではアクチュエーターがゼロ点
位置にある場合の作動アーム及び磁石キャリヤーの位置
が示される。
【図6】本発明のアクチュエーターの第1具体例のアク
チュエーターハウジングのトップカバーを除去した状態
での平面図であり、ここでは作動アームの一方が作動さ
れ圧力伝送器のスパンが再設定される場合の作動アーム
及び磁石キャリヤーの位置が示される。
【図7】アクチュエーターを他の断面で切断してなる第
1具体例の断面図であり、ここでは高保磁力磁石が磁石
キャリヤーとの組み合わせ関係に於て示されている。
【図8】本発明の磁石作動式のアクチュエーターの第2
具体例の分解斜視図である。
【図9】磁石作動式のアクチュエーターの第2具体例で
使用するハブ及び戻しばねの組み立て体の斜視図であ
る。
【図10】磁石作動式のアクチュエーターの第2具体例
のトップカバーのルーフ部分の下側からの平面図であ
る。
【図11】ハブの下側からの斜視図である。
【図12】磁石作動式のアクチュエーターの第2具体例
を組み立て、ゼロ点位置とした場合での錠止ばね及びハ
ブインターフェースの部分拡大図である。
【図13】ハブをゼロ点位置とした状態での磁石作動式
のアクチュエーターの第2具体例の断面図である。
【図14】高保磁力磁石を有する磁石作動式のアクチュ
エーターの第2具体例の簡略化した断面図であり、磁石
キャリヤーが伝送器のゼロ点位置再設定を為し得る反時
計方向に回転した位置にある状況を示す断面図である。
【図15】磁石作動式のアクチュエーターの第2具体例
のハウジングの底部カバーの部分断面側面図である。
【符号の説明】
12 主ハウジング 14、16 端部キャップ 18、20 リードスイッチ 100 ゼロ点及びスパンアクチュエーター 102 ハウジング 104 トップカバー 106 ボトムカバー 106a 内側底部表面 106b 前方壁 106c 後方壁 106d 右側壁 106e 左側側壁 108 トラック 110 磁石 112 磁石キャリヤー 112a 下側部分 112b 長孔 112c 開口部 114 第1の作動アーム 116 第2の作動アーム 118 第1の戻しばね 120 第2の戻しばね 122 第1の開口部 124 第2の開口部 126 へん平部分 126a 底部表面 128 円筒状支柱 130 支柱 132 第1の円筒状部分 132a 溝 134、135 矩形形状部分 136 作動ピン 138 第1の長孔 140 第2の長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビクター・ジェイ・ブーダン アメリカ合衆国オハイオ州イーストレイ ク、セントローレンス・ブールバード230 (72)発明者 ハロルド・ダブリュー・トムプソン アメリカ合衆国オハイオ州ノースマディソ ン、アバディーン・ロード1906

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内側の磁気的に作動し得る第
    1及び第2のスイッチを磁気的に作動させるためのアク
    チュエーターであって、 a)単一の可動の磁石と、 b)該磁石を、前記第1及び第2のスイッチの何れをも
    作動させない第1の位置から、前記第1のスイッチのみ
    を作動する第2の位置或は前記第2のスイッチのみを作
    動させる第3の位置へと移動させるための磁石移動手段
    とを含んでなるアクチュエーター。
  2. 【請求項2】 磁石移動手段が磁石を第2の位置或は第
    3の位置の何れかに移動させた場合に前記磁石を第1の
    位置に戻すための磁石戻し手段を含んでなる請求項1の
    アクチュエーター。
  3. 【請求項3】 アクチュエーターハウジングを含み、磁
    石移動手段が該アクチュエーターハウジング内に位置付
    けられ、前記アクチュエーターハウジングが該アクチュ
    エーターハウジングの外側から磁石移動手段に接近する
    ための接近手段を含んでなる請求項1のアクチュエータ
    ー。
  4. 【請求項4】 アクチュエーターハウジングを含み、磁
    石と磁石移動手段と磁石戻し手段とが該アクチュエータ
    ーハウジング内に位置付けられ、該アクチュエーターハ
    ウジングがその外側から前記磁石移動手段に接近するた
    めの接近手段を含んでなる請求項2のアクチュエータ
    ー。
  5. 【請求項5】 磁石が、磁石移動手段に時計方向のトル
    クを加た場合に第1の位置から第2の位置に移動し、前
    記磁石移動手段に反時計方向のトルクを加えた場合は第
    1の位置から第3の位置に移動するようになっている請
    求項1のアクチュエーター。
  6. 【請求項6】 磁石が、磁石移動手段に時計方向のトル
    クを加えた場合に第1の位置から第2の位置に移動し、
    前記磁石移動手段に反時計方向のトルクを加えた場合は
    第1の位置から第3の位置に移動し、磁石戻し手段が、
    前記磁石移動手段への時計方向のトルクが除去された場
    合に、前記磁石に反時計方向のトルクを加えることによ
    り前記磁石を前記第2の位置から第1の位置に戻し、前
    記磁石移動手段への反時計方向のトルクが除去された場
    合に、前記磁石に時計方向のトルクを加えることにより
    前記磁石を前記第3の位置から第1の位置に戻すように
    なっている請求項2のアクチュエーター。
  7. 【請求項7】 ハウジング内側の磁気的に作動し得る第
    1及び第2のスイッチを磁気的に作動させるためのアク
    チュエーターであって、 a)単一の磁石にして、該磁石が前記第1及び第2のス
    イッチの何れをも作動させない第1の位置から前記第1
    のスイッチのみを作動させる第2の位置か或は第2のス
    イッチのみを作動させる第3の位置へと可動の磁石キャ
    リヤー内に取付けられてなる磁石と、 b)前記磁石キャリヤーを前記第1の位置から前記第2
    の位置或は第3の何れかの位置に移動させるための磁石
    キャリヤー移動手段とを含んでなるアクチュエーター。
  8. 【請求項8】 磁石キャリヤー移動手段が磁石キャリヤ
    ーを第2の位置或は第3の位置の何れかに移動させた場
    合に前記磁石キャリヤーを第1の位置に戻すための磁石
    キャリヤー戻し手段を含んでなる請求項7のアクチュエ
    ーター。
  9. 【請求項9】 磁石キャリヤーは、磁石キャリヤー移動
    手段に時計方向トルクを加えた場合に第1の位置から第
    2の位置に移動し、反時計方向のトルクを加えた場合に
    第1の位置から第3の位置に移動するようになっている
    請求項7のアクチュエーター。
  10. 【請求項10】 磁石キャリヤーは、磁石キャリヤー移
    動手段に時計方向トルクを加えた場合に第1の位置から
    第2の位置に移動し、反時計方向のトルクを加えた場合
    に第1の位置から第3の位置に移動し、磁石キャリヤー
    戻し手段が、磁石キャリヤー移動手段への時計方向トル
    クを除去した場合に前記磁石キャリヤーに反時計方向ト
    ルクを加えて磁石キャリヤーを前記第2の位置から第1
    の位置に戻し、また前記磁石キャリヤー移動手段への反
    時計方向トルクを除去した場合に前記磁石キャリヤーに
    時計方向トルクを加えて磁石キャリヤーを前記第3の位
    置から第1の位置に戻すようになっている請求項8のア
    クチュエーター。
JP5306127A 1992-11-13 1993-11-12 伝送器のための磁気作動式の取り外し自在のゼロ点/スパンアクチュエーター Withdrawn JPH06223291A (ja)

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