JPH06223348A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH06223348A JPH06223348A JP1249593A JP1249593A JPH06223348A JP H06223348 A JPH06223348 A JP H06223348A JP 1249593 A JP1249593 A JP 1249593A JP 1249593 A JP1249593 A JP 1249593A JP H06223348 A JPH06223348 A JP H06223348A
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- magnetic
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープ上の磁気記録跡を、精度良くトレ
ースすることができる磁気ヘッド駆動装置を備えた磁気
記録再生装置を得る。 【構成】 磁気記録再生装置の可動ヘッド位置制御系ゲ
インを変化させて磁気ヘッド16が制御位置に収束する
時間を調整する位相補償回路63,63aを備える。
ースすることができる磁気ヘッド駆動装置を備えた磁気
記録再生装置を得る。 【構成】 磁気記録再生装置の可動ヘッド位置制御系ゲ
インを変化させて磁気ヘッド16が制御位置に収束する
時間を調整する位相補償回路63,63aを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテ−プレコ−
ダ、ディジタルオ−ディオテ−プレコ−ダなどのよう
に、回転ドラム内に可動ヘッドを備えた磁気記録再生装
置に関し、詳しくは可動ヘッドの位置制御装置に関する
ものである。
ダ、ディジタルオ−ディオテ−プレコ−ダなどのよう
に、回転ドラム内に可動ヘッドを備えた磁気記録再生装
置に関し、詳しくは可動ヘッドの位置制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図25は従来の可動ヘッドの位置制御装
置を備えた磁気記録再生装置の磁界発生装置の配設位置
を示す斜視図、図26は磁気記録再生装置の主要部を示
す断面図、図27は図26の27−27線矢視図である。図
において、1は固定ドラム、2は固定ドラム1に取り付
けられた軸受け、3は軸受け2に支承されて回転する回
転軸、4は回転軸3の一端に嵌着された台座、5は台座
4にネジ6を用いて取り付けられた回転ドラム、7は回
転ドラム5にネジ8を用いて取り付けられた磁気ヘッド
駆動装置、9は固定ドラム1に取り付けられた下トラン
ス、10は台座4に取り付けられた上トランス、11は
回転ドラム5に取り付けられた配線板、12は磁気ヘッ
ド駆動装置7に制御電流を供給する回転しない接触子、
13は接触子12と摺接するように台座4の一部に設け
た回転する電極、14は接続部で、この電極13から接
続部15および配線板11を経由して磁気ヘッド駆動装
置7に電気接続する。
置を備えた磁気記録再生装置の磁界発生装置の配設位置
を示す斜視図、図26は磁気記録再生装置の主要部を示
す断面図、図27は図26の27−27線矢視図である。図
において、1は固定ドラム、2は固定ドラム1に取り付
けられた軸受け、3は軸受け2に支承されて回転する回
転軸、4は回転軸3の一端に嵌着された台座、5は台座
4にネジ6を用いて取り付けられた回転ドラム、7は回
転ドラム5にネジ8を用いて取り付けられた磁気ヘッド
駆動装置、9は固定ドラム1に取り付けられた下トラン
ス、10は台座4に取り付けられた上トランス、11は
回転ドラム5に取り付けられた配線板、12は磁気ヘッ
ド駆動装置7に制御電流を供給する回転しない接触子、
13は接触子12と摺接するように台座4の一部に設け
た回転する電極、14は接続部で、この電極13から接
続部15および配線板11を経由して磁気ヘッド駆動装
置7に電気接続する。
【0003】16は磁気ヘッド駆動装置7に取り付けら
れている磁気ヘッド(以下、「可動ヘッド」という)
で、接続部17、配線板11、接続部15を経て上トラ
ンス10に電気的に接続されている。18は磁気ヘッド
駆動装置7を収納するため回転ドラム5の一部に設けた
凹所であり、可動ヘッド16を位置調整できるように磁
気ヘッド駆動装置7より大きく形成されている。19は
可動ヘッド16の位置調整のための位置調整用孔、20
は磁気テ−プで、固定ドラム1及び回転ドラム5の外周
面に巻き付けられて走行し、可動ヘッド16と摺接す
る。45、45aは磁気テ−プ20が巻き付けられてい
ない回転ドラム5と固定ドラム1の外周面に沿う位置に
回転ドラム5の軸方向に配設された交流磁界発生コイル
で、その取り付け位置は調整可能に構成されている。
れている磁気ヘッド(以下、「可動ヘッド」という)
で、接続部17、配線板11、接続部15を経て上トラ
ンス10に電気的に接続されている。18は磁気ヘッド
駆動装置7を収納するため回転ドラム5の一部に設けた
凹所であり、可動ヘッド16を位置調整できるように磁
気ヘッド駆動装置7より大きく形成されている。19は
可動ヘッド16の位置調整のための位置調整用孔、20
は磁気テ−プで、固定ドラム1及び回転ドラム5の外周
面に巻き付けられて走行し、可動ヘッド16と摺接す
る。45、45aは磁気テ−プ20が巻き付けられてい
ない回転ドラム5と固定ドラム1の外周面に沿う位置に
回転ドラム5の軸方向に配設された交流磁界発生コイル
で、その取り付け位置は調整可能に構成されている。
【0004】図28は磁気ヘッド駆動装置7の平面図、
図29は図28の29−29線矢視断面図、図30は図28
の30−30線矢視側面図である。図において、21は磁性
材料からなる第1ヨ−ク、22は第1ヨ−ク21に固着
された柱状の第1永久磁石、23は内周の一部に凸形状
部23bを有していて第1ヨ−ク21に取り付けられた
磁性材料からなる第2ヨ−ク、24は第2ヨ−ク23に
取り付けられた磁性材料からなる第3ヨ−クで、25は
第1永久磁石22と同一の磁極を対向させて第3ヨ−ク
24に固着された柱状の第2永久磁石、26は第2永久
磁石25と第1永久磁石22の間にあって、いずれか一
方に固着された磁性材料からなるポ−ルピ−ス、27は
薄板の非磁性材料からなる板バネであって、第1ヨ−ク
21と第2ヨ−ク23で周縁が挟持されて保持されると
ともに、その延在部27aが第1ヨ−ク21および第2
ヨ−ク23に設けられている窓21a,23aを通って
外方に突出しており、その先端に可動ヘッド16が取り
付けられている。
図29は図28の29−29線矢視断面図、図30は図28
の30−30線矢視側面図である。図において、21は磁性
材料からなる第1ヨ−ク、22は第1ヨ−ク21に固着
された柱状の第1永久磁石、23は内周の一部に凸形状
部23bを有していて第1ヨ−ク21に取り付けられた
磁性材料からなる第2ヨ−ク、24は第2ヨ−ク23に
取り付けられた磁性材料からなる第3ヨ−クで、25は
第1永久磁石22と同一の磁極を対向させて第3ヨ−ク
24に固着された柱状の第2永久磁石、26は第2永久
磁石25と第1永久磁石22の間にあって、いずれか一
方に固着された磁性材料からなるポ−ルピ−ス、27は
薄板の非磁性材料からなる板バネであって、第1ヨ−ク
21と第2ヨ−ク23で周縁が挟持されて保持されると
ともに、その延在部27aが第1ヨ−ク21および第2
ヨ−ク23に設けられている窓21a,23aを通って
外方に突出しており、その先端に可動ヘッド16が取り
付けられている。
【0005】28は薄板の非磁性材料からなる板バネ
で、第2ヨ−ク23と第3ヨ−ク24で挟持されて保持
されている。29は板バネ27,28にそれぞれ保持さ
れている固定部材、30はボビンで、内周が第1永久磁
石22、第2永久磁石25およびポ−ルピ−ス26の外
周との間にギャップを有する位置において固定部材29
に接着剤32を用いて固着されている。31はこのボビ
ン30に巻き回された被覆材を有する電線からなるコイ
ルで、第2ヨ−ク23の凸形状部23bとの間で形成さ
れている環状のギャップ内に保持されている。
で、第2ヨ−ク23と第3ヨ−ク24で挟持されて保持
されている。29は板バネ27,28にそれぞれ保持さ
れている固定部材、30はボビンで、内周が第1永久磁
石22、第2永久磁石25およびポ−ルピ−ス26の外
周との間にギャップを有する位置において固定部材29
に接着剤32を用いて固着されている。31はこのボビ
ン30に巻き回された被覆材を有する電線からなるコイ
ルで、第2ヨ−ク23の凸形状部23bとの間で形成さ
れている環状のギャップ内に保持されている。
【0006】磁気ヘッド駆動部7の動作を、図29を参
照して説明する。まず、第1永久磁石22はポ−ルピ−
ス26、第2ヨ−ク23および第1ヨ−ク21で作る閉
磁路により磁束Dを発生する。同様に、第2永久磁石2
5はポ−ルピ−ス26、第2ヨ−ク23および第3ヨ−
ク24で作る閉磁路により上記磁束Dと逆向きの磁束E
を発生する。このように発生された磁束Dと磁束Eはと
もに環状ギャップGを同一の方向に横切り、コイル31
に第1永久磁石22と第2永久磁石25の合計した磁束
が横切る。この状態で、コイル31に接触子12から電
極13、接続部15,14を経て電流を流すと、コイル
31とボビン30と可動ヘッド16は一体となって上下
に平行に直線運動をする。
照して説明する。まず、第1永久磁石22はポ−ルピ−
ス26、第2ヨ−ク23および第1ヨ−ク21で作る閉
磁路により磁束Dを発生する。同様に、第2永久磁石2
5はポ−ルピ−ス26、第2ヨ−ク23および第3ヨ−
ク24で作る閉磁路により上記磁束Dと逆向きの磁束E
を発生する。このように発生された磁束Dと磁束Eはと
もに環状ギャップGを同一の方向に横切り、コイル31
に第1永久磁石22と第2永久磁石25の合計した磁束
が横切る。この状態で、コイル31に接触子12から電
極13、接続部15,14を経て電流を流すと、コイル
31とボビン30と可動ヘッド16は一体となって上下
に平行に直線運動をする。
【0007】図31は、回転ドラム5に搭載されている
磁気ヘッドの配置を示す平面図で、35はビデオテ−プ
に長時間の映像情報を録画するため狭いトラック幅に形
成されている長時間用のEPヘッド、36は通常の映像
情報を録再用のトラック幅の広いSPヘッドで、EPヘ
ッド35、SPヘッド36は磁気ヘッド駆動装置7に搭
載されている。37はオ−ディオ情報を録再するための
オ−ディオヘッド、38は、つなぎ録り時に記録トラッ
クを一本ずつ消去するための消去ヘッドである。
磁気ヘッドの配置を示す平面図で、35はビデオテ−プ
に長時間の映像情報を録画するため狭いトラック幅に形
成されている長時間用のEPヘッド、36は通常の映像
情報を録再用のトラック幅の広いSPヘッドで、EPヘ
ッド35、SPヘッド36は磁気ヘッド駆動装置7に搭
載されている。37はオ−ディオ情報を録再するための
オ−ディオヘッド、38は、つなぎ録り時に記録トラッ
クを一本ずつ消去するための消去ヘッドである。
【0008】図32に、磁気ヘッド駆動部7の駆動電流
と可動ヘッド16の変位量の間のヒステリシス特性を、
図33は、可動ヘッド16の位置制御を行わずに図32
のようなヒステリシス特性を有する磁気ヘッド駆動装置
7を用いて記録した時の磁気テ−プ20上の記録トラッ
クパタ−ンを示している。図32、33から明らかなよ
うに、初期段階で磁気ヘッド駆動部7を調整しただけの
場合では、図27のようなヒステリシス特性により可動
ヘッド16の基準位置が変化し、記録トラックTがαだ
け重なり合う。その結果、良好な記録トラックを得るこ
とができず画質劣化を招くことに対し、可動ヘッド16
の位置制御を行うことで良好な記録トラックを得ること
ができる。
と可動ヘッド16の変位量の間のヒステリシス特性を、
図33は、可動ヘッド16の位置制御を行わずに図32
のようなヒステリシス特性を有する磁気ヘッド駆動装置
7を用いて記録した時の磁気テ−プ20上の記録トラッ
クパタ−ンを示している。図32、33から明らかなよ
うに、初期段階で磁気ヘッド駆動部7を調整しただけの
場合では、図27のようなヒステリシス特性により可動
ヘッド16の基準位置が変化し、記録トラックTがαだ
け重なり合う。その結果、良好な記録トラックを得るこ
とができず画質劣化を招くことに対し、可動ヘッド16
の位置制御を行うことで良好な記録トラックを得ること
ができる。
【0009】図34は可動ヘッドの位置固定制御系のブ
ロック回路図で、可動ヘッド位置制御系と交流発生磁界
制御系の二つの制御系で構成されている。46、46a
はそれぞれ交流磁界発生コイル45、45aに電流を供
給するドライバ、47、47aはそれぞれ発信周波数f
1 、f2 の交流電圧を発生するための発振回路、48、
49は回転ドラム5内の磁気ヘッドと信号を受け渡しを
するためのロ−タリ−トランス、50、51は可動ヘッ
ド16や回転ドラム5内に固定されたヘッドであるオ−
ディオヘッド37からの信号を増幅したり、記録電流を
供給するためのヘッドアンプ、52、52aはそれぞれ
オ−ディオヘッド37によって交流磁界発生コイル4
5、45aからの電磁誘導により再生された信号から周
波数f1 、f2 の信号のみを通過させるバンドパスフィ
ルタ、53、53aはそれぞれ可動ヘッド16によって
交流磁界発生コイル45、45aからの電磁誘導により
再生された信号から周波数f1 、f2 の信号のみを通過
させるバンドパスフィルタ、54、54aは回転ドラム
5の一回転ごとに再生されるオ−ディオヘッド37から
の交流磁界発生コイル45、45aの電磁誘導出力の振
幅値をホ−ルドするためのサンプルホ−ルド回路、5
5、55aは回転ドラム5の一回転ごとに再生される可
動ヘッド16からの交流磁界発生コイル45、45aの
電磁誘導出力の振幅値をホ−ルドするためのサンプルホ
−ルド回路、56、56aはサンプルホ−ルド回路5
5、55aの差を取るための差動アンプ、57、57a
は位置制御ル−プにおける安定性を確保するためのロ−
パスフィルタなどで構成される位相補償回路、58、5
8aは磁気ヘッド駆動装置7に駆動電流を供給するため
のドライバ、59はスイッチ回路、60はサンプルホ−
ルド回路54、54a、55、55aのホ−ルドタイミ
ングとスイッチ回路59を制御するためのタイミングコ
ントロール回路、61はサンプルホ−ルド回路52、5
2aの差を取るための差動アンプ、62は交流磁界発生
コイル45aが発生する交流磁界のレベルを制御するた
めの可変ゲインコントロールアンプである。
ロック回路図で、可動ヘッド位置制御系と交流発生磁界
制御系の二つの制御系で構成されている。46、46a
はそれぞれ交流磁界発生コイル45、45aに電流を供
給するドライバ、47、47aはそれぞれ発信周波数f
1 、f2 の交流電圧を発生するための発振回路、48、
49は回転ドラム5内の磁気ヘッドと信号を受け渡しを
するためのロ−タリ−トランス、50、51は可動ヘッ
ド16や回転ドラム5内に固定されたヘッドであるオ−
ディオヘッド37からの信号を増幅したり、記録電流を
供給するためのヘッドアンプ、52、52aはそれぞれ
オ−ディオヘッド37によって交流磁界発生コイル4
5、45aからの電磁誘導により再生された信号から周
波数f1 、f2 の信号のみを通過させるバンドパスフィ
ルタ、53、53aはそれぞれ可動ヘッド16によって
交流磁界発生コイル45、45aからの電磁誘導により
再生された信号から周波数f1 、f2 の信号のみを通過
させるバンドパスフィルタ、54、54aは回転ドラム
5の一回転ごとに再生されるオ−ディオヘッド37から
の交流磁界発生コイル45、45aの電磁誘導出力の振
幅値をホ−ルドするためのサンプルホ−ルド回路、5
5、55aは回転ドラム5の一回転ごとに再生される可
動ヘッド16からの交流磁界発生コイル45、45aの
電磁誘導出力の振幅値をホ−ルドするためのサンプルホ
−ルド回路、56、56aはサンプルホ−ルド回路5
5、55aの差を取るための差動アンプ、57、57a
は位置制御ル−プにおける安定性を確保するためのロ−
パスフィルタなどで構成される位相補償回路、58、5
8aは磁気ヘッド駆動装置7に駆動電流を供給するため
のドライバ、59はスイッチ回路、60はサンプルホ−
ルド回路54、54a、55、55aのホ−ルドタイミ
ングとスイッチ回路59を制御するためのタイミングコ
ントロール回路、61はサンプルホ−ルド回路52、5
2aの差を取るための差動アンプ、62は交流磁界発生
コイル45aが発生する交流磁界のレベルを制御するた
めの可変ゲインコントロールアンプである。
【0010】この従来例の可動ヘッド位置制御系の動作
について説明する。発振回路47、47aからの周波数
f1 、f2 の交流電圧は、それぞれドライバ46、46
aにより交流磁界発生コイル45、45aを発振させ
る。これらの交流磁界発生コイル45、45aは高さ方
向に段差を持ち、交流磁界発生コイル45の方が上に取
り付けられている。可動ヘッド16は、交流磁界発生コ
イル45、45aの近傍を通過するたびに磁界Bf1、B
f2を検出し、その磁界の強さに比例した検出信号を出力
する。この検出信号は、ロ−タリ−トランス49を介し
てヘッドアンプ51より再生される。このとき、発信回
路47の周波数f1 、f2 は、ロ−タリ−トランス4
8、49の低周波側の周波数特性に起因する減衰周波数
限界以上で、かつ交流磁界発生コイル45、45aのイ
ンダクタンスにより駆動電流が供給しにくくなる周波数
以下の周波数に限定される。一般的にはロ−タリ−トラ
ンス48、49の減衰周波数は数10kHz〜100k
Hzとなっており、たとえば交流磁界発生コイル45、
45aの巻数が数百タ−ンでインダクタンスによる減衰
開始周波数が1MHzであるとすると、周波数f1 、f
2 は100kHz〜1MHzの間に選定される。
について説明する。発振回路47、47aからの周波数
f1 、f2 の交流電圧は、それぞれドライバ46、46
aにより交流磁界発生コイル45、45aを発振させ
る。これらの交流磁界発生コイル45、45aは高さ方
向に段差を持ち、交流磁界発生コイル45の方が上に取
り付けられている。可動ヘッド16は、交流磁界発生コ
イル45、45aの近傍を通過するたびに磁界Bf1、B
f2を検出し、その磁界の強さに比例した検出信号を出力
する。この検出信号は、ロ−タリ−トランス49を介し
てヘッドアンプ51より再生される。このとき、発信回
路47の周波数f1 、f2 は、ロ−タリ−トランス4
8、49の低周波側の周波数特性に起因する減衰周波数
限界以上で、かつ交流磁界発生コイル45、45aのイ
ンダクタンスにより駆動電流が供給しにくくなる周波数
以下の周波数に限定される。一般的にはロ−タリ−トラ
ンス48、49の減衰周波数は数10kHz〜100k
Hzとなっており、たとえば交流磁界発生コイル45、
45aの巻数が数百タ−ンでインダクタンスによる減衰
開始周波数が1MHzであるとすると、周波数f1 、f
2 は100kHz〜1MHzの間に選定される。
【0011】再生アンプ51の再生出力は、バンドパス
フィルタ53、53aにより、それぞれ周波数f1 、f
2 の信号成分だけを通すことで不要なノイズが除去さ
れ、スイッチ回路59によって各々のチャンネルの再生
信号を分配し、二つの可動ヘッド16がそれぞれ交流磁
界発生コイル45、45aの近傍を通過するときに検出
する二つの信号成分H、Lの分離を行う。この二つの信
号成分H、Lのレベルは、図35に示すように、可動ヘ
ッド16を回転ドラム5の軸方向に移動させたときの可
動ヘッド16の位置の変化に伴って変化する。この二つ
の信号成分H、Lが同じレベルとなる可動ヘッド16の
位置をmとし、その時の両信号成分H、Lのレベルをl
とする。
フィルタ53、53aにより、それぞれ周波数f1 、f
2 の信号成分だけを通すことで不要なノイズが除去さ
れ、スイッチ回路59によって各々のチャンネルの再生
信号を分配し、二つの可動ヘッド16がそれぞれ交流磁
界発生コイル45、45aの近傍を通過するときに検出
する二つの信号成分H、Lの分離を行う。この二つの信
号成分H、Lのレベルは、図35に示すように、可動ヘ
ッド16を回転ドラム5の軸方向に移動させたときの可
動ヘッド16の位置の変化に伴って変化する。この二つ
の信号成分H、Lが同じレベルとなる可動ヘッド16の
位置をmとし、その時の両信号成分H、Lのレベルをl
とする。
【0012】この二つの再生出力レベルが最大になる値
をサンプルホ−ルド回路55、55aでサンプルホ−ル
ドまたはピ−クホ−ルドした後、そのレベル差が減算器
56、56aで取り出され、可動ヘッド16の位置と高
さmとの差が電圧の関数として取り出される。これを位
相補償回路57、57aに通過した後、ドライバ58、
58aによって磁気ヘッド駆動装置7にフィ−ドバック
して、その差分が零となる方向、すなわち図35におい
て可動ヘッド16がこの二つの信号成分H、Lの交点l
となる位置mに来るように制御ル−プが閉じられること
によって、可動ヘッド16を移動させる。そして、交流
磁界発生コイル45、45aの位置を変えることで二つ
の信号成分H、Lの交点lとなる位置mを変えることに
よって、可動ヘッド16の位置を自由に定めることがで
きる。また、複数の可動ヘッドを備えた装置では、各可
動ヘッドについて同様の制御動作を行うことによって各
可動ヘッドの位置を同一にすることで、記録時のチャン
ネル間の段差を規格値通りの段差に保持することができ
る。
をサンプルホ−ルド回路55、55aでサンプルホ−ル
ドまたはピ−クホ−ルドした後、そのレベル差が減算器
56、56aで取り出され、可動ヘッド16の位置と高
さmとの差が電圧の関数として取り出される。これを位
相補償回路57、57aに通過した後、ドライバ58、
58aによって磁気ヘッド駆動装置7にフィ−ドバック
して、その差分が零となる方向、すなわち図35におい
て可動ヘッド16がこの二つの信号成分H、Lの交点l
となる位置mに来るように制御ル−プが閉じられること
によって、可動ヘッド16を移動させる。そして、交流
磁界発生コイル45、45aの位置を変えることで二つ
の信号成分H、Lの交点lとなる位置mを変えることに
よって、可動ヘッド16の位置を自由に定めることがで
きる。また、複数の可動ヘッドを備えた装置では、各可
動ヘッドについて同様の制御動作を行うことによって各
可動ヘッドの位置を同一にすることで、記録時のチャン
ネル間の段差を規格値通りの段差に保持することができ
る。
【0013】次に、交流発生磁界制御系の動作について
説明する。オ−ディオヘッド37は交流磁界発生コイル
45、45a近傍を通過するたびに磁界Bf1、Bf2を検
出して、その磁界の強さに比例した検出信号を出力す
る。この検出信号は、ロ−タリ−トランス48を介して
ヘッドアンプ50より再生される。再生アンプ50の再
生出力は、バンドパスフィルタ52、52aにより、そ
れぞれ周波数f1 、f2の信号成分だけを通すことで不
要なノイズが除去され、オーディオヘッド16が交流磁
界発生コイル45、45aの近傍を通過するときに検出
する二つの信号成分H、Lの分離を行う。
説明する。オ−ディオヘッド37は交流磁界発生コイル
45、45a近傍を通過するたびに磁界Bf1、Bf2を検
出して、その磁界の強さに比例した検出信号を出力す
る。この検出信号は、ロ−タリ−トランス48を介して
ヘッドアンプ50より再生される。再生アンプ50の再
生出力は、バンドパスフィルタ52、52aにより、そ
れぞれ周波数f1 、f2の信号成分だけを通すことで不
要なノイズが除去され、オーディオヘッド16が交流磁
界発生コイル45、45aの近傍を通過するときに検出
する二つの信号成分H、Lの分離を行う。
【0014】この二つの再生出力レベルが最大になる値
をサンプルホ−ルド回路54、54aでサンプルホ−ル
ドまたはピ−クホ−ルドした値を、差動アンプ61にて
差分を取り、この差分を可変ゲインコントロールアンプ
62のゲインコントロ−ル入力端子に入力して、一方の
交流磁界発生コイル45aからの再生出力レベルを、他
方の交流磁界発生コイル45からの再生出力レベルと等
しくなるように制御する。
をサンプルホ−ルド回路54、54aでサンプルホ−ル
ドまたはピ−クホ−ルドした値を、差動アンプ61にて
差分を取り、この差分を可変ゲインコントロールアンプ
62のゲインコントロ−ル入力端子に入力して、一方の
交流磁界発生コイル45aからの再生出力レベルを、他
方の交流磁界発生コイル45からの再生出力レベルと等
しくなるように制御する。
【0015】これにより、交流磁界発生コイル45、4
5aの機械的位置調整のばらつきや温度特性、経時変化
等が起きても、オ−ディオヘッド37の位置で信号成分
のH、Lの振幅が常に等しくなるように制御される。
5aの機械的位置調整のばらつきや温度特性、経時変化
等が起きても、オ−ディオヘッド37の位置で信号成分
のH、Lの振幅が常に等しくなるように制御される。
【0016】この結果、可動ヘッド16による二つの信
号成分H、Lの振幅が等しくなるように位置を制御すれ
ば、可動ヘッド16とオ−ディオヘッド37のヘッドの
位置を同一にするように制御できる。この結果、可動ヘ
ッド16とオ−ディオヘッド37との段差を規格値通り
に制御することができる。
号成分H、Lの振幅が等しくなるように位置を制御すれ
ば、可動ヘッド16とオ−ディオヘッド37のヘッドの
位置を同一にするように制御できる。この結果、可動ヘ
ッド16とオ−ディオヘッド37との段差を規格値通り
に制御することができる。
【0017】この場合の、位置制御ル−プのサ−ボ帯域
は、可動ヘッド16とオ−ディオヘッド37のヘッド段
差や、二つの可動ヘッド16間の高さずれを補正するだ
けであるのでそれほど広くする必要はなく、またヘッド
高さや段差ずれの検出も回転ドラム5の一回転ごとに行
われるので、ドラム回転数が1800rpmの場合にお
いては30Hzのサンプリングによるむだ時間のため、
制御帯域を数Hz以下に設定しないと制御系が発振す
る。
は、可動ヘッド16とオ−ディオヘッド37のヘッド段
差や、二つの可動ヘッド16間の高さずれを補正するだ
けであるのでそれほど広くする必要はなく、またヘッド
高さや段差ずれの検出も回転ドラム5の一回転ごとに行
われるので、ドラム回転数が1800rpmの場合にお
いては30Hzのサンプリングによるむだ時間のため、
制御帯域を数Hz以下に設定しないと制御系が発振す
る。
【0018】そのため、位相補償回路57にて、制御帯
域が数Hzで位相余裕が60deg以上確保されるよう
に位相補償回路57のロ−パスフィルタの時定数や、ゲ
インが決定される。
域が数Hzで位相余裕が60deg以上確保されるよう
に位相補償回路57のロ−パスフィルタの時定数や、ゲ
インが決定される。
【0019】なお、当然であるが、記録時における可動
ヘッド位置固定制御系では、可動ヘッド16がドラム
1、5に磁気テ−プ20が巻き付けられている側を走行
中はヘッドアンプ51が記録アンプとして働き、可動ヘ
ッド16が磁気テ−プ20が巻き付けられていない交流
磁界発生コイル45、45aの近傍を走行中には再生ア
ンプとして動作するようにしなければならない。
ヘッド位置固定制御系では、可動ヘッド16がドラム
1、5に磁気テ−プ20が巻き付けられている側を走行
中はヘッドアンプ51が記録アンプとして働き、可動ヘ
ッド16が磁気テ−プ20が巻き付けられていない交流
磁界発生コイル45、45aの近傍を走行中には再生ア
ンプとして動作するようにしなければならない。
【0020】ここで、交流磁界発生コイル45による磁
界の発生について説明する。図36は、交流磁界発生コ
イル45の断面図で、45Cはコイル磁束を集中させる
ため軟鉄等の軟磁性体で造られたの磁芯、45U、45
Lは交流電流を流し磁芯45Cに交流磁束を発生させる
ためのコイル、45bはコイル45Uおよびコイル45
Lを収納するためのコイルホルダ、100は交流磁界発
生コイル45を固定するための取り付け部材である。図
37はコイル45Lとコイル45Uの対向する部分で交
流磁束が反発する様子を、図38は交流磁界発生コイル
45により発生する磁束方向と可動ヘッド16の位置に
よる磁界検出信号との対応を図示したものである。
界の発生について説明する。図36は、交流磁界発生コ
イル45の断面図で、45Cはコイル磁束を集中させる
ため軟鉄等の軟磁性体で造られたの磁芯、45U、45
Lは交流電流を流し磁芯45Cに交流磁束を発生させる
ためのコイル、45bはコイル45Uおよびコイル45
Lを収納するためのコイルホルダ、100は交流磁界発
生コイル45を固定するための取り付け部材である。図
37はコイル45Lとコイル45Uの対向する部分で交
流磁束が反発する様子を、図38は交流磁界発生コイル
45により発生する磁束方向と可動ヘッド16の位置に
よる磁界検出信号との対応を図示したものである。
【0021】図38に示すように、交流磁界発生コイル
45の二つのコイル45U、45Lで発生した交流磁束
は対向する部分で反発し磁芯45Cにまわりこむので、
上下方向に対して磁速の方向が変わる。可動ヘッド16
やオ−ディオヘッド37は交流磁束の磁芯45C軸方向
に垂直な方向の成分を主に検出するので、可動ヘッド1
6の移動方向に応じて検出信号の大きさが変化する。こ
のとき検出信号は、可動ヘッド16の移動位置におい
て、コイル間で出力が最大となり、コイル45Uの横に
来る上方向およびコイル45Lの横に来る下方向に動く
と出力が小さくなる。このため、二つの交流磁界発生コ
イル45、45aの取り付け高さに段差を与えること
で、可動ヘッド16やオ−ディオヘッド37からは図3
5で示したような差動信号が検出できる。
45の二つのコイル45U、45Lで発生した交流磁束
は対向する部分で反発し磁芯45Cにまわりこむので、
上下方向に対して磁速の方向が変わる。可動ヘッド16
やオ−ディオヘッド37は交流磁束の磁芯45C軸方向
に垂直な方向の成分を主に検出するので、可動ヘッド1
6の移動方向に応じて検出信号の大きさが変化する。こ
のとき検出信号は、可動ヘッド16の移動位置におい
て、コイル間で出力が最大となり、コイル45Uの横に
来る上方向およびコイル45Lの横に来る下方向に動く
と出力が小さくなる。このため、二つの交流磁界発生コ
イル45、45aの取り付け高さに段差を与えること
で、可動ヘッド16やオ−ディオヘッド37からは図3
5で示したような差動信号が検出できる。
【0022】また、交流磁界発生コイル45の磁界がヘ
ッドアンプやリニアオーディオヘッドにノイズとして飛
び込んだりすることによる悪影響を解消する方法につい
て、図39で説明する。45Sは交流磁界発生コイル4
5の一部をつつむ軟磁性体で造られたシールドである。
交流磁界発生コイル45で発生した交流磁界は、シール
ド45Sによって可動ヘッド16やオ−ディオヘッド3
7を備える回転ドラム5の方向以外の成分をシールドさ
れるので悪影響を解消することができる。
ッドアンプやリニアオーディオヘッドにノイズとして飛
び込んだりすることによる悪影響を解消する方法につい
て、図39で説明する。45Sは交流磁界発生コイル4
5の一部をつつむ軟磁性体で造られたシールドである。
交流磁界発生コイル45で発生した交流磁界は、シール
ド45Sによって可動ヘッド16やオ−ディオヘッド3
7を備える回転ドラム5の方向以外の成分をシールドさ
れるので悪影響を解消することができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来の
可動ヘッドの位置制御を行う磁気記録再生装置では、位
相補償回路は可動ヘッド位置制御系の安定性だけが考慮
されており、可動ヘッド制御位置への動作収束後に記録
開始を行う必要があるため、記録状態への移行に対する
反応が遅いという問題があった。
可動ヘッドの位置制御を行う磁気記録再生装置では、位
相補償回路は可動ヘッド位置制御系の安定性だけが考慮
されており、可動ヘッド制御位置への動作収束後に記録
開始を行う必要があるため、記録状態への移行に対する
反応が遅いという問題があった。
【0024】また、各可動ヘッドの位置制御系で可動ヘ
ッド以外の回路部分が交流磁界発生コイルの磁界を検出
した場合に可動ヘッドの制御位置間で発生する段差を調
整する方法や、また逆に、あらかじめ可動ヘッド間に段
差を与えた位置へ制御する方法について検討されていな
いという問題があった。
ッド以外の回路部分が交流磁界発生コイルの磁界を検出
した場合に可動ヘッドの制御位置間で発生する段差を調
整する方法や、また逆に、あらかじめ可動ヘッド間に段
差を与えた位置へ制御する方法について検討されていな
いという問題があった。
【0025】また、可動ヘッドを交流磁界発生コイルの
取り付け位置による位置制御だけを行う場合では、交流
磁界発生コイルの材質の温度による伸び縮みのために起
こる制御位置の温度変化については検討されていないと
いう問題があった。
取り付け位置による位置制御だけを行う場合では、交流
磁界発生コイルの材質の温度による伸び縮みのために起
こる制御位置の温度変化については検討されていないと
いう問題があった。
【0026】また、可動ヘッドとオ−ディオヘッド間の
ヘッド段差をなくするようにする制御については考慮さ
れているが、あらかじめ可動ヘッドとオ−ディオヘッド
間でヘッド段差を与えた位置に制御する方法について検
討されていないという問題があった。
ヘッド段差をなくするようにする制御については考慮さ
れているが、あらかじめ可動ヘッドとオ−ディオヘッド
間でヘッド段差を与えた位置に制御する方法について検
討されていないという問題があった。
【0027】また、複数の交流磁界発生コイルに入力す
る発振周波数が単一周波数の場合、交流磁界発生コイル
が近接して配設されていると、検出信号が重畳してしま
うため、一本ごとの検出信号が得られないという問題が
あった。
る発振周波数が単一周波数の場合、交流磁界発生コイル
が近接して配設されていると、検出信号が重畳してしま
うため、一本ごとの検出信号が得られないという問題が
あった。
【0028】また、複数のコアで構成された磁気ヘッド
では、それぞれのコアに巻かれる巻き線の向きによって
交流磁界から検出した信号の位相が異なるため、磁気ヘ
ッドとして得られる検出信号はそれぞれのコアの検出信
号が重畳されることで信号振幅が小さくなるという問題
があった。
では、それぞれのコアに巻かれる巻き線の向きによって
交流磁界から検出した信号の位相が異なるため、磁気ヘ
ッドとして得られる検出信号はそれぞれのコアの検出信
号が重畳されることで信号振幅が小さくなるという問題
があった。
【0029】また、交流磁界発生コイルの交流磁界は、
可動ヘッドやオ−ディオヘッドが検出できるように回転
ドラムの方向にはシールドされていないので、回転ドラ
ム内の接続部などの可動ヘッドまたはオーディオヘッド
以外の回路部分が交流磁界をノイズとして検出するた
め、可動ヘッド間または可動ヘッドとオーディオヘッド
間で制御位置に段差を発生する場合があるという問題が
あった。
可動ヘッドやオ−ディオヘッドが検出できるように回転
ドラムの方向にはシールドされていないので、回転ドラ
ム内の接続部などの可動ヘッドまたはオーディオヘッド
以外の回路部分が交流磁界をノイズとして検出するた
め、可動ヘッド間または可動ヘッドとオーディオヘッド
間で制御位置に段差を発生する場合があるという問題が
あった。
【0030】また、従来の交流磁界発生コイルの磁芯に
はコイルに対する位置決め基準がなく、製作時の位置決
めが困難であるという問題があった。
はコイルに対する位置決め基準がなく、製作時の位置決
めが困難であるという問題があった。
【0031】また、可動ヘッドやオーディオヘッドなど
の磁気ヘッドの画像や音声は、磁気ヘッドの着磁により
劣化するいう問題があった。
の磁気ヘッドの画像や音声は、磁気ヘッドの着磁により
劣化するいう問題があった。
【0032】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、位相補償回路による制御位置
に収束する時間の調整、また可動ヘッド間での任意の段
差設定、また交流磁界発生コイル材質の温度伸縮による
制御位置の温度変化のキャンセル、また可動ヘッドとオ
ーディオヘッド間の任意の段差設定、また単一の発振周
波数による複数の交流磁界発生コイルごとの位置制御信
号の検出、また複数のコアで構成された磁気ヘッドのひ
とつのコアによる位置制御信号の検出、また回転ドラム
内の接続部での交流磁界を検出することによる影響の解
消、また交流磁界発生コイルの磁芯にコイル位置決め基
準と発生磁界の特性向上、また着磁した磁気ヘッドを消
磁することができる磁気記録再生装置を提供することを
目的とする。
るためになされたもので、位相補償回路による制御位置
に収束する時間の調整、また可動ヘッド間での任意の段
差設定、また交流磁界発生コイル材質の温度伸縮による
制御位置の温度変化のキャンセル、また可動ヘッドとオ
ーディオヘッド間の任意の段差設定、また単一の発振周
波数による複数の交流磁界発生コイルごとの位置制御信
号の検出、また複数のコアで構成された磁気ヘッドのひ
とつのコアによる位置制御信号の検出、また回転ドラム
内の接続部での交流磁界を検出することによる影響の解
消、また交流磁界発生コイルの磁芯にコイル位置決め基
準と発生磁界の特性向上、また着磁した磁気ヘッドを消
磁することができる磁気記録再生装置を提供することを
目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気記録
再生装置は、検出された位置情報をフィードバックする
増幅度を位置制御の動作開始時のみ大きくしたものであ
る。
再生装置は、検出された位置情報をフィードバックする
増幅度を位置制御の動作開始時のみ大きくしたものであ
る。
【0034】また、検出された位置情報をフィードバッ
クする経路上の位相補償回路の時定数を位置制御の動作
開始時のみ大きくしたものである。
クする経路上の位相補償回路の時定数を位置制御の動作
開始時のみ大きくしたものである。
【0035】また、可動ヘッド位置制御系のフィードバ
ックループ内にバイアス電圧を与えられるようにしたも
のである。
ックループ内にバイアス電圧を与えられるようにしたも
のである。
【0036】また、可動ヘッド位置制御系のフィードバ
ックループ内に温度変化に応じて変化するバイアス電圧
を与えられるようにしたものである。
ックループ内に温度変化に応じて変化するバイアス電圧
を与えられるようにしたものである。
【0037】また、交流発生磁界制御系のフィードバッ
クループ内にバイアス電圧を与えられるようにしたもの
である。
クループ内にバイアス電圧を与えられるようにしたもの
である。
【0038】また、複数の交流磁界発生装置に入力する
交流電圧をスイッチ回路で切り換えるようにしたもので
ある。
交流電圧をスイッチ回路で切り換えるようにしたもので
ある。
【0039】また、上記可動ヘッドを構成する複数のコ
アの一つに巻線を追加したものである。
アの一つに巻線を追加したものである。
【0040】また、回転ドラム内の接続部が交流磁界発
生コイルから信号を検出しないような構成にするか、ま
たは接続部による検出信号が磁気ヘッドからの検出信号
と位相が重ならない位置に回転ドラム内の接続部を配設
したものである。
生コイルから信号を検出しないような構成にするか、ま
たは接続部による検出信号が磁気ヘッドからの検出信号
と位相が重ならない位置に回転ドラム内の接続部を配設
したものである。
【0041】また、交流磁界発生コイルにおいて二つの
コイル間の磁芯の太さをコイルを巻き付けている部分よ
り太くするようにしたものである。
コイル間の磁芯の太さをコイルを巻き付けている部分よ
り太くするようにしたものである。
【0042】また、交流磁界発生コイルで可動ヘッドお
よび固定ヘッドに着磁した磁界を消磁させる交流磁界を
発生するようにしたものである。
よび固定ヘッドに着磁した磁界を消磁させる交流磁界を
発生するようにしたものである。
【0043】
【作用】この発明においては、検出された位置情報をフ
ィードバックする増幅度、または検出された位置情報を
フィードバックする経路上の位相補償回路の時定数を位
置制御の動作開始時のみ大きくすることにより、制御位
置までの収束を速くするものである。
ィードバックする増幅度、または検出された位置情報を
フィードバックする経路上の位相補償回路の時定数を位
置制御の動作開始時のみ大きくすることにより、制御位
置までの収束を速くするものである。
【0044】また、可動ヘッド位置制御系のフィードバ
ックループ内にバイアス電圧を与えることで、可動ヘッ
ドにバイアス電圧に応じた位置変化を与えるものであ
る。
ックループ内にバイアス電圧を与えることで、可動ヘッ
ドにバイアス電圧に応じた位置変化を与えるものであ
る。
【0045】また、可動ヘッド位置制御系のフィードバ
ックループ内に与えるバイアス電圧を温度変化に応じて
変えることで、交流磁界発生コイルの温度伸縮がキャン
セルするバイアス電圧に応じた位置変化を与えるもので
ある。
ックループ内に与えるバイアス電圧を温度変化に応じて
変えることで、交流磁界発生コイルの温度伸縮がキャン
セルするバイアス電圧に応じた位置変化を与えるもので
ある。
【0046】また、交流発生磁界制御系のフィードバッ
クループ内にバイアス電圧を与えることで、可動ヘッド
とオーディオヘッド間にバイアス電圧に応じた段差変化
を与えるものである。
クループ内にバイアス電圧を与えることで、可動ヘッド
とオーディオヘッド間にバイアス電圧に応じた段差変化
を与えるものである。
【0047】また、スイッチ回路で切り換えることで、
複数の交流磁界発生コイルに交流電圧が同時に入力しな
いようにするものである。
複数の交流磁界発生コイルに交流電圧が同時に入力しな
いようにするものである。
【0048】また、上記可動ヘッドを構成する複数のコ
アのひとつに巻線を追加することで、その巻線から複数
の巻線の検出信号が重畳したものではないひとつの巻線
による当該可動ヘッドの位置情報を検出するものであ
る。
アのひとつに巻線を追加することで、その巻線から複数
の巻線の検出信号が重畳したものではないひとつの巻線
による当該可動ヘッドの位置情報を検出するものであ
る。
【0049】また、回転ドラム内の接続部が交流磁界発
生コイルから信号を検出しないような構成にするか、ま
たは接続部による検出信号が磁気ヘッドからの検出信号
と位相が重ならない位置に回転ドラム内の接続部を配設
することで、磁気ヘッドの検出信号に影響を与えないよ
うにしたものである。
生コイルから信号を検出しないような構成にするか、ま
たは接続部による検出信号が磁気ヘッドからの検出信号
と位相が重ならない位置に回転ドラム内の接続部を配設
することで、磁気ヘッドの検出信号に影響を与えないよ
うにしたものである。
【0050】また、交流磁界発生コイルの磁芯において
二つのコイル間の磁芯の太さをコイルを巻き付けている
部分より太くすることで、コイル端の取り付け位置を決
定させ、同時に磁芯の太くした部分で磁界を集中させる
ことで特性向上するようにしたものである。
二つのコイル間の磁芯の太さをコイルを巻き付けている
部分より太くすることで、コイル端の取り付け位置を決
定させ、同時に磁芯の太くした部分で磁界を集中させる
ことで特性向上するようにしたものである。
【0051】また、交流磁界発生コイルが発生する消磁
磁界で、着磁した可動ヘッドまたは固定ヘッドを消磁さ
せるようにしたものである。
磁界で、着磁した可動ヘッドまたは固定ヘッドを消磁さ
せるようにしたものである。
【0052】
実施例1.図1は、この発明の実施例1を示す動作開始
時のみ増幅度を変える可変ゲイン位相補償回路を備えた
可動ヘッド位置制御系のブロック回路図である。図にお
いて、図34と同一部分にはそれぞれ同一符号を付して
おり、63、63aは可変ゲイン位相補償回路で、一例
としてゲインA1 、A2 (A1 <A2 )、時定数T、ラ
プラス演算子sを用いて、A1(or2)/(1+sT)と表
される可変ゲインローパスフィルタを示す。64は可変
ゲイン位相補償回路63、63aのゲインを制御するた
めのタイミングコントロール回路である。
時のみ増幅度を変える可変ゲイン位相補償回路を備えた
可動ヘッド位置制御系のブロック回路図である。図にお
いて、図34と同一部分にはそれぞれ同一符号を付して
おり、63、63aは可変ゲイン位相補償回路で、一例
としてゲインA1 、A2 (A1 <A2 )、時定数T、ラ
プラス演算子sを用いて、A1(or2)/(1+sT)と表
される可変ゲインローパスフィルタを示す。64は可変
ゲイン位相補償回路63、63aのゲインを制御するた
めのタイミングコントロール回路である。
【0053】図2は、可動ヘッド16の位置制御可能範
囲内での交流磁界発生コイル45からの信号成分H、L
の特性を示したもので、△yは可動ヘッド16の位置と
位置mとの偏差であり、可動ヘッド16の取り付け位置
はm+△yで表される。
囲内での交流磁界発生コイル45からの信号成分H、L
の特性を示したもので、△yは可動ヘッド16の位置と
位置mとの偏差であり、可動ヘッド16の取り付け位置
はm+△yで表される。
【0054】図3は図1の可動ヘッドの片チャンネル分
を図2の位置制御可能範囲内のみに着目して構成したブ
ロック線図で、7sは磁気ヘッド駆動装置7の感度要
素、bは入力電圧に対する変位量の感度、7pは入力電
圧による可動ヘッドの位置変化を与える減算器成分、4
5Hは交流磁界発生コイル45からの信号振幅電圧Hの
傾き成分、45Lは交流磁界発生コイル45aからの信
号振幅電圧Lの傾き成分、45pは交流磁界発生コイル
45からの信号振幅電圧Hにおいて可動ヘッド16位置
0での信号振幅電圧値を与える減算器成分である。
を図2の位置制御可能範囲内のみに着目して構成したブ
ロック線図で、7sは磁気ヘッド駆動装置7の感度要
素、bは入力電圧に対する変位量の感度、7pは入力電
圧による可動ヘッドの位置変化を与える減算器成分、4
5Hは交流磁界発生コイル45からの信号振幅電圧Hの
傾き成分、45Lは交流磁界発生コイル45aからの信
号振幅電圧Lの傾き成分、45pは交流磁界発生コイル
45からの信号振幅電圧Hにおいて可動ヘッド16位置
0での信号振幅電圧値を与える減算器成分である。
【0055】図4は可動ヘッドの制御位置に収束する様
子を示す時間軸応答特性図である。
子を示す時間軸応答特性図である。
【0056】次に、実施例1の動作について説明する。
図3より、可動ヘッド16の制御後の位置y(s)は、
ループゲイン2abA1(or2)をG1(or2)、サーボ帯域の
遮断周波数を決定する時定数であるT/(1+
G1(or2))をT1(or2)とおけば y(s)=m+△y・{1−G1(or2)/(1+G1(or2))
・( 1+sT1(or2))} と表されるので、可動ヘッド16の収束後の制御位置y
(t→∞)は、 y(t→∞)=y(s→0)=m+△y/(1+G
1(or2)) となる。すなわち、ループゲインG1(or2)が大きけれ
ば、偏差△yは無視し得るため可動ヘッド16の位置は
mになり、両チャンネル間の段差は解消される。そし
て、可動ヘッド16が制御を開始してから収束するまで
の時間応答y(t)は y(t)=m+△y・{1+G1(or2)・exp(−t/
T1(or2))}/(1+G1(or2))} と表されるので、位置制御ループのサーボ帯域の遮断周
波数を決定する時定数であるT1(or2)により決まり、図
4に示すようにG1(or2)が大きいほどサーボ帯域の遮断
周波数は高くなり、早く収束する。
図3より、可動ヘッド16の制御後の位置y(s)は、
ループゲイン2abA1(or2)をG1(or2)、サーボ帯域の
遮断周波数を決定する時定数であるT/(1+
G1(or2))をT1(or2)とおけば y(s)=m+△y・{1−G1(or2)/(1+G1(or2))
・( 1+sT1(or2))} と表されるので、可動ヘッド16の収束後の制御位置y
(t→∞)は、 y(t→∞)=y(s→0)=m+△y/(1+G
1(or2)) となる。すなわち、ループゲインG1(or2)が大きけれ
ば、偏差△yは無視し得るため可動ヘッド16の位置は
mになり、両チャンネル間の段差は解消される。そし
て、可動ヘッド16が制御を開始してから収束するまで
の時間応答y(t)は y(t)=m+△y・{1+G1(or2)・exp(−t/
T1(or2))}/(1+G1(or2))} と表されるので、位置制御ループのサーボ帯域の遮断周
波数を決定する時定数であるT1(or2)により決まり、図
4に示すようにG1(or2)が大きいほどサーボ帯域の遮断
周波数は高くなり、早く収束する。
【0057】ところで、位置制御ループのサーボ帯域の
遮断周波数の条件は、ヘッド高さや段差ずれの検出を一
回転ごとに行う場合における30Hzのサンプリングた
めのむだ時間による制御系の発振を防止するサーボ帯域
設定(数Hz以下)に加えて、伝送系の飛び込みなどに
起因して信号振幅電圧H、Lに重畳するノイズによって
発生する方形波パルス状の位置変動を抑圧するために、
サーボ帯域設定を方形波パルス状位置変動が立ち上がら
ないうちに次のサンプリングが行われるくらい低く(む
だ時間によるサーボ帯域設定より低い)する必要があ
る。
遮断周波数の条件は、ヘッド高さや段差ずれの検出を一
回転ごとに行う場合における30Hzのサンプリングた
めのむだ時間による制御系の発振を防止するサーボ帯域
設定(数Hz以下)に加えて、伝送系の飛び込みなどに
起因して信号振幅電圧H、Lに重畳するノイズによって
発生する方形波パルス状の位置変動を抑圧するために、
サーボ帯域設定を方形波パルス状位置変動が立ち上がら
ないうちに次のサンプリングが行われるくらい低く(む
だ時間によるサーボ帯域設定より低い)する必要があ
る。
【0058】しかし、記録動作を行うときは位置制御収
束後に記録開始を行う必要があるので、サーボ帯域設定
を低くすると動作反応が遅くなってしまう。そこで、記
録中のループゲインG1 はサーボ帯域の遮断周波数を伝
送系ノイズに起因する方形波パルス状の変動を抑圧でき
る低い値となるようにし、動作開始から記録開始までの
ループゲインG2 はサーボ帯域の遮断周波数が数Hz以
下となる値で、かつG1 より大きくして早く収束するサ
ーボ帯域の遮断周波数を与える値にすることで、動作開
始から記録開始までの時間応答は早く、同時に伝送系ノ
イズに起因する位置変動を抑圧できる位置制御系を実現
できる。
束後に記録開始を行う必要があるので、サーボ帯域設定
を低くすると動作反応が遅くなってしまう。そこで、記
録中のループゲインG1 はサーボ帯域の遮断周波数を伝
送系ノイズに起因する方形波パルス状の変動を抑圧でき
る低い値となるようにし、動作開始から記録開始までの
ループゲインG2 はサーボ帯域の遮断周波数が数Hz以
下となる値で、かつG1 より大きくして早く収束するサ
ーボ帯域の遮断周波数を与える値にすることで、動作開
始から記録開始までの時間応答は早く、同時に伝送系ノ
イズに起因する位置変動を抑圧できる位置制御系を実現
できる。
【0059】ところで上記実施例では位置制御のループ
ゲインを変えるための箇所を位相補償回路として、位相
補償回路のゲインを変えた例を挙げたが、可動ヘッド位
置制御系のループゲインを変えられるものであれば、同
様の効果が得られることは言うまでもない。また位置情
報の検出が交流磁界によるものでなくても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
ゲインを変えるための箇所を位相補償回路として、位相
補償回路のゲインを変えた例を挙げたが、可動ヘッド位
置制御系のループゲインを変えられるものであれば、同
様の効果が得られることは言うまでもない。また位置情
報の検出が交流磁界によるものでなくても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
【0060】実施例2.図5はこの発明の実施例2を示
す動作開始時のみ時定数を変える可変時定数位相補償回
路を備えた可動ヘッド位置制御系のブロック回路図であ
る。図において、65、65aは可変時定数位相補償回
路で、一例としてゲインA、時定数T1、T2 (T1 >
T2 )より、A/(1+sT1(or2))と表される可変時
定数ローパスフィルタを示す。
す動作開始時のみ時定数を変える可変時定数位相補償回
路を備えた可動ヘッド位置制御系のブロック回路図であ
る。図において、65、65aは可変時定数位相補償回
路で、一例としてゲインA、時定数T1、T2 (T1 >
T2 )より、A/(1+sT1(or2))と表される可変時
定数ローパスフィルタを示す。
【0061】ループゲイン2abAをGとすれば、位置
制御ループのサーボ帯域の遮断周波数を決定する時定数
はT1(or2)/(1+G)なので、T1(or2)が小さいほど
サーボ帯域の遮断周波数は高くなり、早く収束する。そ
こで、記録中の時定数T1 はサーボ帯域の遮断周波数を
伝送系ノイズに起因する方形波パルス状の変動を抑圧で
きる低い値となるようにし、動作開始から記録開始まで
の時定数T2 はサーボ帯域の遮断周波数が数Hz以下と
なる値で、かつT1 より小さくして早く収束するサーボ
帯域の遮断周波数を与える値とすることで、実施例1と
同様な効果を実現できる。
制御ループのサーボ帯域の遮断周波数を決定する時定数
はT1(or2)/(1+G)なので、T1(or2)が小さいほど
サーボ帯域の遮断周波数は高くなり、早く収束する。そ
こで、記録中の時定数T1 はサーボ帯域の遮断周波数を
伝送系ノイズに起因する方形波パルス状の変動を抑圧で
きる低い値となるようにし、動作開始から記録開始まで
の時定数T2 はサーボ帯域の遮断周波数が数Hz以下と
なる値で、かつT1 より小さくして早く収束するサーボ
帯域の遮断周波数を与える値とすることで、実施例1と
同様な効果を実現できる。
【0062】ところで、上記実施例では位相補償回路で
時定数を変え、また位相補償回路をローパスフィルタと
した例を挙げたが、位置制御ループの時定数を変えられ
る構成のものであれば、同様の効果が得られることは言
うまでもない。また位置情報の検出が交流磁界によるも
のでなくても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
時定数を変え、また位相補償回路をローパスフィルタと
した例を挙げたが、位置制御ループの時定数を変えられ
る構成のものであれば、同様の効果が得られることは言
うまでもない。また位置情報の検出が交流磁界によるも
のでなくても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0063】実施例3.図6はこの発明の実施例3を示
す位置調整装置を備えた可動ヘッド位置制御系のブロッ
ク回路図で、39、39aは位置調整電圧V39を発生さ
せるDCバイアス回路、40、40aは加算器であり、
DCバイアス回路39、39aと加算器40、40aは
位相補償回路57、57aの手前に位置している。
す位置調整装置を備えた可動ヘッド位置制御系のブロッ
ク回路図で、39、39aは位置調整電圧V39を発生さ
せるDCバイアス回路、40、40aは加算器であり、
DCバイアス回路39、39aと加算器40、40aは
位相補償回路57、57aの手前に位置している。
【0064】図7は図6の位置制御可能範囲内のみに着
目して構成した可動ヘッド位置制御系のブロック線図、
図8は位置調整装置による可動ヘッド16の位置の移動
特性図、図9は可動ヘッドの調整位置に収束する様子を
示す時間軸応答特性図で、図9(a)に位置調整電圧V
39、図9(b)に可動ヘッド16の位置変化を示す。
目して構成した可動ヘッド位置制御系のブロック線図、
図8は位置調整装置による可動ヘッド16の位置の移動
特性図、図9は可動ヘッドの調整位置に収束する様子を
示す時間軸応答特性図で、図9(a)に位置調整電圧V
39、図9(b)に可動ヘッド16の位置変化を示す。
【0065】この発明の動作について説明する。図7よ
り、可動ヘッド16の制御後の位置y(s)は、ループ
ゲイン2abAをG、サーボ帯域の遮断周波数を決定す
る時定数であるT/(1+G)をTR とおけば y(s)=m+△y・{1−G/(1+G)・( 1+sT
R )}−G・V39/2a(1+G)・( 1+sTR ) と表されるので、可動ヘッド16の収束後の制御位置y
(t→∞)は、 y(t=∞)=m+△y/(1+G)+G・V39/2a
(1+G) となる。
り、可動ヘッド16の制御後の位置y(s)は、ループ
ゲイン2abAをG、サーボ帯域の遮断周波数を決定す
る時定数であるT/(1+G)をTR とおけば y(s)=m+△y・{1−G/(1+G)・( 1+sT
R )}−G・V39/2a(1+G)・( 1+sTR ) と表されるので、可動ヘッド16の収束後の制御位置y
(t→∞)は、 y(t=∞)=m+△y/(1+G)+G・V39/2a
(1+G) となる。
【0066】これより、図8に示すように位置調整装置
を加えた位置制御後の可動ヘッド16の収束後の位置
は、従来の制御位置にG・V39/2a(1+G)で求め
られる移動量が加えられた位置になるので、位置調整電
圧V39によって任意な位置にすることができる。
を加えた位置制御後の可動ヘッド16の収束後の位置
は、従来の制御位置にG・V39/2a(1+G)で求め
られる移動量が加えられた位置になるので、位置調整電
圧V39によって任意な位置にすることができる。
【0067】なお、図9に示すように可動ヘッド16の
収束までの時間応答は、位置調整電圧V39を実線で表す
DCで与えると、位置制御ループのサーボ帯域の遮断周
波数を決める時定数TR で収束する。収束までの時間応
答を早くするには点線で表すような逆特性か、逆特性に
類似の特性を与えるか、実施例1、2のように動作開始
から記録開始までのみ収束を早くすれば良い。
収束までの時間応答は、位置調整電圧V39を実線で表す
DCで与えると、位置制御ループのサーボ帯域の遮断周
波数を決める時定数TR で収束する。収束までの時間応
答を早くするには点線で表すような逆特性か、逆特性に
類似の特性を与えるか、実施例1、2のように動作開始
から記録開始までのみ収束を早くすれば良い。
【0068】ところで上記説明ではDCバイアス回路3
9、39aと加算器40、40aが位相補償回路57、
57aの手前に位置している場合について説明したが、
DCバイアス回路39、39aと加算器40、40aが
位相補償回路57、57aの手前の電圧動作部分に追加
されているのであれば、同様の効果が得られることは言
うまでもない。また位置情報の検出が交流磁界によるも
のでなくても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
9、39aと加算器40、40aが位相補償回路57、
57aの手前に位置している場合について説明したが、
DCバイアス回路39、39aと加算器40、40aが
位相補償回路57、57aの手前の電圧動作部分に追加
されているのであれば、同様の効果が得られることは言
うまでもない。また位置情報の検出が交流磁界によるも
のでなくても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0069】実施例4.図10はこの発明の実施例4を
示す位置調整装置を備えた可動ヘッド位置制御系のブロ
ック線図で、DCバイアス回路39、39aと加算器4
0、40aが位相補償回路57、57aの後段に位置す
る実施例3の他の実施例である。
示す位置調整装置を備えた可動ヘッド位置制御系のブロ
ック線図で、DCバイアス回路39、39aと加算器4
0、40aが位相補償回路57、57aの後段に位置す
る実施例3の他の実施例である。
【0070】図11は可動ヘッドの調整位置に収束する
様子を示す時間軸応答特性図で、図11(a)に位置調
整電圧V39、図11(b)に可動ヘッド16の位置変化
を示す。
様子を示す時間軸応答特性図で、図11(a)に位置調
整電圧V39、図11(b)に可動ヘッド16の位置変化
を示す。
【0071】図10より、可動ヘッド16の制御後の位
置y(s)は、ループゲイン2abAをG、サーボ帯域
の遮断周波数を決定する時定数であるT/(1+G)を
TRとおけば y(s)=m+(△y−b・V39)・{1−G/(1+
G)・( 1+sTR )} と表されるので、可動ヘッド16の収束後の制御位置y
(t→∞)は、 y(t=∞)=m+△y/(1+G)+G・V39/2a
A(1+G) となる。
置y(s)は、ループゲイン2abAをG、サーボ帯域
の遮断周波数を決定する時定数であるT/(1+G)を
TRとおけば y(s)=m+(△y−b・V39)・{1−G/(1+
G)・( 1+sTR )} と表されるので、可動ヘッド16の収束後の制御位置y
(t→∞)は、 y(t=∞)=m+△y/(1+G)+G・V39/2a
A(1+G) となる。
【0072】これより、位置調整装置を加えた位置制御
後の可動ヘッド16の収束後の位置は、従来の制御位置
にG・V39/2aA(1+G)で求められる移動量が加
えられた位置になるので、実施例3と同様に位置調整電
圧V39によって任意な位置にすることができる。
後の可動ヘッド16の収束後の位置は、従来の制御位置
にG・V39/2aA(1+G)で求められる移動量が加
えられた位置になるので、実施例3と同様に位置調整電
圧V39によって任意な位置にすることができる。
【0073】しかし、可動ヘッド16の収束までの時間
応答は、図11に示すように実施例3と異なり、位置調
整電圧V39を実線で表すDCで与えると、与えた瞬間に
位置調整電圧V39で磁気ヘッド駆動装置7が駆動する変
化量b・V39に応じた位置変化を起こし、その後位置制
御ループのサーボ帯域の遮断周波数を決める時定数TR
で収束する。収束までの時間応答を早くするには点線で
表すような逆特性か、逆特性に類似の特性を与えるか、
実施例1、2のように動作開始から記録開始までのみ収
束を早くすれば良い。
応答は、図11に示すように実施例3と異なり、位置調
整電圧V39を実線で表すDCで与えると、与えた瞬間に
位置調整電圧V39で磁気ヘッド駆動装置7が駆動する変
化量b・V39に応じた位置変化を起こし、その後位置制
御ループのサーボ帯域の遮断周波数を決める時定数TR
で収束する。収束までの時間応答を早くするには点線で
表すような逆特性か、逆特性に類似の特性を与えるか、
実施例1、2のように動作開始から記録開始までのみ収
束を早くすれば良い。
【0074】ところで、上記説明ではDCバイアス回路
39、39aと加算器40、40aが位相補償回路5
7、57aの後段に位置している場合について説明した
が、DCバイアス回路39、39aと加算器40、40
aが位相補償回路57、57aの後段の電圧動作部分に
追加されているのであれば、同様の効果が得られること
は言うまでもない。また位置情報の検出が交流磁界によ
るものでなくても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
39、39aと加算器40、40aが位相補償回路5
7、57aの後段に位置している場合について説明した
が、DCバイアス回路39、39aと加算器40、40
aが位相補償回路57、57aの後段の電圧動作部分に
追加されているのであれば、同様の効果が得られること
は言うまでもない。また位置情報の検出が交流磁界によ
るものでなくても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0075】実施例5.図12はこの発明の実施例5を
示す温度特性補正装置を備えた可動ヘッド位置制御系の
ブロック回路図で、43、43aは温度可変電圧V43を
発生させる温度可変バイアス回路、44、44aは加算
器である。
示す温度特性補正装置を備えた可動ヘッド位置制御系の
ブロック回路図で、43、43aは温度可変電圧V43を
発生させる温度可変バイアス回路、44、44aは加算
器である。
【0076】図13(a),(b)はそれぞれ温度可変
バイアス回路43,43aの具体例を示す図で、43v
はプラス電源、43uはマイナス電源、43Tは温度に
より抵抗値の変化する感熱抵抗、43Rは抵抗、43A
はアンプ、43Sは温度変化を電圧変化に変えるセン
サ、43Mはセンサ43Sによる電圧に応じて温度可変
電圧V43発生させるメモリーマイコンである。
バイアス回路43,43aの具体例を示す図で、43v
はプラス電源、43uはマイナス電源、43Tは温度に
より抵抗値の変化する感熱抵抗、43Rは抵抗、43A
はアンプ、43Sは温度変化を電圧変化に変えるセン
サ、43Mはセンサ43Sによる電圧に応じて温度可変
電圧V43発生させるメモリーマイコンである。
【0077】次に、この実施例5の動作について説明す
る。図29に示した従来例では、可動ヘッド16の制御
位置は、交流発生磁界制御系により、オーディオヘッド
37の位置と同一になり、交流磁界発生コイル45、4
5aの取り付け位置や温度による伸縮の影響を受けな
い。
る。図29に示した従来例では、可動ヘッド16の制御
位置は、交流発生磁界制御系により、オーディオヘッド
37の位置と同一になり、交流磁界発生コイル45、4
5aの取り付け位置や温度による伸縮の影響を受けな
い。
【0078】しかし、本実施例5のように交流発生磁界
制御系を持たない場合、可動ヘッド16の制御位置は交
流磁界発生コイル45、45aの取り付け位置により決
まり、交流磁界発生コイル45、45aの温度による伸
縮に応じて制御位置が変化し、この結果、可動ヘッド1
6とオーディオヘッド37との段差は温度により変化を
生じる。
制御系を持たない場合、可動ヘッド16の制御位置は交
流磁界発生コイル45、45aの取り付け位置により決
まり、交流磁界発生コイル45、45aの温度による伸
縮に応じて制御位置が変化し、この結果、可動ヘッド1
6とオーディオヘッド37との段差は温度により変化を
生じる。
【0079】そこで温度可変バイアス回路43、43
a、加算器44、44aで構成する温特補正装置を備え
ることで温度可変電圧V43をフィードバックループ内に
与え、温度可変電圧V43に応じた可動ヘッド16の位置
を変化させ、温度による伸縮をキャンセルさせること
で、温度による段差変化を解消することができる。
a、加算器44、44aで構成する温特補正装置を備え
ることで温度可変電圧V43をフィードバックループ内に
与え、温度可変電圧V43に応じた可動ヘッド16の位置
を変化させ、温度による伸縮をキャンセルさせること
で、温度による段差変化を解消することができる。
【0080】次に、図13(a),(b)に示した温度
可変バイアス回路の具体例について説明する。図13
(a)の構成例では、プラス電源43vとマイナス電源
43uによる電圧を、感熱抵抗43Tと抵抗43Rで抵
抗分割し、常温では可動ヘッド16の位置を変化させな
い0Vに設定し、感熱抵抗43Tの温度による抵抗変化
で生じる分割電圧の変化が交流磁界発生コイル45、4
5aの温度による伸縮をキャンセルする電圧値になるよ
うにアンプ43Aで増幅して、温度可変電圧V43を得
る。図13(b)の構成例では、センサ43Sで検出さ
れた温度変化による電圧変化を、センサ43Sによる電
圧に応じて交流磁界発生コイル45、45aの温度によ
る伸縮をキャンセルするような電圧値を発生させるメモ
リーマイコン43Mに入力して温度可変電圧V43を得
る。この結果、交流発生磁界制御系を持たなくとも、交
流磁界発生コイル45、45aの温度による伸縮による
影響を解消することができる可動ヘッドの位置制御を実
現できる。
可変バイアス回路の具体例について説明する。図13
(a)の構成例では、プラス電源43vとマイナス電源
43uによる電圧を、感熱抵抗43Tと抵抗43Rで抵
抗分割し、常温では可動ヘッド16の位置を変化させな
い0Vに設定し、感熱抵抗43Tの温度による抵抗変化
で生じる分割電圧の変化が交流磁界発生コイル45、4
5aの温度による伸縮をキャンセルする電圧値になるよ
うにアンプ43Aで増幅して、温度可変電圧V43を得
る。図13(b)の構成例では、センサ43Sで検出さ
れた温度変化による電圧変化を、センサ43Sによる電
圧に応じて交流磁界発生コイル45、45aの温度によ
る伸縮をキャンセルするような電圧値を発生させるメモ
リーマイコン43Mに入力して温度可変電圧V43を得
る。この結果、交流発生磁界制御系を持たなくとも、交
流磁界発生コイル45、45aの温度による伸縮による
影響を解消することができる可動ヘッドの位置制御を実
現できる。
【0081】実施例6.図14はこの発明の実施例6を
示す可動ヘッドーオーディオヘッド間段差調整装置を備
えた可動ヘッドの位置固定制御系のブロック回路図で、
41は位置調整電圧V41を発生させるDCバイアス回
路、42は加算器である。
示す可動ヘッドーオーディオヘッド間段差調整装置を備
えた可動ヘッドの位置固定制御系のブロック回路図で、
41は位置調整電圧V41を発生させるDCバイアス回
路、42は加算器である。
【0082】図15はオーディオヘッド位置での可動ヘ
ッド16の二つの信号成分H(A) 、L(A) による交流発
生磁界制御系のブロック線図で、M(A) は信号成分L
(A) の制御後の値、62sは可変ゲインコントロールア
ンプ62のゲイン要素で、Gはゲインの値、62pはゲ
イン変化を与える減算器成分である。
ッド16の二つの信号成分H(A) 、L(A) による交流発
生磁界制御系のブロック線図で、M(A) は信号成分L
(A) の制御後の値、62sは可変ゲインコントロールア
ンプ62のゲイン要素で、Gはゲインの値、62pはゲ
イン変化を与える減算器成分である。
【0083】図16は可動ヘッドとオーディオヘッド間
段差調整装置による可動ヘッド16の位置の移動特性を
示す図で、M0(A)は位置調整電圧V41を与えないときの
信号成分L(A) の制御後の値、M0 は原点0とM0(A)を
通る制御後の信号振幅電圧、Mは原点0とM(A) を通る
信号振幅電圧、yA はオーディオヘッド37の位置、y
41はHとMが等しくなる位置である。
段差調整装置による可動ヘッド16の位置の移動特性を
示す図で、M0(A)は位置調整電圧V41を与えないときの
信号成分L(A) の制御後の値、M0 は原点0とM0(A)を
通る制御後の信号振幅電圧、Mは原点0とM(A) を通る
信号振幅電圧、yA はオーディオヘッド37の位置、y
41はHとMが等しくなる位置である。
【0084】次に、実施例6の動作について説明する。
図15よりオーディオヘッド位置yA での二つの信号成
分H(A) 、L(A) の内、L(A) は可動ヘッドとオーディ
オヘッド間段差調整装置によりM(A) となり、その値は M(A) =H(A)+{L(A)−H(A)}/(1+G)+V
41・G/(1+G) で表される。
図15よりオーディオヘッド位置yA での二つの信号成
分H(A) 、L(A) の内、L(A) は可動ヘッドとオーディ
オヘッド間段差調整装置によりM(A) となり、その値は M(A) =H(A)+{L(A)−H(A)}/(1+G)+V
41・G/(1+G) で表される。
【0085】位置調整電圧V41が与えられていない従来
の状態では、ゲインGが大きければ、M0(A)とH(A)と
の差は無視し得る大きさとなり、オーディオヘッド位置
yAでHとM0 が等しくなる。この結果、可動ヘッド1
6の制御位置は、HとM0 が等しくなる位置となるので
オーディオヘッド37の位置yA と等しくなり、可動ヘ
ッドとオーディオヘッド間段差が解消される。すなわ
ち、可動ヘッド16の位置はオーディオヘッド37の位
置yA で決まり、交流磁界発生コイル45、45aの取
り付け位置や温度による伸縮の影響を受けない。
の状態では、ゲインGが大きければ、M0(A)とH(A)と
の差は無視し得る大きさとなり、オーディオヘッド位置
yAでHとM0 が等しくなる。この結果、可動ヘッド1
6の制御位置は、HとM0 が等しくなる位置となるので
オーディオヘッド37の位置yA と等しくなり、可動ヘ
ッドとオーディオヘッド間段差が解消される。すなわ
ち、可動ヘッド16の位置はオーディオヘッド37の位
置yA で決まり、交流磁界発生コイル45、45aの取
り付け位置や温度による伸縮の影響を受けない。
【0086】ここで、位置調整電圧V41が与えられる
と、M0(A)はV41に応じた値で変化しM(A)となり、そ
の結果、可動ヘッド16の制御位置は、HとMが等しく
なる位置y41に移動するので、位置調整電圧V41によっ
てオーディオヘッド37の位置yA から任意な位置に移
動させることができる。
と、M0(A)はV41に応じた値で変化しM(A)となり、そ
の結果、可動ヘッド16の制御位置は、HとMが等しく
なる位置y41に移動するので、位置調整電圧V41によっ
てオーディオヘッド37の位置yA から任意な位置に移
動させることができる。
【0087】ところで、上記説明ではDCバイアス回路
41と加算器42が差動アンプ61の後段に位置してい
る場合について説明したが、図15のブロック線図の構
成となる位置にあれば、同様の効果が得られることは言
うまでもない。また、位置情報の検出が交流磁界による
ものでなくても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
41と加算器42が差動アンプ61の後段に位置してい
る場合について説明したが、図15のブロック線図の構
成となる位置にあれば、同様の効果が得られることは言
うまでもない。また、位置情報の検出が交流磁界による
ものでなくても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0088】実施例7.図17はこの発明の実施例7を
示すブロック回路図で、従来例の発振回路及びバンドパ
スフィルタが二系統で構成されているに対し、発振回路
及びバンドパスフィルタが一系統で構成されていて、交
流磁界発生コイル45、45aに交流電圧が同時に入力
しないようにする装置を備えた可動ヘッドの位置固定制
御系のブロック回路図で、66はスイッチ回路である。
示すブロック回路図で、従来例の発振回路及びバンドパ
スフィルタが二系統で構成されているに対し、発振回路
及びバンドパスフィルタが一系統で構成されていて、交
流磁界発生コイル45、45aに交流電圧が同時に入力
しないようにする装置を備えた可動ヘッドの位置固定制
御系のブロック回路図で、66はスイッチ回路である。
【0089】この発明の動作を図18で説明する。図1
8は発振回路を一系統で構成して交流磁界発生コイル4
5、45aを同一周波数で発信させた場合において、交
流磁界発生コイル45、45aの取り付け位置と出力波
形の関係を示したもので、図18(a)のように交流磁
界発生コイル45、45a間隔が広ければ、両交流磁界
発生コイル45、45aに同一周波数で同時に交流磁界
を発生させてもそれぞれの出力を分離して検出できる。
8は発振回路を一系統で構成して交流磁界発生コイル4
5、45aを同一周波数で発信させた場合において、交
流磁界発生コイル45、45aの取り付け位置と出力波
形の関係を示したもので、図18(a)のように交流磁
界発生コイル45、45a間隔が広ければ、両交流磁界
発生コイル45、45aに同一周波数で同時に交流磁界
を発生させてもそれぞれの出力を分離して検出できる。
【0090】しかし、図18(b)のように交流磁界発
生コイル45、45a間が近接している場合では、従来
実施例のように交流磁界発生コイル45、45aを常に
発振させると検出信号は同一周波数で合成されるので分
離できない。
生コイル45、45a間が近接している場合では、従来
実施例のように交流磁界発生コイル45、45aを常に
発振させると検出信号は同一周波数で合成されるので分
離できない。
【0091】そこで、図18(c)のようにスイッチ回
路66により交流磁界発生コイル45、45aに交流電
圧が同時に入力しないようにすることで、交流磁界発生
コイル45、45aのそれぞれの出力は合成されず分離
して検出できる。この結果、従来例に対して部品点数の
削減による簡略な回路構成の実現と、磁気ヘッドが交流
磁界発生コイル45、45aの近傍に来たときのみ交流
電圧を入力することによる交流磁界発生コイル45、4
5aの消費電力の減少が実現できる。
路66により交流磁界発生コイル45、45aに交流電
圧が同時に入力しないようにすることで、交流磁界発生
コイル45、45aのそれぞれの出力は合成されず分離
して検出できる。この結果、従来例に対して部品点数の
削減による簡略な回路構成の実現と、磁気ヘッドが交流
磁界発生コイル45、45aの近傍に来たときのみ交流
電圧を入力することによる交流磁界発生コイル45、4
5aの消費電力の減少が実現できる。
【0092】ところで、上記説明では発振回路及びバン
ドパスフィルタが二系統で構成されている場合について
説明したが、二系統以上で構成されている場合でも交流
電圧が同時に入力しないようにすれば全ての交流磁界を
分離して検出できることは言うまでもない。
ドパスフィルタが二系統で構成されている場合について
説明したが、二系統以上で構成されている場合でも交流
電圧が同時に入力しないようにすれば全ての交流磁界を
分離して検出できることは言うまでもない。
【0093】実施例8.図19はこの発明の実施例8を
示す図で、可動ヘッド16を構成する二片のコアの片方
に巻線を追加して、その巻線から上記交流磁界の検出信
号による当該可動ヘッドの位置情報を検出する手段を備
えたものである。図において、16Gは可動ヘッド16
の磁気ギャップ、16F、16Rは可動ヘッドを構成す
る二片のコア、16Lは可動ヘッドの巻線、16Sは片
方のコアの追加巻線である。
示す図で、可動ヘッド16を構成する二片のコアの片方
に巻線を追加して、その巻線から上記交流磁界の検出信
号による当該可動ヘッドの位置情報を検出する手段を備
えたものである。図において、16Gは可動ヘッド16
の磁気ギャップ、16F、16Rは可動ヘッドを構成す
る二片のコア、16Lは可動ヘッドの巻線、16Sは片
方のコアの追加巻線である。
【0094】次に、実施例8の動作を説明する。図19
(a)は、可動ヘッド16の磁気ギャップ16Gによっ
て磁気テープ20から検出された磁界が、コア16F、
16Rそれぞれについて、どの向きに貫くかを示したも
ので、磁界はコア16F、16Rに対して逆方向に貫
く。このとき巻線16Lは、巻線16Lのコア16F、
16Rそれぞれの巻線部分ごとに発生する誘導起電力が
同相になるように巻き付けられている。
(a)は、可動ヘッド16の磁気ギャップ16Gによっ
て磁気テープ20から検出された磁界が、コア16F、
16Rそれぞれについて、どの向きに貫くかを示したも
ので、磁界はコア16F、16Rに対して逆方向に貫
く。このとき巻線16Lは、巻線16Lのコア16F、
16Rそれぞれの巻線部分ごとに発生する誘導起電力が
同相になるように巻き付けられている。
【0095】これに対し、図19(b)のように交流磁
界発生コイル45の磁界を検出する場合は、磁界は磁気
ギャップ16Gによる検出よりも、主に交流磁界発生コ
イル45の磁界が直接に巻線16Lのコア16F、16
Rそれぞれの巻線部分ごとに貫くことから検出される。
このとき、図19(a)に対してコア16Fを貫く磁界
は逆方向なので、巻線16Lのコア16F、16Rそれ
ぞれの巻線部分ごとに発生する誘導起電力は、逆相で、
かつ巻線16Lのコア16F、16Rそれぞれ巻線部分
ごとが、交流磁界発生コイル45に最も近づいたときに
最大値になるので位相差を持つ。
界発生コイル45の磁界を検出する場合は、磁界は磁気
ギャップ16Gによる検出よりも、主に交流磁界発生コ
イル45の磁界が直接に巻線16Lのコア16F、16
Rそれぞれの巻線部分ごとに貫くことから検出される。
このとき、図19(a)に対してコア16Fを貫く磁界
は逆方向なので、巻線16Lのコア16F、16Rそれ
ぞれの巻線部分ごとに発生する誘導起電力は、逆相で、
かつ巻線16Lのコア16F、16Rそれぞれ巻線部分
ごとが、交流磁界発生コイル45に最も近づいたときに
最大値になるので位相差を持つ。
【0096】その結果、可動ヘッド16の検出信号すな
わち巻線16L出力は、巻線16Lのコア16F、16
Rそれぞれの巻線部分ごとに発生する誘導起電力の合成
成分で、二つの出力ピークがあり、その最大値はコア1
6F、16Rそれぞれの巻線部分ごとに発生する逆相の
誘導起電力を合成することによる出力低下を招く。
わち巻線16L出力は、巻線16Lのコア16F、16
Rそれぞれの巻線部分ごとに発生する誘導起電力の合成
成分で、二つの出力ピークがあり、その最大値はコア1
6F、16Rそれぞれの巻線部分ごとに発生する逆相の
誘導起電力を合成することによる出力低下を招く。
【0097】そこで、片方のコアの追加巻線16Sで検
出することで、逆相の誘導起電力を合成することによる
出力低下を招かない検出信号を得ることができる。
出することで、逆相の誘導起電力を合成することによる
出力低下を招かない検出信号を得ることができる。
【0098】また、図19(c)のようにダブルアジマ
スヘッドの場合は、追加巻線16Sをコアサイズの大き
いコア16Fに巻き付けることでコアサイズの小さいコ
ア16Rより大きい検出信号が得られる。
スヘッドの場合は、追加巻線16Sをコアサイズの大き
いコア16Fに巻き付けることでコアサイズの小さいコ
ア16Rより大きい検出信号が得られる。
【0099】ところで、図19(d)に示すようにコア
16Fもしくはコア16Rによる出力だけを巻線16L
から取り出せるようにするスイッチ回路16Wを追加す
ることによっても上記実施例8と同様な効果を得られる
ことは言うまでもない。
16Fもしくはコア16Rによる出力だけを巻線16L
から取り出せるようにするスイッチ回路16Wを追加す
ることによっても上記実施例8と同様な効果を得られる
ことは言うまでもない。
【0100】また、上記説明では可動ヘッドを二片のコ
アで構成されている場合について説明したが、オーディ
オヘッド、また二片のコア以上で構成されている磁気ヘ
ッドの場合でも、一つのコアに追加巻線をすれば同様の
効果を得られることは言うまでもない。
アで構成されている場合について説明したが、オーディ
オヘッド、また二片のコア以上で構成されている磁気ヘ
ッドの場合でも、一つのコアに追加巻線をすれば同様の
効果を得られることは言うまでもない。
【0101】実施例9.図20は、接続部15、17が
交流磁界発生コイル45、45aの発生磁界から誘導起
電力を検出することを示す可動ヘッド位置制御装置の透
視図、図21はこの発明の実施例9の構成を示す図で、
図21(a)は上記誘導起電力による影響を示す図、図
21(b)は上記誘導起電力による影響をキャンセルす
る手段の一例を示す図で、15a、15b、17a、1
7bはそれぞれ可動ヘッド16a、16b側の接続部で
ある。
交流磁界発生コイル45、45aの発生磁界から誘導起
電力を検出することを示す可動ヘッド位置制御装置の透
視図、図21はこの発明の実施例9の構成を示す図で、
図21(a)は上記誘導起電力による影響を示す図、図
21(b)は上記誘導起電力による影響をキャンセルす
る手段の一例を示す図で、15a、15b、17a、1
7bはそれぞれ可動ヘッド16a、16b側の接続部で
ある。
【0102】次に、実施例9の動作を説明する。図20
より、可動ヘッド16から配線板11に、そして配線板
11からロータリートランス10に接続する接続部1
5、17が形成する閉回路は、交流磁界発生コイル4
5、45aから可動ヘッド16と同じ方向にあるので、
図39に示すシールド45Sによる遮蔽は行われず、磁
界Baが閉回路を貫くことで誘導起電力が発生し、可動
ヘッド16a、16bの検出信号に重畳する。
より、可動ヘッド16から配線板11に、そして配線板
11からロータリートランス10に接続する接続部1
5、17が形成する閉回路は、交流磁界発生コイル4
5、45aから可動ヘッド16と同じ方向にあるので、
図39に示すシールド45Sによる遮蔽は行われず、磁
界Baが閉回路を貫くことで誘導起電力が発生し、可動
ヘッド16a、16bの検出信号に重畳する。
【0103】図21(a)で示すように、接続部15
a、15bの幾何学的条件が異なると、磁界がそれぞれ
の閉回路を貫くことで発生する誘導起電力の大きさ、位
相が異なり、可動ヘッド16a、16bとの重畳による
合成出力に差を生じるため、可動ヘッド16a、16b
の制御位置に段差を生じる。
a、15bの幾何学的条件が異なると、磁界がそれぞれ
の閉回路を貫くことで発生する誘導起電力の大きさ、位
相が異なり、可動ヘッド16a、16bとの重畳による
合成出力に差を生じるため、可動ヘッド16a、16b
の制御位置に段差を生じる。
【0104】そこで図21(b)のように、接続部15
a、15bが形成する閉回路を貫くことで発生する誘導
起電力を、可動ヘッド16a、16bの検出信号に重畳
しない幾何学的位置に持っていくことにより、サンプル
ホールド点で可動ヘッド16a、16bの検出信号に重
畳しないようにすることで、この影響を解消できる。
a、15bが形成する閉回路を貫くことで発生する誘導
起電力を、可動ヘッド16a、16bの検出信号に重畳
しない幾何学的位置に持っていくことにより、サンプル
ホールド点で可動ヘッド16a、16bの検出信号に重
畳しないようにすることで、この影響を解消できる。
【0105】ここで接続部17a、17bの影響は、磁
気ヘッド駆動装置7a、7bが対称位置で幾何学的条件
が同一として、可動ヘッド16a、16bとの合成出力
に差を生じないものとしている。
気ヘッド駆動装置7a、7bが対称位置で幾何学的条件
が同一として、可動ヘッド16a、16bとの合成出力
に差を生じないものとしている。
【0106】ところで、接続部15a、15bも対称位
置で幾何学的条件が同一の場合、または接続部15、1
7が磁気的にシールドされていて交流磁界発生コイル4
5、45aからの磁界を検出しないようにする場合、ま
たは接続部15、17を撚り線にすることで交流磁界発
生コイル45、45aからの磁界を検出しないようにす
る場合でも上記実施例9と同様な効果を得られることは
言うまでもない。
置で幾何学的条件が同一の場合、または接続部15、1
7が磁気的にシールドされていて交流磁界発生コイル4
5、45aからの磁界を検出しないようにする場合、ま
たは接続部15、17を撚り線にすることで交流磁界発
生コイル45、45aからの磁界を検出しないようにす
る場合でも上記実施例9と同様な効果を得られることは
言うまでもない。
【0107】実施例10.図22はこの発明の実施例1
0を示す図で、二つのコイル間のイの部分を太くした磁
芯45CII、45CIII で交流磁界発生コイルを構成し
たもので、図22(a)に従来例を示し、図22(b)
にコイル45U、コイル45Lの厚みのセンタとしたも
のを、図22(c)にコイル45U、コイル45Lの厚
みと同じにした、磁芯45CII,45CIII の形状と磁
束線分布の関係を示す。図23は磁芯の形状ごとの磁気
ヘッド位置による磁界検出信号の変化を示す。
0を示す図で、二つのコイル間のイの部分を太くした磁
芯45CII、45CIII で交流磁界発生コイルを構成し
たもので、図22(a)に従来例を示し、図22(b)
にコイル45U、コイル45Lの厚みのセンタとしたも
のを、図22(c)にコイル45U、コイル45Lの厚
みと同じにした、磁芯45CII,45CIII の形状と磁
束線分布の関係を示す。図23は磁芯の形状ごとの磁気
ヘッド位置による磁界検出信号の変化を示す。
【0108】図より、上記実施例10の交流磁界発生コ
イルによる磁界検出信号は、従来例より大きい値が得ら
れ特性向上が図れるので、位置制御ループゲインの設定
自由度を広げることができる。ここでコイル間磁芯の太
さがコイルと同じ45CIIIでは、磁気ヘッドが近接さ
せた場合、磁束線の集中による極点をさければ最も特性
が良い。また磁芯の太くなったところにコイル端を当て
ることで、容易に組立時の位置決めをすることができ
る。
イルによる磁界検出信号は、従来例より大きい値が得ら
れ特性向上が図れるので、位置制御ループゲインの設定
自由度を広げることができる。ここでコイル間磁芯の太
さがコイルと同じ45CIIIでは、磁気ヘッドが近接さ
せた場合、磁束線の集中による極点をさければ最も特性
が良い。また磁芯の太くなったところにコイル端を当て
ることで、容易に組立時の位置決めをすることができ
る。
【0109】実施例11.図24はこの発明の実施例1
1を示す図で、可動ヘッドまたは固定ヘッドに着磁した
磁界を消磁させる交流磁界を発生する装置を備えた可動
ヘッドの位置固定制御系のブロック回路図で、67はス
イッチ回路、68は消磁信号発生回路である。図より、
スイッチ回路67によって、消磁信号発生回路68で発
生させた消磁信号が交流磁界発生コイル45に入力し、
消磁磁界を発生させることで、可動ヘッドまたは固定ヘ
ッドに着磁した磁界を消磁させることができる。
1を示す図で、可動ヘッドまたは固定ヘッドに着磁した
磁界を消磁させる交流磁界を発生する装置を備えた可動
ヘッドの位置固定制御系のブロック回路図で、67はス
イッチ回路、68は消磁信号発生回路である。図より、
スイッチ回路67によって、消磁信号発生回路68で発
生させた消磁信号が交流磁界発生コイル45に入力し、
消磁磁界を発生させることで、可動ヘッドまたは固定ヘ
ッドに着磁した磁界を消磁させることができる。
【0110】ところで、上記各実施例は、必要に応じて
同時に搭載してもよいことはいうまでもない。
同時に搭載してもよいことはいうまでもない。
【0111】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0112】動作開始時のみ制御位置までの収束を速く
することにより、記録状態への移行に対する反応を早く
することができる効果がある。
することにより、記録状態への移行に対する反応を早く
することができる効果がある。
【0113】また、バイアス電圧に応じて可動ヘッドを
任意な位置に調整することができる効果がある。
任意な位置に調整することができる効果がある。
【0114】また、交流磁界発生コイルの温度伸縮によ
って起こる制御位置の温度変化を温度に応じて変化する
バイアス電圧によりキャンセルすることで、制御位置の
温度変化が生じない可動ヘッド位置制御系を実現するこ
とができる効果がある。
って起こる制御位置の温度変化を温度に応じて変化する
バイアス電圧によりキャンセルすることで、制御位置の
温度変化が生じない可動ヘッド位置制御系を実現するこ
とができる効果がある。
【0115】また、バイアス電圧に応じて可動ヘッドと
オーディオヘッド間に任意のヘッド間段差が得られる効
果がある。
オーディオヘッド間に任意のヘッド間段差が得られる効
果がある。
【0116】また、スイッチ回路で切り換えて複数の交
流磁界発生コイルに交流電圧が同時に入力しないように
することで、単一の発振周波数による位置制御を可能と
し、回路の簡略化をすることができる効果がある。
流磁界発生コイルに交流電圧が同時に入力しないように
することで、単一の発振周波数による位置制御を可能と
し、回路の簡略化をすることができる効果がある。
【0117】また、上記可動ヘッドを構成する複数のコ
アの片方に追加した巻線で当該可動ヘッドの位置情報を
検出することにより、可動ヘッドによるより出力の大き
い検出信号を得ることができる効果がある。
アの片方に追加した巻線で当該可動ヘッドの位置情報を
検出することにより、可動ヘッドによるより出力の大き
い検出信号を得ることができる効果がある。
【0118】また、回転ドラム内の接続部が磁気ヘッド
の検出信号に影響を与えないようにすることで、可動ヘ
ッドの制御位置に段差を生じさせない効果がある。
の検出信号に影響を与えないようにすることで、可動ヘ
ッドの制御位置に段差を生じさせない効果がある。
【0119】また、磁芯の太さを変えることで、コイル
組立時の位置決めを容易にし、特性を向上することがで
きる効果がある。
組立時の位置決めを容易にし、特性を向上することがで
きる効果がある。
【0120】また、着磁した可動ヘッドまたは固定ヘッ
ドを消磁することで、磁気ヘッドの電磁変換特性の劣化
を起こさせない効果がある。
ドを消磁することで、磁気ヘッドの電磁変換特性の劣化
を起こさせない効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す可動ヘッド位置制御
系のブロック回路図である。
系のブロック回路図である。
【図2】この発明の実施例1の可動ヘッド位置制御可能
範囲内での交流磁界発生コイルの信号成分H、Lの傾き
を示す図である。
範囲内での交流磁界発生コイルの信号成分H、Lの傾き
を示す図である。
【図3】この発明の実施例1を示す可動ヘッド位置制御
系のブロック線図である。
系のブロック線図である。
【図4】この発明の実施例1による可動ヘッド位置制御
の時間軸応答を示す図である。
の時間軸応答を示す図である。
【図5】 この発明の実施例2を示す可動ヘッド位置制
御系のブロック回路図である。
御系のブロック回路図である。
【図6】この発明の実施例3を示す可動ヘッド位置制御
系のブロック回路図である。
系のブロック回路図である。
【図7】この発明の実施例3を示す可動ヘッド位置制御
系のブロック線図である。
系のブロック線図である。
【図8】この発明の実施例3による可動ヘッド位置の移
動を示す図である。
動を示す図である。
【図9】この発明の実施例3による可動ヘッド位置制御
の時間軸応答特性を示す図である。
の時間軸応答特性を示す図である。
【図10】 この発明の実施例4を示す可動ヘッド位置
制御系のブロック線図である。
制御系のブロック線図である。
【図11】この発明の実施例4による可動ヘッド位置制
御の時間軸応答特性を示す図である。
御の時間軸応答特性を示す図である。
【図12】 この発明の実施例5を示す可動ヘッド位置
制御系のブロック回路図である。
制御系のブロック回路図である。
【図13】この発明の実施例5の温度可変バイアス回路
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
【図14】この発明の実施例6を示す可動ヘッドの位置
固定制御系のブロック回路図である。
固定制御系のブロック回路図である。
【図15】この発明の実施例6のオーディオヘッド位置
での信号成分H(A) 、L(A) に着目して構成した交流発
生磁界制御系のブロック線図である。
での信号成分H(A) 、L(A) に着目して構成した交流発
生磁界制御系のブロック線図である。
【図16】この発明の実施例6による可動ヘッド位置の
移動特性を示す図である。
移動特性を示す図である。
【図17】この発明の実施例7を示す可動ヘッドの位置
固定制御系のブロック回路図である。
固定制御系のブロック回路図である。
【図18】この発明の実施例7の動作説明図である。
【図19】この発明の実施例8による可動ヘッドの位置
情報検出手段を示す図である。
情報検出手段を示す図である。
【図20】接続部の磁界検出を示す図である。
【図21】この発明の実施例9による接続部の磁界検出
による影響をキャンセルする手段を示す図である。
による影響をキャンセルする手段を示す図である。
【図22】この発明の実施例10による交流磁界発生コ
イルを示す図である。
イルを示す図である。
【図23】この発明の実施例10による交流磁界発生コ
イルの磁界を示す図である。
イルの磁界を示す図である。
【図24】この発明の実施例11による可動ヘッド位置
制御系のブロック回路図である。
制御系のブロック回路図である。
【図25】従来の磁気記録再生装置による磁界発生装置
の配設位置を示す斜視図である。
の配設位置を示す斜視図である。
【図26】従来の磁気記録再生装置の主要部を示す断面
図である。
図である。
【図27】図26の27−27線矢視図である。
【図28】従来の磁気ヘッド駆動装置7の平面図であ
る。
る。
【図29】図28の29−29線矢視断面図である。
【図30】図28の30−30線矢視側面図である。
【図31】従来の回転ドラムに搭載されている磁気ヘッ
ドの構成を示す平面図である。
ドの構成を示す平面図である。
【図32】従来の磁気ヘッド駆動部の駆動電流と可動ヘ
ッドの変位量の間のヒステリシス特性を示す図である。
ッドの変位量の間のヒステリシス特性を示す図である。
【図33】従来の磁気記録再生装置御による記録トラッ
クパタ−ンを示す図である。
クパタ−ンを示す図である。
【図34】従来の可動ヘッドの位置制御系のブロック回
路図である。
路図である。
【図35】可動ヘッド検出信号の変化を示す図である。
【図36】交流磁界発生コイルの断面図である。
【図37】交流磁界発生コイルの反発する交流磁束の様
子を示す図である。
子を示す図である。
【図38】磁界の磁束方向と可動ヘッド位置による磁界
検出信号の対応を示す図である。
検出信号の対応を示す図である。
【図39】シールドを備えた交流磁界発生コイルを示す
図である。
図である。
5 回転ドラム 7 磁気ヘッド駆動装置 16 可動ヘッド 16S 追加巻線 16W スイッチ回路 20 磁気テ−プ 37 オ−ディオヘッド 39 DCバイアス回路 39a DCバイアス回路 40 加算器 40a 加算器 41 DCバイアス回路 42 加算器 43 温度可変バイアス回路 43a 温度可変バイアス回路 43v プラス電源 43u マイナス電源 43T 感熱抵抗 43R 抵抗 43A アンプ 43S センサ 43M メモリーマイコン 44 加算器 44a 加算器 45 交流磁界発生コイル 45a 交流磁界発生コイル 45C 磁芯 45CII 磁芯 45CIII 磁芯 46 ドライバ 46a ドライバ 47 発振回路 47a 発振回路 48 ロータリ−トランス 49 ロータリ−トランス 50 ヘッドアンプ 51 ヘッドアンプ 52 バンドパスフィルタ 52a バンドパスフィルタ 53 バンドパスフィルタ 53a バンドパスフィルタ 54 サンプルホ−ルド回路 54a サンプルホ−ルド回路 55 サンプルホ−ルド回路 55a サンプルホ−ルド回路 56 差動アンプ 56a 差動アンプ 57 位相補償回路 57a 位相補償回路 58 ドライバ 58a ドライバ 59 スイッチ回路 60 タイミングコントロール回路 61 差動アンプ 62 可変ゲインコントロールアンプ 63 可変ゲイン位相補償回路 63a 可変ゲイン位相補償回路 64 タイミングコントロール回路 65 可変時定数位相補償回路 65a 可変時定数位相補償回路 66 スイッチ回路 67 スイッチ回路 68 消磁信号発生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正内容】
【0108】図より、上記実施例10の交流磁界発生コ
イルによる磁界検出信号は、従来例より大きい値が得ら
れ特性向上が図れるので、位置制御ループゲインの設定
自由度を広げることができる。ここでコイル間磁芯の太
さがコイルと同じ45CIIIでは、磁気ヘッドが近接さ
せた場合、磁束線の集中による極点をさければ最も特性
が良い。また磁芯の太くなったところにコイル端を当て
ることで、容易に組立時の位置決めをすることができ
る。
イルによる磁界検出信号は、従来例より大きい値が得ら
れ特性向上が図れるので、位置制御ループゲインの設定
自由度を広げることができる。ここでコイル間磁芯の太
さがコイルと同じ45CIIIでは、磁気ヘッドが近接さ
せた場合、磁束線の集中による極点をさければ最も特性
が良い。また磁芯の太くなったところにコイル端を当て
ることで、容易に組立時の位置決めをすることができ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転軸方向に変化する位
置情報を上記可動ヘッドに与える位置情報発生手段と、
上記可動ヘッドの位置情報を検出する手段と、この検出
された位置情報を上記磁気ヘッド駆動装置へフィ−ドバ
ックして上記可動ヘッドの位置制御を行う手段とを備え
た磁気記録再生装置において、検出された位置情報の増
幅度を変えて上記磁気ヘッド駆動装置へフィ−ドバック
する手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転軸方向に変化する位
置情報を上記可動ヘッドに与える位置情報発生手段と、
上記可動ヘッドの位置情報を検出する手段と、この検出
された位置情報を上記磁気ヘッド駆動装置へフィ−ドバ
ックして上記可動ヘッドの位置制御を行う手段とを備え
た磁気記録再生装置において、時定数を変える位相補償
手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転軸方向に変化する位
置情報を上記可動ヘッドに与える位置情報発生手段と、
上記可動ヘッドの位置情報を検出する手段と、この検出
された位置情報を上記磁気ヘッド駆動装置へフィ−ドバ
ックして上記可動ヘッドの位置制御を行う手段とを備え
た磁気記録再生装置において、上記位置情報発生手段に
よる固定位置を基準として、そこから異なる位置に上記
可動ヘッドを制御する手段を備えたことを特徴とする磁
気記録再生装置。 - 【請求項4】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転軸方向に変化する位
置情報を上記可動ヘッドに与える位置情報発生手段と、
上記可動ヘッドの位置情報を検出する手段と、この検出
された位置情報を上記磁気ヘッド駆動装置へフィ−ドバ
ックして上記可動ヘッドの位置制御を行う手段とを備え
た磁気記録再生装置において、上記交流磁界発生手段に
よる固定位置を基準とし、そこから温度によって異なる
位置に上記可動ヘッドを制御する手段を備えたことを特
徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項5】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転ドラム内に固定され
ている固定ヘッドと、回転軸方向に変化する位置情報を
上記可動ヘッドおよび固定ヘッドに与える位置情報発生
手段と、上記可動ヘッドおよび固定ヘッドの位置情報を
検出する手段と、この検出された位置情報を上記磁気ヘ
ッド駆動装置および位置情報発生手段へフィ−ドバック
して上記可動ヘッドを上記固定ヘッドの位置に固定する
制御を行う手段とを備えた磁気記録再生装置において、
上記固定ヘッドによる制御位置を基準とし、そこから異
なる位置に上記可動ヘッドを制御する手段を備えたこと
を特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項6】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転ドラム内に固定され
ている固定ヘッドと、回転軸方向に変化する交流磁界を
上記可動ヘッドまたは固定ヘッドに与える交流磁界発生
手段と、上記可動ヘッドまたは固定ヘッドによる上記交
流磁界の検出信号から上記可動ヘッドまたは固定ヘッド
の位置情報を検出する手段とを備えた磁気記録再生装置
において、同時に交流磁界を発生しない複数の交流磁界
発生装置で構成された交流磁界発生手段を備えたことを
特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項7】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転ドラム内に固定され
ている固定ヘッドと、回転軸方向に変化する交流磁界を
上記可動ヘッドまたは固定ヘッドに与える交流磁界発生
手段と、上記可動ヘッドまたは固定ヘッドによる上記交
流磁界の検出信号から上記可動ヘッドまたは固定ヘッド
の位置情報を検出する手段とを備えた磁気記録再生装置
において、上記可動ヘッドまたは固定ヘッドを構成する
複数のコアのひとつに巻線を追加して上記交流磁界を検
出する手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装
置。 - 【請求項8】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転ドラム内に固定され
ている固定ヘッドと、回転軸方向に変化する交流磁界を
上記可動ヘッドまたは固定ヘッドに与える交流磁界発生
手段と、上記可動ヘッドまたは固定ヘッドによる上記交
流磁界の検出信号から上記可動ヘッドまたは固定ヘッド
の位置情報を検出する手段とを備えた磁気記録再生装置
において、上記可動ヘッドまたは固定ヘッド以外が交流
磁界発生手段により発生する交流磁界の影響を受けない
手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項9】 回転ドラム内に収納され搭載されている
可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移動
させる磁気ヘッド駆動装置と、回転ドラム内に固定され
ている固定ヘッドと、回転軸方向に変化する交流磁界を
上記可動ヘッドまたは固定ヘッドに与える交流磁界発生
手段と、上記可動ヘッドまたは固定ヘッドによる上記交
流磁界の検出信号から上記可動ヘッドまたは固定ヘッド
の位置情報を検出する手段とを備えた磁気記録再生装置
において、交流磁界発生手段が交流磁界を発生させる二
つのコイルを磁芯を通して対向させ、さらにコイル間の
磁芯の太さが二つのコイルを巻きつけている部分より太
く構成されていることを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項10】 回転ドラム内に収納され搭載されてい
る可動ヘッドを当該回転ドラムの回転軸方向と平行に移
動させる磁気ヘッド駆動装置と、回転ドラム内に固定さ
れている固定ヘッドと、回転軸方向に変化する交流磁界
を上記可動ヘッドまたは固定ヘッドに与える交流磁界発
生手段と、上記可動ヘッドまたは固定ヘッドによる上記
交流磁界の検出信号から上記可動ヘッドまたは固定ヘッ
ドの位置情報を検出する手段とを備えた磁気記録再生装
置において、可動ヘッドまたは固定ヘッドに着磁した磁
界を消磁させる交流磁界を発生するように構成された交
流磁界発生手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1249593A JPH06223348A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1249593A JPH06223348A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06223348A true JPH06223348A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11806964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1249593A Pending JPH06223348A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06223348A (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1249593A patent/JPH06223348A/ja active Pending
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