JPH0622335Y2 - レジン製義歯床成形装置 - Google Patents

レジン製義歯床成形装置

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JPH0622335Y2
JPH0622335Y2 JP1991073493U JP7349391U JPH0622335Y2 JP H0622335 Y2 JPH0622335 Y2 JP H0622335Y2 JP 1991073493 U JP1991073493 U JP 1991073493U JP 7349391 U JP7349391 U JP 7349391U JP H0622335 Y2 JPH0622335 Y2 JP H0622335Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、義歯床成形装置に関
し、さらに詳しくは、フラスコ内に形成された義歯床の
石膏型内に溶融状態のレジンを射出注入して義歯床を成
形するレジン製義歯床成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】義歯床の製造は、従来、アクリル系レジ
ン等の熱硬化性レジンを、フラスコ内に形成された義歯
床の石膏型内に加圧注入し、重合固化させて義歯床を得
る方法が用いられていたが、この方法により得られた成
形品は寸法精度が劣り、しかも耐衝撃性、耐摩耗性も劣
るものであった。
【0003】この方法に替るものとして、近年、ポリス
ルホンレジン等の熱可塑性レジンを、フラスコ内に形成
された義歯床の石膏型内に射出注入して、耐衝撃性、耐
摩耗性等に優れた義歯床を得る方法が提案されている。
【0004】従来の、フラスコの義歯床石膏型内に熱可
塑性レジンを射出注入して義歯床を成形するレジン製義
歯床成形装置としては、図8に示すように、油圧機構を
備えた油圧プレスユニット(50)と、油圧プレスユニット
(50)の上方に設けられたフラスコ載置用のテーブル(51)
と、テーブル(51)に立設された2本の支柱(52)と、支柱
(52)の高さ方向中間部に水平に架設されかつ貫通孔(53)
を有する下部支持部材(54)と、下部支持部材(54)の下面
に貫通孔(53)と連通するように設けられかつレジン射出
口(55)を底壁に有するシリンダ(56)と、シリンダ(56)内
壁の周囲に設けられたレジン加熱溶融用ヒータ(57)と、
支柱(52)の各上端にわたって水平に設けられた上部支持
部材(58)と、上部支持部材(58)の上面に設けられかつ油
圧プレスユニット(50)から圧油が供給されるピストンロ
ッド駆動用油圧シリンダ(59)と、油圧シリンダ(59)によ
り昇降駆動されかつ下端にレジン加圧用ピストン(60)を
有するピストンロッド(61)と、テーブル(51)に載置され
かつレジン射出口(55)の下方に位置するレジン注入口(6
2)を頂部に有するフラスコ(F) とを具備してなるものが
あった。レジン(R) は、貫通孔(53)からシリンダ(56)内
に充填されて、レジン加熱溶融用ヒータ(57)により加熱
溶融される。そして、油圧シリンダ(59)によりピストン
ロッド(61)を下降させると、レジン加圧用ピストン(60)
が貫通孔(53)を通じてシリンダ(56)内に挿入され、レジ
ン(R) を加圧する。加圧されたレジン(R) は、レジン射
出口(55)よりレジン注入口(62)を通じてフラスコ(F) の
義歯床石膏型(S) 内に射出注入されて、レジン製義歯床
が成形される。
【0005】しかしながら、図8に示す装置にあって
は、シリンダ(56)内に充填された溶融状態のレジン(R)
が、ピストン(60)で加圧される前にレジン射出口(55)か
ら漏出して、レジン注入口(62)に付着固化し、これを閉
塞してしまう場合があり、それ故、レジン(R) を射出注
入するさいには、レジン注入口(62)に付着したレジン
(R) をピンセット等で除去したのち速やかにレジン(R)
の射出注入を行なう必要があり、その作業性に難点があ
った。また、レジン(R) の色調や種類を変更する場合に
は、その都度、シリンダ(56)内に清浄用のレジン(R) を
充填して溶融排出させることによって、シリンダ(56)を
清浄する必要があり、面倒であった。しかも、シリンダ
(56)内に溶融状態のレジン(R) を充填したままで、レジ
ン加熱溶融用ヒータ(57)の電源を切ると、レジン(R) が
黒く変色してしまい、それ故、次の作業を行なうには、
変色したレジン(R) を排出させ、さらに清浄用のレジン
によりシリンダ(56)を清浄する必要があり、不経済であ
った。なお、レジン加熱溶融用ヒータ(57)の電源を切ら
ないで、レジン(R) を常時加温しておけば、レジン(R)
の変色を減少させることができるが、ヒータ(57)を常時
使用することにより電気代が嵩みしかもヒータ(57)の寿
命が短くなる。さらに、レジン(R) を高速で射出注入さ
せるためには、ピストンロッド(61)を高速で駆動させる
必要があり、それ故、ピストンロッド駆動用の油圧シリ
ンダ(59)に油圧を供給する油圧プレスユニット(50)は、
非常に大型のものを用いなければならないので、装置全
体の重量が大きくなり、しかも装置が高価なものとなる
という問題があった。
【0006】そこで、上記問題点を一部解決した図9〜
図10に示すレジン製義歯床成形装置が提案された。す
なわち、フラスコケース(71)と、フラスコケース(71)の
上方に配置されたピストンロッド昇降駆動手段(72)と、
昇降駆動手段(72)により昇降駆動されるピストンロッド
(73)と、フラスコケース(71)に収容されかつ頂部にレジ
ン注入口(74)を有するフラスコ(F) と、シリンダ本体(7
5a) とこれの下端部に螺着されたシリンダキャップ(75
b) とよりなりかつレジン注入口(74)に通じるレジン通
路(76)を底壁に有するシリンダ(75)と、シリンダ本体(7
5a) とシリンダキャップ(75b) との間にレジン通路(76)
を覆うようにして介在されたアルミニウム製プレート(7
7)と、シリンダ(75)内に挿入されかつピストンロッド(7
3)の下方に位置するレジン加圧用ピストン(78)とを具備
してなるものである。シリンダ(75)内に充填された溶融
状態のレジン(R) は、ピストンロッド(73)が昇降駆動手
段(72)により下降することによって、レジン加圧用ピス
トン(78)で加圧される。そして、レジン(R) への加圧力
が所要圧に達したところでアルミニウム製プレート(77)
が破断し、その破断箇所からシリンダ(75)のレジン通路
(76)およびフラスコ(F) のレジン注入口(74)を通じてフ
ラスコ(F) の石膏型(S) 内にレジン(R) が射出注入され
て、レジン製義歯床が成形される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図9〜
10に示すレジン製義歯床成形装置にあっても、次のよ
うな問題点があった。
【0008】すなわち、シリンダ(75)に充填されたレジ
ン(R) をレジン加圧用ピストン(78)で加圧してアルミニ
ウム製プレート(77)を破断させることによって、レジン
(R) がフラスコ(F) の義歯床石膏型(S) 内に射出注入さ
れるようになされているので、レジン(R) の射出速度が
遅く、それ故鋳込み不足となって義歯床の成形が失敗す
る場合があった。また、溶融状態のレジン(R) がシリン
ダ(75)内に直接充填されるため、レジン(R) がシリンダ
(75)内に付着して残存するので、レジン(R) の色調や種
類を変更する場合には、その都度、電気炉等を用いて約
600°Cでレジン(R) を焼却して、これを除去する必
要があった。しかも、レジン(R) を焼却する作業は、ひ
どい悪臭や煙を伴うので、室内で行なうには不向きであ
った。また、レジン(R) を焼却すると、シリンダ(75)内
が燃焼物によって汚染されるので、シリンダ(75)を次に
使用するさいには、シリンダ(75)を清浄するといった面
倒な工程が必要であり、しかも清浄によっても燃焼物を
完全に除去することはできないので、そのままシリンダ
(75)を使用すると、成形品に燃焼物が混入して黒色斑点
となってあらわれ、衛生的にも審美的にも悪影響を及ぼ
す場合があった。
【0009】この考案の目的は、上記問題点に鑑みて、
フラスコの義歯床石膏型内にレジンを射出注入してレジ
ン製義歯床を成形するに当って、シリンダを汚染するこ
となく、しかも強力なバネの反発力を利用することによ
り超高速射出成形を可能とした軽量かつ安価なレジン製
義歯床成形装置装置を提供して、より精度の高い成形品
を確実に得ることのできるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案によるレジン製
義歯床成形装置は、上記の目的を達成するために、フラ
スコ内に形成された義歯床の石膏型内に溶融状態のレジ
ンを射出注入して義歯床を成形するレジン製義歯床成形
装置において、複数の垂直ガイド棒に沿って昇降自在に
設けられたテーブルと、テーブルを昇降させる昇降駆動
手段と、ガイド棒の各上端にわたって水平に設けられか
つ貫通孔を有する頂部支持部材と、頂部支持部材の上面
に貫通孔の位置に設けられたバネ収容部と、同収容部に
収められた押バネと、貫通孔およびスライドブッシュに
挿通されかつ押バネで下向きに付勢されるとともに下端
にレジン加圧用ピストンを有するピストンロッドと、テ
ーブル上に載置されかつ頂部にレジン注入口を有するフ
ラスコと、レジン注入口に通じるレジン通路を底壁に有
するシリンダと、シリンダに装填されかつピストンの下
方に位置するアルミニウム製レジンカプセルとを具備し
たことを特徴とするものである。
【0011】昇降駆動手段としては、油圧等の押圧機構
を有するものが用いられるが、特に限定されるものでは
なく、要するにテーブルを昇降し得るものであればよ
い。
【0012】
【作用】レジンカプセル内に溶融状態のレジンが充填せ
しめられて、昇降駆動手段によりテーブルが上昇する
と、ピストンがレジンカプセル内に挿入されて、レジン
がピストンにより加圧される。同時に押バネが圧縮され
る。さらに、レジンが加圧されて、レジンへの加圧力が
所要圧に達したところでレジンカプセルの底壁が破断
し、同時に圧縮されていた押バネの反発力によりピスト
ンが高速で押し下げられ、その破断箇所からシリンダの
レジン通路およびフラスコのレジン注入口を通じて義歯
床石膏型内にレジンが高速で射出注入される。こうし
て、フラスコの義歯床石膏型内にレジンが高速射出注入
されて、成形品が得られる。
【0013】
【実施例】この考案によるレジン製義歯床成形装置の実
施例を、図面を参照しながら以下に詳述する。
【0014】図1〜5は、この考案によるレジン製義歯
床成形装置の実施例を示すものである。図示のレジン製
義歯床成形装置は、フラスコ(F) 内に形成された義歯床
の石膏型(S) 内に溶融状態のレジン(R) を射出注入して
義歯床が成形されるレジン製義歯床成形装置であって、
図1および図3〜5の左右2本の垂直ガイド棒(1) に沿
って昇降自在に設けられたテーブル(2) と、油圧機構で
ロッド(3a)を昇降駆動させることによりテーブル(2) を
昇降させる油圧プレスユニット(3) と、ガイド棒(1) の
各上端にわたって水平に設けられかつ貫通孔(4) および
貫通孔(4) に連通した通路を有する下方突出状のスライ
ドブッシュ(5) を備えた頂部支持部材(6) と、頂部支持
部材(6) の上面の貫通孔(4) の位置に設けられたバネ収
容部(7) と、同収容部(7) に収められた押バネ(8) と、
貫通孔(4) およびスライドブッシュ(5) の通路に挿通さ
れかつ押バネ(8) で下向きに付勢されるとともに下端に
レジン加圧用ピストン(9) を有するピストンロッド(10)
と、テーブル(2) 上に載置されかつ頂部にレジン注入口
(11)を有するフラスコ(F) と、レジン注入口(11)に通じ
るレジン通路(12)を底壁に有するシリンダ(13)と、シリ
ンダ(13)に装填されかつピストン(9) の下方に位置する
アルミニウム製レジンカプセル(14)とを具備している。
【0015】テーブル(2) には、ガイド棒挿通用のテー
ブル貫通孔(15)が両側に設けられるとともに、テーブル
貫通孔(15)と連通した通路を有する上方突出状のテーブ
ル用スライドブッシュ(16)が設けられている。ガイド棒
(1) には、テーブル(2) が上昇したさい頂部支持部材
(6) とテーブル用スライドブッシュ(16)の間で圧縮され
るテーブル上昇解除用バネ(17)が嵌挿されている。バネ
収容部(7) は、押バネ(8) を囲む周壁部(7a)と周壁部(7
a)の上方開口部を覆う蓋(7b)とよりなり、頂部支持部材
(6) の上面に貫通孔(4) の位置に固定されている。ピス
トンロッド(10)の上端には、バネ押え用プレート(18)が
設けられている。スライドブッシュ(5) は、ピストンロ
ッド(10)が上昇したさい、その下端部がピストン(9) の
上面に当接するようになされている。アルミニウム製レ
ジンカプセル(14)は、その上端周縁にシリンダ(13)の上
端開口周縁部を覆う環状鍔部を備えており、シリンダ(1
3)からのカプセル(14)の取り出しを容易ならしめてい
る。また、レジンカプセル(14)の肉厚は、底壁において
0.1〜0.6mmであって、約500〜5000kg
(102〜1020kg/cm2)の加圧力で破断する
ように設定されている。フラスコ(F) は、図6〜7に示
すように、左右のフラスコ蓋(F1)(F4)および左側フラス
コ(F2)、右側フラスコ(F3)とよりなり、これらは複数の
ボルト(31)とナット(32)により連結固定される。なお、
フラスコ(F) 内に義歯床の石膏型(S) を形成する方法
は、従来より行なわれている通常の方法でよい。
【0016】次に、この考案のレジン製義歯床成形装置
を用いてフラスコ(F) の義歯床石膏型(S) 内に熱可塑性
レジンを射出注入する工程を説明するが、この工程にす
すむ前に、フラスコ(F) を一旦左右に分割して、石膏型
(S) の表面に光硬化性レジンを塗布したのち、紫外線及
び可視光を照射して光硬化性レジンを硬化させておくこ
とが好ましく、これにより、石膏型(S) 内に熱可塑性レ
ジンが射出注入されたさい、熱可塑性レジンが石膏中の
蒸気化した水分により劣化することを防ぐことができ
る。
【0017】まず、シリンダ(13)にレジンカプセル(14)
を装填して、これをレジン溶解炉(図示せず)のアルミ
ニウム製ブロック内の凹部に載置する。そして、レジン
カプセル(14)内に、ポリスルホンレジン、強化ポリカー
ボネートレジン等の熱可塑性レジン(R) を、少量(6グ
ラム程度)ずつ投入して、その都度加圧棒を用いて加圧
しながら加熱溶融していく。この作業を、約3回行なっ
て、石膏型(S) 内に射出注入するのに必要な量のレジン
(R) をレジンカプセル(14)内に充填する。レジン(R) の
溶融が完了したら、レジンカプセル(14)内に未溶融状態
のレジン (R1)を少量(5グラム程度)投入してお
く。これにより、レジンカプセル(14)内において、溶融
状態のレジン(R) の層の上方に未溶融状態のレジン(R1)
の層が形成されるので、加圧時に溶融状態のレジン(R)
が逆流するのを防止することができる。レジン溶解炉か
ら取り出されたシリンダ(13)のレジンカプセル(14)内に
は、さらにシリコンパッキン(P) が配されて、図2に示
す状態となる。
【0018】そして、図3に示すように、溶融状態のレ
ジン(R) が収容されたシリンダ(13)を、レジン注入口(1
1)とレジン通路(12)とが通じるようにフラスコ(F) の凹
部(35)に載置し、これらをテーブル(2) にセットする。
なお、レジンカプセル(14)をレジン加圧用ピストン(9)
の下方に位置し得るように、テーブル(2) にフラスコ
(F) の位置決め用凹部あるいはマーク等を予め設けてお
くことが望ましい。
【0019】油圧プレスユニット(3) を駆動させると、
油圧機構によりロッド(3a)が押し上げられて、これによ
りテーブル(2) が上昇する。すると、レジン加圧用ピス
トン(9) がレジンカプセル(14)内に挿入されて、レジン
(R) がピストン(9) により加圧される。同時に、押バネ
(8) がバネ押え用プレート(18)により圧縮される。次い
で、図4に示すように、レジン加圧用ピストン(9) の上
面がスライドブッシュ(5) の下端部に当接し、さらに、
レジン(R) がレジン加圧用ピストン(9) により加圧され
る。この時、スライドブッシュ(5) の下端部はピストン
(9) とともにレジンカプセル(14)内に挿入されており、
また、押バネ(8) は圧縮されたままである。さらに、油
圧プレスユニット(3) を駆動させて、レジン(R) をレジ
ン加圧用ピストン(9) により加圧していくと、約200
0〜4000kg(408〜816kg/cm2)の加
圧力に達したところで、アルミニウム製レジンカプセル
(14)の底壁が破断し、同時に圧縮されていた押バネ(8)
の反発力によりレジン加圧用ピストン(9) が高速で押し
下げられて、その破断箇所からシリンダ(13)のレジン通
路(12)およびフラスコ(F) のレジン注入口(11)を通じて
義歯床石膏型(S) 内にレジン(R) が高速で射出注入され
る。フラスコ(F) の義歯床石膏型(S) 内にレジン(R) が
いきわたると、レジン加圧用ピストン(9) の下降は停止
するが、押バネ(8) により約20kg/cm2程度の圧
力が維持される。
【0020】フラスコ(F) の義歯床石膏型(S) 内に射出
注入された溶融状態のレジン(R) は、しばらく放置して
おくと、温度が下がって自然硬化する。レジン硬化後、
フラスコ(F) を左右に分割して、内部の成形品を取り出
す。なお、レジン(R) の射出注入によって得られた成形
品には、若干の内部応力が内包されているため、さらに
成形品の精度を高める方法として、成形品を取り出す前
に、フラスコ(F) を110〜130°Cで約1時間加温
して内部応力を開放しておくことが望ましい。こうし
て、精度が良く、しかも耐衝撃性・耐摩耗性に優れたレ
ジン製の義歯床が得られる。
【0021】
【考案の効果】この考案のレジン製義歯床成形装置によ
れば、シリンダにアルミニウム製レジンカプセルが装填
され、このレジンカプセル内に溶融状態のレジンが充填
されるので、シリンダが汚れることがなく、それ故シリ
ンダの清浄作業が不要となり、作業性が向上し、しかも
経済的である。
【0022】また、レジンカプセルの底壁が破断すると
同時に押バネの反発力によりレジン加圧用ピストンが高
速で押し下げられて、レジンがフラスコの義歯床石膏型
内に高速で射出注入されるので、精度の高いレジン製義
歯床が確実に得られ、しかも装置を軽量かつコンパクト
で安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるレジン製義歯床成形装置の実施
例を示す断面図である。
【図2】レジン製義歯床成形装置のシリンダーを示す拡
大断面図である。
【図3】レジン加圧前のレジン製義歯床成形装置を示す
要部拡大断面図である。
【図4】レジン加圧時のレジン製義歯床成形装置を示す
要部拡大断面図である。
【図5】レジン射出後のレジン製義歯床成形装置を示す
要部拡大断面図である。
【図6】フラスコの断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線にそう断面図である。
【図8】従来のレジン製義歯床成形装置を示す断面図で
ある。
【図9】従来のレジン製義歯床成形装置を示す断面図で
ある。
【図10】図9の従来のレジン製義歯床成形装置のシリ
ンダーを示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ……ガイド棒 2 ……テーブル 3 ……昇降駆動手段 4 ……貫通孔 6 ……頂部支持部材 7 ……バネ収容部 8 ……押バネ 9 ……レジン加圧用ピストン 10 ……ピストンロッド 11 ……レジン注入口 12 ……レジン通路 13 ……シリンダ 14 ……レジンカプセル F ……フラスコ S ……義歯床石膏型 R ……レジン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラスコ(F) 内に形成された義歯床の石膏
    型(S) 内に溶融状態のレジン(R) を射出注入して義歯床
    を成形するレジン製義歯床成形装置において、複数の垂
    直ガイド棒(1) に沿って昇降自在に設けられたテーブル
    (2) と、テーブル(2) を昇降させる昇降駆動手段(3)
    と、ガイド棒(1) の各上端にわたって水平に設けられか
    つ貫通孔(4) を有する頂部支持部材(6) と、頂部支持部
    材(6) の上面の貫通孔(4) の位置に設けられたバネ収容
    部(7) と、同収容部(7) に収められた押バネ(8) と、貫
    通孔(4) に挿通されかつ押バネ(8) で下向きに付勢され
    るとともに下端にレジン加圧用ピストン(9) を有するピ
    ストンロッド(10)と、テーブル(2) 上に載置されかつ頂
    部にレジン注入口(11)を有するフラスコ(F) と、レジン
    注入口(11)に通じるレジン通路(12)を底壁に有するシリ
    ンダ(13)と、シリンダ(13)に装填されかつピストン(9)
    の下方に位置するアルミニウム製レジンカプセル(14)と
    を具備したことを特徴とするレジン製義歯床成形装置。
JP1991073493U 1991-09-12 1991-09-12 レジン製義歯床成形装置 Expired - Lifetime JPH0622335Y2 (ja)

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JPH0521919U (ja) 1993-03-23

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