JPH0622366Y2 - 卓球ラケット - Google Patents
卓球ラケットInfo
- Publication number
- JPH0622366Y2 JPH0622366Y2 JP1988034284U JP3428488U JPH0622366Y2 JP H0622366 Y2 JPH0622366 Y2 JP H0622366Y2 JP 1988034284 U JP1988034284 U JP 1988034284U JP 3428488 U JP3428488 U JP 3428488U JP H0622366 Y2 JPH0622366 Y2 JP H0622366Y2
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- Japan
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- grip
- racket
- table tennis
- ball
- ball striking
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、打球面を略楕円形状としたシェークハンド
用卓球ラケットに、打球面を略長方形としたペンホルダ
ー用卓球ラケットの長所を付加した卓球ラケットに関す
る。
用卓球ラケットに、打球面を略長方形としたペンホルダ
ー用卓球ラケットの長所を付加した卓球ラケットに関す
る。
〔従来の技術〕 卓球ラケットは、シェークハンド用のものと、ペンホル
ダー用のものとに分類される。シェークハンド用卓球ラ
ケットのシェークハンドは、基板の上下面のグリップを
握手(シェークハンド)するように握ることに由来し、
その打球面114a,114bは、第5図、第6図に示すよう
に、基板112の上下面に略楕円形状にそれぞれ形成され
る。また、ペンホルダー用卓球ラケットはペンを持つよ
うにグリップを握ることに由来し、その打球面214aは、
第7図、第8図に示すように、基板212の上面にのみ形
成され、その形状は略長方形とされる。
ダー用のものとに分類される。シェークハンド用卓球ラ
ケットのシェークハンドは、基板の上下面のグリップを
握手(シェークハンド)するように握ることに由来し、
その打球面114a,114bは、第5図、第6図に示すよう
に、基板112の上下面に略楕円形状にそれぞれ形成され
る。また、ペンホルダー用卓球ラケットはペンを持つよ
うにグリップを握ることに由来し、その打球面214aは、
第7図、第8図に示すように、基板212の上面にのみ形
成され、その形状は略長方形とされる。
また、第5図、第6図からわかるように、シェークハン
ド用ラケツト110の一対の打球面114a,114bは、基板112
の柄部分113を除いて、基板のほぼ全面に形成される。
そして、柄部分113で基板の上下面に、一対のグリップ1
16a,116bが固定される。グリップ116a,116bは同一形状
に形成され、高さは比較的低く、グリップの前端が傾斜
面とされるため、指をグリップに引掛けることはできな
い。これに対して、第7図、第8図からわかるように、
ペンホルダー用ラケット210の打球面214aは、グリップ2
16aとの間に十分な空所211を残して形成され、この空所
に、人差し指が配置される。そして、下面のグリップ21
6bは極めて低く形成される。
ド用ラケツト110の一対の打球面114a,114bは、基板112
の柄部分113を除いて、基板のほぼ全面に形成される。
そして、柄部分113で基板の上下面に、一対のグリップ1
16a,116bが固定される。グリップ116a,116bは同一形状
に形成され、高さは比較的低く、グリップの前端が傾斜
面とされるため、指をグリップに引掛けることはできな
い。これに対して、第7図、第8図からわかるように、
ペンホルダー用ラケット210の打球面214aは、グリップ2
16aとの間に十分な空所211を残して形成され、この空所
に、人差し指が配置される。そして、下面のグリップ21
6bは極めて低く形成される。
なお、2種類のラケットの形状の差異を明確にするため
に、ペンホルダー用卓球ラケット210を第5図に一点鎖
線で加えている。
に、ペンホルダー用卓球ラケット210を第5図に一点鎖
線で加えている。
シェークハンド用、ペンホルダー用のいずれにおいて
も、ラケットの打球面は、中心線11に対して対称に形成
されている。
も、ラケットの打球面は、中心線11に対して対称に形成
されている。
ところで、一般に、シェークハンド用卓球ラケットで
は、グリップの握り方から腕とほぼ平行に打球面が位置
する。そのため、プレーヤーは体のサイドにラケットを
構えることとなり、左右の打球に対して体をさほど移動
させることなくほぼ自然体で迅速に対処でき、打球を容
易に処理できる。しかし、体の正面(前)の打球に対し
ては、腕の体の前まで曲げて窮屈な姿勢をとる必要があ
り、打球の処理が比較的難しい。
は、グリップの握り方から腕とほぼ平行に打球面が位置
する。そのため、プレーヤーは体のサイドにラケットを
構えることとなり、左右の打球に対して体をさほど移動
させることなくほぼ自然体で迅速に対処でき、打球を容
易に処理できる。しかし、体の正面(前)の打球に対し
ては、腕の体の前まで曲げて窮屈な姿勢をとる必要があ
り、打球の処理が比較的難しい。
また、ラケットの打球面の前端部を使い球にスピンを加
えて、ドライブ、カット、ナックルといった打球が打た
れる。ここで、球と打球面との接触長さが長いほど、強
いスピンが打球に加えられる。しかし、シェークハンド
用卓球ラケットの打球面は略楕円形であり、前端の両サ
イドが欠けている。そのため、打球面の前端部におい
て、横方向の長さがみじかく、長い接触長さが確保でき
ず、強いスピンを加えることが難しい。
えて、ドライブ、カット、ナックルといった打球が打た
れる。ここで、球と打球面との接触長さが長いほど、強
いスピンが打球に加えられる。しかし、シェークハンド
用卓球ラケットの打球面は略楕円形であり、前端の両サ
イドが欠けている。そのため、打球面の前端部におい
て、横方向の長さがみじかく、長い接触長さが確保でき
ず、強いスピンを加えることが難しい。
更に、欠けた前端両サイドのエッジに球が当って予期し
ない方向に球が飛ぶ、いわゆる、ピンボールが生じ易
い。しかし、前端の両サイドが欠けているため、正面か
らわずかにサイドに寄った打球に対しては、前端のサイ
ドが台面にぶつからず、容易に処理できる。
ない方向に球が飛ぶ、いわゆる、ピンボールが生じ易
い。しかし、前端の両サイドが欠けているため、正面か
らわずかにサイドに寄った打球に対しては、前端のサイ
ドが台面にぶつからず、容易に処理できる。
これに対して、ペンホルダー用卓球ラケットでは、グリ
ップの握り方から、プレーヤは体の前にラケットを構え
るため、正面の打球を迅速に対処でき、容易に処理でき
る。しかし、左右の打球に対しては、打球の正面に体を
移動させたり、打球面を腕と平行にするために、手首を
かえさなければならず、強い打球が返せない。特に、き
き腕と反対サイド(バック)の打球に対しては、バック
ハンドで処理することとなり、更に、守備範囲が狭くな
るとともに強い返球が一層難しくなる。
ップの握り方から、プレーヤは体の前にラケットを構え
るため、正面の打球を迅速に対処でき、容易に処理でき
る。しかし、左右の打球に対しては、打球の正面に体を
移動させたり、打球面を腕と平行にするために、手首を
かえさなければならず、強い打球が返せない。特に、き
き腕と反対サイド(バック)の打球に対しては、バック
ハンドで処理することとなり、更に、守備範囲が狭くな
るとともに強い返球が一層難しくなる。
ペンホルダー用卓球ラケットでは、前端の両サイドが突
出しているため、長い接触長さが得られ、強いスピンが
容易に加えられる。また、ピンボールも生じにくい。し
かし、正面からわずかにサイドに寄った打球に対して
は、突出した前端の両サイドが台面にぶつかる虞れがあ
り、打球の処理が容易でない。
出しているため、長い接触長さが得られ、強いスピンが
容易に加えられる。また、ピンボールも生じにくい。し
かし、正面からわずかにサイドに寄った打球に対して
は、突出した前端の両サイドが台面にぶつかる虞れがあ
り、打球の処理が容易でない。
この考案は、シェークハンド用、ペンホルダー用の特徴
をそれぞれいかした卓球ラケットの提供を目的としてい
る。
をそれぞれいかした卓球ラケットの提供を目的としてい
る。
この目的を達成するため、この考案によれば、打球面を
略楕円形状としたシェークハンド用卓球ラケットを基本
形状に採用し、以下の3点において、改良を加えてい
る。
略楕円形状としたシェークハンド用卓球ラケットを基本
形状に採用し、以下の3点において、改良を加えてい
る。
(1)打球面の後端の左右サイドの一方を切欠くこと。
(2)打球面の前端の左右サイドの一方を膨出させるこ
と。
と。
(3)基板の上下面に設けたグリップの長さに差異をつ
け、各グリップの前端を指の引掛け可能な形状とし、か
つ、中指の引掛けを許容する引掛け片が、長いグリップ
の前方に、中指の遊嵌される間隔を隔てて設けられるこ
と。
け、各グリップの前端を指の引掛け可能な形状とし、か
つ、中指の引掛けを許容する引掛け片が、長いグリップ
の前方に、中指の遊嵌される間隔を隔てて設けられるこ
と。
これらの改良点は、固有の利点を持ち、他とは無関係に
独立して採用できる。しかし、重複して採用してもよ
く、この場合には、相乗効果が期待できる。
独立して採用できる。しかし、重複して採用してもよ
く、この場合には、相乗効果が期待できる。
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図、第2図に示すように、この考案に係る卓球ラケ
ット10において、合板よりなる基板12の上下面に、たと
えば、ラバーがスポンジを介して貼付されて打球面14a,
14bを形成している。また、基板12の柄部分の上下面
に、グリップ16a,16bが固着されている。
ット10において、合板よりなる基板12の上下面に、たと
えば、ラバーがスポンジを介して貼付されて打球面14a,
14bを形成している。また、基板12の柄部分の上下面
に、グリップ16a,16bが固着されている。
打球面14a,14bは略楕円形状の同一形状とされ、グリッ
プ16a,16bとの間に空所11が残されている。そして、各
打球面の前端の左右サイドの一方は、一点鎖線で示す従
来の形状と比較すると明らかなように、たとえば角形に
膨出されている。このように、膨出部18を設けることに
よって、長い接触長さが得られ、ドライブ、カット、ナ
ックルといった打球に強いスピンが加えられる。また、
ピンボールの発生も防止される。そして、膨出部18の反
対サイドが従来の略楕円形状に保たれているため、正面
からわずかにサイドに寄った打球に対しては、従来と同
様に、前端のサイドが台面にぶつからず、容易に処理で
きる。
プ16a,16bとの間に空所11が残されている。そして、各
打球面の前端の左右サイドの一方は、一点鎖線で示す従
来の形状と比較すると明らかなように、たとえば角形に
膨出されている。このように、膨出部18を設けることに
よって、長い接触長さが得られ、ドライブ、カット、ナ
ックルといった打球に強いスピンが加えられる。また、
ピンボールの発生も防止される。そして、膨出部18の反
対サイドが従来の略楕円形状に保たれているため、正面
からわずかにサイドに寄った打球に対しては、従来と同
様に、前端のサイドが台面にぶつからず、容易に処理で
きる。
膨出部18の形状は、角形に限定されず、他の種々な形状
にしてもよく、たとえば、略円弧形としてもよい。
にしてもよく、たとえば、略円弧形としてもよい。
上記のように、ペンホルダー、シェークハンドというグ
リップの握りにより、打球に対して、利点、欠点があ
る。そのため、シェークハンドからペンホルダーに、ま
たは、その逆に、握りをプレー中に変更し最適な握りで
打球に対処することが好ましい。握りの変更のために、
人指し指22を抜き、移動させる必要がある。しかし、公
知の構成では、人指し指22の抜き(移動)は、ラケット
の後端のサイドを越えてなされ、移動距離も長く容易で
ない。また、ラケットの後端のサイドを越えるとき、人
指し指22がラケットの後端のサイドに当接し、押圧し
て、ラケットを握りから滑らせる虞れがある。
リップの握りにより、打球に対して、利点、欠点があ
る。そのため、シェークハンドからペンホルダーに、ま
たは、その逆に、握りをプレー中に変更し最適な握りで
打球に対処することが好ましい。握りの変更のために、
人指し指22を抜き、移動させる必要がある。しかし、公
知の構成では、人指し指22の抜き(移動)は、ラケット
の後端のサイドを越えてなされ、移動距離も長く容易で
ない。また、ラケットの後端のサイドを越えるとき、人
指し指22がラケットの後端のサイドに当接し、押圧し
て、ラケットを握りから滑らせる虞れがある。
打球点が黒色に変色する市販の圧着紙を打球面に付着し
て貼付してプレーしたところ、打球面の後端の左右サイ
ドでの打球点がほとんど存在せず、切欠いてもさほど支
障ないことが確認された。そのため、第1図に示すよう
に、この考案では、打球面の後端の一方のサイド、たと
えば、右サイドを切欠いている。このような切欠き20を
設けることによって、人指し指22の抜きは、短い移動距
離の下でなされ、ラケットの後端のサイドに当接し押圧
することなく、円滑、容易に行なえる。なお、親指21の
抜きは特に問題なく行なえる。従って、シェークハンド
とペンホルダーとの握りの変更が支障なく迅速、容易に
行なえる。
て貼付してプレーしたところ、打球面の後端の左右サイ
ドでの打球点がほとんど存在せず、切欠いてもさほど支
障ないことが確認された。そのため、第1図に示すよう
に、この考案では、打球面の後端の一方のサイド、たと
えば、右サイドを切欠いている。このような切欠き20を
設けることによって、人指し指22の抜きは、短い移動距
離の下でなされ、ラケットの後端のサイドに当接し押圧
することなく、円滑、容易に行なえる。なお、親指21の
抜きは特に問題なく行なえる。従って、シェークハンド
とペンホルダーとの握りの変更が支障なく迅速、容易に
行なえる。
ペンホルダー用ラケットでは、ラバーを基板の一面に貼
付して打球面を上面に設けているのに対して、シェーク
ハンド用ラケットでは、ラバーを基板の上下面に貼付し
て、打球面を上下面に設けている。そのため、ペンホル
ダー用ラケットに対して、シェークハンド用ラケット
は、1枚の打球面に相当する重さだけ必然的に重くな
る。そして、重いラケットを振回してプレーを継続する
と、疲れが徐々に蓄積され、動きが重くなり、不利とな
る。しかし、上記の切欠き20は、ラケット10の軽量化に
も役立つ。つまり、このような切欠き20を設けることに
より、30g〜60gの軽量化が可能となり、略楕円形の打球
面14a,14bを持つシェークハンド用ラケット10にも拘ら
ず、ペンホルダー用ラケットと同等またはそれ以下の重
さとすることができる。そのため、シェークハンド用ラ
ケットにおける重量的な欠点が解消される。
付して打球面を上面に設けているのに対して、シェーク
ハンド用ラケットでは、ラバーを基板の上下面に貼付し
て、打球面を上下面に設けている。そのため、ペンホル
ダー用ラケットに対して、シェークハンド用ラケット
は、1枚の打球面に相当する重さだけ必然的に重くな
る。そして、重いラケットを振回してプレーを継続する
と、疲れが徐々に蓄積され、動きが重くなり、不利とな
る。しかし、上記の切欠き20は、ラケット10の軽量化に
も役立つ。つまり、このような切欠き20を設けることに
より、30g〜60gの軽量化が可能となり、略楕円形の打球
面14a,14bを持つシェークハンド用ラケット10にも拘ら
ず、ペンホルダー用ラケットと同等またはそれ以下の重
さとすることができる。そのため、シェークハンド用ラ
ケットにおける重量的な欠点が解消される。
実施例では、切欠き20を左右サイドの一方に設けている
が、両サイドに設けてもよい。両サイドに切欠き20を設
ければ、握りの変更が、ラケット後端のどちらのサイド
からも行なえるとともに、一層軽量化でき、かつ、重量
的なバランスがはかられる。
が、両サイドに設けてもよい。両サイドに切欠き20を設
ければ、握りの変更が、ラケット後端のどちらのサイド
からも行なえるとともに、一層軽量化でき、かつ、重量
的なバランスがはかられる。
公知のペンホルダー用ラケット210では、第8図に示す
ように、厚いグリップ216aが基板212の上面に固定さ
れ、人差し指の引掛け可能な形状に、グリップの前端が
形成されている。グリップ216aは、たとえば、垂直面と
される。そのため、ペンホルダー用ラケット210におい
て、先端方向にラケットをすばやく動かせても、指(人
差し指)がグリップ216aに引掛けられているため、ラケ
ットが腕の握りから滑って放り出される虞れが全くな
い。従って、ペンホルダー用ラケット210は、体の正面
の打球に対してラケットをすばやく差し出して迅速に対
処できる。特に、ラケット210の先端を手前に引いて打
つことによって、フォアの打球を相手のバックに容易に
返球できる。これに対して、第6図に示すように、公知
のシェークハンド用ラケット110では、握りの障害とな
らないように、グリップ116a,116bの前端は斜図とさ
れ、グリップに指を引掛けることはできない。このよう
に、シェークハンド用ラケット110では、指を引掛ける
部分がないため、先端方向にラケットをすばやく動かす
と、ラケットが腕の握りから滑って放り出される虞れが
ある。そのため、体の正面の打球に対して迅速に対処で
きず、おもいきったプレーができない。
ように、厚いグリップ216aが基板212の上面に固定さ
れ、人差し指の引掛け可能な形状に、グリップの前端が
形成されている。グリップ216aは、たとえば、垂直面と
される。そのため、ペンホルダー用ラケット210におい
て、先端方向にラケットをすばやく動かせても、指(人
差し指)がグリップ216aに引掛けられているため、ラケ
ットが腕の握りから滑って放り出される虞れが全くな
い。従って、ペンホルダー用ラケット210は、体の正面
の打球に対してラケットをすばやく差し出して迅速に対
処できる。特に、ラケット210の先端を手前に引いて打
つことによって、フォアの打球を相手のバックに容易に
返球できる。これに対して、第6図に示すように、公知
のシェークハンド用ラケット110では、握りの障害とな
らないように、グリップ116a,116bの前端は斜図とさ
れ、グリップに指を引掛けることはできない。このよう
に、シェークハンド用ラケット110では、指を引掛ける
部分がないため、先端方向にラケットをすばやく動かす
と、ラケットが腕の握りから滑って放り出される虞れが
ある。そのため、体の正面の打球に対して迅速に対処で
きず、おもいきったプレーができない。
また、シェークハンド用ラケット110では、指を引掛け
る部分がないため、握りを変更するとき、ラケットが腕
の握りから滑って放り出される虞れがある。このような
点を留意して、この考案では、シェークハンドからペン
ホルダーに、または、その逆に、握りをプレー中変更す
るとき、人指し指22の抜きが円滑、容易に行なえるだけ
でなく、ラケットが腕の握りから滑って放り出されるこ
とのないように、グリップ16a,16bに工夫を加えてい
る。
る部分がないため、握りを変更するとき、ラケットが腕
の握りから滑って放り出される虞れがある。このような
点を留意して、この考案では、シェークハンドからペン
ホルダーに、または、その逆に、握りをプレー中変更す
るとき、人指し指22の抜きが円滑、容易に行なえるだけ
でなく、ラケットが腕の握りから滑って放り出されるこ
とのないように、グリップ16a,16bに工夫を加えてい
る。
つまり、考案のラケット10によれば、基板の上下面に設
けたグリップ16a,16bの長さに差異をつけ、中指23の引
掛けを許容する引掛け片17が、下面の長いグリップ16b
の前方に、中指の遊嵌される間隔を隔てて設けられてい
る。
けたグリップ16a,16bの長さに差異をつけ、中指23の引
掛けを許容する引掛け片17が、下面の長いグリップ16b
の前方に、中指の遊嵌される間隔を隔てて設けられてい
る。
このような構成のラケット10において、最初、シェーク
ハンドで握ってプレーしていたとする(第1図参照)。
このとき、体の正面の短い打球を処理したり、フォアの
返球をバックに返すならば、第1図において、基板12の
下面に位置する人指し指22が上面に、上面の親指21が下
面に移動され、ペンホルダーでグリップ16aが握られ
る。ここで、グリップ16a,16bの前端が垂直面となって
いるため、グリップ前端に指が引掛り、シェークハンド
からペンホルダーへの握りの変更中での、ラケット10の
滑り(脱落)が防止される。また、上面のグリップ16a
が短いため、親指21の移動が一層容易、迅速に行なえ
る。そして、上記のように、切欠き20があるため、人指
し指22の抜きは、ラケットを蹴ることなく、円滑、容易
に行なえる。従って、人指し指22による蹴りやラケット
10の滑り(脱落)を生じることなく、ペンホルダーへの
握りの変更が支障なく行なえる。
ハンドで握ってプレーしていたとする(第1図参照)。
このとき、体の正面の短い打球を処理したり、フォアの
返球をバックに返すならば、第1図において、基板12の
下面に位置する人指し指22が上面に、上面の親指21が下
面に移動され、ペンホルダーでグリップ16aが握られ
る。ここで、グリップ16a,16bの前端が垂直面となって
いるため、グリップ前端に指が引掛り、シェークハンド
からペンホルダーへの握りの変更中での、ラケット10の
滑り(脱落)が防止される。また、上面のグリップ16a
が短いため、親指21の移動が一層容易、迅速に行なえ
る。そして、上記のように、切欠き20があるため、人指
し指22の抜きは、ラケットを蹴ることなく、円滑、容易
に行なえる。従って、人指し指22による蹴りやラケット
10の滑り(脱落)を生じることなく、ペンホルダーへの
握りの変更が支障なく行なえる。
ペンホルダーへの握りの変更後、体の正面の短い打球に
対しては、中指23が、第3図に隠れ線で示すように、引
掛け片17に掛けられ、ラケットの先端を立てて返球する
(第4図参照)。引掛け片17は、中指23になじむよう
に、引掛け片17の角をとることが好ましい。また、フォ
アの打球をバックに返す場合には、中指23が、第3図に
一点鎖線で示すように、グリップ16bに掛けられ、ラケ
ットの先端を手前に引き後方に立てて返球する(第4図
参照)。このように、打球に応じて、中指23を移動し、
ラケットの先端を適切に立て対処することにより、打球
の方向が容易にコントロールできる。
対しては、中指23が、第3図に隠れ線で示すように、引
掛け片17に掛けられ、ラケットの先端を立てて返球する
(第4図参照)。引掛け片17は、中指23になじむよう
に、引掛け片17の角をとることが好ましい。また、フォ
アの打球をバックに返す場合には、中指23が、第3図に
一点鎖線で示すように、グリップ16bに掛けられ、ラケ
ットの先端を手前に引き後方に立てて返球する(第4図
参照)。このように、打球に応じて、中指23を移動し、
ラケットの先端を適切に立て対処することにより、打球
の方向が容易にコントロールできる。
また、公知のシェークハンド用ラケットには、引掛け面
がないため、グリップを固定できず、強打すると、ラケ
ットが滑り、飛んでしまう虞れがある。しかし、この考
案では、グリップ16a,16bの前端が引掛け面となってい
るため、フォアハンドでは親指21、バックハンドでは人
差し指22によってグリップが固定でき、十分に強打でき
る。
がないため、グリップを固定できず、強打すると、ラケ
ットが滑り、飛んでしまう虞れがある。しかし、この考
案では、グリップ16a,16bの前端が引掛け面となってい
るため、フォアハンドでは親指21、バックハンドでは人
差し指22によってグリップが固定でき、十分に強打でき
る。
ペンホルダーからシェークハンドへの握りの変更は、た
とえば、上記と逆の工程を経て行なわれる。この場合で
も、人差し指22による蹴りやラケット10の滑り(脱落)
を生じることなく、握りの変更が迅速、容易に行なえ
る。
とえば、上記と逆の工程を経て行なわれる。この場合で
も、人差し指22による蹴りやラケット10の滑り(脱落)
を生じることなく、握りの変更が迅速、容易に行なえ
る。
なお、第1図、第2図からよくわかるように、中指23、
薬指24、小指25の握りを円滑にするための凹部26を上面
のグリップ16aに設けるとよい。
薬指24、小指25の握りを円滑にするための凹部26を上面
のグリップ16aに設けるとよい。
上述した実施例は、この考案を説明するためのものであ
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
たとえば、この考案において、膨出部、切欠きの存在に
よって、対称性が崩れバランスが狂うため、重りを適当
な位置に配設して、バランスをとることが好ましい。
よって、対称性が崩れバランスが狂うため、重りを適当
な位置に配設して、バランスをとることが好ましい。
実施例では、右ききのプレーヤについて説明したが、左
ききのプレーヤについては、左右逆になる。
ききのプレーヤについては、左右逆になる。
また、膨出部18、切欠き20を中心線11のいずれも右サイ
ドに設けている。しかし、実施例では、説明上、打球面
16aを上面、打球面16bを下面としているが、ラケットを
反転して、打球面16aを下面、打球面16bを上面としても
利用できる。従って、膨出部18、切欠き20は、実施例の
位置に限定されない。
ドに設けている。しかし、実施例では、説明上、打球面
16aを上面、打球面16bを下面としているが、ラケットを
反転して、打球面16aを下面、打球面16bを上面としても
利用できる。従って、膨出部18、切欠き20は、実施例の
位置に限定されない。
〔考案の効果〕 上記のように、この考案によれば、打球面の前端の左右
サイドの一方を膨出させることによって、長い接触長さ
が得られ、ドライブ、カット、ナックルといった打球に
ス強いピンが加えられ、かつ、ピンボールの発生も防止
される。そして、膨出部の反対サイドが従来の略楕円形
状に保たれるため、正面からわずかにサイドに寄った打
球に対しては、従来の同様に、前端のサイドが台面にぶ
つからず、容易に処理できる。
サイドの一方を膨出させることによって、長い接触長さ
が得られ、ドライブ、カット、ナックルといった打球に
ス強いピンが加えられ、かつ、ピンボールの発生も防止
される。そして、膨出部の反対サイドが従来の略楕円形
状に保たれるため、正面からわずかにサイドに寄った打
球に対しては、従来の同様に、前端のサイドが台面にぶ
つからず、容易に処理できる。
また、打球面の後端の左右サイドの一方を切欠くことに
よって、シェークハンドとペンホルダーとの間の握りの
変更における人差し指の抜きが容易に行なえる。そのた
め、プレー中での握りの変更が迅速、容易に行なえ、最
適な握りで打球に対処できる。また、この切欠きを設け
ることによって、ラケットが軽量化でき、シェークハン
ド用ラケットにも拘らず、ペンホルダー用ラケットと同
等またはそれ以下の重さとすることができ、シェークハ
ンド用ラケットにおける重量的な欠点が解消される。
よって、シェークハンドとペンホルダーとの間の握りの
変更における人差し指の抜きが容易に行なえる。そのた
め、プレー中での握りの変更が迅速、容易に行なえ、最
適な握りで打球に対処できる。また、この切欠きを設け
ることによって、ラケットが軽量化でき、シェークハン
ド用ラケットにも拘らず、ペンホルダー用ラケットと同
等またはそれ以下の重さとすることができ、シェークハ
ンド用ラケットにおける重量的な欠点が解消される。
更に、基板の上下面に設けた一対のグリップの長さに差
異をつけるとともに、各グリップの前端を指の引掛け可
能な形状とし、かつ、中指の引掛けを許容する引掛け片
が、長いグリップの前方に、中指の遊嵌される間隔を隔
てて設けられる。この構成では、打球に応じて、中指を
最適の位置に移動し、引掛けて、ラケットの先端を適切
に立てることができるため、打球の方向が容易にコント
ロールできる。また、ラケットの滑り(脱落)が生じに
くくなるため、握りの変更が迅速、容易に行なえる。
異をつけるとともに、各グリップの前端を指の引掛け可
能な形状とし、かつ、中指の引掛けを許容する引掛け片
が、長いグリップの前方に、中指の遊嵌される間隔を隔
てて設けられる。この構成では、打球に応じて、中指を
最適の位置に移動し、引掛けて、ラケットの先端を適切
に立てることができるため、打球の方向が容易にコント
ロールできる。また、ラケットの滑り(脱落)が生じに
くくなるため、握りの変更が迅速、容易に行なえる。
第1図、第2図は、シェークハンドで握ったこの考案に
係る卓球ラケットの平面図、側面図、 第3図は、ペンホルダーに握ったこの考案に係る卓球ラ
ケットの平面図、 第4図は、打球に対して先端を立てて使用されたラケッ
トの使用状態図、 第5図、第6図は、公知のシェークハンド用卓球ラケッ
トの平面図、側面図、 第7図、第8図は、公知のペンホルダー用卓球ラケット
の平面図、側面図である。 10,110,210:卓球ラケット、11:中心線、12:基板、1
3:基板の柄部分、14a,14b,114a,114b,214a:打球面、1
6a,16b,116a,116b,216a,216b:グリップ、17:引掛け
片、18:打球面の膨出部、20:打球面の切欠き、21〜2
5:親指ないし小指。
係る卓球ラケットの平面図、側面図、 第3図は、ペンホルダーに握ったこの考案に係る卓球ラ
ケットの平面図、 第4図は、打球に対して先端を立てて使用されたラケッ
トの使用状態図、 第5図、第6図は、公知のシェークハンド用卓球ラケッ
トの平面図、側面図、 第7図、第8図は、公知のペンホルダー用卓球ラケット
の平面図、側面図である。 10,110,210:卓球ラケット、11:中心線、12:基板、1
3:基板の柄部分、14a,14b,114a,114b,214a:打球面、1
6a,16b,116a,116b,216a,216b:グリップ、17:引掛け
片、18:打球面の膨出部、20:打球面の切欠き、21〜2
5:親指ないし小指。
Claims (5)
- 【請求項1】打球面を略楕円形状としたシェークハンド
用卓球ラケットにおいて、打球面の後端の左右サイドの
少なくとも一方を切欠いたことを特徴とする卓球ラケッ
ト。 - 【請求項2】打球面の前端の左右サイドの一方を膨出さ
せた請求項1記載の卓球ラケット。 - 【請求項3】打球面を略楕円形状としたシェークハンド
用卓球ラケットにおいて、打球面の前端の左右サイドの
一方を膨出させたことを特徴とする卓球ラケット。 - 【請求項4】基板の上下面に設けた一対のグリップの長
さに差異をつけるとともに、各グリップの前端を指の引
掛け可能な形状とし、かつ、中指の引掛けを許容する引
掛け片が、長いグリップの前方に、中指の遊嵌される間
隔を隔てて設けられた請求項1ないし3記載のいづれか
記載の卓球ラケット。 - 【請求項5】基板の上下面にグリップをそれぞれ設け、
打球面を略楕円形状としたシェークハンド用卓球ラケッ
トにおいて、グリップの長さに差異をつけるとともに、
各グリップの前端を指の引掛け可能な形状とし、かつ、
中指の引掛けを許容する引掛け片が、長いグリップの前
方に、中指の遊嵌される間隔を隔てて設けられたことを
特徴とする卓球ラケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988034284U JPH0622366Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 卓球ラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988034284U JPH0622366Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 卓球ラケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01138475U JPH01138475U (ja) | 1989-09-21 |
| JPH0622366Y2 true JPH0622366Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31261001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988034284U Expired - Lifetime JPH0622366Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 卓球ラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622366Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110121658A (ko) * | 2003-05-16 | 2011-11-07 | 청 핀 시오우 | 펜 홀더 형 탁구라켓 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP1988034284U patent/JPH0622366Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01138475U (ja) | 1989-09-21 |
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