JPH06224866A - Fmステレオの帯域分割による信号処理回路 - Google Patents
Fmステレオの帯域分割による信号処理回路Info
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- JPH06224866A JPH06224866A JP2760193A JP2760193A JPH06224866A JP H06224866 A JPH06224866 A JP H06224866A JP 2760193 A JP2760193 A JP 2760193A JP 2760193 A JP2760193 A JP 2760193A JP H06224866 A JPH06224866 A JP H06224866A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 FMステレオの帯域分割による信号処理回路
において、狭帯域フィルタの半減と装置全体の小型化。 【構成】 弱電界のFM放送受信時では、モノラル再生
に比較しステレオ再生では原理上28.7dBのS/N
劣化を生じる。ステレオ和信号EMを狭帯域フィルタ群
に与え、和信号EMをいくつかのサブバンドEM〜EMmに
分割し、図2の信号検出器10に入力する。信号検出器
10ではリミッタ15−1〜15−m、移相器16−1
〜16−m、乗算回路17−1〜17−m、18−1〜
18−m、フィルタ19−1〜19−m、及び加算回路
21−1〜21−m、22−1〜22−mによって各サ
ブバンドの周波数成分とステレオ差成分ESとを照合
し、加算回路24で和信号EMと同一周波数のステレオ
差信号成分ES’を取り出すことにより差信号の不要な
信号帯域の雑音を除去しS/NのよいL,R信号を得
る。
において、狭帯域フィルタの半減と装置全体の小型化。 【構成】 弱電界のFM放送受信時では、モノラル再生
に比較しステレオ再生では原理上28.7dBのS/N
劣化を生じる。ステレオ和信号EMを狭帯域フィルタ群
に与え、和信号EMをいくつかのサブバンドEM〜EMmに
分割し、図2の信号検出器10に入力する。信号検出器
10ではリミッタ15−1〜15−m、移相器16−1
〜16−m、乗算回路17−1〜17−m、18−1〜
18−m、フィルタ19−1〜19−m、及び加算回路
21−1〜21−m、22−1〜22−mによって各サ
ブバンドの周波数成分とステレオ差成分ESとを照合
し、加算回路24で和信号EMと同一周波数のステレオ
差信号成分ES’を取り出すことにより差信号の不要な
信号帯域の雑音を除去しS/NのよいL,R信号を得
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFMステレオ受信装置に
関し、特に、FMステレオの帯域分割による信号処理回
路に関する。
関し、特に、FMステレオの帯域分割による信号処理回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】弱電界のFM放送受信時では、モノラル
再生に比較しステレオ再生では原理上28.7dBのS
/N劣化を生じる。このS/Nを改善するためにL−R
のステレオ差信号中に含まれる不要な雑音を排除する。
再生に比較しステレオ再生では原理上28.7dBのS
/N劣化を生じる。このS/Nを改善するためにL−R
のステレオ差信号中に含まれる不要な雑音を排除する。
【0003】図4はL−Rのステレオ差信号中に含まれ
る不要な雑音を排除のための従来技術((実公平1−1
9862号)FMステレオの帯域分割による信号処理回
路)のブロック図であり、図5に、図4で用いている信
号検出器8の詳細ブロック図を示す。
る不要な雑音を排除のための従来技術((実公平1−1
9862号)FMステレオの帯域分割による信号処理回
路)のブロック図であり、図5に、図4で用いている信
号検出器8の詳細ブロック図を示す。
【0004】図4で、FM検波信号をLPF1に通し、
ステレオ和信号EMを得る。また、BPF2の出力は、
L−Rのステレオ差信号ESをDSB(Double Side Bdn
d:両側波帯)変調したサブ信号である。BPF3の出
力は副搬送波発生器4を通り38KHzの副搬送波とな
り、この副搬送波とBPF2の出力をミキサー5で乗算
することによりステレオ差信号ESを得る。
ステレオ和信号EMを得る。また、BPF2の出力は、
L−Rのステレオ差信号ESをDSB(Double Side Bdn
d:両側波帯)変調したサブ信号である。BPF3の出
力は副搬送波発生器4を通り38KHzの副搬送波とな
り、この副搬送波とBPF2の出力をミキサー5で乗算
することによりステレオ差信号ESを得る。
【0005】ステレオ和信号EMはm個の狭帯域BPF
群6に、ミキサー5の出力であるステレオ差信号ESは
m個の狭帯域BPF群7に与えられ、それぞれ狭帯域B
PF群6,7により周波数分割されEM信号EMiを得
る。そして、BPF6,7の出力は信号検出器8に加え
られ、ステレオ和信号EM及び信号検出器8の出力信号
ES’はマトリックス回路9に与えられ左右側信号EL,
ERを得る。
群6に、ミキサー5の出力であるステレオ差信号ESは
m個の狭帯域BPF群7に与えられ、それぞれ狭帯域B
PF群6,7により周波数分割されEM信号EMiを得
る。そして、BPF6,7の出力は信号検出器8に加え
られ、ステレオ和信号EM及び信号検出器8の出力信号
ES’はマトリックス回路9に与えられ左右側信号EL,
ERを得る。
【0006】信号検出器8では、図5に示すようにBP
F6の出力の振幅を検出器11−iで検出し、比較回路
12−iにより基準電圧(V=Vr)と比較し、BPF
6の出力が基準電圧以下であれば制御信号を発生させE
M信号EMiに対応するスイッチ回路13−iをOFFに
し、EM信号EMiに対応するステレオ差信号ESiのBP
F7からの出力の加算器14への入力を阻止する。
F6の出力の振幅を検出器11−iで検出し、比較回路
12−iにより基準電圧(V=Vr)と比較し、BPF
6の出力が基準電圧以下であれば制御信号を発生させE
M信号EMiに対応するスイッチ回路13−iをOFFに
し、EM信号EMiに対応するステレオ差信号ESiのBP
F7からの出力の加算器14への入力を阻止する。
【0007】BPF6の出力が基準電圧以上であればス
テレオ差信号ESiに対応するスイッチ回路13−iがO
Nとなり、EM信号EMiに対応するステレオ差信号ESi
のBPF7からの出力が加算器14へ入力される。
テレオ差信号ESiに対応するスイッチ回路13−iがO
Nとなり、EM信号EMiに対応するステレオ差信号ESi
のBPF7からの出力が加算器14へ入力される。
【0008】この動作を各々m個の周波数帯について行
い、スイッチ回路13がONとなった周波数帯のBPF
出力は加算器14により加算されステレオ出力信号
ES’となる。よって、ステレオ差信号ESの存在しない
帯域のノイズは削除され、S/N比の向上が得られる。
い、スイッチ回路13がONとなった周波数帯のBPF
出力は加算器14により加算されステレオ出力信号
ES’となる。よって、ステレオ差信号ESの存在しない
帯域のノイズは削除され、S/N比の向上が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によるFMステレオの帯域分割による信号処理回
路では、モノラル信号とステレオ信号をそれぞれ分割す
るためにそれぞれの狭帯域フィルタ群が必要となり、フ
ィルタ群の素子数が多いため回路構成が大きくなり、装
置全体が大型になるという欠点があった。
来技術によるFMステレオの帯域分割による信号処理回
路では、モノラル信号とステレオ信号をそれぞれ分割す
るためにそれぞれの狭帯域フィルタ群が必要となり、フ
ィルタ群の素子数が多いため回路構成が大きくなり、装
置全体が大型になるという欠点があった。
【0010】本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので
あり、FMステレオの帯域分割による信号処理回路にお
いて、狭帯域フィルタを半減し、装置全体を小型化する
ことを目的とする。
あり、FMステレオの帯域分割による信号処理回路にお
いて、狭帯域フィルタを半減し、装置全体を小型化する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のFMステレオの帯域分割による信号処理回
路は、FM検波信号から、異なる複数の所定帯域幅によ
る周波数分割に基づいて、モノラル成分信号及びステレ
オ成分信号を得るモノラル/ステレオ成分抽出手段と、
モノラル成分信号を複数の狭帯域周波数成分に分割しE
M成分信号を得ると共に、該EM成分信号とステレオ成
分信号とに基づいて、ステレオ成分が存在しない帯域の
ノイズ成分を低減するように、EM成分信号及びステレ
オ成分信号を演算処理しステレオ出力信号を得るステレ
オ出力演算処理手段と、を有するFMステレオの帯域分
割による信号処理回路において、ステレオ出力演算処理
手段が、EM成分信号の振幅を所定基準レベルとの比較
に基づいて抑制し、EM抑制信号を得るレベル抑制部
と、EM抑制信号にほぼ90°の位相差を与え、EM位
相差信号を得る位相差部と、ステレオ成分信号に基づい
て、EM抑制信号及びEM位相差信号を乗算処理しそれ
ぞれ第1乗算処理信号を得る第1乗算部と、ステレオ成
分信号がEM成分信号とほぼ同一周波数成分の時、各第
1演算処理信号の直流成分を抽出しそれぞれ直流成分信
号を得る直流成分抽出部と、EM抑制信号及びEM位相
差信号に基づいて、各直流成分信号をそれぞれ乗算処理
し、それぞれ対応する第2演算処理信号を得る第2乗算
処理部と、各第2演算処理信号を合成しステレオ出力信
号を得る合成部と、を有することを特徴とする。
めに本発明のFMステレオの帯域分割による信号処理回
路は、FM検波信号から、異なる複数の所定帯域幅によ
る周波数分割に基づいて、モノラル成分信号及びステレ
オ成分信号を得るモノラル/ステレオ成分抽出手段と、
モノラル成分信号を複数の狭帯域周波数成分に分割しE
M成分信号を得ると共に、該EM成分信号とステレオ成
分信号とに基づいて、ステレオ成分が存在しない帯域の
ノイズ成分を低減するように、EM成分信号及びステレ
オ成分信号を演算処理しステレオ出力信号を得るステレ
オ出力演算処理手段と、を有するFMステレオの帯域分
割による信号処理回路において、ステレオ出力演算処理
手段が、EM成分信号の振幅を所定基準レベルとの比較
に基づいて抑制し、EM抑制信号を得るレベル抑制部
と、EM抑制信号にほぼ90°の位相差を与え、EM位
相差信号を得る位相差部と、ステレオ成分信号に基づい
て、EM抑制信号及びEM位相差信号を乗算処理しそれ
ぞれ第1乗算処理信号を得る第1乗算部と、ステレオ成
分信号がEM成分信号とほぼ同一周波数成分の時、各第
1演算処理信号の直流成分を抽出しそれぞれ直流成分信
号を得る直流成分抽出部と、EM抑制信号及びEM位相
差信号に基づいて、各直流成分信号をそれぞれ乗算処理
し、それぞれ対応する第2演算処理信号を得る第2乗算
処理部と、各第2演算処理信号を合成しステレオ出力信
号を得る合成部と、を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成により本発明のFMステレオの帯域分
割による信号処理回路は、ステレオ出力演算処理手段
が、レベル抑制部によりEM成分信号の振幅を所定基準
レベルとの比較に基づいて抑制し、EM抑制信号を得
て、位相差部によりEM抑制信号にほぼ90°の位相差
を与え、EM位相差信号を得て、第1乗算部によりステ
レオ成分信号に基づいて、EM抑制信号及びEM位相差
信号を乗算処理しそれぞれ第1乗算処理信号を得る。そ
して、直流成分抽出部によりステレオ成分信号がEM成
分信号とほぼ同一周波数成分の時、各第1演算処理信号
の直流成分を抽出しそれぞれ直流成分信号を得て、第2
乗算処理部によりEM抑制信号及びEM位相差信号に基
づいて、各直流成分信号をそれぞれ乗算処理し、それぞ
れ対応する第2演算処理信号を得て、合成部により各第
2演算処理信号を合成しステレオ出力信号を得る。上記
により和信号と同一周波数のステレオ差信号成分が取り
出され、差信号の不要な信号帯域の雑音が除去される。
割による信号処理回路は、ステレオ出力演算処理手段
が、レベル抑制部によりEM成分信号の振幅を所定基準
レベルとの比較に基づいて抑制し、EM抑制信号を得
て、位相差部によりEM抑制信号にほぼ90°の位相差
を与え、EM位相差信号を得て、第1乗算部によりステ
レオ成分信号に基づいて、EM抑制信号及びEM位相差
信号を乗算処理しそれぞれ第1乗算処理信号を得る。そ
して、直流成分抽出部によりステレオ成分信号がEM成
分信号とほぼ同一周波数成分の時、各第1演算処理信号
の直流成分を抽出しそれぞれ直流成分信号を得て、第2
乗算処理部によりEM抑制信号及びEM位相差信号に基
づいて、各直流成分信号をそれぞれ乗算処理し、それぞ
れ対応する第2演算処理信号を得て、合成部により各第
2演算処理信号を合成しステレオ出力信号を得る。上記
により和信号と同一周波数のステレオ差信号成分が取り
出され、差信号の不要な信号帯域の雑音が除去される。
【0013】
【実施例】図1は本発明に基づくFMステレオの帯域分
割による信号処理回路の一実施例の構成を示すブロック
図であり、図2は図1で用いている信号検出器10の詳
細ブロック図であり、図3はステレオ再生条件の説明図
である。
割による信号処理回路の一実施例の構成を示すブロック
図であり、図2は図1で用いている信号検出器10の詳
細ブロック図であり、図3はステレオ再生条件の説明図
である。
【0014】図1において、図4と同じ記号(番号)で
示されている構成部分は同じであり、1は中心周波数1
5KHzのLPF(ローパスフィルタ)、2は帯域38±
15KHzのBPF(バンドパスフィルタ)、3は帯域1
9±15KHzのBPF(バンドパスフィルタ)、4は副
搬送波発生器、5はミキサー(MIX)、6は狭帯域B
PF群、9はマトリックス増幅器、10は信号検出器で
ある。
示されている構成部分は同じであり、1は中心周波数1
5KHzのLPF(ローパスフィルタ)、2は帯域38±
15KHzのBPF(バンドパスフィルタ)、3は帯域1
9±15KHzのBPF(バンドパスフィルタ)、4は副
搬送波発生器、5はミキサー(MIX)、6は狭帯域B
PF群、9はマトリックス増幅器、10は信号検出器で
ある。
【0015】また、LPF1,BPF2,BPF3,ミ
キサー5,副搬送波発生器4はモノラル/ステレオ成分
抽出手段を、BPF群6,信号検出器10はステレオ出
力演算処理手段を構成する。
キサー5,副搬送波発生器4はモノラル/ステレオ成分
抽出手段を、BPF群6,信号検出器10はステレオ出
力演算処理手段を構成する。
【0016】また、図2において、15−1〜15−m
はリミッタでありレベル抑制部に相当し、16−1〜1
6−mは移相器であり位相差部に相当し、17−1〜1
7−m,18−1〜18−mはミキサー(MIX)であ
り第1乗算部に相当し、19−1〜19−m,20−1
〜20−mはLPFであり直流成分抽出部に相当し、2
1−1〜21−m,22−1〜22−mはミキサー(M
IX)であり第2乗算部に相当し、23−1〜23−m
は加算器、24は加算器、25は増幅器である。また、
加算器23−1〜23−m及び加算器24は信号合成部
を構成する。
はリミッタでありレベル抑制部に相当し、16−1〜1
6−mは移相器であり位相差部に相当し、17−1〜1
7−m,18−1〜18−mはミキサー(MIX)であ
り第1乗算部に相当し、19−1〜19−m,20−1
〜20−mはLPFであり直流成分抽出部に相当し、2
1−1〜21−m,22−1〜22−mはミキサー(M
IX)であり第2乗算部に相当し、23−1〜23−m
は加算器、24は加算器、25は増幅器である。また、
加算器23−1〜23−m及び加算器24は信号合成部
を構成する。
【0017】まず、図3より、音源Aから出力され、L
点で受けた信号ELをA1cosωat、R点で受けた信号ER
をA2cos(ωat+φ)とすれば、ステレオ和信号EM、
ステレオ差信号ESは、
点で受けた信号ELをA1cosωat、R点で受けた信号ER
をA2cos(ωat+φ)とすれば、ステレオ和信号EM、
ステレオ差信号ESは、
【数1】 EM=EL+ER =A1cosωat+A2cos(ωat+φ) ={A1(cosφM−sinφMtanωat)-1+A2}cos(ωat+φM) =KMcos(ωat+φM) (1) ES=EL−ER =A1cosωat−A2cos(ωat+φS) ={A1(cosφS−sinφStanωat)-1−A2}cos(ωat+φS) =KScos(ωat+φS) (2) となる。よって、FM検波信号より得たステレオ和信号
EM、ステレオ差信号ESを上記数式(1),(2)とな
し得る。
EM、ステレオ差信号ESを上記数式(1),(2)とな
し得る。
【0018】図1で、FM検波信号をLPF1に通し、
ステレオ和信号EMを得る。そして、ステレオ和信号EM
はm個の狭帯域BPF群6に与えられ、狭帯域BPF群
6により周波数分割されたEM成分信号EM1〜EMmを得
る。また、BPF2の出力は、L−Rのステレオ差信号
ESをDSB変調したサブ信号である。BPF3の出力
は副搬送波発生器4を通り38KHzの副搬送波となり、
この副搬送波とBPF2の出力をミキサー5で乗算する
ことによりステレオ差信号ESを得る。
ステレオ和信号EMを得る。そして、ステレオ和信号EM
はm個の狭帯域BPF群6に与えられ、狭帯域BPF群
6により周波数分割されたEM成分信号EM1〜EMmを得
る。また、BPF2の出力は、L−Rのステレオ差信号
ESをDSB変調したサブ信号である。BPF3の出力
は副搬送波発生器4を通り38KHzの副搬送波となり、
この副搬送波とBPF2の出力をミキサー5で乗算する
ことによりステレオ差信号ESを得る。
【0019】EM成分信号EM1〜EMm及びステレオ差信
号ESは信号検出器10に加えられ、出力信号EM1’〜
EMm’を得る。そして、信号検出器10の出力であるス
テレオ出力信号ES’はモノラル信号EMと共にマトリッ
クス増幅器9に加えられ左右出力信号EL,EMを得る。
号ESは信号検出器10に加えられ、出力信号EM1’〜
EMm’を得る。そして、信号検出器10の出力であるス
テレオ出力信号ES’はモノラル信号EMと共にマトリッ
クス増幅器9に加えられ左右出力信号EL,EMを得る。
【0020】次に、図2により信号検出器10の動作に
ついて述べる。ここで以下の説明は、説明上、FM成分
信号EM1について述べているが、他のEM成分信号EM2
〜EMmについても同様である。
ついて述べる。ここで以下の説明は、説明上、FM成分
信号EM1について述べているが、他のEM成分信号EM2
〜EMmについても同様である。
【0021】EM成分信号EM1をリミッタ15−1に通
すことにより、リミッタ15−1の出力信号KM1の振幅
が任意の大きさαを越えると1、それ以外はKM1となる
信号KM1’を得る。このように変化するリミッタ15−
1の出力信号をKM1’とすると出力信号EM1’は、
すことにより、リミッタ15−1の出力信号KM1の振幅
が任意の大きさαを越えると1、それ以外はKM1となる
信号KM1’を得る。このように変化するリミッタ15−
1の出力信号をKM1’とすると出力信号EM1’は、
【数2】 EM1’=KM1’cos(ωat+φM) (0≦KM1’≦1) (3) となる。
【0022】信号KM1’を90°移相器16−1に通す
ことにより信号EM1”を得る。
ことにより信号EM1”を得る。
【数3】 EM1”=KM1’sin(ωat+φM) (4) 信号KM1’をミキサー17−1に、信号EM1”をミキサ
ー18−1に加え、それぞれステレオ差信号ESと乗算
して、下記の結果を得る。
ー18−1に加え、それぞれステレオ差信号ESと乗算
して、下記の結果を得る。
【0023】
【数4】 KM1’*ES=(KM1’Ks/2)*{cos(ωat−ωat+φM−φS) +cos(ωat+ωat+φM+φS) =(KM1’Ks/2)*{cos(φM+φS) +cos(2ωatφM+φS)} (5) KM1”*ES=(KM1’Ks/2)*{sin(ωat−ωat+φM−φS) +sin(ωat+ωat+φM+φS) =(KM1’Ks/2)*{sin(φM−φS) +sin(2ωatφM+φS)} (6)
【0024】ミキサー17−1の出力をLPF19−1
に通すことにより、直流成分EM1DC’を得、また、ミキ
サー18−1の出力をLPF20−1に通すことによ
り、直流成分EM1DC”を得る。ここで、ステレオ差信号
ESに含まれる周波数がEM成分EM1と異なる場合は、
LPF19−1及びLPF19−2で排除され、同一周
波数のときのみ直流成分がLPF19−1及びLPF1
9−2で取り出される。
に通すことにより、直流成分EM1DC’を得、また、ミキ
サー18−1の出力をLPF20−1に通すことによ
り、直流成分EM1DC”を得る。ここで、ステレオ差信号
ESに含まれる周波数がEM成分EM1と異なる場合は、
LPF19−1及びLPF19−2で排除され、同一周
波数のときのみ直流成分がLPF19−1及びLPF1
9−2で取り出される。
【0025】ここで、
【数5】 EM1DC’=(KM1’Ks/2)cos(φM−φS) (7) EM1DC”=(KM1’Ks/2)sin(φM−φS) (8)
【0026】直流成分EM1DC’及びEM1DC”をミキサー
21−1及びミキサー21−2で再び信号EM1’及び信
号EM1”と乗算すると、
21−1及びミキサー21−2で再び信号EM1’及び信
号EM1”と乗算すると、
【数6】 EM1DC’*EM1'=(KM1'Ks/2)cos(φM−φS) *EM1’cos(ωat+φM) =(KM1'2Ks/4)*{cos(ωat+φM−φM+φS) +cos(ωat+2φM−φS)} =(KM1'2Ks/4)*{cos(ωat+φS)+cos(ωat+2φM−φS)} (9) EM1DC"*EM1"=(KM1'Ks/2)sin(φM−φS) *EM1'sin(ωat+φM) =(KM1'2Ks/4)*{cos(ωat+φM−φM+φS) −cos(ωat+2φM−φS)} =(KM1'2Ks/4)*{sin(ωat+φS)+cos(ωat+2φM−φS)} (10) となる。
【0027】ミキサー21−1とミキサー21−2の出
力を加算器23−1により加算した結果(信号)ES1’
は、
力を加算器23−1により加算した結果(信号)ES1’
は、
【数7】 ES1’=(KM1'2Ks/4)cos(ωat+φS) =(KM1'2Ks/2)ES (11) となる。
【0028】よって、KM1>αの場合はES1’=ES/
2となる。以上、信号EM1について述べたが、同様に信
号EMmまで行いES2’〜ESm’を得る。加算器24でこ
れらの信号ES1’〜ESm’を合成し、合成信号ES’を
得る。合成信号ES’は信号EM1’〜EMm’がリミッタ
レベルを越えているとすると、ES’=ES/2となるの
で2倍の増幅器25を通してから、図1に示すようにマ
トリックス9に入力し、ステレオ和信号EMとの和と差
から左右信号EL、ERを得る。
2となる。以上、信号EM1について述べたが、同様に信
号EMmまで行いES2’〜ESm’を得る。加算器24でこ
れらの信号ES1’〜ESm’を合成し、合成信号ES’を
得る。合成信号ES’は信号EM1’〜EMm’がリミッタ
レベルを越えているとすると、ES’=ES/2となるの
で2倍の増幅器25を通してから、図1に示すようにマ
トリックス9に入力し、ステレオ和信号EMとの和と差
から左右信号EL、ERを得る。
【0029】また、KM1<αの場合、すなわち信号
EM1’及びEM1”の振幅KM1’が1以下に下がると加算
器23−1の出力ES1’の振幅は2乗で減衰する。同時
に信号EM1と同帯域の信号ESの雑音も2乗で減衰する
こととなる。よって、和信号の周波数分布と同じ差信号
のみが利用されるため、差信号の不必要な帯域ノイズが
低減され、S/NのよいL,R信号を得ることができ
る。
EM1’及びEM1”の振幅KM1’が1以下に下がると加算
器23−1の出力ES1’の振幅は2乗で減衰する。同時
に信号EM1と同帯域の信号ESの雑音も2乗で減衰する
こととなる。よって、和信号の周波数分布と同じ差信号
のみが利用されるため、差信号の不必要な帯域ノイズが
低減され、S/NのよいL,R信号を得ることができ
る。
【0030】一方、ステレオ和信号の振幅が小さくなる
とリミッタレベルを割り、差信号のレベルが大幅に減少
しセパレーションが劣化する。しかし、一般に音の大き
い状態でのセパレーションが良ければ音の小さい時のセ
パレーションが劣化してもあまり気にはならない。した
がって、S/N改善効果の方が大きい。更に、デジタル
処理により本発明の方式による信号処理を実現すること
ができる。デジタル処理化した場合に回路構成が単純化
し演算処理が減少する。
とリミッタレベルを割り、差信号のレベルが大幅に減少
しセパレーションが劣化する。しかし、一般に音の大き
い状態でのセパレーションが良ければ音の小さい時のセ
パレーションが劣化してもあまり気にはならない。した
がって、S/N改善効果の方が大きい。更に、デジタル
処理により本発明の方式による信号処理を実現すること
ができる。デジタル処理化した場合に回路構成が単純化
し演算処理が減少する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、狭
帯域BPFを半減し、装置全体を小型化する(LPF、
移相器、ミキサー等の増加は狭帯域BPFの半減による
回路小型化効果を減ずるものではない)。また、デジタ
ル処理によりこの方式による信号処理を実現する場合
に、演算処理が減少し大幅なコストダウンとなる。
帯域BPFを半減し、装置全体を小型化する(LPF、
移相器、ミキサー等の増加は狭帯域BPFの半減による
回路小型化効果を減ずるものではない)。また、デジタ
ル処理によりこの方式による信号処理を実現する場合
に、演算処理が減少し大幅なコストダウンとなる。
【図1】本発明に基づくFMステレオの帯域分割による
信号処理回路の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
信号処理回路の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1で用いている信号検出器及び周辺回路の詳
細ブロック図である。
細ブロック図である。
【図3】ステレオ再生条件の説明図である。
【図4】従来技術によるFMステレオの帯域分割による
信号処理回路のブロック図である。
信号処理回路のブロック図である。
【図5】図4で用いている検出器及び周辺回路の詳細ブ
ロック図である。
ロック図である。
1 LPF(モノラル/ステレオ成分抽出手段) 2 BPF(モノラル/ステレオ成分抽出手段) 3 BPF(モノラル/ステレオ成分抽出手段) 4 副搬送波発生器(モノラル/ステレオ成分抽出手
段) 5 ミキサー(モノラル/ステレオ成分抽出手段) 6 BPF群(ステレオ出力演算処理手段) 10 信号検出器(ステレオ出力演算処理手段) 15−1〜15−m リミッタ(レベル抑制部) 16−1〜16−m 移相器(位相差部) 17−1〜17−m,18−1〜18−m ミキサー
(第1乗算部) 19−1〜19−m,20−1〜20−m LPF(直
流成分抽出部) 21−1〜21−m,22−1〜22−m ミキサー
(第2乗算部) 23−1〜23−m 加算器(信号合成部) 24 加算器(信号合成部)
段) 5 ミキサー(モノラル/ステレオ成分抽出手段) 6 BPF群(ステレオ出力演算処理手段) 10 信号検出器(ステレオ出力演算処理手段) 15−1〜15−m リミッタ(レベル抑制部) 16−1〜16−m 移相器(位相差部) 17−1〜17−m,18−1〜18−m ミキサー
(第1乗算部) 19−1〜19−m,20−1〜20−m LPF(直
流成分抽出部) 21−1〜21−m,22−1〜22−m ミキサー
(第2乗算部) 23−1〜23−m 加算器(信号合成部) 24 加算器(信号合成部)
Claims (1)
- 【請求項1】 FM検波信号から、異なる複数の所定帯
域幅による周波数分割に基づいて、モノラル成分信号及
びステレオ成分信号を得るモノラル/ステレオ成分抽出
手段と、前記モノラル成分信号を複数の狭帯域周波数成
分に分割しEM成分信号を得ると共に、該EM成分信号
と前記ステレオ成分信号とに基づいて、ステレオ成分が
存在しない帯域のノイズ成分を低減するように、該EM
成分信号及びステレオ成分信号を演算処理しステレオ出
力信号を得るステレオ出力演算処理手段と、を有するF
Mステレオの帯域分割による信号処理回路において、 前記ステレオ出力演算処理手段が、 前記EM成分信号の振幅を所定基準レベルとの比較に基
づいて抑制し、EM抑制信号を得るレベル抑制部と、 前記EM抑制信号にほぼ90°の位相差を与え、EM位
相差信号を得る位相差部と、 前記ステレオ成分信号に基づいて、前記EM抑制信号及
び前記EM位相差信号を乗算処理しそれぞれ第1乗算処
理信号を得る第1乗算部と、 前記ステレオ成分信号が前記EM成分信号とほぼ同一周
波数成分の時、前記各第1演算処理信号の直流成分を抽
出しそれぞれ直流成分信号を得る直流成分抽出部と、 前記EM抑制信号及び前記EM位相差信号に基づいて、
前記各直流成分信号をそれぞれ乗算処理し、それぞれ対
応する第2演算処理信号を得る第2乗算処理部と前記各
第2演算処理信号を合成しステレオ出力信号を得る合成
部と、 を有することを特徴とするFMステレオの帯域分割によ
る信号処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02760193A JP3370716B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | Fmステレオの帯域分割による信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02760193A JP3370716B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | Fmステレオの帯域分割による信号処理回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06224866A true JPH06224866A (ja) | 1994-08-12 |
| JP3370716B2 JP3370716B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=12225450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02760193A Expired - Fee Related JP3370716B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | Fmステレオの帯域分割による信号処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370716B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0955732A1 (en) * | 1998-04-29 | 1999-11-10 | Sony International (Europe) GmbH | Method and device to demultiplex a frequency demodulated stereo-multiplex-signal |
| JP2001285227A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Pioneer Electronic Corp | Fmマルチプレクス復調装置 |
| EP1289155A1 (en) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Sony International (Europe) GmbH | Noise reduction in an FM stereo receiver |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6078358B2 (ja) * | 2013-01-29 | 2017-02-08 | パイオニア株式会社 | ノイズ低減装置、放送受信装置及びノイズ低減方法 |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP02760193A patent/JP3370716B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0955732A1 (en) * | 1998-04-29 | 1999-11-10 | Sony International (Europe) GmbH | Method and device to demultiplex a frequency demodulated stereo-multiplex-signal |
| JP2001285227A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Pioneer Electronic Corp | Fmマルチプレクス復調装置 |
| EP1289155A1 (en) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Sony International (Europe) GmbH | Noise reduction in an FM stereo receiver |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3370716B2 (ja) | 2003-01-27 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |