JPH06224882A - 光fsk受信器及びそれを用いた光fdm−fsk伝送システム - Google Patents
光fsk受信器及びそれを用いた光fdm−fsk伝送システムInfo
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- JPH06224882A JPH06224882A JP5248659A JP24865993A JPH06224882A JP H06224882 A JPH06224882 A JP H06224882A JP 5248659 A JP5248659 A JP 5248659A JP 24865993 A JP24865993 A JP 24865993A JP H06224882 A JPH06224882 A JP H06224882A
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光受信器のトラッキングが容易であり構成も簡
単にできる光FSK受信器及びそれを用いた光FDM−
FSK伝送システムである。 【構成】光FDM(frequency divisi
on multiplexing)−FSK(freq
uency shift keying)伝送システム
に用いられる光FSK受信器である。光FSK信号を2
つに分ける光分岐器1−1、2つの可変光フィルタ1−
2−1,2、2つの受光回路1−4−1,2、差動増幅
器1−6が備えられる。光分岐器1−1で分けられた光
FSK信号のマーク光周波数及びスペース光周波数は、
各々に同調された2つの可変光フィルタ1−2−1,2
で透過され、その各々の透過光は2つの受光回路1−4
−1,2により独立に受光され、差動増幅器1−6によ
る差信号で光FSK信号が受信される。
単にできる光FSK受信器及びそれを用いた光FDM−
FSK伝送システムである。 【構成】光FDM(frequency divisi
on multiplexing)−FSK(freq
uency shift keying)伝送システム
に用いられる光FSK受信器である。光FSK信号を2
つに分ける光分岐器1−1、2つの可変光フィルタ1−
2−1,2、2つの受光回路1−4−1,2、差動増幅
器1−6が備えられる。光分岐器1−1で分けられた光
FSK信号のマーク光周波数及びスペース光周波数は、
各々に同調された2つの可変光フィルタ1−2−1,2
で透過され、その各々の透過光は2つの受光回路1−4
−1,2により独立に受光され、差動増幅器1−6によ
る差信号で光FSK信号が受信される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光受信器及びそれを用
いた光伝送システムに関し、特に、光周波数分割多重な
いしFDM(frequency division
multiplexing)−周波数シフトキーイング
ないしFSK(frequencyshift key
ing)伝送に用いられる光FSK受信器及びそれを用
いた光FDM−FSK伝送システムに関するものであ
る。
いた光伝送システムに関し、特に、光周波数分割多重な
いしFDM(frequency division
multiplexing)−周波数シフトキーイング
ないしFSK(frequencyshift key
ing)伝送に用いられる光FSK受信器及びそれを用
いた光FDM−FSK伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光FDM伝送方式は、数GHz〜数十G
Hzの光周波数間隔で伝送信号の高密度多重を行うもの
で、光ファイバの広帯域性を有効に活用でき、1本の光
ファイバ内に独立した多数の高速チャンネルを確保でき
る(これに対し、波長分割多重(wavelength
division multiplexing)は比
較的広い波長間隔で伝送信号の多重を行うものであ
る)。この方式により、大容量で、網構成が柔軟な通信
システムが実現可能であり、光CATV網、マルチメデ
ィア光LANなどへの適用が期待される。
Hzの光周波数間隔で伝送信号の高密度多重を行うもの
で、光ファイバの広帯域性を有効に活用でき、1本の光
ファイバ内に独立した多数の高速チャンネルを確保でき
る(これに対し、波長分割多重(wavelength
division multiplexing)は比
較的広い波長間隔で伝送信号の多重を行うものであ
る)。この方式により、大容量で、網構成が柔軟な通信
システムが実現可能であり、光CATV網、マルチメデ
ィア光LANなどへの適用が期待される。
【0003】周波数分割多重方式において、多重度が高
くかつ簡易なシステムを実現するためには、変復調方式
が重要な検討項目である。現在、主に検討が進められて
いるのは、変調方式としては外部強度変調と直接FSK
変調であり、復調方式としては光フィルター−直接検波
と光ヘテロダイン検波である。
くかつ簡易なシステムを実現するためには、変復調方式
が重要な検討項目である。現在、主に検討が進められて
いるのは、変調方式としては外部強度変調と直接FSK
変調であり、復調方式としては光フィルター−直接検波
と光ヘテロダイン検波である。
【0004】変調方式としての直接FSK変調は、DF
B(distributed feedback)−L
D(laser diode)のバイアス電流にmA程
度の振幅の変調電流を重畳することにより容易に実現で
きる。その光信号では、マーク光周波数とスペース光周
波数(以下、それぞれfm、fsと記す。その間隔はGH
z程度)が、各々、情報信号の“1”、“0”に対応す
る。1チャンネル当たり2つの光周波数を使うため、多
重度の点では外部強度変調に劣るが、外部変調器を必要
としないため簡易性ではこれより大きく優れている。
B(distributed feedback)−L
D(laser diode)のバイアス電流にmA程
度の振幅の変調電流を重畳することにより容易に実現で
きる。その光信号では、マーク光周波数とスペース光周
波数(以下、それぞれfm、fsと記す。その間隔はGH
z程度)が、各々、情報信号の“1”、“0”に対応す
る。1チャンネル当たり2つの光周波数を使うため、多
重度の点では外部強度変調に劣るが、外部変調器を必要
としないため簡易性ではこれより大きく優れている。
【0005】一方、復調方式としての光フィルター−直
接検波は、周波数多重された光信号の中から光フィルタ
により受信チャンネル(所望チャンネル)の光周波数を
選択し、受光回路で検波して受信する。この復調方式を
FSK変調に用いた場合は、光フィルタでfm、fsの分
離も行う。この復調方式は、受信感度では光ヘテロダイ
ン検波に劣るが、局発光源LDを必要としない点及び電
気回路の扱う帯域の点で光優れ、構成の簡易性に優れて
いる。
接検波は、周波数多重された光信号の中から光フィルタ
により受信チャンネル(所望チャンネル)の光周波数を
選択し、受光回路で検波して受信する。この復調方式を
FSK変調に用いた場合は、光フィルタでfm、fsの分
離も行う。この復調方式は、受信感度では光ヘテロダイ
ン検波に劣るが、局発光源LDを必要としない点及び電
気回路の扱う帯域の点で光優れ、構成の簡易性に優れて
いる。
【0006】これより分かる様に、直接FSK変調と光
フィルター−直接検波を組み合わせた伝送方式は、他の
方式に比較して簡易性に優れており、最も早期に実現可
能な光FDM伝送システムといえる。尚、本明細書で
は、FSK変調を用いた光FDM伝送を光FDM−FS
K伝送と呼び、この伝送系の受信器(光フィルタと受光
回路等を組み合わせたもの)を光FSK受信器と呼ぶこ
とにする。
フィルター−直接検波を組み合わせた伝送方式は、他の
方式に比較して簡易性に優れており、最も早期に実現可
能な光FDM伝送システムといえる。尚、本明細書で
は、FSK変調を用いた光FDM伝送を光FDM−FS
K伝送と呼び、この伝送系の受信器(光フィルタと受光
回路等を組み合わせたもの)を光FSK受信器と呼ぶこ
とにする。
【0007】以下、光FDM−FSK伝送について説明
する。図6に光FDM−FSK伝送の光信号スペクトル
を示す。1つのチャンネルに1組のマーク光周波数(f
1m〜fnm中のいずれかであるfim)とスペース光周波数
(f1s〜fns中のいずれかであるfis)が割り当てられ
ている。光FSK受信器は光FDM−FSK伝送システ
ムの核となるもので、受信する光周波数が可変であるタ
イプの検討が進められている。可変光フィルタの型式、
光FSK信号の受信方式により幾つかの種類に分けられ
る。
する。図6に光FDM−FSK伝送の光信号スペクトル
を示す。1つのチャンネルに1組のマーク光周波数(f
1m〜fnm中のいずれかであるfim)とスペース光周波数
(f1s〜fns中のいずれかであるfis)が割り当てられ
ている。光FSK受信器は光FDM−FSK伝送システ
ムの核となるもので、受信する光周波数が可変であるタ
イプの検討が進められている。可変光フィルタの型式、
光FSK信号の受信方式により幾つかの種類に分けられ
る。
【0008】光FDM伝送(チャンネル間隔が数GHz
〜数十GHz)に使用できる光周波数可変の光フィルタ
としては、ファブリペロー型、半導体型、マッハツェン
ダ型のものが知られている。ファブリペロー型は、通常
のファブリペロー共振器を高フィネス化、広自由スペク
トル領域ないしFSR(free spectralr
ange)化し、可変光フィルタとして機能させるもの
である。選択光周波数は、共振器間の光路長を機械的あ
るいは電気光学効果等により変えることで制御される。
半導体型は、DFB−LD、DBR(distribu
ted bragg reflector)−LD等の
注入電流をしきい値以下に設定して用いるもので、注入
電流値を変化させることで選択光周波数を変えられる電
流制御型の可変光フィルタとして動作する。マッハツェ
ンダ型は周期フィルタであるマッハツェンダフィルタを
多段接続して(次段の周期を前段の周期の1/2に設定
する)、光周波数多重された光信号から受信チャンネル
の光周波数を選択する。選択する光周波数は、各段の光
路長を制御し透過特性を反転させることにより変えられ
る。
〜数十GHz)に使用できる光周波数可変の光フィルタ
としては、ファブリペロー型、半導体型、マッハツェン
ダ型のものが知られている。ファブリペロー型は、通常
のファブリペロー共振器を高フィネス化、広自由スペク
トル領域ないしFSR(free spectralr
ange)化し、可変光フィルタとして機能させるもの
である。選択光周波数は、共振器間の光路長を機械的あ
るいは電気光学効果等により変えることで制御される。
半導体型は、DFB−LD、DBR(distribu
ted bragg reflector)−LD等の
注入電流をしきい値以下に設定して用いるもので、注入
電流値を変化させることで選択光周波数を変えられる電
流制御型の可変光フィルタとして動作する。マッハツェ
ンダ型は周期フィルタであるマッハツェンダフィルタを
多段接続して(次段の周期を前段の周期の1/2に設定
する)、光周波数多重された光信号から受信チャンネル
の光周波数を選択する。選択する光周波数は、各段の光
路長を制御し透過特性を反転させることにより変えられ
る。
【0009】前述の3つの型式のうち、ファブリペロー
型と半導体型はバンドパスフィルタとして動作し、その
ためFSK信号の受信に際しては、fm、fsの一方に可
変光フィルタの光周波数を同調させる。一方、マッハツ
ェンダ型は最終段のマッハツェンダフィルタの2つの出
力ポートの光周波数をfm、fsに同調させる。
型と半導体型はバンドパスフィルタとして動作し、その
ためFSK信号の受信に際しては、fm、fsの一方に可
変光フィルタの光周波数を同調させる。一方、マッハツ
ェンダ型は最終段のマッハツェンダフィルタの2つの出
力ポートの光周波数をfm、fsに同調させる。
【0010】次に、光FSK受信器の2つの従来例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0011】第1例は可変光フィルタとしてファブリペ
ロー型あるいは半導体型を用いた例である。図22に第
1例のブロック図を、図23にこの可変光フィルタの光
周波数特性を示す。尚、光ファイバを用いたファブリペ
ロー型の可変光フィルタを使用したシステムについて
は、I. P. Kaminowらの“FDMA−FS
K star network with a tun
able optical filter demul
tiplexer”, Journal ofLigh
twave Technology, 第6巻, 第9
号, 1406〜1414ページ (1988)に詳し
く説明されている。
ロー型あるいは半導体型を用いた例である。図22に第
1例のブロック図を、図23にこの可変光フィルタの光
周波数特性を示す。尚、光ファイバを用いたファブリペ
ロー型の可変光フィルタを使用したシステムについて
は、I. P. Kaminowらの“FDMA−FS
K star network with a tun
able optical filter demul
tiplexer”, Journal ofLigh
twave Technology, 第6巻, 第9
号, 1406〜1414ページ (1988)に詳し
く説明されている。
【0012】図22において、光信号は、可変光フィル
タ110−1により受信チャンネルのfmのみを透過さ
れ、受光回路110−3で電気信号に変換され、判定回
路110−5でデジタル信号として再生される。光周波
数制御回路110−4は、受光回路110−3の出力を
もとに、ドライバ110−2を介して可変光フィルタ1
10−1の透過光周波数を制御する。この光周波数制御
回路110−4の制御(受信チャンネルの指定等)は受
信装置の通信制御系により行われる。この構成におい
て、例えば、第2チャンネルを受信する場合には、図2
3に示す様に、可変光フィルタ110−1の光周波数は
第2チャンネルのマーク光周波数f2mに同調される。こ
れにより、第2チャンネルの光FSK信号は振幅シフト
キーイングないしASK(amplitude shi
ft keying)信号に変換される。
タ110−1により受信チャンネルのfmのみを透過さ
れ、受光回路110−3で電気信号に変換され、判定回
路110−5でデジタル信号として再生される。光周波
数制御回路110−4は、受光回路110−3の出力を
もとに、ドライバ110−2を介して可変光フィルタ1
10−1の透過光周波数を制御する。この光周波数制御
回路110−4の制御(受信チャンネルの指定等)は受
信装置の通信制御系により行われる。この構成におい
て、例えば、第2チャンネルを受信する場合には、図2
3に示す様に、可変光フィルタ110−1の光周波数は
第2チャンネルのマーク光周波数f2mに同調される。こ
れにより、第2チャンネルの光FSK信号は振幅シフト
キーイングないしASK(amplitude shi
ft keying)信号に変換される。
【0013】第2例は可変光フィルタとしてマッハツェ
ンダ型を用いた例である。図24に第2例のブロック図
を、図25にこの光周波数弁別器の光周波数特性を示
す。この例では、多段構成のマッハツェンダフィルタの
最終段以前の段をまとめて光周波数選択スイッチ112
−1とし、最終段を光周波数弁別器112−2としてい
る。チャンネル数は、光周波数選択スイッチ112−1
内のマッハツェンダフィルタの段数をk段とすると、2
のk乗になる。尚、これについては、鳥羽らの“100
チャンネル光FDM情報分配伝送系構成法の検討”,
電子情報通信学会技術研究報告 OCS 89−64,
15〜20ページ(1989)に詳細に説明されてい
る。
ンダ型を用いた例である。図24に第2例のブロック図
を、図25にこの光周波数弁別器の光周波数特性を示
す。この例では、多段構成のマッハツェンダフィルタの
最終段以前の段をまとめて光周波数選択スイッチ112
−1とし、最終段を光周波数弁別器112−2としてい
る。チャンネル数は、光周波数選択スイッチ112−1
内のマッハツェンダフィルタの段数をk段とすると、2
のk乗になる。尚、これについては、鳥羽らの“100
チャンネル光FDM情報分配伝送系構成法の検討”,
電子情報通信学会技術研究報告 OCS 89−64,
15〜20ページ(1989)に詳細に説明されてい
る。
【0014】図24において、光周波数選択スイッチ1
12−1は1つの信号ポートと、段数と同じ数のモニタ
ポートをもっている。信号ポートはマッハツェンダフィ
ルタ各段の1つの出力ポートを次段に接続したもので、
光周波数弁別器112−2に接続される。一方、モニタ
ポートは各段のもう一方の出力ポートであり、各々、受
光回路112−4−3に接続される。光信号は、光周波
数選択スイッチ112−1により受信チャンネルの光周
波数fm、fsのみ透過され、光周波数弁別器112−2
でfm、fsが分離され、各々、受光回路112−4−1
と受光回路112−4−2で電気信号に変換される。差
動増幅器112−6はこれらの電気信号の差を取り、こ
の出力は判定回路112−7によりデジタル信号として
再生される。一方、光周波数制御回路112−5−1
は、差動増幅器112−6の出力を誤差信号として、ド
ライバ112−3−1を介して光周波数弁別器112−
2を制御する。この回路112−5−1のON/OFF
は受信装置の通信制御系により制御され、トラッキング
時のみONされる。
12−1は1つの信号ポートと、段数と同じ数のモニタ
ポートをもっている。信号ポートはマッハツェンダフィ
ルタ各段の1つの出力ポートを次段に接続したもので、
光周波数弁別器112−2に接続される。一方、モニタ
ポートは各段のもう一方の出力ポートであり、各々、受
光回路112−4−3に接続される。光信号は、光周波
数選択スイッチ112−1により受信チャンネルの光周
波数fm、fsのみ透過され、光周波数弁別器112−2
でfm、fsが分離され、各々、受光回路112−4−1
と受光回路112−4−2で電気信号に変換される。差
動増幅器112−6はこれらの電気信号の差を取り、こ
の出力は判定回路112−7によりデジタル信号として
再生される。一方、光周波数制御回路112−5−1
は、差動増幅器112−6の出力を誤差信号として、ド
ライバ112−3−1を介して光周波数弁別器112−
2を制御する。この回路112−5−1のON/OFF
は受信装置の通信制御系により制御され、トラッキング
時のみONされる。
【0015】また、受光回路112−4−3、光周波数
制御回路112−5−2、ドライバ112−3−2は光
周波数選択スイッチ112−1内のマッハツェンダフィ
ルタの段数分の入出力をもっている。各段のモニタポー
トの光信号は受光回路112−4−3で電気信号に変換
され、光周波数制御回路112−5−2に入力される。
光周波数制御回路112−5−2は、ドライバ112−
3−2を介して光周波数選択スイッチ112−1の各段
のマッハツェンダフィルタを制御する。この回路112
−5−2自体は受信装置の通信制御系により制御され
る。チャンネル選択時には、各段の信号ポートに受信チ
ャンネルの光周波数が出力される様に、各段を設定す
る。続いて、受信信号と各モニタポート出力とを同期検
波して誤差信号を生成し、受信チャンネルの光周波数が
各モニタポートで最小になるように各段のトラッキング
を行う。
制御回路112−5−2、ドライバ112−3−2は光
周波数選択スイッチ112−1内のマッハツェンダフィ
ルタの段数分の入出力をもっている。各段のモニタポー
トの光信号は受光回路112−4−3で電気信号に変換
され、光周波数制御回路112−5−2に入力される。
光周波数制御回路112−5−2は、ドライバ112−
3−2を介して光周波数選択スイッチ112−1の各段
のマッハツェンダフィルタを制御する。この回路112
−5−2自体は受信装置の通信制御系により制御され
る。チャンネル選択時には、各段の信号ポートに受信チ
ャンネルの光周波数が出力される様に、各段を設定す
る。続いて、受信信号と各モニタポート出力とを同期検
波して誤差信号を生成し、受信チャンネルの光周波数が
各モニタポートで最小になるように各段のトラッキング
を行う。
【0016】図24の構成で、例えば、第2チャンネル
を受信する場合には、図25に示す様に光周波数弁別器
112−2の2つの出力ポートの光周波数の中心値は第
2チャンネルのf2m、f2sの中心値に同調される。これ
により、第2チャンネルの光FSK信号はASK(am
plitude shift keying)信号に変
換される。但し、この第2例の場合は第1例とは異な
り、マーク、スペース両方の信号を受信に用いることが
できる。
を受信する場合には、図25に示す様に光周波数弁別器
112−2の2つの出力ポートの光周波数の中心値は第
2チャンネルのf2m、f2sの中心値に同調される。これ
により、第2チャンネルの光FSK信号はASK(am
plitude shift keying)信号に変
換される。但し、この第2例の場合は第1例とは異な
り、マーク、スペース両方の信号を受信に用いることが
できる。
【0017】尚、光FSK伝送の初期の実験系として、
マーク光周波数とスペース光周波数の間隔がnmオーダ
の光FSK信号を、各々の光周波数に透過光周波数を合
わせた固定光フィルタで受信するものがあるが、これは
光周波数が固定であり、また光周波数間隔が広いため、
現在検討が進められている多チャンネルの光FDM−F
SK伝送システムには適さない。この実験系の一例につ
いては、Paul R. Prucnalの“Wide
band FSK optical fiber co
mmunication experiment”,
Journalof Optical Communi
cations, 第4巻, 第3号, 99〜103
ページ (1983)に詳細に説明されている。
マーク光周波数とスペース光周波数の間隔がnmオーダ
の光FSK信号を、各々の光周波数に透過光周波数を合
わせた固定光フィルタで受信するものがあるが、これは
光周波数が固定であり、また光周波数間隔が広いため、
現在検討が進められている多チャンネルの光FDM−F
SK伝送システムには適さない。この実験系の一例につ
いては、Paul R. Prucnalの“Wide
band FSK optical fiber co
mmunication experiment”,
Journalof Optical Communi
cations, 第4巻, 第3号, 99〜103
ページ (1983)に詳細に説明されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の光FSK受信器には以下のような問題があった。
従来の光FSK受信器には以下のような問題があった。
【0019】先ず、前記第1例では波長トラッキングが
問題となる。トラッキングの一般的な方式としては、伝
送信号の低周波(伝送信号の帯域に対して)変調と同期
検波が用いられる。この方式を用いて可変光フィルタ1
10−1の透過光強度が最大になるように制御すること
により、可変光フィルタ110−1の透過光周波数を受
信チャンネルの光源の光周波数にトラッキングすること
ができる(この方式については、本出願人による特願平
第4−192900号明細書を参照)。しかし、光FS
K信号は、この方式の制御系の帯域では、fm、fs両方
が常に発光されているようにみえる。即ち、光FSK信
号では、或る期間においてfm、fs両方の信号が同じ割
合で存在する様にされており、低帯域のこの方式の制御
系では、比較的高帯域の光FSK信号を均して扱うの
で、fm、fs両方が常に発光されているようにみえる。
また、光FDM−FSK伝送では多重度を上げるため、
各チャンネルの光周波数偏移(fmとfsの差)が光フィ
ルタ110−1の半値幅と同程度に設定されている(図
23参照)。そのため、光フィルタ110−1の透過光
強度の顕著なピークがfmで得られず、この方式による
トラッキングは困難になる。
問題となる。トラッキングの一般的な方式としては、伝
送信号の低周波(伝送信号の帯域に対して)変調と同期
検波が用いられる。この方式を用いて可変光フィルタ1
10−1の透過光強度が最大になるように制御すること
により、可変光フィルタ110−1の透過光周波数を受
信チャンネルの光源の光周波数にトラッキングすること
ができる(この方式については、本出願人による特願平
第4−192900号明細書を参照)。しかし、光FS
K信号は、この方式の制御系の帯域では、fm、fs両方
が常に発光されているようにみえる。即ち、光FSK信
号では、或る期間においてfm、fs両方の信号が同じ割
合で存在する様にされており、低帯域のこの方式の制御
系では、比較的高帯域の光FSK信号を均して扱うの
で、fm、fs両方が常に発光されているようにみえる。
また、光FDM−FSK伝送では多重度を上げるため、
各チャンネルの光周波数偏移(fmとfsの差)が光フィ
ルタ110−1の半値幅と同程度に設定されている(図
23参照)。そのため、光フィルタ110−1の透過光
強度の顕著なピークがfmで得られず、この方式による
トラッキングは困難になる。
【0020】また、前記第2例では、図24に示す様
に、構成や制御の複雑さが問題となる。即ち、従来技術
のところでも説明したように、フィルタ手段が多段構成
になり、各段を独立に制御しなければならない。
に、構成や制御の複雑さが問題となる。即ち、従来技術
のところでも説明したように、フィルタ手段が多段構成
になり、各段を独立に制御しなければならない。
【0021】従って、本発明の目的は、光受信器のトラ
ッキングが容易であり構成も簡単にできる光FSK受信
器及びそれを用いた光FDM−FSK伝送システムを提
供することにある。
ッキングが容易であり構成も簡単にできる光FSK受信
器及びそれを用いた光FDM−FSK伝送システムを提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明では、光信号を少なくとも2つに分ける光分岐
手段、少なくとも2つの可変光フィルタ、少なくとも2
つの受光手段、差動増幅器を備え、光分岐手段で分けら
れた光信号を少なくとも2つの可変光フィルタで透過さ
せ、その各々の透過光を少なくとも2つの受光手段によ
り独立に受光し、差動増幅器によるその差信号で光信号
を受信する。
の本発明では、光信号を少なくとも2つに分ける光分岐
手段、少なくとも2つの可変光フィルタ、少なくとも2
つの受光手段、差動増幅器を備え、光分岐手段で分けら
れた光信号を少なくとも2つの可変光フィルタで透過さ
せ、その各々の透過光を少なくとも2つの受光手段によ
り独立に受光し、差動増幅器によるその差信号で光信号
を受信する。
【0023】また、上記目的を達成するための本発明で
は、光FDM−FSK伝送に用いられる光FSK受信器
において、光信号を2つに分ける光分岐器、2つの可変
光フィルタ、2つの受光回路、差動増幅器を備え、光F
SK信号のマーク光周波数及びスペース光周波数を、各
々に同調させた2つの可変光フィルタで透過し、その各
々の透過光を2つの受光回路により独立に受光し、その
差信号を差動増幅器で得て信号を受信する。
は、光FDM−FSK伝送に用いられる光FSK受信器
において、光信号を2つに分ける光分岐器、2つの可変
光フィルタ、2つの受光回路、差動増幅器を備え、光F
SK信号のマーク光周波数及びスペース光周波数を、各
々に同調させた2つの可変光フィルタで透過し、その各
々の透過光を2つの受光回路により独立に受光し、その
差信号を差動増幅器で得て信号を受信する。
【0024】より具体的には、可変光フィルタとしてD
FBフィルタやDBRフィルタやファブリペロー型フィ
ルタを用いたり、可変光フィルタとしてDFBフィルタ
あるいはDBRフィルタを用い、これに光分岐器、受光
回路の受光素子を集積化して構成したりする。
FBフィルタやDBRフィルタやファブリペロー型フィ
ルタを用いたり、可変光フィルタとしてDFBフィルタ
あるいはDBRフィルタを用い、これに光分岐器、受光
回路の受光素子を集積化して構成したりする。
【0025】また、更に、光周波数制御手段、光周波数
制御回路を有し、該光周波数制御回路は低域通過フィル
タ及び該光周波数制御手段を制御する回路とを備え、2
つの受光回路の出力の差信号の低周波成分を誤差信号と
して、2つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信す
る光FSK信号の中心光周波数にトラッキングすること
を特徴とする光FSK受信器である。
制御回路を有し、該光周波数制御回路は低域通過フィル
タ及び該光周波数制御手段を制御する回路とを備え、2
つの受光回路の出力の差信号の低周波成分を誤差信号と
して、2つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信す
る光FSK信号の中心光周波数にトラッキングすること
を特徴とする光FSK受信器である。
【0026】また、更に、光周波数制御手段、光周波数
制御回路を有し、該光周波数制御回路は加算器、減算
器、基準電圧源、低域通過フィルタ及び該光周波数制御
手段を制御する回路とを備え、2つの受光回路の出力の
差信号の低周波成分を誤差信号として、2つの可変光フ
ィルタの中心光周波数を、受信する光FSK信号の中心
光周波数にトラッキングし、2つの受光回路の出力の和
信号の低周波成分と基準電圧の差を誤差信号として、2
つの可変光フィルタの光周波数間隔を、受信する光FS
K信号の光周波数間隔にトラッキングすることを特徴と
する光FSK受信器である。
制御回路を有し、該光周波数制御回路は加算器、減算
器、基準電圧源、低域通過フィルタ及び該光周波数制御
手段を制御する回路とを備え、2つの受光回路の出力の
差信号の低周波成分を誤差信号として、2つの可変光フ
ィルタの中心光周波数を、受信する光FSK信号の中心
光周波数にトラッキングし、2つの受光回路の出力の和
信号の低周波成分と基準電圧の差を誤差信号として、2
つの可変光フィルタの光周波数間隔を、受信する光FS
K信号の光周波数間隔にトラッキングすることを特徴と
する光FSK受信器である。
【0027】また、更に、光周波数制御手段、光周波数
制御回路を有し、該光周波数制御回路は加算器、低域通
過フィルタ、互いに周波数の異なる変調信号を供給する
2つの変調手段、2つの位相検知手段及び該光周波数制
御手段を制御する回路とを備え、2つの可変光フィルタ
の中心光周波数を変調し、2つの受光回路の出力の和信
号の変調成分と変調信号の位相関係から誤差信号を生成
し、2つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信する
光FSK信号の中心光周波数にトラッキングし、2つの
可変光フィルタの光周波数間隔を変調し、2つの受光回
路の出力の和信号の変調成分と変調信号の位相関係から
誤差信号を生成し、2つの可変光フィルタの光周波数間
隔を、受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッキ
ングすることを特徴とする光FSK受信器である。
制御回路を有し、該光周波数制御回路は加算器、低域通
過フィルタ、互いに周波数の異なる変調信号を供給する
2つの変調手段、2つの位相検知手段及び該光周波数制
御手段を制御する回路とを備え、2つの可変光フィルタ
の中心光周波数を変調し、2つの受光回路の出力の和信
号の変調成分と変調信号の位相関係から誤差信号を生成
し、2つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信する
光FSK信号の中心光周波数にトラッキングし、2つの
可変光フィルタの光周波数間隔を変調し、2つの受光回
路の出力の和信号の変調成分と変調信号の位相関係から
誤差信号を生成し、2つの可変光フィルタの光周波数間
隔を、受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッキ
ングすることを特徴とする光FSK受信器である。
【0028】また、更に、光周波数制御手段、光周波数
制御回路を有し、該光周波数制御回路は加算器、減算
器、低域通過フィルタ、変調手段、位相検知手段及び該
光周波数制御手段を制御する回路とを備え、2つの受光
回路の出力の差信号の低周波成分を誤差信号として、2
つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信する光FS
K信号の中心光周波数にトラッキングし、2つの可変光
フィルタの光周波数間隔を変調し、2つの受光回路の出
力の和信号の変調成分と変調信号の位相関係から誤差信
号を生成し、2つの可変光フィルタの光周波数間隔を、
受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッキングす
ることを特徴とする光FSK受信器である。
制御回路を有し、該光周波数制御回路は加算器、減算
器、低域通過フィルタ、変調手段、位相検知手段及び該
光周波数制御手段を制御する回路とを備え、2つの受光
回路の出力の差信号の低周波成分を誤差信号として、2
つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信する光FS
K信号の中心光周波数にトラッキングし、2つの可変光
フィルタの光周波数間隔を変調し、2つの受光回路の出
力の和信号の変調成分と変調信号の位相関係から誤差信
号を生成し、2つの可変光フィルタの光周波数間隔を、
受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッキングす
ることを特徴とする光FSK受信器である。
【0029】更に、前記光周波数制御手段として、電流
源や温度コントローラを用いたりする。
源や温度コントローラを用いたりする。
【0030】
【作用】例えば、光FSK信号のマーク光周波数及びス
ペース光周波数を、各々独立した可変光フィルタで受信
するため、多段構成でなく1段で光FDM−FSK信号
を受信できる。また、マーク光周波数及びスペース光周
波数の両方を受信するので、その差信号から2つの可変
光フィルタの光周波数(後に説明する様に、透過スペク
トルのピークである)の中心値を、受信する光FSK信
号の中心光周波数にトラッキングすることができて、ト
ラッキングが容易となる。
ペース光周波数を、各々独立した可変光フィルタで受信
するため、多段構成でなく1段で光FDM−FSK信号
を受信できる。また、マーク光周波数及びスペース光周
波数の両方を受信するので、その差信号から2つの可変
光フィルタの光周波数(後に説明する様に、透過スペク
トルのピークである)の中心値を、受信する光FSK信
号の中心光周波数にトラッキングすることができて、ト
ラッキングが容易となる。
【0031】
【実施例1】以下、本発明の光FSK受信器の第1実施
例について図1及び図2を用いて説明する。
例について図1及び図2を用いて説明する。
【0032】図1は本発明の光FSK受信器のブロック
図である。図中、1−1は、伝送路から入射する波長多
重された光信号を分岐し、2つの可変光フィルタに入射
する光分岐器である。1−2−1は、光信号の中から受
信チャンネルのスペース光周波数fsのみを透過するよ
うに同調される可変光フィルタ、1−2−2は、マーク
光周波数fmのみを透過するように同調される可変光フ
ィルタである。この可変光フィルタ1−2−1、2とし
てはDFBフィルタを用いる。DFBフィルタはDFB
−LDの注入電流を発振しきい値以下にしたもので、注
入電流を変化させることで透過スペクトルのピーク(以
下では、単に光フィルタの光周波数と呼ぶ)が変えられ
る電流制御型の可変光フィルタとして動作する。また、
光の透過利得を一定にして光周波数を可変にするため
に、多電極化されている。これについては、例えば、
T. Numai et al. “半導体可変波長フ
ィルタ”, OQE 88−65 (1988)を参照
されたい。
図である。図中、1−1は、伝送路から入射する波長多
重された光信号を分岐し、2つの可変光フィルタに入射
する光分岐器である。1−2−1は、光信号の中から受
信チャンネルのスペース光周波数fsのみを透過するよ
うに同調される可変光フィルタ、1−2−2は、マーク
光周波数fmのみを透過するように同調される可変光フ
ィルタである。この可変光フィルタ1−2−1、2とし
てはDFBフィルタを用いる。DFBフィルタはDFB
−LDの注入電流を発振しきい値以下にしたもので、注
入電流を変化させることで透過スペクトルのピーク(以
下では、単に光フィルタの光周波数と呼ぶ)が変えられ
る電流制御型の可変光フィルタとして動作する。また、
光の透過利得を一定にして光周波数を可変にするため
に、多電極化されている。これについては、例えば、
T. Numai et al. “半導体可変波長フ
ィルタ”, OQE 88−65 (1988)を参照
されたい。
【0033】更に、1−3−1、2は、可変光フィルタ
1−2−1、2に電流を注入するドライバないし電流源
であり、1−4−1、2は、可変光フィルタ1−2−
1、2の透過光を電気信号に変換する受光回路であり、
PD等の受光素子と増幅器により構成されている。1−
5は、光FSK受信器の受信光周波数のチューニング・
トラッキングを行う光周波数制御回路であり、この回路
1−5は受信装置の通信制御系により制御される。1−
6は、受光回路1−4−1と受光回路1−4−2の出力
を差動増幅する差動増幅器であり、1−7は、差動増幅
器1−6の出力をもとにデジタル信号を再生する判定回
路である。
1−2−1、2に電流を注入するドライバないし電流源
であり、1−4−1、2は、可変光フィルタ1−2−
1、2の透過光を電気信号に変換する受光回路であり、
PD等の受光素子と増幅器により構成されている。1−
5は、光FSK受信器の受信光周波数のチューニング・
トラッキングを行う光周波数制御回路であり、この回路
1−5は受信装置の通信制御系により制御される。1−
6は、受光回路1−4−1と受光回路1−4−2の出力
を差動増幅する差動増幅器であり、1−7は、差動増幅
器1−6の出力をもとにデジタル信号を再生する判定回
路である。
【0034】図2は、本発明の光FSK受信器の可変光
フィルタ1−2−1、2の光周波数特性を示す図であ
る。図2では第2チャンネル受信時の様子を示してい
る。f2m、f2sはそれぞれ第2チャンネルのマーク光周
波数、スペース光周波数である。信号振幅を劣化させず
に1つのチャンネルの占有する光周波数を狭くするた
め、f2sとf2mの差は可変光フィルタ1−2−1、2の
半値幅程度に設定される。可変光フィルタ1−2−1の
光周波数はf2sに、可変光フィルタ1−2−2の光周波
数はf2mに同調される。
フィルタ1−2−1、2の光周波数特性を示す図であ
る。図2では第2チャンネル受信時の様子を示してい
る。f2m、f2sはそれぞれ第2チャンネルのマーク光周
波数、スペース光周波数である。信号振幅を劣化させず
に1つのチャンネルの占有する光周波数を狭くするた
め、f2sとf2mの差は可変光フィルタ1−2−1、2の
半値幅程度に設定される。可変光フィルタ1−2−1の
光周波数はf2sに、可変光フィルタ1−2−2の光周波
数はf2mに同調される。
【0035】まず、光FSK信号の受信原理について説
明する。仮に第2チャンネルを受信しているとする。光
分岐器1−1には、図4に示す様に、光周波数が
(f1s,f1m)〜(fns,fnm)の光信号が入射してい
る。但し、f1sとf1m、fnsとfnm等の同じチャンネル
のマークとスペースは情報信号の“1”、“0”に対応
しているので同時にはない。また、通信システムによっ
ては、情報信号が伝送されていないチャンネルのfs、
fmはないことがある。
明する。仮に第2チャンネルを受信しているとする。光
分岐器1−1には、図4に示す様に、光周波数が
(f1s,f1m)〜(fns,fnm)の光信号が入射してい
る。但し、f1sとf1m、fnsとfnm等の同じチャンネル
のマークとスペースは情報信号の“1”、“0”に対応
しているので同時にはない。また、通信システムによっ
ては、情報信号が伝送されていないチャンネルのfs、
fmはないことがある。
【0036】光信号は光分岐器1−2により分岐され
て、夫々可変光フィルタ1−2−1、2に入射される。
第2チャンネルを受信しているので、可変光フィルタ1
−2−1はf2sに、可変光フィルタ1−2−2はf2mに
同調されている。受光回路1−4−1には第2チャンネ
ルの情報信号が“0”の時、光信号が入射し、一方、受
光回路1−4−2には情報信号が“1”の時、光信号が
入射する。受光回路1−4−1の出力は差動増幅器1−
6のマイナス入力に、受光回路1−4−2の出力はプラ
ス入力に接続されているので、差動増幅器1−6の出力
は第2チャンネルの情報信号が“0”の時マイナスに、
“1”の時プラスになる。判定回路1−7はこの信号
を、ゼロを基準に判定し、情報信号を再生する。
て、夫々可変光フィルタ1−2−1、2に入射される。
第2チャンネルを受信しているので、可変光フィルタ1
−2−1はf2sに、可変光フィルタ1−2−2はf2mに
同調されている。受光回路1−4−1には第2チャンネ
ルの情報信号が“0”の時、光信号が入射し、一方、受
光回路1−4−2には情報信号が“1”の時、光信号が
入射する。受光回路1−4−1の出力は差動増幅器1−
6のマイナス入力に、受光回路1−4−2の出力はプラ
ス入力に接続されているので、差動増幅器1−6の出力
は第2チャンネルの情報信号が“0”の時マイナスに、
“1”の時プラスになる。判定回路1−7はこの信号
を、ゼロを基準に判定し、情報信号を再生する。
【0037】次に、受信チャンネルの光周波数のチュー
ニング・トラッキング動作について説明する。この動作
の制御は、光周波数制御回路1−5がドライバ1−3−
1、2を介して可変光フィルタ1−2−1、2を制御す
ることで行う。
ニング・トラッキング動作について説明する。この動作
の制御は、光周波数制御回路1−5がドライバ1−3−
1、2を介して可変光フィルタ1−2−1、2を制御す
ることで行う。
【0038】光周波数制御回路1−5は通信制御系から
或るチャンネルの受信命令を受けると、ドライバ1−3
−1、2を制御して可変光フィルタ1−2−1、2の光
周波数を掃引し、チューニング動作を開始する。掃引の
間、可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数差はマー
ク、スペース光周波数の差にほぼ等しい一定値に保たれ
る。掃引スピードは、受信装置の通信制御系が、判定回
路1−7で再生された情報信号に含まれたチャンネル識
別信号を認識できる速さに設定されている。
或るチャンネルの受信命令を受けると、ドライバ1−3
−1、2を制御して可変光フィルタ1−2−1、2の光
周波数を掃引し、チューニング動作を開始する。掃引の
間、可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数差はマー
ク、スペース光周波数の差にほぼ等しい一定値に保たれ
る。掃引スピードは、受信装置の通信制御系が、判定回
路1−7で再生された情報信号に含まれたチャンネル識
別信号を認識できる速さに設定されている。
【0039】光FSK受信器の光周波数が受信チャンネ
ルの光周波数に合うと判定回路1−7から信号が出力さ
れる。受信装置の通信制御系は、再生された情報信号に
含まれるチャンネル識別信号が、受信しようとしている
チャンネル識別信号と一致したときに、光周波数制御回
路1−5にチューニング終了信号を送る。チューニング
終了信号を受けた光周波数制御回路1−5は掃引を停止
してチューニング動作を終了し、続いてトラッキング動
作を開始する。
ルの光周波数に合うと判定回路1−7から信号が出力さ
れる。受信装置の通信制御系は、再生された情報信号に
含まれるチャンネル識別信号が、受信しようとしている
チャンネル識別信号と一致したときに、光周波数制御回
路1−5にチューニング終了信号を送る。チューニング
終了信号を受けた光周波数制御回路1−5は掃引を停止
してチューニング動作を終了し、続いてトラッキング動
作を開始する。
【0040】次に、波長トラッキング動作について説明
する。トラッキングの対象は2つの可変光フィルタ1−
2−1、2の光周波数の中心値(2つの光周波数の中間
の周波数値であり、以下、中心光周波数と呼ぶ)のみと
し、2つの可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数差
は前述した様に設定値を保つものとする。これは、前者
は絶対値であるためトラッキングが必須であるが、後者
は相対値であるため一定値を保持するのみでも充分動作
可能だからである。
する。トラッキングの対象は2つの可変光フィルタ1−
2−1、2の光周波数の中心値(2つの光周波数の中間
の周波数値であり、以下、中心光周波数と呼ぶ)のみと
し、2つの可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数差
は前述した様に設定値を保つものとする。これは、前者
は絶対値であるためトラッキングが必須であるが、後者
は相対値であるため一定値を保持するのみでも充分動作
可能だからである。
【0041】光周波数制御の帯域は情報信号の帯域より
2桁以上低いため、光周波数制御系にとっては光FSK
受信器に入射する光信号はマーク、スペース光周波数が
同時に入射しているとみなすことができる(前記課題の
ところの説明参照)。この場合、受光回路1−4−1と
受光回路1−4−2の差信号の低周波成分は、受信チャ
ンネルの光FSK信号の中心光周波数(fs+fm)/2
を基準とするゼロクロス信号になっている。即ち、2つ
の可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数の中心値が
(fs+fm)/2になる時に、上記差信号の低周波成分
がゼロとなり、2つの光周波数の中心値がこれからずれ
ると、上記差信号の低周波成分はマイナス或はプラスの
値をとる。この差信号を誤差信号として用いることによ
り、光FSK受信器の中心光周波数(2つの可変光フィ
ルタ1−2−1、2の光周波数の中心値)を受信チャン
ネルの光FSK信号の中心光周波数(fs+fm)/2に
トラッキングすることができる。
2桁以上低いため、光周波数制御系にとっては光FSK
受信器に入射する光信号はマーク、スペース光周波数が
同時に入射しているとみなすことができる(前記課題の
ところの説明参照)。この場合、受光回路1−4−1と
受光回路1−4−2の差信号の低周波成分は、受信チャ
ンネルの光FSK信号の中心光周波数(fs+fm)/2
を基準とするゼロクロス信号になっている。即ち、2つ
の可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数の中心値が
(fs+fm)/2になる時に、上記差信号の低周波成分
がゼロとなり、2つの光周波数の中心値がこれからずれ
ると、上記差信号の低周波成分はマイナス或はプラスの
値をとる。この差信号を誤差信号として用いることによ
り、光FSK受信器の中心光周波数(2つの可変光フィ
ルタ1−2−1、2の光周波数の中心値)を受信チャン
ネルの光FSK信号の中心光周波数(fs+fm)/2に
トラッキングすることができる。
【0042】本実施例では、以上の様にして、チューニ
ングが行われ、トラッキングが行われつつ光FSK信号
の受信が行われる。
ングが行われ、トラッキングが行われつつ光FSK信号
の受信が行われる。
【0043】
【実施例2】図3を用いて本発明の光FSK受信器の第
2実施例について説明する。この実施例は、図1に示し
た構成の光素子の部分を集積化した光FSK受信器用集
積光素子であり、光FSK信号の受信に好適に用いられ
る。
2実施例について説明する。この実施例は、図1に示し
た構成の光素子の部分を集積化した光FSK受信器用集
積光素子であり、光FSK信号の受信に好適に用いられ
る。
【0044】図3(a)は光FSK受信器用集積光素子
の斜視図である。図中、3−1は光分岐器に相当するY
分岐、3−2−1、2はDFBフィルタ、3−3−1、
2は受光素子である。図3(b)は本集積光素子の断面
図である。DFBフィルタ3−2−1、2及び受光素子
3−3−1、2の部分には、InP基板3−4上に、
1.3μm組成のInGaAsP光ガイド層3−5、
1.55μmにゲインピークをもつInGaAs/In
GaAsPのMQW(multi−quantumwe
ll)活性層3−6、InPクラッド層3−7−1、I
nGaAsPコンタクト層3−8−1、2が形成されて
いる。Y分岐3−1の部分は、前述の1.3μm組成の
InGaAsP光ガイド層3−5を残してエッチング
し、InPクラッド層3−7−2を選択再成長により形
成している。DFBフィルタ3−2−1、2の部分に
は、InP基板3−4にλ/4シフト一次回折格子3−
11が形成され、電極3−9−1はコンタクト層3−8
−1まで3つに分離され、その中心にλ/4シフト一次
回折格子3−11のシフト位置がある。また、受光素子
3−3−1、2の部分のInGaAsPコンタクト層3
−8−2にも電極3−9−2が付けられている。尚、こ
れらの素子を除く部分は高抵抗のInP層3−10で埋
め込まれている。
の斜視図である。図中、3−1は光分岐器に相当するY
分岐、3−2−1、2はDFBフィルタ、3−3−1、
2は受光素子である。図3(b)は本集積光素子の断面
図である。DFBフィルタ3−2−1、2及び受光素子
3−3−1、2の部分には、InP基板3−4上に、
1.3μm組成のInGaAsP光ガイド層3−5、
1.55μmにゲインピークをもつInGaAs/In
GaAsPのMQW(multi−quantumwe
ll)活性層3−6、InPクラッド層3−7−1、I
nGaAsPコンタクト層3−8−1、2が形成されて
いる。Y分岐3−1の部分は、前述の1.3μm組成の
InGaAsP光ガイド層3−5を残してエッチング
し、InPクラッド層3−7−2を選択再成長により形
成している。DFBフィルタ3−2−1、2の部分に
は、InP基板3−4にλ/4シフト一次回折格子3−
11が形成され、電極3−9−1はコンタクト層3−8
−1まで3つに分離され、その中心にλ/4シフト一次
回折格子3−11のシフト位置がある。また、受光素子
3−3−1、2の部分のInGaAsPコンタクト層3
−8−2にも電極3−9−2が付けられている。尚、こ
れらの素子を除く部分は高抵抗のInP層3−10で埋
め込まれている。
【0045】本集積光素子を用いることにより、光FS
K受信器の組み立て工数の削減、小型化が実現できる。
チューニング、トラッキング、及び光FSK受信動作は
第1実施例と同じである。
K受信器の組み立て工数の削減、小型化が実現できる。
チューニング、トラッキング、及び光FSK受信動作は
第1実施例と同じである。
【0046】
【実施例3】以下、本発明の第3の実施例である光FS
K受信器について図1及び図5〜8を用いて説明する。
この第3の実施例は、第1実施例の電流制御方式の光周
波数制御回路の第1の例に係るものである。
K受信器について図1及び図5〜8を用いて説明する。
この第3の実施例は、第1実施例の電流制御方式の光周
波数制御回路の第1の例に係るものである。
【0047】全体構成は図1に示した通りである。図5
は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図である。
図中、5−1−1、2は受光回路1−4−1、2の出力
を増幅する増幅器、5−2は2つの増幅器の出力の差を
とる減算器、5−3は減算器の出力の低周波成分を抽出
するLPF(low pass filter)であ
る。また、5−4はLPF5−3の出力を誤差信号とし
て帰還制御の操作信号を生成する制御回路であり、比例
・積分・微分項を組み合わせたPID制御回路が好適に
用いられる。5−5は2つの電流源1−3−1、2の出
力を制御する電流源制御回路であり、外部の通信制御系
により制御される。その2つの出力には、受信チャンネ
ルの光FSK信号に同調させるためのバイアス値が設定
される。2つの出力のバイアス値の間には、2つの可変
光フィルタ1−2−1、2の光周波数差が光FSK信号
のマーク光周波数とスペース光周波数の差にほぼ一致す
るようにオフセット値が設定されている。そして、トラ
ッキング時にはバイアス値に上記操作信号を加えた値を
出力する。
は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図である。
図中、5−1−1、2は受光回路1−4−1、2の出力
を増幅する増幅器、5−2は2つの増幅器の出力の差を
とる減算器、5−3は減算器の出力の低周波成分を抽出
するLPF(low pass filter)であ
る。また、5−4はLPF5−3の出力を誤差信号とし
て帰還制御の操作信号を生成する制御回路であり、比例
・積分・微分項を組み合わせたPID制御回路が好適に
用いられる。5−5は2つの電流源1−3−1、2の出
力を制御する電流源制御回路であり、外部の通信制御系
により制御される。その2つの出力には、受信チャンネ
ルの光FSK信号に同調させるためのバイアス値が設定
される。2つの出力のバイアス値の間には、2つの可変
光フィルタ1−2−1、2の光周波数差が光FSK信号
のマーク光周波数とスペース光周波数の差にほぼ一致す
るようにオフセット値が設定されている。そして、トラ
ッキング時にはバイアス値に上記操作信号を加えた値を
出力する。
【0048】図6は可変光フィルタの光周波数特性を示
す図である。図2と実質的に同じものである。可変光フ
ィルタ1−2−1の光周波数(以後、f1と呼ぶ)はfs
に、可変光フィルタ1−2−2の光周波数(以後、f2
と呼ぶ)はfmに同調される。
す図である。図2と実質的に同じものである。可変光フ
ィルタ1−2−1の光周波数(以後、f1と呼ぶ)はfs
に、可変光フィルタ1−2−2の光周波数(以後、f2
と呼ぶ)はfmに同調される。
【0049】図7は光FSK受信器の中心光周波数(f
1+f2)/2(以後、ffcと呼ぶ)と受光回路に入射す
る光量の関係を示す模式図である。2つの可変光フィル
タ1−2の透過スペクトルのfs、fmでの透過光量の和
が、夫々、2つの受光回路1−4に入射する光量にな
る。図7中、黒い太線はスペース信号受信用の受光回路
に入射する光量(以後、p1と呼ぶ)を、白抜きの太線
はマーク信号受信用の受光回路に入射する光量(以後、
p2と呼ぶ)を示している。(a)はffc<fscの場合
を、(b)はffc=fscの場合を、(c)はffc>fsc
の場合を示している。尚、ここでfscは光FSK信号の
中心光周波数(fs+fm)/2である。
1+f2)/2(以後、ffcと呼ぶ)と受光回路に入射す
る光量の関係を示す模式図である。2つの可変光フィル
タ1−2の透過スペクトルのfs、fmでの透過光量の和
が、夫々、2つの受光回路1−4に入射する光量にな
る。図7中、黒い太線はスペース信号受信用の受光回路
に入射する光量(以後、p1と呼ぶ)を、白抜きの太線
はマーク信号受信用の受光回路に入射する光量(以後、
p2と呼ぶ)を示している。(a)はffc<fscの場合
を、(b)はffc=fscの場合を、(c)はffc>fsc
の場合を示している。尚、ここでfscは光FSK信号の
中心光周波数(fs+fm)/2である。
【0050】図8はffcと誤差信号(LPF5−3の出
力)の関係を示している。
力)の関係を示している。
【0051】チューニング及び光FSK信号の受信動作
については、第1実施例で説明した通りである。
については、第1実施例で説明した通りである。
【0052】次にトラッキング動作について説明する。
この動作は光周波数制御回路1−5が電流源1−3−
1、2を制御することにより行われる。
この動作は光周波数制御回路1−5が電流源1−3−
1、2を制御することにより行われる。
【0053】本実施例では2つの可変光フィルタ1−2
−1、2の光周波数の中心値ffcのみトラッキングを行
い、2つの可変光フィルタの光周波数の間隔ffd=f2
−f1は一定値を保持する。これは第1実施例で説明し
たが、更に述べれば、光FSK受信器の中心光周波数f
fcは、受信チャンネル選択時に広い範囲で変化するのに
対し、ffdは固定値であるfsd=fm−fsにほぼ一致し
ていればよいからである。
−1、2の光周波数の中心値ffcのみトラッキングを行
い、2つの可変光フィルタの光周波数の間隔ffd=f2
−f1は一定値を保持する。これは第1実施例で説明し
たが、更に述べれば、光FSK受信器の中心光周波数f
fcは、受信チャンネル選択時に広い範囲で変化するのに
対し、ffdは固定値であるfsd=fm−fsにほぼ一致し
ていればよいからである。
【0054】前述した様に、光周波数制御の帯域は情報
信号の帯域より低く設定されるため、光周波数制御系に
とっては光FSK受信器に入射する光信号はfsとfmが
同時に入射しているとみなすことができる。図5に示す
光周波数制御回路1−5ではLPF5−3により光周波
数制御系の帯域を情報信号の帯域から分離している。こ
のとき、マーク信号受信系、及びスペース信号受信系の
出力のLPF出力への寄与の大きさは、それぞれ図7の
白抜きの太線、黒い太線で示す部分の和で表される。減
算器5−2はマーク信号受信系からの信号を加算し、ス
ペース信号受信系からの信号を減算するので、LPF5
−3の出力は白抜きの太線の部分の長さ(p1)から黒
い太線の部分の長さ(p2)を引いた値になる。光FS
K受信器の中心光周波数ffcがfsc付近にある場合で
は、ffc<fsc(図7(a))では正、ffc=fsc(図
7(b))では0、ffc>fsc(図7(c))では負と
なっている。つまり、LPF5−3の出力は、図8に示
すようにfscを中心とするゼロクロス信号になってい
る。この信号を誤差信号として帰還制御を行うことによ
り光FSK受信器の中心光周波数ffcを受信チャンネル
の光FSK信号の中心光周波数fscにトラッキングする
ことができる。
信号の帯域より低く設定されるため、光周波数制御系に
とっては光FSK受信器に入射する光信号はfsとfmが
同時に入射しているとみなすことができる。図5に示す
光周波数制御回路1−5ではLPF5−3により光周波
数制御系の帯域を情報信号の帯域から分離している。こ
のとき、マーク信号受信系、及びスペース信号受信系の
出力のLPF出力への寄与の大きさは、それぞれ図7の
白抜きの太線、黒い太線で示す部分の和で表される。減
算器5−2はマーク信号受信系からの信号を加算し、ス
ペース信号受信系からの信号を減算するので、LPF5
−3の出力は白抜きの太線の部分の長さ(p1)から黒
い太線の部分の長さ(p2)を引いた値になる。光FS
K受信器の中心光周波数ffcがfsc付近にある場合で
は、ffc<fsc(図7(a))では正、ffc=fsc(図
7(b))では0、ffc>fsc(図7(c))では負と
なっている。つまり、LPF5−3の出力は、図8に示
すようにfscを中心とするゼロクロス信号になってい
る。この信号を誤差信号として帰還制御を行うことによ
り光FSK受信器の中心光周波数ffcを受信チャンネル
の光FSK信号の中心光周波数fscにトラッキングする
ことができる。
【0055】本実施例の光FSK受信器では、マーク光
周波数とスペース光周波数の間隔を受信器に用いられる
可変光フィルタ1−2の透過スペクトルの半値幅と同程
度に近付けた場合でも光FSK受信器の中心光周波数f
fcのトラッキングができる。
周波数とスペース光周波数の間隔を受信器に用いられる
可変光フィルタ1−2の透過スペクトルの半値幅と同程
度に近付けた場合でも光FSK受信器の中心光周波数f
fcのトラッキングができる。
【0056】
【実施例4】以下、本発明の第4の実施例である光FS
K受信器について図1及び図9〜11を用いて説明す
る。この第4の実施例は、第1実施例の電流制御方式の
光周波数制御回路の第2の例に係るものである。
K受信器について図1及び図9〜11を用いて説明す
る。この第4の実施例は、第1実施例の電流制御方式の
光周波数制御回路の第2の例に係るものである。
【0057】全体構成は図1に示した通りである。図9
は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図である。
図9中、9−1−1、2は受光回路1−4−1、2の出
力を増幅する増幅器、9−2は2つの増幅器9−1−
1、2の出力の差をとる減算器、9−3は2つの増幅器
9−1−1、2の出力の和をとる加算器、9−4−1、
2は夫々減算器9−2及び加算器9−3の出力の低周波
成分を抽出するLPF、9−5は基準電圧源、9−6は
LPF9−4−2の出力から基準電圧源9−5の出力を
減算する減算器である。また、9−7−1、2は夫々L
PF9−4−1、減算器9−6の出力を誤差信号として
帰還制御の操作信号を生成する制御回路であり、比例・
積分・微分項を組み合わせたPID制御回路が好適に用
いられる。
は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図である。
図9中、9−1−1、2は受光回路1−4−1、2の出
力を増幅する増幅器、9−2は2つの増幅器9−1−
1、2の出力の差をとる減算器、9−3は2つの増幅器
9−1−1、2の出力の和をとる加算器、9−4−1、
2は夫々減算器9−2及び加算器9−3の出力の低周波
成分を抽出するLPF、9−5は基準電圧源、9−6は
LPF9−4−2の出力から基準電圧源9−5の出力を
減算する減算器である。また、9−7−1、2は夫々L
PF9−4−1、減算器9−6の出力を誤差信号として
帰還制御の操作信号を生成する制御回路であり、比例・
積分・微分項を組み合わせたPID制御回路が好適に用
いられる。
【0058】更に、9−8は2つの電流源1−3−1、
2の出力を制御する電流源制御回路であり、外部の通信
制御系により制御される。その出力の制御は、第3実施
例で述べた通りである。。
2の出力を制御する電流源制御回路であり、外部の通信
制御系により制御される。その出力の制御は、第3実施
例で述べた通りである。。
【0059】図6は本実施例の可変光フィルタ1−2の
光周波数特性をも示す。図7は本実施例の光FSK受信
器の中心光周波数ffc=(f1+f2)/2と受光回路1
−4に入射する光量の関係をも示す。また、図8は本実
施例のffcとffcのトラッキングの誤差信号(LPF9
−4−1の出力)との関係をも示している。これらの説
明は前記のものを参照されたい。
光周波数特性をも示す。図7は本実施例の光FSK受信
器の中心光周波数ffc=(f1+f2)/2と受光回路1
−4に入射する光量の関係をも示す。また、図8は本実
施例のffcとffcのトラッキングの誤差信号(LPF9
−4−1の出力)との関係をも示している。これらの説
明は前記のものを参照されたい。
【0060】図10は、光FSK受信器の2つの可変光
フィルタ1−2−1、2の光周波数間隔f2−f1=ffd
と受光回路1−4に入射する光量の関係を示す模式図で
ある。2つの可変光フィルタ1−2の透過スペクトルの
fs、fmでの透過量の和が、夫々、2つの受光回路1−
4に入射する光量になる。図7での説明と同様に、図1
0中、黒い太線はスペース信号受信用の受光回路1−4
−1に入射する光量p1を、白抜きの太線はマーク信号
受信用の受光回路1−4−2に入射する光量p2を示し
ている。(a)はffd<fsdの場合を、(b)はffd=
fsdの場合を、(c)はffd>fsdの場合を示してい
る。尚、ここでfsdは光FSK信号の光周波数間隔fm
−fsである。
フィルタ1−2−1、2の光周波数間隔f2−f1=ffd
と受光回路1−4に入射する光量の関係を示す模式図で
ある。2つの可変光フィルタ1−2の透過スペクトルの
fs、fmでの透過量の和が、夫々、2つの受光回路1−
4に入射する光量になる。図7での説明と同様に、図1
0中、黒い太線はスペース信号受信用の受光回路1−4
−1に入射する光量p1を、白抜きの太線はマーク信号
受信用の受光回路1−4−2に入射する光量p2を示し
ている。(a)はffd<fsdの場合を、(b)はffd=
fsdの場合を、(c)はffd>fsdの場合を示してい
る。尚、ここでfsdは光FSK信号の光周波数間隔fm
−fsである。
【0061】図11はffdとffdのトラッキングの誤差
信号との関係を示している。(a)はffdと誤差信号の
もとになるLPF9−4−2の出力の関係を、(b)は
ffdと誤差信号(減算器9−6の出力)の関係を示して
いる。
信号との関係を示している。(a)はffdと誤差信号の
もとになるLPF9−4−2の出力の関係を、(b)は
ffdと誤差信号(減算器9−6の出力)の関係を示して
いる。
【0062】チューニング及び光FSK信号の受信動作
については、第1実施例で説明した通りである。
については、第1実施例で説明した通りである。
【0063】次に、トラッキング動作について説明す
る。本実施例でも、この動作は光周波数制御回路1−5
が電流源1−3−1、2を制御することにより行われ
る。図9に示す光周波数制御回路1−5ではLFP9−
4により光周波数制御系の帯域を情報信号の帯域から分
離している。
る。本実施例でも、この動作は光周波数制御回路1−5
が電流源1−3−1、2を制御することにより行われ
る。図9に示す光周波数制御回路1−5ではLFP9−
4により光周波数制御系の帯域を情報信号の帯域から分
離している。
【0064】本実施例の光FSK受信器は2つの可変光
フィルタ1−2−1、2を備えるため、2つのトラッキ
ング量が存在する。本実施例においては、2つの可変光
フィルタの中心光周波数ffcと光周波数間隔ffdをトラ
ッキング量とする。この2つのトラッキング量は、後述
するように独立にトラッキングすることが可能である。
本実施例では、2つの増幅器9−1−1、2の差信号の
低周波成分を誤差信号としてffcのトラッキングを、和
信号の低周波成分と基準電圧の差信号を誤差信号として
ffdのトラッキングを行う。
フィルタ1−2−1、2を備えるため、2つのトラッキ
ング量が存在する。本実施例においては、2つの可変光
フィルタの中心光周波数ffcと光周波数間隔ffdをトラ
ッキング量とする。この2つのトラッキング量は、後述
するように独立にトラッキングすることが可能である。
本実施例では、2つの増幅器9−1−1、2の差信号の
低周波成分を誤差信号としてffcのトラッキングを、和
信号の低周波成分と基準電圧の差信号を誤差信号として
ffdのトラッキングを行う。
【0065】光FSK受信器の中心光周波数ffcのトラ
ッキングは、本発明の第3実施例と同様に行われる。即
ち、LPF9−4−1の出力を誤差信号としてPID制
御回路9−7−1が操作信号を生成し、それをもとに電
流源制御回路9−8が電流源1−3−1、2を制御する
ことにより行われる。ffc=(f1+f2)/2であるの
で、f1に対するffcの増減とf2に対するffcの増減
は、量も方向も等しい。従って、電流源1−3−1、2
の操作量は、同一量、同一方向になる。
ッキングは、本発明の第3実施例と同様に行われる。即
ち、LPF9−4−1の出力を誤差信号としてPID制
御回路9−7−1が操作信号を生成し、それをもとに電
流源制御回路9−8が電流源1−3−1、2を制御する
ことにより行われる。ffc=(f1+f2)/2であるの
で、f1に対するffcの増減とf2に対するffcの増減
は、量も方向も等しい。従って、電流源1−3−1、2
の操作量は、同一量、同一方向になる。
【0066】尚、この誤差信号の特性はffdがfsd付近
にある場合には大きく変化しない。従って、可変光フィ
ルタの光周波数間隔ffdのトラッキングと独立に光FS
K受信器の中心光周波数ffcをトラッキングすることが
できる。
にある場合には大きく変化しない。従って、可変光フィ
ルタの光周波数間隔ffdのトラッキングと独立に光FS
K受信器の中心光周波数ffcをトラッキングすることが
できる。
【0067】続いて、ffdのトラッキングについて説明
する。ffdのトラッキングは減算器9−6の出力を誤差
信号としてPID制御回路9−7−2が操作信号を生成
し、それをもとに電流源制御回路9−8が電流源1−3
−1、2を制御することにより行われる。ffd=f2−
f1であるので、f1に対するffdの増減とf2に対する
ffdの増減は、量が等しく、方向が逆である。従って、
電流源1−3−1と1−3−2の操作量は、同一量、逆
方向になる。
する。ffdのトラッキングは減算器9−6の出力を誤差
信号としてPID制御回路9−7−2が操作信号を生成
し、それをもとに電流源制御回路9−8が電流源1−3
−1、2を制御することにより行われる。ffd=f2−
f1であるので、f1に対するffdの増減とf2に対する
ffdの増減は、量が等しく、方向が逆である。従って、
電流源1−3−1と1−3−2の操作量は、同一量、逆
方向になる。
【0068】図10においても、マーク信号受信系及び
スペース信号受信系の出力のLPF9−4−2の出力へ
の寄与の大きさは、夫々、白抜きの太線、黒い太線で示
す部分の和で表される。加算器9−3はマーク信号受信
系からの信号とスペース信号受信系からの信号を加算す
るので、LPF9−4−2の出力は白抜きの太線の部分
の長さ(p1)と黒い太線の部分の長さ(p2)を加算
した値になる。図10中、(a)にffd<fsd、(b)
にffd=fsd、(c)にffd>fsdの各場合の様子を示
す。この値は図11(a)に示す様に光FSK信号の光
周波数間隔fsd付近では単調に減少している。また、こ
の単調減少の範囲はffd<fsdで狭く、ffd>fsdで広
い。そこでffdがfsdより若干大きい値fdsにある所の
LPF9−4−2の出力値Vsを基準電圧源9−5の値
として、減算器9−6でLPF9−4−2の出力とVs
の差を取ることにより、図11(b)に示す様なfdsを
中心とするゼロクロス信号を得ることが出来る。この信
号を誤差信号として帰還制御を行うことにより光FSK
受信器の光周波数間隔ffdを受信チャンネルの光FSK
信号の光周波数間隔fsdに近い値fdsにトラッキングす
ることができる。尚、誤差信号の特性は光FSK受信器
の中心光周波数ffcがfsc付近にある場合には大きく変
化しない。従って、ffcのトラッキングと独立にffdを
トラッキングすることができる。
スペース信号受信系の出力のLPF9−4−2の出力へ
の寄与の大きさは、夫々、白抜きの太線、黒い太線で示
す部分の和で表される。加算器9−3はマーク信号受信
系からの信号とスペース信号受信系からの信号を加算す
るので、LPF9−4−2の出力は白抜きの太線の部分
の長さ(p1)と黒い太線の部分の長さ(p2)を加算
した値になる。図10中、(a)にffd<fsd、(b)
にffd=fsd、(c)にffd>fsdの各場合の様子を示
す。この値は図11(a)に示す様に光FSK信号の光
周波数間隔fsd付近では単調に減少している。また、こ
の単調減少の範囲はffd<fsdで狭く、ffd>fsdで広
い。そこでffdがfsdより若干大きい値fdsにある所の
LPF9−4−2の出力値Vsを基準電圧源9−5の値
として、減算器9−6でLPF9−4−2の出力とVs
の差を取ることにより、図11(b)に示す様なfdsを
中心とするゼロクロス信号を得ることが出来る。この信
号を誤差信号として帰還制御を行うことにより光FSK
受信器の光周波数間隔ffdを受信チャンネルの光FSK
信号の光周波数間隔fsdに近い値fdsにトラッキングす
ることができる。尚、誤差信号の特性は光FSK受信器
の中心光周波数ffcがfsc付近にある場合には大きく変
化しない。従って、ffcのトラッキングと独立にffdを
トラッキングすることができる。
【0069】本実施例の光FSK受信器でも、マーク光
周波数とスペース光周波数の間隔を受信器に用いられる
可変光フィルタ1−2の透過スペクトルの半値幅と同程
度に接近させた場合でも、光FSK受信器の中心光周波
数ffcのトラッキングができる。また、可変光フィルタ
の光周波数間隔ffdのトラッキングを行うので、光FS
K信号の光周波数間隔fsdの変動に対する許容性が高
い。
周波数とスペース光周波数の間隔を受信器に用いられる
可変光フィルタ1−2の透過スペクトルの半値幅と同程
度に接近させた場合でも、光FSK受信器の中心光周波
数ffcのトラッキングができる。また、可変光フィルタ
の光周波数間隔ffdのトラッキングを行うので、光FS
K信号の光周波数間隔fsdの変動に対する許容性が高
い。
【0070】
【実施例5】以下、本発明の第5の実施例である光FS
K受信器について図1及び図12〜14を用いて説明す
る。この第5の実施例は、第1実施例の電流制御方式の
光周波数制御回路の第3の例に係るものである。
K受信器について図1及び図12〜14を用いて説明す
る。この第5の実施例は、第1実施例の電流制御方式の
光周波数制御回路の第3の例に係るものである。
【0071】全体構成は図1に示した通りである。図1
2は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図であ
る。図12中、12−1−1、2は受光回路1−4の出
力を増幅する増幅器、12−2は2つの増幅器12−1
−1、2の出力の和をとる加算器、12−3は加算器1
2−2の出力の低周波成分を抽出するLPF、12−4
はLPF12−3の出力の直流成分を除去するHPF
(high pass filter)である。また、
12−5−1、2は可変光フィルタ1−2−1、2の光
周波数を変調する信号を発生する発振器である。変調信
号としては正弦波が好適に用いられる。
2は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図であ
る。図12中、12−1−1、2は受光回路1−4の出
力を増幅する増幅器、12−2は2つの増幅器12−1
−1、2の出力の和をとる加算器、12−3は加算器1
2−2の出力の低周波成分を抽出するLPF、12−4
はLPF12−3の出力の直流成分を除去するHPF
(high pass filter)である。また、
12−5−1、2は可変光フィルタ1−2−1、2の光
周波数を変調する信号を発生する発振器である。変調信
号としては正弦波が好適に用いられる。
【0072】更に、12−6−1、2はHPF12−4
の出力と発振器12−5−1、2の出力である正弦波の
乗算を行う掛算器、12−7−1、2は掛算器12−6
の出力の低周波成分を抽出するLPFである。尚、LP
F12−3の遮断周波数fl1、HPF12−4の遮断周
波数fh、LPF12−7−1、2の遮断周波数fl21、
fl22、及び発振器12−5−1、2の変調信号の周波
数fu1、fu2の関係は、fh、fl21、fl22<fu1、f
u2<fl1となっている。
の出力と発振器12−5−1、2の出力である正弦波の
乗算を行う掛算器、12−7−1、2は掛算器12−6
の出力の低周波成分を抽出するLPFである。尚、LP
F12−3の遮断周波数fl1、HPF12−4の遮断周
波数fh、LPF12−7−1、2の遮断周波数fl21、
fl22、及び発振器12−5−1、2の変調信号の周波
数fu1、fu2の関係は、fh、fl21、fl22<fu1、f
u2<fl1となっている。
【0073】また、12−8−1、2はLPF12−7
−1、2の出力を誤差信号として帰還制御の操作信号を
生成する制御回路であり、比例・積分・微分項を組み合
わせたPID制御回路が好適に用いられる。12−9は
2つの電流源1−3−1、2の出力を制御する電流源制
御回路であり、外部の通信制御系により制御される。そ
の出力は、チャンネル選択時には、通信制御系により電
流源1−3−1、2それぞれに対して設定されるバイア
ス値に対応し、トラッキング時には2つの操作信号、バ
イアス値、発振器12−5−1、2からの正弦波から算
出された値に対応する。電流源制御回路12−9は、入
力される2つの正弦波のうち、発振器12−5−2の正
弦波のみを互いに反転させて他の成分に重畳させて2つ
の出力端子から出力する。これにより、2つの可変光フ
ィルタ1−2−1、2の光周波数は周波数fu1で同位相
で、fu2で逆位相で変調される。
−1、2の出力を誤差信号として帰還制御の操作信号を
生成する制御回路であり、比例・積分・微分項を組み合
わせたPID制御回路が好適に用いられる。12−9は
2つの電流源1−3−1、2の出力を制御する電流源制
御回路であり、外部の通信制御系により制御される。そ
の出力は、チャンネル選択時には、通信制御系により電
流源1−3−1、2それぞれに対して設定されるバイア
ス値に対応し、トラッキング時には2つの操作信号、バ
イアス値、発振器12−5−1、2からの正弦波から算
出された値に対応する。電流源制御回路12−9は、入
力される2つの正弦波のうち、発振器12−5−2の正
弦波のみを互いに反転させて他の成分に重畳させて2つ
の出力端子から出力する。これにより、2つの可変光フ
ィルタ1−2−1、2の光周波数は周波数fu1で同位相
で、fu2で逆位相で変調される。
【0074】図6は本実施例の可変光フィルタの光周波
数特性をも示す。図7は本実施例の光FSK受信器の中
心光周波数ffc=(f1+f2)/2と受光回路1−4に
入射する光量の関係をも示す。
数特性をも示す。図7は本実施例の光FSK受信器の中
心光周波数ffc=(f1+f2)/2と受光回路1−4に
入射する光量の関係をも示す。
【0075】図13はffcとffcのトラッキングの誤差
信号との関係を示している。(a)はffcのみを変調し
た場合のffcとHPF12−4(またはLPF12−
3)の出力の関係を、(b)はffcと誤差信号(LPF
12−7−1の出力)の関係を示している。
信号との関係を示している。(a)はffcのみを変調し
た場合のffcとHPF12−4(またはLPF12−
3)の出力の関係を、(b)はffcと誤差信号(LPF
12−7−1の出力)の関係を示している。
【0076】図10は、本実施例の光FSK受信器の2
つの可変光フィルタ1−2の光周波数間隔f2−f1=f
fdと受光回路1−4に入射する光量の関係をも示す。
つの可変光フィルタ1−2の光周波数間隔f2−f1=f
fdと受光回路1−4に入射する光量の関係をも示す。
【0077】図14はffdとffdのトラッキングの誤差
信号との関係を示している。(a)はffdのみ変調した
場合のffdとHPF12−4(またはLPF12−3)
の出力の関係を、(b)はffdと誤差信号(LPF12
−7−2の出力)の関係を示している。
信号との関係を示している。(a)はffdのみ変調した
場合のffdとHPF12−4(またはLPF12−3)
の出力の関係を、(b)はffdと誤差信号(LPF12
−7−2の出力)の関係を示している。
【0078】チューニング及び光FSK信号の受信動作
については、第1実施例で説明した通りである。
については、第1実施例で説明した通りである。
【0079】次に、トラッキング動作について説明す
る。本実施例でも、この動作は光周波数制御回路1−5
が電流源1−3−1、2を制御することにより行われ
る。図12に示す光周波数制御回路1−5ではLFP1
2−3により光周波数制御系の帯域を情報信号の帯域か
ら分離している。
る。本実施例でも、この動作は光周波数制御回路1−5
が電流源1−3−1、2を制御することにより行われ
る。図12に示す光周波数制御回路1−5ではLFP1
2−3により光周波数制御系の帯域を情報信号の帯域か
ら分離している。
【0080】本実施例の光FSK受信器でも2つの可変
光フィルタを備えるため、2つのトラッキング量が存在
し、2つの可変光フィルタ1−2−1、2の中心光周波
数ffcと光周波数間隔ffdをトラッキング量とする。ト
ラッキングは、ffc、ffdを周波数fu1、fu2の正弦波
で変調し、増幅器12−1−1、2の和信号に含まれる
周波数fu1、fu2の成分と変調信号である正弦波の位相
関係から誤差信号を生成してそれに基づいて行う。尚、
2つの正弦波の周波数fu1、fu2は、掛算器12−6で
の乗算により分離できるように設定し、変調が上記2つ
の誤差信号の生成には影響を及ぼさないようにしてい
る。
光フィルタを備えるため、2つのトラッキング量が存在
し、2つの可変光フィルタ1−2−1、2の中心光周波
数ffcと光周波数間隔ffdをトラッキング量とする。ト
ラッキングは、ffc、ffdを周波数fu1、fu2の正弦波
で変調し、増幅器12−1−1、2の和信号に含まれる
周波数fu1、fu2の成分と変調信号である正弦波の位相
関係から誤差信号を生成してそれに基づいて行う。尚、
2つの正弦波の周波数fu1、fu2は、掛算器12−6で
の乗算により分離できるように設定し、変調が上記2つ
の誤差信号の生成には影響を及ぼさないようにしてい
る。
【0081】最初に、ffcのトラッキングについて説明
する。ffcのトラッキングはLPF12−7−1の出力
を誤差信号としてPID制御回路12−8−1が操作信
号を生成し、それをもとに電流源制御回路12−9が電
流源1−3−1、2を制御することにより行われる。
する。ffcのトラッキングはLPF12−7−1の出力
を誤差信号としてPID制御回路12−8−1が操作信
号を生成し、それをもとに電流源制御回路12−9が電
流源1−3−1、2を制御することにより行われる。
【0082】図7は、ffcとLPF12−3の出力の関
係を求めるための模式図をも示す(但し、ffd=fsdと
した)。黒い太線と白抜きの太線の長さの和がLPF1
2−3の出力の大きさになる。
係を求めるための模式図をも示す(但し、ffd=fsdと
した)。黒い太線と白抜きの太線の長さの和がLPF1
2−3の出力の大きさになる。
【0083】ffcとLPF12−3の出力の関係は、図
13(a)に示すようにfscでピークをもっている。こ
の関係は2つの可変光フィルタの光周波数間隔ffdがf
sd付近にある場合には大きくは変化しない。したがっ
て、以下の説明はffdがfsd付近にある場合には成り立
ち、結果として、ffcのトラッキングをffdのトラッキ
ングと独立して行うことができる。
13(a)に示すようにfscでピークをもっている。こ
の関係は2つの可変光フィルタの光周波数間隔ffdがf
sd付近にある場合には大きくは変化しない。したがっ
て、以下の説明はffdがfsd付近にある場合には成り立
ち、結果として、ffcのトラッキングをffdのトラッキ
ングと独立して行うことができる。
【0084】f1とf2を周波数fu1の微小振幅の正弦波
で変調すると、ffdを一定に保ちながら、ffcを周波数
fu1の微小振幅の正弦波で変調できる。このとき、LP
F12−3の出力の周波数fu1の成分(HPF12−4
の出力でも同じ)と発振器12−5−1の出力の位相関
係は、fscを境にして反転する。仮に、ffc<fscで同
位相ならば、ffc>fscでは逆位相になる。この位相関
係をもとに2つの可変光フィルタの中心光周波数ffcを
受信チャンネルの光FSK信号の中心光周波数fscにト
ラッキングする。
で変調すると、ffdを一定に保ちながら、ffcを周波数
fu1の微小振幅の正弦波で変調できる。このとき、LP
F12−3の出力の周波数fu1の成分(HPF12−4
の出力でも同じ)と発振器12−5−1の出力の位相関
係は、fscを境にして反転する。仮に、ffc<fscで同
位相ならば、ffc>fscでは逆位相になる。この位相関
係をもとに2つの可変光フィルタの中心光周波数ffcを
受信チャンネルの光FSK信号の中心光周波数fscにト
ラッキングする。
【0085】本実施例では、この位相関係を乗算と低周
波成分の抽出により検知する。LPF12−3の出力の
直流成分をHPF12−4により除去し、掛算器12−
6−1で発振器12−5−1の周波数fu1の正弦波と乗
算し、遮断周波数がfu1より低く設定されたLPF12
−7−1で低周波成分を抽出する。掛算器12−6−1
の出力の低周波成分は、入力された2つの信号の位相関
係が同位相の場合はプラス、逆位相の場合はマイナスに
なる。この様子を図13(b)に示す。LPF12−7
−1の出力はfscを中心とするゼロクロス信号になって
いる。この信号を誤差信号として帰還制御を行うことに
より、光FSK受信器の中心光周波数ffcを受信チャン
ネルの光FSK信号の中心光周波数fscにトラッキング
することができる。
波成分の抽出により検知する。LPF12−3の出力の
直流成分をHPF12−4により除去し、掛算器12−
6−1で発振器12−5−1の周波数fu1の正弦波と乗
算し、遮断周波数がfu1より低く設定されたLPF12
−7−1で低周波成分を抽出する。掛算器12−6−1
の出力の低周波成分は、入力された2つの信号の位相関
係が同位相の場合はプラス、逆位相の場合はマイナスに
なる。この様子を図13(b)に示す。LPF12−7
−1の出力はfscを中心とするゼロクロス信号になって
いる。この信号を誤差信号として帰還制御を行うことに
より、光FSK受信器の中心光周波数ffcを受信チャン
ネルの光FSK信号の中心光周波数fscにトラッキング
することができる。
【0086】続いて、可変光フィルタの光周波数間隔f
fdのトラッキングについて説明する。ffdのトラッキン
グはLPF12−7−2の出力を誤差信号としてPID
制御回路12−8−2が操作信号を生成し、それをもと
に電流源制御回路12−9が電流源1−3−1、2を制
御することにより行われる。
fdのトラッキングについて説明する。ffdのトラッキン
グはLPF12−7−2の出力を誤差信号としてPID
制御回路12−8−2が操作信号を生成し、それをもと
に電流源制御回路12−9が電流源1−3−1、2を制
御することにより行われる。
【0087】図10は、ffdとLPF12−3の出力の
関係を求めるための模式図をも示す(但し、ffc=fsc
とした)。黒い太線と白抜きの太線の長さの和がLPF
12−3の出力の大きさになる。
関係を求めるための模式図をも示す(但し、ffc=fsc
とした)。黒い太線と白抜きの太線の長さの和がLPF
12−3の出力の大きさになる。
【0088】ffdとLPF12−3の出力の関係は、図
14(a)に示すようにfsdに近い値fdoでピークをも
っている。この理由は、可変光フィルタの透過スペクト
ルが裾で比較的急に変化しピークでなだらかに変化する
からである。この関係は光FSK受信器の中心光周波数
ffcがfsc付近にある場合には大きくは変化しない。し
たがって、以下の説明はffcがfsc付近にある場合には
成り立ち、結果として、可変光フィルタの光周波数間隔
ffdのトラッキングをffcのトラッキングと独立してト
ラッキングすることができる。
14(a)に示すようにfsdに近い値fdoでピークをも
っている。この理由は、可変光フィルタの透過スペクト
ルが裾で比較的急に変化しピークでなだらかに変化する
からである。この関係は光FSK受信器の中心光周波数
ffcがfsc付近にある場合には大きくは変化しない。し
たがって、以下の説明はffcがfsc付近にある場合には
成り立ち、結果として、可変光フィルタの光周波数間隔
ffdのトラッキングをffcのトラッキングと独立してト
ラッキングすることができる。
【0089】f1とf2を互いに反転する周波数fu2の微
小振幅の正弦波で変調すると、ffcを一定に保ちなが
ら、ffdを周波数fu2の微小振幅の正弦波で変調でき
る。このとき、LPF12−3の出力の周波数fu2の成
分(HPF12−4の出力でも同じ)と発振器12−5
−2の出力の位相関係は、fdoを境にして反転する。仮
に、ffd<fdoで同位相ならば、ffd>fdoでは逆位相
になる。この位相関係をもとにffdをfdoにトラッキン
グする。
小振幅の正弦波で変調すると、ffcを一定に保ちなが
ら、ffdを周波数fu2の微小振幅の正弦波で変調でき
る。このとき、LPF12−3の出力の周波数fu2の成
分(HPF12−4の出力でも同じ)と発振器12−5
−2の出力の位相関係は、fdoを境にして反転する。仮
に、ffd<fdoで同位相ならば、ffd>fdoでは逆位相
になる。この位相関係をもとにffdをfdoにトラッキン
グする。
【0090】位相関係の検知はffcと同様にして行われ
る。図14(b)にffdと誤差信号(LPF12−7−
2の出力)の関係を示す。この信号を誤差信号として帰
還制御を行うことにより光FSK受信器の光周波数間隔
ffdを受信チャンネルの光FSK信号の光周波数間隔f
sdに近い値fdoにトラッキングすることができる。
る。図14(b)にffdと誤差信号(LPF12−7−
2の出力)の関係を示す。この信号を誤差信号として帰
還制御を行うことにより光FSK受信器の光周波数間隔
ffdを受信チャンネルの光FSK信号の光周波数間隔f
sdに近い値fdoにトラッキングすることができる。
【0091】本実施例の光FSK受信器でも、光周波数
間隔ffdのトラッキングを行うので、光FSK信号の光
周波数間隔fsdの変動に対する許容性が高い。
間隔ffdのトラッキングを行うので、光FSK信号の光
周波数間隔fsdの変動に対する許容性が高い。
【0092】
【実施例6】以下、本発明の第6の実施例である光FS
K受信器について図1及び図15等を用いて説明する。
この第6の実施例は、第1実施例の電流制御方式の光周
波数制御回路の第4の例に係るものである。
K受信器について図1及び図15等を用いて説明する。
この第6の実施例は、第1実施例の電流制御方式の光周
波数制御回路の第4の例に係るものである。
【0093】全体構成は図1に示した通りである。図1
5は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図であ
る。図中、15−1−1、2は受光回路1−4の出力を
増幅する増幅器、15−2は2つの増幅器15−1−
1、2の出力の差をとる減算器、15−3は2つの増幅
器15−1−1、2の出力の和をとる加算器、15−4
−1、2は夫々減算器15−2及び加算器15−3の出
力の低周波成分を抽出するLPF、15−5はLPF1
5−4−2の直流成分を除去するHPFである。15−
6は可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数を変調す
るための変調信号を発生する発振器である。変調信号と
しては正弦波が好適に用いられる。
5は図1の光周波数制御回路1−5のブロック図であ
る。図中、15−1−1、2は受光回路1−4の出力を
増幅する増幅器、15−2は2つの増幅器15−1−
1、2の出力の差をとる減算器、15−3は2つの増幅
器15−1−1、2の出力の和をとる加算器、15−4
−1、2は夫々減算器15−2及び加算器15−3の出
力の低周波成分を抽出するLPF、15−5はLPF1
5−4−2の直流成分を除去するHPFである。15−
6は可変光フィルタ1−2−1、2の光周波数を変調す
るための変調信号を発生する発振器である。変調信号と
しては正弦波が好適に用いられる。
【0094】また、15−7はHPF15−5の出力と
発振器15−6の出力である正弦波の乗算を行う掛算
器、15−8は掛算器15−7の出力の低周波成分を抽
出するLPFである。尚、LPF15−4−1、2の遮
断周波数fl1、HPF15−5の遮断周波数fh、LP
F15−8の遮断周波数fl2、及び正弦波の周波数fの
関係は、fh、fl2<f<fl1となっている。
発振器15−6の出力である正弦波の乗算を行う掛算
器、15−8は掛算器15−7の出力の低周波成分を抽
出するLPFである。尚、LPF15−4−1、2の遮
断周波数fl1、HPF15−5の遮断周波数fh、LP
F15−8の遮断周波数fl2、及び正弦波の周波数fの
関係は、fh、fl2<f<fl1となっている。
【0095】更に、15−9−1、2はLPF15−4
−1、15−8の出力を誤差信号として帰還制御の操作
信号を生成する制御回路であり、比例・積分・微分項を
組み合わせたPID制御回路が好適に用いられる。15
−10は2つの電流源1−3−1、2の出力を制御する
電流源制御回路であり、外部の通信制御系により制御さ
れる。その出力は、チャンネル選択時には、通信制御系
より電流源1−3−1、2それぞれに対して設定される
バイアス値に対応し、トラッキング時には2つの操作信
号、バイアス値、発振器15−6からの正弦波から算出
された値に対応する。電流源制御回路15−10は、こ
の正弦波を2つの出力端子に互いに反転させて重畳す
る。これにより、2つの可変光フィルタ1−2−1、2
は互いに独立に逆位相で変調される。
−1、15−8の出力を誤差信号として帰還制御の操作
信号を生成する制御回路であり、比例・積分・微分項を
組み合わせたPID制御回路が好適に用いられる。15
−10は2つの電流源1−3−1、2の出力を制御する
電流源制御回路であり、外部の通信制御系により制御さ
れる。その出力は、チャンネル選択時には、通信制御系
より電流源1−3−1、2それぞれに対して設定される
バイアス値に対応し、トラッキング時には2つの操作信
号、バイアス値、発振器15−6からの正弦波から算出
された値に対応する。電流源制御回路15−10は、こ
の正弦波を2つの出力端子に互いに反転させて重畳す
る。これにより、2つの可変光フィルタ1−2−1、2
は互いに独立に逆位相で変調される。
【0096】図6は本実施例の可変光フィルタの光周波
数特性をも示す。図7は本実施例の光FSK受信器の中
心光周波数(f1+f2)/2=ffcと受光回路に入射す
る光量の関係をも示す。また、図8は本実施例のffcと
ffcのトラッキングの誤差信号(LPF15−8の出
力)との関係をも示している。
数特性をも示す。図7は本実施例の光FSK受信器の中
心光周波数(f1+f2)/2=ffcと受光回路に入射す
る光量の関係をも示す。また、図8は本実施例のffcと
ffcのトラッキングの誤差信号(LPF15−8の出
力)との関係をも示している。
【0097】図10は、本実施例の光FSK受信器の2
つの可変光フィルタの光周波数間隔f2−f1と受光回路
に入射する光量の関係をも示す。更に、図14はffdと
ffdのトラッキングの誤差信号との関係をも示してい
る。(a)はffdとLPF15−4−2の出力の関係
を、(b)はffdと誤差信号(LPF15−8の出力)
の関係を示している。
つの可変光フィルタの光周波数間隔f2−f1と受光回路
に入射する光量の関係をも示す。更に、図14はffdと
ffdのトラッキングの誤差信号との関係をも示してい
る。(a)はffdとLPF15−4−2の出力の関係
を、(b)はffdと誤差信号(LPF15−8の出力)
の関係を示している。
【0098】チューニング及び光FSK信号の受信動作
については、第1実施例で説明した通りである。
については、第1実施例で説明した通りである。
【0099】次に、トラッキング動作について説明す
る。本実施例でも、この動作は光周波数制御回路1−5
が電流源1−3−1、2を制御することにより行われ、
図15に示す光周波数制御回路ではLFP15−4−
1、2により光周波数制御系の帯域を情報信号の帯域か
ら分離している。
る。本実施例でも、この動作は光周波数制御回路1−5
が電流源1−3−1、2を制御することにより行われ、
図15に示す光周波数制御回路ではLFP15−4−
1、2により光周波数制御系の帯域を情報信号の帯域か
ら分離している。
【0100】本実施例においても、2つの可変光フィル
タの中心光周波数ffcと光周波数間隔ffdをトラッキン
グ量とする。本実施例では、ffcのトラッキングを2つ
の増幅器15−1−1、2の差信号の低周波成分を誤差
信号としてを行う。また、ffdのトラッキングを2つの
可変光フィルタの光周波数を互いに反転する正弦波で変
調し、そのとき得られる和信号の変調成分と正弦波の位
相関係を検知し、誤差信号を生成して行う。
タの中心光周波数ffcと光周波数間隔ffdをトラッキン
グ量とする。本実施例では、ffcのトラッキングを2つ
の増幅器15−1−1、2の差信号の低周波成分を誤差
信号としてを行う。また、ffdのトラッキングを2つの
可変光フィルタの光周波数を互いに反転する正弦波で変
調し、そのとき得られる和信号の変調成分と正弦波の位
相関係を検知し、誤差信号を生成して行う。
【0101】最初に、ffcのトラッキングについて説明
する。ffcのトラッキングはLPF15−4−1の出力
を誤差信号としてPID制御回路15−9−1が操作信
号を生成し、それをもとに電流源制御回路15−10が
電流源1−3−1、2を制御することにより行われる。
これは、第3、4実施例での方法と同じである。尚、誤
差信号の特性はffdがfsd付近にある場合には大きく変
化しない。また、後述する様にffdの変調のために、f
1及びf2にかける変調はffcを一定に保つ。従って、f
fdのトラッキングと独立にffcをトラッキングすること
ができる。
する。ffcのトラッキングはLPF15−4−1の出力
を誤差信号としてPID制御回路15−9−1が操作信
号を生成し、それをもとに電流源制御回路15−10が
電流源1−3−1、2を制御することにより行われる。
これは、第3、4実施例での方法と同じである。尚、誤
差信号の特性はffdがfsd付近にある場合には大きく変
化しない。また、後述する様にffdの変調のために、f
1及びf2にかける変調はffcを一定に保つ。従って、f
fdのトラッキングと独立にffcをトラッキングすること
ができる。
【0102】続いて、ffdのトラッキングについて説明
する。これは、第5実施例での方法とほぼ同じである。
ffdのトラッキングはLPF15−8の出力を誤差信号
としてPID制御回路15−9−2が操作信号を生成
し、それをもとに電流源制御回路15−10が電流源1
−3−1、2を制御することにより行われる。
する。これは、第5実施例での方法とほぼ同じである。
ffdのトラッキングはLPF15−8の出力を誤差信号
としてPID制御回路15−9−2が操作信号を生成
し、それをもとに電流源制御回路15−10が電流源1
−3−1、2を制御することにより行われる。
【0103】加算器15−3はマーク信号受信系からの
信号とスペース信号受信系からの信号を加算するので、
2つの増幅器15−1−1、2の和信号の低周波成分
(LPF15−4−2の出力)は図10の白抜きの太線
の部分の長さ(p1)と黒い太線の部分の長さ(p2)
を加算した値になる。
信号とスペース信号受信系からの信号を加算するので、
2つの増幅器15−1−1、2の和信号の低周波成分
(LPF15−4−2の出力)は図10の白抜きの太線
の部分の長さ(p1)と黒い太線の部分の長さ(p2)
を加算した値になる。
【0104】LPF15−4−2の出力は、図14
(a)に示すようにfsdより少し小さい値fdoでピーク
をもっている。f1とf2を互いに反転する周波数fの微
小振幅の正弦波で変調すると、ffcを一定に保ちなが
ら、ffdを周波数fの微小振幅の正弦波で変調できる。
このとき、LPF15−4−2の出力の周波数fの成分
と発振器15−6の出力の位相関係は、fdoを境にして
反転する。仮に、ffd<fdoで同位相ならば、ffd>f
doでは逆位相になる。この位相関係をもとにffdをfdo
にトラッキングする。
(a)に示すようにfsdより少し小さい値fdoでピーク
をもっている。f1とf2を互いに反転する周波数fの微
小振幅の正弦波で変調すると、ffcを一定に保ちなが
ら、ffdを周波数fの微小振幅の正弦波で変調できる。
このとき、LPF15−4−2の出力の周波数fの成分
と発振器15−6の出力の位相関係は、fdoを境にして
反転する。仮に、ffd<fdoで同位相ならば、ffd>f
doでは逆位相になる。この位相関係をもとにffdをfdo
にトラッキングする。
【0105】本実施例では、この位相関係を乗算と低周
波成分の抽出により検知する。LPF15−4−2の出
力の直流成分をHPF15−5により除去し、掛算器1
5−7で発振器15−6の周波数と乗算し、遮断周波数
がf より低く設定されたLPF15−8で低周波成分を
抽出する。掛算器15−7の出力の低周波成分は、入力
された2つの信号の位相関係が同位相の場合はプラス、
逆位相の場合はマイナスになる。この様子を図14
(b)に示す。LPF15−8の出力はfdoを中心とす
るゼロクロス信号になっている。この信号を誤差信号と
して帰還制御を行うことにより光FSK受信器の光周波
数間隔ffdを受信チャンネルの光FSK信号の光周波数
間隔fsdに近い値fdoにトラッキングすることができ
る。
波成分の抽出により検知する。LPF15−4−2の出
力の直流成分をHPF15−5により除去し、掛算器1
5−7で発振器15−6の周波数と乗算し、遮断周波数
がf より低く設定されたLPF15−8で低周波成分を
抽出する。掛算器15−7の出力の低周波成分は、入力
された2つの信号の位相関係が同位相の場合はプラス、
逆位相の場合はマイナスになる。この様子を図14
(b)に示す。LPF15−8の出力はfdoを中心とす
るゼロクロス信号になっている。この信号を誤差信号と
して帰還制御を行うことにより光FSK受信器の光周波
数間隔ffdを受信チャンネルの光FSK信号の光周波数
間隔fsdに近い値fdoにトラッキングすることができ
る。
【0106】本実施例でも、光周波数間隔ffdのトラッ
キングを行うので、光FSK信号の光周波数間隔fsdの
変動に対する許容性が高い。
キングを行うので、光FSK信号の光周波数間隔fsdの
変動に対する許容性が高い。
【0107】
【実施例7】図16は本発明の第7の実施例である光F
SK受信器のブロック図である。前記の電流制御方式の
実施例との相違点は、可変光フィルタ1−2の光周波数
の制御を注入電流ではなく、温度により行う温度制御方
式を採用していることである。そのため光周波数制御回
路1−5の出力は温度コントローラ16−1−1、2に
接続されている。温度コントローラ16−1−1、2と
しては、例えばサーミスタで温度変化を検知し、ペルチ
ェ素子で温度を一定に保つ装置が好適に用いられる。そ
の他の構成要素、動作等については前記各実施例と同じ
である。DFBフィルタは温度によってもその光周波数
を制御することが可能であり、本実施例ではこれを利用
している。
SK受信器のブロック図である。前記の電流制御方式の
実施例との相違点は、可変光フィルタ1−2の光周波数
の制御を注入電流ではなく、温度により行う温度制御方
式を採用していることである。そのため光周波数制御回
路1−5の出力は温度コントローラ16−1−1、2に
接続されている。温度コントローラ16−1−1、2と
しては、例えばサーミスタで温度変化を検知し、ペルチ
ェ素子で温度を一定に保つ装置が好適に用いられる。そ
の他の構成要素、動作等については前記各実施例と同じ
である。DFBフィルタは温度によってもその光周波数
を制御することが可能であり、本実施例ではこれを利用
している。
【0108】
【実施例8】図17は本発明の第8の実施例である光F
SK受信器のブロック図である。可変光フィルタ1−2
の光周波数の制御手段として、第6実施例等では注入電
流を、第7実施例では温度を用いたが、これらを組み合
わせる事も可能である。例えば、可変光フィルタ1−2
の光周波数の間隔ffdの設定は注入電流で行い、光FS
K受信器の中心光周波数ffcのトラッキングは温度で行
っても良い。更に、用いる可変光フィルタの光周波数を
制御出来る他の手段を用いる事も可能である。本実施例
はこうした温度及び電流制御方式を採用するものであ
る。
SK受信器のブロック図である。可変光フィルタ1−2
の光周波数の制御手段として、第6実施例等では注入電
流を、第7実施例では温度を用いたが、これらを組み合
わせる事も可能である。例えば、可変光フィルタ1−2
の光周波数の間隔ffdの設定は注入電流で行い、光FS
K受信器の中心光周波数ffcのトラッキングは温度で行
っても良い。更に、用いる可変光フィルタの光周波数を
制御出来る他の手段を用いる事も可能である。本実施例
はこうした温度及び電流制御方式を採用するものであ
る。
【0109】第6実施例等との相違点は可変光フィルタ
の光周波数の制御を注入電流ではなく、温度により行う
ことである。但し、誤差信号を生成する為の光周波数の
変調は第6実施例等と同様に注入電流により行う。光周
波数制御回路1−5は電流源1−3−1、2の他に温度
コントローラ17−1−1、2に接続されている。温度
コントローラ17−1−1、2としては、第7実施例と
同様に、例えばサーミスタで温度変化を検知し、ペルチ
ェ素子で温度を一定に保つ装置が好適に用いられる。
の光周波数の制御を注入電流ではなく、温度により行う
ことである。但し、誤差信号を生成する為の光周波数の
変調は第6実施例等と同様に注入電流により行う。光周
波数制御回路1−5は電流源1−3−1、2の他に温度
コントローラ17−1−1、2に接続されている。温度
コントローラ17−1−1、2としては、第7実施例と
同様に、例えばサーミスタで温度変化を検知し、ペルチ
ェ素子で温度を一定に保つ装置が好適に用いられる。
【0110】
【実施例9】図18は第9実施例の光周波数制御回路1
−5のブロック図である。本実施例は、温度及び電流制
御方式を採用する第8実施例の光周波数制御回路の第1
の例に係る。基本構成は図12の第5実施例と同じであ
るが、第5実施例の光周波数制御回路との相違点は、P
ID制御回路12−8−1、2の出力が電流源制御回路
12−9には接続されず、温度コントローラ制御回路1
8−1に接続されている事である。その他の構成要素、
動作等については第5実施例と同じである。DFBフィ
ルタは温度によってもその光周波数を制御することが可
能であり、本実施例でもこれを利用している。
−5のブロック図である。本実施例は、温度及び電流制
御方式を採用する第8実施例の光周波数制御回路の第1
の例に係る。基本構成は図12の第5実施例と同じであ
るが、第5実施例の光周波数制御回路との相違点は、P
ID制御回路12−8−1、2の出力が電流源制御回路
12−9には接続されず、温度コントローラ制御回路1
8−1に接続されている事である。その他の構成要素、
動作等については第5実施例と同じである。DFBフィ
ルタは温度によってもその光周波数を制御することが可
能であり、本実施例でもこれを利用している。
【0111】
【実施例10】図19は第10実施例の光周波数制御回
路1−5のブロック図である。本実施例は、温度及び電
流制御方式を採用する図17の第8実施例の光周波数制
御回路の第2の例に係る。基本構成は図15の第6実施
例と同じである。第6実施例の光周波数制御回路との相
違点は、PID制御回路15−8−1、2の出力が電流
源制御回路15−9には接続されず、温度コントローラ
制御回路19−1に接続されている事である。ffdのト
ラッキングの誤差信号を生成する為の光周波数の変調は
第6実施例と同様に注入電流により行う。
路1−5のブロック図である。本実施例は、温度及び電
流制御方式を採用する図17の第8実施例の光周波数制
御回路の第2の例に係る。基本構成は図15の第6実施
例と同じである。第6実施例の光周波数制御回路との相
違点は、PID制御回路15−8−1、2の出力が電流
源制御回路15−9には接続されず、温度コントローラ
制御回路19−1に接続されている事である。ffdのト
ラッキングの誤差信号を生成する為の光周波数の変調は
第6実施例と同様に注入電流により行う。
【0112】その他の構成要素、動作等については第6
実施例と同じである。DFBフィルタは温度によっても
その光周波数を制御することが可能であり、本実施例で
もこれを利用している。
実施例と同じである。DFBフィルタは温度によっても
その光周波数を制御することが可能であり、本実施例で
もこれを利用している。
【0113】
【実施例11】図20を用いて、本発明の光FSK受信
器を用いた光FDM−FSK伝送システムである第11
実施例について説明する。この図はシステム構成図であ
り、映像分配に好適に用いられ光CATVなどに適した
構成になっている。チャンネル数をn、受信装置の数を
mとし、各チャンネルの光周波数をf1,f2,〜,fn
で示す(fs,fmをまとめてfとした)。送信装置(C
ATV局側)20−1は、n個のDFB−LDを直接F
SK変調し、それぞれにデジタル映像信号を乗せて、光
ファイバ20−2に送出する。この光信号は光分岐器2
0−3でm本の光ファイバ20−4−1〜mに分けら
れ、受信装置(加入者側)20−5−1〜mに送られ
る。各受信装置20−5−1〜mは前記実施例の光FS
K受信器をもち、これにより受信チャンネルのデジタル
映像信号を再生する。本実施例の各受信装置20−5−
1〜mでの、チューニング、トラッキング、及び光FS
K受信動作は前記実施例と同じである。
器を用いた光FDM−FSK伝送システムである第11
実施例について説明する。この図はシステム構成図であ
り、映像分配に好適に用いられ光CATVなどに適した
構成になっている。チャンネル数をn、受信装置の数を
mとし、各チャンネルの光周波数をf1,f2,〜,fn
で示す(fs,fmをまとめてfとした)。送信装置(C
ATV局側)20−1は、n個のDFB−LDを直接F
SK変調し、それぞれにデジタル映像信号を乗せて、光
ファイバ20−2に送出する。この光信号は光分岐器2
0−3でm本の光ファイバ20−4−1〜mに分けら
れ、受信装置(加入者側)20−5−1〜mに送られ
る。各受信装置20−5−1〜mは前記実施例の光FS
K受信器をもち、これにより受信チャンネルのデジタル
映像信号を再生する。本実施例の各受信装置20−5−
1〜mでの、チューニング、トラッキング、及び光FS
K受信動作は前記実施例と同じである。
【0114】本発明の光FSK受信器を用いる事によ
り、各チャンネルの光FSK信号のマーク光周波数とス
ペース光周波数との間隔を狭くし、多重するチャンネル
数を増加出来る。
り、各チャンネルの光FSK信号のマーク光周波数とス
ペース光周波数との間隔を狭くし、多重するチャンネル
数を増加出来る。
【0115】
【実施例12】図21を用いて、本発明の光FSK受信
器を用いた光FDM−FSK伝送システムである第12
実施例について説明する。この図はシステム構成図であ
り、マルチメディア光LANに適した構成になってい
る。m個の端局装置21−1−1〜mは光ファイバ21
−2−1〜m、光ノード21−3−1〜mを介して伝送
路である光ファイバ21−4−1〜mに接続されてい
る。
器を用いた光FDM−FSK伝送システムである第12
実施例について説明する。この図はシステム構成図であ
り、マルチメディア光LANに適した構成になってい
る。m個の端局装置21−1−1〜mは光ファイバ21
−2−1〜m、光ノード21−3−1〜mを介して伝送
路である光ファイバ21−4−1〜mに接続されてい
る。
【0116】本システムでは、映像信号等の通常のパケ
ット通信に適さない信号には光FDM−FSK伝送を用
い、通常のパケット通信には、光FDM−FSK伝送の
光信号スペクトルと1nm以上離れた光周波数をキャリ
アとした直接変調−直接検波伝送を用いる(以下では、
後者を第1系統、前者を第2系統と呼ぶ)。第1系統の
光周波数をfa、第2系統の光周波数をf1〜fnとす
る。各端局装置21−1−1〜mには、第1系統及び第
2系統の送受信回路が備えられている。第1系統の送受
信回路の光周波数は固定であり、第2系統の送受信回路
の光周波数は可変である(可変範囲はf1からfn)。第
2系統の受信回路には前記実施例の光FSK受信器を用
いる。
ット通信に適さない信号には光FDM−FSK伝送を用
い、通常のパケット通信には、光FDM−FSK伝送の
光信号スペクトルと1nm以上離れた光周波数をキャリ
アとした直接変調−直接検波伝送を用いる(以下では、
後者を第1系統、前者を第2系統と呼ぶ)。第1系統の
光周波数をfa、第2系統の光周波数をf1〜fnとす
る。各端局装置21−1−1〜mには、第1系統及び第
2系統の送受信回路が備えられている。第1系統の送受
信回路の光周波数は固定であり、第2系統の送受信回路
の光周波数は可変である(可変範囲はf1からfn)。第
2系統の受信回路には前記実施例の光FSK受信器を用
いる。
【0117】通信方式は、第1系統ではCSMA/CD
(carrier sense multiple a
ccess/collision detectio
n)、第2系統ではチャンネル割当を用いる。第2系統
のチャンネル割当等の制御(例えば、図1に示す第1実
施例の受信装置の通信制御系参照)のための通信は第1
系統を用いて行われる。尚、図21は、端局装置21−
1−1が第1系統(すなわち光周波数fa)と第2系統
のf1で、端局装置21−1−2が第2系統のf2で、端
局装置21−1−mが第2系統のfnで送信を行ってい
る様子を示している。本実施例の各端局装置21−1−
1〜mの受信装置での、チューニング、トラッキング、
及び光FSK受信動作は前記実施例と同じである。
(carrier sense multiple a
ccess/collision detectio
n)、第2系統ではチャンネル割当を用いる。第2系統
のチャンネル割当等の制御(例えば、図1に示す第1実
施例の受信装置の通信制御系参照)のための通信は第1
系統を用いて行われる。尚、図21は、端局装置21−
1−1が第1系統(すなわち光周波数fa)と第2系統
のf1で、端局装置21−1−2が第2系統のf2で、端
局装置21−1−mが第2系統のfnで送信を行ってい
る様子を示している。本実施例の各端局装置21−1−
1〜mの受信装置での、チューニング、トラッキング、
及び光FSK受信動作は前記実施例と同じである。
【0118】以下の事項は前述の本発明の実施例の説明
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
【0119】前記実施例において、可変光フィルタとし
てDFBフィルタを用いたが、DBRフィルタ等の他の
半導体型フィルタ、及びファブリペロー型フィルタを用
いてもよい。
てDFBフィルタを用いたが、DBRフィルタ等の他の
半導体型フィルタ、及びファブリペロー型フィルタを用
いてもよい。
【0120】第2実施例において、光分岐器に相当する
素子としてY分岐を用いたが、他の手段を用いてもよ
い。例えば、微細エッチング技術を用いた集積カップラ
を用いることも可能である。また、DFBフィルタをD
BRフィルタ等の他の半導体型フィルタに置き換えるこ
とも可能である。また、DFBフィルタ等の半導体型フ
ィルタに受光素子としての機能を持たせたものを用いて
もさしつかえない。さらに、上記実施例では1.55μ
m帯の場合で説明したが、1.3μm帯あるいはGaA
s/AlGaAs系の0.8μm帯等でもよい。この場
合には、夫々に適した光ファイバを用いればよい。
素子としてY分岐を用いたが、他の手段を用いてもよ
い。例えば、微細エッチング技術を用いた集積カップラ
を用いることも可能である。また、DFBフィルタをD
BRフィルタ等の他の半導体型フィルタに置き換えるこ
とも可能である。また、DFBフィルタ等の半導体型フ
ィルタに受光素子としての機能を持たせたものを用いて
もさしつかえない。さらに、上記実施例では1.55μ
m帯の場合で説明したが、1.3μm帯あるいはGaA
s/AlGaAs系の0.8μm帯等でもよい。この場
合には、夫々に適した光ファイバを用いればよい。
【0121】また、第12実施例において、バス型のト
ポロジーを用いたが、スター型にも適用可能である。ま
た、第1系統と第2系統を光周波数の離れた光周波数多
重(波長多重)により多重化したが、多心ファイバを用
いた空間多重により多重化することも可能である。さら
に、第1系統のプロトコルとしてCSMA/CDを用い
たが他のプロトコルも利用可能である。
ポロジーを用いたが、スター型にも適用可能である。ま
た、第1系統と第2系統を光周波数の離れた光周波数多
重(波長多重)により多重化したが、多心ファイバを用
いた空間多重により多重化することも可能である。さら
に、第1系統のプロトコルとしてCSMA/CDを用い
たが他のプロトコルも利用可能である。
【0122】更に、本発明の光FSK受信器は、2つの
可変光フィルタの光周波数の間で、光周波数が変化する
光FM信号にも利用できる。
可変光フィルタの光周波数の間で、光周波数が変化する
光FM信号にも利用できる。
【0123】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明により、トラ
ッキングの対象を少なければ中心光周波数のみにできる
ので光FSK受信器のトラッキングが容易になり、ま
た、受信器自体の構成を簡単にできる。さらに、本発明
の構成は光素子の集積化に適しており、光FSK受信器
の小型化、低価格化に有効である。
ッキングの対象を少なければ中心光周波数のみにできる
ので光FSK受信器のトラッキングが容易になり、ま
た、受信器自体の構成を簡単にできる。さらに、本発明
の構成は光素子の集積化に適しており、光FSK受信器
の小型化、低価格化に有効である。
【0124】また、本発明の光FSK受信器を用いるこ
とにより、チャンネル数が多く受信特性が良好で、そし
て廉価な光FDM−FSK伝送システムなどの光通信シ
ステムを実現できる。
とにより、チャンネル数が多く受信特性が良好で、そし
て廉価な光FDM−FSK伝送システムなどの光通信シ
ステムを実現できる。
【図1】本発明の光FSK受信器の第1実施例等のブロ
ック図。
ック図。
【図2】図1の光FSK受信器の可変光フィルタの光周
波数特性を示す図。
波数特性を示す図。
【図3】本発明の第2実施例である光FSK受信器用集
積光素子の全体と断面を示す図。
積光素子の全体と断面を示す図。
【図4】光FDM−FSK伝送の光信号スペクトルを示
す図。
す図。
【図5】本発明の第3実施例である光FSK受信器の光
周波数制御回路のブロック図。
周波数制御回路のブロック図。
【図6】第3実施例等の光FSK受信器の可変光フィル
タの光周波数特性を示す図。
タの光周波数特性を示す図。
【図7】第3実施例等の光FSK受信器の中心光周波数
と受光回路に入射する光量の関係を示す図。
と受光回路に入射する光量の関係を示す図。
【図8】第3実施例等の光FSK受信器の中心光周波数
と誤差信号の関係を示す図。
と誤差信号の関係を示す図。
【図9】本発明の第4実施例である光FSK受信器の光
周波数制御回路のブロック図。
周波数制御回路のブロック図。
【図10】第4実施例等の光FSK受信器の光周波数間
隔と受光回路に入射する光量の関係を示す図。
隔と受光回路に入射する光量の関係を示す図。
【図11】第4実施例等の光FSK受信器の光周波数間
隔と誤差信号等の関係を示す図。
隔と誤差信号等の関係を示す図。
【図12】本発明の第5実施例である光FSK受信器の
光周波数制御回路のブロック図。
光周波数制御回路のブロック図。
【図13】第5実施例等の光FSK受信器の中心光周波
数と誤差信号等の関係を示す図。
数と誤差信号等の関係を示す図。
【図14】第5実施例等の光FSK受信器の光周波数間
隔と誤差信号等の関係を示す図。
隔と誤差信号等の関係を示す図。
【図15】本発明の第6実施例である光FSK受信器の
光周波数制御回路のブロック図。
光周波数制御回路のブロック図。
【図16】本発明の第7実施例である光FSK受信器の
ブロック図。
ブロック図。
【図17】本発明の第8実施例である光FSK受信器の
ブロック図。
ブロック図。
【図18】本発明の第9実施例である光FSK受信器の
光周波数制御回路のブロック図。
光周波数制御回路のブロック図。
【図19】本発明の第10実施例である光FSK受信器
の光周波数制御回路のブロック図。
の光周波数制御回路のブロック図。
【図20】本発明の光FSK受信器を用いた光FDM−
FSK伝送システムの第1例の構成図。
FSK伝送システムの第1例の構成図。
【図21】本発明の光FSK受信器を用いた光FDM−
FSK伝送システムの第2例の構成図。
FSK伝送システムの第2例の構成図。
【図22】従来の光FSK受信器の第1例のブロック
図。
図。
【図23】図22の光FSK受信器の可変光フィルタの
光周波数特性を示す図。
光周波数特性を示す図。
【図24】従来の光FSK受信器の第2例のブロック
図。
図。
【第25図】図24の光FSK受信器の可変光フィルタ
の光周波数特性を示す図。
の光周波数特性を示す図。
1−1 光分岐器 1−2 可変光フィルタ 1−3 ドライバ 1−4 受光回路 1−5 光周波数制御回路 1−6 差動増幅器 1−7 判定回路 3−1 Y分岐 3−2 DFBフィルタ 3−3 受光素子 3−4 InP基板 3−5 InGaAsP光ガイド層 3−6 InGaAs/InGaAsP MQW活性層 3−7 InPクラッド層 3−8 InGaAsPコンタクト層 3−9 電極 3−10 高抵抗のInP層 3−11 λ/4シフト一次回折格子 20−1 送信装置(CATV局側) 20−2 光ファイバ 20−3 光分岐器 20−4 光ファイバ 20−5 受信装置(加入者側) 21−1 端局装置 21−2 光ファイバ 21−3 光ノード 21−4 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/14 Z 9297−5K
Claims (22)
- 【請求項1】光FDM(frequency divi
sion multiplexing)−FSK(fr
equency shift keying)伝送シス
テムに用いられる光FSK受信器であって、光FSK信
号を少なくとも2つに分ける光分岐器、少なくとも2つ
の可変光フィルタ、少なくとも2つの受光回路、差動増
幅器を備え、前記光分岐器で分けられた光FSK信号の
マーク光周波数及びスペース光周波数を、各々に同調さ
せた前記少なくとも2つの可変光フィルタで透過させ、
その各々の透過光を前記少なくとも2つの受光回路によ
り独立に受光し、前記差動増幅器によるその差信号で光
FSK信号を受信することを特徴とする光FSK受信
器。 - 【請求項2】更に、光周波数制御手段、光周波数制御回
路を有し、該光周波数制御回路は低域通過フィルタ及び
該光周波数制御手段を制御する回路とを備え、2つの受
光回路の出力の差信号の低周波成分を誤差信号として、
2つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信する光F
SK信号の中心光周波数にトラッキングすることを特徴
とする請求項1記載の光FSK受信器。 - 【請求項3】更に、光周波数制御手段、光周波数制御回
路を有し、該光周波数制御回路は加算器、減算器、基準
電圧源、低域通過フィルタ及び該光周波数制御手段を制
御する回路とを備え、2つの受光回路の出力の差信号の
低周波成分を誤差信号として、2つの可変光フィルタの
中心光周波数を、受信する光FSK信号の中心光周波数
にトラッキングし、2つの受光回路の出力の和信号の低
周波成分と基準電圧の差を誤差信号として、2つの可変
光フィルタの光周波数間隔を、受信する光FSK信号の
光周波数間隔にトラッキングすることを特徴とする請求
項1記載の光FSK受信器。 - 【請求項4】更に、光周波数制御手段、光周波数制御回
路を有し、該光周波数制御回路は加算器、低域通過フィ
ルタ、互いに周波数の異なる変調信号を供給する2つの
変調手段、2つの位相検知手段及び該光周波数制御手段
を制御する回路とを備え、2つの可変光フィルタの中心
光周波数を変調し、2つの受光回路の出力の和信号の変
調成分と変調信号の位相関係から誤差信号を生成し、2
つの可変光フィルタの中心光周波数を、受信する光FS
K信号の中心光周波数にトラッキングし、2つの可変光
フィルタの光周波数間隔を変調し、2つの受光回路の出
力の和信号の変調成分と変調信号の位相関係から誤差信
号を生成し、2つの可変光フィルタの光周波数間隔を、
受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッキングす
ることを特徴とする請求項1記載の光FSK受信器。 - 【請求項5】更に、光周波数制御手段、光周波数制御回
路を有し、該光周波数制御回路は加算器、減算器、低域
通過フィルタ、変調手段、位相検知手段及び該光周波数
制御手段を制御する回路とを備え、2つの受光回路の出
力の差信号の低周波成分を誤差信号として、2つの可変
光フィルタの中心光周波数を、受信する光FSK信号の
中心光周波数にトラッキングし、2つの可変光フィルタ
の光周波数間隔を変調し、2つの受光回路の出力の和信
号の変調成分と変調信号の位相関係から誤差信号を生成
し、2つの可変光フィルタの光周波数間隔を、受信する
光FSK信号の光周波数間隔にトラッキングすることを
特徴とする請求項1記載の光FSK受信器。 - 【請求項6】前記光周波数制御手段として、電流源を用
いることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載
の光FSK受信器。 - 【請求項7】前記光周波数制御手段として、温度コント
ローラを用いることを特徴とする請求項2乃至5のいず
れかに記載の光FSK受信器。 - 【請求項8】前記光周波数制御手段として、電流源と温
度コントローラを用いることを特徴とする請求項4及び
5のいずれかに記載の光FSK受信器。 - 【請求項9】前記可変光フィルタとしてDFB(dis
tributedfeedback)フィルタを用いる
ことを特徴とする請求項1記載の光FSK受信器。 - 【請求項10】前記可変光フィルタとしてDBR(di
stributed bragg reflecto
r)フィルタを用いることを特徴とする請求項1記載の
光FSK受信器。 - 【請求項11】前記可変光フィルタとしてDFB(di
stributedfeedback)フィルタを用
い、これに光分岐器、受光回路の受光素子を集積化して
構成したことを特徴とする請求項1記載の光FSK受信
器。 - 【請求項12】前記可変光フィルタとしてDBR(di
stributed bragg reflecto
r)フィルタを用い、これに光分岐器、受光回路の受光
素子を集積化して構成したことを特徴とする請求項1記
載の光FSK受信器。 - 【請求項13】前記可変光フィルタとしてファブリペロ
ー型フィルタを用いることを特徴とする請求項1記載の
光FSK受信器。 - 【請求項14】請求項1乃至5のいずれかに記載の光F
SK受信器を用いて構成したことを特徴とする光FDM
−FSK伝送システム。 - 【請求項15】光CATVシステムであることを特徴と
する請求項14記載の光FDM−FSK伝送システム。 - 【請求項16】バス型のトポロジーであることを特徴と
する請求項14記載の光FDM−FSK伝送システム。 - 【請求項17】光信号を少なくとも2つに分ける光分岐
手段、少なくとも2つの可変光フィルタ、少なくとも2
つの受光手段、差動増幅器を備え、前記光分岐手段で分
けられた光信号を前記少なくとも2つの可変光フィルタ
で透過させ、その各々の透過光を前記少なくとも2つの
受光手段により独立に受光し、前記差動増幅器によるそ
の差信号で光信号を受信することを特徴とする光受信
器。 - 【請求項18】更に、2つの可変光フィルタの中心光周
波数を、受信する光FSK信号の中心光周波数にトラッ
キングする手段を有することを特徴とする請求項17記
載の光受信器。 - 【請求項19】更に、2つの可変光フィルタの光周波数
間隔を、受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッ
キングする手段を有することを特徴とする請求項18記
載の光受信器。 - 【請求項20】光信号を2つに分け、分けられた光信号
を2つの可変光フィルタで透過させ、その各々の透過光
を独立に受光し、その差信号で光信号を受信することを
特徴とする光受信方法。 - 【請求項21】更に、2つの可変光フィルタの中心光周
波数を、受信する光FSK信号の中心光周波数にトラッ
キングすることを特徴とする請求項20記載の光受信方
法。 - 【請求項22】更に、2つの可変光フィルタの光周波数
間隔を、受信する光FSK信号の光周波数間隔にトラッ
キングすることを特徴とする請求項21記載の光受信方
法。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
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