JPH0622576A - 自動制御装置 - Google Patents
自動制御装置Info
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- JPH0622576A JPH0622576A JP4200435A JP20043592A JPH0622576A JP H0622576 A JPH0622576 A JP H0622576A JP 4200435 A JP4200435 A JP 4200435A JP 20043592 A JP20043592 A JP 20043592A JP H0622576 A JPH0622576 A JP H0622576A
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- speed
- drive current
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータのトルク指令の立ち上がり時間が異な
る場合のオーバーシュートやアンダーシュートを防止す
る。 【構成】 モータの速度指令N′と速度帰還値Nとの速
度偏差を比例演算する比例演算手段1と、モータ6の駆
動電流を検出する駆動電流検出手段5と、駆動電流検出
手段5によって検出された駆動電流値と予め設定されて
いる駆動電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレベ
ルを演算する積分リミットレベル演算手段8と、速度偏
差を積分演算した積分演算値と積分リミットレベルとに
基づいて積分補償値を演算する積分補償演算手段9と、
比例演算値と積分補償値とを加算演算した加算値をモー
タ6へのトルク指令とする加算演算手段3とを備える。
モータの駆動電流と予め設定されている駆動電流の飽和
値とに基づいて積分リミットレベルを演算して、オーバ
ーシュート、アンダーシュートを防止する。
る場合のオーバーシュートやアンダーシュートを防止す
る。 【構成】 モータの速度指令N′と速度帰還値Nとの速
度偏差を比例演算する比例演算手段1と、モータ6の駆
動電流を検出する駆動電流検出手段5と、駆動電流検出
手段5によって検出された駆動電流値と予め設定されて
いる駆動電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレベ
ルを演算する積分リミットレベル演算手段8と、速度偏
差を積分演算した積分演算値と積分リミットレベルとに
基づいて積分補償値を演算する積分補償演算手段9と、
比例演算値と積分補償値とを加算演算した加算値をモー
タ6へのトルク指令とする加算演算手段3とを備える。
モータの駆動電流と予め設定されている駆動電流の飽和
値とに基づいて積分リミットレベルを演算して、オーバ
ーシュート、アンダーシュートを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの速度を自動制
御する装置に関する。
御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの速度を制御する従来装置として
は、特開平3−253283号公報に記載された自動制
御装置が知られている。図11はこの従来装置のブロッ
ク図を示し、モータ26の速度を検出する速度検出手段
27と、検出された速度が入力される速度偏差演算手段
21と、モータの速度指令と速度帰還との速度偏差を比
例演算する比例演算手段22と、この比例演算値を予め
設定されているトルク指令の飽和値とに基づいて積分リ
ミットレベルを演算する積分リミットレベル演算手段2
8と、前記速度偏差を積分演算した積分演算値と前記積
分リミットレベル演算値とに基づいて積分補償値を演算
する積分補償演算手段29と、前記比例演算値と前記積
分補償演算値とを加算演算した加算値をトルク指令とし
てモータ26のモータ駆動手段24に出力する加算演算
手段23とを備えて構成される。
は、特開平3−253283号公報に記載された自動制
御装置が知られている。図11はこの従来装置のブロッ
ク図を示し、モータ26の速度を検出する速度検出手段
27と、検出された速度が入力される速度偏差演算手段
21と、モータの速度指令と速度帰還との速度偏差を比
例演算する比例演算手段22と、この比例演算値を予め
設定されているトルク指令の飽和値とに基づいて積分リ
ミットレベルを演算する積分リミットレベル演算手段2
8と、前記速度偏差を積分演算した積分演算値と前記積
分リミットレベル演算値とに基づいて積分補償値を演算
する積分補償演算手段29と、前記比例演算値と前記積
分補償演算値とを加算演算した加算値をトルク指令とし
てモータ26のモータ駆動手段24に出力する加算演算
手段23とを備えて構成される。
【0003】この装置は、モータ立ち上がり時等の速度
偏差ΔNが大きく、トルク指令TOUT が飽和する場合
(Tmax ≦ΔN×KP )は、積分リミットレベルT
11max を0、即ち積分リセットを行い、速度偏差ΔNが
小さくなってトルク指令TOUT が飽和レベル以下となっ
た場合(Tmax >ΔN×KP )は、積分リミットレベル
T11max をトルク指令TOUT の飽和値Tmax と比例演算
値ΔN×KP との差Tmax −ΔN×KP として数1に示
す積分補償値の演算を行うものである。
偏差ΔNが大きく、トルク指令TOUT が飽和する場合
(Tmax ≦ΔN×KP )は、積分リミットレベルT
11max を0、即ち積分リセットを行い、速度偏差ΔNが
小さくなってトルク指令TOUT が飽和レベル以下となっ
た場合(Tmax >ΔN×KP )は、積分リミットレベル
T11max をトルク指令TOUT の飽和値Tmax と比例演算
値ΔN×KP との差Tmax −ΔN×KP として数1に示
す積分補償値の演算を行うものである。
【0004】
【数1】
【0005】これにより、トルク指令が飽和するような
速度偏差が大きい場合には積分動作を行なわないため、
オーバーシュートやアンダーシュートを抑制することが
可能となり、安定した制御を行うことができる。
速度偏差が大きい場合には積分動作を行なわないため、
オーバーシュートやアンダーシュートを抑制することが
可能となり、安定した制御を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来装置では、
使用するモータのインダクタンス成分のために、トルク
指令TOUT の値が同じでも立ち上がり時間が異なると、
モータの駆動に要する電流値は大きく異なる。図12な
いし図15はトルク指令TOUT の立ち上がり時間に対す
るモータ駆動電流を示し、負荷イナーシャをモータ軸イ
ナーシャの3倍に設定している。トルク指令TOUT が台
形状に立ち上がる場合(図12参照)のモータ駆動電流
(図13参照)の最大値が4.5程度になっているのに
対して、トルク指令TOUT がステップ状に立ち上がる場
合(図14参照)のモータ駆動電流(図15参照)の最
大値は6.5程度になっている。従って従来装置のよう
に、トルク指令TOUT の値で積分リミットレベルを演算
すると、駆動電流に余裕があるにもかかわらずリミット
レベルに達してしまう場合や、反対に駆動電流が飽和し
ているのにリミットレベルに達しない場合が発生し、そ
の結果依然としてオーバーシュートやアンダーシュート
が発生する不都合があった。また、予め設定するトルク
指令の飽和値Tmax が使用するモータのインダクタンス
成分の大きさで変化するため、装置単独の値として設定
することが出来ず、使用するモータが変わるたびに設定
し直す煩雑さがあった。
使用するモータのインダクタンス成分のために、トルク
指令TOUT の値が同じでも立ち上がり時間が異なると、
モータの駆動に要する電流値は大きく異なる。図12な
いし図15はトルク指令TOUT の立ち上がり時間に対す
るモータ駆動電流を示し、負荷イナーシャをモータ軸イ
ナーシャの3倍に設定している。トルク指令TOUT が台
形状に立ち上がる場合(図12参照)のモータ駆動電流
(図13参照)の最大値が4.5程度になっているのに
対して、トルク指令TOUT がステップ状に立ち上がる場
合(図14参照)のモータ駆動電流(図15参照)の最
大値は6.5程度になっている。従って従来装置のよう
に、トルク指令TOUT の値で積分リミットレベルを演算
すると、駆動電流に余裕があるにもかかわらずリミット
レベルに達してしまう場合や、反対に駆動電流が飽和し
ているのにリミットレベルに達しない場合が発生し、そ
の結果依然としてオーバーシュートやアンダーシュート
が発生する不都合があった。また、予め設定するトルク
指令の飽和値Tmax が使用するモータのインダクタンス
成分の大きさで変化するため、装置単独の値として設定
することが出来ず、使用するモータが変わるたびに設定
し直す煩雑さがあった。
【0007】本発明は、上述した点を考慮して成された
もので、モータの駆動電流を検出し、求めた駆動電流値
と予め設定されている駆動電流値の飽和値とに基づいて
積分リミットレベルを演算することで、トルク指令T
OUT の立ち上がり時間が異なる場合でも、オーバーシュ
ートやアンダーシュートの発生を防止することができる
自動制御装置を提供することを目的とする。
もので、モータの駆動電流を検出し、求めた駆動電流値
と予め設定されている駆動電流値の飽和値とに基づいて
積分リミットレベルを演算することで、トルク指令T
OUT の立ち上がり時間が異なる場合でも、オーバーシュ
ートやアンダーシュートの発生を防止することができる
自動制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示し、速度指令値N′と速度帰還値Nとの差を演算し
て速度偏差ΔNとする速度偏差演算手段1と、この速度
偏差ΔNをΔN×KPにより比例演算する比例演算手段
2と、モータ6の駆動電流を検出する駆動電流検出手段
5と、この駆動電流検出手段5によって求められる駆動
電流値と予め設定されている駆動電流値の飽和値とに基
づいて積分リミットレベルT11max を演算する積分リミ
ットレベル演算手段8と、前記速度偏差ΔNを積分演算
した積分演算値と前記積分リミットレベル演算手段8に
より演算された積分リミットレベルT11max とに基づい
て積分補償値を数2により演算する積分補償演算手段9
と、前記比例演算値ΔN×KP と数2で演算した積分補
償値とを加算演算した加算値をトルク指令とする加算演
算手段3と、加算演算手段3からのトルク指令に従い駆
動電流を発生し、モータ6に出力するモータ駆動手段5
と、モータ6の回転速度を検出し速度帰還値Nとして前
記速度偏差演算手段1に送出する速度検出手段7とを備
えている。
を示し、速度指令値N′と速度帰還値Nとの差を演算し
て速度偏差ΔNとする速度偏差演算手段1と、この速度
偏差ΔNをΔN×KPにより比例演算する比例演算手段
2と、モータ6の駆動電流を検出する駆動電流検出手段
5と、この駆動電流検出手段5によって求められる駆動
電流値と予め設定されている駆動電流値の飽和値とに基
づいて積分リミットレベルT11max を演算する積分リミ
ットレベル演算手段8と、前記速度偏差ΔNを積分演算
した積分演算値と前記積分リミットレベル演算手段8に
より演算された積分リミットレベルT11max とに基づい
て積分補償値を数2により演算する積分補償演算手段9
と、前記比例演算値ΔN×KP と数2で演算した積分補
償値とを加算演算した加算値をトルク指令とする加算演
算手段3と、加算演算手段3からのトルク指令に従い駆
動電流を発生し、モータ6に出力するモータ駆動手段5
と、モータ6の回転速度を検出し速度帰還値Nとして前
記速度偏差演算手段1に送出する速度検出手段7とを備
えている。
【0009】
【数2】
【0010】
【作用】上記構成において、外部から速度指令N′が速
度偏差演算手段1に入力されると、モータ6の速度検出
手段7から速度帰還値Nが速度偏差演算手段1に送出さ
れ、速度偏差ΔNが演算されて比例演算手段2及び積分
補償演算手段9に送出される。比例演算手段2は速度偏
差ΔNに、比例ゲインKp を乗算して比例演算値ΔN×
Kp を算出し、この比例演算値が加算演算手段3に送出
される。一方、積分演算手段9は速度偏差ΔNを積分し
て積分リミットレベルT11max を限度とした積分演算値
を数2により演算し、この演算した積分演算値を加算演
算手段3に送出する。そして、比例演算手段2からの比
例演算値ΔN×KP と積分補償演算手段9からの積分演
算値(数2)とが加算演算手段3で加算され、トルク指
令TOUT としてモータ駆動手段4に送出され、モータ6
の駆動が制御される。
度偏差演算手段1に入力されると、モータ6の速度検出
手段7から速度帰還値Nが速度偏差演算手段1に送出さ
れ、速度偏差ΔNが演算されて比例演算手段2及び積分
補償演算手段9に送出される。比例演算手段2は速度偏
差ΔNに、比例ゲインKp を乗算して比例演算値ΔN×
Kp を算出し、この比例演算値が加算演算手段3に送出
される。一方、積分演算手段9は速度偏差ΔNを積分し
て積分リミットレベルT11max を限度とした積分演算値
を数2により演算し、この演算した積分演算値を加算演
算手段3に送出する。そして、比例演算手段2からの比
例演算値ΔN×KP と積分補償演算手段9からの積分演
算値(数2)とが加算演算手段3で加算され、トルク指
令TOUT としてモータ駆動手段4に送出され、モータ6
の駆動が制御される。
【0011】この場合において、モータ立ち上がり時等
の速度偏差ΔNが大きく、駆動電流検出手段5で検出し
たモータ6の駆動電流が予め設定されている駆動電流値
の飽和値に達した場合は、積分リミットレベルT11max
を0、即ち積分リセットを行う。一方、速度偏差ΔNが
小さくなってモータ6への駆動電流が飽和レベル以下と
なった場合は、積分リミットレベルT11max を任意に設
定して積分補償値(数2)の演算を行う。
の速度偏差ΔNが大きく、駆動電流検出手段5で検出し
たモータ6の駆動電流が予め設定されている駆動電流値
の飽和値に達した場合は、積分リミットレベルT11max
を0、即ち積分リセットを行う。一方、速度偏差ΔNが
小さくなってモータ6への駆動電流が飽和レベル以下と
なった場合は、積分リミットレベルT11max を任意に設
定して積分補償値(数2)の演算を行う。
【0012】このように、モータの駆動電流を検出し、
求めた駆動電流値と予め設定されている駆動電流値の飽
和値とに基づいて積分リミットレベルを演算すること
で、トルク指令TOUT の立ち上がり時間が異なる場合で
も、オーバーシュートやアンダーシュートの発生を防止
することができる。また、駆動電流の飽和値はモータ駆
動手段4の性能のみによって決定されるので、使用する
モータのインダクタンス成分の大きさの影響を受けるこ
となく、装置単独の値として設定できる。
求めた駆動電流値と予め設定されている駆動電流値の飽
和値とに基づいて積分リミットレベルを演算すること
で、トルク指令TOUT の立ち上がり時間が異なる場合で
も、オーバーシュートやアンダーシュートの発生を防止
することができる。また、駆動電流の飽和値はモータ駆
動手段4の性能のみによって決定されるので、使用する
モータのインダクタンス成分の大きさの影響を受けるこ
となく、装置単独の値として設定できる。
【0013】
【実施例】図2は本発明の自動制御装置の実施例の構成
を示す。図2において、11は速度帰還値演算、速度偏
差演算、比例演算、積分補償演算、積分リミットレベル
演算、PWMデューティ演算を行うCPUである。12
は電源12a、抵抗12bおよびMOS−FET12c
等で構成されるモータの駆動回路である。13はモータ
であり、駆動回路12の出力電流値により駆動される。
14はパルスエンコーダで、モータのロータの単位時間
あたりの変位量を検出してパルス出力する。15はモー
タ13の駆動電流を電圧に変換する電流電圧変換抵抗で
ある。16はA/Dコンバータで、電流電圧変換抵抗1
5で変換された電圧をデジタル値に変換してCPU11
に出力する。
を示す。図2において、11は速度帰還値演算、速度偏
差演算、比例演算、積分補償演算、積分リミットレベル
演算、PWMデューティ演算を行うCPUである。12
は電源12a、抵抗12bおよびMOS−FET12c
等で構成されるモータの駆動回路である。13はモータ
であり、駆動回路12の出力電流値により駆動される。
14はパルスエンコーダで、モータのロータの単位時間
あたりの変位量を検出してパルス出力する。15はモー
タ13の駆動電流を電圧に変換する電流電圧変換抵抗で
ある。16はA/Dコンバータで、電流電圧変換抵抗1
5で変換された電圧をデジタル値に変換してCPU11
に出力する。
【0014】図3はCPU11が処理するフローチャー
ト、図4ないし図10は各信号の波形図であり、これら
を参照して、本実施例の作動を説明する。CPU11
は、上位コントローラ等より図4に示す速度指令N′を
取り込む(ステップS1)。次にモータの速度還還値N
を得るため、ロータリエンコーダ14の出力パルスを取
り込み、図5に示す速度帰還値Nを演算により求める
(ステップS2)。ロータリーエンコーダ14は、例え
ば500ppr、つまりモータ13のロータ1回転当り
500パルスを出力するものが使用され、一般的には出
力パルス間をCPU11内のクロックでカウントする等
の手法で速度帰還値Nを算出する。CPU11は、速度
指令N′と速度帰還値Nとの差から図6に示す速度偏差
ΔNを求める(ステップS3)。そして、この速度偏差
ΔNをKp 倍して図7に示す比例演算値ΔN×Kp を求
める(ステップS4)。
ト、図4ないし図10は各信号の波形図であり、これら
を参照して、本実施例の作動を説明する。CPU11
は、上位コントローラ等より図4に示す速度指令N′を
取り込む(ステップS1)。次にモータの速度還還値N
を得るため、ロータリエンコーダ14の出力パルスを取
り込み、図5に示す速度帰還値Nを演算により求める
(ステップS2)。ロータリーエンコーダ14は、例え
ば500ppr、つまりモータ13のロータ1回転当り
500パルスを出力するものが使用され、一般的には出
力パルス間をCPU11内のクロックでカウントする等
の手法で速度帰還値Nを算出する。CPU11は、速度
指令N′と速度帰還値Nとの差から図6に示す速度偏差
ΔNを求める(ステップS3)。そして、この速度偏差
ΔNをKp 倍して図7に示す比例演算値ΔN×Kp を求
める(ステップS4)。
【0015】一方、CPU11は、電流電圧変換抵抗1
5によりモータの駆動電流(図10参照)と対応した電
圧に変換された値をA/Dコンバータ16からデジタル
値として取り込む(ステップS5)。取り込んだデジタ
ル値を、予め設定されている飽和値と比較し(ステップ
S6)、駆動電流≦設定した飽和値が成立する場合、即
ち駆動電流が飽和していない場合は、速度偏差ΔNをK
i 倍した後、数2により積分演算する(ステップS
7)。これにより図8における信号t1 〜t2 ,t3 〜
が得られる。一方、駆動電流>設定した飽和値となる場
合、即ち駆動電流が飽和している場合は、積分演算結果
を0とする(ステップS8)。これにより図8における
信号t2 〜t3 が得られる。このような制御によりトル
ク指令TOUTの立ち上がり時間が短い場合など、駆動電
流が飽和する場合には、積分リセットが行われ不要な値
が積分されない。
5によりモータの駆動電流(図10参照)と対応した電
圧に変換された値をA/Dコンバータ16からデジタル
値として取り込む(ステップS5)。取り込んだデジタ
ル値を、予め設定されている飽和値と比較し(ステップ
S6)、駆動電流≦設定した飽和値が成立する場合、即
ち駆動電流が飽和していない場合は、速度偏差ΔNをK
i 倍した後、数2により積分演算する(ステップS
7)。これにより図8における信号t1 〜t2 ,t3 〜
が得られる。一方、駆動電流>設定した飽和値となる場
合、即ち駆動電流が飽和している場合は、積分演算結果
を0とする(ステップS8)。これにより図8における
信号t2 〜t3 が得られる。このような制御によりトル
ク指令TOUTの立ち上がり時間が短い場合など、駆動電
流が飽和する場合には、積分リセットが行われ不要な値
が積分されない。
【0016】CPU11は、比例演算値ΔN×Kp と数
2で求めた積分演算値とを加算演算し(ステップS
9)、これを図9に示すトルク指令値としてPWMデュ
ーティを演算した後(ステップS10)、PWMを出力
する(ステップS11)。駆動回路12はCPU11の
PWM出力を受け、PWMデューティに応じた駆動電流
をモータ13に供給する。このとき、この駆動電流は電
流電圧変換抵抗15で駆動電流と対応した電圧に変換さ
れる。モータ13はモータ駆動電流に対応したロータの
回転出力を行う。これを受けてロータリエンコーダ14
が、モータ13のロータの回転速度等を求めるためのパ
ルスを出力する。
2で求めた積分演算値とを加算演算し(ステップS
9)、これを図9に示すトルク指令値としてPWMデュ
ーティを演算した後(ステップS10)、PWMを出力
する(ステップS11)。駆動回路12はCPU11の
PWM出力を受け、PWMデューティに応じた駆動電流
をモータ13に供給する。このとき、この駆動電流は電
流電圧変換抵抗15で駆動電流と対応した電圧に変換さ
れる。モータ13はモータ駆動電流に対応したロータの
回転出力を行う。これを受けてロータリエンコーダ14
が、モータ13のロータの回転速度等を求めるためのパ
ルスを出力する。
【0017】このような本実施例によれば、モータの駆
動電流を検出し、求めた駆動電流値と予め設定されてい
る駆動電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレベル
を演算するため、トルク指令TOUT の立ち上がり時間が
異なる場合でも、オーバーシュートやアンダーシュート
の発生を防止することができる。また、駆動電流の飽和
値はモータ駆動手段の性能のみによって決定されるの
で、使用するモータのインダクタンス成分の大きさの影
響を受けることなく、装置単独の値として設定できる。
動電流を検出し、求めた駆動電流値と予め設定されてい
る駆動電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレベル
を演算するため、トルク指令TOUT の立ち上がり時間が
異なる場合でも、オーバーシュートやアンダーシュート
の発生を防止することができる。また、駆動電流の飽和
値はモータ駆動手段の性能のみによって決定されるの
で、使用するモータのインダクタンス成分の大きさの影
響を受けることなく、装置単独の値として設定できる。
【0018】なお、上記説明においては、駆動対象の一
例としてロータ回転型のモータ、演算処理手段の一例と
してCPUとしたが、これに限られることなく、駆動電
流を検出し求めた駆動電流値と予め設定されている駆動
電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレベルを演算
するものであれば良く、駆動対象としてリニアモータを
用い、演算処理手段としてオペアンプなどアナログ素子
を用いることによっても本発明を同様に適用し得る。
例としてロータ回転型のモータ、演算処理手段の一例と
してCPUとしたが、これに限られることなく、駆動電
流を検出し求めた駆動電流値と予め設定されている駆動
電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレベルを演算
するものであれば良く、駆動対象としてリニアモータを
用い、演算処理手段としてオペアンプなどアナログ素子
を用いることによっても本発明を同様に適用し得る。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、モータ
の駆動電流を検出し、求めた駆動電流値と予め設定され
ている駆動電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレ
ベルを演算するため、トルク指令の立ち上がり時間が異
なる場合でも、オーバーシュートやアンダーシュートの
発生を防止することができる。また、駆動電流の飽和値
はモータ駆動手段の性能のみによって決定されるので、
使用するモータのインダクタンス成分の大きさの影響を
受けることなく、装置単独の値として設定できる。
の駆動電流を検出し、求めた駆動電流値と予め設定され
ている駆動電流値の飽和値とに基づいて積分リミットレ
ベルを演算するため、トルク指令の立ち上がり時間が異
なる場合でも、オーバーシュートやアンダーシュートの
発生を防止することができる。また、駆動電流の飽和値
はモータ駆動手段の性能のみによって決定されるので、
使用するモータのインダクタンス成分の大きさの影響を
受けることなく、装置単独の値として設定できる。
【図1】本発明の自動制御装置の基本構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示す回路図である。
【図3】演算処理を示すフローチャートである。
【図4】演算された信号の波形図である。
【図5】演算された信号の波形図である。
【図6】演算された信号の波形図である。
【図7】演算された信号の波形図である。
【図8】演算された信号の波形図である。
【図9】演算された信号の波形図である。
【図10】演算された信号の波形図である。
【図11】従来の自動制御装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図12】従来装置の信号波形図である。
【図13】従来装置の信号波形図である。
【図14】従来装置の信号波形図である。
【図15】従来装置の信号波形図である。
1 速度偏差演算手段 2 比例演算手段 3 加算演算手段 4 モータ駆動手段 5 駆動電流検出手段 6 モータ 7 速度検出手段 8 積分リミットレベル演算手段 9 積分補償演算手段 11 CPU 12 モータ駆動回路 13 モータ 14 ロータリエンコーダ 15 電流電圧変換抵抗 16 A/Dコンバータ
Claims (1)
- 【請求項1】 モータの速度指令と速度帰還値との速度
偏差に基づいて求めたトルク指令によりモータの速度を
制御する自動制御装置において、前記速度偏差を比例演
算する比例演算手段と、前記モータの駆動電流を検出す
る駆動電流検出手段と、この駆動電流検出手段によって
検出された駆動電流値と予め設定されている駆動電流値
の飽和値とに基づいて積分リミットレベルを演算する積
分リミットレベル演算手段と、前記速度偏差を積分演算
した積分演算値と前記積分リミットレベルとに基づいて
積分補償値を演算する積分補償演算手段と、前記比例演
算値と前記積分補償値とを加算演算した加算値を前記ト
ルク指令とする加算演算手段とを備えることを特徴とす
る自動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200435A JPH0622576A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200435A JPH0622576A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 自動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622576A true JPH0622576A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16424248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200435A Withdrawn JPH0622576A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 自動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065333A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Koyo Seiko Co Ltd | 磁気軸受装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4200435A patent/JPH0622576A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065333A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Koyo Seiko Co Ltd | 磁気軸受装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |