JPH06226025A - 鍛造プレス離型剤用ミストセパレータ - Google Patents
鍛造プレス離型剤用ミストセパレータInfo
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- JPH06226025A JPH06226025A JP5019031A JP1903193A JPH06226025A JP H06226025 A JPH06226025 A JP H06226025A JP 5019031 A JP5019031 A JP 5019031A JP 1903193 A JP1903193 A JP 1903193A JP H06226025 A JPH06226025 A JP H06226025A
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルミストの捕集効率が高く、大気汚染を
確実に防止することができる鍛造プレス離型剤用ミスト
セパレータを提供する。 【構成】 第1チャンバ12内には、鍛造プレス離型剤
のミストを含むガスが導入され、円筒状の板式フィルタ
18a,18b,18cが収納されている。この第1チ
ャンバの排出ガスは充填層式フィルタ21a,21bが
収納されている第2チャンバ14に導入される。この充
填層式フィルタ21a,21bにより、粒子径が小さい
微粒子ミストが分離除去される。
確実に防止することができる鍛造プレス離型剤用ミスト
セパレータを提供する。 【構成】 第1チャンバ12内には、鍛造プレス離型剤
のミストを含むガスが導入され、円筒状の板式フィルタ
18a,18b,18cが収納されている。この第1チ
ャンバの排出ガスは充填層式フィルタ21a,21bが
収納されている第2チャンバ14に導入される。この充
填層式フィルタ21a,21bにより、粒子径が小さい
微粒子ミストが分離除去される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーボン及びスピンド
ル油等の鍛造離型剤の噴霧により発生する液体粒子ミス
ト(粒子径が0.1乃至数10μm)等を捕集して大気
汚染を防止する鍛造プレス離型剤用ミストセパレータに
関する。
ル油等の鍛造離型剤の噴霧により発生する液体粒子ミス
ト(粒子径が0.1乃至数10μm)等を捕集して大気
汚染を防止する鍛造プレス離型剤用ミストセパレータに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鍛造離型剤の噴霧により発生す
る0.1乃至数10μmの粒子型のミストは、大気中に
飛沫すると、大気を汚染し、環境公害の原因となる。こ
のため、鍛造工程においては、このミストを含む雰囲気
空気を集め、ミストをフィルタにより捕集して液体とし
て回収する必要がある。
る0.1乃至数10μmの粒子型のミストは、大気中に
飛沫すると、大気を汚染し、環境公害の原因となる。こ
のため、鍛造工程においては、このミストを含む雰囲気
空気を集め、ミストをフィルタにより捕集して液体とし
て回収する必要がある。
【0003】図5は従来の鍛造プレス離型剤のミストを
回収するためのセパレータを示す模式図である。鍛造オ
イルミストを含む空気を収集するダクト1が、円筒状の
板フィルタ5a,5b,5cを内蔵したチャンバ2の空
気入り口に連結されている。このチャンバ2の空気入り
口には、平板状の金網からなる1次フィルタ3及び2次
フィルタ4が介装されている。そして、チャンバ2内に
は、円筒状をなす板フィルタ5a,5b,5cが配置さ
れており、チャンバ2内に導入された空気は、これらの
板フィルタ5a,5b,5cの内部に進入した後、その
周壁を構成するフィルタ部分を通過して排出され、この
ようにして順次板フィルタ5a,5b,5cを通過した
後、チャンバ2から排出される。チャンバ2の空気出口
には、誘引式ファン6が配設されており、この誘引式フ
ァン6により鍛造オイルミストを含む空気がチャンバ2
内に吸引される。そして、この誘引式ファン6により吸
引されたチャンバ2の排出空気は、煙突7から大気中に
排出される。
回収するためのセパレータを示す模式図である。鍛造オ
イルミストを含む空気を収集するダクト1が、円筒状の
板フィルタ5a,5b,5cを内蔵したチャンバ2の空
気入り口に連結されている。このチャンバ2の空気入り
口には、平板状の金網からなる1次フィルタ3及び2次
フィルタ4が介装されている。そして、チャンバ2内に
は、円筒状をなす板フィルタ5a,5b,5cが配置さ
れており、チャンバ2内に導入された空気は、これらの
板フィルタ5a,5b,5cの内部に進入した後、その
周壁を構成するフィルタ部分を通過して排出され、この
ようにして順次板フィルタ5a,5b,5cを通過した
後、チャンバ2から排出される。チャンバ2の空気出口
には、誘引式ファン6が配設されており、この誘引式フ
ァン6により鍛造オイルミストを含む空気がチャンバ2
内に吸引される。そして、この誘引式ファン6により吸
引されたチャンバ2の排出空気は、煙突7から大気中に
排出される。
【0004】円筒状をなす板フィルタ5a,5b,5c
は、織布状マットからなるガラス繊維と金属繊維との混
合物であり、このガラス繊維及び金属繊維の充填率は4
0乃至50kg/m3である。
は、織布状マットからなるガラス繊維と金属繊維との混
合物であり、このガラス繊維及び金属繊維の充填率は4
0乃至50kg/m3である。
【0005】この従来のミストセパレータにおいては、
鍛造オイルミストを含む空気は、先ず1次平板フィルタ
3によりその粗カーボンミストが捕集される。この平板
状の金網フィルタはミストの粒子径に応じてフィルタの
孔径を選択することにより、カーボン粒子等の粗ミスト
を収集する。2次平板フィルタ4は1次平板フィルタ3
により収集できなかった粗カーボンミストを捕集する。
この1次及び2次平板フィルタ3、4により、カーボン
ミストの80%まで捕集することができる。空気は、そ
の後、円筒状板フィルタ5a,5b,5cを通過してオ
イルミストが除去される。
鍛造オイルミストを含む空気は、先ず1次平板フィルタ
3によりその粗カーボンミストが捕集される。この平板
状の金網フィルタはミストの粒子径に応じてフィルタの
孔径を選択することにより、カーボン粒子等の粗ミスト
を収集する。2次平板フィルタ4は1次平板フィルタ3
により収集できなかった粗カーボンミストを捕集する。
この1次及び2次平板フィルタ3、4により、カーボン
ミストの80%まで捕集することができる。空気は、そ
の後、円筒状板フィルタ5a,5b,5cを通過してオ
イルミストが除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この円
筒状の板フィルタ5a,5b,5cは、ミスト飛沫の捕
集を目的としたものであるが、そのガラス繊維及び金属
繊維の充填率が40乃至50kg/m3と低いため、粒子径
が1μm以下のオイルミストについては、その捕集効果
が低いという難点がある。このため、円筒状板フィルタ
5a,5b,5cにより捕集されたミストの再飛散が生
じたり、粒子径が1μmのオイルミストが白煙状となっ
て大気中に飛散するという欠点がある。従って、金網式
の平板状フィルタ3,4と、円筒状板フィルタ5a,5
b,5cとを組み合わせたミストセパレータ全体の捕集
効率がカーボンミスト及びオイルミストを総合して50
%程度と低く、大気汚染を十分に防止することができな
い。
筒状の板フィルタ5a,5b,5cは、ミスト飛沫の捕
集を目的としたものであるが、そのガラス繊維及び金属
繊維の充填率が40乃至50kg/m3と低いため、粒子径
が1μm以下のオイルミストについては、その捕集効果
が低いという難点がある。このため、円筒状板フィルタ
5a,5b,5cにより捕集されたミストの再飛散が生
じたり、粒子径が1μmのオイルミストが白煙状となっ
て大気中に飛散するという欠点がある。従って、金網式
の平板状フィルタ3,4と、円筒状板フィルタ5a,5
b,5cとを組み合わせたミストセパレータ全体の捕集
効率がカーボンミスト及びオイルミストを総合して50
%程度と低く、大気汚染を十分に防止することができな
い。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、オイルミストの捕集効率が高く、大気汚染
を確実に防止することができる鍛造プレス離型剤用ミス
トセパレータを提供することを目的とする。
のであって、オイルミストの捕集効率が高く、大気汚染
を確実に防止することができる鍛造プレス離型剤用ミス
トセパレータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鍛造プレス
離型剤用ミストセパレータは、鍛造プレス離型剤のミス
トを含むガスが導入され、板式フィルタが収納されてい
る第1チャンバと、この第1チャンバの排出ガスが導入
され、充填層式フィルタが収納されている第2チャンバ
とを有することを特徴とする。
離型剤用ミストセパレータは、鍛造プレス離型剤のミス
トを含むガスが導入され、板式フィルタが収納されてい
る第1チャンバと、この第1チャンバの排出ガスが導入
され、充填層式フィルタが収納されている第2チャンバ
とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、先ず、従来と同様の円筒状
等をなす板式フィルタにより、粒子径が大きいミストを
捕集する。そして、この板式フィルタにより捕集できな
い小径のミスト(粒子径が1乃至数μm)を充填層式の
フィルタにより捕集する。このように、大気中に飛散し
ている粒子径が1乃至数μmのミストは、充填層式の繊
維フィルタが有効である。この充填層式のフィルタは、
ガラス繊維を高密度充填したものであり、そのガラス繊
維充填率は例えば250kg/m3と高い。このため、充填
層式フィルタにおいては、空隙率が95%以下になるこ
とがないので、ミスト粒子は層内部で個々の独立した繊
維に捕集される。
等をなす板式フィルタにより、粒子径が大きいミストを
捕集する。そして、この板式フィルタにより捕集できな
い小径のミスト(粒子径が1乃至数μm)を充填層式の
フィルタにより捕集する。このように、大気中に飛散し
ている粒子径が1乃至数μmのミストは、充填層式の繊
維フィルタが有効である。この充填層式のフィルタは、
ガラス繊維を高密度充填したものであり、そのガラス繊
維充填率は例えば250kg/m3と高い。このため、充填
層式フィルタにおいては、空隙率が95%以下になるこ
とがないので、ミスト粒子は層内部で個々の独立した繊
維に捕集される。
【0010】なお、捕集効率の一例を試算した結果につ
いて以下に説明する。ミストが球形状をなし、粒子の分
布範囲が0.3乃至3μmであるとすると、総合捕集効
率Eは下記数式1にて表される。
いて以下に説明する。ミストが球形状をなし、粒子の分
布範囲が0.3乃至3μmであるとすると、総合捕集効
率Eは下記数式1にて表される。
【0011】
【数1】 E=[1−exp{−4(1−ε)Lη/πεd}] 但し、ε;繊維層の空隙率 η;繊維の単一線の捕集効率 d;繊維の直径 L;繊維層の厚さ。
【0012】そして、各ミスト粒子の分布を下記表1の
通りであると、その粒子径に分布する粒子の捕集効率は
前記数式1から算出される。その算出結果を表1に合わ
せて示す。
通りであると、その粒子径に分布する粒子の捕集効率は
前記数式1から算出される。その算出結果を表1に合わ
せて示す。
【0013】
【表1】
【0014】このため、総合捕集効率Eは、E=0.99×
0.1+0.98×0.2+0.95×0.4+0.96×0.2+0.95×0.1=
0.96となる。従って、充填層式フィルタにおける捕集効
率は96%と概算される。そこで、板式フィルタによる
捕集と、充填式フィルタによる捕集とを組み合わせた総
合捕集効率は、板式フィルタの捕集量が(1×0.5)
×100%、充填層式フィルタの捕集量が(0.5×
0.96)×100%であるから、合計すると93%の
捕集量となる。
0.1+0.98×0.2+0.95×0.4+0.96×0.2+0.95×0.1=
0.96となる。従って、充填層式フィルタにおける捕集効
率は96%と概算される。そこで、板式フィルタによる
捕集と、充填式フィルタによる捕集とを組み合わせた総
合捕集効率は、板式フィルタの捕集量が(1×0.5)
×100%、充填層式フィルタの捕集量が(0.5×
0.96)×100%であるから、合計すると93%の
捕集量となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施例に係るミストセパレ
ータを示す断面図、図2はその1次平板フィルタの構造
を示す図、図3は円板状平板フィルタの構造を示す図、
図4はその充填式フィルタの構造を示す断面図である。
鍛造プレス離型剤の噴霧により発生するミストを含む空
気は、ダクト11を介して第1のチャンバ12に導入さ
れるようになっている。この第1のチャンバ12の入り
口には、第1の平板式金網フィルタ16と、第2の平板
式金網フィルタ17とが直列に配置されている。各平板
式金網フィルタ16,17は1辺が2乃至3mmのひし
形をした金網40と断面が円形の金網41とを複数枚重
ねて平板状のフィルタとしたものである。この金網40
を構成している線の断面は矩形であり、カーボン粒子の
衝突に対して受け止めが容易であり、粒径が大きなダス
トに対する捕集効率が優れている。このように、矩形断
面の金網40は、平板をパンチングして矩形の孔をくり
抜くことにより製造することができる。一方、従来のこ
の種のフィルターに使用されているのと同様の金網41
は、この金網41を構成している線の断面が円形である
が、このように円形断面の金網はカーボン粒子が衝突し
た際に、受け止めが悪く、捕集効率が低い。また、この
円形断面の金網は目を粗くすると、目詰まりが発生し易
い。しかし、本実施例においては、これらの金網40,
41を夫々複数枚(例えば、各2枚)重ね合わせること
により、金網と金網との間に、カーボンダクトを保持し
易いので、フィルタ寿命を長くすることができる。
ータを示す断面図、図2はその1次平板フィルタの構造
を示す図、図3は円板状平板フィルタの構造を示す図、
図4はその充填式フィルタの構造を示す断面図である。
鍛造プレス離型剤の噴霧により発生するミストを含む空
気は、ダクト11を介して第1のチャンバ12に導入さ
れるようになっている。この第1のチャンバ12の入り
口には、第1の平板式金網フィルタ16と、第2の平板
式金網フィルタ17とが直列に配置されている。各平板
式金網フィルタ16,17は1辺が2乃至3mmのひし
形をした金網40と断面が円形の金網41とを複数枚重
ねて平板状のフィルタとしたものである。この金網40
を構成している線の断面は矩形であり、カーボン粒子の
衝突に対して受け止めが容易であり、粒径が大きなダス
トに対する捕集効率が優れている。このように、矩形断
面の金網40は、平板をパンチングして矩形の孔をくり
抜くことにより製造することができる。一方、従来のこ
の種のフィルターに使用されているのと同様の金網41
は、この金網41を構成している線の断面が円形である
が、このように円形断面の金網はカーボン粒子が衝突し
た際に、受け止めが悪く、捕集効率が低い。また、この
円形断面の金網は目を粗くすると、目詰まりが発生し易
い。しかし、本実施例においては、これらの金網40,
41を夫々複数枚(例えば、各2枚)重ね合わせること
により、金網と金網との間に、カーボンダクトを保持し
易いので、フィルタ寿命を長くすることができる。
【0017】第1のチャンバ12内には、複数本(例え
ば12本、3本のみ図示する)の円筒状をなす板フィル
タ18a,18b,18cがその軸を垂直にして配置さ
れている。この板フィルタ18a,18b,18cはガ
ラス繊維を筒状に充填したものであり、その充填率は例
えば50kg/m3 である。チャンバ12内に進入したミス
トを含む空気は、板フィルタ18a,18b,18cの
上部からその内部に入り、その周壁を通過して流れる。
この間に、ミストが凝集して液滴となり、チャンバ12
の底部に溜まる。チャンバ12の底部には、ダクト19
が連結されており、ダクト19には、バルブ20が介装
されていて、このバルブ20を開にすることにより、チ
ャンバ12の底部に溜まった液体がダクト19を介して
排出されるようになっている。
ば12本、3本のみ図示する)の円筒状をなす板フィル
タ18a,18b,18cがその軸を垂直にして配置さ
れている。この板フィルタ18a,18b,18cはガ
ラス繊維を筒状に充填したものであり、その充填率は例
えば50kg/m3 である。チャンバ12内に進入したミス
トを含む空気は、板フィルタ18a,18b,18cの
上部からその内部に入り、その周壁を通過して流れる。
この間に、ミストが凝集して液滴となり、チャンバ12
の底部に溜まる。チャンバ12の底部には、ダクト19
が連結されており、ダクト19には、バルブ20が介装
されていて、このバルブ20を開にすることにより、チ
ャンバ12の底部に溜まった液体がダクト19を介して
排出されるようになっている。
【0018】図3に示すように、円筒状をなす板フィル
タ18a(18b,18c)は、ガラス繊維フィルタの
充填密度が大きな円筒板フィルタ42と、ガラス繊維フ
ィルタの充填密度が小さな円筒板フィルタ43とを、交
互に複数枚重ね合わせて筒状に構成してある。充填密度
が大きいフィルタのみで構成した場合には、オイルミス
トの捕集効率は小さく、充填密度が小さいフィルタのみ
で構成した場合には、オイルミストの捕集効率は上がる
ものの、フィルタからのオイル分離が悪く、目詰まり状
態となり易い。これを防止するためには、フィルタの充
填密度を、例えば10乃至30kg/m2の範囲で変え
たものを、前述の如くして重ね合わせることにより、捕
集効率の向上とオイル分離性の向上とを図ることができ
る。
タ18a(18b,18c)は、ガラス繊維フィルタの
充填密度が大きな円筒板フィルタ42と、ガラス繊維フ
ィルタの充填密度が小さな円筒板フィルタ43とを、交
互に複数枚重ね合わせて筒状に構成してある。充填密度
が大きいフィルタのみで構成した場合には、オイルミス
トの捕集効率は小さく、充填密度が小さいフィルタのみ
で構成した場合には、オイルミストの捕集効率は上がる
ものの、フィルタからのオイル分離が悪く、目詰まり状
態となり易い。これを防止するためには、フィルタの充
填密度を、例えば10乃至30kg/m2の範囲で変え
たものを、前述の如くして重ね合わせることにより、捕
集効率の向上とオイル分離性の向上とを図ることができ
る。
【0019】チャンバ12の空気出口には、第2のチャ
ンバ14に連結されたダクト13が連結されていて、こ
のダクト13により、チャンバ12から排出された空気
がチャンバ14内に導入されるようになっている。この
第2のチャンバ14内には、複数列(例えば24列、2
列のみ図示する)の充填層式フィルタ21a,21bが
配置されている。この充填式フィルタ21a,21b
は、各列において、図4に示す1個のフィルタ30が例
えば8段積層されて構成されている。
ンバ14に連結されたダクト13が連結されていて、こ
のダクト13により、チャンバ12から排出された空気
がチャンバ14内に導入されるようになっている。この
第2のチャンバ14内には、複数列(例えば24列、2
列のみ図示する)の充填層式フィルタ21a,21bが
配置されている。この充填式フィルタ21a,21b
は、各列において、図4に示す1個のフィルタ30が例
えば8段積層されて構成されている。
【0020】この図4に示すように、フィルタ30は円
筒状をなし、その最外層に繊維層押さえスクリーン31
が配置され、その内側にガラス繊維が250kg/m3の充
填率で充填された繊維層32が配置され、更にその内側
に繊維層押さえスクリーン33が配置されている。
筒状をなし、その最外層に繊維層押さえスクリーン31
が配置され、その内側にガラス繊維が250kg/m3の充
填率で充填された繊維層32が配置され、更にその内側
に繊維層押さえスクリーン33が配置されている。
【0021】そして、チャンバ14内に導入されたミス
ト含有空気は充填層式フィルタ21a,21bの上部か
らその内部に入り、その周壁を構成するスクリーン3
1,33及び繊維層32を通過した後、チャンバ14か
ら排出されるようになっている。チャンバ14の底部に
は、ドレイン用のダクト23が連結されており、このダ
クト23にはバルブ24が介装されていて、バルブ24
を開にすることにより、チャンバ14の底部に溜まった
液体がダクト23を介して外部に排出されるようになっ
ている。この充填層式フィルタ21a,21bは、高密
度の糸状のガラス繊維を円筒状に巻き付けたものであ
り、微粒子のオイルミストに対する捕集効率が優れてい
る。また、毛細管の原理からオイルの分離効率も高い。
なお、チャンバ12,14の底部には、夫々ミストが凝
縮した液体の再飛散を防止する再飛散防止板26,27
が配置されている。
ト含有空気は充填層式フィルタ21a,21bの上部か
らその内部に入り、その周壁を構成するスクリーン3
1,33及び繊維層32を通過した後、チャンバ14か
ら排出されるようになっている。チャンバ14の底部に
は、ドレイン用のダクト23が連結されており、このダ
クト23にはバルブ24が介装されていて、バルブ24
を開にすることにより、チャンバ14の底部に溜まった
液体がダクト23を介して外部に排出されるようになっ
ている。この充填層式フィルタ21a,21bは、高密
度の糸状のガラス繊維を円筒状に巻き付けたものであ
り、微粒子のオイルミストに対する捕集効率が優れてい
る。また、毛細管の原理からオイルの分離効率も高い。
なお、チャンバ12,14の底部には、夫々ミストが凝
縮した液体の再飛散を防止する再飛散防止板26,27
が配置されている。
【0022】チャンバ14の空気出口には、誘引式ファ
ン25が配置されており、このファン25により吸引さ
れたチャンバ14の排出空気が煙突15を介して外部に
排出されるようになっている。
ン25が配置されており、このファン25により吸引さ
れたチャンバ14の排出空気が煙突15を介して外部に
排出されるようになっている。
【0023】次に、このように構成された本実施例のミ
ストセパレータの動作について説明する。例えば、15
00トンプレスの鍛造離型剤の噴霧により発生するミス
トを含む空気は、先ず、第1及び第2の平板式金網フィ
ルタ16,17によりその粗カーボンミストが除去され
る。しかし、この平板式金網フィルタを通過した排煙は
オイルを比較的多く含む。次いで、このオイルミスト含
有空気は円筒状の板フィルタ18a,18b,8cを通
過して、比較的粒子径が大きなミストが液滴44となっ
て滴下してチャンバ12の底部に溜まる。この円筒状フ
ィルタ18a等を通過した排煙は、未だ高濃度のオイル
ミストを含むため、白煙状となって見えるので、見かけ
上、集塵機のイメージを悪くする。
ストセパレータの動作について説明する。例えば、15
00トンプレスの鍛造離型剤の噴霧により発生するミス
トを含む空気は、先ず、第1及び第2の平板式金網フィ
ルタ16,17によりその粗カーボンミストが除去され
る。しかし、この平板式金網フィルタを通過した排煙は
オイルを比較的多く含む。次いで、このオイルミスト含
有空気は円筒状の板フィルタ18a,18b,8cを通
過して、比較的粒子径が大きなミストが液滴44となっ
て滴下してチャンバ12の底部に溜まる。この円筒状フ
ィルタ18a等を通過した排煙は、未だ高濃度のオイル
ミストを含むため、白煙状となって見えるので、見かけ
上、集塵機のイメージを悪くする。
【0024】次いで、板フィルタ18a,18b,18
cを通過したミスト含有空気は、ダクト13を介して第
2のチャンバ14に入り、この第2のチャンバ14に
て、充填層式フィルタ21a,21bを通過する。
cを通過したミスト含有空気は、ダクト13を介して第
2のチャンバ14に入り、この第2のチャンバ14に
て、充填層式フィルタ21a,21bを通過する。
【0025】ミスト含有空気は、図4に示すように、こ
の充填層式フィルタ21a,21bの各段のフィルタ3
0をその内側から外側に向けて通過する。この間に、ミ
ストは、慣性衝突効果によりフィルタ30に衝突して捕
集され、また拡散効果によりフィルタ30の繊維内をミ
スト粒子がガス分子と衝突して前後左右に運動し、所謂
ブラウン運動によりミストが捕集され、更に繊維の遮り
効果によりミストが繊維に接触して捕集される。捕集さ
れたオイルミストはチャンバ14の底部に溜まる。本実
施例のように、充填層式ガラス繊維フィルタ21a,2
1bをオイルミストセパレータの最終処理として使用す
ると、白煙状の排煙は、目視では見えない状態まで改善
される。
の充填層式フィルタ21a,21bの各段のフィルタ3
0をその内側から外側に向けて通過する。この間に、ミ
ストは、慣性衝突効果によりフィルタ30に衝突して捕
集され、また拡散効果によりフィルタ30の繊維内をミ
スト粒子がガス分子と衝突して前後左右に運動し、所謂
ブラウン運動によりミストが捕集され、更に繊維の遮り
効果によりミストが繊維に接触して捕集される。捕集さ
れたオイルミストはチャンバ14の底部に溜まる。本実
施例のように、充填層式ガラス繊維フィルタ21a,2
1bをオイルミストセパレータの最終処理として使用す
ると、白煙状の排煙は、目視では見えない状態まで改善
される。
【0026】各チャンバ12,14に捕集されたミスト
の液体は再飛散防止板26,27により再飛散しないよ
うに各チャンバ12,14の底部に保持され、処理の終
了後に、バルブ20,24を開にすることにより、ダク
ト19,23を介してチャンバ12,14から排出さ
れ、適宜のタンクに回収される。
の液体は再飛散防止板26,27により再飛散しないよ
うに各チャンバ12,14の底部に保持され、処理の終
了後に、バルブ20,24を開にすることにより、ダク
ト19,23を介してチャンバ12,14から排出さ
れ、適宜のタンクに回収される。
【0027】本実施例においては、板フィルタ18a,
18b,18cによりミストを捕集した後、充填式フィ
ルタ21a,21bによりミストを分離するから、粒子
径が1μm以下、又は1乃至数μmの粒子径が小さいミ
ストも高効率で捕集することができる。このため、ミス
トの全体的な捕集効率が極めて高い。例えば、処理空気
の量が350m3/分、空気温度が40℃、ダクト11内
の装置入口におけるミスト濃度が150mg/Nm3の場合、
煙突15内の装置出口のミスト濃度は10mg/Nm3であっ
た。従って、その捕集効率は93%であった。
18b,18cによりミストを捕集した後、充填式フィ
ルタ21a,21bによりミストを分離するから、粒子
径が1μm以下、又は1乃至数μmの粒子径が小さいミ
ストも高効率で捕集することができる。このため、ミス
トの全体的な捕集効率が極めて高い。例えば、処理空気
の量が350m3/分、空気温度が40℃、ダクト11内
の装置入口におけるミスト濃度が150mg/Nm3の場合、
煙突15内の装置出口のミスト濃度は10mg/Nm3であっ
た。従って、その捕集効率は93%であった。
【0028】また、本実施例においては、再飛散防止板
26,27が各チャンバ12,14の底部の貯留された
液体の上に配置されているから、この一旦液化したミス
トが再度空気中に飛散してしまうことが防止される。
26,27が各チャンバ12,14の底部の貯留された
液体の上に配置されているから、この一旦液化したミス
トが再度空気中に飛散してしまうことが防止される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、板式フィルタと充填層
式フィルタの2段構成でミストを分離するから、粒子径
が数μm以下の微粒子ミストも高効率で除去することが
でき、排出ガス中のオイルミストを極めて低減すること
ができる。このため、大気汚染を防止でき、環境公害防
止上、極めて有益である。
式フィルタの2段構成でミストを分離するから、粒子径
が数μm以下の微粒子ミストも高効率で除去することが
でき、排出ガス中のオイルミストを極めて低減すること
ができる。このため、大気汚染を防止でき、環境公害防
止上、極めて有益である。
【図1】本発明の実施例に係るミストセパレータを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同じくその1次平板フィルタの構造を示す図で
ある。
ある。
【図3】同じくその円板状平板フィルタの構造を示す図
である。
である。
【図4】同じくその充填層式フィルタの構造を示す断面
図である。
図である。
【図5】従来のミストセパレータを示す断面図である。
2,12,14;チャンバ 5a,5b,18a,18b,18c;板フィルタ 21a,21b,30;充填層式フィルタ 31;繊維層押さえスクリーン 32;充填層ガラス繊維層
Claims (1)
- 【請求項1】 鍛造プレス離型剤のミストを含むガスが
導入され、板式フィルタが収納されている第1チャンバ
と、この第1チャンバの排出ガスが導入され、充填層式
フィルタが収納されている第2チャンバとを有すること
を特徴とする鍛造プレス離型剤用ミストセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019031A JPH06226025A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 鍛造プレス離型剤用ミストセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019031A JPH06226025A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 鍛造プレス離型剤用ミストセパレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226025A true JPH06226025A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11988086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5019031A Pending JPH06226025A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 鍛造プレス離型剤用ミストセパレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226025A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005522310A (ja) * | 2002-04-09 | 2005-07-28 | ブレイン フラッシュ−パテンテントビックルングス ゲーエムベーハー | フィルタモジュール |
| JP2008284435A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 気体の圧縮方法、ならびにこれを用いた(メタ)アクロレイン及び/または(メタ)アクリル酸の製造方法、およびメチルメタクリレートの製造方法 |
| KR200459893Y1 (ko) * | 2009-11-27 | 2012-04-20 | 현대중공업 주식회사 | 실린더 연소 윤활유 계측장치 |
| JP2019037983A (ja) * | 2018-12-04 | 2019-03-14 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | 圧縮空気乾燥装置 |
| CN110898600A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-03-24 | 天津昭阳科技有限公司 | 一种轮毂锻压过程废气净化系统 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP5019031A patent/JPH06226025A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005522310A (ja) * | 2002-04-09 | 2005-07-28 | ブレイン フラッシュ−パテンテントビックルングス ゲーエムベーハー | フィルタモジュール |
| JP2008284435A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 気体の圧縮方法、ならびにこれを用いた(メタ)アクロレイン及び/または(メタ)アクリル酸の製造方法、およびメチルメタクリレートの製造方法 |
| KR200459893Y1 (ko) * | 2009-11-27 | 2012-04-20 | 현대중공업 주식회사 | 실린더 연소 윤활유 계측장치 |
| JP2019037983A (ja) * | 2018-12-04 | 2019-03-14 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | 圧縮空気乾燥装置 |
| CN110898600A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-03-24 | 天津昭阳科技有限公司 | 一种轮毂锻压过程废气净化系统 |
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