JPH06226248A - 家庭用界面活性剤分離装置用曝氣素子 - Google Patents
家庭用界面活性剤分離装置用曝氣素子Info
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- JPH06226248A JPH06226248A JP5014016A JP1401693A JPH06226248A JP H06226248 A JPH06226248 A JP H06226248A JP 5014016 A JP5014016 A JP 5014016A JP 1401693 A JP1401693 A JP 1401693A JP H06226248 A JPH06226248 A JP H06226248A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯機・食器洗い機等の排水に含まれる界面
活性剤の分離装置に使用する曝氣素子の特性を改善し、
界面活性剤分離装置のコンパクトとコストダウン化に役
立てることを目的とする。 【構成】 曝氣素子を2層構成にし、内側の層に大きな
空気抵抗をもたせることにより、設置の傾きや水深差に
より生じる曝氣素子各部の発泡の偏りを防ぐと共に、連
続分離時に生ずる処理液の界面活性剤濃度の傾斜に対
し、最大の効率をあげるために、曝氣素子の長手方向に
沿って、順に孔径を小さくする構成と、順に開口率をあ
げる構成とする。
活性剤の分離装置に使用する曝氣素子の特性を改善し、
界面活性剤分離装置のコンパクトとコストダウン化に役
立てることを目的とする。 【構成】 曝氣素子を2層構成にし、内側の層に大きな
空気抵抗をもたせることにより、設置の傾きや水深差に
より生じる曝氣素子各部の発泡の偏りを防ぐと共に、連
続分離時に生ずる処理液の界面活性剤濃度の傾斜に対
し、最大の効率をあげるために、曝氣素子の長手方向に
沿って、順に孔径を小さくする構成と、順に開口率をあ
げる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機等の排水液か
ら、界面活性剤を効率的に分離するための曝氣素子に関
する。
ら、界面活性剤を効率的に分離するための曝氣素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭での衣料の洗濯や食器の
洗浄によって生じる排水液中には、多くの界面活性剤が
含まれており、この中にはまだ活性力を有するものが含
まれている。しかし従来の洗濯機・食器洗い機・システ
ムキッチンにはこの排水液中から界面活性剤を分離回収
する機能は付加されておらず、これらの排水液は、なん
ら処理されることなく外に排出され、水質汚染の要因に
なっていたが、最近になって泡によって分離回収する方
法が提案された。
洗浄によって生じる排水液中には、多くの界面活性剤が
含まれており、この中にはまだ活性力を有するものが含
まれている。しかし従来の洗濯機・食器洗い機・システ
ムキッチンにはこの排水液中から界面活性剤を分離回収
する機能は付加されておらず、これらの排水液は、なん
ら処理されることなく外に排出され、水質汚染の要因に
なっていたが、最近になって泡によって分離回収する方
法が提案された。
【0003】この泡による界面活性剤の分離方法につい
て、洗濯機排水液処理例により、図5,図6,図7,図
8,図9に基づいて説明する。
て、洗濯機排水液処理例により、図5,図6,図7,図
8,図9に基づいて説明する。
【0004】図5は洗濯機用界面活性剤分離装置の構成
図である。洗濯機1から貯水槽2内に排水液3を供給
し、曝氣素子4aとエアーポンプ4bからなる曝氣手段
4を作動させて排水液中に空気を吹き込むことにより、
気泡を発生させると、気泡はその表面に排水液中の界面
活性剤を吸着して排水液上面へと浮上する。曝氣を継続
することにより排水液上面に浮上した気泡はその上に設
けられた気泡滞留槽5内を上昇して破泡手段6へ導かれ
る。破泡手段6で界面活性剤を吸着した気泡を液化し
て、界面活性剤処理槽7に回収する。従って、貯水槽2
で処理されて排水口8から排水される液の界面活性剤の
濃度は低くなり、河川の汚染は改善される。
図である。洗濯機1から貯水槽2内に排水液3を供給
し、曝氣素子4aとエアーポンプ4bからなる曝氣手段
4を作動させて排水液中に空気を吹き込むことにより、
気泡を発生させると、気泡はその表面に排水液中の界面
活性剤を吸着して排水液上面へと浮上する。曝氣を継続
することにより排水液上面に浮上した気泡はその上に設
けられた気泡滞留槽5内を上昇して破泡手段6へ導かれ
る。破泡手段6で界面活性剤を吸着した気泡を液化し
て、界面活性剤処理槽7に回収する。従って、貯水槽2
で処理されて排水口8から排水される液の界面活性剤の
濃度は低くなり、河川の汚染は改善される。
【0005】この時、気泡の大きさ・量が界面活性剤の
分離特性に大きく影響する。図6は泡径と水持ち出し率
・界面活性剤の回収率の関係を示し、図7は曝氣量(泡
の量)と水持ち出し率・界面活性剤の回収率の関係を示
す。例えば、泡径小・泡量大(曝氣量大)の場合は、図
6,図7に示すように泡が水を一緒に持ち出して界面活
性剤の分離が事実上できなくなる。逆に、泡径が大きす
ぎると曝氣量に対する界面活性剤の回収効率が極端に悪
くなる。また、図8は排水液の界面活性剤濃度と水持ち
出し率・界面活性剤回収量の関係を示し、図9は泡滞留
槽体積と水持ち出し率・界面活性剤回収率の関係を示
す。この図8,図9から分かるように、排水液の界面活
性剤の濃度や気泡滞留槽の大きさの影響も大変大きく、
気泡の発生は細かく制御する必要がある。
分離特性に大きく影響する。図6は泡径と水持ち出し率
・界面活性剤の回収率の関係を示し、図7は曝氣量(泡
の量)と水持ち出し率・界面活性剤の回収率の関係を示
す。例えば、泡径小・泡量大(曝氣量大)の場合は、図
6,図7に示すように泡が水を一緒に持ち出して界面活
性剤の分離が事実上できなくなる。逆に、泡径が大きす
ぎると曝氣量に対する界面活性剤の回収効率が極端に悪
くなる。また、図8は排水液の界面活性剤濃度と水持ち
出し率・界面活性剤回収量の関係を示し、図9は泡滞留
槽体積と水持ち出し率・界面活性剤回収率の関係を示
す。この図8,図9から分かるように、排水液の界面活
性剤の濃度や気泡滞留槽の大きさの影響も大変大きく、
気泡の発生は細かく制御する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、泡を発
生させるための曝氣素子は、下水処理用のものは色々あ
るが、洗濯機の排水液等から、効率よく界面活性剤を分
離するのに適した特性を有するものは見当たらない。
生させるための曝氣素子は、下水処理用のものは色々あ
るが、洗濯機の排水液等から、効率よく界面活性剤を分
離するのに適した特性を有するものは見当たらない。
【0007】本発明は上記問題点を解決するもので、比
較的小さな曝氣量で、比較的大きな泡を素子全面に均一
に発生させる曝氣素子を提供することを第1の目的とす
る。また連続的に界面活性剤を分離する時、同一曝氣量
で、より効率的に界面活性剤を分離する曝氣素子を提供
することを第2の目的とする。また連続的界面活性剤分
離で、水持ち出し率をおさえて、かつ効率よく界面活性
剤を分離する曝氣素子を提供することを第3の目的とす
る。さらに低コストで、比較的小さな曝氣量で、比較的
大きな泡を素子全面に均一に発生させる曝氣素子を提供
することを第4の目的とする。
較的小さな曝氣量で、比較的大きな泡を素子全面に均一
に発生させる曝氣素子を提供することを第1の目的とす
る。また連続的に界面活性剤を分離する時、同一曝氣量
で、より効率的に界面活性剤を分離する曝氣素子を提供
することを第2の目的とする。また連続的界面活性剤分
離で、水持ち出し率をおさえて、かつ効率よく界面活性
剤を分離する曝氣素子を提供することを第3の目的とす
る。さらに低コストで、比較的小さな曝氣量で、比較的
大きな泡を素子全面に均一に発生させる曝氣素子を提供
することを第4の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、曝氣素子の内層が細かな孔を均一に
無数に有する素材からなり、外層が荒い孔を均一に無数
に有する素材からなる多層構成にしたことを第1の課題
解決手段としている。
を達成するために、曝氣素子の内層が細かな孔を均一に
無数に有する素材からなり、外層が荒い孔を均一に無数
に有する素材からなる多層構成にしたことを第1の課題
解決手段としている。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
曝氣素子の外層の孔径を素子の長手方向に沿って順に小
さくなるように構成したことを第2の課題解決手段とし
ている。
曝氣素子の外層の孔径を素子の長手方向に沿って順に小
さくなるように構成したことを第2の課題解決手段とし
ている。
【0010】また、上記第3の目的を達成するために、
曝氣素子の内層および外層の孔の開口率が、素子の長手
方向に沿って順に大きくなるように構成したことを第3
の課題解決手段としている。
曝氣素子の内層および外層の孔の開口率が、素子の長手
方向に沿って順に大きくなるように構成したことを第3
の課題解決手段としている。
【0011】また、上記第4の目的を達成するために、
曝氣素子の上面約半分を空気的にマスキングしたことを
第4の課題解決手段としている。
曝氣素子の上面約半分を空気的にマスキングしたことを
第4の課題解決手段としている。
【0012】
【作用】曝氣素子により発生する泡は次のような性質を
持っている。その泡径は、曝氣素子の孔径・素子材料の
親水性・孔出口の空気の吐出圧により決まる。この3要
因のうち、特に孔径の影響が大きい。また、発生する泡
の量は、孔を通過する空気の量(曝氣量)にほぼ比例
し、空気量は孔の出口までの空気抵抗に逆比例する。
持っている。その泡径は、曝氣素子の孔径・素子材料の
親水性・孔出口の空気の吐出圧により決まる。この3要
因のうち、特に孔径の影響が大きい。また、発生する泡
の量は、孔を通過する空気の量(曝氣量)にほぼ比例
し、空気量は孔の出口までの空気抵抗に逆比例する。
【0013】本発明は上記した第1の課題解決手段によ
り、曝氣素子の内層の細かな孔で一定の空気抵抗をもた
せ、素子の各部分への空気量を一定にしたうえで、外層
の孔径を大きくすることで、比較的大きな泡を素子全面
にわたって均一に発生させることができる。
り、曝氣素子の内層の細かな孔で一定の空気抵抗をもた
せ、素子の各部分への空気量を一定にしたうえで、外層
の孔径を大きくすることで、比較的大きな泡を素子全面
にわたって均一に発生させることができる。
【0014】また、第2の課題解決手段により、曝氣素
子の長手方向に沿って順に小さな泡を発生させることが
できる。
子の長手方向に沿って順に小さな泡を発生させることが
できる。
【0015】また、第3の課題解決手段により、曝氣素
子の長手方向に沿って順に泡の量を多く発生させること
ができる。
子の長手方向に沿って順に泡の量を多く発生させること
ができる。
【0016】また、第4の課題解決手段により、簡単な
構造で泡を素子全面にわたって均一に発生させることが
できる。
構造で泡を素子全面にわたって均一に発生させることが
できる。
【0017】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0018】図1において、ポリプロピレンの比較的大
きな粉末を焼結成型し、比較的大きな連続孔を有する外
層11の内側に、ポリプロピレンの比較的小さな粉末を
焼結成型して小さな連続孔を有しかつ中空の内層12を
密接して配し、中空の一方を蓋13で締め切り、反対側
に空気導入用のパイプ14を設けて、曝氣素子を構成し
ている。
きな粉末を焼結成型し、比較的大きな連続孔を有する外
層11の内側に、ポリプロピレンの比較的小さな粉末を
焼結成型して小さな連続孔を有しかつ中空の内層12を
密接して配し、中空の一方を蓋13で締め切り、反対側
に空気導入用のパイプ14を設けて、曝氣素子を構成し
ている。
【0019】上記構成において、図1,図5を参照しな
がら動作を説明する。貯水槽2の底面に設置された曝氣
素子4aの空気導入パイプ14に、エアーポンプ4bか
ら空気が送り込まれると、その空気は内層12の小さな
孔を通って外層11に達し、外層11の比較的大きな孔
を通って外層11の外面すなわち排水液に達する。この
空気はエアーポンプ4bから次々に送られてくる空気に
よって排水液中に押し出され、外層11の孔の大きさと
排水液の表面張力(≒界面活性剤濃度)によってほぼ決
まる径の気泡を排水液面上に発生させる。この泡は気泡
滞留槽5を上昇する間に水分を引力によって下方に落と
し、界面活性剤濃度の高い気泡となり破泡手段6に導か
れ、液化されて界面活性剤処理槽7に溜められる。
がら動作を説明する。貯水槽2の底面に設置された曝氣
素子4aの空気導入パイプ14に、エアーポンプ4bか
ら空気が送り込まれると、その空気は内層12の小さな
孔を通って外層11に達し、外層11の比較的大きな孔
を通って外層11の外面すなわち排水液に達する。この
空気はエアーポンプ4bから次々に送られてくる空気に
よって排水液中に押し出され、外層11の孔の大きさと
排水液の表面張力(≒界面活性剤濃度)によってほぼ決
まる径の気泡を排水液面上に発生させる。この泡は気泡
滞留槽5を上昇する間に水分を引力によって下方に落と
し、界面活性剤濃度の高い気泡となり破泡手段6に導か
れ、液化されて界面活性剤処理槽7に溜められる。
【0020】ところで、曝氣素子の各孔から押し出され
る空気量:A1は、エアーポンプ4bの空気吐出圧をV
o、エアーポンプ4bから曝氣素子の内層12の中空部
までの空気抵抗をRa、内層12の空孔1つ当たりの空
気抵抗をRb1、外層11の孔1つ当たりの空気抵抗を
Rc1、外層11の表面から排水液の表面までの水圧に
よる空気抵抗をRd1とすると A1=Vo÷(Ra+Rb1+Rc1+Rd1) ここで、外層の空孔径は、要求される泡径によって決ま
り、機能上あまり小さくできず、Rc1はどうしても小
さな値になり、もしRb1がないと Rc1≦(Ra+Rd1) となり、A1はRd1の影響を大きく受ける。すなわち、
曝氣素子が排水液中で傾いて設置されると、高い方から
のみ泡が発生し、低い方からは泡が出ないとか、曝氣素
子の上面からは泡が出るが下面からは泡が出ないという
現象がおこる。本実施例の内層12を設け、Rb1を大
きくとると Rb1≫(Ra+Rc1+Rd1) となり、A1はRd1の影響をほとんど受けず、またRc
1のバラツキの影響も小さくなり、VoとRb1の関数と
なる。従って内層の各孔の空気抵抗(Rb1,Rb2,…
Rbn)が均一になるように焼結成型すれば曝氣素子か
ら均一に泡が出せるようになる。
る空気量:A1は、エアーポンプ4bの空気吐出圧をV
o、エアーポンプ4bから曝氣素子の内層12の中空部
までの空気抵抗をRa、内層12の空孔1つ当たりの空
気抵抗をRb1、外層11の孔1つ当たりの空気抵抗を
Rc1、外層11の表面から排水液の表面までの水圧に
よる空気抵抗をRd1とすると A1=Vo÷(Ra+Rb1+Rc1+Rd1) ここで、外層の空孔径は、要求される泡径によって決ま
り、機能上あまり小さくできず、Rc1はどうしても小
さな値になり、もしRb1がないと Rc1≦(Ra+Rd1) となり、A1はRd1の影響を大きく受ける。すなわち、
曝氣素子が排水液中で傾いて設置されると、高い方から
のみ泡が発生し、低い方からは泡が出ないとか、曝氣素
子の上面からは泡が出るが下面からは泡が出ないという
現象がおこる。本実施例の内層12を設け、Rb1を大
きくとると Rb1≫(Ra+Rc1+Rd1) となり、A1はRd1の影響をほとんど受けず、またRc
1のバラツキの影響も小さくなり、VoとRb1の関数と
なる。従って内層の各孔の空気抵抗(Rb1,Rb2,…
Rbn)が均一になるように焼結成型すれば曝氣素子か
ら均一に泡が出せるようになる。
【0021】このように、曝氣素子を2層にし、内層に
空気抵抗をもたせることにより、比較的小さな曝氣量
で、比較的大きな泡を、曝氣素子全面にわたって均一に
発生させることができる。なお本実施例では、素子を2
層構成にしたが、3層にしてもよく、また焼結成型にポ
リプロピレンを用いたが、ポリエチレンやポリ弗化ビニ
リデン等でもよい。
空気抵抗をもたせることにより、比較的小さな曝氣量
で、比較的大きな泡を、曝氣素子全面にわたって均一に
発生させることができる。なお本実施例では、素子を2
層構成にしたが、3層にしてもよく、また焼結成型にポ
リプロピレンを用いたが、ポリエチレンやポリ弗化ビニ
リデン等でもよい。
【0022】なお、曝氣素子全体からの空気量Aoは、
当然のことながら次のように表される。A1+A2+……
Anは各空孔空気量である。
当然のことながら次のように表される。A1+A2+……
Anは各空孔空気量である。
【0023】Ao=A1+A2+……An 次に第2の実施例について、図2,図5,図6,図8に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0024】図2において、外層を3つに分け、荒い孔
をもつ11aと、中くらいの孔をもつ11bと、細かな
孔をもつ11cによりなり、曝氣時の泡径が順に小さく
なるように構成する。内層12は細かな孔を有する焼結
成型された樹脂からなり、大きな空気抵抗をもたせて、
素子全体から均一に曝氣できるように構成する。その他
は、図1と同じなので、同じ番号を付して説明を省略す
る。
をもつ11aと、中くらいの孔をもつ11bと、細かな
孔をもつ11cによりなり、曝氣時の泡径が順に小さく
なるように構成する。内層12は細かな孔を有する焼結
成型された樹脂からなり、大きな空気抵抗をもたせて、
素子全体から均一に曝氣できるように構成する。その他
は、図1と同じなので、同じ番号を付して説明を省略す
る。
【0025】上記構成において、動作を説明する。図5
において、貯水槽2の底に設けられた曝氣素子4bに
は、洗濯機1側からは、濃度の高い界面活性剤を含んだ
液が供給されるが、排水口8側では、洗濯機1側から泡
により順に界面活性剤が分離されるので、界面活性剤の
低い液が供給される。従って、排水口8の近くでは、図
8に示す特性より、界面活性剤濃度が下がり水持ち出し
率は下がるが、界面活性剤の回収量も下がり、処理能力
も下がってしまう。これを防ぐために図6に示す特性よ
り、水持ち出し率が妥協できるところまで泡径を小さく
することにより、界面活性剤の回収率を上げることがで
きる。このように曝氣素子の泡径を順に小さくすること
で、限られたスペース内での処理能力を高めることがで
きる。
において、貯水槽2の底に設けられた曝氣素子4bに
は、洗濯機1側からは、濃度の高い界面活性剤を含んだ
液が供給されるが、排水口8側では、洗濯機1側から泡
により順に界面活性剤が分離されるので、界面活性剤の
低い液が供給される。従って、排水口8の近くでは、図
8に示す特性より、界面活性剤濃度が下がり水持ち出し
率は下がるが、界面活性剤の回収量も下がり、処理能力
も下がってしまう。これを防ぐために図6に示す特性よ
り、水持ち出し率が妥協できるところまで泡径を小さく
することにより、界面活性剤の回収率を上げることがで
きる。このように曝氣素子の泡径を順に小さくすること
で、限られたスペース内での処理能力を高めることがで
きる。
【0026】具体的には、図2の構成で説明したように
外層の孔径を11a,11b,11cのごとく順に小さ
くし、曝氣素子4aの11aを洗濯機1側に、11cを
排水口8側に向けて設置することにより、上記目的を達
成することができる。
外層の孔径を11a,11b,11cのごとく順に小さ
くし、曝氣素子4aの11aを洗濯機1側に、11cを
排水口8側に向けて設置することにより、上記目的を達
成することができる。
【0027】以上のように、本実施例によれば、曝氣素
子全面にわたり均一に発泡しかつ泡径を順に小さくでき
るので、スペースファクターの良い界面活性剤分離装置
を提供できる。
子全面にわたり均一に発泡しかつ泡径を順に小さくでき
るので、スペースファクターの良い界面活性剤分離装置
を提供できる。
【0028】第3の実施例を図3,図7に基づいて説明
する。図3において、ポリプロピレンの比較的大きな粉
末を焼結成型し、比較的大きな連続孔を有する外層21
の内側に、ポリプロピレンの比較的小さな粉末を焼結成
型して小さな連続孔を有した円筒状の内層22を密接し
て配し、かつ、外層21・内層22は、21a,21
b,21cのごとく順に孔の数を増して開口率を大きく
し、内層に大きな空気抵抗をもたせ、外層で泡径を調整
するように構成する。また内層22の中空の一方を蓋2
3で締め切り、反対側に空気導入用のパイプ24を設け
て、曝氣素子を構成している。
する。図3において、ポリプロピレンの比較的大きな粉
末を焼結成型し、比較的大きな連続孔を有する外層21
の内側に、ポリプロピレンの比較的小さな粉末を焼結成
型して小さな連続孔を有した円筒状の内層22を密接し
て配し、かつ、外層21・内層22は、21a,21
b,21cのごとく順に孔の数を増して開口率を大きく
し、内層に大きな空気抵抗をもたせ、外層で泡径を調整
するように構成する。また内層22の中空の一方を蓋2
3で締め切り、反対側に空気導入用のパイプ24を設け
て、曝氣素子を構成している。
【0029】上記構成において動作を説明する。図7に
示すように、界面活性剤分離特性は、曝氣量を増すと水
持ち出し率・界面活性剤回収率ともに上昇する特性があ
るので、実施例2で説明したような界面活性剤を含んだ
液が連続的に流れていき、界面活性剤濃度が順に薄くな
る環境に曝氣素子が置かれた場合、界面活性剤濃度に応
じて曝氣量が順に大きくなるように曝氣素子を構成する
ことにより、スペースファクター及び総曝氣量に対する
分離効率の高い界面活性剤分離装置を提供できる。
示すように、界面活性剤分離特性は、曝氣量を増すと水
持ち出し率・界面活性剤回収率ともに上昇する特性があ
るので、実施例2で説明したような界面活性剤を含んだ
液が連続的に流れていき、界面活性剤濃度が順に薄くな
る環境に曝氣素子が置かれた場合、界面活性剤濃度に応
じて曝氣量が順に大きくなるように曝氣素子を構成する
ことにより、スペースファクター及び総曝氣量に対する
分離効率の高い界面活性剤分離装置を提供できる。
【0030】第4の実施例について図4に基づいて説明
する。ポリプロピレンの粉末を焼結成型し、連続空孔を
有する円筒状の曝氣用樹脂31と、その上半面をマスキ
ングするマスキング樹脂32と、曝氣用樹脂31の中空
部の一方を蓋33で締め切り、反対側に空気導入用のパ
イプ34を設けて、曝氣素子を構成している。
する。ポリプロピレンの粉末を焼結成型し、連続空孔を
有する円筒状の曝氣用樹脂31と、その上半面をマスキ
ングするマスキング樹脂32と、曝氣用樹脂31の中空
部の一方を蓋33で締め切り、反対側に空気導入用のパ
イプ34を設けて、曝氣素子を構成している。
【0031】上記構成において、前記曝氣素子を液中に
おいてパイプ34から空気を送りこむと、空気は曝氣用
樹脂31の孔から液中に押し出され気泡を発生する。こ
の時曝氣用樹脂31の上半分がマスキング樹脂32で覆
われているため、曝氣用樹脂31の各部の水圧による空
気抵抗の差が小さくなり、泡が素子の長手方向に沿って
均一に発生しやすくなる。
おいてパイプ34から空気を送りこむと、空気は曝氣用
樹脂31の孔から液中に押し出され気泡を発生する。こ
の時曝氣用樹脂31の上半分がマスキング樹脂32で覆
われているため、曝氣用樹脂31の各部の水圧による空
気抵抗の差が小さくなり、泡が素子の長手方向に沿って
均一に発生しやすくなる。
【0032】以上のように本実施例によれば、簡単な構
成で素子の長手方向に沿って均一に泡を発生させること
ができる。
成で素子の長手方向に沿って均一に泡を発生させること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、曝氣素子の内層
が細かな孔を均一に無数に有する素材からなり、外層が
荒い孔を均一に無数に有する素材からなる多層構成にし
たことにより、比較的大きな泡を素子全面にわたって均
一に発生させることができ、効率よく界面活性剤の分離
ができる。
が細かな孔を均一に無数に有する素材からなり、外層が
荒い孔を均一に無数に有する素材からなる多層構成にし
たことにより、比較的大きな泡を素子全面にわたって均
一に発生させることができ、効率よく界面活性剤の分離
ができる。
【0034】また外層の孔径が素子の長手方向に沿って
順に小さくなるように構成したことによって、曝氣素子
全面にわたり均一に発泡しかつ素子の長手方向に沿って
泡径を順に小さくできるので、スペースファクターの良
い界面活性剤分離装置を提供できる。
順に小さくなるように構成したことによって、曝氣素子
全面にわたり均一に発泡しかつ素子の長手方向に沿って
泡径を順に小さくできるので、スペースファクターの良
い界面活性剤分離装置を提供できる。
【0035】また内層および外層の孔の開口率が、素子
の長手方向に沿って順に大きくなるように構成すること
によって、曝氣素子の長手方向に沿って順に泡の量を多
く発生させることができるので、界面活性剤濃度が順に
大きくなる環境に曝氣素子が置かれた場合、界面活性剤
濃度に応じて曝氣量が順に大きくなるように曝氣素子を
構成することにより、スペースファクター及び総曝氣量
に対する分離効率の高い界面活性剤分離装置を提供でき
る。
の長手方向に沿って順に大きくなるように構成すること
によって、曝氣素子の長手方向に沿って順に泡の量を多
く発生させることができるので、界面活性剤濃度が順に
大きくなる環境に曝氣素子が置かれた場合、界面活性剤
濃度に応じて曝氣量が順に大きくなるように曝氣素子を
構成することにより、スペースファクター及び総曝氣量
に対する分離効率の高い界面活性剤分離装置を提供でき
る。
【0036】また素子の上面約半分を空気的にマスキン
グしたことで、簡単な構造で泡を素子全面にわたって均
一に発生させることができる。
グしたことで、簡単な構造で泡を素子全面にわたって均
一に発生させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の図
【図2】本発明の第2の実施例の図
【図3】本発明の第3の実施例の図
【図4】本発明の第4の実施例の図
【図5】界面活性剤分離装置の図
【図6】泡径と界面活性剤回収率の特性図
【図7】曝氣量と界面活性剤回収率の特性図
【図8】界面活性剤濃度と界面活性剤回収率の特性図
【図9】気泡滞留槽体積と界面活性剤回収率の特性図
1 洗濯機 2 貯水層 4 曝氣手段 4a 曝氣素子 5 気泡滞留槽 6 破泡手段
Claims (4)
- 【請求項1】 界面活性剤を含んだ液の排水経路中に設
けた貯水槽と、この貯水槽に設けた曝氣手段と、この手
段によって生じる気泡の気泡滞留槽と、この気泡滞留槽
を通過してきた気泡を液化する破泡手段とを備えた界面
活性剤分離装置において、内層が細かな孔を均一に無数
に有する素材からなり、外層が荒い孔を均一に無数に有
する素材からなる多層構成にしたことを特徴とする曝氣
手段の曝氣素子。 - 【請求項2】 外層の孔径が素子の長手方向に沿って順
に小さくなるように構成した請求項1記載の曝氣素子。 - 【請求項3】 内層および外層の孔の開口率が、素子の
長手方向に沿って順に大きくなるように構成された請求
項1記載の曝氣素子。 - 【請求項4】 界面活性剤を含んだ液の排水経路中に設
けた貯水槽と、この貯水槽に設けた曝氣手段と、この手
段によって生じる気泡の気泡滞留槽と、この気泡滞留槽
を通過してきた気泡を液化する破泡手段とを備えた界面
活性剤分離装置において、素子の上面約半分を空気的に
マスキングしたことを特徴とする曝氣手段の曝氣素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5014016A JPH06226248A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 家庭用界面活性剤分離装置用曝氣素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5014016A JPH06226248A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 家庭用界面活性剤分離装置用曝氣素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226248A true JPH06226248A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11849402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5014016A Pending JPH06226248A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 家庭用界面活性剤分離装置用曝氣素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226248A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0965674A1 (en) * | 1998-06-15 | 1999-12-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
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| WO2018188935A1 (en) | 2017-04-13 | 2018-10-18 | Unilever N.V. | Apparatus and method for recovery of surfactants |
| JP2019166489A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 大同メタル工業株式会社 | 微細気泡発生ノズル |
| US10710904B2 (en) | 2013-10-08 | 2020-07-14 | Conopco, Inc. | Device and a process for purification of grey water |
| WO2025254528A1 (en) * | 2024-06-07 | 2025-12-11 | Technische Universiteit Eindhoven | A method for the removal of microfibers and nanofibers from laundry wastewater |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5014016A patent/JPH06226248A/ja active Pending
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