JPH06226563A - ボルト部材の組付方法及びその装置 - Google Patents

ボルト部材の組付方法及びその装置

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JPH06226563A
JPH06226563A JP5034569A JP3456993A JPH06226563A JP H06226563 A JPH06226563 A JP H06226563A JP 5034569 A JP5034569 A JP 5034569A JP 3456993 A JP3456993 A JP 3456993A JP H06226563 A JPH06226563 A JP H06226563A
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gripping
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Masa Shimokeso
雅 下兼操
Hiroyuki Hayashi
洋行 林
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト挿入孔の上方に障害物があるようなワ
ークに対し、ボルト部材Bの自動組付を可能とする。 【構成】 各々ボルト部材を着脱自在に把持する複数の
把持部材10〜13を備えたボルト部材の組付装置。こ
の組付装置は、把持部材10を他の把持部材11〜13
に対し相対的に上下動可能とする駆動装置20と、把持
するボルト部材の先端を中心として揺動可能とする揺動
機構18を備える。把持部材10に把持されたボルト部
材は、障害物を避ける方向にヘッドを傾斜し、障害物を
避けながら挿入孔に向い下降し、傾斜した状態で挿入孔
に挿入され、のち垂直に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの複数のボルト
挿入孔にボルト部材を自動的に組み付けるための方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークの複数のボルト挿入孔にボルト部
材を自動的に挿入する場合は、ボルト部材を着脱自在に
把持する複数の把持部材をワークのボルト挿入孔の配置
ピッチに合致するように配置した組付装置を使用し、組
付装置の各把持部材によりボルト部材を把持し、組付装
置をワークの定置する場所に移動し、次いで垂直に下降
することによりボルト部材を挿入孔に挿入することが行
われている(例えば、特開平1−183329号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
組付装置を使用して、図4に示すようなエンジンのシリ
ンダーヘッドのボルト挿入孔1a〜1d、2a〜2dに
つば付きボルト部材を挿入する場合、カムキャップ3の
一部が挿入孔1a、2aに対しぎりぎりまでオーバーハ
ングしているため、つば付きボルト部材を上方から垂直
に下降し挿入孔1a〜1d、2a〜2dに挿入しようと
しても、該つば部が該オーバーハングした部位と干渉
し、挿入孔1a及び2aにはボルト部材を正常に挿入す
ることができないという問題がある。
【0004】本発明は、このようにボルト挿入孔の上方
に障害物が存在するため、ボルト部材を垂直に下降する
のみではボルト挿入孔に正常に挿入できないワークに対
しても、自動的にボルト部材を組み付けることのできる
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に関わるボルト部材の組付方法は、各々
ボルト部材を着脱自在に把持する複数の把持部材を備え
る単一の組付装置により複数のボルト部材をボルト挿入
孔に対し組み付ける際、一部のボルト部材を挿入孔に対
し傾斜させるとともにその先端を他のボルト部材の先端
より上方に位置させた状態でボルト部材全体を挿入孔に
対し下降し、他のボルト部材の先端部分が挿入孔に対し
挿入し下降を停止したとき該一部のボルト部材の先端が
挿入孔の直上にくるようにし、次いで該一部のボルト部
材のみ下降しその先端部分を挿入孔に挿入した後これを
垂直に戻すことを特徴とする。
【0004】また、本発明に関わるボルト部材の組付装
置は、各々ボルト部材を着脱自在に把持する複数の把持
部材を備え、一部の把持部材は他の把持部材に対し相対
的に進退可能であり、且つ把持するボルト部材の先端を
中心として揺動可能であることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に関わるボルト部材の組付方法又は組付
装置によれば、一部のボルト挿入孔の上方に前記のごと
き障害物が存在したとしても、該当するボルト部材は該
挿入孔に対し傾斜(ボルト部材のヘッドやつば部が該障
害物を避ける方向に傾斜)した状態で下降するので、ボ
ルト部材は該障害物と干渉することなく下降し挿入孔に
達する。そして、傾斜した状態のままボルト部材の先端
部分は挿入孔に挿入され、次いで垂直に戻される。
【0006】本発明に関わるボルト部材の組付方法にお
いては、挿入孔に対し傾斜して把持されたボルト部材の
方が垂直に把持されたボルト部材より上方に位置してい
るので、後者の先端部分が先に挿入孔に挿入され、その
後、前者の先端部分が挿入孔に挿入される。従って、傾
斜したボルト部材の挿入孔に対する位置決めをより確実
に行うことができる。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図3を参照して、本発明をより
具体的に説明する。
【0008】本発明に関わる組付装置は、図1に示すよ
うに、一列に並んだ4個の把持部材10〜13、把持部
材10を把持部材の列の向きに対し垂直な面内で開閉
(図2、仮想線参照)させる開閉機構14、それぞれの
把持部材11〜13を把持部材の列の向きと同方向に開
閉(図1、仮想線参照)させる開閉機構15〜17、把
持部材10を把持部材の列の向きと平行な面内で且つ把
持したボルト部材Bの先端を中心として揺動(図1、仮
想線参照)させる揺動機構18、把持部材10〜13を
同時に上下動させる駆動装置19、及び把持部材10の
みを把持部材11〜13に対し相対的に上下動させる駆
動装置20を備え、全体として梁21に沿って水平移動
可能とされる。
【0009】把持部材10の揺動機構18は、フレーム
22、フレーム22に固定された一対のガイドレール2
3、開閉機構14を取り付けた支持部材24に回転自在
に軸支されガイドレール23を上下3箇所で挟持する2
組のガイドローラ25、フレーム22に取り付けられた
シリンダ26等からなる。また、ガイドレール23は、
把持したボルト部材Bの先端を中心とする円弧形状に形
成され、シリンダ26のピストンロッド27の先端は支
持部材24に連結されている。
【0010】次に、この組付装置を使用し、図4に示す
エンジンのシリンダヘッドのボルト挿入孔1a〜1dに
ボルト部材を組み付ける手順を説明する。挿入孔1aに
挿入するボルト部材は把持部材10で把持するものと
し、まず、所定位置に準備されたボルト部材Bをそれぞ
れの把持部材10〜13で把持し、このとき、把持部材
10で把持したボルト部材が他の把持部材11〜13で
把持したボルト部材より上方に位置するようにする(図
1参照)。
【0011】組付装置をシリンダヘッド上の定位置に水
平移動し、続いてシリンダ26を作動させると、支持部
材24はガイドレール23に沿って動きボルト部材Bの
先端を中心として所定量揺動し(図1、仮想線参照)、
把持部材10及びボルト部材Bもその先端を中心として
揺動、傾斜する。
【0012】次に、駆動装置19を作動させ、把持装置
10〜13を各挿入孔1a〜1dに向け下降し、把持装
置11〜13で把持したボルト部材の先端部分を挿入孔
1b〜1dに挿入する。このとき、把持装置10で把持
したボルト部材の先端は挿入孔1aの直上に位置する
(図3、実線の状態)。なお、把持装置10で把持した
ボルト部材は、垂直なままではつば部がカムキャップ3
と干渉し下降することができないが、本実施例の場合、
ヘッドをカムキャップ3から離れる方向に傾斜させてい
るので、下降するとき何ら障害を受けることがない。
【0013】続いて、駆動装置20を作動させ、把持装
置10のみ下降し、把持装置10に把持したボルト部材
の先端部分を挿入孔1aに挿入する(図3、破線の状
態)。このときは、他の把持装置11〜13で把持され
たボルト部材はすでに挿入孔1b〜1dに挿入されてい
るので、傾斜したボルト部材の挿入孔1aに対する位置
決めはより確実に行われる。
【0014】最後に、シリンダ26を反対に作動させて
ボルト部材を垂直に戻す(図3、1点鎖線の状態)。そ
して、全てのボルト部材の組付が終了した後、各開閉機
構14〜17が作動してボルト部材の把持を解除し、駆
動装置19が作動して把持装置10〜13を上昇させ
る。
【0015】このように本実施例の組み付け装置によれ
ば、カムキャップ3の一部が挿入孔1a、2aに対しぎ
りぎりまでオーバーハングしているようなシリンダヘッ
ドに対しても、各ボルト部材をカムキャップと干渉する
ことなく自動組付けすることが可能である。従って、長
手方向を短くしたコンパクトなシリンダヘッド、すなわ
ちコンパクトなエンジンを実現することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ボルト挿入孔の上方に
障害物が存在するためボルト部材を垂直に下降するのみ
ではボルト挿入孔に正常に挿入できないワークに対して
も、自動的にボルト部材を組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボルト部材の組付装置の正面図である。
【図2】同組付装置における揺動可能な把持部材の側面
図である。
【図3】ボルト部材の組付方法を説明する図である。
【図4】シリンダヘッドの平面図(a)及び側面図
(b)である。
【符号の説明】
1a〜1d、2a〜2d ボルト挿入孔 3 カムキャップ 10 揺動可能な把持部材 11〜13 把持部材 14〜17 開閉機構 18 揺動機構 19 駆動装置 20 駆動装置 23 ガイドレール 25 ガイドローラ 26 シリンダ B ボルト部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々ボルト部材を着脱自在に把持する複
    数の把持部材を備える単一の組付装置により複数のボル
    ト部材を挿入孔に対し組み付ける際、一部のボルト部材
    を挿入孔に対し傾斜させるとともにその先端を他のボル
    ト部材の先端より上方に位置させた状態でボルト部材全
    体を挿入孔に対し下降し、他のボルト部材の先端部分が
    挿入孔に対し挿入し下降を停止したとき該一部のボルト
    部材の先端が挿入孔の直上にくるようにし、次いで該一
    部のボルト部材のみ下降しその先端部分を挿入孔に挿入
    した後これを垂直に戻すことを特徴とするボルト部材の
    組付方法。
  2. 【請求項2】 各々ボルト部材を着脱自在に把持する複
    数の把持部材を備えたボルト部材の組付装置において、
    一部の把持部材は他の把持部材に対し相対的に進退可能
    であり、且つ把持するボルト部材の先端を中心として揺
    動可能であることを特徴とするボルト部材の組付装置。
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