JPH06226579A - 微小送り装置 - Google Patents
微小送り装置Info
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- JPH06226579A JPH06226579A JP5044452A JP4445293A JPH06226579A JP H06226579 A JPH06226579 A JP H06226579A JP 5044452 A JP5044452 A JP 5044452A JP 4445293 A JP4445293 A JP 4445293A JP H06226579 A JPH06226579 A JP H06226579A
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- JP
- Japan
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- support member
- actuator
- piezoelectric element
- guide means
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q5/00—Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
- B23Q5/22—Feeding members carrying tools or work
- B23Q5/34—Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission
- B23Q5/50—Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission feeding step-by-step
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】平行度はあまり要求されず、しかもステージの
ような微小送りをしようとする対象物の移動軸との間に
平行度の誤差があっても、対象物を精密に微小移動する
ことができる微小送り装置を提供すること。 【構成】第1のアクチュエータであるクランプ用圧電素
子16と、上記第2のアクチュエータであるクランプ用
圧電素子18、および上記第3のアクチュエータである
移動用圧電素子40を、駆動制御装置65により駆動制
御して、ガイド手段である板バネ28に従って、第1の
支持部材であるクランプブロック12と第2の支持部材
であるクランプブロック14を、所定のタイミングによ
り対象物であるテーブル装置50の移動板52とともに
微小送りする。
ような微小送りをしようとする対象物の移動軸との間に
平行度の誤差があっても、対象物を精密に微小移動する
ことができる微小送り装置を提供すること。 【構成】第1のアクチュエータであるクランプ用圧電素
子16と、上記第2のアクチュエータであるクランプ用
圧電素子18、および上記第3のアクチュエータである
移動用圧電素子40を、駆動制御装置65により駆動制
御して、ガイド手段である板バネ28に従って、第1の
支持部材であるクランプブロック12と第2の支持部材
であるクランプブロック14を、所定のタイミングによ
り対象物であるテーブル装置50の移動板52とともに
微小送りする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物の微小送り装置
に係り、特にステージ等の対象物を微小送りするための
もので、たとえばCDDのレジ合わせ等を行う際に用い
る組立治具に利用して好適な微小送り装置に関するもの
である。
に係り、特にステージ等の対象物を微小送りするための
もので、たとえばCDDのレジ合わせ等を行う際に用い
る組立治具に利用して好適な微小送り装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の微小送り装置は、図6と図7に示
すような構成となっている。図6と図7において、この
種の微小送り装置は、いわゆる尺取り虫機構9を有して
いる。この尺取り虫機構9は、たとえば図示していない
ステージに対して固定されている。
すような構成となっている。図6と図7において、この
種の微小送り装置は、いわゆる尺取り虫機構9を有して
いる。この尺取り虫機構9は、たとえば図示していない
ステージに対して固定されている。
【0003】この尺取り虫機構9は、断面U字形のクラ
ンプブロック1内を移動できるようになっていて、この
クランプブロック1は、固定部8に対して固定されてい
る。そして、この尺取り虫機構9は、クランプ用圧電素
子2,3と移動用圧電素子4を有していて、クランプ用
圧電素子2,3は移動用圧電素子4により連結されてい
る。
ンプブロック1内を移動できるようになっていて、この
クランプブロック1は、固定部8に対して固定されてい
る。そして、この尺取り虫機構9は、クランプ用圧電素
子2,3と移動用圧電素子4を有していて、クランプ用
圧電素子2,3は移動用圧電素子4により連結されてい
る。
【0004】この様な従来の微小送り装置は、図7に示
すように移動する。まず、図7(a)を参照すると、こ
の状態では両方のクランプ用圧電素子2,3は図におい
て縦方向に伸びた状態にあり、しかも移動用圧電素子4
も図において横方向に伸びた状態にある。図7(a)の
初期状態では、クランプ用圧電素子2,3の両端面は、
クランプブロック1の内面5,6にそれぞれ当たってい
て、クランプ用圧電素子2,3は、内面5,6に対して
それぞれクランプされた状態である。
すように移動する。まず、図7(a)を参照すると、こ
の状態では両方のクランプ用圧電素子2,3は図におい
て縦方向に伸びた状態にあり、しかも移動用圧電素子4
も図において横方向に伸びた状態にある。図7(a)の
初期状態では、クランプ用圧電素子2,3の両端面は、
クランプブロック1の内面5,6にそれぞれ当たってい
て、クランプ用圧電素子2,3は、内面5,6に対して
それぞれクランプされた状態である。
【0005】次に、図7(b)に示すように、クランプ
用圧電素子3が収縮し、その後図7(c)に示すように
移動用圧電素子4が収縮する。そして、図7(d)に示
すように、再びクランプ用圧電素子3が伸びるととも
に、逆にクランプ用圧電素子2が収縮する。
用圧電素子3が収縮し、その後図7(c)に示すように
移動用圧電素子4が収縮する。そして、図7(d)に示
すように、再びクランプ用圧電素子3が伸びるととも
に、逆にクランプ用圧電素子2が収縮する。
【0006】これにより、クランプ用圧電素子3は、図
7(a)と図7(d)を比較するとわかるように、矢印
L方向の右側にわずかに移動した状態でクランプされて
いる。
7(a)と図7(d)を比較するとわかるように、矢印
L方向の右側にわずかに移動した状態でクランプされて
いる。
【0007】次に、図7(e)に示すように再び移動用
圧電素子4が図において横方向へ伸びると、図7(d)
と図7(e)と比較してわかるように、クランプ用圧電
素子2が右側へわずかに移動する。
圧電素子4が図において横方向へ伸びると、図7(d)
と図7(e)と比較してわかるように、クランプ用圧電
素子2が右側へわずかに移動する。
【0008】次いで、再び図7(a)に示すような初期
状態と同様な状態にクランプ用圧電素子2が伸びて、図
7(b)ないし図7(e)と同様の動作を繰り返す。こ
のように、いわゆる尺取り虫機構9は、クランプブロッ
ク1の溝の中を先に述べた動作を繰り返すことにより、
長いストロークにわたって微小量ずつステージ等の対象
物を移動することができるようになっている。
状態と同様な状態にクランプ用圧電素子2が伸びて、図
7(b)ないし図7(e)と同様の動作を繰り返す。こ
のように、いわゆる尺取り虫機構9は、クランプブロッ
ク1の溝の中を先に述べた動作を繰り返すことにより、
長いストロークにわたって微小量ずつステージ等の対象
物を移動することができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7(a)
ないし図7(e)で説明したように、クランプ用圧電素
子2,3が対象物を正確に微小量送るためには、クラン
プブロック1の内面5,6の移動範囲内において、どの
場所においても正確にクランプでき、かつクランプを解
除することができるようにしなければならない。
ないし図7(e)で説明したように、クランプ用圧電素
子2,3が対象物を正確に微小量送るためには、クラン
プブロック1の内面5,6の移動範囲内において、どの
場所においても正確にクランプでき、かつクランプを解
除することができるようにしなければならない。
【0010】このために、クランプ用圧電素子5、6の
変位が数μmであっても、このクランプ用圧電素子2、
3をクランプブロック1の内面5、6に対して確実に当
ててクランプすることができるように、内面5、6を寸
法的に精密に加工しなければならない。即ちクランプブ
ロック1の溝を画成している内面5,6には、高い平行
度が要求されるという問題がある。
変位が数μmであっても、このクランプ用圧電素子2、
3をクランプブロック1の内面5、6に対して確実に当
ててクランプすることができるように、内面5、6を寸
法的に精密に加工しなければならない。即ちクランプブ
ロック1の溝を画成している内面5,6には、高い平行
度が要求されるという問題がある。
【0011】しかも、クランプ用圧電素子2,3および
移動用圧電素子4を正確に組立てて尺取り虫機構9を構
成し、そしてこの尺取り虫機構9をクランプブロック1
内に設定して微小送り装置を組み立てなければならな
い。
移動用圧電素子4を正確に組立てて尺取り虫機構9を構
成し、そしてこの尺取り虫機構9をクランプブロック1
内に設定して微小送り装置を組み立てなければならな
い。
【0012】また、ステージのような対象物を微小送り
する場合に、尺取り虫機構9をステージに対して何らか
の方法で固定して行うが、移動用圧電素子4の伸縮によ
る数μmの位置変位をステージに確実に伝える必要があ
るために、尺取り虫機構9とステージをフレキシブルに
は固定することはできず、相互に移動しないようにしっ
かりと固定する必要がある。このため、ステージの移動
軸と尺取り虫機構9の移動軸(L方向)の間には、高い
平行度が要求されるという問題がある。
する場合に、尺取り虫機構9をステージに対して何らか
の方法で固定して行うが、移動用圧電素子4の伸縮によ
る数μmの位置変位をステージに確実に伝える必要があ
るために、尺取り虫機構9とステージをフレキシブルに
は固定することはできず、相互に移動しないようにしっ
かりと固定する必要がある。このため、ステージの移動
軸と尺取り虫機構9の移動軸(L方向)の間には、高い
平行度が要求されるという問題がある。
【0013】本発明は上記問題を解消するためになされ
たものであって、平行度はあまり要求されず、しかもス
テージのような微小送りをしようとする対象物の移動軸
との間に平行度の誤差があっても、対象物を精密に微小
移動することができる、微小送り装置を提供することを
目的としている。
たものであって、平行度はあまり要求されず、しかもス
テージのような微小送りをしようとする対象物の移動軸
との間に平行度の誤差があっても、対象物を精密に微小
移動することができる、微小送り装置を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、対象物を微小送りするための微小送り装置にお
いて、上記対象物に固定された第1の支持部材と、この
第1の支持部材と連結される第2の支持部材と、上記第
1の支持部材と上記第2の支持部材の間に配置されて上
記第1の支持部材と上記第2の支持部材を連結し、上記
対象物を微小送りしようとする方向に伸縮可能な第1の
アクチュエータと、上記第1の支持部材と上記第2の支
持部材に関連して、上記対象物を微少送りしようとする
方向に配置されるガイド手段と、上記第1の支持部材に
設定され、上記ガイド手段に対して上記第1の支持部材
を固定可能な第2のアクチュエータと、上記第2の支持
部材に設定され、上記ガイド手段に対して上記第2の支
持部材を固定可能な第3のアクチュエータと、上記第1
のアクチュエータと、上記第2のアクチュエータ、およ
び上記第3のアクチュエータを駆動制御して、上記ガイ
ド手段に従って上記対象物を微小送りしようとする方向
に移動させるための駆動制御装置と、を備える、微小送
り装置により、達成される。
っては、対象物を微小送りするための微小送り装置にお
いて、上記対象物に固定された第1の支持部材と、この
第1の支持部材と連結される第2の支持部材と、上記第
1の支持部材と上記第2の支持部材の間に配置されて上
記第1の支持部材と上記第2の支持部材を連結し、上記
対象物を微小送りしようとする方向に伸縮可能な第1の
アクチュエータと、上記第1の支持部材と上記第2の支
持部材に関連して、上記対象物を微少送りしようとする
方向に配置されるガイド手段と、上記第1の支持部材に
設定され、上記ガイド手段に対して上記第1の支持部材
を固定可能な第2のアクチュエータと、上記第2の支持
部材に設定され、上記ガイド手段に対して上記第2の支
持部材を固定可能な第3のアクチュエータと、上記第1
のアクチュエータと、上記第2のアクチュエータ、およ
び上記第3のアクチュエータを駆動制御して、上記ガイ
ド手段に従って上記対象物を微小送りしようとする方向
に移動させるための駆動制御装置と、を備える、微小送
り装置により、達成される。
【0015】本発明において、好ましくは前記第1のア
クチュエータと、前記第2のアクチュエータ、および前
記第3のアクチュエータは、圧電素子である。また、本
発明において、好ましくは前記ガイド手段は、直線状の
板バネである。
クチュエータと、前記第2のアクチュエータ、および前
記第3のアクチュエータは、圧電素子である。また、本
発明において、好ましくは前記ガイド手段は、直線状の
板バネである。
【0016】さらに、上記目的は、本発明にあっては、
対象物を微少送りするための微小送り装置において、上
記対象物に固定された第1の支持部材と、この第1の支
持部材と連結される第2の支持部材と、上記第1の支持
部材と上記第2の支持部材の間に配置されて上記第1の
支持部材と上記第2の支持部材を連結し、上記対象物を
微小送りしようとする方向に対応して伸縮可能な第1の
アクチュエータと、上記第1の支持部材と上記第2の支
持部材に関連して配置され、上記対象物を微小送りしよ
うとする所定の経路方向に対応して曲線状に形成された
第1のガイド部材と、 上記第1の支持部材に設定さ
れ、上記第1のガイド手段に対して上記第1の支持部材
を固定可能な第2のアクチュエータと、上記第2の支持
部材に設定され、上記第1のガイド手段に対して上記第
2の支持部材を固定可能な第3のアクチュエータと、上
記第1の支持部材と上記第2の支持部材の少なくとも一
方を、上記対象物を微小送りしようとする上記所定の経
路方向にガイドする第2のガイド手段と、上記第1のア
クチュエータと、上記第2のアクチュエータ、および上
記第3のアクチュエータを駆動制御して、上記第1のガ
イド手段と第2のガイド手段に沿って上記対象物を微小
送りしようとする上記所定の経路方向に移動させるため
の駆動制御装置と、を備える、微小送り装置により、達
成される。
対象物を微少送りするための微小送り装置において、上
記対象物に固定された第1の支持部材と、この第1の支
持部材と連結される第2の支持部材と、上記第1の支持
部材と上記第2の支持部材の間に配置されて上記第1の
支持部材と上記第2の支持部材を連結し、上記対象物を
微小送りしようとする方向に対応して伸縮可能な第1の
アクチュエータと、上記第1の支持部材と上記第2の支
持部材に関連して配置され、上記対象物を微小送りしよ
うとする所定の経路方向に対応して曲線状に形成された
第1のガイド部材と、 上記第1の支持部材に設定さ
れ、上記第1のガイド手段に対して上記第1の支持部材
を固定可能な第2のアクチュエータと、上記第2の支持
部材に設定され、上記第1のガイド手段に対して上記第
2の支持部材を固定可能な第3のアクチュエータと、上
記第1の支持部材と上記第2の支持部材の少なくとも一
方を、上記対象物を微小送りしようとする上記所定の経
路方向にガイドする第2のガイド手段と、上記第1のア
クチュエータと、上記第2のアクチュエータ、および上
記第3のアクチュエータを駆動制御して、上記第1のガ
イド手段と第2のガイド手段に沿って上記対象物を微小
送りしようとする上記所定の経路方向に移動させるため
の駆動制御装置と、を備える、微小送り装置により、達
成される。
【0017】また、本発明にあっては、前記第1のアク
チュエータと、前記第2のアクチュエータ、および前記
第3のアクチュエータは、圧電素子である。さらに、本
発明にあっては、前記第1のガイド手段は、前記対象物
を微小送りする所定の経路方向に曲がって形成された板
バネである。
チュエータと、前記第2のアクチュエータ、および前記
第3のアクチュエータは、圧電素子である。さらに、本
発明にあっては、前記第1のガイド手段は、前記対象物
を微小送りする所定の経路方向に曲がって形成された板
バネである。
【0018】
【作用】上記第1のアクチュエータと、上記第2のアク
チュエータ、および上記第3のアクチュエータを駆動制
御して、上記ガイド手段に従って、第1の支持部材と第
2の支持部材を所定のタイミングにより上記対象物とと
もに微小送りする。また、上記第1のアクチュエータ
と、上記第2のアクチュエータ、および上記第3のアク
チュエータを駆動制御して、上記第1のガイド手段と第
2のガイド手段の所定の経路方向に沿って、第1の支持
部材と第2の支持部材を所定のタイミングにより上記対
象物とともに微小送りする。
チュエータ、および上記第3のアクチュエータを駆動制
御して、上記ガイド手段に従って、第1の支持部材と第
2の支持部材を所定のタイミングにより上記対象物とと
もに微小送りする。また、上記第1のアクチュエータ
と、上記第2のアクチュエータ、および上記第3のアク
チュエータを駆動制御して、上記第1のガイド手段と第
2のガイド手段の所定の経路方向に沿って、第1の支持
部材と第2の支持部材を所定のタイミングにより上記対
象物とともに微小送りする。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0020】図1は本発明の微小送り装置の好ましい実
施例を示している。図1において、この実施例では、微
小送り装置10はステージ装置50の移動板52を微小
送りするために用いられるもので、いわゆる尺取り虫機
構を構成している。また、図2は、図1における微小送
り装置のみを示している。このステージ装置50の移動
板52は、基部54に対して矢印Lで示す移動方向に移
動できるようになっている。この移動板52は、たとえ
ば工具を保持したり、あるいはワークを保持することが
できるようになっていて、基部54は固定部Hに対して
固定されている。
施例を示している。図1において、この実施例では、微
小送り装置10はステージ装置50の移動板52を微小
送りするために用いられるもので、いわゆる尺取り虫機
構を構成している。また、図2は、図1における微小送
り装置のみを示している。このステージ装置50の移動
板52は、基部54に対して矢印Lで示す移動方向に移
動できるようになっている。この移動板52は、たとえ
ば工具を保持したり、あるいはワークを保持することが
できるようになっていて、基部54は固定部Hに対して
固定されている。
【0021】上記微小送り装置10は、次のように構成
されている。第1の支持部材としてのクランプブロック
12は、前記ステージ装置50の移動板52に固定され
ている。この第1のクランプブロック12と向い合うよ
うにして、第2の支持部材であるクランプブロック14
が配置されている。この第1のクランプブロック12と
第2のクランプブロック14は同様の形状であり、好ま
しくは断面が略U字形となっている。
されている。第1の支持部材としてのクランプブロック
12は、前記ステージ装置50の移動板52に固定され
ている。この第1のクランプブロック12と向い合うよ
うにして、第2の支持部材であるクランプブロック14
が配置されている。この第1のクランプブロック12と
第2のクランプブロック14は同様の形状であり、好ま
しくは断面が略U字形となっている。
【0022】第1のクランプブロック12と第2のクラ
ンプブロック14の間には、第1のアクチュエータとし
ての移動用圧電素子40が配置されていて、これら第1
のクランプブロック12と第2のクランプブロック14
は、移動用圧電素子40の端部に対してH型状に連結さ
れている。この移動用圧電素子40は、駆動電圧を与え
ることにより、先程の矢印Lの方向と平行な方向に伸縮
可能なものである。
ンプブロック14の間には、第1のアクチュエータとし
ての移動用圧電素子40が配置されていて、これら第1
のクランプブロック12と第2のクランプブロック14
は、移動用圧電素子40の端部に対してH型状に連結さ
れている。この移動用圧電素子40は、駆動電圧を与え
ることにより、先程の矢印Lの方向と平行な方向に伸縮
可能なものである。
【0023】第1のクランプブロック12と第2のクラ
ンプブロック14に関連して、ガイド手段としての板バ
ネ28が配置されている。この帯状の板バネ28は、好
ましくは先程の矢印Lと平行な方向に配置されていて、
第1のクランプブロック12の溝および第2のクランプ
ブロック14の溝を通過して配置されている。
ンプブロック14に関連して、ガイド手段としての板バ
ネ28が配置されている。この帯状の板バネ28は、好
ましくは先程の矢印Lと平行な方向に配置されていて、
第1のクランプブロック12の溝および第2のクランプ
ブロック14の溝を通過して配置されている。
【0024】さらに、板バネ28は、第1のクランプブ
ロック12の凸部24の内面と第2のクランプブロック
14の凸部26の内面に沿っている。板バネ28の両端
は、部材30,32を介して固定部Hに固定されてい
る。第1のクランプブロック12の溝内には、第2のア
クチュエータとしてのクランプ用圧電素子16が設けら
れている。また,第2のクランプブロック14の溝内に
は第3のアクチュエータとしてのクランプ用圧電素子1
8が設けられている。
ロック12の凸部24の内面と第2のクランプブロック
14の凸部26の内面に沿っている。板バネ28の両端
は、部材30,32を介して固定部Hに固定されてい
る。第1のクランプブロック12の溝内には、第2のア
クチュエータとしてのクランプ用圧電素子16が設けら
れている。また,第2のクランプブロック14の溝内に
は第3のアクチュエータとしてのクランプ用圧電素子1
8が設けられている。
【0025】そして、このクランプ用圧電素子16の一
端は、第1のクランプブロック12の凸部27の内面に
固定されている。同様にして、クランプ用圧電素子18
の一端は,第2のクランプブロック14の凸部29の内
面に固定されている。さらに,クランプ用圧電素子16
の他端20は自由端となっていて、クランプ用圧電素子
18の他端22も自由端となっている。
端は、第1のクランプブロック12の凸部27の内面に
固定されている。同様にして、クランプ用圧電素子18
の一端は,第2のクランプブロック14の凸部29の内
面に固定されている。さらに,クランプ用圧電素子16
の他端20は自由端となっていて、クランプ用圧電素子
18の他端22も自由端となっている。
【0026】これにより、クランプ用圧電素子16に駆
動電圧が与えられて、このクランプ用圧電素子16が伸
長すると、クランプ用圧電素子16の他端20と凸部2
4の内面の間で、板バネ28をクランプすることができ
るようになっている。また、クランプ用圧電素子18に
駆動電圧が与えられて、クランプ用圧電素子18が伸び
ると、クランプ用圧電素子18の他端22と凸部26の
内面の間で、板バネ28をクランプすることができるよ
うになっている。
動電圧が与えられて、このクランプ用圧電素子16が伸
長すると、クランプ用圧電素子16の他端20と凸部2
4の内面の間で、板バネ28をクランプすることができ
るようになっている。また、クランプ用圧電素子18に
駆動電圧が与えられて、クランプ用圧電素子18が伸び
ると、クランプ用圧電素子18の他端22と凸部26の
内面の間で、板バネ28をクランプすることができるよ
うになっている。
【0027】これらの移動用圧電素子40と、クランプ
用圧電素子16,18には、駆動制御装置65により所
定のタイミングで、駆動電圧が与えられるようになって
いる。なお、駆動制御装置65は、たとえばデジタル信
号をアナログ駆動電圧に変換して各圧電素子40、1
6、18を駆動する事ができる。
用圧電素子16,18には、駆動制御装置65により所
定のタイミングで、駆動電圧が与えられるようになって
いる。なお、駆動制御装置65は、たとえばデジタル信
号をアナログ駆動電圧に変換して各圧電素子40、1
6、18を駆動する事ができる。
【0028】次に、図3に基づいて、上述した微小送り
装置による移動板52の微小送り動作を順次説明する。
図3は微小送り装置の主要部を示す概略平面図であり、
図において、クランプ用圧電素子16、18と移動用圧
電素子40は、上述したようにH形状となっており、い
わゆる尺取り虫のような移動もしくは動作をするもので
ある。図3においてはこの尺取り虫が図において左から
右に移動してゆく動作例を示している。
装置による移動板52の微小送り動作を順次説明する。
図3は微小送り装置の主要部を示す概略平面図であり、
図において、クランプ用圧電素子16、18と移動用圧
電素子40は、上述したようにH形状となっており、い
わゆる尺取り虫のような移動もしくは動作をするもので
ある。図3においてはこの尺取り虫が図において左から
右に移動してゆく動作例を示している。
【0029】まず、図3(a)は初期状態を示してい
て、クランプ用圧電素子16,18は、すでに駆動制御
装置65からの駆動電圧に基づいて伸長している。ま
た、移動用圧電素子40も、駆動制御装置65からの駆
動電圧により伸長した状態である。
て、クランプ用圧電素子16,18は、すでに駆動制御
装置65からの駆動電圧に基づいて伸長している。ま
た、移動用圧電素子40も、駆動制御装置65からの駆
動電圧により伸長した状態である。
【0030】これにより、板バネ28は、クランプ用圧
電素子16と凸部24の間にクランプされていると共
に、クランプ用圧電素子18と凸部26の間にクランプ
されている。したがって、図3(a)では、尺取り虫を
構成しているクランプブロック12、14は、板バネ2
8に対して固定された状態である。
電素子16と凸部24の間にクランプされていると共
に、クランプ用圧電素子18と凸部26の間にクランプ
されている。したがって、図3(a)では、尺取り虫を
構成しているクランプブロック12、14は、板バネ2
8に対して固定された状態である。
【0031】次に、図3(b)から図3(e)で示すよ
うにして、尺取り虫が移動を開始する。まず、図3
(b)に示すように、一方のクランプ用圧電素子18が
収縮する。これにより、板バネ28はクランプ用圧電素
子18から解放される。次に、図3(c)に示すよう
に、移動用圧電素子40が収縮する。これにより、クラ
ンプブロック14が矢印方向に即ち右方向に、移動用圧
電素子40が収縮した微小量だけ移動する。
うにして、尺取り虫が移動を開始する。まず、図3
(b)に示すように、一方のクランプ用圧電素子18が
収縮する。これにより、板バネ28はクランプ用圧電素
子18から解放される。次に、図3(c)に示すよう
に、移動用圧電素子40が収縮する。これにより、クラ
ンプブロック14が矢印方向に即ち右方向に、移動用圧
電素子40が収縮した微小量だけ移動する。
【0032】次に、図3(d)に示すように、図3
(c)の状態とは逆に、クランプ用圧電素子18が再び
伸長して板バネ28をクランプすると共に、クランプ用
圧電素子16が収縮して板バネ28を解放する。次に図
3(e)に示すように、移動用圧電素子40が伸長す
る。これにより、クランプブロック12が、矢印で示す
ように右に移動用圧電素子40が伸長した微小量だけ移
動する。
(c)の状態とは逆に、クランプ用圧電素子18が再び
伸長して板バネ28をクランプすると共に、クランプ用
圧電素子16が収縮して板バネ28を解放する。次に図
3(e)に示すように、移動用圧電素子40が伸長す
る。これにより、クランプブロック12が、矢印で示す
ように右に移動用圧電素子40が伸長した微小量だけ移
動する。
【0033】そのあと、再びクランプ用圧電素子16を
伸張して、図3(a)で示す初期状態と同様な状態にも
どる。即ちクランプ用圧電素子16,18が伸長して板
バネ28をクランプする。これ以降は、図3(b)ない
し図3(e)の動作を繰り返すことにより、微少送り装
置のクランプブロック12,14は、少しずつわずかに
右方向へ移動していく。この動作を繰り返し行うことに
より、板バネ28に沿って長いストローク移動を得るこ
とができる。
伸張して、図3(a)で示す初期状態と同様な状態にも
どる。即ちクランプ用圧電素子16,18が伸長して板
バネ28をクランプする。これ以降は、図3(b)ない
し図3(e)の動作を繰り返すことにより、微少送り装
置のクランプブロック12,14は、少しずつわずかに
右方向へ移動していく。この動作を繰り返し行うことに
より、板バネ28に沿って長いストローク移動を得るこ
とができる。
【0034】なお、図3で示した動作例では、右方向に
移動する場合を示しているが、図3の例とは反対のタイ
ミングで、クランプ用圧電素子16,18と移動用圧電
素子40を図1の駆動制御装置65により動作させるこ
とにより、左側に移動することも勿論可能である。
移動する場合を示しているが、図3の例とは反対のタイ
ミングで、クランプ用圧電素子16,18と移動用圧電
素子40を図1の駆動制御装置65により動作させるこ
とにより、左側に移動することも勿論可能である。
【0035】このように、2分割型のクランプブロック
12、14を用い、しかも板バネ28に沿ってこれらの
クランプブロック12、14を移動することができる。
この際に、たとえ図1のステージ装置50の移動板52
の移動方向Lと板バネ28の長手方向との間に高い精度
の平行度を確保しなくても、移動板52の移動方向Lに
対応して板バネ28が弾性変形することができるので、
クランプブロック12、14は移動板52とともに難な
く微小移動することができる。つまり、ステージ装置5
0の移動板52のの移動方向L(移動軸)と、尺取り虫
を構成しているクランプブロック12、14の移動軸
(移動方向)との平行度誤差は、板バネ28により吸収
されるのである。
12、14を用い、しかも板バネ28に沿ってこれらの
クランプブロック12、14を移動することができる。
この際に、たとえ図1のステージ装置50の移動板52
の移動方向Lと板バネ28の長手方向との間に高い精度
の平行度を確保しなくても、移動板52の移動方向Lに
対応して板バネ28が弾性変形することができるので、
クランプブロック12、14は移動板52とともに難な
く微小移動することができる。つまり、ステージ装置5
0の移動板52のの移動方向L(移動軸)と、尺取り虫
を構成しているクランプブロック12、14の移動軸
(移動方向)との平行度誤差は、板バネ28により吸収
されるのである。
【0036】また、上記本発明の実施例では、2分割型
のクランプブロック12、14を用いていて、しかもこ
れらのクランプブロック12、14は板バネ28にそっ
て微小移動する構成であるので、図6の従来例で示した
ような移動方向に長い溝を形成する必要がない。つま
り、クランプ用圧電素子16は、クランプ時にクランプ
ブロック12の凸部24の内面の一定の部分に当たるだ
けであり、またクランプ用圧電素子18は、クランプ時
にクランプブロック14の凸部26の内面の一定の部分
に当たるだけであるので、従来のように移動方向に長く
延びる溝を形成する必要がない。
のクランプブロック12、14を用いていて、しかもこ
れらのクランプブロック12、14は板バネ28にそっ
て微小移動する構成であるので、図6の従来例で示した
ような移動方向に長い溝を形成する必要がない。つま
り、クランプ用圧電素子16は、クランプ時にクランプ
ブロック12の凸部24の内面の一定の部分に当たるだ
けであり、またクランプ用圧電素子18は、クランプ時
にクランプブロック14の凸部26の内面の一定の部分
に当たるだけであるので、従来のように移動方向に長く
延びる溝を形成する必要がない。
【0037】次に、図4と図5を参照して、本発明の微
小送り装置の別の好ましい実施例を説明する。図4と図
5で示す微小送り装置100は、図1で示した実施例に
比べて、さらに複雑な経路に沿って、たとえばテーブル
装置の移動板のような対象物を、微少送りすることがで
きるようになっている。この図4の実施例では、図1に
示した実施例と比べると、移動経路が複雑になってい
る。
小送り装置の別の好ましい実施例を説明する。図4と図
5で示す微小送り装置100は、図1で示した実施例に
比べて、さらに複雑な経路に沿って、たとえばテーブル
装置の移動板のような対象物を、微少送りすることがで
きるようになっている。この図4の実施例では、図1に
示した実施例と比べると、移動経路が複雑になってい
る。
【0038】図4においては、第1のクランプブロック
112と第2のクランプブロック114が並べて配置さ
れている。このクランプブロック112,114は同様
の形状であり、断面U字形のものである。クランプブロ
ック112,114の間には、第1のアクチュエータと
しての移動用圧電素子140が配置されている。この移
動用圧電素子140によりクランプブロック112,1
14が連結されている。移動用圧電素子140は、駆動
制御装置165からの駆動電圧を与えることにより、矢
印L方向と平行な方向に伸縮可能である。
112と第2のクランプブロック114が並べて配置さ
れている。このクランプブロック112,114は同様
の形状であり、断面U字形のものである。クランプブロ
ック112,114の間には、第1のアクチュエータと
しての移動用圧電素子140が配置されている。この移
動用圧電素子140によりクランプブロック112,1
14が連結されている。移動用圧電素子140は、駆動
制御装置165からの駆動電圧を与えることにより、矢
印L方向と平行な方向に伸縮可能である。
【0039】クランプブロック112の溝の中には第2
のアクチュエータとしてのクランプ用圧電素子116が
設けられている。同様にしてクランプブロック114の
溝内にも第3のアクチュエータとしてのクランプ用圧電
素子118が設けられている。クランプ用圧電素子11
6の一端はクランプブロック112の凸部127の内面
に固定されている。同様にして、クランプ用圧電素子1
18の一端はクランプブロック114の凸部129の内
面に固定されている。
のアクチュエータとしてのクランプ用圧電素子116が
設けられている。同様にしてクランプブロック114の
溝内にも第3のアクチュエータとしてのクランプ用圧電
素子118が設けられている。クランプ用圧電素子11
6の一端はクランプブロック112の凸部127の内面
に固定されている。同様にして、クランプ用圧電素子1
18の一端はクランプブロック114の凸部129の内
面に固定されている。
【0040】クランプ用圧電素子116の他端は自由端
であり、凸部124の内面と向い合っている。同様にク
ランプ用圧電素子118の他端は自由端であり、凸部1
26の内面と向い合っている。これらのクランプ用圧電
素子116、118も駆動制御装置165からの駆動電
圧を与えることにより、矢印L方向と直角の方向に伸張
可能である。
であり、凸部124の内面と向い合っている。同様にク
ランプ用圧電素子118の他端は自由端であり、凸部1
26の内面と向い合っている。これらのクランプ用圧電
素子116、118も駆動制御装置165からの駆動電
圧を与えることにより、矢印L方向と直角の方向に伸張
可能である。
【0041】これにより、クランプ用圧電素子116,
118が矢印L方向と直角な方向に伸びることにより、
クランプ用圧電素子116の一端と凸部124の内面と
で板バネ128をクランプすることができるようになっ
ている。同様にクランプ用圧電素子118が伸びること
により、クランプ用圧電素子118の他端と凸部126
の内面の間に板バネ128をクランプできるようになっ
ている。たとえば、一方のクランプブロック112に
は、図示を省略しているが、対象物、例えば図1に示し
たステージ装置50の移動板52が固定されている。
118が矢印L方向と直角な方向に伸びることにより、
クランプ用圧電素子116の一端と凸部124の内面と
で板バネ128をクランプすることができるようになっ
ている。同様にクランプ用圧電素子118が伸びること
により、クランプ用圧電素子118の他端と凸部126
の内面の間に板バネ128をクランプできるようになっ
ている。たとえば、一方のクランプブロック112に
は、図示を省略しているが、対象物、例えば図1に示し
たステージ装置50の移動板52が固定されている。
【0042】上記板バネ128は、部材130,132
を介して固定部155に対して固定されている。この板
バネ128は、曲線状もしくは湾曲状の所定の複雑な経
路を有していて、この板バネ128は第1のガイド手段
である。この第1のガイド手段である板バネ128に対
面するようにして、第2のガイド手段としてのスライダ
160が配置されている。このスライダ160は同様に
固定部155に固定されている。
を介して固定部155に対して固定されている。この板
バネ128は、曲線状もしくは湾曲状の所定の複雑な経
路を有していて、この板バネ128は第1のガイド手段
である。この第1のガイド手段である板バネ128に対
面するようにして、第2のガイド手段としてのスライダ
160が配置されている。このスライダ160は同様に
固定部155に固定されている。
【0043】スライダ160には、板バネ128の形状
と一致するガイド溝162が形成されている。このガイ
ド溝162には、ガイド170が案内されるようになっ
ている。ガイド170は、図5に示すように一方のクラ
ンプブロック112に対して突出して設けられている。
と一致するガイド溝162が形成されている。このガイ
ド溝162には、ガイド170が案内されるようになっ
ている。ガイド170は、図5に示すように一方のクラ
ンプブロック112に対して突出して設けられている。
【0044】上述したクランプ用圧電素子116,11
8および移動用圧電素子140は、駆動制御装置165
により、図1で示した実施例1と同様に駆動電圧が所定
のタイミングで与えられるようになっている。その動作
は図3で示した前記実施例の動作と同様であるが、この
実施例で相違する点は、板バネ128の湾曲した経路方
向に沿って、しかもガイド溝162の湾曲した形状に沿
って、複雑な経路を微小送りできるところにある。
8および移動用圧電素子140は、駆動制御装置165
により、図1で示した実施例1と同様に駆動電圧が所定
のタイミングで与えられるようになっている。その動作
は図3で示した前記実施例の動作と同様であるが、この
実施例で相違する点は、板バネ128の湾曲した経路方
向に沿って、しかもガイド溝162の湾曲した形状に沿
って、複雑な経路を微小送りできるところにある。
【0045】ところで、上記実施例におけるクランプ用
圧電素子および移動用圧電素子は、例えば圧電セラミッ
ク材料を用いることができる。また圧電素子に限らず他
の種類のアクチュエータを用いることも可能である。こ
のように、本発明の実施例においては、従来と異なりク
ランプブロックが2つ用意され、クランプブロックごと
移動し、各クランプブロックは板バネによって支持され
ているところに特徴がある。
圧電素子および移動用圧電素子は、例えば圧電セラミッ
ク材料を用いることができる。また圧電素子に限らず他
の種類のアクチュエータを用いることも可能である。こ
のように、本発明の実施例においては、従来と異なりク
ランプブロックが2つ用意され、クランプブロックごと
移動し、各クランプブロックは板バネによって支持され
ているところに特徴がある。
【0046】これに対して、従来の微小送り装置では、
既に述べたように尺取り虫機構を構成している移動体も
しくは尺取り虫がクランプブロックの溝の内面に沿って
移動していく機構であるために、移動範囲のどの場所に
おいてもクランプ用圧電素子が正確にクランプしかつク
ランプ解除できるようにするためには、クランプブロッ
クの溝の幅が圧電素子の数μmという位置変位であって
も対応できるように精密に加工ししかも組立てられなけ
ればならない。
既に述べたように尺取り虫機構を構成している移動体も
しくは尺取り虫がクランプブロックの溝の内面に沿って
移動していく機構であるために、移動範囲のどの場所に
おいてもクランプ用圧電素子が正確にクランプしかつク
ランプ解除できるようにするためには、クランプブロッ
クの溝の幅が圧電素子の数μmという位置変位であって
も対応できるように精密に加工ししかも組立てられなけ
ればならない。
【0047】つまり、従来の微小送り装置では、クラン
プブロックの溝の向い合う内面は、高い平行度が要求さ
れる。しかも、ステージの微小送りにおいては、数μm
の微小変位を尺取り虫からステージに確実に伝えるため
に、ステージと尺取り虫とはフレキシブルな固定を行う
ことができず、ステージと尺取り虫とをしっかりと固定
しなければならない。
プブロックの溝の向い合う内面は、高い平行度が要求さ
れる。しかも、ステージの微小送りにおいては、数μm
の微小変位を尺取り虫からステージに確実に伝えるため
に、ステージと尺取り虫とはフレキシブルな固定を行う
ことができず、ステージと尺取り虫とをしっかりと固定
しなければならない。
【0048】従って、従来の微小送り装置では、ステー
ジの移動板の移動軸と、いわゆる尺取り虫の移動軸との
間には高い平行度が要求される。もしこの高い平行度を
満たされないと、尺取り虫の移動が阻害されることにな
る。
ジの移動板の移動軸と、いわゆる尺取り虫の移動軸との
間には高い平行度が要求される。もしこの高い平行度を
満たされないと、尺取り虫の移動が阻害されることにな
る。
【0049】これに対して、本発明の上述した好ましい
実施例では、分割した2つクランプブロックごとに移動
していく機構であるために、クランプ用圧電素子が板バ
ネをクランプししかもクランプ解除を行う位置が、各ク
ランプブロック内の同一位置で行える。
実施例では、分割した2つクランプブロックごとに移動
していく機構であるために、クランプ用圧電素子が板バ
ネをクランプししかもクランプ解除を行う位置が、各ク
ランプブロック内の同一位置で行える。
【0050】従って、本発明の実施例においては、図6
で示したような従来例のクランプブロックの長い溝の内
面同志の高い平行度は要求されない。また、クランプ用
圧電素子を板バネに押し当てて固定する等の組立て方を
しているので、クランプとクランプ解除を正確に行わせ
るように調整することが容易である。また、ステージの
微小送りにおいても、ステージの移動板の移動軸と、尺
取り虫もしくは移動体を構成している2つのクランプブ
ロックおよび移動用圧電素子の移動軸の間の平行度の誤
差は、板バネの弾力性によって吸収することができる。
このため、両者の移動軸間には高い平行度を要求されな
い。
で示したような従来例のクランプブロックの長い溝の内
面同志の高い平行度は要求されない。また、クランプ用
圧電素子を板バネに押し当てて固定する等の組立て方を
しているので、クランプとクランプ解除を正確に行わせ
るように調整することが容易である。また、ステージの
微小送りにおいても、ステージの移動板の移動軸と、尺
取り虫もしくは移動体を構成している2つのクランプブ
ロックおよび移動用圧電素子の移動軸の間の平行度の誤
差は、板バネの弾力性によって吸収することができる。
このため、両者の移動軸間には高い平行度を要求されな
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および2
の発明によれば、クランプブロックのような第1の支持
部材と第2の支持部材ごとに移動することができるの
で、従来必要であったクランプブロックにおける長い溝
の内面の平行度は要求されない。これにより、微小送り
機構を比較的ラフに、しかも簡単に製造することがで
き、コスト低減が図れる。請求項3の発明によれば、板
バネを利用することにより、第1と第2の支持部材の平
行度誤差を板バネの弾性変形によって吸収することがで
きる。しかもステージのような対象物の移動軸と、第1
と第2の支持部材の移動軸との平衡度の誤差を板バネの
弾性変形によって吸収することができる。従って、組立
てが容易であり、微小送り動作時に微小送り動作が阻害
されるといったことがなくなる。請求項4と5の発明に
よれば、対象物を微少送りをするための複雑な所定の経
路方向に対応して曲線状に微小送りすることができ、従
来リンクやカムなどを用いて得られていた複雑な運動を
簡易に実現できる。請求項6の発明によれば、板バネを
利用することにより、第1と第2の支持部材の平行度誤
差を板バネの弾性変形によって吸収することができる。
しかもステージのような対象物の移動軸と、第1と第2
の支持部材の移動軸との平行度の誤差を板バネの弾性変
形によって吸収することができる。従って、組立てが容
易であり、微小送り動作時に微小送りが阻害されるとい
ったことがなくなる。
の発明によれば、クランプブロックのような第1の支持
部材と第2の支持部材ごとに移動することができるの
で、従来必要であったクランプブロックにおける長い溝
の内面の平行度は要求されない。これにより、微小送り
機構を比較的ラフに、しかも簡単に製造することがで
き、コスト低減が図れる。請求項3の発明によれば、板
バネを利用することにより、第1と第2の支持部材の平
行度誤差を板バネの弾性変形によって吸収することがで
きる。しかもステージのような対象物の移動軸と、第1
と第2の支持部材の移動軸との平衡度の誤差を板バネの
弾性変形によって吸収することができる。従って、組立
てが容易であり、微小送り動作時に微小送り動作が阻害
されるといったことがなくなる。請求項4と5の発明に
よれば、対象物を微少送りをするための複雑な所定の経
路方向に対応して曲線状に微小送りすることができ、従
来リンクやカムなどを用いて得られていた複雑な運動を
簡易に実現できる。請求項6の発明によれば、板バネを
利用することにより、第1と第2の支持部材の平行度誤
差を板バネの弾性変形によって吸収することができる。
しかもステージのような対象物の移動軸と、第1と第2
の支持部材の移動軸との平行度の誤差を板バネの弾性変
形によって吸収することができる。従って、組立てが容
易であり、微小送り動作時に微小送りが阻害されるとい
ったことがなくなる。
【図1】本発明の微小送り装置の好ましい実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】図1の実施例の要部を示す斜視図。
【図3】図1の実施例における微小移動を説明する図。
【図4】本発明の微小送り装置の別の好ましい実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図5】図4の実施例におけるガイドを備えたクランプ
ブロックを示す斜視図。
ブロックを示す斜視図。
【図6】従来の微小送り装置を示す斜視図。
【図7】図6の従来の微小送り装置の動作を示す図。
10 微小送り装置 12 クランプブロック(第1の支持部材) 14 クランプブロック(第2の支持部材) 16 クランプ用圧電素子(第2のアクチュエータ) 18 クランプ用圧電素子(第3のアクチュエータ) 28 板バネ(ガイド手段) 40 移動用圧電素子(第1のアクチュエータ) 50 ステージ装置 52 ステージ装置の移動板(対象物) 65 駆動制御装置 100 微小送り装置 112 クランプブロック(第1の支持部材) 114 クランプブロック(第2の支持部材) 116 クランプ用圧電素子(第2のアクチュエータ) 118 クランプ用圧電素子(第3のアクチュエータ) 128 板バネ(第1のガイド手段) 140 移動用圧電素子(第1のアクチュエータ) 160 スライダ(第2のガイド手段) 165 駆動制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02N 2/00 B 8525−5H
Claims (6)
- 【請求項1】 対象物を微小送りするための微小送り装
置において、 上記対象物に固定された第1の支持部材と、 この第1の支持部材と連結される第2の支持部材と、 上記第1の支持部材と上記第2の支持部材の間に配置さ
れて上記第1の支持部材と上記第2の支持部材を連結
し、上記対象物を微小送りしようとする方向に伸縮可能
な第1のアクチュエータと、 上記第1の支持部材と上記第2の支持部材に関連して、
上記対象物を微少送りしようとする方向に配置されるガ
イド手段と、 上記第1の支持部材に設定され、上記ガイド手段に対し
て上記第1の支持部材を固定可能な第2のアクチュエー
タと、 上記第2の支持部材に設定され、上記ガイド手段に対し
て上記第2の支持部材を固定可能な第3のアクチュエー
タと、 上記第1のアクチュエータと、上記第2のアクチュエー
タ、および上記第3のアクチュエータを駆動制御して、
上記ガイド手段に従って上記対象物を微小送りしようと
する方向に移動させるための駆動制御装置と、を備え
る、微小送り装置。 - 【請求項2】 前記第1のアクチュエータと、前記第2
のアクチュエータ、および前記第3のアクチュエータ
は、圧電素子である、請求項1に記載の微小送り装置。 - 【請求項3】 前記ガイド手段は、直線状の板バネであ
る、請求項1または2に記載の微小送り装置。 - 【請求項4】 対象物を微少送りするための微小送り装
置において、 上記対象物に固定された第1の支持部材と、 この第1の支持部材と連結される第2の支持部材と、 上記第1の支持部材と上記第2の支持部材の間に配置さ
れて上記第1の支持部材と上記第2の支持部材を連結
し、上記対象物を微小送りしようとする方向に対応して
伸縮可能な第1のアクチュエータと、 上記第1の支持部材と上記第2の支持部材に関連して配
置され、上記対象物を微小送りしようとする所定の経路
方向に対応して形成された第1のガイド部材と、 上記第1の支持部材に設定され、上記第1のガイド手段
に対して上記第1の支持部材を固定可能な第2のアクチ
ュエータと、 上記第2の支持部材に設定され、上記第1のガイド手段
に対して上記第2の支持部材を固定可能な第3のアクチ
ュエータと、 上記第1の支持部材と上記第2の支持部材の少なくとも
一方を、上記対象物を微小送りしようとする上記所定の
経路方向にガイドする第2のガイド手段と、 上記第1のアクチュエータと、上記第2のアクチュエー
タ、および上記第3のアクチュエータを駆動制御して、
上記第1のガイド手段と第2のガイド手段に沿って上記
対象物を微小送りしようとする上記所定の経路方向に移
動させるための駆動制御装置と、 を備える、微小送り装置。 - 【請求項5】 前記第1のアクチュエータと、前記第2
のアクチュエータ、および前記第3のアクチュエータ
は、圧電素子である、請求項4に記載の微少送り装置。 - 【請求項6】 前記第1のガイド手段は、前記対象物を
微小送りする所定の経路方向に曲がって形成された板バ
ネである、請求項4または5に記載の微小送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044452A JPH06226579A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 微小送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044452A JPH06226579A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 微小送り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226579A true JPH06226579A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12691887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5044452A Pending JPH06226579A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 微小送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226579A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1872917A1 (en) * | 2006-06-27 | 2008-01-02 | Korea Institute of Science and Technology | Micromanipulator for movement of electrode, method of driving such a micromanipulator, and brain signal measuring device including such a micromanipulator |
| JP2011528857A (ja) * | 2008-07-22 | 2011-11-24 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | アクチュエータおよび投影露光システム |
| CN106066205A (zh) * | 2016-05-25 | 2016-11-02 | 北京雪迪龙科技股份有限公司 | 微动机构、动镜干涉仪和采用动镜干涉仪的红外光谱仪 |
| JP2023020007A (ja) * | 2021-07-30 | 2023-02-09 | セイコーエプソン株式会社 | ロボットシステムの制御方法およびロボットシステム |
| US12263604B2 (en) | 2021-07-30 | 2025-04-01 | Seiko Epson Corporation | Control method for robot system and robot system |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP5044452A patent/JPH06226579A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1872917A1 (en) * | 2006-06-27 | 2008-01-02 | Korea Institute of Science and Technology | Micromanipulator for movement of electrode, method of driving such a micromanipulator, and brain signal measuring device including such a micromanipulator |
| JP2011528857A (ja) * | 2008-07-22 | 2011-11-24 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | アクチュエータおよび投影露光システム |
| CN106066205A (zh) * | 2016-05-25 | 2016-11-02 | 北京雪迪龙科技股份有限公司 | 微动机构、动镜干涉仪和采用动镜干涉仪的红外光谱仪 |
| JP2023020007A (ja) * | 2021-07-30 | 2023-02-09 | セイコーエプソン株式会社 | ロボットシステムの制御方法およびロボットシステム |
| US12263604B2 (en) | 2021-07-30 | 2025-04-01 | Seiko Epson Corporation | Control method for robot system and robot system |
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