JPH06226735A - 穿孔用ビットおよび穿孔方法 - Google Patents
穿孔用ビットおよび穿孔方法Info
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- JPH06226735A JPH06226735A JP1425393A JP1425393A JPH06226735A JP H06226735 A JPH06226735 A JP H06226735A JP 1425393 A JP1425393 A JP 1425393A JP 1425393 A JP1425393 A JP 1425393A JP H06226735 A JPH06226735 A JP H06226735A
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- bit body
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/04—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
- B28D1/041—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles
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- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビット本体の振動および騒音を低減するとと
もに、砥粒層の目詰まりが防止できる穿孔用ビットおよ
び穿孔方法を提供する。 【構成】 ビット本体1の一端部には軸部2が形成され
るとともに、他端部には円弧状の砥粒層3が、周方向に
一定間隔で固定されている。ビット本体1の内部には、
自由状態でビット本体1の内径よりもその外径が大きい
螺旋状をなす弾性的なスプリング10が縮径状態で収容
され、このスプリング10の外周がビット本体1の内周
面に弾性的に当接し、このスプリング10が突条部とな
っている。
もに、砥粒層の目詰まりが防止できる穿孔用ビットおよ
び穿孔方法を提供する。 【構成】 ビット本体1の一端部には軸部2が形成され
るとともに、他端部には円弧状の砥粒層3が、周方向に
一定間隔で固定されている。ビット本体1の内部には、
自由状態でビット本体1の内径よりもその外径が大きい
螺旋状をなす弾性的なスプリング10が縮径状態で収容
され、このスプリング10の外周がビット本体1の内周
面に弾性的に当接し、このスプリング10が突条部とな
っている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート壁に円形
の貫通孔を形成する等の用途に使用される穿孔用ビッ
ト、および穿孔方法に関するものである。
の貫通孔を形成する等の用途に使用される穿孔用ビッ
ト、および穿孔方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の穿孔用ビットは、円筒状をなす
ビット本体と、このビット本体の基端側に同軸に設けら
れた軸部と、前記ビット本体の先端に固定された砥粒層
とからなるものであって、前記軸部が駆動装置に連結さ
れる。そして、駆動装置により回転させつつ、コンクリ
ート壁等の被削材に押し当てることにより、貫通孔を形
成する。
ビット本体と、このビット本体の基端側に同軸に設けら
れた軸部と、前記ビット本体の先端に固定された砥粒層
とからなるものであって、前記軸部が駆動装置に連結さ
れる。そして、駆動装置により回転させつつ、コンクリ
ート壁等の被削材に押し当てることにより、貫通孔を形
成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
穿孔方法では、ビット本体の振動が大きく騒音が大きい
こと、および切粉の排出性が悪く、砥粒層が目詰まりし
やすいという欠点を有していた。なお、この種の穿孔作
業は従来、研削液を使用する湿式で行なわれていたが、
研削液が周囲を汚すため、最近は乾式で穿孔を行うこと
も多くなっている。その場合には、研削液を使用しない
ため、砥粒層の目詰まりがさらに激しいとともに、ビッ
ト本体の振動がより大きくなり、騒音が著しいという問
題もあった。
穿孔方法では、ビット本体の振動が大きく騒音が大きい
こと、および切粉の排出性が悪く、砥粒層が目詰まりし
やすいという欠点を有していた。なお、この種の穿孔作
業は従来、研削液を使用する湿式で行なわれていたが、
研削液が周囲を汚すため、最近は乾式で穿孔を行うこと
も多くなっている。その場合には、研削液を使用しない
ため、砥粒層の目詰まりがさらに激しいとともに、ビッ
ト本体の振動がより大きくなり、騒音が著しいという問
題もあった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、砥粒層の目詰まりが防止できるとともに、ビット本
体の振動および騒音を低減しうる穿孔用ビットおよび穿
孔方法を提供することを課題としている。
で、砥粒層の目詰まりが防止できるとともに、ビット本
体の振動および騒音を低減しうる穿孔用ビットおよび穿
孔方法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
穿孔用ビットは、円筒状をなすビット本体と、このビッ
ト本体の基端側に同軸に設けられた中空の軸部と、前記
ビット本体の先端に固定された砥粒層とを有し、前記ビ
ット本体の内周面には、ビット本体と同軸の螺旋状をな
す1または2以上の溝部が設けられていることを特徴と
する。
穿孔用ビットは、円筒状をなすビット本体と、このビッ
ト本体の基端側に同軸に設けられた中空の軸部と、前記
ビット本体の先端に固定された砥粒層とを有し、前記ビ
ット本体の内周面には、ビット本体と同軸の螺旋状をな
す1または2以上の溝部が設けられていることを特徴と
する。
【0006】本発明の請求項2に係る穿孔用ビットは、
円筒状をなすビット本体と、このビット本体の基端側に
同軸に設けられた中空の軸部と、前記ビット本体の先端
に固定された砥粒層とを有し、前記ビット本体の内周面
には、ビット本体と同軸の螺旋状をなし、その内周縁が
前記砥粒層列の内周縁よりもビット半径方向外方に位置
する1または2以上の突条部が設けられていることを特
徴とする。
円筒状をなすビット本体と、このビット本体の基端側に
同軸に設けられた中空の軸部と、前記ビット本体の先端
に固定された砥粒層とを有し、前記ビット本体の内周面
には、ビット本体と同軸の螺旋状をなし、その内周縁が
前記砥粒層列の内周縁よりもビット半径方向外方に位置
する1または2以上の突条部が設けられていることを特
徴とする。
【0007】なお、前記ビット本体の内部には、自由状
態でビット本体の内径よりもその外径が大きい螺旋状を
なす弾性的なスプリングが縮径状態で収容され、このス
プリングの外周がビット本体の内周面に弾性的に当接す
ることにより、前記突条部が構成されていてもよい。
態でビット本体の内径よりもその外径が大きい螺旋状を
なす弾性的なスプリングが縮径状態で収容され、このス
プリングの外周がビット本体の内周面に弾性的に当接す
ることにより、前記突条部が構成されていてもよい。
【0008】一方、本発明に係る穿孔方法は、前記穿孔
用ビットのいずれかを用いた穿孔方法であって、前記穿
孔用ビットの回転方向を、前記溝部または突条部の螺旋
の進行方向がビット先端方向と一致する向きに設定する
とともに、前記ビット本体の軸部を通してビット本体内
に遊離砥粒を供給し、この遊離砥粒を溝部または突条部
の螺旋の進行方向に搬送することにより、砥粒層と被削
材との間隙に前記遊離砥粒を導入することを特徴として
いる。
用ビットのいずれかを用いた穿孔方法であって、前記穿
孔用ビットの回転方向を、前記溝部または突条部の螺旋
の進行方向がビット先端方向と一致する向きに設定する
とともに、前記ビット本体の軸部を通してビット本体内
に遊離砥粒を供給し、この遊離砥粒を溝部または突条部
の螺旋の進行方向に搬送することにより、砥粒層と被削
材との間隙に前記遊離砥粒を導入することを特徴として
いる。
【0009】
【作用】本発明の穿孔用ビットおよび穿孔方法によれ
ば、穿孔用ビットを前記溝部または突条部の螺旋の進行
方向がビット先端方向と一致する向きに回転させるとと
もに、ビット本体の軸部を通してビット本体内に遊離砥
粒を供給することにより、この遊離砥粒が溝部または突
条部の螺旋の進行方向に搬送され、砥粒層と被削材との
間隙に導入される。これにより、砥粒層は被削材を研削
しつつ、遊離砥粒により目立てされ、切れ味が常に良好
に維持されるとともに、切粉の排出性も高められ、長期
に亙って良好な研削効率が得られる。
ば、穿孔用ビットを前記溝部または突条部の螺旋の進行
方向がビット先端方向と一致する向きに回転させるとと
もに、ビット本体の軸部を通してビット本体内に遊離砥
粒を供給することにより、この遊離砥粒が溝部または突
条部の螺旋の進行方向に搬送され、砥粒層と被削材との
間隙に導入される。これにより、砥粒層は被削材を研削
しつつ、遊離砥粒により目立てされ、切れ味が常に良好
に維持されるとともに、切粉の排出性も高められ、長期
に亙って良好な研削効率が得られる。
【0010】また、ビット本体の内周にスプリングを縮
径状態で収容し、このスプリングの外周をビット本体の
内周面に弾性的に当接させて前記突条部を構成した場合
には、スプリングがビット本体の内周面を押圧するか
ら、ビット本体の振動を低減することができ、穿孔時の
騒音を低減することが可能である。
径状態で収容し、このスプリングの外周をビット本体の
内周面に弾性的に当接させて前記突条部を構成した場合
には、スプリングがビット本体の内周面を押圧するか
ら、ビット本体の振動を低減することができ、穿孔時の
騒音を低減することが可能である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る穿孔用ビットの一実施
例を示す縦断面図である。図中符号1は円筒形のビット
本体であり、その一端部には軸部2が形成されるととも
に、ビット本体1の他端部には、円弧状の砥粒層3が、
周方向に一定間隔を空けて1列に並んで固定されてい
る。
例を示す縦断面図である。図中符号1は円筒形のビット
本体であり、その一端部には軸部2が形成されるととも
に、ビット本体1の他端部には、円弧状の砥粒層3が、
周方向に一定間隔を空けて1列に並んで固定されてい
る。
【0012】砥粒層3のビット本体1の半径方向の幅
は、ビット本体1の肉厚よりも大きく、砥粒層3の前記
幅方向中央部がビット本体1の端面に固定され、各砥粒
層3の内周縁とビット本体1の内周面との間には、一定
幅Tが空けられている。この砥粒層3は、例えばダイヤ
モンドまたはCBN等の超砥粒を金属結合剤粉末ととも
に混合し、圧粉成形および焼結またはホットプレスして
製造されたものなどが使用される。ただし、本発明では
その他の砥粒および結合剤を使用してもよい。
は、ビット本体1の肉厚よりも大きく、砥粒層3の前記
幅方向中央部がビット本体1の端面に固定され、各砥粒
層3の内周縁とビット本体1の内周面との間には、一定
幅Tが空けられている。この砥粒層3は、例えばダイヤ
モンドまたはCBN等の超砥粒を金属結合剤粉末ととも
に混合し、圧粉成形および焼結またはホットプレスして
製造されたものなどが使用される。ただし、本発明では
その他の砥粒および結合剤を使用してもよい。
【0013】ビット本体1の内部には、自由状態でその
外径がビット本体1の内径よりも大きい螺旋状をなす弾
性的なスプリング10が縮径状態で収容され、このスプ
リング10の外周がビット本体1の内周面に弾性的に当
接し、このスプリング10が突条部となっている。この
例のスプリング10の断面形状は矩形状であり、その外
周側の面がビット本体1の内面に面接触している。この
ように断面矩形状であれば、スプリング10とビット本
体1との接触面積が大きいので、制振効果が高い。
外径がビット本体1の内径よりも大きい螺旋状をなす弾
性的なスプリング10が縮径状態で収容され、このスプ
リング10の外周がビット本体1の内周面に弾性的に当
接し、このスプリング10が突条部となっている。この
例のスプリング10の断面形状は矩形状であり、その外
周側の面がビット本体1の内面に面接触している。この
ように断面矩形状であれば、スプリング10とビット本
体1との接触面積が大きいので、制振効果が高い。
【0014】スプリングの太さDは、前記砥粒層3の内
周縁とビット本体1の内周面との幅Tよりも若干小さく
設定されている。具体的には、この条件を満たす範囲で
0.5〜0.7mm程度が好ましい。0.5mm未満では、
スプリング10による遊離砥粒の送り効果が不足し、砥
粒層の目立て効果が不足する。0.7mmより大ではその
分砥粒層3の幅を大形化しなければならず、切断代が大
きすぎて穿孔効率が低下する。スプリング10の両端
は、ビット本体1の内底面と、砥粒層3の端面によりそ
れぞれ係止され、ビット本体1の軸線方向に動かないよ
うになっている。
周縁とビット本体1の内周面との幅Tよりも若干小さく
設定されている。具体的には、この条件を満たす範囲で
0.5〜0.7mm程度が好ましい。0.5mm未満では、
スプリング10による遊離砥粒の送り効果が不足し、砥
粒層の目立て効果が不足する。0.7mmより大ではその
分砥粒層3の幅を大形化しなければならず、切断代が大
きすぎて穿孔効率が低下する。スプリング10の両端
は、ビット本体1の内底面と、砥粒層3の端面によりそ
れぞれ係止され、ビット本体1の軸線方向に動かないよ
うになっている。
【0015】図1に示すスプリング10の螺旋角αは、
穿孔用ビットの回転速度にもよるが、10〜45°程度
が好ましい。10°未満では遊離砥粒の送り速度が遅す
ぎて、遊離砥粒の効果が不足する。また、45°より大
では、遊離砥粒がスプリング10の螺旋の進行速度に追
従せず、遊離砥粒の送り効果がかえって減少する。
穿孔用ビットの回転速度にもよるが、10〜45°程度
が好ましい。10°未満では遊離砥粒の送り速度が遅す
ぎて、遊離砥粒の効果が不足する。また、45°より大
では、遊離砥粒がスプリング10の螺旋の進行速度に追
従せず、遊離砥粒の送り効果がかえって減少する。
【0016】スプリング10の材質は、穿孔を湿式で行
う場合には特に制限はないが、乾式で穿孔を行う場合に
は、スプリング10が相当に加熱されるため、昇温時に
も弾性率が低下しにくい材質が好適である。具体的に
は、バネ鋼、ステンレス鋼などが挙げられる。
う場合には特に制限はないが、乾式で穿孔を行う場合に
は、スプリング10が相当に加熱されるため、昇温時に
も弾性率が低下しにくい材質が好適である。具体的に
は、バネ鋼、ステンレス鋼などが挙げられる。
【0017】次に、上記穿孔用ビットを使用した穿孔方
法の一実施例を説明する。この実施例では、穿孔用ビッ
ト1を、スプリング10の螺旋の進行方向がビット先端
方向(穿孔方向)へ向かうように回転させつつ、ビット本
体1の中空軸部2を通してビット本体1内に遊離砥粒を
供給する。すると、これら遊離砥粒はビット回転の遠心
力により、ビット本体1の内周面に沿って集まるととも
に、スプリング10の螺旋の進行とともに穿孔方向に搬
送される。
法の一実施例を説明する。この実施例では、穿孔用ビッ
ト1を、スプリング10の螺旋の進行方向がビット先端
方向(穿孔方向)へ向かうように回転させつつ、ビット本
体1の中空軸部2を通してビット本体1内に遊離砥粒を
供給する。すると、これら遊離砥粒はビット回転の遠心
力により、ビット本体1の内周面に沿って集まるととも
に、スプリング10の螺旋の進行とともに穿孔方向に搬
送される。
【0018】そしてビット本体1の下端から遊離砥粒が
砥粒層3と被削材Wとの間隙に導入され、さらに各砥粒
層3の間隙を通ってビット本体1の内周側から外周側へ
と流れる。その過程で、遊離砥粒の一部は砥粒層3と被
削材Wとの間に入り、砥粒層3の研削面に露出する結合
剤相を削り、砥粒層3中に埋もれている砥粒を発刃させ
て、砥粒層3を目立てする。
砥粒層3と被削材Wとの間隙に導入され、さらに各砥粒
層3の間隙を通ってビット本体1の内周側から外周側へ
と流れる。その過程で、遊離砥粒の一部は砥粒層3と被
削材Wとの間に入り、砥粒層3の研削面に露出する結合
剤相を削り、砥粒層3中に埋もれている砥粒を発刃させ
て、砥粒層3を目立てする。
【0019】遊離砥粒としては、前記超砥粒や、あるい
はSiO、Al2O3などの一般砥粒が使用可能であり、
粉末状態のまま、あるいは通常の研削液に添加してスラ
リー状態で供給される。遊離砥粒の平均粒径は必ずしも
限定はされないが、目立て効果を高めるために、砥粒層
3中の砥粒の平均粒径の50〜100%程度が好まし
い。
はSiO、Al2O3などの一般砥粒が使用可能であり、
粉末状態のまま、あるいは通常の研削液に添加してスラ
リー状態で供給される。遊離砥粒の平均粒径は必ずしも
限定はされないが、目立て効果を高めるために、砥粒層
3中の砥粒の平均粒径の50〜100%程度が好まし
い。
【0020】上記構成からなる実施例によれば、前述し
た目立て作用により、砥粒層3の切れ味が常に良好に維
持されるとともに、切粉の排出性も高められ、長期に亙
って良好な研削効率が得られる。また、スプリング10
によりビット本体1の内周面を圧迫し、ビット本体1の
振動を低減することができるので、穿孔時の騒音を低減
して作業環境の改善が図れる。
た目立て作用により、砥粒層3の切れ味が常に良好に維
持されるとともに、切粉の排出性も高められ、長期に亙
って良好な研削効率が得られる。また、スプリング10
によりビット本体1の内周面を圧迫し、ビット本体1の
振動を低減することができるので、穿孔時の騒音を低減
して作業環境の改善が図れる。
【0021】なお、図1の例ではスプリング10の断面
が矩形状であったが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、例えば図2ないし図3に示すような変形も可能
である。図2の例は断面三角形状のスプリング14を使
用した例であり、この例によっても図1の場合と同様の
効果が得られる。
が矩形状であったが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、例えば図2ないし図3に示すような変形も可能
である。図2の例は断面三角形状のスプリング14を使
用した例であり、この例によっても図1の場合と同様の
効果が得られる。
【0022】図3の例は、断面がビット内周側に向けて
突出するフィン部16Aを有する断面T字状のスプリン
グ16を使用した例である。この例によれば、スプリン
グ16の密着性をより向上し、スプリング16とビット
本体1との当接界面での振動減衰効果が高められる。
突出するフィン部16Aを有する断面T字状のスプリン
グ16を使用した例である。この例によれば、スプリン
グ16の密着性をより向上し、スプリング16とビット
本体1との当接界面での振動減衰効果が高められる。
【0023】なお、制振効果をさらに向上するため、ビ
ット本体1を制振合金で形成してもよい。この種の制振
合金としては、複合型制振合金、転位型制振合金、双晶
型制振合金等の周知の制振合金が使用可能である。この
ような制振合金を使用すると、ビット本体1そのものの
内部減衰が大きくなるうえ、スプリングによる応力付与
により、いっそうの制振効果が得られる。
ット本体1を制振合金で形成してもよい。この種の制振
合金としては、複合型制振合金、転位型制振合金、双晶
型制振合金等の周知の制振合金が使用可能である。この
ような制振合金を使用すると、ビット本体1そのものの
内部減衰が大きくなるうえ、スプリングによる応力付与
により、いっそうの制振効果が得られる。
【0024】また、上記各実施例ではスプリングが1重
であったが、2本以上のスプリングをビット本体1の内
部に収容してもよいし、図4に示すように、2重螺旋状
のスプリング18を使用してもよい。さらに、スプリン
グの位置決めを正確に行うため、図5に示すように、ビ
ット本体1の内周面に同軸の螺旋溝20を形成し、この
螺旋溝20に沿ってスプリング22を取り付ける構成と
してもよい。
であったが、2本以上のスプリングをビット本体1の内
部に収容してもよいし、図4に示すように、2重螺旋状
のスプリング18を使用してもよい。さらに、スプリン
グの位置決めを正確に行うため、図5に示すように、ビ
ット本体1の内周面に同軸の螺旋溝20を形成し、この
螺旋溝20に沿ってスプリング22を取り付ける構成と
してもよい。
【0025】さらに、本発明はビット本体の内周面にス
プリングを固定する構成に限定されず、その代わりに、
ビット本体の内周面に螺旋溝を形成したり、螺旋状の突
条部を一体形成してもよい。
プリングを固定する構成に限定されず、その代わりに、
ビット本体の内周面に螺旋溝を形成したり、螺旋状の突
条部を一体形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る穿孔
用ビットおよび穿孔方法によれば、穿孔用ビットを前記
溝部または突条部の螺旋の進行方向がビット先端方向と
一致する向きに回転させるとともに、ビット本体の軸部
を通してビット本体内に遊離砥粒を供給することによ
り、この遊離砥粒が溝部または突条部の螺旋の進行方向
に搬送され、砥粒層と被削材との間隙に導入される。こ
れにより、砥粒層は被削材を研削しつつ、遊離砥粒によ
り目立てされ、切れ味が常に良好に維持されるととも
に、切粉の排出性も高められ、長期に亙って良好な研削
効率が得られる。
用ビットおよび穿孔方法によれば、穿孔用ビットを前記
溝部または突条部の螺旋の進行方向がビット先端方向と
一致する向きに回転させるとともに、ビット本体の軸部
を通してビット本体内に遊離砥粒を供給することによ
り、この遊離砥粒が溝部または突条部の螺旋の進行方向
に搬送され、砥粒層と被削材との間隙に導入される。こ
れにより、砥粒層は被削材を研削しつつ、遊離砥粒によ
り目立てされ、切れ味が常に良好に維持されるととも
に、切粉の排出性も高められ、長期に亙って良好な研削
効率が得られる。
【0027】また、ビット本体の内周にスプリングを縮
径状態で収容し、このスプリングの外周をビット本体の
内周面に弾性的に当接させて前記突条部を構成した場合
には、スプリングによりビット本体に応力を付与し、ビ
ット本体の振動を低減することができるので、穿孔時の
騒音を低減することが可能である。
径状態で収容し、このスプリングの外周をビット本体の
内周面に弾性的に当接させて前記突条部を構成した場合
には、スプリングによりビット本体に応力を付与し、ビ
ット本体の振動を低減することができるので、穿孔時の
騒音を低減することが可能である。
【図1】本発明に係る穿孔用ビットおよび穿孔方法の一
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の穿孔用ビットの変形例を示す要部の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の穿孔用ビットの変形例を示す要部の縦
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の穿孔用ビットの変形例を示す要部の縦
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の穿孔用ビットの変形例を示す要部の縦
断面図である。
断面図である。
1 ビット本体 2 軸部 3 砥粒層 10,14,16,18,22 スプリング 20 螺旋溝
Claims (4)
- 【請求項1】円筒状をなすビット本体と、このビット本
体の基端側に同軸に設けられた中空の軸部と、前記ビッ
ト本体の先端に固定された砥粒層とを有する穿孔用ビッ
トにおいて、 前記ビット本体の内周面には、ビット本体と同軸の螺旋
状をなす1または2以上の溝部が設けられていることを
特徴とする穿孔用ビット。 - 【請求項2】円筒状をなすビット本体と、このビット本
体の基端側に同軸に設けられた中空の軸部と、前記ビッ
ト本体の先端に固定された砥粒層とを有する穿孔用ビッ
トにおいて、 前記ビット本体の内周面には、ビット本体と同軸の螺旋
状をなし、その内周縁が前記砥粒層列の内周縁よりもビ
ット半径方向外方に位置する1または2以上の突条部が
設けられていることを特徴とする穿孔用ビット。 - 【請求項3】前記ビット本体の内部には、自由状態でビ
ット本体の内径よりもその外径が大きい螺旋状をなす弾
性的なスプリングが縮径状態で収容され、このスプリン
グの外周がビット本体の内周面に弾性的に当接すること
により、前記突条部が構成されていることを特徴とする
請求項2記載の穿孔用ビット。 - 【請求項4】請求項1,2または3記載の穿孔用ビット
を用いた穿孔方法であって、 前記穿孔用ビットの回転方向を、前記溝部または突条部
の螺旋の進行方向がビット先端方向と一致する向きに設
定するとともに、前記ビット本体の軸部を通してビット
本体内に遊離砥粒を供給し、この遊離砥粒を溝部または
突条部の螺旋の進行方向に搬送することにより、砥粒層
と被削材との間隙に前記遊離砥粒を導入することを特徴
とする穿孔方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05014253A JP3097371B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 穿孔用ビット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05014253A JP3097371B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 穿孔用ビット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226735A true JPH06226735A (ja) | 1994-08-16 |
| JP3097371B2 JP3097371B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=11855935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05014253A Expired - Fee Related JP3097371B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 穿孔用ビット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3097371B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229933A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-10 | Sanwa Daiyamondo Kogyo Kk | 大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用いられるホールソー |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP05014253A patent/JP3097371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229933A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-10 | Sanwa Daiyamondo Kogyo Kk | 大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用いられるホールソー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3097371B2 (ja) | 2000-10-10 |
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