JPH06226739A - 強度特性の優れたスタンパブルシート - Google Patents
強度特性の優れたスタンパブルシートInfo
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- JPH06226739A JPH06226739A JP1992193A JP1992193A JPH06226739A JP H06226739 A JPH06226739 A JP H06226739A JP 1992193 A JP1992193 A JP 1992193A JP 1992193 A JP1992193 A JP 1992193A JP H06226739 A JPH06226739 A JP H06226739A
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- Japan
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- fiber
- stampable sheet
- mat
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- reinforcing
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて曲げ強度特性に優れたスタンパブルシ
ートの提供。 【構成】 マット状の繊維と熱可塑性樹脂からなるスタ
ンパブルシートに複数の組布層を介在させ、かつ組布を
構成する繊維束のピッチを5〜30mmの範囲にする。
ートの提供。 【構成】 マット状の繊維と熱可塑性樹脂からなるスタ
ンパブルシートに複数の組布層を介在させ、かつ組布を
構成する繊維束のピッチを5〜30mmの範囲にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量でかつ強度が高い
という特徴を持つ繊維補強熱可塑性樹脂複合材料に関す
るものである。特に、一体成形が可能な点で注目を集
め、自動車のバンパーなどに採用されつつあるスタンパ
ブルシートに関わるものである。
という特徴を持つ繊維補強熱可塑性樹脂複合材料に関す
るものである。特に、一体成形が可能な点で注目を集
め、自動車のバンパーなどに採用されつつあるスタンパ
ブルシートに関わるものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂をマット状の補強繊維に含
浸させた繊維補強熱可塑性樹脂複合材料、いわゆるスタ
ンパブルシートが、近年急速に普及しつつある。その特
徴は、比重が 1.5以下と軽いこと、 200℃程度の温度を
与えてやれば数分のサイクル時間で容易に種々の成型体
にプレス加工できること、等である。
浸させた繊維補強熱可塑性樹脂複合材料、いわゆるスタ
ンパブルシートが、近年急速に普及しつつある。その特
徴は、比重が 1.5以下と軽いこと、 200℃程度の温度を
与えてやれば数分のサイクル時間で容易に種々の成型体
にプレス加工できること、等である。
【0003】スタンパブルシートの製造法は大別して乾
式法と湿式法の2つに分類される。乾式法は、マット状
の補強繊維とフィルム状の熱可塑性樹脂を熱ロールに通
して熱可塑性樹脂をマット状繊維に含浸させる手法であ
る。マット状の補強繊維としては、長さ 100mm以下の単
繊維(モノフィラメント)同士をニードルパンチで絡み
合わせマット化したもの、あるいは束状の連続繊維スト
ランド同士を同じくニードルパンチでマット化したもの
が使用される。ただし、後者の場合でも、ニードルパン
チの過程で補強繊維の大部分が長さ 100mm以下に切断さ
れる。
式法と湿式法の2つに分類される。乾式法は、マット状
の補強繊維とフィルム状の熱可塑性樹脂を熱ロールに通
して熱可塑性樹脂をマット状繊維に含浸させる手法であ
る。マット状の補強繊維としては、長さ 100mm以下の単
繊維(モノフィラメント)同士をニードルパンチで絡み
合わせマット化したもの、あるいは束状の連続繊維スト
ランド同士を同じくニードルパンチでマット化したもの
が使用される。ただし、後者の場合でも、ニードルパン
チの過程で補強繊維の大部分が長さ 100mm以下に切断さ
れる。
【0004】湿式法は、長さ6〜60mmの補強繊維と粒状
の熱可塑性樹脂とを空気の微細な気泡が分散した界面活
性剤含有水に分散させ、この分散液を多孔性支持体で抄
く。粒状の熱可塑性樹脂は得られたマット状繊維(これ
をウェブとも称す)の内部に保持されている。これを乾
燥し、ついで熱プレス処理により熱可塑性樹脂を溶融、
含浸することで、スタンパブルシートを得る。
の熱可塑性樹脂とを空気の微細な気泡が分散した界面活
性剤含有水に分散させ、この分散液を多孔性支持体で抄
く。粒状の熱可塑性樹脂は得られたマット状繊維(これ
をウェブとも称す)の内部に保持されている。これを乾
燥し、ついで熱プレス処理により熱可塑性樹脂を溶融、
含浸することで、スタンパブルシートを得る。
【0005】このように、乾式法、湿式法の違いは主に
マット状の補強繊維の調製法にある。乾式法で得られる
スタンパブルシートは補強繊維が長いため、複合材とし
ての強度も高いことが予想される。しかし、マット状補
強繊維の外部から熱可塑性樹脂を含浸させるため、補強
繊維の外表面全面に熱可塑性樹脂がゆき渡ることが困難
である。そのため、熱可塑性樹脂の種類にも依存する
が、その複合材としての曲げ強度はせいぜい4〜14 kgf
/mm2 である。
マット状の補強繊維の調製法にある。乾式法で得られる
スタンパブルシートは補強繊維が長いため、複合材とし
ての強度も高いことが予想される。しかし、マット状補
強繊維の外部から熱可塑性樹脂を含浸させるため、補強
繊維の外表面全面に熱可塑性樹脂がゆき渡ることが困難
である。そのため、熱可塑性樹脂の種類にも依存する
が、その複合材としての曲げ強度はせいぜい4〜14 kgf
/mm2 である。
【0006】一方、湿式法で得られるスタンパブルシー
トは予めマット状繊維の中に均一に粒状の熱可塑性樹脂
が分散されているため、熱プレス時に補強繊維の外表面
全面に熱可塑性樹脂がゆき渡りやすい。しかし、補強繊
維の長さが乾式法ほど長くないため、その曲げ強度は乾
式法の値と同じく4〜14 kgf/mm2 である。
トは予めマット状繊維の中に均一に粒状の熱可塑性樹脂
が分散されているため、熱プレス時に補強繊維の外表面
全面に熱可塑性樹脂がゆき渡りやすい。しかし、補強繊
維の長さが乾式法ほど長くないため、その曲げ強度は乾
式法の値と同じく4〜14 kgf/mm2 である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この程度の強度で十分
な用途もあるが、例えば自動車のバンパーに適用する場
合にはさらに一層の高強度化が望まれる。そうすること
で、素材の厚みを薄くできる、つまりより軽いバンパー
の設計が可能となるからである。また、厚みを薄くでき
ることは成型時間を短縮することに直結し、バンパーの
製造コストをより低減できるからである。
な用途もあるが、例えば自動車のバンパーに適用する場
合にはさらに一層の高強度化が望まれる。そうすること
で、素材の厚みを薄くできる、つまりより軽いバンパー
の設計が可能となるからである。また、厚みを薄くでき
ることは成型時間を短縮することに直結し、バンパーの
製造コストをより低減できるからである。
【0008】これに対応した強度は、曲げ強度で少なく
とも 20kgf/mm2 以上であろう。この強度を達成するた
めに、種々の提案がなされている。その1つに、連続繊
維で構成された編物や平織クロスをスタンパブルシート
の最外層に配置し、一体化する方法がある(例、特開平
1−154736号公報)。この方法によれば、連続補強繊維
の効果を十分に発揮できることが期待できるはずであ
る。しかし、編物や平織クロスはそれを構成する束状の
連続繊維ストランド同士が密に接した構造である。この
ため、マット状繊維層と編物や平織クロスを一体化する
に際し、熱可塑性樹脂がこの中に十分含浸しないために
マット状繊維層と編物や平織クロス層が剥離しやすいと
いう欠点や、一体化工程で抱き込んだ気泡が編物や平織
クロスを通らないためシート外に排出されず、強度欠陥
として残るという欠点が生じる。
とも 20kgf/mm2 以上であろう。この強度を達成するた
めに、種々の提案がなされている。その1つに、連続繊
維で構成された編物や平織クロスをスタンパブルシート
の最外層に配置し、一体化する方法がある(例、特開平
1−154736号公報)。この方法によれば、連続補強繊維
の効果を十分に発揮できることが期待できるはずであ
る。しかし、編物や平織クロスはそれを構成する束状の
連続繊維ストランド同士が密に接した構造である。この
ため、マット状繊維層と編物や平織クロスを一体化する
に際し、熱可塑性樹脂がこの中に十分含浸しないために
マット状繊維層と編物や平織クロス層が剥離しやすいと
いう欠点や、一体化工程で抱き込んだ気泡が編物や平織
クロスを通らないためシート外に排出されず、強度欠陥
として残るという欠点が生じる。
【0009】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点を解消し、より強度特性の優れたスタンパブルシー
トを提供することにある。
題点を解消し、より強度特性の優れたスタンパブルシー
トを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続繊維をし
て効果的に補強効果を発揮させるもので、より具体的に
は、補強繊維として組布を使用することで、マット状繊
維層と組布補強繊維層の密着化を図り、さらには強度欠
陥となる気泡を容易に除去できることに着目してなされ
たものである。
て効果的に補強効果を発揮させるもので、より具体的に
は、補強繊維として組布を使用することで、マット状繊
維層と組布補強繊維層の密着化を図り、さらには強度欠
陥となる気泡を容易に除去できることに着目してなされ
たものである。
【0011】すなわち、補強繊維が複数の組布層とマッ
ト状の繊維層で構成され、かつ組布を構成する繊維束の
ピッチが5〜30mmの範囲内である、強度特性の優れたス
タンパブルシートである。
ト状の繊維層で構成され、かつ組布を構成する繊維束の
ピッチが5〜30mmの範囲内である、強度特性の優れたス
タンパブルシートである。
【0012】
【作用】以下、本発明を詳細に説明する。本発明でいう
組布とは、例えば図1に示すように、複数本の連続繊維
束が交差し、その交点において繊維束同士が好ましくは
接着された構造を持つ基材である。図1は繊維束の交差
角が60度の、いわゆる3軸組布であるが、本発明に用い
られる組布としては、2軸組布(格子状組布)、3軸組
布、あるいはそれ以上の多次元組布、いずれを用いても
良い。
組布とは、例えば図1に示すように、複数本の連続繊維
束が交差し、その交点において繊維束同士が好ましくは
接着された構造を持つ基材である。図1は繊維束の交差
角が60度の、いわゆる3軸組布であるが、本発明に用い
られる組布としては、2軸組布(格子状組布)、3軸組
布、あるいはそれ以上の多次元組布、いずれを用いても
良い。
【0013】このような組布を、マット状補強繊維を主
体とするスタンパブルシートに複数層配置することで高
い曲げ強度を有するスタンパブルシートが得られる。図
2〜図4は本発明のスタンパブルシートを説明したもの
であり、図2は組布補強層が2つの場合、図3は3つの
場合、図4はn個の場合である。本発明のスタンパブル
シートを得るに際し、マット状補強繊維は乾式法、湿式
法いずれを用いても良い。マット状補強繊維を乾式法で
製造した場合は、これと組布を図2〜図4のように組み
合わせ、フィルム状の熱可塑性樹脂と一緒に熱ロールや
熱プレス等に通せば、本発明のスタンパブルシートを得
ることができる。
体とするスタンパブルシートに複数層配置することで高
い曲げ強度を有するスタンパブルシートが得られる。図
2〜図4は本発明のスタンパブルシートを説明したもの
であり、図2は組布補強層が2つの場合、図3は3つの
場合、図4はn個の場合である。本発明のスタンパブル
シートを得るに際し、マット状補強繊維は乾式法、湿式
法いずれを用いても良い。マット状補強繊維を乾式法で
製造した場合は、これと組布を図2〜図4のように組み
合わせ、フィルム状の熱可塑性樹脂と一緒に熱ロールや
熱プレス等に通せば、本発明のスタンパブルシートを得
ることができる。
【0014】マット状補強繊維を湿式法で製造した場合
も、同様の方法で容易に本発明のスタンパブルシートを
得ることができる。ここで重要なのは、組布のピッチで
ある。ピッチとは組布を構成する繊維束の交差間隔のこ
とである。このピッチが5mm未満であれば、熱可塑性樹
脂を溶融する際、抱き込まれた気泡が排出されない。ま
た、本発明では、熱ロールないしは熱プレスで熱可塑性
樹脂を含浸一体化させる際、その圧下力により、マット
状補強繊維が組布の繊維束間に入り込んで絡み合い、両
層の密着性を大幅に向上する効果もある。しかし、組布
のピッチが5mm未満となるとこの効果が失われ、マット
状補強繊維層と組布層の剥離が生じ易くなる。従って、
組布のピッチが5mm以上でなければならない。
も、同様の方法で容易に本発明のスタンパブルシートを
得ることができる。ここで重要なのは、組布のピッチで
ある。ピッチとは組布を構成する繊維束の交差間隔のこ
とである。このピッチが5mm未満であれば、熱可塑性樹
脂を溶融する際、抱き込まれた気泡が排出されない。ま
た、本発明では、熱ロールないしは熱プレスで熱可塑性
樹脂を含浸一体化させる際、その圧下力により、マット
状補強繊維が組布の繊維束間に入り込んで絡み合い、両
層の密着性を大幅に向上する効果もある。しかし、組布
のピッチが5mm未満となるとこの効果が失われ、マット
状補強繊維層と組布層の剥離が生じ易くなる。従って、
組布のピッチが5mm以上でなければならない。
【0015】一方、組布のピッチが30mmを超えると、組
布の補強効果が失われる。このような組布を組み込んだ
スタンパブルシートに外力を加えた場合、組布を構成す
る繊維束の間にある強度の低いマット状繊維補強部にき
裂が発生し、それが全断面に急速に拡大して全破断に至
るからである。ピッチが30mm以下の場合、たとえマット
状繊維補強部き裂が発生しても組布が効果的にその進展
をくい止める。
布の補強効果が失われる。このような組布を組み込んだ
スタンパブルシートに外力を加えた場合、組布を構成す
る繊維束の間にある強度の低いマット状繊維補強部にき
裂が発生し、それが全断面に急速に拡大して全破断に至
るからである。ピッチが30mm以下の場合、たとえマット
状繊維補強部き裂が発生しても組布が効果的にその進展
をくい止める。
【0016】従って、本発明を構成する組布のピッチは
5〜30mmの範囲になければならない。なお、より好まし
い組布のピッチ範囲は5〜15mmである。補強繊維の含有
率は、スタンパブルシートの強度を保証するため20〜70
重量%必要である。ここでいう補強繊維は、マット状繊
維と組布の両者を含む。特に、マット状繊維層の繊維含
有率が20重量%より大幅に少ない場合、いくら組布層を
配置しても補強効果は発現しない。
5〜30mmの範囲になければならない。なお、より好まし
い組布のピッチ範囲は5〜15mmである。補強繊維の含有
率は、スタンパブルシートの強度を保証するため20〜70
重量%必要である。ここでいう補強繊維は、マット状繊
維と組布の両者を含む。特に、マット状繊維層の繊維含
有率が20重量%より大幅に少ない場合、いくら組布層を
配置しても補強効果は発現しない。
【0017】本発明で使用できる補強繊維としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等が挙げられるが、
コストの面からはガラス繊維が好適である。本発明に使
用できる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリアセタール、ポリ塩
化ビニル等、ならびにこれらの樹脂を主成分とする共重
合体やグラフト化合物およびブレンド物、例えばエチレ
ン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体
等が挙げられる。
ラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等が挙げられるが、
コストの面からはガラス繊維が好適である。本発明に使
用できる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリアセタール、ポリ塩
化ビニル等、ならびにこれらの樹脂を主成分とする共重
合体やグラフト化合物およびブレンド物、例えばエチレ
ン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体
等が挙げられる。
【0018】以下、本発明を実施例に基づいて説明す
る。
る。
【0019】
実施例1 長さ13mm、繊維径10μmのガラス繊維(チョップドスト
ランド)22.5gと粒状のポリプロピレン(平均粒度: 8
00μm)33.75gをドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム 0.8重量%水溶液10リットル中で攪拌、起泡して調製
した分散液を抄紙面積 250mm× 250mmの抄紙器に流し込
み、吸引、脱泡して目付 900g/m2 のマット状繊維を
得た。次に 130℃で3時間、乾燥処理をした。これをマ
ット状繊維(A)とする。
ランド)22.5gと粒状のポリプロピレン(平均粒度: 8
00μm)33.75gをドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム 0.8重量%水溶液10リットル中で攪拌、起泡して調製
した分散液を抄紙面積 250mm× 250mmの抄紙器に流し込
み、吸引、脱泡して目付 900g/m2 のマット状繊維を
得た。次に 130℃で3時間、乾燥処理をした。これをマ
ット状繊維(A)とする。
【0020】また、ガラス繊維組布(3軸組布、ピッ
チ:5.2mm 、ガラス繊維目付:90g/m2 、商品名:K
T−111C、日東紡績製)を 250mm× 250mmに裁断し
た。このガラス繊維組布2枚を敷設し、その上にマット
状繊維(A)を4枚載せ、さらにその上にガラス繊維組
布2枚積層した後、 210℃で予熱した。その後、25℃の
冷却基盤に配置し、20 kgf/ cm2の圧力でプレスし、ガ
ラス繊維にポリプロピレン樹脂を含浸させ、スタンパブ
ルシート1を得た。
チ:5.2mm 、ガラス繊維目付:90g/m2 、商品名:K
T−111C、日東紡績製)を 250mm× 250mmに裁断し
た。このガラス繊維組布2枚を敷設し、その上にマット
状繊維(A)を4枚載せ、さらにその上にガラス繊維組
布2枚積層した後、 210℃で予熱した。その後、25℃の
冷却基盤に配置し、20 kgf/ cm2の圧力でプレスし、ガ
ラス繊維にポリプロピレン樹脂を含浸させ、スタンパブ
ルシート1を得た。
【0021】このスタンパブルシート1の中央部から、
JIS K7055 に従って曲げ試験片を切り出し、3点曲げ試
験に供した。一方、スタンパブルシート1の補強効果を
確認するため、組布層の無いスタンパブルシート2を以
下の条件で製造した。長さ13mm、繊維径10μmのガラス
繊維(チョップドストランド)28gと粒状のポリプロピ
レン(平均粒度: 800μm)33.75gをドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム 0.8重量%水溶液10リットル中
で攪拌、起泡して調製した分散液を抄紙面積 250mm× 2
50mmの抄紙器に流し込み、吸引、脱泡して目付 924g/
m2 のマット状繊維を得た。次に 130℃で3時間、乾燥
処理をした。これをマット状繊維(B)とする。
JIS K7055 に従って曲げ試験片を切り出し、3点曲げ試
験に供した。一方、スタンパブルシート1の補強効果を
確認するため、組布層の無いスタンパブルシート2を以
下の条件で製造した。長さ13mm、繊維径10μmのガラス
繊維(チョップドストランド)28gと粒状のポリプロピ
レン(平均粒度: 800μm)33.75gをドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム 0.8重量%水溶液10リットル中
で攪拌、起泡して調製した分散液を抄紙面積 250mm× 2
50mmの抄紙器に流し込み、吸引、脱泡して目付 924g/
m2 のマット状繊維を得た。次に 130℃で3時間、乾燥
処理をした。これをマット状繊維(B)とする。
【0022】このマット状繊維(B)をスタンパブルシ
ート1と同じ条件でプレスしてスタンパブルシート2を
得、曲げ試験に供した。スタンパブルシート1及びスタ
ンパブルシート2(ブランク材)の3点曲げ試験結果を
表1に示す。 実施例2 ピッチ10mmのガラス繊維3軸組布(ガラス繊維目付:50
g/m2 )を試作したものを使用し、実施例1のスタン
パブルシート1と全く同じ要領でスタンパブルシート3
を製造した。
ート1と同じ条件でプレスしてスタンパブルシート2を
得、曲げ試験に供した。スタンパブルシート1及びスタ
ンパブルシート2(ブランク材)の3点曲げ試験結果を
表1に示す。 実施例2 ピッチ10mmのガラス繊維3軸組布(ガラス繊維目付:50
g/m2 )を試作したものを使用し、実施例1のスタン
パブルシート1と全く同じ要領でスタンパブルシート3
を製造した。
【0023】次に、スタンパブルシート3の補強効果を
確認するため、実施例1のスタンパブルシート2と同じ
要領でスタンパブルシート4を製造した。ただし、ガラ
ス繊維(チョップドストランド)の添加量は、ポリプロ
ピレン 33.75gに対し、25.5gである。スタンパブルシ
ート3及びスタンパブルシート4(ブランク材)の3点
曲げ試験結果を表1に示す。
確認するため、実施例1のスタンパブルシート2と同じ
要領でスタンパブルシート4を製造した。ただし、ガラ
ス繊維(チョップドストランド)の添加量は、ポリプロ
ピレン 33.75gに対し、25.5gである。スタンパブルシ
ート3及びスタンパブルシート4(ブランク材)の3点
曲げ試験結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明によるスタンパブルシートは、強
度特性が極めて高く、よって自動車のバンパーなどに十
分適用できる。
度特性が極めて高く、よって自動車のバンパーなどに十
分適用できる。
【図1】3軸組布の構造を示す平面図。
【図2】本発明の最外層に組布繊維層を配したスタンパ
ブルシートの断面概略図。
ブルシートの断面概略図。
【図3】本発明の最外層及び中間部に組布繊維層を配し
たスタンパブルシートの断面概略図。
たスタンパブルシートの断面概略図。
【図4】本発明の組布繊維層をn層配したスタンパブル
シートの断面概略図。
シートの断面概略図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:08 (72)発明者 内田 祐一 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 涌井 正浩 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂30〜80重量%と補強繊維20
〜70重量%が一体化して成るスタンパブルシートであっ
て、補強繊維が複数の組布層とマット状の繊維層で構成
され、かつ組布を構成する繊維束のピッチが5〜30mmの
範囲内であることを特徴とする強度特性の優れたスタン
パブルシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992193A JPH06226739A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 強度特性の優れたスタンパブルシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992193A JPH06226739A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 強度特性の優れたスタンパブルシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226739A true JPH06226739A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12012691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992193A Pending JPH06226739A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 強度特性の優れたスタンパブルシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226739A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10264153A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-06 | Basf Ag | 扁平複合材料 |
| JP2003529684A (ja) * | 2000-04-05 | 2003-10-07 | アールストロム グラスフィブル オサケ ユキチュア | 細断糸不織マット製品 |
| JP2006247985A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Murata Mach Ltd | 熱可塑性frp及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP1992193A patent/JPH06226739A/ja active Pending
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| JPH10264153A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-06 | Basf Ag | 扁平複合材料 |
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