JPH06226918A - アウターケーブルガイド - Google Patents
アウターケーブルガイドInfo
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- JPH06226918A JPH06226918A JP4177293A JP4177293A JPH06226918A JP H06226918 A JPH06226918 A JP H06226918A JP 4177293 A JP4177293 A JP 4177293A JP 4177293 A JP4177293 A JP 4177293A JP H06226918 A JPH06226918 A JP H06226918A
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- Japan
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- resin
- layer
- outer cable
- cable guide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自転車用ブレーキ、ギャーチェンジ、スピー
ド計等を操作するためのアウターケーブルの挿入、ガイ
ド用ガイドパイプ。 【構成】(A)最内層に耐摩耗性樹脂層、(B)中間層
に電離性放射線により硬化する繊維強化樹脂層、(C)
最外層に耐候性・耐外傷性に優れた樹脂層の3層同時に
電離性放射線を照射し、架橋一体化せしめたこと。 【効果】 各々の層として目的に合った材料系を選定
し、且つ3つの層を同時に照射・架橋、一体化したの
で、細径で柔軟で高強度なアウターケーブルガイドを提
供。
ド計等を操作するためのアウターケーブルの挿入、ガイ
ド用ガイドパイプ。 【構成】(A)最内層に耐摩耗性樹脂層、(B)中間層
に電離性放射線により硬化する繊維強化樹脂層、(C)
最外層に耐候性・耐外傷性に優れた樹脂層の3層同時に
電離性放射線を照射し、架橋一体化せしめたこと。 【効果】 各々の層として目的に合った材料系を選定
し、且つ3つの層を同時に照射・架橋、一体化したの
で、細径で柔軟で高強度なアウターケーブルガイドを提
供。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車用のブレーキ、
ギャーチェンジ、スピード計等を操作するためのアウタ
ーケーブルを挿入し、ガイドするためのガイドパイプに
関するものである。
ギャーチェンジ、スピード計等を操作するためのアウタ
ーケーブルを挿入し、ガイドするためのガイドパイプに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示されるように、ブレーキ
やギャーチェンジ用ワイヤーを鋼帯をラセン巻きしてパ
イプ状にしたガイドパイプに挿入したり、鋼帯の内面に
すべりを良くするためにナイロン樹脂を貼りつけたり、
また鋼帯の錆防止のため塩化ビニル被覆したガイドパイ
プが使用されていた。
やギャーチェンジ用ワイヤーを鋼帯をラセン巻きしてパ
イプ状にしたガイドパイプに挿入したり、鋼帯の内面に
すべりを良くするためにナイロン樹脂を貼りつけたり、
また鋼帯の錆防止のため塩化ビニル被覆したガイドパイ
プが使用されていた。
【0003】しかしながら、鋼帯を小さなパイプ状に巻
きつけることは、高度な技術と大がかりな設備を必要と
し、また巻き付けられるパイプ径にも制約があった。薄
い鋼帯では屈曲した時の偏平や機械的強度の低下を招
き、多くは外径4〜5mmφ位が最小径であった。
きつけることは、高度な技術と大がかりな設備を必要と
し、また巻き付けられるパイプ径にも制約があった。薄
い鋼帯では屈曲した時の偏平や機械的強度の低下を招
き、多くは外径4〜5mmφ位が最小径であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アウターケーブルガイ
ドは、柔軟で、ブレーキ用ワイヤーやギャーチェンジ用
ワイヤーを目立たなくガイドし、コンパクトでスムーズ
に動くことが必要である。このためには、従来の樹脂と
鋼帯を組み合せたものでは不充分であり、柔軟で細径な
ものが要求されていた。
ドは、柔軟で、ブレーキ用ワイヤーやギャーチェンジ用
ワイヤーを目立たなくガイドし、コンパクトでスムーズ
に動くことが必要である。このためには、従来の樹脂と
鋼帯を組み合せたものでは不充分であり、柔軟で細径な
ものが要求されていた。
【0005】本発明は、電磁性放射線、すなわち電子
線、γ線、α線、X線等を樹脂架橋に応用し、細径で柔
軟で高強度なアウターケーブルガイドを提供するもので
ある。細径するには、はじめから硬い鋼帯や樹脂等を巻
きつけるのでなく、軟らかいものを巻いた後、放射線で
硬化して高強度化するものである。本発明によると、圧
縮による偏平や座屈を防止できる程度に高強度でかつ細
径で、柔軟な構造を有するガイドパイプが得られるもの
である。
線、γ線、α線、X線等を樹脂架橋に応用し、細径で柔
軟で高強度なアウターケーブルガイドを提供するもので
ある。細径するには、はじめから硬い鋼帯や樹脂等を巻
きつけるのでなく、軟らかいものを巻いた後、放射線で
硬化して高強度化するものである。本発明によると、圧
縮による偏平や座屈を防止できる程度に高強度でかつ細
径で、柔軟な構造を有するガイドパイプが得られるもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
ついて種々検討した結果、特定の3層構造の樹脂複合層
を架橋処理したことにより、細径で柔軟で高強度なアウ
ターケーブルガイドを提供できることを見出し、本発明
を完成するに至った。
ついて種々検討した結果、特定の3層構造の樹脂複合層
を架橋処理したことにより、細径で柔軟で高強度なアウ
ターケーブルガイドを提供できることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は; (A)最内層に耐摩耗性樹脂層、(B)中間層に電
離性放射線により硬化する繊維強化樹脂層を有し、
(C)最外層に耐候性・耐外傷性に優れた樹脂層を設
け、3層同時に電離性放射線を照射し、架橋一体化せし
めた、アウターケーブルガイドに関する。また、 最内層(A)の耐摩耗性樹脂層として、放射線架橋
型ポリウレタン樹脂若しくはナイロン樹脂層を設けた点
にも特徴を有する。また、
離性放射線により硬化する繊維強化樹脂層を有し、
(C)最外層に耐候性・耐外傷性に優れた樹脂層を設
け、3層同時に電離性放射線を照射し、架橋一体化せし
めた、アウターケーブルガイドに関する。また、 最内層(A)の耐摩耗性樹脂層として、放射線架橋
型ポリウレタン樹脂若しくはナイロン樹脂層を設けた点
にも特徴を有する。また、
【0008】 中間層(B)の繊維強化樹脂層とし
て、放射線架橋型不飽和ポリエステル樹脂あるいはエポ
キシ・エステル樹脂、アクリレート樹脂を1種もしくは
2種以上混合した樹脂層を設けた点にも特徴を有する。
また、 最外層(C)に放射線架橋型ポリ塩化ビニル樹脂も
しくはポリオレフィン樹脂を設けた点にも特徴を有す
る。
て、放射線架橋型不飽和ポリエステル樹脂あるいはエポ
キシ・エステル樹脂、アクリレート樹脂を1種もしくは
2種以上混合した樹脂層を設けた点にも特徴を有する。
また、 最外層(C)に放射線架橋型ポリ塩化ビニル樹脂も
しくはポリオレフィン樹脂を設けた点にも特徴を有す
る。
【0009】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。図1は、本発明のアウターケーブルガイドの断面
を示す模式図である。図1において、4は内層の高強度
・耐摩粍性チューブ、5は中間層の補強繊維含有樹脂保
護パイプ、6は外層の耐熱性・耐候性保護シースであ
る。
する。図1は、本発明のアウターケーブルガイドの断面
を示す模式図である。図1において、4は内層の高強度
・耐摩粍性チューブ、5は中間層の補強繊維含有樹脂保
護パイプ、6は外層の耐熱性・耐候性保護シースであ
る。
【0010】具体的には、本発明は、(A)あらかじめ
架橋剤や架橋助剤を配合せしめた耐摩耗性樹脂、例えば
ポリウレタン樹脂やナイロン樹脂をチューブ状に押出
し、(B)その外層にガラス繊維やカーボン繊維、芳香
族アラミド繊維などの補強繊維を巻きつけながら不飽和
ポリエステル樹脂やエポキシ・エステル樹脂など強化用
樹脂を含浸して巻き付ける。さらに、(C)その外部に
架橋剤や架橋助剤を配合せしめた耐候性、耐外傷性の塩
化ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂を押出・被覆する。
架橋剤や架橋助剤を配合せしめた耐摩耗性樹脂、例えば
ポリウレタン樹脂やナイロン樹脂をチューブ状に押出
し、(B)その外層にガラス繊維やカーボン繊維、芳香
族アラミド繊維などの補強繊維を巻きつけながら不飽和
ポリエステル樹脂やエポキシ・エステル樹脂など強化用
樹脂を含浸して巻き付ける。さらに、(C)その外部に
架橋剤や架橋助剤を配合せしめた耐候性、耐外傷性の塩
化ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂を押出・被覆する。
【0011】このような3層構造の外径は、4mmφ以
下の細径にすることは容易であり、しかも硬化前は非常
に柔軟である。この3層構造の樹脂複合層を、その形状
を保持しつつ電離性放射線を照射し、最内層から最外層
まで同時に硬化せしめると、機械的強度を大巾に向上さ
せることができる。
下の細径にすることは容易であり、しかも硬化前は非常
に柔軟である。この3層構造の樹脂複合層を、その形状
を保持しつつ電離性放射線を照射し、最内層から最外層
まで同時に硬化せしめると、機械的強度を大巾に向上さ
せることができる。
【0012】これにより、本発明のアウターケーブルガ
イドは、細径でありながら圧縮による偏平や座屈が発生
することなく、屈曲性の良いアウターケーブルガイドが
得られる。本発明においては、従来のようなプラスチッ
ク材料を押出・成形するのみでなく、成形後、照射架橋
せしめることに特長を有する。また、鋼帯のごとく硬い
ものを巻き付けるのでなく、液状の樹脂を含浸せしめた
繊維補強体を巻付け、その後上記複合樹脂層を同時に照
射架橋せしめるものである。
イドは、細径でありながら圧縮による偏平や座屈が発生
することなく、屈曲性の良いアウターケーブルガイドが
得られる。本発明においては、従来のようなプラスチッ
ク材料を押出・成形するのみでなく、成形後、照射架橋
せしめることに特長を有する。また、鋼帯のごとく硬い
ものを巻き付けるのでなく、液状の樹脂を含浸せしめた
繊維補強体を巻付け、その後上記複合樹脂層を同時に照
射架橋せしめるものである。
【0013】本発明において、最内層(A)を構成する
耐摩耗性樹脂としては、例えばポリカーボネート系ポリ
ウレタン、ポリエーテル系ポリウレタン、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロン46などやその他そ
れら相互の共重合樹脂を用いる。その際に、それら樹脂
に予かじめ多官能性モノマーを1〜10重量部添加する
のが好ましい。
耐摩耗性樹脂としては、例えばポリカーボネート系ポリ
ウレタン、ポリエーテル系ポリウレタン、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロン46などやその他そ
れら相互の共重合樹脂を用いる。その際に、それら樹脂
に予かじめ多官能性モノマーを1〜10重量部添加する
のが好ましい。
【0014】使用できる多官能性モノマーとしては、ト
リメチロールプロパン、トリアクリレート、エチレング
リコールジメタクリレート等のアクリル系のモノマー、
トリアリルイソジアヌレート、トリアリルシアヌレート
等のアリル系のモノマーの他アクリル変成エポキシ系オ
リゴマー、アクリル変成エステルオリゴマー等が挙げる
ことができるが、それら1種もしくは2種以上を混合し
て用いることができる。
リメチロールプロパン、トリアクリレート、エチレング
リコールジメタクリレート等のアクリル系のモノマー、
トリアリルイソジアヌレート、トリアリルシアヌレート
等のアリル系のモノマーの他アクリル変成エポキシ系オ
リゴマー、アクリル変成エステルオリゴマー等が挙げる
ことができるが、それら1種もしくは2種以上を混合し
て用いることができる。
【0015】また、中間層(B)を構成する補強樹脂層
としては、例えばマレイン酸とグリコールとの重縮合に
よって得られる不飽和ポリエステルやエポキシで変成し
たエポキシ変成ポリエステル樹脂などの補強樹脂をガラ
ス繊維やカーボン繊維、芳香族アラミド繊維などの補強
繊維に含浸せしめて、樹脂含浸補強テープとし、プリプ
レグ状にしたものを挙げることができる。
としては、例えばマレイン酸とグリコールとの重縮合に
よって得られる不飽和ポリエステルやエポキシで変成し
たエポキシ変成ポリエステル樹脂などの補強樹脂をガラ
ス繊維やカーボン繊維、芳香族アラミド繊維などの補強
繊維に含浸せしめて、樹脂含浸補強テープとし、プリプ
レグ状にしたものを挙げることができる。
【0016】この補強樹脂層は、前記最内層(A)の押
出しパイプ上にラッピングして巻き付け、その後架橋処
理されるものである。該ラッピングテープとしては、粘
着性の柔軟なテープであるのが好ましく、そのために
1.0mmφのような細径のチューブにも巻き付け可能
である。本発明の樹脂含浸補強テープとしては、その目
的が達成されるなら、必要とされる強度と柔軟性等の見
地から任意の厚さ、幅のテープを選定することができ
る。
出しパイプ上にラッピングして巻き付け、その後架橋処
理されるものである。該ラッピングテープとしては、粘
着性の柔軟なテープであるのが好ましく、そのために
1.0mmφのような細径のチューブにも巻き付け可能
である。本発明の樹脂含浸補強テープとしては、その目
的が達成されるなら、必要とされる強度と柔軟性等の見
地から任意の厚さ、幅のテープを選定することができ
る。
【0017】また、前記不飽和ポリエステル樹脂等の補
強用樹脂は、放射線照射によって架橋するものであれば
任意のものを用いることができる。最外層(C)には、
耐候性、耐外傷性を考慮して、ポリ塩化ビニル樹脂やポ
リエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート樹脂、エチレン−プロプレ
ン共重合体樹脂などに前記多官能性モノマーを添加し
て、照射架橋し易すくした樹脂を用いるのが好ましい。
強用樹脂は、放射線照射によって架橋するものであれば
任意のものを用いることができる。最外層(C)には、
耐候性、耐外傷性を考慮して、ポリ塩化ビニル樹脂やポ
リエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート樹脂、エチレン−プロプレ
ン共重合体樹脂などに前記多官能性モノマーを添加し
て、照射架橋し易すくした樹脂を用いるのが好ましい。
【0018】これらは、3層パイプ状に形成後、電離性
放射線、例えば電子線、γ線、α線、X線などを1〜5
0Mrad照射して、前記3層を照射架橋せしめ、小径
で高強度で柔軟性で安価なアウターケーブルガイドを得
る。
放射線、例えば電子線、γ線、α線、X線などを1〜5
0Mrad照射して、前記3層を照射架橋せしめ、小径
で高強度で柔軟性で安価なアウターケーブルガイドを得
る。
【0019】また、各々を押出・成形後に、化学的に架
橋することも可能であるが、経済的、製法的には同時架
橋するのが特策である。さらに、本発明においては、最
内層(A)に放射線架橋型ポリウレタン樹脂もしくはナ
イロン樹脂を用いることが好ましく、通常に使用される
ポリウレタン樹脂やナイロン樹脂は高温での加熱変形性
や機械的強度が低下するため好ましくない。
橋することも可能であるが、経済的、製法的には同時架
橋するのが特策である。さらに、本発明においては、最
内層(A)に放射線架橋型ポリウレタン樹脂もしくはナ
イロン樹脂を用いることが好ましく、通常に使用される
ポリウレタン樹脂やナイロン樹脂は高温での加熱変形性
や機械的強度が低下するため好ましくない。
【0020】また、中間層(B)に放射線架橋不飽和ポ
リエステル樹脂或いはエポキシ・エステル樹脂、エポキ
シアクリレート樹脂を1種もしくは2種以上混合した樹
脂層を用いることが好ましい。その理由は、従来の液状
含浸樹脂であるエポキシ樹脂やウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂等では放射線架橋反応性に乏しく、本発明の製造
プロセスに不適であるためである。
リエステル樹脂或いはエポキシ・エステル樹脂、エポキ
シアクリレート樹脂を1種もしくは2種以上混合した樹
脂層を用いることが好ましい。その理由は、従来の液状
含浸樹脂であるエポキシ樹脂やウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂等では放射線架橋反応性に乏しく、本発明の製造
プロセスに不適であるためである。
【0021】さらに、最外層(C)に放射線架橋型ポリ
塩化ビニル系樹脂或いはポリオレフィン系樹脂を設ける
理由は、架橋反応によって得られる機械的強度の向上
と、高温での加熱変形性の防止策として必要なものであ
り、通常の塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂ではこの
ような特性が得られないためである。
塩化ビニル系樹脂或いはポリオレフィン系樹脂を設ける
理由は、架橋反応によって得られる機械的強度の向上
と、高温での加熱変形性の防止策として必要なものであ
り、通常の塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂ではこの
ような特性が得られないためである。
【0022】本発明の複合樹脂層を構成するベース樹脂
に、必要に応じて各種の添加剤、例えば滑剤、酸化防止
剤、難燃剤、難燃助剤、光安定剤、充填剤、顔料、カッ
プリング剤等を配合しても良い。
に、必要に応じて各種の添加剤、例えば滑剤、酸化防止
剤、難燃剤、難燃助剤、光安定剤、充填剤、顔料、カッ
プリング剤等を配合しても良い。
【0023】
【実施例】本発明を下記の実施例により具体的に説明す
るが、これらは本発明の範囲を制限しない。 (実施例1)内径1.5mmφ、肉厚0.2mmのナイ
ロン12チューブを押出し、その外部に不飽和ポリエス
テル樹脂を含浸し、Bステージ状にしたガラス繊維補強
プリプレグ厚さ0.1mmをラセン状にラッピングし
た。その後、トリメチロールプロパンを5重量部添加し
たポリ塩化ビニル樹脂0.2mm厚さで押出・被覆し、
電子線を12Mrad照射し、中間層のポリエステル樹
脂と外層のポリ塩化ビニル樹脂を架橋せしめ、外径2.
5mmφの柔軟で高強度でアウターケーブルガイドを得
た。
るが、これらは本発明の範囲を制限しない。 (実施例1)内径1.5mmφ、肉厚0.2mmのナイ
ロン12チューブを押出し、その外部に不飽和ポリエス
テル樹脂を含浸し、Bステージ状にしたガラス繊維補強
プリプレグ厚さ0.1mmをラセン状にラッピングし
た。その後、トリメチロールプロパンを5重量部添加し
たポリ塩化ビニル樹脂0.2mm厚さで押出・被覆し、
電子線を12Mrad照射し、中間層のポリエステル樹
脂と外層のポリ塩化ビニル樹脂を架橋せしめ、外径2.
5mmφの柔軟で高強度でアウターケーブルガイドを得
た。
【0024】(実施例2)内径1.5mmφ、肉厚0.
2mmのトリアクリレート7重量部を含有するポリカー
ボネート系ポリウレタン樹脂を押出し、その外部に不飽
和ポリエステル樹脂を含浸しBステージ状にしたカーボ
ン繊維プリプレグ厚さ0.05mmをラセン状にラッピ
ングした。その後、低密度ポリエチレン樹脂を0.25
mm厚さで押出し被覆し、電子線を18Mrad照射
し、最内層のウレタン樹脂、中間層のポリエステル樹
脂、外層のポリエチレンを各々照射架橋して外径2.5
mmφの柔軟で高強度なアウターケーブルガイドを得
た。
2mmのトリアクリレート7重量部を含有するポリカー
ボネート系ポリウレタン樹脂を押出し、その外部に不飽
和ポリエステル樹脂を含浸しBステージ状にしたカーボ
ン繊維プリプレグ厚さ0.05mmをラセン状にラッピ
ングした。その後、低密度ポリエチレン樹脂を0.25
mm厚さで押出し被覆し、電子線を18Mrad照射
し、最内層のウレタン樹脂、中間層のポリエステル樹
脂、外層のポリエチレンを各々照射架橋して外径2.5
mmφの柔軟で高強度なアウターケーブルガイドを得
た。
【0025】(実施例3)内径1.3mmφ、肉厚0.
2mmのナイロン6チューブを押出し、その外周にエポ
キシ変成ポリエステル樹脂を含浸し、Bステージ状にし
た。ケブラー繊維補強プリプレグを厚さ0.05mmを
ラセン状にラッピングした。その後、エチレン−プロピ
レン共重合樹脂と高密度ポリエチレンを50/50重量
割合とカーボンと無機充填材を5/50重量部添加混練
した樹脂を厚さ0.2mmで押出被覆し、電子線を12
Mrad照射し、中間層のエポキシ変成ポリエステル樹
脂と外層のエチレン−プロピレン共重合樹脂/ポリエチ
レンの混和物を照射架橋して、外径2.2mmφの柔軟
で高強度なアウターケーブルガイドを得た。
2mmのナイロン6チューブを押出し、その外周にエポ
キシ変成ポリエステル樹脂を含浸し、Bステージ状にし
た。ケブラー繊維補強プリプレグを厚さ0.05mmを
ラセン状にラッピングした。その後、エチレン−プロピ
レン共重合樹脂と高密度ポリエチレンを50/50重量
割合とカーボンと無機充填材を5/50重量部添加混練
した樹脂を厚さ0.2mmで押出被覆し、電子線を12
Mrad照射し、中間層のエポキシ変成ポリエステル樹
脂と外層のエチレン−プロピレン共重合樹脂/ポリエチ
レンの混和物を照射架橋して、外径2.2mmφの柔軟
で高強度なアウターケーブルガイドを得た。
【0026】(比較例1)内径2.5mmφ、肉厚0.
5mmのナイロン12のチューブを押出し、その外部に
肉厚0.25mm、幅3.0mmの鋼帯をラセン状にピ
ッチをつめて巻付け、その外周を通常の軟質ポリ塩化ビ
ニル樹脂を0.25mm厚で押出・被覆して、外径4.
5mmφのアウターケーブルガイドを得た。実施例、比
較例に従って得られたアウターケーブルガイドについ
て、ガイドパイプとしての柔軟性、引張強度、扁平圧縮
強度、高温下(80℃×24Hr)でのシースの変形性
などを評価した。その結果を表1に示す。
5mmのナイロン12のチューブを押出し、その外部に
肉厚0.25mm、幅3.0mmの鋼帯をラセン状にピ
ッチをつめて巻付け、その外周を通常の軟質ポリ塩化ビ
ニル樹脂を0.25mm厚で押出・被覆して、外径4.
5mmφのアウターケーブルガイドを得た。実施例、比
較例に従って得られたアウターケーブルガイドについ
て、ガイドパイプとしての柔軟性、引張強度、扁平圧縮
強度、高温下(80℃×24Hr)でのシースの変形性
などを評価した。その結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】これらの結果からも判るように、比較例1
では柔軟性に乏しく、小さい半径に巻きつけることが出
来ないし、またガイドパイプとしての引張強度や扁平圧
縮強度が低い。さらに、80℃で荷重を加えた時の変形
性が大きくて暑い地域での実用性には問題があった。
では柔軟性に乏しく、小さい半径に巻きつけることが出
来ないし、またガイドパイプとしての引張強度や扁平圧
縮強度が低い。さらに、80℃で荷重を加えた時の変形
性が大きくて暑い地域での実用性には問題があった。
【0029】これに対して、本発明のものは強化繊維で
補強され、且つ最内層、中間層、外層が電離性放射線で
同時に照射・架橋されているために、層間は一体化し、
引張強度、扁平圧縮強度、さらに80℃下における加熱
変形性が非常に優れた特性を示し、有意義であることが
判る。
補強され、且つ最内層、中間層、外層が電離性放射線で
同時に照射・架橋されているために、層間は一体化し、
引張強度、扁平圧縮強度、さらに80℃下における加熱
変形性が非常に優れた特性を示し、有意義であることが
判る。
【0030】
【発明の効果】これらのことから、本発明のアウターケ
ーブルガイドは、各々の層として目的に合った材料系を
選定し、且つ3つの層を同時に照射・架橋することによ
り、一体化する点に本発明に係る製品の特徴を引き出す
ことが可能となる。
ーブルガイドは、各々の層として目的に合った材料系を
選定し、且つ3つの層を同時に照射・架橋することによ
り、一体化する点に本発明に係る製品の特徴を引き出す
ことが可能となる。
【図1】本発明のアウターケーブルガイドの断面を示す
模式図である。
模式図である。
【図2】従来のアウターケーブルガイドの断面を示す模
式図である。
式図である。
1 内層チューブ 2 ラセン巻き鋼帯 3 外層保護シース 4 内層の高強度、耐摩耗性チューブ 5 中間層の補強繊維含有樹脂保護パイプ 6 外層の耐熱性・耐候性保護シース
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)最内層に耐摩耗性樹脂層、(B)
中間層に電離性放射線により硬化する繊維強化樹脂層を
有し、(C)最外層に耐候性・耐外傷性に優れた樹脂層
を設け、3層同時に電離性放射線を照射し、架橋一体化
せしめたことを特徴とする、アウターケーブルガイド。 - 【請求項2】 最内層(A)の耐摩耗性樹脂層として、
放射線架橋型ポリウレタン樹脂若しくはナイロン樹脂層
を設けたことを特徴とする、請求項1記載のアウターケ
ーブルガイド。 - 【請求項3】 中間層(B)の繊維強化樹脂層として、
放射線架橋型不飽和ポリエステル樹脂あるいはエポキシ
・エステル樹脂、アクリレート樹脂を1種もしくは2種
以上混合した樹脂層を設けたことを特徴とする、請求項
1記載のアウターケーブルガイド。 - 【請求項4】 最外層(C)に放射線架橋型ポリ塩化ビ
ニル樹脂もしくはポリオレフィン樹脂を設けたことを特
徴とする、請求項1記載のアウターケーブルガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177293A JPH06226918A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | アウターケーブルガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4177293A JPH06226918A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | アウターケーブルガイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226918A true JPH06226918A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12617680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4177293A Pending JPH06226918A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | アウターケーブルガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226918A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002078147A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 回路基板および該回路基板を備えたジャンクションボックス |
| EP3441632A1 (en) * | 2017-08-07 | 2019-02-13 | Li-Da Industrial Co., Ltd | Improved structure of bicycle cable housing |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP4177293A patent/JPH06226918A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002078147A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 回路基板および該回路基板を備えたジャンクションボックス |
| EP3441632A1 (en) * | 2017-08-07 | 2019-02-13 | Li-Da Industrial Co., Ltd | Improved structure of bicycle cable housing |
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