JPH0622801B2 - リグノセルロース材料のアセチル化方法 - Google Patents
リグノセルロース材料のアセチル化方法Info
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- JPH0622801B2 JPH0622801B2 JP61201211A JP20121186A JPH0622801B2 JP H0622801 B2 JPH0622801 B2 JP H0622801B2 JP 61201211 A JP61201211 A JP 61201211A JP 20121186 A JP20121186 A JP 20121186A JP H0622801 B2 JPH0622801 B2 JP H0622801B2
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- D21C9/002—Modification of pulp properties by chemical means; preparation of dewatered pulp, e.g. in sheet or bulk form, containing special additives
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- B27K3/34—Organic impregnating agents
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- B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
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- B27K3/08—Impregnating by pressure, e.g. vacuum impregnation
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はいかなる有機媒体又は触媒を加えることなしに
リグノセルロース材料をアセチル化にするリグノセルロ
ース材料のアセチル化方法に関するものである。より詳
細には、本発明は生物学的劣化に対する抵抗を改善しな
がら寸法的安定性を増大するような木材のアセチル化方
法に関するものである。本発明はまたジュート(黄麻)
のごとき繊維性リグノセルロース材料のアセチル化方法
に関するものである。
リグノセルロース材料をアセチル化にするリグノセルロ
ース材料のアセチル化方法に関するものである。より詳
細には、本発明は生物学的劣化に対する抵抗を改善しな
がら寸法的安定性を増大するような木材のアセチル化方
法に関するものである。本発明はまたジュート(黄麻)
のごとき繊維性リグノセルロース材料のアセチル化方法
に関するものである。
リグノセルロース材料は多くの独特且つ望ましい特性を
所有しているけれども、多くの用途に関してその使用を
制限する幾つかの望ましくない特性を有する。リグノセ
ルロース材料の物理的及び化学的特性は個々の及び集合
的な細胞壁成分の構造の結果である。
所有しているけれども、多くの用途に関してその使用を
制限する幾つかの望ましくない特性を有する。リグノセ
ルロース材料の物理的及び化学的特性は個々の及び集合
的な細胞壁成分の構造の結果である。
例えば、木材は細胞壁重合体が水素結合により水分を吸
引する水酸基及び他の酸素含有基を含んでいるため水分
含有量の変化によりその寸法を変える。この水分は細胞
壁を膨張させ、そして木材は細胞壁が水により飽和され
るまで膨張する。この点を超える水は役に立たない構造
内の自由な水でありそしてさらに他の膨張に寄与しな
い。この方法は可逆であり、そして水分が失われるとき
収縮が発生する。
引する水酸基及び他の酸素含有基を含んでいるため水分
含有量の変化によりその寸法を変える。この水分は細胞
壁を膨張させ、そして木材は細胞壁が水により飽和され
るまで膨張する。この点を超える水は役に立たない構造
内の自由な水でありそしてさらに他の膨張に寄与しな
い。この方法は可逆であり、そして水分が失われるとき
収縮が発生する。
生物は細胞壁内に多糖類を認めそしてこれらの重合体を
消化可能な単位に加水分解することができる非常に特殊
な酸素組織を有するため、リグノセルロース材料は生物
学的に劣化される。高分子量セルロースは主として木材
の強度を受け持つため、この重合体が酸化、加水分解お
よび脱水反応により生物学的劣化を受けるとき、強度が
損なわれる。
消化可能な単位に加水分解することができる非常に特殊
な酸素組織を有するため、リグノセルロース材料は生物
学的に劣化される。高分子量セルロースは主として木材
の強度を受け持つため、この重合体が酸化、加水分解お
よび脱水反応により生物学的劣化を受けるとき、強度が
損なわれる。
寸法的安定性および生物学的劣化は化学的現象であるた
め、細胞壁重合体の基本的な化学的性質を変えることに
よりリグノセルロース材料のこれらの望ましくない特性
を改善することができる。例えばセルロース及びヘミセ
ルロース成分を化学的に変化させることによって、例え
ば基質の化学的配置及び分子配座が変更されるため非常
に特殊な生物学的酵素反応は行うことができない。細胞
壁重合体に化学品を反応させることにより細胞壁を大き
くさせることはリグノセルロース材料が反応により部分
的に膨んだ状態になるため水分の変化により膨張する傾
向を減じる。
め、細胞壁重合体の基本的な化学的性質を変えることに
よりリグノセルロース材料のこれらの望ましくない特性
を改善することができる。例えばセルロース及びヘミセ
ルロース成分を化学的に変化させることによって、例え
ば基質の化学的配置及び分子配座が変更されるため非常
に特殊な生物学的酵素反応は行うことができない。細胞
壁重合体に化学品を反応させることにより細胞壁を大き
くさせることはリグノセルロース材料が反応により部分
的に膨んだ状態になるため水分の変化により膨張する傾
向を減じる。
細胞壁重合体内の水酸基が無水酢酸によりエステル化さ
れる場合に、寸法的安定性及び生物学的攻撃に対する抵
抗が達成できる。
れる場合に、寸法的安定性及び生物学的攻撃に対する抵
抗が達成できる。
木粉またはおが屑が0.25%の硫酸を含有する無水酢
酸を使用してフックス氏(Ber.61B:948;1
928)及びホーン氏(Ber.61B:1955;1
928)によってアセチル化された。他方ズイダ氏及び
テイトシュ氏(Ber.61B:1599;1928)
は第1段階で無水酢酸を使用し、その後第2段階におい
て無水酢酸/ピリジンを用い、2つの段階の合計の加工
時間が35時間であった。1930年にフリーゼ氏(B
er.63B:1902)は硫酸によって触媒作用が及
ぼされた酢酸と無水酢酸との混合物により粉末木材をア
セチル化した。ズイダ氏(オーストリア特許第1224
99号;1930年)は触媒として第三有機塩基を使用
して無水酢酸と木材を反応させた。
酸を使用してフックス氏(Ber.61B:948;1
928)及びホーン氏(Ber.61B:1955;1
928)によってアセチル化された。他方ズイダ氏及び
テイトシュ氏(Ber.61B:1599;1928)
は第1段階で無水酢酸を使用し、その後第2段階におい
て無水酢酸/ピリジンを用い、2つの段階の合計の加工
時間が35時間であった。1930年にフリーゼ氏(B
er.63B:1902)は硫酸によって触媒作用が及
ぼされた酢酸と無水酢酸との混合物により粉末木材をア
セチル化した。ズイダ氏(オーストリア特許第1224
99号;1930年)は触媒として第三有機塩基を使用
して無水酢酸と木材を反応させた。
リッジウエイ氏及びオーリントン氏(英国特許第579
255号;1946年)は所媒として多価金属ハロゲン
化物を使用してベニヤまたは板材のいずれかの木材を無
水酢酸によりアセチル化した。好適な加工は無水酢酸
と、酢酸と、塩化亜鉛との混合物により38〜50℃で
24時間であった。
255号;1946年)は所媒として多価金属ハロゲン
化物を使用してベニヤまたは板材のいずれかの木材を無
水酢酸によりアセチル化した。好適な加工は無水酢酸
と、酢酸と、塩化亜鉛との混合物により38〜50℃で
24時間であった。
スタム氏及びタルコウ氏(米国特許第2417995
号;1947年)は第三アミン及びアセトンのごとき他
の成分と混合させた無水酢酸を含有する無水アセチル化
媒体によりオーブン乾燥木材薄片を加工した。好適な加
工は無水酢酸とピリジンとの混合物により蒸気相作業と
して行われた。このアセチル化法はピリジンが回収を困
難にする複合体を形成し、反応温度が高過ぎる場合には
ピリジンが木材を薄黒くし、反応温度が低過ぎる場合に
は反応期間が比較的長くなり、そして各種の作業が多量
の有害な化学品又は可燃性の化学品を用いる必要がある
と言うような幾つかの欠点のため商業的に許容できなか
った。
号;1947年)は第三アミン及びアセトンのごとき他
の成分と混合させた無水酢酸を含有する無水アセチル化
媒体によりオーブン乾燥木材薄片を加工した。好適な加
工は無水酢酸とピリジンとの混合物により蒸気相作業と
して行われた。このアセチル化法はピリジンが回収を困
難にする複合体を形成し、反応温度が高過ぎる場合には
ピリジンが木材を薄黒くし、反応温度が低過ぎる場合に
は反応期間が比較的長くなり、そして各種の作業が多量
の有害な化学品又は可燃性の化学品を用いる必要がある
と言うような幾つかの欠点のため商業的に許容できなか
った。
1963年にゴールドスタイン氏及びウイーバー氏(米
国特許第3094431号)は触媒を除去したアセチル
化法を記載した。無水酢酸は105℃で、150〜17
0psi (1.0〜1.2Mpa)の絶対圧力で木材をア
セチル化するためにキシノンと結合した。この方法は触
媒の使用を除去する一方、特別な処理を必要とし、過剰
反応物及び副産物の回収を複雑にする揮発性で可燃性の
有機溶媒を導入した。
国特許第3094431号)は触媒を除去したアセチル
化法を記載した。無水酢酸は105℃で、150〜17
0psi (1.0〜1.2Mpa)の絶対圧力で木材をア
セチル化するためにキシノンと結合した。この方法は触
媒の使用を除去する一方、特別な処理を必要とし、過剰
反応物及び副産物の回収を複雑にする揮発性で可燃性の
有機溶媒を導入した。
さらに、クリンガ氏及びタルコウ氏(TAPPI,19
66年第49巻第1号)によって、無水酢酸による触媒
作用を及ぼさない蒸気相アセチル化によってハードボー
ドの安定化を得ることができることが示された。しか
し、ハードボードは触媒として作用することができる硫
酸アルミニウムを含有していた。必要な加工時間は非常
に長く、一晩の加熱が採用された。
66年第49巻第1号)によって、無水酢酸による触媒
作用を及ぼさない蒸気相アセチル化によってハードボー
ドの安定化を得ることができることが示された。しか
し、ハードボードは触媒として作用することができる硫
酸アルミニウムを含有していた。必要な加工時間は非常
に長く、一晩の加熱が採用された。
従って、木材及び他のリグノセルロース材料の寸法を安
定化させるため並びに生物学的抵抗のための幾つかのア
セチル化方法が示唆されたけれども、すべて従来の方法
は実際の商業的な意義を達成するのに失敗した。一般
に、従来の方法は1つ又はそれ以上の以下の欠点を有し
ている。即ち、その方法は煩わし過ぎるか又は時間がか
かりすぎること、その方法は非常に複雑であり、余りに
も高価であること、その方法はオーブン木材をオーブン
乾燥させる必要があるか又はその方法は生産物に対して
望ましくない特性を付与する。
定化させるため並びに生物学的抵抗のための幾つかのア
セチル化方法が示唆されたけれども、すべて従来の方法
は実際の商業的な意義を達成するのに失敗した。一般
に、従来の方法は1つ又はそれ以上の以下の欠点を有し
ている。即ち、その方法は煩わし過ぎるか又は時間がか
かりすぎること、その方法は非常に複雑であり、余りに
も高価であること、その方法はオーブン木材をオーブン
乾燥させる必要があるか又はその方法は生産物に対して
望ましくない特性を付与する。
上述した全ての従来の方法はその方法に関係したそれぞ
れの欠点があることは明らかであり、実際に、従来技術
による方法は産業的規模におけるアセチル化に適してい
ない。それゆえ、アセチル化による安定化は多くの利
点、例えば安定化された木材及び木製品が建築材料とし
て使用できる利点を有しているにも拘らず非常に低い度
合で利用されていた。公知の方法に関連して記載した高
い製造コスト及び他の欠点はそれらの商業かを妨害して
いた。
れの欠点があることは明らかであり、実際に、従来技術
による方法は産業的規模におけるアセチル化に適してい
ない。それゆえ、アセチル化による安定化は多くの利
点、例えば安定化された木材及び木製品が建築材料とし
て使用できる利点を有しているにも拘らず非常に低い度
合で利用されていた。公知の方法に関連して記載した高
い製造コスト及び他の欠点はそれらの商業かを妨害して
いた。
本発明の主たる目的は従来技術における方法に必要な複
雑な反応混合物及び高価な圧力処理装置を除去するリグ
ノセルロース材料のアセチル化方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的はリグノセルロース材料の寸法的
安定性及び生物学的抵抗を増大するリグノセルロース材
料のアセチル化方法を提供することにある。
雑な反応混合物及び高価な圧力処理装置を除去するリグ
ノセルロース材料のアセチル化方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的はリグノセルロース材料の寸法的
安定性及び生物学的抵抗を増大するリグノセルロース材
料のアセチル化方法を提供することにある。
本発明は木材、その派生材料又は他のリグノセルロース
材料を処理することにおいて従来技術を超える下記の利
用を有している。
材料を処理することにおいて従来技術を超える下記の利
用を有している。
(1)付加的な触媒の必要を除去する。
(2)有機溶媒又は希釈剤の使用を除去する。
(3)加工中の高圧力の必要を除去する。
(4)無水酢酸の種々の過剰の必要を除去する。
(5)加工時間を減少する。
(6)不部的に乾燥されたリグノセルロース材料又は乾燥
リグノセルロース材料を使用することができる。
リグノセルロース材料を使用することができる。
(7)過剰反応物及び副産物の歌集を非常に簡単に行うこ
とができる。
とができる。
本発明に関しては部分的に乾燥させたリグノセルロース
材料又は乾燥リグノセルロース材料を余分な触媒および
有機溶媒を使用することなくアセチル化させることがで
きる。その方法は高圧を必要とせずそして高レベルの寸
法的安定性および生物学的抵抗を付与するにの必要とさ
れる反応時間を非常に減少させることができる。
材料又は乾燥リグノセルロース材料を余分な触媒および
有機溶媒を使用することなくアセチル化させることがで
きる。その方法は高圧を必要とせずそして高レベルの寸
法的安定性および生物学的抵抗を付与するにの必要とさ
れる反応時間を非常に減少させることができる。
本発明を実施する好都合な方法は以下の通りである。即
ち、部分的に乾燥させたリグノセルロース材料又は乾燥
リグノセルロース材料を以下の方法で含浸させる。それ
が薄い材料か又は破砕された材料(ボード、ベニヤ、薄
片、粒子または繊維)の形態である場合に、含浸させる
材料の厚さに依存する一定時間のあいだ液体無水酢酸を
浸漬させたステンレススチール製浸漬バスケット内に積
み込む。材料が部分的に乾燥させた大きな断面を有する
堅固な木板の形態である場合には真空又は真空圧力技術
により無水酢酸を含浸させる。次いで材料は過剰な無水
酢酸を流出させ、そして120℃に加熱された室内に配
置される。リグノセルロース材料はこの温度で1〜8時
間、好ましくは4〜8時間加熱され、その加熱時間は厚
さに依存する。真空は残りの無水酢酸および副産物の酢
酸を除去するために120℃で付加される。かくして除
去された加工溶液は無水酢酸の蒸留又は再生によりクリ
ーニングする前に数回再使用させることができる。
ち、部分的に乾燥させたリグノセルロース材料又は乾燥
リグノセルロース材料を以下の方法で含浸させる。それ
が薄い材料か又は破砕された材料(ボード、ベニヤ、薄
片、粒子または繊維)の形態である場合に、含浸させる
材料の厚さに依存する一定時間のあいだ液体無水酢酸を
浸漬させたステンレススチール製浸漬バスケット内に積
み込む。材料が部分的に乾燥させた大きな断面を有する
堅固な木板の形態である場合には真空又は真空圧力技術
により無水酢酸を含浸させる。次いで材料は過剰な無水
酢酸を流出させ、そして120℃に加熱された室内に配
置される。リグノセルロース材料はこの温度で1〜8時
間、好ましくは4〜8時間加熱され、その加熱時間は厚
さに依存する。真空は残りの無水酢酸および副産物の酢
酸を除去するために120℃で付加される。かくして除
去された加工溶液は無水酢酸の蒸留又は再生によりクリ
ーニングする前に数回再使用させることができる。
この方法によりアセチル化された木材は良好な寸法的安
定性(表VIII及びIX)及び赤腐れ病菌(表X)及び腐敗
病菌及びトンネルバクテリア(表XI)により攻撃に対す
る高い抵抗を示す。
定性(表VIII及びIX)及び赤腐れ病菌(表X)及び腐敗
病菌及びトンネルバクテリア(表XI)により攻撃に対す
る高い抵抗を示す。
本発明の要旨は寸法的安定性及び生物学的抵抗を増大す
るようにリグノセルロース材料をアセチル化する非常に
簡単化された無水酢酸反応方法にある。部分的に乾燥さ
せたリグノセルロース材料又は乾燥リグノセルロース材
料に液体無水酢酸を含浸させそして排水させる。含浸さ
せた材料を加熱した無圧力の室内に配置し、一定時間だ
け110〜120℃の温度に保持させる。加熱させてい
る間に、過剰又は非消費反応物の無水酢酸及び副産物の
酢酸を除去させるため真空を付加させるか又は発生した
蒸気をガス流により除去させる。
るようにリグノセルロース材料をアセチル化する非常に
簡単化された無水酢酸反応方法にある。部分的に乾燥さ
せたリグノセルロース材料又は乾燥リグノセルロース材
料に液体無水酢酸を含浸させそして排水させる。含浸さ
せた材料を加熱した無圧力の室内に配置し、一定時間だ
け110〜120℃の温度に保持させる。加熱させてい
る間に、過剰又は非消費反応物の無水酢酸及び副産物の
酢酸を除去させるため真空を付加させるか又は発生した
蒸気をガス流により除去させる。
図は本発明によるリグノセルロースを加工する方法の工
程図である。
程図である。
図に関し、符号1における部分的に乾燥させたリグノセ
ルロース材料又は乾燥リグノセルロース材料に符号2で
短時間のあいだ無水酢酸の溶液を供給させる。含浸させ
たリグノセルロース材料を符号4において加工室内で1
10〜120℃に加熱させる。その温度は一定時間のあ
いだ、即ち1〜8時間、好ましくは4〜8時間(材料の
大きさおよび厚さに依存する)のあいだ維持させる。非
消費の無水酢酸及び副産物の酢酸を除去するため1〜3
時間のあいだ符号5において真空を加熱室上に吸引す
る。この回収溶液は溶液用貯蔵タンクに戻すことができ
る。この溶液は、例えば、分留蒸留による洗浄が必要と
される前に多数回にわたって再使用することができる。
副産物の酢酸は例えばケトンとの反応により無水酢酸に
再変換させることができる。必要ならば、符号7におい
てアセチル化させた材料を化学品、好ましくは残りの無
水酢酸及び酢酸をアセテートに変換するアンモニアで符
号6において後処理させることができる。
ルロース材料又は乾燥リグノセルロース材料に符号2で
短時間のあいだ無水酢酸の溶液を供給させる。含浸させ
たリグノセルロース材料を符号4において加工室内で1
10〜120℃に加熱させる。その温度は一定時間のあ
いだ、即ち1〜8時間、好ましくは4〜8時間(材料の
大きさおよび厚さに依存する)のあいだ維持させる。非
消費の無水酢酸及び副産物の酢酸を除去するため1〜3
時間のあいだ符号5において真空を加熱室上に吸引す
る。この回収溶液は溶液用貯蔵タンクに戻すことができ
る。この溶液は、例えば、分留蒸留による洗浄が必要と
される前に多数回にわたって再使用することができる。
副産物の酢酸は例えばケトンとの反応により無水酢酸に
再変換させることができる。必要ならば、符号7におい
てアセチル化させた材料を化学品、好ましくは残りの無
水酢酸及び酢酸をアセテートに変換するアンモニアで符
号6において後処理させることができる。
上述の記載から明らかなように、本発明に関しては固体
形状の木材又は木材を含む生産物又は他のリグノセルロ
ース材料に無水酢酸を含浸させ、次いで熱で処理させた
場合に、アセチル化が触媒、溶媒又は希釈剤の使用なし
に比較的短い時間において得られるという意外な作用を
達成した。以下の例から明らかなように、加工は1〜8
時間の一定時間の間で十分である。より小さな寸法の堅
い木材及びチップ及び薄片並びに繊維状リグノセルロー
ス材料についてはより短い時間、即ち1〜2時間で十分
であり、他方厚い木材はより長い時間で加工すべきであ
る。加工時間は断面の寸法に依存する材料を貫通する熱
にとって必要とする時間に依存する。
形状の木材又は木材を含む生産物又は他のリグノセルロ
ース材料に無水酢酸を含浸させ、次いで熱で処理させた
場合に、アセチル化が触媒、溶媒又は希釈剤の使用なし
に比較的短い時間において得られるという意外な作用を
達成した。以下の例から明らかなように、加工は1〜8
時間の一定時間の間で十分である。より小さな寸法の堅
い木材及びチップ及び薄片並びに繊維状リグノセルロー
ス材料についてはより短い時間、即ち1〜2時間で十分
であり、他方厚い木材はより長い時間で加工すべきであ
る。加工時間は断面の寸法に依存する材料を貫通する熱
にとって必要とする時間に依存する。
リグノセルロース材料のアセチル化の程度の測定は加工
の結果としての重量利得である。重量利得の制御は十分
なアセチル化が上述した存続時間の加工によって本発明
により方法により達成されることを示した。
の結果としての重量利得である。重量利得の制御は十分
なアセチル化が上述した存続時間の加工によって本発明
により方法により達成されることを示した。
以下の記載および実施例は本発明をさらに説明してい
る。
る。
本発明によるアセチル化方法は下記の特徴的な工程段階
a,b,c及びdに基づいている。各段階の実際の実施
は特許請求の範囲内で変化させることができ、そしてさ
らに以下に説明する。
a,b,c及びdに基づいている。各段階の実際の実施
は特許請求の範囲内で変化させることができ、そしてさ
らに以下に説明する。
段階aはアセチル化させるリグノセルロース材料の調製
させた乾燥を有している。アセチル化反応は高い含水量
を有するリグノセルロース材料でも実施させることがで
きるけれども、高い含水量は無水酢酸の加水分解のた
め、副産物の酢酸の形成を多量に生じさせる。反応剤の
無水酢酸の不必要に高い消費を回避するために、含水量
は20%、好ましくは10%を超えるべきでない。例え
ば堅い木板に関して、5%以下の含水量までの乾燥は材
料のゆがみ及び亀裂の形成に通じるので、回避させるべ
きである。大きな断面を有する堅い材料を含浸すると
き、液体反応剤による含浸は僅かに膨張させた状態にあ
る材料、すなわち完全に乾燥させてない材料が好都合で
ある。粒子および薄片ボードの製造において、破砕させ
た材料を通常数%の含水量で処理し、そして好都合には
そのような含水量においてアセチル化させることができ
る。
させた乾燥を有している。アセチル化反応は高い含水量
を有するリグノセルロース材料でも実施させることがで
きるけれども、高い含水量は無水酢酸の加水分解のた
め、副産物の酢酸の形成を多量に生じさせる。反応剤の
無水酢酸の不必要に高い消費を回避するために、含水量
は20%、好ましくは10%を超えるべきでない。例え
ば堅い木板に関して、5%以下の含水量までの乾燥は材
料のゆがみ及び亀裂の形成に通じるので、回避させるべ
きである。大きな断面を有する堅い材料を含浸すると
き、液体反応剤による含浸は僅かに膨張させた状態にあ
る材料、すなわち完全に乾燥させてない材料が好都合で
ある。粒子および薄片ボードの製造において、破砕させ
た材料を通常数%の含水量で処理し、そして好都合には
そのような含水量においてアセチル化させることができ
る。
次の段階bにおいてリグノセルロース材料には液体無水
酢酸を供給させる。使用させる材料の種類及び大きさ、
及び最終製品までの合計加工に応じて、種々の工程の選
択を採用することができる。より細かい粒子、薄い材
料、又は繊維形状のリグノセルロース材料には該材料を
液体無水酢酸で噴射することにより適当な量の反応剤を
供給させることができる。その作業には材料を適宜な装
置内でタンブリングすることにより行うことができ、そ
れにより材料に対する無水酢酸の均一な分布を保証す
る。リグノセルロース材料の上述した種類の含浸は材料
を液体無水酢酸中に浸漬することにより行うこともで
き、浸漬時間は使用される材料の寸法に適合させるが、
好ましくは15分以下である。
酢酸を供給させる。使用させる材料の種類及び大きさ、
及び最終製品までの合計加工に応じて、種々の工程の選
択を採用することができる。より細かい粒子、薄い材
料、又は繊維形状のリグノセルロース材料には該材料を
液体無水酢酸で噴射することにより適当な量の反応剤を
供給させることができる。その作業には材料を適宜な装
置内でタンブリングすることにより行うことができ、そ
れにより材料に対する無水酢酸の均一な分布を保証す
る。リグノセルロース材料の上述した種類の含浸は材料
を液体無水酢酸中に浸漬することにより行うこともで
き、浸漬時間は使用される材料の寸法に適合させるが、
好ましくは15分以下である。
また、特に一定の深さへの表面加工を意図するとき、よ
り大きな寸法を有する材料には噴霧および浸漬を適用さ
せることができる。含浸する無水酢酸の全体量はこのよ
うな場合において低いか又は≧10重量%にすることが
できる。アセチル化による表面層のかかる寸法的安定性
は塗布される表面被覆(塗料、ワニス等)の長期の付着
を改善し、亀裂の形成及び被覆の緩みを最小にすること
ができる。
り大きな寸法を有する材料には噴霧および浸漬を適用さ
せることができる。含浸する無水酢酸の全体量はこのよ
うな場合において低いか又は≧10重量%にすることが
できる。アセチル化による表面層のかかる寸法的安定性
は塗布される表面被覆(塗料、ワニス等)の長期の付着
を改善し、亀裂の形成及び被覆の緩みを最小にすること
ができる。
より大きな断面をもつ堅い木板のようなリグノセルロー
ス材料については液体無水酢酸を好ましくは材料全体に
より完全な貫通を保証するため真空圧力技術によって材
料に含浸させる。
ス材料については液体無水酢酸を好ましくは材料全体に
より完全な貫通を保証するため真空圧力技術によって材
料に含浸させる。
段階cにおいて、リグノセルロース材料に含浸されない
無水酢酸溶液は以下の工程段階において種々の過剰無水
酢酸の処理を阻止するために除去される。回収させる必
要がある化学品の量はそれにより非常に減じられ、同様
にその工程のコストが減少する。使用されるリグノセル
ロース材料の種類及び大きさは種々の方法で過剰無水酢
酸の除去を行わせる。最も簡単な適用において、過剰無
水酢酸を直ぐに含浸容器から排水させる。より小さな寸
法を有するリグノセルロース材料(例えば薄片、チッ
プ、繊維)に関して、表面張力により材料に保持された
無水酢酸の除去は含浸材料を支持する透孔装置を通して
無水酢酸を排水させることができる吸引を付加させるこ
とにより容易に達成させることができる。他の選択は材
料に適宜な圧縮比で圧縮力を加えることであり、それに
より例えば排出可能な圧縮装置内に必要な締付け作用を
達成する。
無水酢酸溶液は以下の工程段階において種々の過剰無水
酢酸の処理を阻止するために除去される。回収させる必
要がある化学品の量はそれにより非常に減じられ、同様
にその工程のコストが減少する。使用されるリグノセル
ロース材料の種類及び大きさは種々の方法で過剰無水酢
酸の除去を行わせる。最も簡単な適用において、過剰無
水酢酸を直ぐに含浸容器から排水させる。より小さな寸
法を有するリグノセルロース材料(例えば薄片、チッ
プ、繊維)に関して、表面張力により材料に保持された
無水酢酸の除去は含浸材料を支持する透孔装置を通して
無水酢酸を排水させることができる吸引を付加させるこ
とにより容易に達成させることができる。他の選択は材
料に適宜な圧縮比で圧縮力を加えることであり、それに
より例えば排出可能な圧縮装置内に必要な締付け作用を
達成する。
含浸後にリグノセルロース材料はアセチル基の添加によ
って達成される予め定めた重量利得に加熱室で反応させ
られる。加工室は80〜150℃、好ましくは90〜1
30℃の温度に保持される。この間隔以下の温度におい
て、反応率は実用のためには低過ぎる。この間隔より高
い温度において、リグノセルロース材料を劣化させる副
反応が顕著になり過ぎる。
って達成される予め定めた重量利得に加熱室で反応させ
られる。加工室は80〜150℃、好ましくは90〜1
30℃の温度に保持される。この間隔以下の温度におい
て、反応率は実用のためには低過ぎる。この間隔より高
い温度において、リグノセルロース材料を劣化させる副
反応が顕著になり過ぎる。
段階dにおいて、通常1〜8時間、好ましくは4〜8時
間の存続時間は材料の断面の寸法に依存する材料を貫通
するための熱に必要な時間に依存する。また、加熱は材
料内の反応場所に無水酢酸の拡散を促進する。加熱中発
生される無水酢酸及び酢酸(および材料の揮発性成分)
の蒸気は反応炉を通るガス流によるかまたは真空にする
ことにより除去させ、そして化学品は凝縮によって回収
され、好ましくは蒸留塔内での分凝縮により回収させ
る。それにより、貯蔵タンクに再循環させる無水酢酸の
流れが酢酸(例IVを参照)を含むので、酢酸からの無水
酢酸の完全な分離は必要内。副産物の酢酸は、例えばケ
トンとの反応により無水酢酸に再変換させることができ
る。
間の存続時間は材料の断面の寸法に依存する材料を貫通
するための熱に必要な時間に依存する。また、加熱は材
料内の反応場所に無水酢酸の拡散を促進する。加熱中発
生される無水酢酸及び酢酸(および材料の揮発性成分)
の蒸気は反応炉を通るガス流によるかまたは真空にする
ことにより除去させ、そして化学品は凝縮によって回収
され、好ましくは蒸留塔内での分凝縮により回収させ
る。それにより、貯蔵タンクに再循環させる無水酢酸の
流れが酢酸(例IVを参照)を含むので、酢酸からの無水
酢酸の完全な分離は必要内。副産物の酢酸は、例えばケ
トンとの反応により無水酢酸に再変換させることができ
る。
反応炉からの上記の回収を無水酢酸とリグノセルロース
材料との比を調整するような方法として加熱時間の早期
の段階において部分的に実施させることができ、それに
より段階cと組合せてオーブン乾燥リグノセルロース材
料で計算される10〜250重量%の無水酢酸の含浸量
を達成する。しかしながら、蒸気の主要部分は加熱時間
の終りにおいて回収されそして未消費の無水酢酸と副産
物の酢酸とから構成されている。
材料との比を調整するような方法として加熱時間の早期
の段階において部分的に実施させることができ、それに
より段階cと組合せてオーブン乾燥リグノセルロース材
料で計算される10〜250重量%の無水酢酸の含浸量
を達成する。しかしながら、蒸気の主要部分は加熱時間
の終りにおいて回収されそして未消費の無水酢酸と副産
物の酢酸とから構成されている。
蒸気を回収するのに必要とされる時間は段階dに含まれ
且つ通常1〜3時間であり、その時間は材料の寸法に依
存する。
且つ通常1〜3時間であり、その時間は材料の寸法に依
存する。
必要ならば、アセチル化製品を残りの少量の無水酢酸お
よび酢酸をアセテートに変換する化学品により次の段階
eにおいて後処理させることができる。このような処理
は最終製品を製造すべく材料のさらに他の取扱いにおい
てみとめることできる無水酢酸及び酢酸の僅かな臭いを
除去することが判明した。好ましくは、アンモニアを段
階dに続いて反応炉内に導入させることができ、加えて
製品に改善させた防火性を付与する化学品を別個の段階
において同様に使用させることができる。
よび酢酸をアセテートに変換する化学品により次の段階
eにおいて後処理させることができる。このような処理
は最終製品を製造すべく材料のさらに他の取扱いにおい
てみとめることできる無水酢酸及び酢酸の僅かな臭いを
除去することが判明した。好ましくは、アンモニアを段
階dに続いて反応炉内に導入させることができ、加えて
製品に改善させた防火性を付与する化学品を別個の段階
において同様に使用させることができる。
寸法8×50×150mmを有する種々の種類の木材サン
プル(表I参照)を5分間液体無水酢酸中に浸漬させ
た。過剰反応剤の無水酢酸を5分間だけ木材から排出さ
せた。無水酢酸対木材の比は0.8w/wであった。木
材は120℃で予熱シリンダ内に置かれ、その温度で4
時間維持された。真空を120℃で4時間付加させた。
処理されたサンプルをシリンダから除去させ、追加的に
24時間にわたって空気調節させた。
プル(表I参照)を5分間液体無水酢酸中に浸漬させ
た。過剰反応剤の無水酢酸を5分間だけ木材から排出さ
せた。無水酢酸対木材の比は0.8w/wであった。木
材は120℃で予熱シリンダ内に置かれ、その温度で4
時間維持された。真空を120℃で4時間付加させた。
処理されたサンプルをシリンダから除去させ、追加的に
24時間にわたって空気調節させた。
種々の木材の種類について得られた重量利得は表Iに示
されている。
されている。
〔実施例II〕 異なる種類の木材のチップ又は薄片(表II参照)を3%
の含水量までオーブン乾燥させた。そのサンプルをステ
ンレス鋼バスケット内に配置し、そして1分だけ液体無
水酢酸中に浸漬させた。過剰反応剤の無水酢酸を3分間
サンプルから排出させた。無水酢酸対木材の比は軟木材
料について約1.0w/wそして硬木材料については約
1.5w/wであった。そのサンプルを120℃で予熱
シリンダ内に配置し、そしてその温度において2時間維
持させた。
の含水量までオーブン乾燥させた。そのサンプルをステ
ンレス鋼バスケット内に配置し、そして1分だけ液体無
水酢酸中に浸漬させた。過剰反応剤の無水酢酸を3分間
サンプルから排出させた。無水酢酸対木材の比は軟木材
料について約1.0w/wそして硬木材料については約
1.5w/wであった。そのサンプルを120℃で予熱
シリンダ内に配置し、そしてその温度において2時間維
持させた。
シリンダから集められた蒸気を凝縮することにより得ら
れた溶液は約55%の未反応無水酢酸(木材中の最初の
溶液の38%)と、少量の木材エキスを有する45%の
副産物の酢酸とからなる。これらの成分は分留蒸留によ
り分離させることができそして酢酸はケトンとの反応に
より無水酢酸に再変換した。
れた溶液は約55%の未反応無水酢酸(木材中の最初の
溶液の38%)と、少量の木材エキスを有する45%の
副産物の酢酸とからなる。これらの成分は分留蒸留によ
り分離させることができそして酢酸はケトンとの反応に
より無水酢酸に再変換した。
溶液は最初の含浸溶液に戻されかつ多数回にわたって再
使用させることができる。
使用させることができる。
種々の種類についての重量利得は表IIに示されている。
〔実施例III〕 20%の含水量を有する種々の種類の木材(表III参
照)のチップ又は薄片が実施例IIに示されたように処理
された。これらの反応の結果は表IIIに示されている。
照)のチップ又は薄片が実施例IIに示されたように処理
された。これらの反応の結果は表IIIに示されている。
〔実施例IV〕 早期のアセチル化処理から回収させる溶液の再循環をシ
ミュレートするために、オーブン乾燥スカンディナヴィ
ア松材チップのサンプルを種々の濃度の無水酢酸及び酢
酸の溶液中に実施例IIに記載されたように浸漬させた。
サンプルは120℃で予熱シリンダ中に配置され、その
温度で2時間維持させた。反応剤および副産物の回収は
実施例Iに示したものと同様である。浸漬溶液の種々の
酢酸濃度での重量利得は表IVに示されている。
ミュレートするために、オーブン乾燥スカンディナヴィ
ア松材チップのサンプルを種々の濃度の無水酢酸及び酢
酸の溶液中に実施例IIに記載されたように浸漬させた。
サンプルは120℃で予熱シリンダ中に配置され、その
温度で2時間維持させた。反応剤および副産物の回収は
実施例Iに示したものと同様である。浸漬溶液の種々の
酢酸濃度での重量利得は表IVに示されている。
〔実施例V〕 寸法25×12×1.5cmで含水量5%のスカンディナ
ヴィア松の木材サンプルをステンレススチール製シリン
ダ内に配置した。該シリンダに30分間真空を付加し
た、その後液体無水酢酸を充填させた。木材には大気圧
で2時間無水酢酸を含浸させた。過剰無水酢酸を次いで
閉止させ、110℃に加熱させたシリンダから排出させ
た。無水酢酸対木材の比は約0.5w/wであった。2
時間の反応時間後に真空を110℃に加熱させたシリン
ダから排出させた。2時間の反応時間後に真空を110
℃で2.5時間のあいだ付加させた。処理されたサンプ
ルをシリンダから除去し、7日間空気調節させた。平均
重量利得は22%であった。
ヴィア松の木材サンプルをステンレススチール製シリン
ダ内に配置した。該シリンダに30分間真空を付加し
た、その後液体無水酢酸を充填させた。木材には大気圧
で2時間無水酢酸を含浸させた。過剰無水酢酸を次いで
閉止させ、110℃に加熱させたシリンダから排出させ
た。無水酢酸対木材の比は約0.5w/wであった。2
時間の反応時間後に真空を110℃に加熱させたシリン
ダから排出させた。2時間の反応時間後に真空を110
℃で2.5時間のあいだ付加させた。処理されたサンプ
ルをシリンダから除去し、7日間空気調節させた。平均
重量利得は22%であった。
ジュート布の形態の繊維質リグノセルロース材料を液体
無水酢酸中に1分間のあいだ浸漬させた。過剰無水酢酸
を約1.0w/wの無水酢酸対繊維比を生じる材料から
排出させた。含浸材料を次いで種々の時間で120℃に
おいて密閉室内で加熱させた。反応後、真空を付加させ
そして実施例Iで示したように、さらに処理させた。
無水酢酸中に1分間のあいだ浸漬させた。過剰無水酢酸
を約1.0w/wの無水酢酸対繊維比を生じる材料から
排出させた。含浸材料を次いで種々の時間で120℃に
おいて密閉室内で加熱させた。反応後、真空を付加させ
そして実施例Iで示したように、さらに処理させた。
〔実施例VII〕 トウヒ製の熱的力学繊維パルプ(TMP)を液体無水酢
酸中に1分間のあいだ浸漬させた。過剰無水酢酸を約
2,5w/wの無水酢酸対繊維パルプ比を生ずる材料に
機械的圧縮力を付加することによりパルプからしぼり出
した。含浸パルプを次いで実施例VIに示したような種々
の時間で120℃で加熱させた。
酸中に1分間のあいだ浸漬させた。過剰無水酢酸を約
2,5w/wの無水酢酸対繊維パルプ比を生ずる材料に
機械的圧縮力を付加することによりパルプからしぼり出
した。含浸パルプを次いで実施例VIに示したような種々
の時間で120℃で加熱させた。
〔実施例VIII〕 実施例Iにおける方法により調製させた堅い木材サンプ
ル並びに化学的に未処理の木材サンプル(制御)を寸法
的安定性について測定させた(表VIII参照)。
ル並びに化学的に未処理の木材サンプル(制御)を寸法
的安定性について測定させた(表VIII参照)。
寸法的安定性についての計算は以下の通りであった。
容積膨張係数Sは、 ここで、V2は湿気調節又は水で湿らした後の木材容積 V1は湿気調節前のオーブン乾燥標本の木材容積 ここで、S2はアセチル化サンプルの容積膨張係数 S1は未処理サンプル(制御)の容積膨張係数 〔実施例IX〕 実施例IIIにより実施例IIに示したようなアセチル化さ
せた種々の木材種類のチップ及び薄片から作られた粒子
ボード及び薄片ボードを実施例VIIIに示した試験方法に
より寸法的安定性について測定した。ボードは6%のフ
ェノール/フォルムアルデヒド接着剤を使用して640
kg/m3の密度で作られた。
せた種々の木材種類のチップ及び薄片から作られた粒子
ボード及び薄片ボードを実施例VIIIに示した試験方法に
より寸法的安定性について測定した。ボードは6%のフ
ェノール/フォルムアルデヒド接着剤を使用して640
kg/m3の密度で作られた。
〔実施例X〕 実施例Iの方法で調製されたような堅い木材及び実施例
IIIにより実施例IIの方法で調製された薄片から作られ
た実施例IXに示したような薄片ボードを赤腐れ病菌に対
する腐敗抵抗について試験した。
IIIにより実施例IIの方法で調製された薄片から作られ
た実施例IXに示したような薄片ボードを赤腐れ病菌に対
する腐敗抵抗について試験した。
標準の土壌ブロック試験をD1413に略述したような
米国試験材料協会(アメリカル・ソサイアティ・フォー
・テスティング・アンド・マテリアルズ)の仕様により
行った。3/4×3/4×3/8インチ(1.905×
1.905×0.9525cm)のアセチル化された制御
ブロックをグルフィラム・トラビウム菌により試験させ
た。サンプルを12週間後に除去させそして腐敗の拡が
りを試験前後のオーブン乾燥サンプルの重量に基礎を置
いた重量損として測定させた。個々のサンプルは25℃
で2週間のあいだ水通しさせ、オーブン乾燥させそして
次いで試験させた。
米国試験材料協会(アメリカル・ソサイアティ・フォー
・テスティング・アンド・マテリアルズ)の仕様により
行った。3/4×3/4×3/8インチ(1.905×
1.905×0.9525cm)のアセチル化された制御
ブロックをグルフィラム・トラビウム菌により試験させ
た。サンプルを12週間後に除去させそして腐敗の拡が
りを試験前後のオーブン乾燥サンプルの重量に基礎を置
いた重量損として測定させた。個々のサンプルは25℃
で2週間のあいだ水通しさせ、オーブン乾燥させそして
次いで試験させた。
〔実施例XI〕 実施例Iの方法により調製されたような堅い木材及び実
施例IIIにより実施例IIの方法により調製された薄片か
ら作られた実施例IXに示したような薄片腐敗病菌及びト
ンネルバクテリアに対する腐敗抵抗について試験した。
施例IIIにより実施例IIの方法により調製された薄片か
ら作られた実施例IXに示したような薄片腐敗病菌及びト
ンネルバクテリアに対する腐敗抵抗について試験した。
1×1×1/1インチ(2.54×2.54×1.27
cm)の堅い木材及び費薄片ボードサンプルを腐敗病菌及
びトンネルバクテリアを含む細胞質菌内で試験した。サ
ンプルは6ケ月後検査されかつ以下のように評価され
た。1−攻撃性ナシ;2−低攻撃性;3−中攻撃性;3
−高攻撃性:4−超攻撃性;5−破壊。
cm)の堅い木材及び費薄片ボードサンプルを腐敗病菌及
びトンネルバクテリアを含む細胞質菌内で試験した。サ
ンプルは6ケ月後検査されかつ以下のように評価され
た。1−攻撃性ナシ;2−低攻撃性;3−中攻撃性;3
−高攻撃性:4−超攻撃性;5−破壊。
〔実施例XII〕 実施例VIに示したような種々の重量利得にアセチル化さ
れた部片を腐敗病菌および赤腐れ病菌及びトンネバクテ
リアを含む細胞質菌中で腐敗抵抗について試験した。サ
ンプルは5ケ月後検査されかつ実施例XIに示したように
評価された。
れた部片を腐敗病菌および赤腐れ病菌及びトンネバクテ
リアを含む細胞質菌中で腐敗抵抗について試験した。サ
ンプルは5ケ月後検査されかつ実施例XIに示したように
評価された。
ジュートの未処理の対照サンプルは細胞質菌中で2ケ月
微すでに完全に破壊された(評価5)。
微すでに完全に破壊された(評価5)。
本発明は上述した実施例に限定するものではなく、特許
請求の範囲内において種々変形させることができる。
請求の範囲内において種々変形させることができる。
第1図は本発明によるリグノセルロース材料のアセチル
化を略示する工程図である。
化を略示する工程図である。
Claims (10)
- 【請求項1】リグノセルロース材料を20%を超えない
含水量になるまで乾燥させ、酢酸を含有させた液体無水
酢酸であって、有機溶媒や希釈剤を加えないアセチル化
媒体を供給することによりリグノセルロース材料にアセ
チル化媒体を含浸させ、含浸後のリグノセルロース材料
を4時間乃至8時間のあいだ80℃〜150℃の温度に
加熱し、加熱中に発生した蒸気を取り出すことにより少
量のアセチル化媒体を除去すると共に過剰の無水酢酸及
び副産物の酢酸を回収させ、回収させたアセチル化媒体
と、回収させた無水酢酸及び酢酸とを含有させることに
よりアセチル化媒体を調製して前記工程で再利用し、ア
セチル化により予め定めた重量利得を得るためリグノセ
ルロース材料の含水量によって一定量のアセチル化媒体
を供給することを特徴とする溶媒を用いないリグノセル
ロース材料のアセチル化方法。 - 【請求項2】加熱中に発生された蒸気をガス流によって
除去し、そして凝縮によって回収させることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項3】一定時間の加熱を真空下で行い、発生した
蒸気を集め、凝縮によって回収させることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項4】アセチル化媒体を供給するにはリグノセル
ロース材料にアセチル化媒体を噴射させることによって
行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】アセチル化媒体を供給するにはリグノセル
ロース材料を15分以下だけアセチル化媒体に浸漬させ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】リグノセルロース材料にアセチル化媒体を
供給するには真空処理を先行させた含浸により行うこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
か1項に記載の方法。 - 【請求項7】含浸を圧力下において行うことを特徴とす
る特許請求の範囲第6項に記載の方法。 - 【請求項8】リグノセルロース材料をベニヤ、チップ薄
片又は繊維の形態にしたことを特徴とする特許請求の範
囲第4項乃至第6項のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】アセチル化媒体の含浸量をオーブン乾燥リ
グノセルロース材料について計算された10〜250重
量%にしたことを特徴とする特許請求の範囲第4項乃至
第7項のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項10】リグノセルロース材料に圧縮力を付加す
ることにより、リグノセルロース材料を排水可能な圧縮
装置に通すことにより、又は含浸リグノセルロース材料
を支持する透孔装置を通して吸引力を付加することによ
ってリグノセルロース材料に含浸されない過剰アセチル
化媒体を排水により除去することを特徴とする特許請求
の範囲第4項又は第5項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP85850268.5 | 1985-08-28 | ||
| EP85850268A EP0213252B1 (en) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | A process for improving dimensional stability and biological resistance of lignocellulosic material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6264501A JPS6264501A (ja) | 1987-03-23 |
| JPH0622801B2 true JPH0622801B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=8194721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61201211A Expired - Fee Related JPH0622801B2 (ja) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | リグノセルロース材料のアセチル化方法 |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4804384A (ja) |
| EP (1) | EP0213252B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0622801B2 (ja) |
| AT (1) | ATE60727T1 (ja) |
| AU (1) | AU594072B2 (ja) |
| CA (1) | CA1284563C (ja) |
| DE (1) | DE3581737D1 (ja) |
| DK (1) | DK170147B1 (ja) |
| ES (1) | ES2001601A6 (ja) |
| FI (1) | FI87432C (ja) |
| IN (1) | IN168462B (ja) |
| NO (1) | NO170201C (ja) |
| NZ (1) | NZ217103A (ja) |
| PT (1) | PT83263B (ja) |
Families Citing this family (57)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9021509D0 (en) * | 1990-10-03 | 1990-11-14 | Robson David J | Improvements in or relating to the absorption of hydrophobic water-immiscible liquid |
| GB9220503D0 (en) * | 1992-09-29 | 1992-11-11 | Bp Chem Int Ltd | Treatment of lignocellulosic materials |
| GB2271570A (en) * | 1992-10-15 | 1994-04-20 | David George Rogers | Treating lignocellusosic material with acetic anhydride |
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