JPH06229226A - パティキュレートフィルタの再生時期判断装置 - Google Patents
パティキュレートフィルタの再生時期判断装置Info
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- JPH06229226A JPH06229226A JP5305429A JP30542993A JPH06229226A JP H06229226 A JPH06229226 A JP H06229226A JP 5305429 A JP5305429 A JP 5305429A JP 30542993 A JP30542993 A JP 30542993A JP H06229226 A JPH06229226 A JP H06229226A
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- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 判定装置にコストをかけずに適切に再生時期
の判断が可能なパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置の提供を目的とする。 【構成】 判断装置が、フィルタPFの再生後の内燃機関
EGの稼働時間Tを計測する稼働時間検出手段Aと、機関
EGの運転状態を検出する運転状態検出手段Bと、機関EG
がパティキュレートの発生量が多くなるような運転状態
の時には、機関EGの稼働時間Tに係数を乗算してみかけ
上の稼働時間T′を増やす稼働時間の重み付け手段C
と、フィルタPFの再生後の機関EGのみかけ上の稼働時間
T′の積算値ΣT′をフィルタPFの再生基準時間TRと比
較し、みかけ上の積算値ΣT′が基準時間TRを超えた時
にフィルタPFの再生時期と判定して再生制御装置CPを作
動させる再生時期判定手段Dとを備えて構成される。
の判断が可能なパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置の提供を目的とする。 【構成】 判断装置が、フィルタPFの再生後の内燃機関
EGの稼働時間Tを計測する稼働時間検出手段Aと、機関
EGの運転状態を検出する運転状態検出手段Bと、機関EG
がパティキュレートの発生量が多くなるような運転状態
の時には、機関EGの稼働時間Tに係数を乗算してみかけ
上の稼働時間T′を増やす稼働時間の重み付け手段C
と、フィルタPFの再生後の機関EGのみかけ上の稼働時間
T′の積算値ΣT′をフィルタPFの再生基準時間TRと比
較し、みかけ上の積算値ΣT′が基準時間TRを超えた時
にフィルタPFの再生時期と判定して再生制御装置CPを作
動させる再生時期判定手段Dとを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパティキュレートフィル
タの再生時期判断装置に関し、特に、ディーゼル機関の
排気ガス中に含まれるパティキュレートをフィルタで捕
集除去し、このフィルタに捕集されたパティキュレート
を燃焼させて再生することによってフィルタを繰り返し
利用する内燃機関の排気浄化装置におけるフィルタの再
生時期を、コストをかけずに判定することができるパテ
ィキュレートフィルタの再生時期判断装置に関する。
タの再生時期判断装置に関し、特に、ディーゼル機関の
排気ガス中に含まれるパティキュレートをフィルタで捕
集除去し、このフィルタに捕集されたパティキュレート
を燃焼させて再生することによってフィルタを繰り返し
利用する内燃機関の排気浄化装置におけるフィルタの再
生時期を、コストをかけずに判定することができるパテ
ィキュレートフィルタの再生時期判断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関、特に、ディーゼル
機関の排気ガス中には、カーボンを主成分とするパティ
キュレートと呼ばれる微粒子が含まれており、この量が
多いと排気ガスが黒煙となる。環境汚染の観点からはこ
の黒煙発生を抑えることが望ましく、近年、ディーゼル
機関の排気通路にセラミック製のフィルタを配置してこ
のパティキュレートを除去する装置が検討されている。
機関の排気ガス中には、カーボンを主成分とするパティ
キュレートと呼ばれる微粒子が含まれており、この量が
多いと排気ガスが黒煙となる。環境汚染の観点からはこ
の黒煙発生を抑えることが望ましく、近年、ディーゼル
機関の排気通路にセラミック製のフィルタを配置してこ
のパティキュレートを除去する装置が検討されている。
【0003】このように、排気ガス中のパティキュレー
トをフィルタによって除去すると、フィルタの内部に捕
集されるパティキュレートの量が増えるにつれてフィル
タの通気性が失われ、このままフィルタの使用を続ける
と、パティキュレートの捕集能力の低下によるエミッシ
ョンの悪化、さらには機関性能の低下や燃費の悪化を招
くことになる。従って、パティキュレートフィルタは、
定期的にその内部に捕集されたパティキュレートを燃焼
させて再生する必要がある。
トをフィルタによって除去すると、フィルタの内部に捕
集されるパティキュレートの量が増えるにつれてフィル
タの通気性が失われ、このままフィルタの使用を続ける
と、パティキュレートの捕集能力の低下によるエミッシ
ョンの悪化、さらには機関性能の低下や燃費の悪化を招
くことになる。従って、パティキュレートフィルタは、
定期的にその内部に捕集されたパティキュレートを燃焼
させて再生する必要がある。
【0004】一般に、従来の内燃機関の排気浄化装置で
は、パティキュレートフィルタの通気性が失われてフィ
ルタの上流側の排気ガスの圧力が下流側の圧力よりも所
定値以上に大きくなったことを圧力センサによって検出
し、パティキュレートの再生処理が行われるようになっ
ている。この再生処理は、通常フィルタの近傍に設けら
れた電気ヒータに通電したり、バーナに点火して捕集さ
れたパティキュレートに着火させ、フィルタの近傍のエ
アポンプから2次空気のような再生ガスを流してパティ
キュレートを燃焼させることにより行われる。
は、パティキュレートフィルタの通気性が失われてフィ
ルタの上流側の排気ガスの圧力が下流側の圧力よりも所
定値以上に大きくなったことを圧力センサによって検出
し、パティキュレートの再生処理が行われるようになっ
ている。この再生処理は、通常フィルタの近傍に設けら
れた電気ヒータに通電したり、バーナに点火して捕集さ
れたパティキュレートに着火させ、フィルタの近傍のエ
アポンプから2次空気のような再生ガスを流してパティ
キュレートを燃焼させることにより行われる。
【0005】また、別の再生時期の判定方法としては、
内燃機関の稼働時間の積算値が一定値以上になった時、
あるいはこの内燃機関を搭載する車両の走行距離の積算
値が一定値以上になった時をもって再生時期と判定する
方法も行われている。
内燃機関の稼働時間の積算値が一定値以上になった時、
あるいはこの内燃機関を搭載する車両の走行距離の積算
値が一定値以上になった時をもって再生時期と判定する
方法も行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、再生時期を
フィルタの前後の排気ガスの圧力差で判断する装置にお
いては、排気圧力を検出するための圧力センサが2つ必
要であるので、装置コストが上昇するという問題点があ
る。また、再生時期を機関の稼働積算時間や車両の積算
走行距離で判断する装置では、機関がアイドル時のよう
な軽負荷時でも加速時のような高負荷時でも扱いは同じ
であるので、機関の運転モードによって再生時期判断に
ばらつきが生じてしまい、再生が必ずしも適切に行われ
ないことによってフィルタが損傷する恐れがある。
フィルタの前後の排気ガスの圧力差で判断する装置にお
いては、排気圧力を検出するための圧力センサが2つ必
要であるので、装置コストが上昇するという問題点があ
る。また、再生時期を機関の稼働積算時間や車両の積算
走行距離で判断する装置では、機関がアイドル時のよう
な軽負荷時でも加速時のような高負荷時でも扱いは同じ
であるので、機関の運転モードによって再生時期判断に
ばらつきが生じてしまい、再生が必ずしも適切に行われ
ないことによってフィルタが損傷する恐れがある。
【0007】そこで、本発明は前記従来の内燃機関の排
気浄化装置におけるパティキュレートフィルタの再生時
期判断装置の有する課題を解消し、判定装置のコストを
増大させることなく、再生時期を判定する機関の運転状
態パラメータを、パティキュレートの発生状態に応じて
補正することにより、適切に再生時期の判断が行えるパ
ティキュレートフィルタの再生時期判断装置を提供する
ことを目的とする。
気浄化装置におけるパティキュレートフィルタの再生時
期判断装置の有する課題を解消し、判定装置のコストを
増大させることなく、再生時期を判定する機関の運転状
態パラメータを、パティキュレートの発生状態に応じて
補正することにより、適切に再生時期の判断が行えるパ
ティキュレートフィルタの再生時期判断装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のパティキュレートフィルタの再生時期判断装置の第
1の形態が図1に示され、第2の形態が図2に示され
る。本発明の第1の形態のパティキュレートフィルタの
再生時期判断装置は、図1に示すように、内燃機関EG
の排気通路EXに設けられたパティキュレート捕集用フ
ィルタPF内にパティキュレートが所定量捕集された時
に、着火手段HによってフィルタPF内に捕集されたパ
ティキュレートに着火すると共に2次空気を供給し、フ
ィルタPFを燃焼再生させる再生制御装置CPを備えた
内燃機関EGの排気浄化装置におけるパティキュレート
フィルタの再生時期判断装置であって、フィルタPFの
再生後の内燃機関EGの稼働時間Tを計測する内燃機関
の稼働時間検出手段Aと、内燃機関EGの運転状態を検
出する運転状態検出手段Bと、内燃機関EGの運転状態
が、パティキュレートの発生量が多くなるような状態の
時には、内燃機関EGの稼働時間Tに係数を乗算してみ
かけ上の稼働時間T′を増やす稼働時間の重み付け手段
Cと、フィルタPFの再生後の内燃機関EGのみかけ上
の稼働時間T′の積算値ΣT′をフィルタPFの再生基
準時間TRと比較し、みかけ上の積算値ΣT′が再生基
準時間TRを超えた時にフィルタPFの再生時期と判定
して再生制御装置CPを作動させる再生時期判定手段D
とを備えて構成される。
明のパティキュレートフィルタの再生時期判断装置の第
1の形態が図1に示され、第2の形態が図2に示され
る。本発明の第1の形態のパティキュレートフィルタの
再生時期判断装置は、図1に示すように、内燃機関EG
の排気通路EXに設けられたパティキュレート捕集用フ
ィルタPF内にパティキュレートが所定量捕集された時
に、着火手段HによってフィルタPF内に捕集されたパ
ティキュレートに着火すると共に2次空気を供給し、フ
ィルタPFを燃焼再生させる再生制御装置CPを備えた
内燃機関EGの排気浄化装置におけるパティキュレート
フィルタの再生時期判断装置であって、フィルタPFの
再生後の内燃機関EGの稼働時間Tを計測する内燃機関
の稼働時間検出手段Aと、内燃機関EGの運転状態を検
出する運転状態検出手段Bと、内燃機関EGの運転状態
が、パティキュレートの発生量が多くなるような状態の
時には、内燃機関EGの稼働時間Tに係数を乗算してみ
かけ上の稼働時間T′を増やす稼働時間の重み付け手段
Cと、フィルタPFの再生後の内燃機関EGのみかけ上
の稼働時間T′の積算値ΣT′をフィルタPFの再生基
準時間TRと比較し、みかけ上の積算値ΣT′が再生基
準時間TRを超えた時にフィルタPFの再生時期と判定
して再生制御装置CPを作動させる再生時期判定手段D
とを備えて構成される。
【0009】なお、稼働時間の重み付け手段Cは、機関
の高負荷運転時、機関の燃焼温度が低い時、機関のEG
R量が多い時、機関の冷却水温が所定温度以下の時、機
関の吸気温度が所定温度以下の時、大気圧が所定圧力以
下の時、車両が所定傾斜角を超えた登坂走行を行ってい
る時、または、機関の急加速時、急減速時に、みかけ上
の稼働時間T′を増やすようにすれば良い。
の高負荷運転時、機関の燃焼温度が低い時、機関のEG
R量が多い時、機関の冷却水温が所定温度以下の時、機
関の吸気温度が所定温度以下の時、大気圧が所定圧力以
下の時、車両が所定傾斜角を超えた登坂走行を行ってい
る時、または、機関の急加速時、急減速時に、みかけ上
の稼働時間T′を増やすようにすれば良い。
【0010】また、本発明の第2の形態のパティキュレ
ートフィルタの再生時期判断装置は、図2に示すよう
に、内燃機関EGの排気通路EXに設けられたパティキ
ュレート捕集用フィルタPF内にパティキュレートが所
定量捕集された時に、着火手段HによってフィルタPF
内に捕集されたパティキュレートに着火すると共に2次
空気を供給し、フィルタPFを燃焼再生させる再生制御
装置CPを備えた内燃機関の排気浄化装置におけるパテ
ィキュレートフィルタの再生時期判断装置であって、フ
ィルタPFの再生後の内燃機関EGの燃焼量を計測する
内燃機関の燃焼量検出手段Eと、フィルタPFの再生後
の内燃機関EGの燃焼量CBの積算値ΣCBをフィルタ
の再生基準値CBRと比較し、燃焼量の積算値ΣCBが
前記再生基準値CBRを超えた時にフィルタPFの再生
時期と判定して再生制御装置CPを作動させる再生時期
判定手段Fとを備えて構成される。
ートフィルタの再生時期判断装置は、図2に示すよう
に、内燃機関EGの排気通路EXに設けられたパティキ
ュレート捕集用フィルタPF内にパティキュレートが所
定量捕集された時に、着火手段HによってフィルタPF
内に捕集されたパティキュレートに着火すると共に2次
空気を供給し、フィルタPFを燃焼再生させる再生制御
装置CPを備えた内燃機関の排気浄化装置におけるパテ
ィキュレートフィルタの再生時期判断装置であって、フ
ィルタPFの再生後の内燃機関EGの燃焼量を計測する
内燃機関の燃焼量検出手段Eと、フィルタPFの再生後
の内燃機関EGの燃焼量CBの積算値ΣCBをフィルタ
の再生基準値CBRと比較し、燃焼量の積算値ΣCBが
前記再生基準値CBRを超えた時にフィルタPFの再生
時期と判定して再生制御装置CPを作動させる再生時期
判定手段Fとを備えて構成される。
【0011】この場合、燃焼量検出手段Eは、機関EG
の燃焼量CBを機関EGの各気筒内への燃料噴射量、ま
たは、機関EGへの吸入空気量によって検出することが
できる。
の燃焼量CBを機関EGの各気筒内への燃料噴射量、ま
たは、機関EGへの吸入空気量によって検出することが
できる。
【0012】
【作用】本発明の第1の形態のパティキュレートフィル
タの再生時期判断装置によれば、内燃機関の稼働時間が
積算され、この積算値は機関の運転状態により、パティ
キュレートの発生量が多いような場合にはみかけ上より
長い時間稼働したように増やされる。そして、内燃機関
のみかけ上の積算稼働時間が再生基準時間を超えた時
に、フィルタの再生時期と判断される。
タの再生時期判断装置によれば、内燃機関の稼働時間が
積算され、この積算値は機関の運転状態により、パティ
キュレートの発生量が多いような場合にはみかけ上より
長い時間稼働したように増やされる。そして、内燃機関
のみかけ上の積算稼働時間が再生基準時間を超えた時
に、フィルタの再生時期と判断される。
【0013】また、本発明の第2の形態のパティキュレ
ートフィルタの再生時期判断装置によれば、内燃機関の
燃焼量が燃料噴射量または吸入空気量によって計量さ
れ、この燃焼量が再生基準値を超えた時に、フィルタの
再生時期と判断される。
ートフィルタの再生時期判断装置によれば、内燃機関の
燃焼量が燃料噴射量または吸入空気量によって計量さ
れ、この燃焼量が再生基準値を超えた時に、フィルタの
再生時期と判断される。
【0014】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図3は本発明の一実施例のパティキュレー
トフィルタの再生時期判断装置20を備えた内燃機関の
排気浄化装置10の全体構成を示すものである。この実
施例における排気浄化装置10は、排気ガスの流れる方
向と逆方向から2次空気を流して、パティキュレートフ
ィルタ5の再生を行う逆流再生方式のものであり、図3
において1はディーゼル機関、2は排気ガス通路、3は
排気ガス通路2の一部に設けられたフィルタ収納用のケ
ーシング、4はシール材、5はケーシング3に内蔵され
たパティキュレートフィルタ、6は2次空気供給通路、
7は燃焼ガス排出通路、8はパティキュレートフィルタ
5をバイパスする排気バイパス通路、9は2次空気を供
給する2次空気送出ポンプ、11は排気ガス通路2中の
排気ガスをディーゼル機関1の吸気通路(図示せず)に
還流するEGR弁、12はバッテリ、13は電気ヒータ
Hに通電するためのヒータスイッチ、14は電気ヒー
タ、V1は排気通路2と排気バイパス通路8とを切り換
える切換弁、V2は排気バイパス通路8の出口に設けら
れた出口切換弁、V3は燃焼ガス排出通路7の開閉弁、
V4は2次空気供給通路6の開閉弁を示している。
に説明する。図3は本発明の一実施例のパティキュレー
トフィルタの再生時期判断装置20を備えた内燃機関の
排気浄化装置10の全体構成を示すものである。この実
施例における排気浄化装置10は、排気ガスの流れる方
向と逆方向から2次空気を流して、パティキュレートフ
ィルタ5の再生を行う逆流再生方式のものであり、図3
において1はディーゼル機関、2は排気ガス通路、3は
排気ガス通路2の一部に設けられたフィルタ収納用のケ
ーシング、4はシール材、5はケーシング3に内蔵され
たパティキュレートフィルタ、6は2次空気供給通路、
7は燃焼ガス排出通路、8はパティキュレートフィルタ
5をバイパスする排気バイパス通路、9は2次空気を供
給する2次空気送出ポンプ、11は排気ガス通路2中の
排気ガスをディーゼル機関1の吸気通路(図示せず)に
還流するEGR弁、12はバッテリ、13は電気ヒータ
Hに通電するためのヒータスイッチ、14は電気ヒー
タ、V1は排気通路2と排気バイパス通路8とを切り換
える切換弁、V2は排気バイパス通路8の出口に設けら
れた出口切換弁、V3は燃焼ガス排出通路7の開閉弁、
V4は2次空気供給通路6の開閉弁を示している。
【0015】パティキュレートフィルタ5は多孔性物質
からなるハニカム状の隔壁を備えたハニカム状フィルタ
で一般に円筒状をしており、内部に隔壁で囲まれた多数
の直方体状の通路がある。そして、多数の通路の隣接す
るものは、排気ガスの流入側と排気ガスの流出側で千鳥
状にセラミック製のプラグによって栓詰めされて閉通路
となっている。
からなるハニカム状の隔壁を備えたハニカム状フィルタ
で一般に円筒状をしており、内部に隔壁で囲まれた多数
の直方体状の通路がある。そして、多数の通路の隣接す
るものは、排気ガスの流入側と排気ガスの流出側で千鳥
状にセラミック製のプラグによって栓詰めされて閉通路
となっている。
【0016】パティキュレートフィルタの再生時期判断
装置20は、例えば、入力されるアナログ信号やディジ
タル信号のインタフェースである入力回路21、アナロ
グ信号をディジタル信号に変換するコンバータ(A/
D)22、各種演算処理を行う中央処理装置(CPU)
23、読み出し専用メモリ(ROM)24、ランダムア
クセスメモリ(RAM)25、出力回路26、およびこ
れらを接続するバスライン27等を含むマイクロコンピ
ュータによって構成される。
装置20は、例えば、入力されるアナログ信号やディジ
タル信号のインタフェースである入力回路21、アナロ
グ信号をディジタル信号に変換するコンバータ(A/
D)22、各種演算処理を行う中央処理装置(CPU)
23、読み出し専用メモリ(ROM)24、ランダムア
クセスメモリ(RAM)25、出力回路26、およびこ
れらを接続するバスライン27等を含むマイクロコンピ
ュータによって構成される。
【0017】入力回路21には、図示しないイグニッシ
ョンスイッチからの信号、図示しないアクセルペダルに
設けられたセンサからのスロットル開度信号、ディーゼ
ル機関の回転数信号NE、EGR弁11の開閉信号等の
機関の運転状態を示す信号、図示しない吸気管に設けら
れた吸気量センサと吸気温センサからの吸気量信号Ga
と吸気温信号Tha、内燃機関のウォータジャケットに
設けられた図示しない水温センサからの水温信号Th
w、図示しない大気圧センサからの大気圧信号Pa、車
両に取り付けられた図示しない傾斜センサからの車両の
傾斜信号SLT、および、車速信号SPD等が入力され
る。
ョンスイッチからの信号、図示しないアクセルペダルに
設けられたセンサからのスロットル開度信号、ディーゼ
ル機関の回転数信号NE、EGR弁11の開閉信号等の
機関の運転状態を示す信号、図示しない吸気管に設けら
れた吸気量センサと吸気温センサからの吸気量信号Ga
と吸気温信号Tha、内燃機関のウォータジャケットに
設けられた図示しない水温センサからの水温信号Th
w、図示しない大気圧センサからの大気圧信号Pa、車
両に取り付けられた図示しない傾斜センサからの車両の
傾斜信号SLT、および、車速信号SPD等が入力され
る。
【0018】通常の排気ガス中のパティキュレート捕集
時には、各弁V1〜V4は点線の位置に制御されてお
り、ディーゼル機関1から排出された排気ガスは、ケー
シング3に内蔵されたパティキュレートフィルタ5によ
ってパティキュレートが除去され、図示しないマフラを
介して大気中に放出される。一方、パティキュレートフ
ィルタの再生時期判断装置20によりパティキュレート
フィルタ5が再生時期になったと判定されると、弁V1
〜V4が点線の位置から実線の位置に切り換えられ、パ
ティキュレートフィルタ5の再生が行われる。そして、
このパティキュレートの捕集動作からいつフィルタ5の
再生動作に切り換えるか、あるいは、フィルタ再生時の
ヒータスイッチ13のオンオフ制御およびエアポンプ9
からの2次空気の流量の制御がパティキュレートフィル
タの再生時期判断装置20によって行われる。
時には、各弁V1〜V4は点線の位置に制御されてお
り、ディーゼル機関1から排出された排気ガスは、ケー
シング3に内蔵されたパティキュレートフィルタ5によ
ってパティキュレートが除去され、図示しないマフラを
介して大気中に放出される。一方、パティキュレートフ
ィルタの再生時期判断装置20によりパティキュレート
フィルタ5が再生時期になったと判定されると、弁V1
〜V4が点線の位置から実線の位置に切り換えられ、パ
ティキュレートフィルタ5の再生が行われる。そして、
このパティキュレートの捕集動作からいつフィルタ5の
再生動作に切り換えるか、あるいは、フィルタ再生時の
ヒータスイッチ13のオンオフ制御およびエアポンプ9
からの2次空気の流量の制御がパティキュレートフィル
タの再生時期判断装置20によって行われる。
【0019】図4は、以上のように構成されたディーゼ
ルエンジンの排気浄化装置10におけるパティキュレー
トフィルタ5の再生時期の判断の一実施例を示すフロー
チャートであり、所定時間t毎に実行されるものであ
る。そして、この実施例では、機関の稼働積算時間に基
づいてパティキュレートフィルタ5の再生時期が判断さ
れる。
ルエンジンの排気浄化装置10におけるパティキュレー
トフィルタ5の再生時期の判断の一実施例を示すフロー
チャートであり、所定時間t毎に実行されるものであ
る。そして、この実施例では、機関の稼働積算時間に基
づいてパティキュレートフィルタ5の再生時期が判断さ
れる。
【0020】ステップ401ではまずパティキュレート
フィルタ5が再生中か否かが判定され、再生中の場合は
ステップ408に進むが、再生中でない時にはステップ
402に進む。最初にフィルタ5が再生中でない場合に
ついて説明する。ステップ402において、機関の運転
状態パラメータ(機関回転数、アクセル開度、EGR弁
のON/OFF状況等)、あるいは車両の運転状態パラ
メータが読み込まれる。次いで、ステップ403におい
てステップ402において読み込んだ機関や車両の運転
状態パラメータから、パティキュレートが発生し易い条
件(パティキュレート多発生条件)か否かが判定され
る。そして、パティキュレートが発生し易い条件の時は
ステップ404に進み、パティキュレートが発生し易い
条件でない時にはステップ405に進む。
フィルタ5が再生中か否かが判定され、再生中の場合は
ステップ408に進むが、再生中でない時にはステップ
402に進む。最初にフィルタ5が再生中でない場合に
ついて説明する。ステップ402において、機関の運転
状態パラメータ(機関回転数、アクセル開度、EGR弁
のON/OFF状況等)、あるいは車両の運転状態パラ
メータが読み込まれる。次いで、ステップ403におい
てステップ402において読み込んだ機関や車両の運転
状態パラメータから、パティキュレートが発生し易い条
件(パティキュレート多発生条件)か否かが判定され
る。そして、パティキュレートが発生し易い条件の時は
ステップ404に進み、パティキュレートが発生し易い
条件でない時にはステップ405に進む。
【0021】ここで、パティキュレートの発生し易い条
件について説明する。パティキュレートが発生し易い条
件には、例えば以下に示すようなものがある。 (1) 機関の負荷が所定値を超えた高負荷運転時 (2) 機関の燃焼温度が所定温度以下の低い時 (3) 機関のEGR量がONで所定量を超えて多い時 (4) 機関の冷却水温度が所定温度(例えば、50℃)以
下の時 (5) 機関の吸気温度が所定温度(例えば、0℃)以下の
時 (6) 大気圧が所定値(例えば、700mmHg)以下の
時 (7) 車両が登坂走行(例えば、傾斜角が10°以上)の
時 (8) 機関の過渡運転(例えば、機関回転数の変化量が5
00rpm/s以上、車速の変化量が5km/s以上、
あるいはアクセル開度の変化量が0.1秒間に10%以
上の急加速、急減速運転)されている時 そして、ステップ403においてパティキュレートが発
生し易い条件でないと判定された時はステップ405に
進み、機関の積算稼働時間Tがそのまま計数される。機
関の積算稼働時間Tは、これまでの積算稼働時間Tにこ
のルーチンの実行インターバル時間tが加算されること
によって計数される。
件について説明する。パティキュレートが発生し易い条
件には、例えば以下に示すようなものがある。 (1) 機関の負荷が所定値を超えた高負荷運転時 (2) 機関の燃焼温度が所定温度以下の低い時 (3) 機関のEGR量がONで所定量を超えて多い時 (4) 機関の冷却水温度が所定温度(例えば、50℃)以
下の時 (5) 機関の吸気温度が所定温度(例えば、0℃)以下の
時 (6) 大気圧が所定値(例えば、700mmHg)以下の
時 (7) 車両が登坂走行(例えば、傾斜角が10°以上)の
時 (8) 機関の過渡運転(例えば、機関回転数の変化量が5
00rpm/s以上、車速の変化量が5km/s以上、
あるいはアクセル開度の変化量が0.1秒間に10%以
上の急加速、急減速運転)されている時 そして、ステップ403においてパティキュレートが発
生し易い条件でないと判定された時はステップ405に
進み、機関の積算稼働時間Tがそのまま計数される。機
関の積算稼働時間Tは、これまでの積算稼働時間Tにこ
のルーチンの実行インターバル時間tが加算されること
によって計数される。
【0022】一方、ステップ403においてパティキュ
レートが発生し易い条件の時と判定された時はステップ
404に進み、機関の積算稼働時間Tの加算に重み付け
が実行される。即ち、機関が実際の稼働時間よりも多く
稼働したように稼働時間が増量され、この実施例ではこ
のルーチンの実行インターバル時間tが20%増大され
る(T←T+1.2t)。
レートが発生し易い条件の時と判定された時はステップ
404に進み、機関の積算稼働時間Tの加算に重み付け
が実行される。即ち、機関が実際の稼働時間よりも多く
稼働したように稼働時間が増量され、この実施例ではこ
のルーチンの実行インターバル時間tが20%増大され
る(T←T+1.2t)。
【0023】このようにして、機関の積算稼働時間Tが
増大されるとステップ406に進み、このステップ40
6において機関の積算稼働時間Tがフィルタの再生基準
時間を超えたか否かが判定される。そして、機関の積算
稼働時間Tがフィルタの再生基準時間を超えていない場
合はこのルーチンを終了し、超えた場合はステップ40
7に進んで再生装置(弁V1〜V4、2次空気送出ポン
プ9、ヒータ14のスイッチ13)に再生が指示されて
このルーチンを終了する。
増大されるとステップ406に進み、このステップ40
6において機関の積算稼働時間Tがフィルタの再生基準
時間を超えたか否かが判定される。そして、機関の積算
稼働時間Tがフィルタの再生基準時間を超えていない場
合はこのルーチンを終了し、超えた場合はステップ40
7に進んで再生装置(弁V1〜V4、2次空気送出ポン
プ9、ヒータ14のスイッチ13)に再生が指示されて
このルーチンを終了する。
【0024】フィルタ5の再生処理について簡単に説明
すると、まず、弁V1〜V4が点線の位置から実線の位
置に切り換えられ、スイッチ13が所定時間ONにされ
てヒータ14に通電が行われると共に、2次空気送出ポ
ンプ9から2次空気がパティキュレートフィルタ5に送
られる。すると、フィルタ5に捕集されたパティキュレ
ートがヒータ14の熱で着火し、2次空気中の酸素によ
って燃焼する。パティキュレートに着火後はスイッチ1
3がOFFされてヒータ14の加熱は止むが、フィルタ
5中のパティキュレートは2次空気により燃焼を続け、
約20分程度でパティキュレートフィルタ5の再生が終
了する。
すると、まず、弁V1〜V4が点線の位置から実線の位
置に切り換えられ、スイッチ13が所定時間ONにされ
てヒータ14に通電が行われると共に、2次空気送出ポ
ンプ9から2次空気がパティキュレートフィルタ5に送
られる。すると、フィルタ5に捕集されたパティキュレ
ートがヒータ14の熱で着火し、2次空気中の酸素によ
って燃焼する。パティキュレートに着火後はスイッチ1
3がOFFされてヒータ14の加熱は止むが、フィルタ
5中のパティキュレートは2次空気により燃焼を続け、
約20分程度でパティキュレートフィルタ5の再生が終
了する。
【0025】フィルタ5の再生中はステップ401でY
ESとなり、ステップ408に進む。ステップ408で
は再生が終了したか否かが判定され、再生が終了してい
ない場合はこのルーチンを終了し、再生が終了した場合
はステップ409に進んで機関の積算稼働時間Tをクリ
アしてこのルーチンを終了する。従って、フィルタ5の
再生終了後は機関の積算稼働時間は0になる。
ESとなり、ステップ408に進む。ステップ408で
は再生が終了したか否かが判定され、再生が終了してい
ない場合はこのルーチンを終了し、再生が終了した場合
はステップ409に進んで機関の積算稼働時間Tをクリ
アしてこのルーチンを終了する。従って、フィルタ5の
再生終了後は機関の積算稼働時間は0になる。
【0026】このように、パティキュレートが発生し易
い条件の時に機関の積算稼働時間Tを多くすることによ
り、パティキュレートの発生量が多く、フィルタ5内に
捕集されるパティキュレート量が多い時には早い時期に
再生が実行されるので、パティキュレートの発生状態に
応じて適切に再生時期を判断することができる。図5
は、図4で説明したディーゼルエンジンの排気浄化装置
10におけるパティキュレートフィルタ5の再生時期の
判断の変形実施例を示すフローチャートであり、所定時
間t毎に実行されるものである。図4で説明した実施例
では、機関の稼働積算時間Tをパティキュレートが発生
し易い条件の時に一律に20%多く重み付けしたが、こ
の実施例ではパティキュレートが発生し易い条件の程
度、例えば、EGRの制御量に応じて機関の積算稼働時
間Tの重み付けを変えたことが異なる。
い条件の時に機関の積算稼働時間Tを多くすることによ
り、パティキュレートの発生量が多く、フィルタ5内に
捕集されるパティキュレート量が多い時には早い時期に
再生が実行されるので、パティキュレートの発生状態に
応じて適切に再生時期を判断することができる。図5
は、図4で説明したディーゼルエンジンの排気浄化装置
10におけるパティキュレートフィルタ5の再生時期の
判断の変形実施例を示すフローチャートであり、所定時
間t毎に実行されるものである。図4で説明した実施例
では、機関の稼働積算時間Tをパティキュレートが発生
し易い条件の時に一律に20%多く重み付けしたが、こ
の実施例ではパティキュレートが発生し易い条件の程
度、例えば、EGRの制御量に応じて機関の積算稼働時
間Tの重み付けを変えたことが異なる。
【0027】ここでは、説明を簡単にするために、例え
ば、パティキュレートが発生し易い条件として、EGR
制御量の大小を例にとって説明する。従って、図5のフ
ローチャートにおいて図4のフローチャートと同じステ
ップには同じステップ番号を付してその説明を省略し、
異なる部分のみを説明する。EGRがOFFの場合(ス
テップ403でNO)は図4で説明した手順に変わりは
なく、機関の積算稼働時間Tにこのルーチンの実行イン
ターバル時間tが加算されてステップ406以降に進
む。一方、ステップ403でEGRがONの時は、ステ
ップ403からステップ501に進み、このステップ5
01において機関回転数、アクセル開度からEGR制御
量が演算される。そして、続くステップ502において
このEGR制御量から重み付け係数αが演算される。こ
の重み付け係数αは、例えば、図7に示すような、EG
R量が0(EGR制御量が最小)の時は1であり、EG
R量が最大値(EGR制御量も最大)の時は2のように
1次元的に決められたマップから補間によって演算する
ことができる。
ば、パティキュレートが発生し易い条件として、EGR
制御量の大小を例にとって説明する。従って、図5のフ
ローチャートにおいて図4のフローチャートと同じステ
ップには同じステップ番号を付してその説明を省略し、
異なる部分のみを説明する。EGRがOFFの場合(ス
テップ403でNO)は図4で説明した手順に変わりは
なく、機関の積算稼働時間Tにこのルーチンの実行イン
ターバル時間tが加算されてステップ406以降に進
む。一方、ステップ403でEGRがONの時は、ステ
ップ403からステップ501に進み、このステップ5
01において機関回転数、アクセル開度からEGR制御
量が演算される。そして、続くステップ502において
このEGR制御量から重み付け係数αが演算される。こ
の重み付け係数αは、例えば、図7に示すような、EG
R量が0(EGR制御量が最小)の時は1であり、EG
R量が最大値(EGR制御量も最大)の時は2のように
1次元的に決められたマップから補間によって演算する
ことができる。
【0028】ステップ503ではステップ502におい
て演算された重み付け係数αがこのルーチンの実行イン
ターバル時間tに乗算されて積算稼働時間Tに重み付け
が実行される。即ち、EGR制御量が多い時には機関が
実際の稼働時間よりもより多く稼働したように稼働時間
が増量され、EGR制御量が少ない時には機関が実際の
稼働時間よりも少しだけ多く稼働したように稼働時間が
増量されてステップ406に進む。ステップ406以降
の制御は図4の実施例と同じである。
て演算された重み付け係数αがこのルーチンの実行イン
ターバル時間tに乗算されて積算稼働時間Tに重み付け
が実行される。即ち、EGR制御量が多い時には機関が
実際の稼働時間よりもより多く稼働したように稼働時間
が増量され、EGR制御量が少ない時には機関が実際の
稼働時間よりも少しだけ多く稼働したように稼働時間が
増量されてステップ406に進む。ステップ406以降
の制御は図4の実施例と同じである。
【0029】このように、EGR量に応じて機関の積算
稼働時間Tを多くすることにより、パティキュレートの
発生量に応じて再生時期が判断されるので、より適切に
フィルタの再生時期を判断することができる。そして、
他のパティキュレートの発生し易い条件についても、負
荷の程度、燃焼温度の程度、冷却水温の温度、吸気温
度、大気圧の値、車両が登坂走行する坂の傾斜角度、機
関の加減速運転の程度に応じて、機関の積算稼働時間T
の増量の大きさを制御することにより、一層適切にフィ
ルタの再生時期を判断することができる。
稼働時間Tを多くすることにより、パティキュレートの
発生量に応じて再生時期が判断されるので、より適切に
フィルタの再生時期を判断することができる。そして、
他のパティキュレートの発生し易い条件についても、負
荷の程度、燃焼温度の程度、冷却水温の温度、吸気温
度、大気圧の値、車両が登坂走行する坂の傾斜角度、機
関の加減速運転の程度に応じて、機関の積算稼働時間T
の増量の大きさを制御することにより、一層適切にフィ
ルタの再生時期を判断することができる。
【0030】更に、ステップ403において、パティキ
ュレートの発生し易い条件が複数個成立した場合にも、
機関の積算稼働時間Tを多くする程度を変更すれば、パ
ティキュレートの発生量に応じて再生時期が判断される
ので、より適切にフィルタの再生時期を判断することが
できる。この実施例を図8に示す。図8のフローチャー
トにおいても、図4と図5のフローチャートと同じステ
ップには同じステップ番号を付してその説明を省略し、
異なる部分のみを説明する。
ュレートの発生し易い条件が複数個成立した場合にも、
機関の積算稼働時間Tを多くする程度を変更すれば、パ
ティキュレートの発生量に応じて再生時期が判断される
ので、より適切にフィルタの再生時期を判断することが
できる。この実施例を図8に示す。図8のフローチャー
トにおいても、図4と図5のフローチャートと同じステ
ップには同じステップ番号を付してその説明を省略し、
異なる部分のみを説明する。
【0031】図8に示した実施例では、ステップ403
においてパティキュレートの発生し易い条件と判定され
た場合にはステップ801に進み、その条件が複数成立
したか否かが判定される。そして、パティキュレートの
発生し易い条件が単数の場合にはステップ405に進む
が、パティキュレートの発生し易い条件が複数の場合に
はステップ802に進み、発生し易い条件の成立数に応
じて、重み付け係数βが演算される。そして、続くステ
ップ803において、ステップ802において演算され
た重み付け係数βがこのルーチンの実行インターバル時
間tに乗算されて積算稼働時間Tに重み付けが実行され
る。即ち、パティキュレートの発生し易い条件が多い時
には機関が実際の稼働時間よりもより多く稼働したよう
に稼働時間が増量され、パティキュレートの発生し易い
条件が少ない時には機関が実際の稼働時間よりも少しだ
け多く稼働したように稼働時間が増量されてステップ4
06に進む。ステップ406以降の制御は図4の実施例
と同じである。
においてパティキュレートの発生し易い条件と判定され
た場合にはステップ801に進み、その条件が複数成立
したか否かが判定される。そして、パティキュレートの
発生し易い条件が単数の場合にはステップ405に進む
が、パティキュレートの発生し易い条件が複数の場合に
はステップ802に進み、発生し易い条件の成立数に応
じて、重み付け係数βが演算される。そして、続くステ
ップ803において、ステップ802において演算され
た重み付け係数βがこのルーチンの実行インターバル時
間tに乗算されて積算稼働時間Tに重み付けが実行され
る。即ち、パティキュレートの発生し易い条件が多い時
には機関が実際の稼働時間よりもより多く稼働したよう
に稼働時間が増量され、パティキュレートの発生し易い
条件が少ない時には機関が実際の稼働時間よりも少しだ
け多く稼働したように稼働時間が増量されてステップ4
06に進む。ステップ406以降の制御は図4の実施例
と同じである。
【0032】このように、パティキュレートの発生し易
い条件が同時に成立する数に応じて機関の積算稼働時間
Tを多くすることにより、パティキュレートの発生量に
応じて再生時期が判断されるので、より適切にフィルタ
の再生時期を判断することができる。図6は図3のよう
に構成されたディーゼルエンジンの排気浄化装置10に
おけるパティキュレートフィルタ5の再生時期の判断の
別の実施例を示すフローチャートであり、所定時間t毎
に実行されるものである。そして、この実施例では、機
関における燃料の燃焼量に基づいてパティキュレートフ
ィルタ5の再生時期が判断される。
い条件が同時に成立する数に応じて機関の積算稼働時間
Tを多くすることにより、パティキュレートの発生量に
応じて再生時期が判断されるので、より適切にフィルタ
の再生時期を判断することができる。図6は図3のよう
に構成されたディーゼルエンジンの排気浄化装置10に
おけるパティキュレートフィルタ5の再生時期の判断の
別の実施例を示すフローチャートであり、所定時間t毎
に実行されるものである。そして、この実施例では、機
関における燃料の燃焼量に基づいてパティキュレートフ
ィルタ5の再生時期が判断される。
【0033】ステップ601ではまずパティキュレート
フィルタ5が再生中か否かが判定され、再生中の場合は
ステップ607に進むが、再生中でない時にはステップ
602に進む。最初にフィルタ5が再生中でない場合に
ついて説明する。ステップ602において、機関の運転
状態パラメータ(機関回転数、スロットル開度、EGR
弁のON/OFF状況等)が読み込まれる。次いで、ス
テップ603において機関の運転状態パラメータに応じ
て燃料噴射量TAUが演算される。この燃料噴射量TA
Uは所定時間t当たりの燃料噴射時間として演算され
る。この燃料噴射量TAUの演算方法については公知で
あるので、ここではその説明を省略する。
フィルタ5が再生中か否かが判定され、再生中の場合は
ステップ607に進むが、再生中でない時にはステップ
602に進む。最初にフィルタ5が再生中でない場合に
ついて説明する。ステップ602において、機関の運転
状態パラメータ(機関回転数、スロットル開度、EGR
弁のON/OFF状況等)が読み込まれる。次いで、ス
テップ603において機関の運転状態パラメータに応じ
て燃料噴射量TAUが演算される。この燃料噴射量TA
Uは所定時間t当たりの燃料噴射時間として演算され
る。この燃料噴射量TAUの演算方法については公知で
あるので、ここではその説明を省略する。
【0034】そして、ステップ604においては機関の
燃料噴射量TAUの積算値である積算燃料噴射量ΣTA
Uが、前回までの積算燃料噴射量ΣTAUに今回演算さ
れた燃料噴射量TAUを加算することによって求められ
る。続くステップ605では積算燃料噴射量ΣTAUが
フィルタの再生基準となる基準値を超えたか否かが判定
される。そして、積算燃料噴射量ΣTAUがフィルタの
再生基準値を超えていない場合はこのルーチンを終了
し、超えた場合はステップ606に進んで再生装置(弁
V1〜V4、2次空気送出ポンプ9、ヒータ14のスイ
ッチ13)に再生が指示されてこのルーチンを終了す
る。
燃料噴射量TAUの積算値である積算燃料噴射量ΣTA
Uが、前回までの積算燃料噴射量ΣTAUに今回演算さ
れた燃料噴射量TAUを加算することによって求められ
る。続くステップ605では積算燃料噴射量ΣTAUが
フィルタの再生基準となる基準値を超えたか否かが判定
される。そして、積算燃料噴射量ΣTAUがフィルタの
再生基準値を超えていない場合はこのルーチンを終了
し、超えた場合はステップ606に進んで再生装置(弁
V1〜V4、2次空気送出ポンプ9、ヒータ14のスイ
ッチ13)に再生が指示されてこのルーチンを終了す
る。
【0035】フィルタ5の再生中はステップ601でY
ESとなり、ステップ607に進む。ステップ607で
は再生が終了したか否かが判定され、再生が終了してい
ない場合はこのルーチンを終了し、再生が終了した場合
はステップ608に進んで機関の積算燃料噴射量ΣTA
Uをクリアしてこのルーチンを終了する。従って、フィ
ルタ5の再生終了後は機関の積算燃料噴射量ΣTAUは
0になる。
ESとなり、ステップ607に進む。ステップ607で
は再生が終了したか否かが判定され、再生が終了してい
ない場合はこのルーチンを終了し、再生が終了した場合
はステップ608に進んで機関の積算燃料噴射量ΣTA
Uをクリアしてこのルーチンを終了する。従って、フィ
ルタ5の再生終了後は機関の積算燃料噴射量ΣTAUは
0になる。
【0036】なお、この図6のルーチンでは燃料の燃焼
量を燃料の積算噴射量で代用してフィルタの再生時期を
判定しているが、燃料の燃焼量は機関の吸入空気量の積
算値によっても代用することができる。この場合、QA
1を単位時間当たりの吸入空気量、NEを機関回転数(r
pm) 、PMを吸入空気圧(mmHg)、KTPを充填効率とし
た時に、QA1は以下の式によって求めることができ
る。
量を燃料の積算噴射量で代用してフィルタの再生時期を
判定しているが、燃料の燃焼量は機関の吸入空気量の積
算値によっても代用することができる。この場合、QA
1を単位時間当たりの吸入空気量、NEを機関回転数(r
pm) 、PMを吸入空気圧(mmHg)、KTPを充填効率とし
た時に、QA1は以下の式によって求めることができ
る。
【0037】QA1=(NE/60) × (PM/760)×KTP ×
(排気量/2) 従って、燃料の燃焼量を機関の吸入空気量の積算値で代
用してフィルタの再生時期を判定する場合は、図6のス
テップ603において前述の式を用いて単位時間当たり
の吸入空気量QA1を演算し、ステップ604において
積算し、ステップ605においてその積算値を基準値と
比較することによってフィルタ5の再生時期を判定する
ことができる。
(排気量/2) 従って、燃料の燃焼量を機関の吸入空気量の積算値で代
用してフィルタの再生時期を判定する場合は、図6のス
テップ603において前述の式を用いて単位時間当たり
の吸入空気量QA1を演算し、ステップ604において
積算し、ステップ605においてその積算値を基準値と
比較することによってフィルタ5の再生時期を判定する
ことができる。
【0038】なお、以上説明したパティキュレートフィ
ルタの再生時期判断装置は、従来のフィルタ前後の圧力
変化によってフィルタの再生時期を判定する装置と併用
することも可能である。
ルタの再生時期判断装置は、従来のフィルタ前後の圧力
変化によってフィルタの再生時期を判定する装置と併用
することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパティキ
ュレートフィルタの再生時期判断装置によれば、パティ
キュレートフィルタの再生時期を判定する機関の積算稼
働時間または機関の燃料量をパティキュレートの発生状
態に応じて補正することにより、フィルタの再生判定装
置にコストをかけることなく、フィルタの再生時期を適
切に判定することができるという効果がある。
ュレートフィルタの再生時期判断装置によれば、パティ
キュレートフィルタの再生時期を判定する機関の積算稼
働時間または機関の燃料量をパティキュレートの発生状
態に応じて補正することにより、フィルタの再生判定装
置にコストをかけることなく、フィルタの再生時期を適
切に判定することができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の形態のパティキュレートフィル
タの再生時期判断装置の構成を示す原理構成図である。
タの再生時期判断装置の構成を示す原理構成図である。
【図2】本発明の第2の形態のパティキュレートフィル
タの再生時期判断装置の構成を示す原理構成図である。
タの再生時期判断装置の構成を示す原理構成図である。
【図3】本発明のパティキュレートフィルタの再生時期
判断装置の構成を内燃機関の排気浄化装置と共に示す全
体構成図である。
判断装置の構成を内燃機関の排気浄化装置と共に示す全
体構成図である。
【図4】本発明のパティキュレートフィルタの再生時期
判断装置の再生時期判断手順の一実施例の制御を示すフ
ローチャートである。
判断装置の再生時期判断手順の一実施例の制御を示すフ
ローチャートである。
【図5】図4のパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置の再生時期判断手順の変形例の制御を示すフロー
チャートである。
断装置の再生時期判断手順の変形例の制御を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明のパティキュレートフィルタの再生時期
判断装置の再生時期判断手順の別の実施例の制御を示す
フローチャートである。
判断装置の再生時期判断手順の別の実施例の制御を示す
フローチャートである。
【図7】図6の制御手順において使用するEGR制御量
と重み付け係数との関係を示す線図である。
と重み付け係数との関係を示す線図である。
【図8】図4のパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置の再生時期判断手順の更に別の変形例の制御を示
すフローチャートである。
断装置の再生時期判断手順の更に別の変形例の制御を示
すフローチャートである。
1…ディーゼル機関 2…排気管 5…フィルタ 6…2次空気供給通路 7…燃焼ガス排出通路 8…バイパス管 9…2次空気送出ポンプ 11…EGR弁 14…ヒータ 20…本発明のパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置 V1…第1の制御弁 V2…第2の制御弁 V3,V4…開閉弁
断装置 V1…第1の制御弁 V2…第2の制御弁 V3,V4…開閉弁
Claims (7)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられたパティ
キュレート捕集用フィルタ内にパティキュレートが所定
量捕集された時に、着火手段によってフィルタ内に捕集
されたパティキュレートに着火すると共に2次空気を供
給し、前記フィルタを燃焼再生させる再生制御装置を備
えた内燃機関の排気浄化装置における、パティキュレー
トフィルタの再生時期判断装置であって、 前記フィルタの再生後の内燃機関の稼働時間を計測する
内燃機関の稼働時間検出手段と、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
と、 前記内燃機関の運転状態が、パティキュレートの発生量
が多くなるような状態の時には、前記内燃機関の稼働時
間に係数を乗算してみかけ上の稼働時間を増やす稼働時
間の重み付け手段と、 前記フィルタの再生後の内燃機関のみかけ上の稼働時間
の積算値をフィルタの再生基準時間と比較し、このみか
け上の積算値が前記再生基準時間を超えた時に前記フィ
ルタの再生時期と判定して前記再生制御装置を作動させ
る再生時期判定手段と、 を備えることを特徴とするパティキュレートフィルタの
再生時期判断装置。 - 【請求項2】 前記運転状態検出手段が前記機関の負荷
を検出する手段、前記機関の燃焼温度を検出する手段、
前記機関のEGR量を検出する手段、前記機関の冷却水
温を検出する手段、前記機関の吸気温度を検出する手
段、大気圧を検出する手段、前記機関を搭載した車両の
登坂走行を検出する傾斜検出手段、前記機関の過渡運転
状態を検出する手段、の少なくとも1つを含み、 機関の負荷が所定値を超えた高負荷運転時、機関の燃焼
温度が所定温度以下の低い時、機関のEGR量が所定量
を超えて多い時、機関の冷却水温が所定温度以下の時、
機関の吸気温度が所定温度以下の時、大気圧が所定圧力
以下の時、前記車両が所定傾斜角を超えた登坂走行を行
っている時、機関の急加速時、急減速時の少なくとも1
つのパティキュレートが発生し易い条件が成立する時
に、前記稼働時間の重み付け手段が、みかけ上の稼働時
間を増やすことを特徴とする請求項1に記載のパティキ
ュレートフィルタの再生時期判断装置。 - 【請求項3】 前記パティキュレートが発生し易い条件
の程度に応じて、前記稼働時間の重み付け手段が、みか
け上の稼働時間の増大量を調節することを特徴とする請
求項2に記載のパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置。 - 【請求項4】 前記パティキュレートが発生し易い条件
が、同時にいくつ成立するかの数に応じて、前記稼働時
間の重み付け手段が、みかけ上の稼働時間の増大量を調
節することを特徴とする請求項2に記載のパティキュレ
ートフィルタの再生時期判断装置。 - 【請求項5】 内燃機関の排気通路に設けられたパティ
キュレート捕集用フィルタ内にパティキュレートが所定
量捕集された時に、着火手段によってフィルタ内に捕集
されたパティキュレートに着火すると共に2次空気を供
給し、前記フィルタを燃焼再生させる再生制御装置を備
えた内燃機関の排気浄化装置における、パティキュレー
トフィルタの再生時期判断装置であって、 前記フィルタの再生後の内燃機関の燃焼量を計測する内
燃機関の燃焼量検出手段と、 前記フィルタの再生後の内燃機関の燃焼量の積算値を前
記フィルタの再生基準値と比較し、燃焼量の積算値が前
記再生基準値を超えた時に前記フィルタの再生時期と判
定して前記再生制御装置を作動させる再生時期判定手段
と、 を備えることを特徴とするパティキュレートフィルタの
再生時期判断装置。 - 【請求項6】 前記燃焼量検出手段が、機関の燃焼量を
機関の各気筒内への燃料噴射量によって検出することを
特徴とする請求項5に記載のパティキュレートフィルタ
の再生時期判断装置。 - 【請求項7】 前記燃焼量検出手段が、機関の燃焼量を
機関の吸入空気量によって検出することを特徴とする請
求項5に記載のパティキュレートフィルタの再生時期判
断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5305429A JPH06229226A (ja) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | パティキュレートフィルタの再生時期判断装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-326675 | 1992-12-07 | ||
| JP32667592 | 1992-12-07 | ||
| JP5305429A JPH06229226A (ja) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | パティキュレートフィルタの再生時期判断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06229226A true JPH06229226A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=26564292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5305429A Withdrawn JPH06229226A (ja) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | パティキュレートフィルタの再生時期判断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06229226A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100506671B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2005-08-08 | 현대자동차주식회사 | 디젤 엔진의 입자상물질(pm)제거용 필터 시스템의재생시점 결정방법 |
| KR100756622B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2007-09-10 | 쌍용자동차 주식회사 | 디젤차량에서 촉매 재생로직 |
| CN117346277A (zh) * | 2023-09-12 | 2024-01-05 | 兰舍通风系统有限公司 | 新风主机滤网计时方法 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP5305429A patent/JPH06229226A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100506671B1 (ko) * | 2002-08-08 | 2005-08-08 | 현대자동차주식회사 | 디젤 엔진의 입자상물질(pm)제거용 필터 시스템의재생시점 결정방법 |
| KR100756622B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2007-09-10 | 쌍용자동차 주식회사 | 디젤차량에서 촉매 재생로직 |
| CN117346277A (zh) * | 2023-09-12 | 2024-01-05 | 兰舍通风系统有限公司 | 新风主机滤网计时方法 |
| CN117346277B (zh) * | 2023-09-12 | 2026-08-04 | 兰舍通风系统有限公司 | 新风主机滤网计时方法 |
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