JPH0622942A - 光学プローブ - Google Patents

光学プローブ

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JPH0622942A
JPH0622942A JP3265181A JP26518191A JPH0622942A JP H0622942 A JPH0622942 A JP H0622942A JP 3265181 A JP3265181 A JP 3265181A JP 26518191 A JP26518191 A JP 26518191A JP H0622942 A JPH0622942 A JP H0622942A
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optical
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JP3265181A
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Bernhard Fischer
ベルナード・フィッシャ
Martin Wunderling
マーチン・ワンデルリング
Martin Guenther
マーチン・グエンター
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    • A61B5/14539Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration or pH-value ; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid or cerebral tissue for measuring pH
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機械的応力によって生じる測定の不正確さを最
小化した血液パラメータの侵入測定のための改良された
光学プローブを得る。 【構成】本発明の一実施例では、シードに覆われるさま
ざまなセンサより構成される。各センサは光ファイバを
会してモニタに連結する。光ファイバは管によって覆わ
れる。シード中の光ファイバが働くことによって生じる
システム誤差を回避するため、シースが管と隣接する領
域において、シースをクリンプ等によって変形させ、シ
ースとセンサと管の間に良好な機械的接触を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体の循環系における血
液パラメータの侵入測定(invasivemeasu
rement)のための光学プローブに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術のその問題点】血液のパラメータの侵入測定
のためのプローブは、通常、光ファイバを介して設置さ
れるモニタに接続する少なくとも一つのセンサよりな
る。典型的には、このようなプローブは例えば酸素分圧
(pO2 )または炭酸ガス分圧(pCO2 )などの血液
ガスの測定、あるいは血液のpH値の測定のための1か
ら3個のセンサを備えている。これらのセンサはすべて
同様の機械的構造を有する。各センサの光ファイバの端
部には染料を含むゲルがある。染料の光学濃度及び他の
光学的パラメータは被測定の血液のパラメータによって
様々に変化する。連結するモニタから放射され光ファイ
バによって伝送される光は、ゲル内へ向けられそれを通
過する。それから光は同一のまたは他の光ファイバを介
して、染料によって生ずる光の減衰と他の光学的パラメ
ータの変化を測定するための検出器を備えたモニタにフ
ィードバックされる。この減衰または変化は被測定血液
パラメータの関数で、減衰、吸収、または他の光学パラ
メータの変化と血液パラメータとの相関関係はよく知ら
れているものである。
【0003】通常、光ファイバに対向した染料含有ゲル
に隣接してリレクタ(reflector)が配置され
ている。このようなセンサにおいて、光フィバを介して
伝送される光は、ゲルを通過してリフレクタで反射し、
再びゲルを通過して伝送する。この環境においては、各
センサには1個の光ファイバしか必要としない。さら
に、光が染料含有ゲルを二度通過するので、この染料に
関する光学的特性の変化を比較的容易に検出することが
できる。しかしながら、代替案として、光を(ゲルの通
過後)、第2の光ファイバに導き、第2の光ファイバか
らモニタへフィードバックさせる手段等もある。このよ
うな場合のすべてにおける重要な点は光がゲル領域を通
さなければならず、この領域で光の光学的特性が変化す
ることである。
【0004】光ファイバの端部、ゲルおよびリフレクタ
は、半透膜まは選択性膜(selective mem
brane)(例えばpHセンサの場合、水素イオン透
過エンベロープ)に包囲されている。この膜は一方では
選択されたイオンまたは分子だけを染料含有ゲルに到達
させ、他方では機械的な機能、すなわちゲルをある場所
に保持する機能を有する。
【0005】本願明細書においても、また、当業者には
周知のように染料含有ゲルの領域は、この領域における
膜の一部とともに「拡散(diffusion)領域」
と呼ばれている。本願明細書に記載される光学プローブ
は、通常、一個のプローブと共に、様々な血液パラメー
タを測定するために少なくとも3個のセンサを備えてい
る。このような場合には、各センサに夫々連結された単
一の光ファイバは、連結モニタと接続する単一のケーブ
ルで連結されている。しかしながら、1個または2個の
センサのみの光学プローブを構成することも可能であ
る。光学プローブは、染料に応じて前述のように様々な
血液パラメータ、例えばpH、酸素分圧(pO2 )、炭
酸ガス分圧(pCO2 )等を測定するために患者の動脈
中に導入することができる。ひずみ軽減(strain
−relieving)ワイヤ、動脈圧センサなどの他
の素子をプローブに一体化させることもできる。上述の
センサを含むこれら素子すべてを感知手段と呼ぶ。
【0006】以下に図面に基づいて詳細に説明する。同
様の構成要素については同じ番号を付す。図9は、例え
ば炭酸ガス分圧(pCO2 )またはpH値等の血液パラ
メータを侵入測定するための従来の典型的なシステムを
示す。光学送信器1の光は光ファイバ2(矢印2aを参
照)へ向けられる。この光ファイバ2はガラスファイバ
であることが好ましい。一般に一連(train)の光
パルスを使用するがこれは厳密な必須要件ではない。光
は光学カプラ3を通ってセンサの先端部4に到達し、先
端部4は患者の動脈中へ導入されることとなる。センサ
の先端部4は、フェノールレッドなどの染料が固定され
る(immobilized)ゲルを含む。染料は少な
くとも一つの光学パラメータ、好適には血液のpCO2
値(または他の場合にはpO2 値またはpH値)に応じ
た量で光の強度を変化させる。変化した光は同じ光ファ
イバの中に反射し光学カプラ3を通過した後、光学受信
器5(矢印5a参照)に到達する。光学送信器1と光学
受信器5はモニタまたは他の測定器8内に組込まれる。
破線6はプローブ7とモニタ8との間の取り外し可能な
接続を示している。例えば、光学プローブは複数個のセ
ンサとこれに関係する数の光ファイバから構成される。
好ましくは、pO2 、pCO2 、pHの夫々に対応する
3個のセンサを備えている。
【0007】次にpHセンサの縦断面を示す図10に基
づいて単一のセンサの動作を説明する。pHセンサの機
械的な構造はこの種のセンサにとって典型的なもので、
pO2 センサとpCO2 センサは同じ構造を有する。図
10に示されるように、pHセンサは光ファイバ9と光
学リフレクタ10を有する。光学リフレクタ10はステ
ンレス鋼から作られる。光ファイバ9とリフレクタ10
との間にはゲル11が配置される。このゲルはフェノー
ルレッドなどの染料を固定するために用いられ、この染
料の光学特性は測定される血液パラメータ、この場合は
pHとともに変動する。ゲル11に対向する光学リフレ
クタ10の表面10aは研磨されている。センサはのり
(glue)13によってセンサに固着される半透過膜
または選択膜12で囲まれてる。図10が示すようにの
り13はセンサの末端部(10では左側)と先端部(p
roximrl end)にのみ導入される。選択膜1
2は被測定イオンまたは気体分子だけを透過する。図1
0に示されるpHセンサの場合、選択膜12は水素(H
+ )イオンを透過させる。
【0008】図11は、3個のセンサから成る光学プロ
ーブのプローブ先端部14の縦断面を示す。シース15
はその外端部(先端部)で金属キャップ16によって密
封されており、17に示すように管部材18と接続す
る。シース15と管部材18との間の接続は接着手段に
よって固定される。管部材18は適切なモニタ(図示せ
ず)に接続するためのコネクタの所で終端する。シース
15は3個のセンサを備え、そのうちの2個は図10に
示されているものはpHセンサ19とpCO2 センサ2
0である。第3のセンサ、つまりpO2センサはpCO
2 センサ20の陰に隠れて図11には示されていない。
各センサは光ファイバを介して連結モニタと接続する。
ここではpHセンサ19の場合は光ファイバ21(適切
なエンベロープによって囲まれている)そしてpCO2
センサ20の場合は光ファイバ23エンベロープ24に
よって囲まれている)となる。様々なセンサはシリコー
ンのりまたは接着剤25によってシース内に固着されて
いる。シース15はさらに3個の開口部を有し、第1の
開口部は図11において26を付したもので、第2の開
口部27はpCO2 センサ20の後に隠れている。第3
の開口部は図11には示されておらず、切取られた部分
(broken−away part)に含まれてい
る。これらの開口部は、プローブ先端部が患者の動脈に
導入されるとき、センサを血液に接触させ、気体分子お
よび水素イオンがセンサへ確実に到達させるものであ
る。pCO2 センサ20はさらに染料含有ゲル28と光
学リフレクタ29を有する。染料含有ゲルが位置する領
域も「拡散領域(diffusion zone)」と
呼ばれる。センサ20は、シース15内に含まれる限
り、のりまたは接着剤によって光ファイバ23とリフレ
クタ29に固着されている半透過膜30に囲まれてい
る。同様にpHセンサ19は染料含有ゲル31、リフレ
クタ32および半透過膜33を有する。図11に示され
たプローブは血液パラメータ侵入光学プーロブの単なる
一実施例であることは明らかである。他の実施例におい
てはプローブは1個または2個のみのセンサまたは感知
手段と総称されるひずみ緩和ワイヤ(strain r
elieving wire)などの他の要素を有して
いてもよい。
【0009】血液パラメータの侵入ファイバ光学測定は
例えば1986年2月のIEEETransactio
ns on Biomedical Engineer
ingのvol.BME−33,No2,117頁およ
び1980年5月のJournal of Biome
dical Engineeringの141頁に詳述
されている。また、複数のセンサを有する光学プローブ
構造については本願出願人が以前に提出した平成3年8
月13日付の特許願にも述べられている。上記の特許願
には光学プローブの他の有利な素子も記載している。こ
の素子は、通常金属シースであるがセンサを機械的に一
体化させるセンサの先端部(proximal en
d)を覆うシースである。このシースは光ファイバを覆
う管部材(好ましくは、管はシース内に導入される)と
接続する。シースが管の一部分を包含していようと、シ
ースと管が単に隣接していようと、それらは互いに接触
していると述べることができる。広範囲な試験によって
このような型の光学プローブにおけるセンサの測定値
(sensor readings)の安定性は必ずし
も満足ではないことがわかっている。特に、血管または
人工血管内で、いったんセンサを使用すると、センサの
測定値は未使用のセンサの測定値と異なることが明らか
となっている。例えば、プローブをある化学環境に露
出、機械的な応力は記録されず、その測定値(pO2
pCO2 およびpH)は記録された。次に同じプローブ
を血管または人工血管への導入および後続の取り出しな
どの機械的応力に露出させると、再びセンサの測定値が
記録された。多くの場合、第2の測定値は第1の測定値
と著しく異なっていた。この測定値の差はシステムによ
る誤差と見えた。その上、観測された偏差は機械的応力
が終了したときに消失せず、すなわちプローブの正確度
は永久的に阻害されていた。この誤差はプローブの正確
度に影響を及ぼす。さらに不利なことには、この誤差を
センサの再キャリブレーションによっては完全に補償す
ることはできない。ここに記載されるセンサでは、使用
の直前に補正されている。血管中に導入された後、一点
キャリブレーション(例えばin vitro血液サン
プル分析などの他の方法によって得られた血液のパラメ
ータ値と比較することによって)を行なうことができ
る。このような一点キャリブレーションは一定のオフセ
ットを補正することができるが、機械的応力によって生
じる感度の変化を補正することはできない。言い換えれ
ば、センサの特性曲線の勾配を規定する第2の点も勾配
そのものも再度の補正をすることはできない。したがっ
て、プローブが機械的応力に対して生ずる測定誤差を回
避し、または最小化し、あるいは減少させる改良された
光学プローブに対する要求が存在している。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、プローブが機械的応力
を受けた後で生ずる測定誤差を回避し、または最小化
し、または減少させる1またはそれ以上の血液パラメー
タ・センサを備えた光学プローブを提供することにあ
る。
【0011】
【発明の概要】本発明では、センサと光学的に敏感な染
料含有ゲルを囲むシースは、少なくともプローブに使用
される光ファイバを覆う管に隣接する領域において、セ
ンサの少なくとも一個に関係してシースの円周方向のア
ーク角(ループ角)が円形の横断面の場合よりも大きく
なるようにその元の円形の断面形状に関して変形させ
る。光ファイバがシースに入る領域において良好なシー
スの機械的な固定およびシースとの接触を有する場合、
シースの中に延長する光ファイバの部分の動きが小さく
なる。シースの周囲のループ角を増加させることによっ
て、各光ファイバはシースに対して良好な機械的接触と
なり、そして光ファイバがシースの内側で移動すること
を防ぐ。管と隣接するシースの領域にクリンプさせるこ
とにより、シース内の光ファイバの光端部(proxi
mal end)の移動を防止または抑制するのにも十
分である。シースをその長さ全体に沿って、または光フ
ァイバを覆う領域に沿って変形させることは必要ではな
い。
【0012】他の実施例においては、シースは少なくと
も管に隣接する領域においてセンサによって占有されな
い断面積が円形の断面の場合よりも小さくなるようにそ
の元の円形に関して変形させる。これは自由な空間断面
積を減少させ、よって光ファイバの移動の自由が減少
し、このため光ファイバは染料含有ゲルに対する位置が
保持される。本発明の他の目的、局面および利点は本願
明細書の記載により、当業者には明らかとなる。
【0013】
【発明の実施例】機械的な応力を受けた後に生ずる測定
誤差は特定の機械的な問題によって起きる。密封状態下
でセンサの先端部を固着するために使用されるのりは、
通常、あまりかたすぎてはいけない。実際、接着力の弱
いのりが用いられている。これはのりが気体分子を透過
しなければならないからである(シリコーンのりはこの
ような必要条件に適合する)。しかしながら、ある機械
的応力状況下では、プローブは、例えば血管の湾曲によ
って生ずるか、血管にプローブを挿入するためのカテー
テルが使用される場合に強い曲げ応力(bending
force)を受ける。このような場合、光ファイバ
がシースの外側に配置されている限り曲げ応力は光ファ
イバによってシースの内側のセンサの部分に伝達され、
そしてのりの弱さのため、これは染料含有ゲルに対して
シースの内側で光ファイバの部分の移動を起こす。した
がって、光ファイバによって伝送された光の部分だけが
ゲルを通過し、次にこれがセンサの正確度に影響を及ぼ
す。もっと不利なことには多くの場合、のりはただ弾力
性があるだけではなく塑性または粘性をも有する。それ
だけではシース内の光ファイバは曲げ応力がなくなった
ときにその元の位置に完全には戻らない。すなわち、応
力は測定の正確度の永久的な低減を起こす。さらに、曲
げ応力を受けている間にシース内に延長する光ファイバ
の部分が移動すると染料含有ゲルの位置に変化が起き
る。曲げ応力がなくなったとき、ゲルはその元の位置に
戻らないので正確度をさらに阻害する。のりが全く弾力
的であつたとしても、すなわち光ファイバがその元の位
置に完全に戻ったとしても、これは起こる。しかしなが
ら、ほとんどの場合、どちらもその影響がみられ、光フ
ァイバもゲルもそれぞれ元の位置には戻らない。
【0014】本発明は少なくとも管と隣接する領域にお
いて、少なくとも1個のセンサに関するシースの円周方
向のアーク角(ループ角)が円形断面の場合よりも大き
いようにその元の円形に関してシースが変形されること
によってこの問題を解決する。言い換えれば、センサの
次または隣接する領域におけるシースの曲率半径は円形
の場合よりも小さい。シース内に延長する光ファイバ部
分の移動は、比較的弱いのりを用いたとしても、光ファ
イバがシースに入る領域(すなわち管と隣接するシース
の領域)においてシースに対する機械的な固定または接
触が比較的良好な場合に、シース内に延長する光ファイ
バ部分の移動を防止することができる。これは、少なく
とも1個センサのの周囲のループ角が元の円形の形状の
ときよりも大きくなることによって実現される。このよ
うなシースの「変形(deformation)」は、例えば、以下
に詳述するようにシースをクリンプさせることによって
得る。円周のループ角の増加によってそれぞれの光ファ
イバはシースに対して良好な機械的接触となり、そし
て、光ファイバをシースの内側で移動することを防止す
る。驚くべきことに、管に隣接するシースの領域におけ
るこのようなクリンプは、シース内の光ファイバの先端
部の移動を防止、または制限するのに十分であることを
見い出し、それ以上の測定は必要がない。特にシースを
その長さ全体にわたって、あるいは光ファイバを覆う領
域にわたって変形させることは必要がない。このような
実施例も本発明に含まれるが、その必要は厳密にはな
い。
【0015】本発明の他の実施例においては、シースは
少なくとも管と隣接する領域でセンサによって占有され
ない断面積が円形の断面の場合よりも小さくなるよう
に、その元の円形に関係して変形される。これは自由空
間断面積を減少させ、よって光ファイバの移動の自由が
減少し、このため光ファイバの染料含有ゲルに対する位
置が保持される。もし光学プローブが1個だけのセンサ
を備えているならば、この設計の利点も得ることができ
る。
【0016】本発明に係る方法によれば、光学プローブ
を機械的に組立てる。特に、光ファイバを収容する管が
元の円形のシースの中に導入させることが好ましい。そ
して、管と隣接するシースの部分は好ましくはクリンプ
させることによって機械的に変形させる。変形した領域
は、シース内へ導入される管の部分と少なくとも同じ長
さであることが好ましい。管を同様に変形し、そして、
付加的な安定性を得ることができる(管がシース内に延
長することは必ずしも必要ではない)。製造方法におけ
るその他の有利なステップによれば、二つの構成素子が
組合される前に、のりをシース内に導入するか、または
管の外側に与える。そして、のりが硬化する前に変形が
行われる。これはさらに安定性を増加させることにな
る。シースの内側の管を固定するために使用されるのり
が、シースの内側にセンサを固定するために使用される
のりと必ずしも同じでなくてよいことは理解されるが、
これに反して、シースの末端部の近くののりは気体分子
を透過する必要がないので比較的コンシスタンシーの高
いのりを使用する方が有利である(例えば、機械的安定
性がさらに増加する)。
【0017】血管中に導入する際に、光学プローブは機
械的な曲げ応力を受ける。これは図12に(誇張して)
示す。患者の血管34(例えば動脈)は(その周囲組織
は35で示している)、鋭い(strong)曲率36
を有する。光学プローブ37はこの血管中に導入され
る。曲げることのできない金属シース38の硬いコンシ
ステンシーのため、すべての曲げ応力は、シース38と
管39との間の変化部(transition)(領域
40)に作用する。図13は図10と同様なもので、同
じ参照番号をシースと管の間の変化点でこのような曲げ
応力が生ずるときにセンサの内側で何が起きるかを示し
ているものである。この図もまた得られる結果を明確に
示すために幾分誇張されている。もし光ファイバ9が矢
印41によって示される曲げ応力を受けるならば、曲げ
応力は光ファイバ9の内部分9’(シース内に延長する
部分)に伝達される。光ファイバ9の内部分9’は次に
膜12(矢印42)に向って押しつけられる。光ファイ
バ9の内部分9’は染料含有ゲル11に対して転置し、
光ファイバ9の光軸、内部分9’およびリフレクタ10
はアライメントされている状態ではない。さらに、ゲル
11も配置される(図13によれば上方向)。この結
果、指示されたpH値(またはpO2 またはpCO
2 値)に偏差が生ずる(センサの正確度を低減)。この
ようなセンサの測定値の偏差は、プローブが曲げ応力を
受ける状況に限定されない。センサが曲げ応力から解放
されても、この偏差は消失しない。この結果は曲げ応力
が終了する際(即ち、プローブがさらに血管内へ押し込
まれるか、または取り出されることにより)の図13の
センサを図14A、図14Bに示す。図14Aでは光フ
ァイバ9の内部分9’がその元の位置に完全には戻らな
いことを示している。同様に図14Bは光ファイバ9が
その元の位置に戻ったがゲル11’は位置の変ったまま
である状態を示す。どちらの場合もセンサの測定値の偏
差は永久的で、またはセンサの正確度が永久的に阻害さ
れる(ほとんどのアプリケーションにおいては、図14
A、図14Bの両方の結果が見られる)。
【0018】図15は、図12に示す従来のプローブの
A−A断面面である(ただし、図15にはひずみ緩和ワ
イヤ44が追加して示している)。シース15はpHセ
ンサ19、pCO2 センサ20、pO2 センサ43およ
び図11には示されていないひずみ緩和ワイヤ44を囲
む。断面はさらにセンサの光学ファイバ21、23、4
5、それらを周囲する選択性膜33、30、46、のり
25が示されている。本発明によれば、図15に示す型
のシース15は、シースと光ファイバとの機械的な結合
が改善されるように、言い換えれば、管と光ファイバに
作用する曲げ応力をシースが吸収するように、管と隣接
する領域においてその元の円形断面から変形する。これ
は、例えば、関連する領域のシースをクリンプさせるこ
とによって行なわれる。
【0019】円周のループ角を増加させるかまたは自由
空間断面積を減少させるためには幾つかの可能性があ
る。しかしながら、試験では多角形類の外形(cont
our)が優れた結果をもたらすことを示した。特に、
四角形(4個の感知手段の場合)または三角形(3個の
感知手段の場合)は正確度をかなり改善するだけでな
く、これらの形状は製造が容易である。このような多角
形類で丸い緑の形状によって、血管を損傷させる危険性
を減少させることができる。それにもかかわらずさら
に、本発明では、楕円形、三葉(クローバー)の形状な
どの有利な形状が考えられる。
【0020】本発明の一実施例では、光学プローブのシ
ースは、少なくとも管と隣接する領域において少なくと
も1個のセンサに対するシースの円周のループ角が円形
断面の場合よりも大きくなるように円形から変形した断
面を有している。他の有利な実施例によれば、シースは
少なくとも管と隣接する領域においてセンサによって占
有されない断面面積が円形断面の場合よりも小さい断面
を有する。図1は本発明に従ってシース15の変形後の
プローブの一実施例を示す(図5のB−B断面図)。こ
の場合、円形のシース15は四角形に変形されている。
結果はすべてのセンサ19、20、43に関するシース
の円周のループ角は円の形状と比較して増加するという
ことである。その曲率半径はより小さくなる。これは限
界(critical)領域における安定性とフォーム
ロッキング(形状固定、form−locking)を
増加させる。同様に自由領域断面積は減少する。
【0021】他の実施例を図2に示す。ここでは、シー
ス156の断面形状は楕円形に変形される。これによ
り、自由空間断面積を減少させ、pHセンサ19とpC
2 センサ20を囲む円周ループ角を増加させる。ワイ
ヤ44とpO2 センサ43を囲む円周囲のループ角は増
加しないが、図示の実施例は測定誤差の減少を確実に
し、特に製造することが容易となる。
【0022】図1及び図2の実施例は、4個の感知手段
を備えた光学プローブに関するものである。しかしなが
ら、本発明の基本的なアプローチは4個より少ないかま
たは多い感知手段を備えたプローブにも容易に応用する
ことができる。例えば、図3は3個のセンサ19、2
0、43を備えているが、ひずみ緩和ワイヤはなく、シ
ース15Cは三角形に変形する。2個の感知手段を備え
た環境については、例えば、楕円形あるいは、四角形の
対向する縁部に隣接する2個の半円を有する四角形を選
択してもよい。同様に5個またはそれ以上の感知手段の
場合には多角形類の形状、好ましくは丸い角を有するも
のを使用することが好ましい(丸い角を有する設計は製
造が容易であり、そして患者の血管壁を損傷させる危険
性を減少させる)。
【0024】センサ19、20、43とワイヤ44を備
えた他の実施例を図4に示す。シース15dは三葉形状
に変形される。これにより、曲げ応力に対して極めて良
好な機械的安定性を保証する。しかし、図4の形状のほ
とんどは図1から図3に示された形状よりも製造が困難
である。
【0025】クリンプされた光学プローブの縦断面を図
5に示す。変形されたシースには15eを、変形された
管には18eの番号を付している。図面の目的のため、
センサを図5に示していない。クリンプによるシースの
変形は領域47において行なわれた。図5ではシース1
5eが変形されただけではなく、シース内に延長する管
18eも変形したことを明瞭に示している(これは図1
〜図4からは読みとれない)。シースおよび管の変形は
それらの機械的結合を増大させ、シースの内側での先端
光ファイバへの曲げ応力の伝達を防止することより、こ
れは本発明の重要な特徴である。製造においては、シー
ス15e内の末端部および/または管18e外側先端部
にのりをさらに塗布することで、安定性を向上させ、イ
オンまたは気体分子をシース15eの内側に到達するこ
とが防ぐ。この場合、シースと管の変形はのりが硬化す
る前に行なわれるが、このため硬化したのりのクラック
またはひびが防止される。しかしながら、のりを追加し
ないで管とシースを接合させ、これらを変形することも
可能である。図5の実施例において、正確度の問題を回
避するための最も重要な領域である領域47に沿ってプ
ローブをクリンプさせる。しかしながら、本発明はまた
領域がシース15e全体にわたって延長する場合であっ
ても、比較的小さいまたは比較的大きいクリンプ領域に
関連することは明らかである。
【0025】本発明によって得ることのできる改善され
た正確度を実証するために試験を行なった。図6には光
学プローブが矢印49の方向に導入される人工血管(ま
たはカテーテル)48が示されている。曲げ半径はプロ
ーブの導入がまだ可能なように選択した。従来の(クリ
ンプされていない)pHセンサの場合、試験により初期
測定値と挿入および取り出した後の測定値における平均
偏差はΔpH=0.022であった。クリンプされたp
Hセンサの場合、この偏差は平均でΔpH=0.008
に減少した。同様に、クリンプされていないpCO2
ンサは、ΔpCO2 =2.1トル(Torr)(279
pa)の平均偏差を示し、ひだをここでクリンプされた
pCO2 センサはΔpCO2 =0.8トル(Torr)
(106pa)であった。すなわち、本発明は信号偏差
を係数として約2.6〜2.7だけ減少させることがで
きた。
【0026】図7は4個の感知手段を備えたプローブを
変形するために使用されたツール50を示す。円形のプ
ローブを二個のクリンプされた素子51a、51b間に
導入し、それから上側素子51aを矢印52の方向へ移
動させる(代わりに、素子51bまたは両方の素子を移
動させることも可能である)。この結果、四角形に変形
したシースを得ることができ、シースの二個の縁部だけ
が丸くする。四個の縁部を全て丸い変形を得るため、あ
とでプローブを90度回転させ、再びクリンプさせるこ
とが必要である。これと対照的に、図8のクリンプ・ツ
ール(要素53および54)は、要素53を矢印55の
方向へ移動すると、1回の通過しか必要としない。この
ような型の場合には1回通過の後、すべての縁部を丸く
することができる。血液気体パラメータの侵入測定のた
めの一つの改良された光学プローブが開示されている。
本発明の実施例およびアプリケーションを詳述したが、
本発明から逸脱することなく、多くの変更が可能である
ことは当業者には自明のことである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように管と接触する断面部
分を変形(シースを円形でなく他の多角形等に変形す
る)することにより、血管への挿入、取り出し時または
他の曲げ応力がかかっても血液パラメータに測定悪影響
を及ぼさない光学プローブを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学プローブの一実施例を示す断
面図。
【図2】本発明に係る光学プローブの一実施例を示す断
面図。
【図3】本発明に係る光学プローブの一実施例を示す断
面図。
【図4】本発明に係る光学プローブの一実施例を示す断
面図。
【図5】本発明に係る光学プローブの一実施例を示す縦
断面図。
【図6】本発明に係る光学プローブと従来の光学プロー
ブを曲げ応力に関して試験を行った人工環境の概略図。
【図7】本発明に係る第1のクリンプ・ツールの概略
図。
【図8】本発明に係る第2のクリンプ・ツールの概略
図。
【図9】従来の血液パラメータ侵入測定の光学システム
の概略図。
【図10】単一の血液パラメータのセンサに連結した従
来の光学プローブの断面図。
【図11】複数の血液パラメータのセンサを有する従来
の光学プローブの断面図。
【図12】従来の光学プローブの機械的問題を説明する
ための図。
【図13】曲げ応力を受けた従来の光学プローブの断面
図。
【図14A】曲げ応力を受けた後の従来の光学プローブ
の断面図。
【図14B】曲げ応力を受けた後の従来の光学プローブ
の断面図。
【図15】図11のA−A断面図。
【符号の説明】
1:光学送信器 2、9、21、23:光ファイバ 3:光学受信器、 4:プローブ先端部 10:リフレクタ 11、28:ゲル 12:選択膜 13、25:のり 15、15a、15b、15c、15d、15e:シー
ス 19:pHセンサ 20:pCO2 センサ 43:pO2 センサ 30:半透過膜 44:ひずみ緩和ワイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生物学的循環系の1以上の血液パラメータ
    の侵入測定のための光学プローブにおいて、 前記血液パラメータに対して光学的に反応する染料含有
    ゲルから成る感知拡散領域を有する少なくとも2つの感
    知手段と、 前記染料含有ゲルと光学的に連絡する端部を有する光学
    素子を含む前記染料含有ゲルと連結する部材と、 前記染料含有ゲルと前記部材を覆う選択膜と、 前記端部を除く前記光学素子を覆う管と、 前記感知手段を覆うシースと、前記シースが前記管の部
    分と接触する領域を除いて、前記シースは一般に円形の
    断面を有し、前記領域内の前記シースの円周のループ角
    度が少なくとも1個の感知手段に対して前記円形断面よ
    り大きいことを特徴とする光学プローブ。
  2. 【請求項2】生物学的循環系の1以上の血液パラメータ
    の侵入測定のための光学プローブにおいて、 前記血液パラメータに対して光学的に反応する染料含有
    ゲルから成る感知拡散領域を有する少なくとも1つの感
    知手段と、 前記染料含有ゲルと光学的に連絡する端部を有する光学
    素子を含む、前記染料含有ゲルと連結する部材と、 前記染料含有ゲルと前記部材を覆う選択膜と、 前記端部を除く前記光学素子を覆う管と、 前記感知手段を覆うシースと、前記シースが前記管の部
    分と接触する領域を除いて、前記シースは一般に円形の
    断面を有し、前記感知手段が占有されない前記領域内の
    断面積が前記円形断面より小さいことを特徴とする光学
    プローブ。
  3. 【請求項3】次の(イ)と(ロ)を含む生物学的循環系
    の1以上の血液パラメータの侵入測定のための光学プロ
    ーブの製造方法。 (イ)血液パラメータに対して光学的に反応する染料含
    有ゲルから成る感知拡散領域と前記染料含有ゲルと光学
    的に接続する端部を有する1またはそれ以上の感知手段
    と前記端部を除いて前記感知手段を覆う管と前記管の部
    分に接触し、前記端部と前記染料含有ゲルを覆うシース
    から成る光学プローブを組立て、(ロ)前記シースを基
    の断面に関して少なくとも前記シースが前記管と接触す
    る領域において変形させ、少なくとも1個の前記感知手
    段に関係して前記シースの円周のループ角度を増加させ
    る。
  4. 【請求項4】次の(イ)と(ロ)を含む生物学的循環系
    の1以上の血液パラメータの侵入測定のための光学プロ
    ーブの製造方法。 (イ)血液パラメータに対して光学的に反応する染料含
    有ゲルから成る感知拡散領域と前記染料含有ゲルと光学
    的に接続する端部を有する1またはそれ以上の感知手段
    と前記端部を除いて前記感知手段を覆う管と前記管の部
    分に接触し、前記端部と前記染料含有ゲルを覆うシース
    から成る光学プローブを組立て、(ロ)前記シースの元
    の断面に関して少なくとも前記シースが前記管と接触す
    る領域において変形させ、前記感知手段によって占有さ
    れない前記シースの断面積が前記元の断面よりも小さく
    する。
JP3265181A 1990-09-17 1991-09-17 光学プローブ Pending JPH0622942A (ja)

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