JPH06229448A - オイルポンプの構造 - Google Patents
オイルポンプの構造Info
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- JPH06229448A JPH06229448A JP3460893A JP3460893A JPH06229448A JP H06229448 A JPH06229448 A JP H06229448A JP 3460893 A JP3460893 A JP 3460893A JP 3460893 A JP3460893 A JP 3460893A JP H06229448 A JPH06229448 A JP H06229448A
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- rotor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0434—Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps; Pressure control
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 無段変速機の駆動側軸の曲げ変形によるオイ
ルポンプの構成部材同士の接触を防止し得て、オイルポ
ンプの機械効率の低下を防止し得るとともに騒音の発生
や焼き付き・摩耗を防止し得て、コスト的に有利に実施
し得るオイルポンプの構造を実現する。 【構成】 ポンプハウジング56のロータ収納窪部にア
ウタロータ58及びインナロータ60を回転可能に収納
し、これらアウタロータ及びインナロータを被包するよ
うに前記ポンプハウジングにポンプカバー62を取付
け、駆動側軸8によりアウタロータ及びインナロータを
回転させるべく前記駆動側軸の軸側スプライン70を前
記インナロータのロータ側スプライン72に嵌合させて
設けたオイルポンプ18において、前記駆動側軸の軸側
スプラインは駆動側軸の軸方向中心線から歯先面までの
距離を歯幅方向の少なくとも一端側に向かって漸次小さ
くなるように形成した。
ルポンプの構成部材同士の接触を防止し得て、オイルポ
ンプの機械効率の低下を防止し得るとともに騒音の発生
や焼き付き・摩耗を防止し得て、コスト的に有利に実施
し得るオイルポンプの構造を実現する。 【構成】 ポンプハウジング56のロータ収納窪部にア
ウタロータ58及びインナロータ60を回転可能に収納
し、これらアウタロータ及びインナロータを被包するよ
うに前記ポンプハウジングにポンプカバー62を取付
け、駆動側軸8によりアウタロータ及びインナロータを
回転させるべく前記駆動側軸の軸側スプライン70を前
記インナロータのロータ側スプライン72に嵌合させて
設けたオイルポンプ18において、前記駆動側軸の軸側
スプラインは駆動側軸の軸方向中心線から歯先面までの
距離を歯幅方向の少なくとも一端側に向かって漸次小さ
くなるように形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオイルポンプの構造に
係り、特に無段変速機の駆動側軸の曲げ変形によるオイ
ルポンプの構成部材同士の接触を防止し得て、オイルポ
ンプの機械効率の低下を防止し得るとともに騒音の発生
や焼き付き・摩耗を防止し得て、インナロータのロータ
側スプラインの加工公差を緩くし得て、コスト的に有利
に実施し得るオイルポンプの構造に関する。
係り、特に無段変速機の駆動側軸の曲げ変形によるオイ
ルポンプの構成部材同士の接触を防止し得て、オイルポ
ンプの機械効率の低下を防止し得るとともに騒音の発生
や焼き付き・摩耗を防止し得て、インナロータのロータ
側スプラインの加工公差を緩くし得て、コスト的に有利
に実施し得るオイルポンプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、内燃機関の
発生する駆動力を運転状態に応じて適切に取出すため
に、例えば、プーリとベルトとにより変速比を無段階に
変化させる無段変速機を搭載したものがある。無段変速
機としては、図11示すものがある。図11において、
102は内燃機関、104は無段変速機、106は変速
機ケース、108は駆動側軸、110は被動側軸、11
2は駆動側プーリ、114は被動側プーリ、116はベ
ルト、118はオイルポンプである。
発生する駆動力を運転状態に応じて適切に取出すため
に、例えば、プーリとベルトとにより変速比を無段階に
変化させる無段変速機を搭載したものがある。無段変速
機としては、図11示すものがある。図11において、
102は内燃機関、104は無段変速機、106は変速
機ケース、108は駆動側軸、110は被動側軸、11
2は駆動側プーリ、114は被動側プーリ、116はベ
ルト、118はオイルポンプである。
【0003】この無段変速機104の変速機ケース10
6は、第1ケース部120と第2ケース部122とカバ
ー部124とからなり、第1壁部126及び第2壁部1
28に前記駆動側軸108及び被動側軸110を夫々駆
動側第1・第2軸受130・132及び被動側第1・第
2軸受134・136により軸支している。駆動側軸1
08は、内燃機関102により駆動される。
6は、第1ケース部120と第2ケース部122とカバ
ー部124とからなり、第1壁部126及び第2壁部1
28に前記駆動側軸108及び被動側軸110を夫々駆
動側第1・第2軸受130・132及び被動側第1・第
2軸受134・136により軸支している。駆動側軸1
08は、内燃機関102により駆動される。
【0004】前記駆動側軸108に設けられる駆動側プ
ーリ112は、駆動側固定プーリ部片138と駆動側可
動プーリ部片140とからなり、駆動側油圧室142を
設けている。また、被動側軸110に設けられる被動側
プーリ114は、被動側固定プーリ部片144と被動側
可動プーリ部片146とからなり、被動側油圧室148
及びばね150を設けている。これら駆動側プーリ11
2及び被動側プーリ114には、ベルト116を巻掛け
ている。
ーリ112は、駆動側固定プーリ部片138と駆動側可
動プーリ部片140とからなり、駆動側油圧室142を
設けている。また、被動側軸110に設けられる被動側
プーリ114は、被動側固定プーリ部片144と被動側
可動プーリ部片146とからなり、被動側油圧室148
及びばね150を設けている。これら駆動側プーリ11
2及び被動側プーリ114には、ベルト116を巻掛け
ている。
【0005】この無段変速機104は、オイルポンプ1
18を設けている。オイルポンプ118の吐出するオイ
ルは、バルブボディ152内の各種制御弁(図示せず)
により圧力を調整されて駆動側油圧室142及び被動側
油圧室148に供給される。なお、符号154は油圧ク
ラッチである。
18を設けている。オイルポンプ118の吐出するオイ
ルは、バルブボディ152内の各種制御弁(図示せず)
により圧力を調整されて駆動側油圧室142及び被動側
油圧室148に供給される。なお、符号154は油圧ク
ラッチである。
【0006】このような無段変速機としては、特公平1
−33704号公報に開示されるものがある。この公報
に開示される無段変速機は、内燃機関にクラッチを介し
て無段変速機を連結するとともに前記内燃機関により駆
動されるオイルポンプを変速機ケースに組付け、前記ク
ラッチと無段変速機とを連結する入力軸内にポンプ駆動
軸を挿通し、このポンプ駆動軸の一端を内燃機関側に連
結するとともにポンプ駆動軸の他端をオイルポンプのイ
ンナロータに連結したものである。
−33704号公報に開示されるものがある。この公報
に開示される無段変速機は、内燃機関にクラッチを介し
て無段変速機を連結するとともに前記内燃機関により駆
動されるオイルポンプを変速機ケースに組付け、前記ク
ラッチと無段変速機とを連結する入力軸内にポンプ駆動
軸を挿通し、このポンプ駆動軸の一端を内燃機関側に連
結するとともにポンプ駆動軸の他端をオイルポンプのイ
ンナロータに連結したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
す無段変速機104のオイルポンプ118は、図10に
示す如く、ポンプハウジング156とアウタロータ15
8とインナロータ160とポンプカバー162とから構
成される。ポンプハウジング156は、第1ケース部1
20の第1壁部126に取付けられる。ポンプハウジン
グ156には、アウタロータ158及びインナロータ1
60を回転可能に収納するロータ収納窪部164を設け
ている。
す無段変速機104のオイルポンプ118は、図10に
示す如く、ポンプハウジング156とアウタロータ15
8とインナロータ160とポンプカバー162とから構
成される。ポンプハウジング156は、第1ケース部1
20の第1壁部126に取付けられる。ポンプハウジン
グ156には、アウタロータ158及びインナロータ1
60を回転可能に収納するロータ収納窪部164を設け
ている。
【0008】アウタロータ158には、アウタ側歯部1
66を設けている。インナロータ160には、アウタ側
歯部166に噛合するインナ側歯部168を設けてい
る。ポンプカバー162は、これらアウタロータ158
及びインナロータ160を被包してポンプハウジング1
56に取付けられる。
66を設けている。インナロータ160には、アウタ側
歯部166に噛合するインナ側歯部168を設けてい
る。ポンプカバー162は、これらアウタロータ158
及びインナロータ160を被包してポンプハウジング1
56に取付けられる。
【0009】このオイルポンプ118は、駆動側軸10
8に設けた軸側スプライン170をインナロータ160
に設けたロータ側スプライン172に嵌合させている。
これにより、オイルポンプ118は、駆動側軸108に
よりアウタロータ158及びインナロータ160を回転
させ、アウタ側歯部166とインナ側歯部168との間
に回転方向に拡縮しつつ移動する作動室174を形成
し、オイルを吸入・吐出する。
8に設けた軸側スプライン170をインナロータ160
に設けたロータ側スプライン172に嵌合させている。
これにより、オイルポンプ118は、駆動側軸108に
よりアウタロータ158及びインナロータ160を回転
させ、アウタ側歯部166とインナ側歯部168との間
に回転方向に拡縮しつつ移動する作動室174を形成
し、オイルを吸入・吐出する。
【0010】前記ポンプハウジング156には、作動室
174に連通される吸入ポート176及び吐出ポート1
78を設けるとともに、ハウジング吸入通路180及び
ハウジング第1・第2吐出通路182・184を設けて
いる。また、ポンプハウジング156には、下方にポン
プマニホルド186を装着している。ポンプマニホルド
186は、オイルストレーナ188を装着し、図示しな
いオイルパンに取付けられる。なお、符号190はマニ
ホルド吸入通路、符号192はマニホルド吐出通路であ
る。
174に連通される吸入ポート176及び吐出ポート1
78を設けるとともに、ハウジング吸入通路180及び
ハウジング第1・第2吐出通路182・184を設けて
いる。また、ポンプハウジング156には、下方にポン
プマニホルド186を装着している。ポンプマニホルド
186は、オイルストレーナ188を装着し、図示しな
いオイルパンに取付けられる。なお、符号190はマニ
ホルド吸入通路、符号192はマニホルド吐出通路であ
る。
【0011】これにより、オイルポンプ118は、無段
変速機104の駆動側軸108によりアウタロータ15
8及びインナロータ160を回転され、アウタ側歯部1
66とインナ側歯部168との間に回転方向に拡縮しつ
つ移動する作動室174により、図示しないオイルパン
内のオイルを吸入ポート176から吸入するとともに圧
縮して吐出ポート178から吐出する。
変速機104の駆動側軸108によりアウタロータ15
8及びインナロータ160を回転され、アウタ側歯部1
66とインナ側歯部168との間に回転方向に拡縮しつ
つ移動する作動室174により、図示しないオイルパン
内のオイルを吸入ポート176から吸入するとともに圧
縮して吐出ポート178から吐出する。
【0012】吐出されるオイルは、無段変速機104の
バルブボディ152内の各種制御弁(図示せず)により
圧力を調整されて駆動側油圧室142及び被動側油圧室
148に供給され、駆動側プーリ112及び被動側プー
リ114の溝幅を相対的に増減させてベルト116の回
転半径を増減させ、変速比を無段階に変化させる。
バルブボディ152内の各種制御弁(図示せず)により
圧力を調整されて駆動側油圧室142及び被動側油圧室
148に供給され、駆動側プーリ112及び被動側プー
リ114の溝幅を相対的に増減させてベルト116の回
転半径を増減させ、変速比を無段階に変化させる。
【0013】ところが、この無段変速機104は、駆動
側軸108に設けた駆動側プーリ112と被動側軸11
0に設けた被動側プーリ114とに引張型のベルト11
6を巻掛けていることにより、伝達されるトルクが大き
い場合に、駆動側軸108及び被動側軸110の間に大
きな引張力F1が作用する。この引張力F1は、図11
に一点鎖線で示す如く、駆動側軸108に曲げ変形を生
じさせることになる。
側軸108に設けた駆動側プーリ112と被動側軸11
0に設けた被動側プーリ114とに引張型のベルト11
6を巻掛けていることにより、伝達されるトルクが大き
い場合に、駆動側軸108及び被動側軸110の間に大
きな引張力F1が作用する。この引張力F1は、図11
に一点鎖線で示す如く、駆動側軸108に曲げ変形を生
じさせることになる。
【0014】この駆動側軸108の曲げ変形は、図9に
示す如く、駆動側軸108の軸側スプライン170を傾
斜変位させることにより、この軸側スプライン170に
ロータ側スプライン172により嵌合されたインナロー
タ160に作用され、ポンプハウジング156や第1ケ
ース部120の第1壁部126及びポンプカバー162
に対してインナロータ160の姿勢を傾斜変位させるこ
とになる。
示す如く、駆動側軸108の軸側スプライン170を傾
斜変位させることにより、この軸側スプライン170に
ロータ側スプライン172により嵌合されたインナロー
タ160に作用され、ポンプハウジング156や第1ケ
ース部120の第1壁部126及びポンプカバー162
に対してインナロータ160の姿勢を傾斜変位させるこ
とになる。
【0015】この場合に、オイルポンプ118は、アウ
タロータ158及びインナロータ160と第1ケース部
120の第1壁部126及びポンプカバー162との間
にクリアランスを確保していることにより、ある程度の
インナロータ160の傾斜変位を吸収することができ
る。
タロータ158及びインナロータ160と第1ケース部
120の第1壁部126及びポンプカバー162との間
にクリアランスを確保していることにより、ある程度の
インナロータ160の傾斜変位を吸収することができ
る。
【0016】しかし、このアウタロータ158及びイン
ナロータ160のポンプハウジング156の幅方向に対
するクリアランスは、ポンプの容積効率を確保する目的
で小さく(例えば、18〜50μm)設定している。
ナロータ160のポンプハウジング156の幅方向に対
するクリアランスは、ポンプの容積効率を確保する目的
で小さく(例えば、18〜50μm)設定している。
【0017】このため、駆動側軸108の曲げ変形によ
るインナロータ160の傾斜変位は、ポンプハウジング
156の幅方向のクリアランスにより吸収し得ず、オイ
ルポンプ118の構成部材であるアウタロータ158及
びインナロータ160を、ポンプハウジング156の内
面156aや第1壁部126の内面126a及びポンプ
カバー162の内面162aに強く接触させることにな
り、オイルポンプ118の機械効率の低下を招くととも
に騒音の発生や焼き付き・摩耗を招く不都合がある。
るインナロータ160の傾斜変位は、ポンプハウジング
156の幅方向のクリアランスにより吸収し得ず、オイ
ルポンプ118の構成部材であるアウタロータ158及
びインナロータ160を、ポンプハウジング156の内
面156aや第1壁部126の内面126a及びポンプ
カバー162の内面162aに強く接触させることにな
り、オイルポンプ118の機械効率の低下を招くととも
に騒音の発生や焼き付き・摩耗を招く不都合がある。
【0018】このような不都合は、駆動側軸108の軸
側スプライン170とインナロータ160のロータ側ス
プライン172とのクリアランスを大きくすることによ
り、回避することができる。しかし、軸側スプライン1
70とロータ側スプライン172とのクリアランスを大
きくすることは、高圧縮時の吐出性能の低下等の他の不
都合を招くおそれがある。
側スプライン170とインナロータ160のロータ側ス
プライン172とのクリアランスを大きくすることによ
り、回避することができる。しかし、軸側スプライン1
70とロータ側スプライン172とのクリアランスを大
きくすることは、高圧縮時の吐出性能の低下等の他の不
都合を招くおそれがある。
【0019】詳述すると、オイルポンプ118の高圧縮
時には、アウタ側歯部166とインナ側歯部168との
間の作動室174内の圧力も高まる。作動室内174の
圧力の高まりは、図8に示す如く、インナロータ160
に力F2を作用させることになる。この力F2は、軸側
スプライン170とロータ側スプライン172とのクリ
アランスが大きいと、インナロータ160を図7におい
て上方の径方向に押し上げて移動させることになる。
時には、アウタ側歯部166とインナ側歯部168との
間の作動室174内の圧力も高まる。作動室内174の
圧力の高まりは、図8に示す如く、インナロータ160
に力F2を作用させることになる。この力F2は、軸側
スプライン170とロータ側スプライン172とのクリ
アランスが大きいと、インナロータ160を図7におい
て上方の径方向に押し上げて移動させることになる。
【0020】このため、アウタ側歯部166とインナ側
歯部168とのチップクリアランスSが大きくなり、作
動室174内の高圧のオイルが吐出側から吸入側に洩れ
てしまい、ポンプの容積効率を低下させる不都合があ
る。また、駆動側軸108の軸側スプライン170とイ
ンナロータ160のロータ側スプライン172とのクリ
アランスを大きくすると、吐出圧が低い場合にインナロ
ータ160が遊動してしまい、アウタ側歯部166とイ
ンナ側歯部168とが衝接して騒音を発生する不都合が
ある。
歯部168とのチップクリアランスSが大きくなり、作
動室174内の高圧のオイルが吐出側から吸入側に洩れ
てしまい、ポンプの容積効率を低下させる不都合があ
る。また、駆動側軸108の軸側スプライン170とイ
ンナロータ160のロータ側スプライン172とのクリ
アランスを大きくすると、吐出圧が低い場合にインナロ
ータ160が遊動してしまい、アウタ側歯部166とイ
ンナ側歯部168とが衝接して騒音を発生する不都合が
ある。
【0021】このように、駆動側軸108の曲げ変形に
よるオイルポンプ118の構成部材同士の接触を防止す
べく、単に軸側スプライン170とロータ側スプライン
172とのクリアランスを大きくするだけでは、高圧縮
時の吐出性能の低下等の他の不都合を招くおそれがあ
る。
よるオイルポンプ118の構成部材同士の接触を防止す
べく、単に軸側スプライン170とロータ側スプライン
172とのクリアランスを大きくするだけでは、高圧縮
時の吐出性能の低下等の他の不都合を招くおそれがあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】このような不都合を解消
すべく、この発明は、変速機ケースに軸支される駆動側
軸及び被動側軸の駆動側プーリ及び被動側プーリの溝幅
を増減させることによりこれら駆動側プーリ及び被動側
プーリに巻掛けられたベルトの回転半径を増減させて変
速比を無段階に変化させる無段変速機の前記変速機ケー
スにポンプハウジングを取付けて設け、このポンプハウ
ジングのロータ収納窪部にアウタロータ及びインナロー
タを回転可能に収納して設け、これらアウタロータ及び
インナロータを被包するように前記ポンプハウジングに
ポンプカバーを取付けて設け、前記駆動側軸によりアウ
タロータ及びインナロータを回転させるべく前記駆動側
軸の軸側スプラインを前記インナロータのロータ側スプ
ラインに嵌合させて設けたオイルポンプにおいて、前記
駆動側軸の軸側スプラインは駆動側軸の軸方向中心線か
ら歯先面までの距離を歯幅方向の少なくとも一端側に向
かって漸次小さくなるように形成したことを特徴とす
る。
すべく、この発明は、変速機ケースに軸支される駆動側
軸及び被動側軸の駆動側プーリ及び被動側プーリの溝幅
を増減させることによりこれら駆動側プーリ及び被動側
プーリに巻掛けられたベルトの回転半径を増減させて変
速比を無段階に変化させる無段変速機の前記変速機ケー
スにポンプハウジングを取付けて設け、このポンプハウ
ジングのロータ収納窪部にアウタロータ及びインナロー
タを回転可能に収納して設け、これらアウタロータ及び
インナロータを被包するように前記ポンプハウジングに
ポンプカバーを取付けて設け、前記駆動側軸によりアウ
タロータ及びインナロータを回転させるべく前記駆動側
軸の軸側スプラインを前記インナロータのロータ側スプ
ラインに嵌合させて設けたオイルポンプにおいて、前記
駆動側軸の軸側スプラインは駆動側軸の軸方向中心線か
ら歯先面までの距離を歯幅方向の少なくとも一端側に向
かって漸次小さくなるように形成したことを特徴とす
る。
【0023】
【作用】この発明の構成によれば、オイルポンプのイン
ナロータのロータ側スプラインに嵌合される無段変速機
の駆動側軸の軸側スプラインは、駆動側軸の軸方向中心
線から歯先面までの距離を歯幅方向の少なくとも一端側
に向かって漸次小さくなるように形成したことにより、
駆動側軸に曲げ変形が生じた場合に、軸側スプラインの
ロータ側スプラインに対する傾斜変位を許容され、イン
ナロータへの駆動側軸の曲げ変形の作用を遮断すること
ができる。したがって、無段変速機の駆動側軸に曲げ変
形が生じても、オイルポンプのインナロータの姿勢を傾
斜変位させることがない。
ナロータのロータ側スプラインに嵌合される無段変速機
の駆動側軸の軸側スプラインは、駆動側軸の軸方向中心
線から歯先面までの距離を歯幅方向の少なくとも一端側
に向かって漸次小さくなるように形成したことにより、
駆動側軸に曲げ変形が生じた場合に、軸側スプラインの
ロータ側スプラインに対する傾斜変位を許容され、イン
ナロータへの駆動側軸の曲げ変形の作用を遮断すること
ができる。したがって、無段変速機の駆動側軸に曲げ変
形が生じても、オイルポンプのインナロータの姿勢を傾
斜変位させることがない。
【0024】
【実施例】以下この発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1〜図7は、この発明の実施例を示すもの
である。図7において、2は内燃機関、4は無段変速
機、6は変速機ケース、8は駆動側軸、10は被動側
軸、12は駆動側プーリ、14は被動側プーリ、16は
ベルト、18はオイルポンプである。前記無段変速機4
は、図示しない車両に搭載された内燃機関2の発生する
駆動力を運転状態に応じて適切に取出す。
説明する。図1〜図7は、この発明の実施例を示すもの
である。図7において、2は内燃機関、4は無段変速
機、6は変速機ケース、8は駆動側軸、10は被動側
軸、12は駆動側プーリ、14は被動側プーリ、16は
ベルト、18はオイルポンプである。前記無段変速機4
は、図示しない車両に搭載された内燃機関2の発生する
駆動力を運転状態に応じて適切に取出す。
【0025】この無段変速機4の変速機ケース6は、第
1ケース部20と第2ケース部22とカバー部24とか
らなり、第1壁部26及び第2壁部28に駆動側軸8及
び被動側軸10を夫々駆動側第1・第2軸受30・32
及び被動側第1・第2軸受34・36により軸支してい
る。駆動側軸8は、内燃機関2により駆動される。
1ケース部20と第2ケース部22とカバー部24とか
らなり、第1壁部26及び第2壁部28に駆動側軸8及
び被動側軸10を夫々駆動側第1・第2軸受30・32
及び被動側第1・第2軸受34・36により軸支してい
る。駆動側軸8は、内燃機関2により駆動される。
【0026】前記駆動側軸8に設けられる駆動側プーリ
12は、駆動側軸8に一体に形成した駆動側固定プーリ
部片38と駆動側軸8に軸方向移動可能且つ回転不可能
に設けた駆動側可動プーリ部片40とからなり、駆動側
油圧室42を設けている。また、被動側軸10に設けら
れる被動側プーリ14は、被動側軸10に一体に形成し
た被動側固定プーリ部片44と被動側軸10に軸方向移
動可能且つ回転不可能に設けた被動側可動プーリ部片4
6とからなり、被動側油圧室48及びばね50を設けて
いる。これら駆動側プーリ12及び被動側プーリ14に
は、ベルト16を巻掛けている。
12は、駆動側軸8に一体に形成した駆動側固定プーリ
部片38と駆動側軸8に軸方向移動可能且つ回転不可能
に設けた駆動側可動プーリ部片40とからなり、駆動側
油圧室42を設けている。また、被動側軸10に設けら
れる被動側プーリ14は、被動側軸10に一体に形成し
た被動側固定プーリ部片44と被動側軸10に軸方向移
動可能且つ回転不可能に設けた被動側可動プーリ部片4
6とからなり、被動側油圧室48及びばね50を設けて
いる。これら駆動側プーリ12及び被動側プーリ14に
は、ベルト16を巻掛けている。
【0027】この無段変速機4は、オイルポンプ18を
設けている。オイルポンプ18の吐出するオイルは、バ
ルブボディ52内の各種制御弁(図示せず)により圧力
を調整されて駆動側油圧室42及び被動側油圧室48に
供給される。また、オイルポンプ18の吐出するオイル
は、バルブボディ52内の各種制御弁(図示せず)によ
り圧力を調整されて油圧クラッチ54に供給され、被動
側軸10の出力を断続する。
設けている。オイルポンプ18の吐出するオイルは、バ
ルブボディ52内の各種制御弁(図示せず)により圧力
を調整されて駆動側油圧室42及び被動側油圧室48に
供給される。また、オイルポンプ18の吐出するオイル
は、バルブボディ52内の各種制御弁(図示せず)によ
り圧力を調整されて油圧クラッチ54に供給され、被動
側軸10の出力を断続する。
【0028】前記オイルポンプ18は、図6に示す如
く、ポンプハウジング56とアウタロータ58とインナ
ロータ60とポンプカバー62とから構成される。ポン
プハウジング56は、変速機ケース6を構成する第1ケ
ース部20の第1壁部26に取付けられている。このポ
ンプハウジング56には、アウタロータ58及びインナ
ロータ60を回転可能に収納するロータ収納窪部64を
設けている。
く、ポンプハウジング56とアウタロータ58とインナ
ロータ60とポンプカバー62とから構成される。ポン
プハウジング56は、変速機ケース6を構成する第1ケ
ース部20の第1壁部26に取付けられている。このポ
ンプハウジング56には、アウタロータ58及びインナ
ロータ60を回転可能に収納するロータ収納窪部64を
設けている。
【0029】アウタロータ58には、アウタ側歯部66
を設けている。インナロータ60には、アウタ側歯部6
6に噛合するインナ側歯部68を設けている。ポンプカ
バー62は、これらアウタロータ58及びインナロータ
60を被包してポンプハウジング56に取付けられる。
を設けている。インナロータ60には、アウタ側歯部6
6に噛合するインナ側歯部68を設けている。ポンプカ
バー62は、これらアウタロータ58及びインナロータ
60を被包してポンプハウジング56に取付けられる。
【0030】このオイルポンプ18は、駆動側軸8によ
りアウタロータ58及びインナロータ60を回転させる
べく、駆動側軸8に設けた軸側スプライン70をインナ
ロータ60に設けたロータ側スプライン72に嵌合させ
ている。軸側スプライン70とロータ側スプライン72
とは、径方向に所定のクリアランス(例えば、25〜7
6μm)を設けて嵌合されている。これにより、オイル
ポンプ18は、駆動側軸8によりアウタロータ58及び
インナロータ60を回転され、アウタ側歯部66とイン
ナ側歯部68との間に回転方向に拡縮しつつ移動する作
動室74を形成する。
りアウタロータ58及びインナロータ60を回転させる
べく、駆動側軸8に設けた軸側スプライン70をインナ
ロータ60に設けたロータ側スプライン72に嵌合させ
ている。軸側スプライン70とロータ側スプライン72
とは、径方向に所定のクリアランス(例えば、25〜7
6μm)を設けて嵌合されている。これにより、オイル
ポンプ18は、駆動側軸8によりアウタロータ58及び
インナロータ60を回転され、アウタ側歯部66とイン
ナ側歯部68との間に回転方向に拡縮しつつ移動する作
動室74を形成する。
【0031】前記ポンプハウジング56には、作動室7
4に連通される吸入ポート76及び吐出ポート78を設
け、これら吸入ポート76及び吐出ポート78に夫々連
通するハウジング吸入通路80及びハウジング第1・第
2吐出通路82・84を設けている。また、ポンプハウ
ジング56には、下方にポンプマニホルド86を装着し
ている。ポンプマニホルド86は、オイルストレーナ8
8を装着し、図示しないオイルパンに取付けられる。
4に連通される吸入ポート76及び吐出ポート78を設
け、これら吸入ポート76及び吐出ポート78に夫々連
通するハウジング吸入通路80及びハウジング第1・第
2吐出通路82・84を設けている。また、ポンプハウ
ジング56には、下方にポンプマニホルド86を装着し
ている。ポンプマニホルド86は、オイルストレーナ8
8を装着し、図示しないオイルパンに取付けられる。
【0032】前記ポンプマニホルド86には、前記ハウ
ジング吸入通路80及びハウジング第1吐出通路82に
夫々連通されるマニホルド吸入通路90及びマニホルド
吐出通路92を設けている。マニホルド吸入通路90
は、オイルパン及びバルブボディ52に連通されてい
る。前記マニホルド吐出通路92は、バルブボディ52
に連通されている。なお、前記ハウジング第2吐出通路
84は、被動側プーリ14の被動側油圧室48に連通さ
れている。
ジング吸入通路80及びハウジング第1吐出通路82に
夫々連通されるマニホルド吸入通路90及びマニホルド
吐出通路92を設けている。マニホルド吸入通路90
は、オイルパン及びバルブボディ52に連通されてい
る。前記マニホルド吐出通路92は、バルブボディ52
に連通されている。なお、前記ハウジング第2吐出通路
84は、被動側プーリ14の被動側油圧室48に連通さ
れている。
【0033】これにより、オイルポンプ18は、無段変
速機4の駆動側軸8によりアウタロータ58及びインナ
ロータ60を回転され、アウタ側歯部66とインナ側歯
部68との間に回転方向に拡縮しつつ移動する作動室7
4により、図示しないオイルパン内のオイルを吸入ポー
ト76から吸入するとともに圧縮して吐出ポート78か
ら吐出する。
速機4の駆動側軸8によりアウタロータ58及びインナ
ロータ60を回転され、アウタ側歯部66とインナ側歯
部68との間に回転方向に拡縮しつつ移動する作動室7
4により、図示しないオイルパン内のオイルを吸入ポー
ト76から吸入するとともに圧縮して吐出ポート78か
ら吐出する。
【0034】吐出されるオイルは、無段変速機4のバル
ブボディ52内の各種制御弁(図示せず)により圧力を
調整されて駆動側油圧室42及び被動側油圧室48に供
給され、駆動側プーリ12及び被動側プーリ14の溝幅
を相対的に増減させてベルト16の回転半径を増減さ
せ、変速比を無段階に変化させる。
ブボディ52内の各種制御弁(図示せず)により圧力を
調整されて駆動側油圧室42及び被動側油圧室48に供
給され、駆動側プーリ12及び被動側プーリ14の溝幅
を相対的に増減させてベルト16の回転半径を増減さ
せ、変速比を無段階に変化させる。
【0035】このように、このオイルポンプ18は、駆
動側軸8によりアウタロータ58及びインナロータ60
を回転させるべく、図5に示す如く、駆動側軸8に軸側
スプライン70を設け、この軸側スプライン70をイン
ナロータ60に設けたロータ側スプライン72に嵌合さ
せている。
動側軸8によりアウタロータ58及びインナロータ60
を回転させるべく、図5に示す如く、駆動側軸8に軸側
スプライン70を設け、この軸側スプライン70をイン
ナロータ60に設けたロータ側スプライン72に嵌合さ
せている。
【0036】このようなオイルポンプ18において、駆
動側軸8の軸側スプライン70は、軸動側軸8の軸方向
中心線Cから歯先面94までの距離Lを歯幅W方向の少
なくとも一端側に向かって漸次小さくなるように形成し
ている。なお、符号96は、歯底面である。
動側軸8の軸側スプライン70は、軸動側軸8の軸方向
中心線Cから歯先面94までの距離Lを歯幅W方向の少
なくとも一端側に向かって漸次小さくなるように形成し
ている。なお、符号96は、歯底面である。
【0037】例えば、図2に示す如く、駆動側軸8の軸
側スプライン70は、軸方向中心線Cから歯先面94ま
での距離Lを、歯幅W方向の中央部位から両端側に向か
って曲線的に漸次小さくなるように湾曲させて形成して
いる。
側スプライン70は、軸方向中心線Cから歯先面94ま
での距離Lを、歯幅W方向の中央部位から両端側に向か
って曲線的に漸次小さくなるように湾曲させて形成して
いる。
【0038】このように、オイルポンプ18は、軸側ス
プライン70の歯先面94の軸方向中心線Cまでの距離
Lを、歯幅W方向の中央部位から両端側に向かって曲線
的に漸次小さくなるように形成していることにより、図
1に示す如く、駆動側軸8に曲げ変形が生じて軸側スプ
ライン70が傾斜変位された場合に、ロータ側スプライ
ンに対して傾斜変位を許容され、インナロータ60に駆
動側軸8の曲げ変形が作用されることがなく、遮断する
ことができる。
プライン70の歯先面94の軸方向中心線Cまでの距離
Lを、歯幅W方向の中央部位から両端側に向かって曲線
的に漸次小さくなるように形成していることにより、図
1に示す如く、駆動側軸8に曲げ変形が生じて軸側スプ
ライン70が傾斜変位された場合に、ロータ側スプライ
ンに対して傾斜変位を許容され、インナロータ60に駆
動側軸8の曲げ変形が作用されることがなく、遮断する
ことができる。
【0039】これにより、オイルポンプ18のインナロ
ータ60は、無段変速機4の駆動側軸8に曲げ変形が生
じても、傾斜変位されることがない。したがって、オイ
ルポンプ18の構成部材であるアウタロータ58及びイ
ンナロータ60は、駆動側軸8の曲げ変形時に、ポンプ
ハウジング56の内面56aや第1壁部26の内面26
a及びポンプカバー62の内面62aに強く接触される
ことを防止できる。
ータ60は、無段変速機4の駆動側軸8に曲げ変形が生
じても、傾斜変位されることがない。したがって、オイ
ルポンプ18の構成部材であるアウタロータ58及びイ
ンナロータ60は、駆動側軸8の曲げ変形時に、ポンプ
ハウジング56の内面56aや第1壁部26の内面26
a及びポンプカバー62の内面62aに強く接触される
ことを防止できる。
【0040】このため、無段変速機4の駆動側軸8の曲
げ変形によるオイルポンプ18の構成部材であるアウタ
ロータ58及びインナロータ60とポンプハウジング5
6や第1ケース部20の第1壁部26及びポンプカバー
62との接触を防止することができ、しかも、駆動側軸
8の軸側スプライン70とインナロータ60のロータ側
スプライン72とのクリアランスを大きくする必要もな
い。
げ変形によるオイルポンプ18の構成部材であるアウタ
ロータ58及びインナロータ60とポンプハウジング5
6や第1ケース部20の第1壁部26及びポンプカバー
62との接触を防止することができ、しかも、駆動側軸
8の軸側スプライン70とインナロータ60のロータ側
スプライン72とのクリアランスを大きくする必要もな
い。
【0041】この軸側スプライン70とロータ側スプラ
イン72とのクリアランスを大きくする必要がないこと
は、高圧縮時のインナロータ60の径方向への移動を防
止し得て、作動室74の高圧のオイルが吐出側から吸入
側に洩れることを防止し得て、この洩れによるオイルポ
ンプ18の容積効率を低下を回避し得て、吐出性能の低
下を防止することができる。
イン72とのクリアランスを大きくする必要がないこと
は、高圧縮時のインナロータ60の径方向への移動を防
止し得て、作動室74の高圧のオイルが吐出側から吸入
側に洩れることを防止し得て、この洩れによるオイルポ
ンプ18の容積効率を低下を回避し得て、吐出性能の低
下を防止することができる。
【0042】また、軸側スプライン70とロータ側スプ
ライン72とのクリアランスを大きくする必要がないこ
とは、低圧縮時のインナロータ60の遊動を防止するこ
とができ、アウタ側歯部66とインナ側歯部66との衝
接を回避し得て、騒音の発生を防止することができる。
ライン72とのクリアランスを大きくする必要がないこ
とは、低圧縮時のインナロータ60の遊動を防止するこ
とができ、アウタ側歯部66とインナ側歯部66との衝
接を回避し得て、騒音の発生を防止することができる。
【0043】これにより、オイルポンプ18の機械効率
の低下を防止し得るとともに騒音の発生や焼き付き・摩
耗を防止し得て、ロータ側スプライン72のインナロー
タ60側面に対する加工直角度公差を緩くすることがで
きる。
の低下を防止し得るとともに騒音の発生や焼き付き・摩
耗を防止し得て、ロータ側スプライン72のインナロー
タ60側面に対する加工直角度公差を緩くすることがで
きる。
【0044】さらに、駆動側軸8の曲げ変形によるオイ
ルポンプ18の構成部材同士の接触防止の手段としての
本願の構成は、従来の例えば、無段変速機の駆動側軸と
別体にオイルポンプ用駆動軸を設けることや、駆動側軸
の大径化による剛性向上、インナロータのロータ側スプ
ラインの形状の変更、オイルポンプの位置決めの別体化
等による技術に比して簡単な構成であり、コスト的に有
利に実施し得るものである。
ルポンプ18の構成部材同士の接触防止の手段としての
本願の構成は、従来の例えば、無段変速機の駆動側軸と
別体にオイルポンプ用駆動軸を設けることや、駆動側軸
の大径化による剛性向上、インナロータのロータ側スプ
ラインの形状の変更、オイルポンプの位置決めの別体化
等による技術に比して簡単な構成であり、コスト的に有
利に実施し得るものである。
【0045】また、この実施例の軸側スプライン70
は、軸方向中心線Cから歯先面94までの距離Lを歯幅
W方向の中央部位から両端側に向かって曲線的に漸次小
さくなるように曲面傾斜させて形成していることによ
り、駆動側軸8が曲げ変形した場合にも、インナロータ
60のロータ側スプライン72と駆動側軸8の軸側スプ
ライン70との嵌合位置に変化を生じることがなく、伝
達される回転力に変化を来すこともなく、また、ロータ
側スプライン72と軸側スプライン70との嵌合位置の
変化が滑らかである。
は、軸方向中心線Cから歯先面94までの距離Lを歯幅
W方向の中央部位から両端側に向かって曲線的に漸次小
さくなるように曲面傾斜させて形成していることによ
り、駆動側軸8が曲げ変形した場合にも、インナロータ
60のロータ側スプライン72と駆動側軸8の軸側スプ
ライン70との嵌合位置に変化を生じることがなく、伝
達される回転力に変化を来すこともなく、また、ロータ
側スプライン72と軸側スプライン70との嵌合位置の
変化が滑らかである。
【0046】なお、この発明は、上述実施例に限定され
るものでない。例えば、図3に示す如く、駆動側軸8の
軸側スプライン70は、軸方向中心線Cから歯先面94
までの距離Lを歯幅W方向の中央部位から両端側に向か
って直線的に漸次小さくなるように平面傾斜させて形成
することもできる。また、図4に示す如く、駆動側軸8
の軸側スプライン70は、軸方向中心線Cから歯先面9
4までの距離Lを、歯幅W方向の一端側から他端側に向
かって直線的に漸次小さくなるように平面傾斜させて形
成することもできる。
るものでない。例えば、図3に示す如く、駆動側軸8の
軸側スプライン70は、軸方向中心線Cから歯先面94
までの距離Lを歯幅W方向の中央部位から両端側に向か
って直線的に漸次小さくなるように平面傾斜させて形成
することもできる。また、図4に示す如く、駆動側軸8
の軸側スプライン70は、軸方向中心線Cから歯先面9
4までの距離Lを、歯幅W方向の一端側から他端側に向
かって直線的に漸次小さくなるように平面傾斜させて形
成することもできる。
【0047】さらに、上述実施例においては、軸方向中
心線Cから歯先面94までの距離Lを歯幅W方向の少く
とも一端側に向って漸次小さくなるように形成し、歯底
面96を軸方向中心線Cに対して平行に形成している
が、図2〜図4に一点鎖線で示す如く、歯先面94とと
もに軸方向中心線Cから歯底面96までの距離L1を歯
幅W方向の少くとも一端側に向って漸次小さくなるよう
形成し、したがって、全歯タケHが一定となるように軸
側スプライン70を形成することもできる。これによ
り、ロータ側スプライン72との嵌合状態に変化を生じ
させることがなく、回転力を確実に伝達させることがで
きる。
心線Cから歯先面94までの距離Lを歯幅W方向の少く
とも一端側に向って漸次小さくなるように形成し、歯底
面96を軸方向中心線Cに対して平行に形成している
が、図2〜図4に一点鎖線で示す如く、歯先面94とと
もに軸方向中心線Cから歯底面96までの距離L1を歯
幅W方向の少くとも一端側に向って漸次小さくなるよう
形成し、したがって、全歯タケHが一定となるように軸
側スプライン70を形成することもできる。これによ
り、ロータ側スプライン72との嵌合状態に変化を生じ
させることがなく、回転力を確実に伝達させることがで
きる。
【0048】
【発明の効果】このように、この発明によれば、駆動側
軸に曲げ変形が生じても、オイルポンプのインナロータ
の姿勢の傾斜変位を防止することができ、オイルポンプ
の構成部材であるアウタロータ及びインナロータとポン
プハウジングや変速機ケースの壁部及びポンプカバーと
の接触を防止することができる。
軸に曲げ変形が生じても、オイルポンプのインナロータ
の姿勢の傾斜変位を防止することができ、オイルポンプ
の構成部材であるアウタロータ及びインナロータとポン
プハウジングや変速機ケースの壁部及びポンプカバーと
の接触を防止することができる。
【0049】このため、無段変速機の駆動側軸の曲げ変
形によるオイルポンプの構成部材同士の接触を、駆動側
軸の軸側スプラインとインナロータのロータ側スプライ
ンとのクリアランスを大きくすることなく防止し得る。
形によるオイルポンプの構成部材同士の接触を、駆動側
軸の軸側スプラインとインナロータのロータ側スプライ
ンとのクリアランスを大きくすることなく防止し得る。
【0050】この軸側スプラインとロータ側スプライン
とのクリアランスを大きくすることがないことは、高圧
縮時のインナロータの移動を防止し得て、作動室の高圧
のオイルが吐出側から吸入側に洩れることを防止し得
て、洩れによるポンプの容積効率を低下を回避し得て、
吐出性能の低下を防止し得る。また、軸側スプラインと
ロータ側スプラインとのクリアランスを大きくすること
がないことは、低圧縮時のインナロータの遊動を防止し
得て、アウタ側歯部とインナ側歯部との衝接を回避し得
て、騒音の発生を防止し得る。
とのクリアランスを大きくすることがないことは、高圧
縮時のインナロータの移動を防止し得て、作動室の高圧
のオイルが吐出側から吸入側に洩れることを防止し得
て、洩れによるポンプの容積効率を低下を回避し得て、
吐出性能の低下を防止し得る。また、軸側スプラインと
ロータ側スプラインとのクリアランスを大きくすること
がないことは、低圧縮時のインナロータの遊動を防止し
得て、アウタ側歯部とインナ側歯部との衝接を回避し得
て、騒音の発生を防止し得る。
【0051】これにより、オイルポンプの機械効率の低
下を防止し得るとともに騒音の発生や焼き付き・摩耗を
防止し得て、ロータ側スプラインの加工公差を緩くし得
る。
下を防止し得るとともに騒音の発生や焼き付き・摩耗を
防止し得て、ロータ側スプラインの加工公差を緩くし得
る。
【0052】さらに、駆動側軸の曲げ変形によるオイル
ポンプ構成部材同士の当接防止の手段としての本願の構
成は、従来の例えば、無段変速機の駆動側軸と別体にオ
イルポンプ用駆動軸を設けることや、駆動側軸の大径化
による剛性向上、インナロータのロータ側スプラインの
形状の変更、オイルポンプの位置決めの別体化等による
技術に比して簡単な構成であり、コスト的に有利に実施
し得る。
ポンプ構成部材同士の当接防止の手段としての本願の構
成は、従来の例えば、無段変速機の駆動側軸と別体にオ
イルポンプ用駆動軸を設けることや、駆動側軸の大径化
による剛性向上、インナロータのロータ側スプラインの
形状の変更、オイルポンプの位置決めの別体化等による
技術に比して簡単な構成であり、コスト的に有利に実施
し得る。
【図1】この発明の実施例を示すオイルポンプの断面図
である。
である。
【図2】駆動側軸の軸側スプラインの拡大側面図であ
る。
る。
【図3】駆動側軸の軸側スプラインの別の実施例を示す
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図4】駆動側軸の軸側スプラインのさらに別の実施例
を示す拡大側面図である。
を示す拡大側面図である。
【図5】駆動側軸の断面図である。
【図6】オイルポンプの一部破断正面図である。
【図7】無段変速機の断面図である。
【図8】オイルポンプの従来例を示す図9の〓−〓線に
よる断面図である。
よる断面図である。
【図9】オイルポンプの従来例を示す図8の〓−〓線に
よる断面図である。
よる断面図である。
【図10】オイルポンプの一部破断正面図である。
【図11】無段変速機の断面図である。
2 内燃機関 4 無段変速機 6 変速機ケース 8 駆動側軸 10 被動側軸 12 駆動側プーリ 14 被動側プーリ 16 ベルト 18 オイルポンプ 20 第1ケース部 22 第2ケース部 24 カバー部 28 第1壁部 28 第2壁部 56 ポンプハウジング 58 アウタロータ 60 インナロータ 62 ポンプカバー 64 ロータ収納窪部 66 アウタ側歯部 68 インナ側歯部 70 軸側スプライン 72 ロータ側スプライン 94 歯先面
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図9】
【図7】
【図8】
【図10】
【図11】
Claims (1)
- 【請求項1】 変速機ケースに軸支される駆動側軸及び
被動側軸の駆動側プーリ及び被動側プーリの溝幅を増減
させることによりこれら駆動側プーリ及び被動側プーリ
に巻掛けられたベルトの回転半径を増減させて変速比を
無段階に変化させる無段変速機の前記変速機ケースにポ
ンプハウジングを取付けて設け、このポンプハウジング
のロータ収納窪部にアウタロータ及びインナロータを回
転可能に収納して設け、これらアウタロータ及びインナ
ロータを被包するように前記ポンプハウジングにポンプ
カバーを取付けて設け、前記駆動側軸によりアウタロー
タ及びインナロータを回転させるべく前記駆動側軸の軸
側スプラインを前記インナロータのロータ側スプライン
に嵌合させて設けたオイルポンプにおいて、前記駆動側
軸の軸側スプラインは駆動側軸の軸方向中心線から歯先
面まで距離を歯幅方向の少なくとも一端側に向かって漸
次小さくなるように形成したことを特徴とするオイルポ
ンプの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3460893A JPH06229448A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | オイルポンプの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3460893A JPH06229448A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | オイルポンプの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06229448A true JPH06229448A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12419082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3460893A Pending JPH06229448A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | オイルポンプの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06229448A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0789205A3 (en) * | 1995-09-11 | 1998-05-27 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Viscous fluid type heat generator |
-
1993
- 1993-01-30 JP JP3460893A patent/JPH06229448A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0789205A3 (en) * | 1995-09-11 | 1998-05-27 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Viscous fluid type heat generator |
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