JPH0622957A - カテーテル - Google Patents
カテーテルInfo
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- JPH0622957A JPH0622957A JP4109181A JP10918192A JPH0622957A JP H0622957 A JPH0622957 A JP H0622957A JP 4109181 A JP4109181 A JP 4109181A JP 10918192 A JP10918192 A JP 10918192A JP H0622957 A JPH0622957 A JP H0622957A
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- tubular member
- lumen
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/06—Measuring blood flow
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/12—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/50—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates
- A61K47/69—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates the conjugate being characterised by physical or galenical forms, e.g. emulsion, particle, inclusion complex, stent or kit
- A61K47/6957—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates the conjugate being characterised by physical or galenical forms, e.g. emulsion, particle, inclusion complex, stent or kit the form being a device or a kit, e.g. stents or microdevices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0043—Catheters; Hollow probes characterised by structural features
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 血管中に薬剤を制御送入する方法およびこの
方法を実施するカテーテルが提供される。 【構成】 血管潅注カテーテルは、その遠位端の少なく
とも一部を成すマクロ細孔マトリックスを有するカテー
テル本体を含む。血流量は、前記カテーテル本体に作動
的に接続されたドップラー結晶機構によってインシチュ
測定される。所望の治療剤を含有する溶液がカテーテル
を通して導入され、所定の血流量が観察されるまで、マ
クロ細孔マトリックスを通して放出される。
方法を実施するカテーテルが提供される。 【構成】 血管潅注カテーテルは、その遠位端の少なく
とも一部を成すマクロ細孔マトリックスを有するカテー
テル本体を含む。血流量は、前記カテーテル本体に作動
的に接続されたドップラー結晶機構によってインシチュ
測定される。所望の治療剤を含有する溶液がカテーテル
を通して導入され、所定の血流量が観察されるまで、マ
クロ細孔マトリックスを通して放出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管中に薬剤を送入す
る装置に係り、特に血管中の特定の部位の中に長期間に
わたって治療剤を制御注入するカテーテルに関する。
る装置に係り、特に血管中の特定の部位の中に長期間に
わたって治療剤を制御注入するカテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の疾患の治療のため薬剤およびその
他の活性物質のカテーテル注入が使用されている。本発
明は特に、血管系中の凝塊を溶解するために血栓溶解剤
を局所的に投与するためにカテーテルを使用する場合に
有効である。代表的には、カテーテルは血管系の中に経
皮導入され、カテーテルの遠位端が凝塊または血栓部位
に隣接するようにまたはその中に配置される。次に、血
栓溶解剤がカテーテルを通して送入され、カテーテルの
遠位端近くに形成された単数または複数の別々の潅注ポ
ートを通して放出される。あるいは、血栓溶解剤を凝固
部位全体に放出するため、複数のカテーテルを同時的に
使用する事ができる。
他の活性物質のカテーテル注入が使用されている。本発
明は特に、血管系中の凝塊を溶解するために血栓溶解剤
を局所的に投与するためにカテーテルを使用する場合に
有効である。代表的には、カテーテルは血管系の中に経
皮導入され、カテーテルの遠位端が凝塊または血栓部位
に隣接するようにまたはその中に配置される。次に、血
栓溶解剤がカテーテルを通して送入され、カテーテルの
遠位端近くに形成された単数または複数の別々の潅注ポ
ートを通して放出される。あるいは、血栓溶解剤を凝固
部位全体に放出するため、複数のカテーテルを同時的に
使用する事ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなカテーテル
は一般的に効率的であるが、二、三の欠点を有する。特
に血栓溶解剤の注入中に、血栓溶解の進度をインシチュ
確定する正確な方法が存在しない。その結果として間接
的測定技術を使用しなければならない。例えば、外部血
圧測定、外部ドップラー装置、および冠状動脈の場合に
は心臓からの電気信号のモニタリングなどが使用され
る。これらの各方法は追加の器機と労力を必要とする
が、血栓溶解の進度の大体の測定値を与えるにすぎな
い。
は一般的に効率的であるが、二、三の欠点を有する。特
に血栓溶解剤の注入中に、血栓溶解の進度をインシチュ
確定する正確な方法が存在しない。その結果として間接
的測定技術を使用しなければならない。例えば、外部血
圧測定、外部ドップラー装置、および冠状動脈の場合に
は心臓からの電気信号のモニタリングなどが使用され
る。これらの各方法は追加の器機と労力を必要とする
が、血栓溶解の進度の大体の測定値を与えるにすぎな
い。
【0004】直接的またはインシチュ測定技術そのもの
が存在するが、これらの技術は追加器機と時間ロスを伴
う。例えば1コースの血栓溶解の後に、患者に対してX
線検査を実施し、血栓溶解の進度をモニタするために動
脈撮影像をとらなければならない。この技術は直接測定
の正確さを与えるが、非常に時間がかかり、また使用さ
れる特殊手段に対して敏感な患者に余分なリスクを与え
る。手術結果は患者の貧血時間に関連するので、手術時
間の延長は非常に望ましくない。
が存在するが、これらの技術は追加器機と時間ロスを伴
う。例えば1コースの血栓溶解の後に、患者に対してX
線検査を実施し、血栓溶解の進度をモニタするために動
脈撮影像をとらなければならない。この技術は直接測定
の正確さを与えるが、非常に時間がかかり、また使用さ
れる特殊手段に対して敏感な患者に余分なリスクを与え
る。手術結果は患者の貧血時間に関連するので、手術時
間の延長は非常に望ましくない。
【0005】先行技術の固有の問題点は、リアルタイム
情報、すなわち手術中のインシチュ測定値を与える事が
できない点にある。時間のロスと患者に対する追加的リ
スクを考慮しなくても、先行技術によって与えられる情
報は単一期間における静的測定値にすぎない。情報が入
手されまたは解釈される時までに、患者の状態が実質的
に変化する場合がある。医者に対して直接フィードバッ
クが与えられていなかったので、血栓溶解治療はきわめ
て定性的に実施されていた。従って患者は過度に多量の
または不十分量の血栓溶解剤を受ける事になる。前者の
場合、薬剤の副作用が増大される。後者の場合、治療期
間が長くなって、カテーテル法による合併症のリスクが
増大する。
情報、すなわち手術中のインシチュ測定値を与える事が
できない点にある。時間のロスと患者に対する追加的リ
スクを考慮しなくても、先行技術によって与えられる情
報は単一期間における静的測定値にすぎない。情報が入
手されまたは解釈される時までに、患者の状態が実質的
に変化する場合がある。医者に対して直接フィードバッ
クが与えられていなかったので、血栓溶解治療はきわめ
て定性的に実施されていた。従って患者は過度に多量の
または不十分量の血栓溶解剤を受ける事になる。前者の
場合、薬剤の副作用が増大される。後者の場合、治療期
間が長くなって、カテーテル法による合併症のリスクが
増大する。
【0006】従って、治療剤、例えば凝塊溶解剤を、血
栓病変部位および狭窄病変部位の溶解に直接関連する期
間、局所的に血管中に送入する改良された装置、カテー
テルおよび方法を提供する事が望ましい。カテーテル
は、通常のガイドワイヤ導入技術を使用して、血管系中
の所望部位まで経皮導入するために適当でなければなら
ない。さらにカテーテルは、血管系内部において制御可
能の送入率を生じまた血管中の血流量をモニタする手段
を成すものでなければならない。このようにして血流量
は常に簡単に測定する事ができる。さらにカテーテルが
長期間にわたって血管中の病変部位に配置されるのに適
していればさらに望ましい。
栓病変部位および狭窄病変部位の溶解に直接関連する期
間、局所的に血管中に送入する改良された装置、カテー
テルおよび方法を提供する事が望ましい。カテーテル
は、通常のガイドワイヤ導入技術を使用して、血管系中
の所望部位まで経皮導入するために適当でなければなら
ない。さらにカテーテルは、血管系内部において制御可
能の送入率を生じまた血管中の血流量をモニタする手段
を成すものでなければならない。このようにして血流量
は常に簡単に測定する事ができる。さらにカテーテルが
長期間にわたって血管中の病変部位に配置されるのに適
していればさらに望ましい。
【0007】米国特許第4,765,339号は管状透
析膜を有するカテーテルを記載している。このカテーテ
ルは本来、血液分析用のものであるが、このカテーテル
は薬剤の導入のためにも使用できると記載されている。
しかしこのカテーテルは、その膜がミクロ多孔性であっ
て、タンパク質およびその他の巨大分子を阻止するよう
に選定されているのでマクロ分子の導入に使用する事が
できないであろう。米国特許第4,671,287号は
胃腸酸素飽和のための酸素透過性バッグを備えたカテー
テルを記載している。米国特許第4,274,417号
は透過性先端チップを備えた血中ガス分析プローブを記
載している。米国特許第4,318,402号はパーフ
ォレーションを備えた外管とパーフォレーションを有し
ない内管とを有する液体注入カテーテルを記載してい
る。米国特許第4,717,379号は滑剤、洗浄剤な
どの放出のための複数の放射方向キャピラリ開口を有す
るカテーテルプローブを記載している。米国特許第4,
068,664号はパーフォレーションチップを有する
外科用吸引ロッドを記載している。米国特許第3,52
8,427号はパーフォレーションチップと内管とを有
する廃液カニューレを記載している。米国特許第3,5
93,713号はパーフォレーション(多孔性)剛性軸
部を有する注入カテーテルを記載している。またUni
ted States Catheter,Inc、は
バルーンが膨張剤を放出させる複数のレーザ穿孔孔を有
する膨張バルーンカテーテルを開発した。
析膜を有するカテーテルを記載している。このカテーテ
ルは本来、血液分析用のものであるが、このカテーテル
は薬剤の導入のためにも使用できると記載されている。
しかしこのカテーテルは、その膜がミクロ多孔性であっ
て、タンパク質およびその他の巨大分子を阻止するよう
に選定されているのでマクロ分子の導入に使用する事が
できないであろう。米国特許第4,671,287号は
胃腸酸素飽和のための酸素透過性バッグを備えたカテー
テルを記載している。米国特許第4,274,417号
は透過性先端チップを備えた血中ガス分析プローブを記
載している。米国特許第4,318,402号はパーフ
ォレーションを備えた外管とパーフォレーションを有し
ない内管とを有する液体注入カテーテルを記載してい
る。米国特許第4,717,379号は滑剤、洗浄剤な
どの放出のための複数の放射方向キャピラリ開口を有す
るカテーテルプローブを記載している。米国特許第4,
068,664号はパーフォレーションチップを有する
外科用吸引ロッドを記載している。米国特許第3,52
8,427号はパーフォレーションチップと内管とを有
する廃液カニューレを記載している。米国特許第3,5
93,713号はパーフォレーション(多孔性)剛性軸
部を有する注入カテーテルを記載している。またUni
ted States Catheter,Inc、は
バルーンが膨張剤を放出させる複数のレーザ穿孔孔を有
する膨張バルーンカテーテルを開発した。
【0008】米国特許第4,175,566号は、遠位
端に血流量プローブを備えたカテーテルを記載してい
る。米国特許第4,771,788号は冠状動脈分岐の
中に配置するための流速測定ガイドワイヤを記載してい
る。米国特許第4,665,925号は生体中の血液流
速を測定するために先端にドップラー結晶を備えた操縦
自在型カテーテルを記載している。米国特許第4,73
3,669号は、血管の側壁に対してドップラーシフト
トランスデューサを配置するための機構を有するカテー
テルを記載している。米国特許第4,850,358号
は生体の血管の中に圧力センサなど複数のセンサを挿入
する方法を記載している。米国特許第4,901,73
1号は血管中の離間箇所の間の差圧を測定する圧力トラ
ンスデューサを有するカテーテルを記載している。米国
特許第4,927,967号は冠状動脈分岐に配置する
ための流速測定ガイドワイヤを記載している。これらの
各引例の開示をここに引例として含める。
端に血流量プローブを備えたカテーテルを記載してい
る。米国特許第4,771,788号は冠状動脈分岐の
中に配置するための流速測定ガイドワイヤを記載してい
る。米国特許第4,665,925号は生体中の血液流
速を測定するために先端にドップラー結晶を備えた操縦
自在型カテーテルを記載している。米国特許第4,73
3,669号は、血管の側壁に対してドップラーシフト
トランスデューサを配置するための機構を有するカテー
テルを記載している。米国特許第4,850,358号
は生体の血管の中に圧力センサなど複数のセンサを挿入
する方法を記載している。米国特許第4,901,73
1号は血管中の離間箇所の間の差圧を測定する圧力トラ
ンスデューサを有するカテーテルを記載している。米国
特許第4,927,967号は冠状動脈分岐に配置する
ための流速測定ガイドワイヤを記載している。これらの
各引例の開示をここに引例として含める。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、治療剤、特に
血栓溶解タンパク質およびその他のポリペプチドなどの
高分子量マクロ分子治療剤の制御された血管中導入装置
および方法に関するものである。この装置は近位端およ
び遠位端を有する細長いカテーテル本体から成るカテー
テルを含む。少なくとも1つの内腔が、カテーテル本体
の近位端から、遠位端にまたはその近くに配置された薬
剤送入手段まで軸方向に延在する。またこの装置はカテ
ーテル本体を通る血流量を測定する手段を含む。さらに
この装置は、測定された血流量が所定値を超えた時に警
報を発生する手段を含む。
血栓溶解タンパク質およびその他のポリペプチドなどの
高分子量マクロ分子治療剤の制御された血管中導入装置
および方法に関するものである。この装置は近位端およ
び遠位端を有する細長いカテーテル本体から成るカテー
テルを含む。少なくとも1つの内腔が、カテーテル本体
の近位端から、遠位端にまたはその近くに配置された薬
剤送入手段まで軸方向に延在する。またこの装置はカテ
ーテル本体を通る血流量を測定する手段を含む。さらに
この装置は、測定された血流量が所定値を超えた時に警
報を発生する手段を含む。
【0010】薬剤送入手段は個別の潅注ポート、拡散
膜、パーフォレーションチップまたは外管などを含む事
ができる。好ましい実施態様において、薬剤送入手段は
透過特性を有するマクロ細孔マトリックスであって、こ
のマトリックスは内腔からマトリックスを包囲する血管
中の部位までマクロ分子を(圧力グラジエントのもと
に)制御注入する事ができる。好ましい実施態様におい
て、マクロ細孔マトリックスは管状ゼオメトリーを有
し、カテーテル本体の外側面の一部を成し、所望の軸方
向長さ延在する。このようにして、カテーテル本体の相
当の長さにわたって治療剤の非常に均一な制御された流
れが得られ、これは先行技術のパーフォレーション構造
においては得られなかったものである。
膜、パーフォレーションチップまたは外管などを含む事
ができる。好ましい実施態様において、薬剤送入手段は
透過特性を有するマクロ細孔マトリックスであって、こ
のマトリックスは内腔からマトリックスを包囲する血管
中の部位までマクロ分子を(圧力グラジエントのもと
に)制御注入する事ができる。好ましい実施態様におい
て、マクロ細孔マトリックスは管状ゼオメトリーを有
し、カテーテル本体の外側面の一部を成し、所望の軸方
向長さ延在する。このようにして、カテーテル本体の相
当の長さにわたって治療剤の非常に均一な制御された流
れが得られ、これは先行技術のパーフォレーション構造
においては得られなかったものである。
【0011】血流量の測定手段は多くの型があるが、圧
力トランスデューサ、電磁検出器、超音波検出器、熱希
釈流量測定手段またはその任意の組合わせを含む。好ま
しい実施態様においては、カテーテル本体に沿ってまた
はその内部に単数または複数のドップラー結晶を取付け
る事によって、ドップラー結晶超音波式流量測定手段が
構成される。
力トランスデューサ、電磁検出器、超音波検出器、熱希
釈流量測定手段またはその任意の組合わせを含む。好ま
しい実施態様においては、カテーテル本体に沿ってまた
はその内部に単数または複数のドップラー結晶を取付け
る事によって、ドップラー結晶超音波式流量測定手段が
構成される。
【0012】ドップラー結晶の数と位置は可変的であ
る。1つの実施態様においては、単数または複数の結晶
が薬剤送入手段に隣接して配置される。他の実施態様に
おいては、一対の結晶が薬剤送入手段の遠位端に取付け
られる。好ましい実施態様においては、複数のドップラ
ー結晶がマトリックスの遠位側において、カテーテルの
対向側面に取付けられ、遠位側に向くように配置され
る。本発明の主旨の範囲内において、使用されるドップ
ラー結晶の位置と数を変動させる事により、その他の実
施態様が可能である。
る。1つの実施態様においては、単数または複数の結晶
が薬剤送入手段に隣接して配置される。他の実施態様に
おいては、一対の結晶が薬剤送入手段の遠位端に取付け
られる。好ましい実施態様においては、複数のドップラ
ー結晶がマトリックスの遠位側において、カテーテルの
対向側面に取付けられ、遠位側に向くように配置され
る。本発明の主旨の範囲内において、使用されるドップ
ラー結晶の位置と数を変動させる事により、その他の実
施態様が可能である。
【0013】本発明のカテーテルおいては、薬剤送入手
段が治療を要する血管中の部位、一般に狭窄部位および
/または血栓部位の中にまたは隣接して配置されるよう
に、潅注カテーテルが経皮導入されて血管中に配置され
る。次に血栓溶解ポリペプチドを含有する溶液などの所
望の治療剤を内腔を通して導入する。同時的に、血管中
の血流量が測定手段によってインシチュ測定される。治
療剤の送入速度は、観察された血流量に対応して慎重に
制御される。
段が治療を要する血管中の部位、一般に狭窄部位および
/または血栓部位の中にまたは隣接して配置されるよう
に、潅注カテーテルが経皮導入されて血管中に配置され
る。次に血栓溶解ポリペプチドを含有する溶液などの所
望の治療剤を内腔を通して導入する。同時的に、血管中
の血流量が測定手段によってインシチュ測定される。治
療剤の送入速度は、観察された血流量に対応して慎重に
制御される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図18につ
いて説明する。本発明は、血管病変部位の治療用の各種
治療剤、例えば組織プラスミノゲン活性化剤(TP
A)、ストレプトキナーゼ、ウロキナーゼ、ヘパリン、
血管拡張剤などの血管中送入に使用される。特に本発明
は特定血管中の血流量に影響する薬剤の位置特異的送入
に使用される。下記の説明は、TPAなど、血流量を増
大する代表的血栓ポリペプチドを使用して血管系の中の
血栓および斑点を治療する場合に焦点を当てている。し
かし本発明は、このような治療に限定されるものでな
く、本発明のカテーテルおよび方法を使用して血流量を
モニタしながら、血管系の中に放出されうる他のマクロ
分子および小分子量薬剤を送入する場合を含む。
いて説明する。本発明は、血管病変部位の治療用の各種
治療剤、例えば組織プラスミノゲン活性化剤(TP
A)、ストレプトキナーゼ、ウロキナーゼ、ヘパリン、
血管拡張剤などの血管中送入に使用される。特に本発明
は特定血管中の血流量に影響する薬剤の位置特異的送入
に使用される。下記の説明は、TPAなど、血流量を増
大する代表的血栓ポリペプチドを使用して血管系の中の
血栓および斑点を治療する場合に焦点を当てている。し
かし本発明は、このような治療に限定されるものでな
く、本発明のカテーテルおよび方法を使用して血流量を
モニタしながら、血管系の中に放出されうる他のマクロ
分子および小分子量薬剤を送入する場合を含む。
【0016】本発明のカテーテルは近位端と遠位端とを
有する細長い可撓性カテーテル本体を含む。カテーテル
本体の長さと直径は所期の用途に従って可変であるが、
代表的には約60〜150cmの長さと、約3〜11F
の範囲内の直径とを有する(1French(F)は
0.33mmに等しい)。カテーテルが冠状動脈に達し
ようとする時、カテーテル本体は代表的には約120〜
150cmの長さと、約3〜8Fの範囲内の直径とを有
する。末梢血管に到達しようとする場合、カテーテル本
体は約60〜150cmの長さと、約3〜11Fの直径
とを有する。
有する細長い可撓性カテーテル本体を含む。カテーテル
本体の長さと直径は所期の用途に従って可変であるが、
代表的には約60〜150cmの長さと、約3〜11F
の範囲内の直径とを有する(1French(F)は
0.33mmに等しい)。カテーテルが冠状動脈に達し
ようとする時、カテーテル本体は代表的には約120〜
150cmの長さと、約3〜8Fの範囲内の直径とを有
する。末梢血管に到達しようとする場合、カテーテル本
体は約60〜150cmの長さと、約3〜11Fの直径
とを有する。
【0017】カテーテル本体は、通常同軸に配置された
複数の管から成る単数または複数のの管状要素を含む。
これらの管は代表的には有機重合体、代表的にはナイロ
ン、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンなどの
押出しによって形成される。このようにして形成された
管は補強されまたは補強されず、補強はオプションとし
て金属ワイヤ、金属編組ケーブルなどによって実施され
る。血管カテーテル本体の形成プロセスおよび技術は業
界公知であって、特許、科学文献および医学文献に記載
されている。
複数の管から成る単数または複数のの管状要素を含む。
これらの管は代表的には有機重合体、代表的にはナイロ
ン、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンなどの
押出しによって形成される。このようにして形成された
管は補強されまたは補強されず、補強はオプションとし
て金属ワイヤ、金属編組ケーブルなどによって実施され
る。血管カテーテル本体の形成プロセスおよび技術は業
界公知であって、特許、科学文献および医学文献に記載
されている。
【0018】管は、近位端からカテーテル本体中を軸方
向に延在する単数または複数の内腔を画成する。詳細に
後述するように、カテーテルの近位端から遠位端に治療
剤を送るために少なくとも1つの内腔が備えられる。例
えばカテーテルをガイドワイヤの上に導入して配置する
などのために種々の追加内腔を配備する事ができる。あ
るいは、カテーテルは、このカテーテルを血管系内部に
配置させるためにその遠位端に固定ガイドワイヤを使用
する事ができる。
向に延在する単数または複数の内腔を画成する。詳細に
後述するように、カテーテルの近位端から遠位端に治療
剤を送るために少なくとも1つの内腔が備えられる。例
えばカテーテルをガイドワイヤの上に導入して配置する
などのために種々の追加内腔を配備する事ができる。あ
るいは、カテーテルは、このカテーテルを血管系内部に
配置させるためにその遠位端に固定ガイドワイヤを使用
する事ができる。
【0019】特殊の実施態様においては、カテーテルの
相異なる箇所に相異なる治療剤またはその他の薬剤を送
るために、単数または複数の追加内腔が配置される。例
えば、血栓溶解剤をカテーテルの遠位端に送りながら、
同時にカテーテルの他の長さに沿って抗凝固剤を送り、
さもなければカテーテルによって誘発される凝固を抑止
する事ができる。
相異なる箇所に相異なる治療剤またはその他の薬剤を送
るために、単数または複数の追加内腔が配置される。例
えば、血栓溶解剤をカテーテルの遠位端に送りながら、
同時にカテーテルの他の長さに沿って抗凝固剤を送り、
さもなければカテーテルによって誘発される凝固を抑止
する事ができる。
【0020】本発明のカテーテルは、カテーテル本体中
の内腔にアクセスするための近位端ハウジングを含み、
またはこれに取付ける事ができる。近位端ハウジングは
単数または複数の通常の取付け部材、例えばリューエル
コネクターを含み、このコネクターは下記に記載のよう
に管を取付けまたガイドワイヤを導入する事ができる。
の内腔にアクセスするための近位端ハウジングを含み、
またはこれに取付ける事ができる。近位端ハウジングは
単数または複数の通常の取付け部材、例えばリューエル
コネクターを含み、このコネクターは下記に記載のよう
に管を取付けまたガイドワイヤを導入する事ができる。
【0021】カテーテルによって送入される治療剤は、
かならずしもカテーテルの遠位端の近くには配置されて
いないがカテーテル本体の軸線に沿って配置された薬剤
送入手段を通して、所定の圧力グラジエントのもとに放
出される。前記の薬剤送入手段は治療剤を搬送する内腔
と流体連通し、マトリックスがカテーテルからの治療剤
の放出の速度制御バリヤを成す。
かならずしもカテーテルの遠位端の近くには配置されて
いないがカテーテル本体の軸線に沿って配置された薬剤
送入手段を通して、所定の圧力グラジエントのもとに放
出される。前記の薬剤送入手段は治療剤を搬送する内腔
と流体連通し、マトリックスがカテーテルからの治療剤
の放出の速度制御バリヤを成す。
【0022】当業者には明かなように、薬剤送入手段と
して多くの構造変形が使用可能である。例えば米国特許
第4,318,402号においては、適当な送入手段と
してのパーフォレーションを備えた外側管を有する多内
腔型注入カテーテルが開示されている。あるいは送入手
段は、米国特許第4,717,379号に記載のように
複数の放射方向キャピラリ開口を含み、または米国特許
第4,068,664号および第3,528,427号
に記載のように、パーフォレーションチップを備える事
ができる。他の設計は、米国特許第3,593,713
号に記載のようにパーフォレーション型(多孔性)剛性
軸を有する注入カテーテルを含み、またはUnited State
s Catheter, Inc によって開発されたようにバルーンが
複数のレーザ穿孔された孔を有し、これらの孔が膨張媒
体を放出させる型の膨張バルーンカテーテルを含む。前
記の各文献の開示をここに引例とする。さらに他の薬剤
送入手段が存在する。例えば個別の遠位端側面孔を有す
る複数の内腔から成るカテーテルが、Advanced Cardiov
ascular Systems of Mountain View, CA からモデルE
DMとして、またMallinkrodt of St.Louis, MO から、
またその他の多くのメーカから入手される。
して多くの構造変形が使用可能である。例えば米国特許
第4,318,402号においては、適当な送入手段と
してのパーフォレーションを備えた外側管を有する多内
腔型注入カテーテルが開示されている。あるいは送入手
段は、米国特許第4,717,379号に記載のように
複数の放射方向キャピラリ開口を含み、または米国特許
第4,068,664号および第3,528,427号
に記載のように、パーフォレーションチップを備える事
ができる。他の設計は、米国特許第3,593,713
号に記載のようにパーフォレーション型(多孔性)剛性
軸を有する注入カテーテルを含み、またはUnited State
s Catheter, Inc によって開発されたようにバルーンが
複数のレーザ穿孔された孔を有し、これらの孔が膨張媒
体を放出させる型の膨張バルーンカテーテルを含む。前
記の各文献の開示をここに引例とする。さらに他の薬剤
送入手段が存在する。例えば個別の遠位端側面孔を有す
る複数の内腔から成るカテーテルが、Advanced Cardiov
ascular Systems of Mountain View, CA からモデルE
DMとして、またMallinkrodt of St.Louis, MO から、
またその他の多くのメーカから入手される。
【0023】好ましい実施態様において、薬剤送入手段
はカテーテルの外側面の一部を成すマクロ細孔マトリッ
クスであって、このマトリックスの長手方全長に沿って
内腔が配置されている。このようにして、薬剤はマクロ
細孔マトリックスを通して外部に、カテーテルを包囲す
る媒体の中に、非常に均一な制御された形で潅注され、
この場合に潅注速度は後述のようにマトリックス特性と
内圧レベルとによって制御される。もちろん、薬剤の流
れをなんらかの形で制御しまたは方向付けするためにカ
テーテル上に追加構造を配備する事ができる。
はカテーテルの外側面の一部を成すマクロ細孔マトリッ
クスであって、このマトリックスの長手方全長に沿って
内腔が配置されている。このようにして、薬剤はマクロ
細孔マトリックスを通して外部に、カテーテルを包囲す
る媒体の中に、非常に均一な制御された形で潅注され、
この場合に潅注速度は後述のようにマトリックス特性と
内圧レベルとによって制御される。もちろん、薬剤の流
れをなんらかの形で制御しまたは方向付けするためにカ
テーテル上に追加構造を配備する事ができる。
【0024】図示の実施例において、マクロ細孔マトリ
ックスは末端を閉鎖された管または円筒体として形成さ
れ、この場合に内腔がこの管の内部に開く。この構造
は、マクロ細孔膜の全長に沿ってあらゆる放射方向に高
度に均一な拡散を生じるので特に望ましい。マクロ細孔
膜の長さは広く変動する事ができ、通常は少なくとも1
cmからカテーテルの全長、例えば160cmまでであ
る。一般に、マクロ細孔マトリックスの長さは約2〜5
0cm、さらに一般的に約2〜20cm、多くの場合に
5〜15cmの範囲内である。
ックスは末端を閉鎖された管または円筒体として形成さ
れ、この場合に内腔がこの管の内部に開く。この構造
は、マクロ細孔膜の全長に沿ってあらゆる放射方向に高
度に均一な拡散を生じるので特に望ましい。マクロ細孔
膜の長さは広く変動する事ができ、通常は少なくとも1
cmからカテーテルの全長、例えば160cmまでであ
る。一般に、マクロ細孔マトリックスの長さは約2〜5
0cm、さらに一般的に約2〜20cm、多くの場合に
5〜15cmの範囲内である。
【0025】あるいは、マクロ細孔マトリックスは、単
数または複数の薬剤送入内腔を画成する内部管状構造を
覆うシースとして形成する事ができる。このような構造
においては、シースを複数の送入区域に分割し、カテー
テルの相異なる区域から相異なる薬剤を同時に放出する
事ができる。これらの薬剤送入区域は軸方向に離間さ
れ、または放射方向に離間され、または軸方向と放射方
向に離間される事ができる。特定の実施態様において、
第1内腔がカテーテル先端の近くに配置されたマクロ細
孔マトリックスに対して治療剤を供給し、第2内腔がカ
テーテル軸の一部または全長に沿って延在するマクロ細
孔マトリックスに対してヘパリンなどの凝固防止剤を送
入する。このようなカテーテルの全長に沿って凝固を防
止する性能は、カテーテルを長期間、特定部位に放置す
る場合に特に望ましい。マクロ細孔マトリックスを含む
薬剤送入手段を有するカテーテル構造は、本特願の譲り
受け人に譲渡された同時係属特願第07/545,31
1号に記載されている。
数または複数の薬剤送入内腔を画成する内部管状構造を
覆うシースとして形成する事ができる。このような構造
においては、シースを複数の送入区域に分割し、カテー
テルの相異なる区域から相異なる薬剤を同時に放出する
事ができる。これらの薬剤送入区域は軸方向に離間さ
れ、または放射方向に離間され、または軸方向と放射方
向に離間される事ができる。特定の実施態様において、
第1内腔がカテーテル先端の近くに配置されたマクロ細
孔マトリックスに対して治療剤を供給し、第2内腔がカ
テーテル軸の一部または全長に沿って延在するマクロ細
孔マトリックスに対してヘパリンなどの凝固防止剤を送
入する。このようなカテーテルの全長に沿って凝固を防
止する性能は、カテーテルを長期間、特定部位に放置す
る場合に特に望ましい。マクロ細孔マトリックスを含む
薬剤送入手段を有するカテーテル構造は、本特願の譲り
受け人に譲渡された同時係属特願第07/545,31
1号に記載されている。
【0026】さらに本発明のカテーテルはカテーテル本
体に沿ってまたはその内部に、治療剤の送入と両立する
血流量および血流速度をモニタするために配置された単
数または複数の検出手段または測定手段を含む。狭窄病
変部位および/または血栓の治療に適した実施態様にお
いては、この測定手段は圧力トランスデューサ、電磁式
検出器、超音波検出器、熱−希釈流測定手段などであ
る。カテーテルの中に圧力トランスデューサを使用する
方法は米国特許第4,850,358号および第4,9
01,731号に記載され、これらの特許を引例とす
る。カテーテル中の血流量を測定する電磁手段は米国特
許第4,175,566号に記載され、この開示を引例
とする。カテーテル中にドップラー手段およびガイドワ
イヤを使用する方法は米国特許第4,665,925号
および4,771,788号、米国特許第4,733,
669号および米国特許第4,920,967号に記載
され、これらの特許を引例とする。
体に沿ってまたはその内部に、治療剤の送入と両立する
血流量および血流速度をモニタするために配置された単
数または複数の検出手段または測定手段を含む。狭窄病
変部位および/または血栓の治療に適した実施態様にお
いては、この測定手段は圧力トランスデューサ、電磁式
検出器、超音波検出器、熱−希釈流測定手段などであ
る。カテーテルの中に圧力トランスデューサを使用する
方法は米国特許第4,850,358号および第4,9
01,731号に記載され、これらの特許を引例とす
る。カテーテル中の血流量を測定する電磁手段は米国特
許第4,175,566号に記載され、この開示を引例
とする。カテーテル中にドップラー手段およびガイドワ
イヤを使用する方法は米国特許第4,665,925号
および4,771,788号、米国特許第4,733,
669号および米国特許第4,920,967号に記載
され、これらの特許を引例とする。
【0027】好ましい実施態様において、測定手段は血
流量の検出のためにカテーテル本体に沿ってまたはその
内部に配置された単数または複数のドップラー結晶を含
む。ドップラー結晶は業界公知である。例えば米国特許
第4,665,925号はその一般的動作を開示してい
る。ドップラー結晶は音響の爆発を生じ、この爆発音が
血液を通して伝達され、赤血球、血管壁体、斑点などの
種々の構造によって反射される。各反射構造の距離に対
応して、ドップラー結晶によって受けられた帰還音響信
号が時間的に分類される。
流量の検出のためにカテーテル本体に沿ってまたはその
内部に配置された単数または複数のドップラー結晶を含
む。ドップラー結晶は業界公知である。例えば米国特許
第4,665,925号はその一般的動作を開示してい
る。ドップラー結晶は音響の爆発を生じ、この爆発音が
血液を通して伝達され、赤血球、血管壁体、斑点などの
種々の構造によって反射される。各反射構造の距離に対
応して、ドップラー結晶によって受けられた帰還音響信
号が時間的に分類される。
【0028】他の実施態様においては、測定手段は、ポ
リビニリデン(PVDF)などの重合体の押し出し管状
部材から成る単数または複数の超音波結晶を含むので、
音響信号はこの管の縁から軸方向に伝達される。PVD
FはPennwaltCorpから商標Kynarで市
販されている。この実施態様において、結晶は、ガイド
ワイヤを備えたカテーテルの遠位端の中に取り付けられ
る。この構造はガイドワイヤ収容したままでカテーテル
を通過する血流量を測定する事ができる。
リビニリデン(PVDF)などの重合体の押し出し管状
部材から成る単数または複数の超音波結晶を含むので、
音響信号はこの管の縁から軸方向に伝達される。PVD
FはPennwaltCorpから商標Kynarで市
販されている。この実施態様において、結晶は、ガイド
ワイヤを備えたカテーテルの遠位端の中に取り付けられ
る。この構造はガイドワイヤ収容したままでカテーテル
を通過する血流量を測定する事ができる。
【0029】結晶から特定距離において構造から反射さ
れた信号を選択するために調節自在のレシーバが取り付
けられる。ドップラー信号によって受けられた反射信号
が増幅されて、一般に20メガヘルツのマスタ発振信号
に対して位相および周波数を比較される。増幅された反
射信号とマスタ発振信号との周波数の差異がドップラー
シフトである。ドップラーシフト(δf)は下記のドッ
プラー方程式によって定義される。 Δf=2F V/c COS θ ここにFは伝達された周波数、Vは流体速度、cは流体
中の音速、θは流体軸線と音響軸線との角度とする。ド
ップラーシフト(Δf)は流体速度(V)に対して線形
比例する。
れた信号を選択するために調節自在のレシーバが取り付
けられる。ドップラー信号によって受けられた反射信号
が増幅されて、一般に20メガヘルツのマスタ発振信号
に対して位相および周波数を比較される。増幅された反
射信号とマスタ発振信号との周波数の差異がドップラー
シフトである。ドップラーシフト(δf)は下記のドッ
プラー方程式によって定義される。 Δf=2F V/c COS θ ここにFは伝達された周波数、Vは流体速度、cは流体
中の音速、θは流体軸線と音響軸線との角度とする。ド
ップラーシフト(Δf)は流体速度(V)に対して線形
比例する。
【0030】図1乃至図5について述べれば、これらの
図においては本発明の原理によるカテーテル10の第1
実施態様の構造を示す。カテーテル10はカテーテル本
体12を含み、この本体12は近位端14と遠位端16
とを有する。カテーテル本体12は内部可撓性管状部材
18と外側管状部材20とを含む。内部可撓性管18は
近位端14から遠位端16まで延在する中心内腔22を
有するが、内部18と外部管20は相互に環状内腔24
を画成し、この内腔24もカテーテルの近位端から遠位
端まで延在する。近位端ハウジング30がカテーテル本
体12の近位端14に固着される。このハウジングの中
心ポート32は内部可撓性管18の中心内腔22と連通
する。またハウジング30は側面ポート34を含み、こ
の側面ポートは環状内腔24と連通する。一般に中心内
腔22とポート32は、通常のように移動式ガイドワイ
ヤ36(破線で示す)の上をカテーテル10を導入する
ために使用される。側面ポート34は使用される治療剤
を搬送する溶液を導入するために使用される。
図においては本発明の原理によるカテーテル10の第1
実施態様の構造を示す。カテーテル10はカテーテル本
体12を含み、この本体12は近位端14と遠位端16
とを有する。カテーテル本体12は内部可撓性管状部材
18と外側管状部材20とを含む。内部可撓性管18は
近位端14から遠位端16まで延在する中心内腔22を
有するが、内部18と外部管20は相互に環状内腔24
を画成し、この内腔24もカテーテルの近位端から遠位
端まで延在する。近位端ハウジング30がカテーテル本
体12の近位端14に固着される。このハウジングの中
心ポート32は内部可撓性管18の中心内腔22と連通
する。またハウジング30は側面ポート34を含み、こ
の側面ポートは環状内腔24と連通する。一般に中心内
腔22とポート32は、通常のように移動式ガイドワイ
ヤ36(破線で示す)の上をカテーテル10を導入する
ために使用される。側面ポート34は使用される治療剤
を搬送する溶液を導入するために使用される。
【0031】カテーテル10はその遠位端16近くに管
状マクロ細孔マトリックス40を形成されている。この
マトリックス40の遠位端は内部管状部材18の外側面
に取り付けられ、外部環状内腔24の末端を閉鎖する。
管状マクロ細孔マトリックスは外側可撓性管状部材20
と連続面を成すので、カテーテル本体は実際上単一の連
続外側管状部材を含み、この連続外側部材が非多孔性ま
たは不透過性部分と、管状マトリックス40から成る第
2多孔性部分とを含む。このようにして、治療剤を搬送
する溶液はポート34から導入され、環状内腔24の中
を通過し、制御された条件でマクロ細孔マトリックス4
0を通して放出される。管状マクロ細孔マトリックス4
0の長さは前記の限界内部において広く変動する事がで
きる。治療剤溶液の放出速度がすべての箇所において同
一となるように、マトリックス40の多孔性は表面全体
に沿って大体均一とする。もちろん治療剤溶液の不均一
な放出速度を生じたい場合には、マトリックス40の多
孔性その他の特性を変動させる事ができる。
状マクロ細孔マトリックス40を形成されている。この
マトリックス40の遠位端は内部管状部材18の外側面
に取り付けられ、外部環状内腔24の末端を閉鎖する。
管状マクロ細孔マトリックスは外側可撓性管状部材20
と連続面を成すので、カテーテル本体は実際上単一の連
続外側管状部材を含み、この連続外側部材が非多孔性ま
たは不透過性部分と、管状マトリックス40から成る第
2多孔性部分とを含む。このようにして、治療剤を搬送
する溶液はポート34から導入され、環状内腔24の中
を通過し、制御された条件でマクロ細孔マトリックス4
0を通して放出される。管状マクロ細孔マトリックス4
0の長さは前記の限界内部において広く変動する事がで
きる。治療剤溶液の放出速度がすべての箇所において同
一となるように、マトリックス40の多孔性は表面全体
に沿って大体均一とする。もちろん治療剤溶液の不均一
な放出速度を生じたい場合には、マトリックス40の多
孔性その他の特性を変動させる事ができる。
【0032】さらにカテーテル10は、導線52を通し
て信号レシーバ50に接続された単数または複数のドッ
プラー検出51を含むドップラー機構を備える。図2に
図示の実施態様のように、このドップラー検出51はマ
トリックス40に近接して外部管状部材20の内側面に
対してまたはその内側に固着される。しかし結晶51は
血管に音響アクセスするように任意の形に配置する事が
できる。例えばドップラー結晶51は通常手段によって
内腔24の中に配置され、あるいは内部管状部材18に
対してまたはその内部に固着する事ができる。業界公知
のように音響バッキング(図示されず)を備える事がで
きる。
て信号レシーバ50に接続された単数または複数のドッ
プラー検出51を含むドップラー機構を備える。図2に
図示の実施態様のように、このドップラー検出51はマ
トリックス40に近接して外部管状部材20の内側面に
対してまたはその内側に固着される。しかし結晶51は
血管に音響アクセスするように任意の形に配置する事が
できる。例えばドップラー結晶51は通常手段によって
内腔24の中に配置され、あるいは内部管状部材18に
対してまたはその内部に固着する事ができる。業界公知
のように音響バッキング(図示されず)を備える事がで
きる。
【0033】結晶51は導線52によって信号レシーバ
に対して作動的に連結される。導線52の形状は種々で
ある。例えば、導線52は管状部材20および/または
管状部材18に対して固着される。あるいは導線52は
内腔24の中に自由に配置される(図示されず)。便宜
上、導線52は単一の同軸ケーブルまたは共線ケーブル
の中に格納する事ができる。
に対して作動的に連結される。導線52の形状は種々で
ある。例えば、導線52は管状部材20および/または
管状部材18に対して固着される。あるいは導線52は
内腔24の中に自由に配置される(図示されず)。便宜
上、導線52は単一の同軸ケーブルまたは共線ケーブル
の中に格納する事ができる。
【0034】図1乃至図5の実施態様においては、結晶
を収容するために必要な余分のカテーテル直径は薬剤送
入手段の近位端までしか延在しない。従って、薬剤送入
手段は、血流量検出手段によって体積を追加される事な
く病変部位の近位側に配置する事ができる。例えば血栓
病変部位を治療する場合、薬剤送入手段とカテーテル遠
位端は、狭い動脈を容易に通過して血栓の中に進入する
事のできる小直径を有するように構成する事ができる。
を収容するために必要な余分のカテーテル直径は薬剤送
入手段の近位端までしか延在しない。従って、薬剤送入
手段は、血流量検出手段によって体積を追加される事な
く病変部位の近位側に配置する事ができる。例えば血栓
病変部位を治療する場合、薬剤送入手段とカテーテル遠
位端は、狭い動脈を容易に通過して血栓の中に進入する
事のできる小直径を有するように構成する事ができる。
【0035】ドップラー結晶の他の配置も可能である。
図6乃至図9の実施態様において、カテーテル100
は、カテーテル本体120の非外傷性遠位端116の近
くに形成された管状マクロ細孔マトリックス140を含
む。内部可撓性管118は近位端114から遠位端11
6に達する中心内腔112を有し、内部管118と外部
管120が相互に環状内腔124を画成し、この内腔1
24もカテーテルの近位端から遠位端まで延在する。
図6乃至図9の実施態様において、カテーテル100
は、カテーテル本体120の非外傷性遠位端116の近
くに形成された管状マクロ細孔マトリックス140を含
む。内部可撓性管118は近位端114から遠位端11
6に達する中心内腔112を有し、内部管118と外部
管120が相互に環状内腔124を画成し、この内腔1
24もカテーテルの近位端から遠位端まで延在する。
【0036】図示のように、ドップラー結晶151は管
状部材120’に対して固着され、この部材120’は
マトリックス140に隣接する外側管状部材120の一
部である。他の構造もありうる。例えば結晶151は環
状内腔124の中に通常手段によって配置され、あるい
は内部管状部材118に対して固着され、音響バッキン
グを備えまたは備えない事ができる。結晶151は、内
腔124の内部を通る導線152を介してレシーバ50
に対して作動的に接続される。あるいは導線152を管
状部材120’、140、120および/または118
に固着する事ができまたは任意に組み合わせる事ができ
る。しかし導線152は結晶151に達するようにマト
リックス140の遠位側に十分距離延在しなければなら
ない。
状部材120’に対して固着され、この部材120’は
マトリックス140に隣接する外側管状部材120の一
部である。他の構造もありうる。例えば結晶151は環
状内腔124の中に通常手段によって配置され、あるい
は内部管状部材118に対して固着され、音響バッキン
グを備えまたは備えない事ができる。結晶151は、内
腔124の内部を通る導線152を介してレシーバ50
に対して作動的に接続される。あるいは導線152を管
状部材120’、140、120および/または118
に固着する事ができまたは任意に組み合わせる事ができ
る。しかし導線152は結晶151に達するようにマト
リックス140の遠位側に十分距離延在しなければなら
ない。
【0037】図6の実施態様において、結晶152の音
響軸線はカテーテル112と軸方向または放射方向に、
またはその組み合わせ方向において整列させる事ができ
る。結晶(音響軸線)が血液流軸線と整列された時にド
ップラーシフトがより正確に測定されるのであるから、
このような軸方向整列は信号の安定性と精度とを改良す
る。
響軸線はカテーテル112と軸方向または放射方向に、
またはその組み合わせ方向において整列させる事ができ
る。結晶(音響軸線)が血液流軸線と整列された時にド
ップラーシフトがより正確に測定されるのであるから、
このような軸方向整列は信号の安定性と精度とを改良す
る。
【0038】さらに他の実施態様とし、図10乃至図13に
図示のカテーテル200は、カテーテル本体220の非
外傷性遠位端126の近くに形成された管状マクロ細孔
マトリックス240を有する。内部可撓性管218は近
位端214から遠位端216に達する中心内腔222を
有し、内部管218と外部管220が相互に環状内腔2
24を画成し、この内腔224もカテーテルの近位端か
ら遠位端まで延在する。
図示のカテーテル200は、カテーテル本体220の非
外傷性遠位端126の近くに形成された管状マクロ細孔
マトリックス240を有する。内部可撓性管218は近
位端214から遠位端216に達する中心内腔222を
有し、内部管218と外部管220が相互に環状内腔2
24を画成し、この内腔224もカテーテルの近位端か
ら遠位端まで延在する。
【0039】図示のようにドップラー結晶251は遠位
端216のレベルに取り付けられている。この実施態様
においては結晶251を遠位端に配置する必要がある
が、この結晶251は、管状部材218、220および
/または内腔222に対してまたはその内部に固着しま
たはその任意の組み合わせを使用する事ができる。また
結晶は流体流に対して軸方向または放射方向、またはそ
の組み合わせ方向に整列させる事ができる。
端216のレベルに取り付けられている。この実施態様
においては結晶251を遠位端に配置する必要がある
が、この結晶251は、管状部材218、220および
/または内腔222に対してまたはその内部に固着しま
たはその任意の組み合わせを使用する事ができる。また
結晶は流体流に対して軸方向または放射方向、またはそ
の組み合わせ方向に整列させる事ができる。
【0040】図10の実施態様は二、三の利点を示す。こ
の実施態様の結晶の遠位端配向により結晶は対向内側面
から離間して配置され、結晶の感度が増大される。さら
にカテーテルの遠位端に放射方向に配置された結晶は血
管の血栓部位を通る血液流をよりよく測定する事ができ
る。またこの結晶を血栓部位の内部または遠位端に配置
する事ができるが、この場合、血管の近位側側面分岐か
らの音響干渉は存在しない。
の実施態様の結晶の遠位端配向により結晶は対向内側面
から離間して配置され、結晶の感度が増大される。さら
にカテーテルの遠位端に放射方向に配置された結晶は血
管の血栓部位を通る血液流をよりよく測定する事ができ
る。またこの結晶を血栓部位の内部または遠位端に配置
する事ができるが、この場合、血管の近位側側面分岐か
らの音響干渉は存在しない。
【0041】図14乃至図17に図示のさらに他の実施態様
においては、内部可撓性管状部材318と外部可撓性管
状部材320とを有するカテーテルが図示されている。
内管318はその内部を貫通する中心内腔322を有
し、また内管318と外管320は相互に環状内腔32
4を画成し、検出手段351、352が近位端312に
配置されている。
においては、内部可撓性管状部材318と外部可撓性管
状部材320とを有するカテーテルが図示されている。
内管318はその内部を貫通する中心内腔322を有
し、また内管318と外管320は相互に環状内腔32
4を画成し、検出手段351、352が近位端312に
配置されている。
【0042】カテーテル本体320の遠位端316の近
くに管状部材320の周囲に管状マクロ細孔マトリック
ス340が配置されている。管部材320とマトリック
ス340との間に環状内腔331が画成されている。管
状部材320は、この内腔331の中に薬剤を送入する
ため複数のレーザ穿孔などの通路(図示されず)を備え
ている。この環状内腔331の中に金リボンマーカ/ス
ペーサ330が配置されて、薬剤の送入を容易に成しま
た放射線写真用マーカを成す。図示されてはいないが、
図1乃至図13の実施態様も図14乃至図17の薬剤送入手段
を含むように構成する事ができる。
くに管状部材320の周囲に管状マクロ細孔マトリック
ス340が配置されている。管部材320とマトリック
ス340との間に環状内腔331が画成されている。管
状部材320は、この内腔331の中に薬剤を送入する
ため複数のレーザ穿孔などの通路(図示されず)を備え
ている。この環状内腔331の中に金リボンマーカ/ス
ペーサ330が配置されて、薬剤の送入を容易に成しま
た放射線写真用マーカを成す。図示されてはいないが、
図1乃至図13の実施態様も図14乃至図17の薬剤送入手段
を含むように構成する事ができる。
【0043】当業者には明らかなように、図示の実施態
様の多くの構造変形が存在する。例えば、モニタ手段
は、斜め配向など、前記と異なる配向に設置する事がで
きる。しかしこのような配向は血液流の測定をそれだけ
不正確にする可能性がある。またモニタ手段が対称的に
配置される必要はない。例えば第1モニタ手段を送入手
段の近位側に配置し、第2モニタ手段を送入手段の遠位
側に配置する事も望ましい。また使用されるドップラー
結晶の数も可変である。正確な流量を測定する必要がな
いのであるから、流れが回復したか否かを決定するため
に単一のドップラー結晶を使用する事もできる。また導
線は流体と接触しない他の通路を通す事もできる事は明
らかであろう。
様の多くの構造変形が存在する。例えば、モニタ手段
は、斜め配向など、前記と異なる配向に設置する事がで
きる。しかしこのような配向は血液流の測定をそれだけ
不正確にする可能性がある。またモニタ手段が対称的に
配置される必要はない。例えば第1モニタ手段を送入手
段の近位側に配置し、第2モニタ手段を送入手段の遠位
側に配置する事も望ましい。また使用されるドップラー
結晶の数も可変である。正確な流量を測定する必要がな
いのであるから、流れが回復したか否かを決定するため
に単一のドップラー結晶を使用する事もできる。また導
線は流体と接触しない他の通路を通す事もできる事は明
らかであろう。
【0044】図18について、患者の浅在大腿動脈SFA
中の血栓T部位の治療に本発明の装置および方法を使用
した場合を説明する。通常の手法で導入カテーテルを使
用して、左側腸骨動脈IL を通して右側腸骨動脈IR の
中に、つぎに浅在大腿動脈SFAの中まで導入する。ガ
イドワイヤ36は、その遠位端が深在大腿動脈DFAの
中を通って、血栓T部位に達するように配置される。こ
のようなすべての配置段階は蛍光透視鏡の案内で実施さ
れる。ガイドワイヤ36が適正に配置された後に、マク
ロ細孔膜40などの薬剤送入手段が血栓T部位の中に入
るまで、カテーテル10をガイドワイヤ36に沿って通
す。
中の血栓T部位の治療に本発明の装置および方法を使用
した場合を説明する。通常の手法で導入カテーテルを使
用して、左側腸骨動脈IL を通して右側腸骨動脈IR の
中に、つぎに浅在大腿動脈SFAの中まで導入する。ガ
イドワイヤ36は、その遠位端が深在大腿動脈DFAの
中を通って、血栓T部位に達するように配置される。こ
のようなすべての配置段階は蛍光透視鏡の案内で実施さ
れる。ガイドワイヤ36が適正に配置された後に、マク
ロ細孔膜40などの薬剤送入手段が血栓T部位の中に入
るまで、カテーテル10をガイドワイヤ36に沿って通
す。
【0045】血管の中に測定手段を配置する事により、
血流量は連続的にインシチュモニタされる。好ましい方
法においては、単数または複数のドップラー結晶51な
どの測定手段が血管内部に配置される。しかし測定手段
を送入手段とは別個に血管の中に導入する事もできる。
本発明の前記より好ましくない方法として、薬剤の注入
中の血流量を測定するため、別個のカテーテルまたはガ
イドワイヤ手段を使用する。例えば、薬剤を血管カテー
テルによって注入する間にカテーテルを通過する血流量
を、前記カテーテルとは別個に導入されたドップラー結
晶を先端に備えたガイドワイヤによって測定する。この
ドップラー結晶を先端に備えたガイドワイヤは米国特許
第4,771,788号に記載されている。
血流量は連続的にインシチュモニタされる。好ましい方
法においては、単数または複数のドップラー結晶51な
どの測定手段が血管内部に配置される。しかし測定手段
を送入手段とは別個に血管の中に導入する事もできる。
本発明の前記より好ましくない方法として、薬剤の注入
中の血流量を測定するため、別個のカテーテルまたはガ
イドワイヤ手段を使用する。例えば、薬剤を血管カテー
テルによって注入する間にカテーテルを通過する血流量
を、前記カテーテルとは別個に導入されたドップラー結
晶を先端に備えたガイドワイヤによって測定する。この
ドップラー結晶を先端に備えたガイドワイヤは米国特許
第4,771,788号に記載されている。
【0046】次に使用される治療剤、代表的には血栓溶
解ポリペプチドを含有する潅注溶液を、ポート34を通
して血栓T部位を少なくとも部分的に溶解する初流量で
導入する。潅注溶液は代表的には可撓性バッグなどの容
器300からポンプ301によって送られ、このポンプ
は管304によって導入ポート34に接続されている。
ポンプ301は代表的には広い圧力範囲において所定体
積の流量を生じる事ができるものである。もっとも一般
に使用される二種の血栓溶解剤の処理条件は下記であ
る。 血栓溶解剤 送入率(体積) 好ましい濃度 TPA 5 - 150 cc/hr 60 IU/cc〜106 IU/cc; 250,000 〜106 IU/cc ウロキナーゼ 5 - 150 cc/hr 3,000 IU/cc - 15,000 IU/cc; 5-50 cc/hr 1,000 IU/cc - 20,000 IU/cc カテーテル中の潅注溶液の圧力は主としてポンプ301
によって与えられる流量と、マクロ細孔膜40の液流に
対する抵抗とによって決定され、約0.1psi〜約500psiの
範囲内にあるが、通常は約1psi〜約25psiの範
囲内にある。マクロ細孔膜40に対する背圧は血栓Tの
部位全体にわたって血栓溶解剤の高度に均一な制御され
た放出を生じるので、溶解が一定速度で生じ、所要の全
薬剤量を最小限に成し、また血栓の一部が破断して塞栓
として放出される可能性を低下させる。
解ポリペプチドを含有する潅注溶液を、ポート34を通
して血栓T部位を少なくとも部分的に溶解する初流量で
導入する。潅注溶液は代表的には可撓性バッグなどの容
器300からポンプ301によって送られ、このポンプ
は管304によって導入ポート34に接続されている。
ポンプ301は代表的には広い圧力範囲において所定体
積の流量を生じる事ができるものである。もっとも一般
に使用される二種の血栓溶解剤の処理条件は下記であ
る。 血栓溶解剤 送入率(体積) 好ましい濃度 TPA 5 - 150 cc/hr 60 IU/cc〜106 IU/cc; 250,000 〜106 IU/cc ウロキナーゼ 5 - 150 cc/hr 3,000 IU/cc - 15,000 IU/cc; 5-50 cc/hr 1,000 IU/cc - 20,000 IU/cc カテーテル中の潅注溶液の圧力は主としてポンプ301
によって与えられる流量と、マクロ細孔膜40の液流に
対する抵抗とによって決定され、約0.1psi〜約500psiの
範囲内にあるが、通常は約1psi〜約25psiの範
囲内にある。マクロ細孔膜40に対する背圧は血栓Tの
部位全体にわたって血栓溶解剤の高度に均一な制御され
た放出を生じるので、溶解が一定速度で生じ、所要の全
薬剤量を最小限に成し、また血栓の一部が破断して塞栓
として放出される可能性を低下させる。
【0047】潅注プロセス中、血管中の血流量がドップ
ラー結晶350によってモニタされ、このドップラー結
晶は結晶51、リード線52およびレシーバ50を含
む。血流量は一定間隔で(または連続的に)結晶51に
よって発生される音響信号によって特定される。血液か
らの音響反射に対応して、リード線52を通してレシー
バ50に信号が伝達される。またドップラー結晶は相対
または絶対血流量値を表示するため、出力装置55、例
えば液晶ディスプレーおよび/またはオーディオスピー
カを生かす事ができる。さらに血流量が目標レベルに達
しまたはこれを超過した事をオペレータに信号するた
め、アラーム56が生かされる。薬剤の注入が血流量を
低減させる場合、血流量が所定レベル以下に落ちた時に
アラーム56が生かされる。便宜上、デバイス55とア
ラーム56はレシーバ50の中に格納される。
ラー結晶350によってモニタされ、このドップラー結
晶は結晶51、リード線52およびレシーバ50を含
む。血流量は一定間隔で(または連続的に)結晶51に
よって発生される音響信号によって特定される。血液か
らの音響反射に対応して、リード線52を通してレシー
バ50に信号が伝達される。またドップラー結晶は相対
または絶対血流量値を表示するため、出力装置55、例
えば液晶ディスプレーおよび/またはオーディオスピー
カを生かす事ができる。さらに血流量が目標レベルに達
しまたはこれを超過した事をオペレータに信号するた
め、アラーム56が生かされる。薬剤の注入が血流量を
低減させる場合、血流量が所定レベル以下に落ちた時に
アラーム56が生かされる。便宜上、デバイス55とア
ラーム56はレシーバ50の中に格納される。
【0048】他の方法として、治療剤の送入量は、レシ
ーバ50による血流量の測定値に対応して自動的に滴定
される。このアプローチにおいては、ポンプ301はマ
イクロプロセッサ制御を受ける可変注入率ポンプであっ
て、リード線303、例えば直列接続線を介してレシー
バ50に選択的に接続される。ポンプ301は、レシー
バ50からの信号に対応して所定注入率の送入を生じる
ようにプログラミングされる事ができる。この技術のも
っとも簡単な実施態様においては、目標血流量に達した
後にポンプ301が閉め切られる。さらに進んだ実施態
様においては、ポンプ301は血流量の変動に対応して
傾斜流量(例えば線形、指数関数傾斜など)を送入する
ようにプログラミングされる。この方法は、薬剤用量と
全身的副作用を最小限にしながら、生体部位において最
大治療応答を達成する事ができる。
ーバ50による血流量の測定値に対応して自動的に滴定
される。このアプローチにおいては、ポンプ301はマ
イクロプロセッサ制御を受ける可変注入率ポンプであっ
て、リード線303、例えば直列接続線を介してレシー
バ50に選択的に接続される。ポンプ301は、レシー
バ50からの信号に対応して所定注入率の送入を生じる
ようにプログラミングされる事ができる。この技術のも
っとも簡単な実施態様においては、目標血流量に達した
後にポンプ301が閉め切られる。さらに進んだ実施態
様においては、ポンプ301は血流量の変動に対応して
傾斜流量(例えば線形、指数関数傾斜など)を送入する
ようにプログラミングされる。この方法は、薬剤用量と
全身的副作用を最小限にしながら、生体部位において最
大治療応答を達成する事ができる。
【0049】本発明は前記の説明のみに限定されるもの
でなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施でき
る。
でなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施でき
る。
【図1】本発明による制御潅注カテーテルの斜視図。
【図2】図1のカテーテルの遠位端の断面図。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】図2の4−4線に沿った断面図。
【図5】図2の5−5線に沿った断面図。
【図6】図1のカテーテルの遠位端の他の実施態様の断
面図。
面図。
【図7】図6の7−7線に沿った断面図。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図。
【図9】図6の9−9線に沿った断面図。
【図10】図1のカテーテルの遠位端のさらに他の実施
態様の断面図。
態様の断面図。
【図11】図10の11−11線に沿った断面図。
【図12】図10の12−12線に沿った断面図。
【図13】図10の13−13線に沿った断面図。
【図14】図1のカテーテルの遠位端のさらに他の実施
態様の断面図。
態様の断面図。
【図15】図14の15−15線に沿った断面図。
【図16】図14の16−16線に沿った断面図。
【図17】図14の17−17線に沿った断面図。
【図18】患者の血管中の血栓部位に血栓溶解ポリペプ
チドを導入するため潅注カテーテルおよび血流量モニタ
手段を使用する本発明の方法を示す人体図。
チドを導入するため潅注カテーテルおよび血流量モニタ
手段を使用する本発明の方法を示す人体図。
10 カテーテル 18 内管 20 外管 22 中心内腔 24 環状内腔 40 薬剤導入マトリックス 50 信号レシーバ 55 出力 56 アラーム 51 ドップラー結晶 52 導線 300 潅注溶液容器 350 ドップラー結晶システム T 血栓 SFA 浅在大腿動脈 DFA 深在大腿動脈
Claims (13)
- 【請求項1】近位端、遠位端および前記の近位端と遠位
端との間の中心内腔を有する内部可撓性管状部材と、前
記内部可撓性部材の周囲に同軸的に配置され前記内部可
撓性部材に対して遠位端近くで封止されて閉鎖遠位端を
有する環状内腔を画成する外部可撓性管状部材とを含
み、ここに、前記遠位端に近い外部可撓性部材の少なく
とも一部がマクロ細孔マトリックス材料によって形成さ
れ、前記マトリックス材料がマクロ分子の前記環状内腔
からの制御された拡散を生じる事を特徴とする血管潅注
カテーテル。 - 【請求項2】カテーテル本体の遠位端にまたは遠位端の
近くにマクロ細孔マトリックスが配置されることを特徴
とする請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項3】マクロ細孔マトリックスは約2cm乃至約
50cmの範囲内の長さにわたって延在することを特徴
とする請求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項4】マクロ細孔マトリックスは約10,000ドルト
ン以上で切断された分子量を有することを特徴とする請
求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項5】マクロ細孔マトリックスは織布を含むこと
を特徴とする請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項6】マクロ細孔マトリックスは不織布を含むこ
とを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項7】マクロ細孔マトリックスは、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリカルボネート、ポリスチレ
ン、セルローズおよびポリアセトニトリルから成るグル
ープから選定された物質のファイバから成るファブリッ
クを含むことを特徴とする請求項1に記載のカテーテ
ル。 - 【請求項8】マクロ細孔マトリックスは織成されたポリ
エチレン テレフタレート ファブリックを含むことを
特徴とする請求項7に記載のカテーテル。 - 【請求項9】マクロ細孔マトリックスは有機重合体膜を
含むことを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項10】環状内腔を少なくとも2つの隔離された
区域に仕切る手段と、各区域に別々に流体を送る手段と
を含むことを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項11】前記仕切手段は内部可撓性管状部材と外
部可撓性管状部材との間に延在する環状バリヤを含むこ
とを特徴とする請求項10に記載のカテーテル。 - 【請求項12】前記の流体を別々に送入する手段は、内
部管状部材の近位端から各区域まで延在する少なくとも
2つの相互に隔離された内腔を含むことを特徴とする請
求項11に記載のカテーテル。 - 【請求項13】近位端、遠位端および前記の近位端と遠
位端との間の中心内腔を有する内部可撓性管状部材と、
前記内部可撓性部材の周囲に同軸的に配置され前記内部
可撓性部材に対して遠位端近くで封止されて、閉鎖遠位
端を有する環状内腔を画成する外部可撓性管状部材であ
って、前記遠位端に近い外部可撓性部材の少なくとも一
部がマクロ細孔マトリックス材料によって形成され、前
記マトリックス材料がマクロ分子の前記環状内腔からの
制御された拡散を生じるようにした外部可撓性管状マト
リックスと、 カテーテルを通る血流量を測定するためカテーテルに固
着された少なくとも1つのドップラー結晶とを含む事を
特徴とする血管潅注カテーテル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US67937791A | 1991-04-02 | 1991-04-02 | |
| US679377 | 1991-04-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622957A true JPH0622957A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=24726683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4109181A Withdrawn JPH0622957A (ja) | 1991-04-02 | 1992-04-02 | カテーテル |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0511499A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0622957A (ja) |
| CA (1) | CA2064637A1 (ja) |
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| JP2002531846A (ja) * | 1998-12-07 | 2002-09-24 | レア メディツィンテクニック ゲーエムベーハー | 深さ方向を分解する光学的分光法および分光測定法用の検出プローブ |
| JP2010227643A (ja) * | 2003-05-12 | 2010-10-14 | I-Flow Corp | 薬剤を均等に送達させるためのカテーテル |
| JP2010540022A (ja) * | 2007-09-24 | 2010-12-24 | カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド | 血管開通性を維持するための埋込型超音波システム |
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| GB2313310B (en) * | 1995-01-19 | 1999-03-17 | Cate Folkert Jan Ten | Local delivery and monitoring of drugs |
| ATE515237T1 (de) | 1995-10-13 | 2011-07-15 | Medtronic Vascular Inc | Vorrichtung und system bei einem interstitiellen transvaskulären eingriff |
| US6283951B1 (en) | 1996-10-11 | 2001-09-04 | Transvascular, Inc. | Systems and methods for delivering drugs to selected locations within the body |
| US5800408A (en) * | 1996-11-08 | 1998-09-01 | Micro Therapeutics, Inc. | Infusion device for distributing infusate along an elongated infusion segment |
| US8388573B1 (en) | 2006-06-28 | 2013-03-05 | Abbott Cardiovascular Systems Inc. | Local delivery with a balloon covered by a cage |
| US8100855B2 (en) | 2007-09-17 | 2012-01-24 | Abbott Cardiovascular Systems, Inc. | Methods and devices for eluting agents to a vessel |
| WO2010031515A1 (en) * | 2008-09-17 | 2010-03-25 | Johanneum Research Forschungsgesellschaft Mbh | Filament-based catheter |
| US20160374703A1 (en) * | 2014-03-20 | 2016-12-29 | Agency For Science, Technology And Research | Thrombolysis device and method of operating a thrombolysis device |
| CN108837283A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-11-20 | 上海市东方医院 | 支气管干细胞精准定位缓释系统 |
| CN110141763A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-20 | 成都市第七人民医院 | 一种冠脉血流引导及药物注射多功能微导管 |
Family Cites Families (6)
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| US4767400A (en) * | 1987-10-27 | 1988-08-30 | Cordis Corporation | Porous ventricular catheter |
| JP2683750B2 (ja) * | 1988-06-06 | 1997-12-03 | 住友電気工業株式会社 | カテーテル用バルーン |
| US5021044A (en) * | 1989-01-30 | 1991-06-04 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Catheter for even distribution of therapeutic fluids |
| JPH06503972A (ja) * | 1990-06-26 | 1994-05-12 | アドヴァンスド カーディオヴァスキュラーシステムズ インコーポレイテッド | 薬剤の血管内供給方法およびそのためのカテーテル |
-
1992
- 1992-03-27 EP EP19920105366 patent/EP0511499A3/en not_active Withdrawn
- 1992-04-01 CA CA002064637A patent/CA2064637A1/en not_active Abandoned
- 1992-04-02 JP JP4109181A patent/JPH0622957A/ja not_active Withdrawn
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2064637A1 (en) | 1992-10-03 |
| EP0511499A2 (en) | 1992-11-04 |
| EP0511499A3 (en) | 1993-03-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |