JPH06229979A - 一連の測定における濃度依存パラメータの高速測定方法およびその装置 - Google Patents

一連の測定における濃度依存パラメータの高速測定方法およびその装置

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JPH06229979A
JPH06229979A JP4133512A JP13351292A JPH06229979A JP H06229979 A JPH06229979 A JP H06229979A JP 4133512 A JP4133512 A JP 4133512A JP 13351292 A JP13351292 A JP 13351292A JP H06229979 A JPH06229979 A JP H06229979A
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JP4133512A
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Aleksandrov Krishtal Oleg
アレクサンドロヴィクス クリシュタール オレグ
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/48707Physical analysis of biological material of liquid biological material by electrical means
    • G01N33/48728Investigating individual cells, e.g. by patch clamp, voltage clamp

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Abstract

(57)【要約】 【目的】一連の測定において濃度依存パラメータを迅速
に測定すること。 【構成】測定すべき溶液を円形トレー2の上に半径方向
に対称的に配置されたチャンバ3の中にそれぞれ入れ
る。まさに測定しようとするそれぞれのチャンバ3を、
コンピュータで制御された円形トレー2の回転運動によ
り測定セル(測定手段)4の下に移動させると同時に、
コンピュータ制御により円形トレー2を上昇させて測定
セル4をチャンバ3内の溶液の中につける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濃度依存パラメータと
相関関係がある化学物質の溶液を含み、それぞれ異なる
濃度の化学物質が入っている複数のチャンバ(皿)内の
溶液の中に測定手段を浸して前記化学物質の各濃度に依
存しているパラメータを測定する一連の測定において、
前記パラメータを迅速に測定するための方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】それでもって相互作用する化合物または
生体系に作用する化合物の濃度依存効果を調べる測定値
を測定する場合、当業者はしばしば一連の測定の最中に
反応体または指示薬の活性が絶えず低下するという問題
に直面している。
【0003】化合物の濃度依存性が測定されさえすれ
ば、前記問題は、測定の直前に測定すべき各電荷を新た
に配合したり、または、各場合において一方または他方
の反応体または指示薬の減衰挙動が許せば、一連の測定
の一部のみ新たな配合を立てることにより、相当時間を
費やして回避することができる。このとき、外部条件を
一定に保てば、化合物は同じ反応を再現する。
【0004】例えば細胞サスペンション、分離単細胞ま
たは細胞粒子の形をとったバイオ指示薬を使用する場
合、違った方法がある。ここで、仮定しなければならな
いことは、それぞれのバイオ指示薬は外部条件を明示し
ており、測定すべき濃度依存性の化学的刺激に対してそ
れぞれ異なる感度で反応すること、つまり、一連の測定
過程で用いられるバイオ指示薬は交換すべきではないと
いうことである。
【0005】生物学的活性物質の供与量効果関係を測定
するための新たに開発された方法は「濃度クランプ方法
(concentration-clamp method)」に代表される。そこで
は、電気生理学的パラメータ、特にそれぞれ分離単細胞
の膜または膜パッチのイオン電流またはイオン伝導率
が、前記細胞または前記パッチに作用する生物学的活性
物質の濃度の関数として測定される。
【0006】この方法の利点は、細胞膜は主に電気的コ
ンデンサを構成しその中にイオン分布の差がATPエネ
ルギーによって保たれているという事実に起因する。イ
オンは、各タイプのイオン(生物学的イオノホリシス)
に特有のキャリア(イオノホア)によってイオンチャン
ネル(細孔)を通って輸送される。化合物による刺激の
場合、活性剤またはイオンは膜表面の高分子受容体によ
って認識され、活性剤と受容体の複合体がまず形成され
る。それにより、活性化メカニズムが作動し、イオン
が、濃度と電荷の勾配に従って、そこにあるイオンチャ
ンネルを通って細胞の中に流入し(Na+ ,Ca2+)ま
たは細胞から流出する(K+ )。その結果として、膜は
減極される。
【0007】電気的または化学的刺激に対する反応のよ
うな膜の電気生理学的効果は、分離単細胞を用いても膜
パッチを用いても定量的に測定することができる。後者
の方法を用いる場合には、(通常1ミクロン(μm)の
開口をもつ)ピペットの先端に膜パッチを置き(1平方
ミクロン(μm2 ))、ここでポテンシャルと時間とに
依存するイオン電流を測定する(パッチクランプ方
法)。最初膜の外面がピペットの先端から離れて外側に
向き、従って膜パッチの内面がピペット内部の細胞内環
境に対応する溶液によって取り囲まれるように膜パッチ
が置かれている場合には、細胞外環境の電荷に対する膜
チャンネルの反応は、電気生理学的パラメータを測定す
ることによって求めることができる(電圧クランプ方
法)。
【0008】生物学的活性物質は受容体と直接相互作用
しているので、膜電流を測定することによって、活性化
効果または不活性化効果を示唆する化合物と受容体の解
離定数や会合定数を求めることができる。他方、化合物
は直接イオノホア(イオン輸送物質)と反応してイオン
輸送を妨害するので、減感または抑制が生起される。さ
らに、物質のそれぞれの濃度を測定することによって、
これらの膜の活性化または減感の速度論を得ることがで
きる。
【0009】こうして測定された、細胞または膜パッチ
に作用する物質の濃度の関数としての電気生理学的パラ
メータと、前記物質の周知の表現型効果とを互いに関係
づけると、これまで細胞に対する効果が知られていない
物質の生物学的活性を予測することができ、また、いま
だ毒性が評価されていない化合物の限界濃度の基準を得
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バイオ
指示薬の使用により化合物のそのような一連の濃度を測
定して供与量効果関係を得ようとする場合、従来の技術
では維持できない前提条件が要求される。すなわち、 (a)細胞または膜パッチの形をとったバイオ指示薬の
実際の持続力は、再現性の理由から、それぞれの解剖方
法や、実験者の器用さ、前記細胞または膜パッチが得ら
れる各細胞サスペンションの質や成熟度に大きく依存し
ているため、測定値の適切な解釈や比較は、すべての一
連の濃度がそれぞれ同一の細胞または膜パッチを用いて
測定される場合にのみ実行性がある。
【0011】(b)バイオ指示薬には意味のある測定値
を得ることができる有効寿命に限界があるため、つま
り、バイオ指示薬の持続力は絶えず減少しているため、
前記時間内にすべての一連の濃度を測定しなければなら
ない。
【0012】(c)一連の濃度におけるそれぞれの濃度
の最適上昇、つまり、濃度勾配は、すでに起こっている
一連の測定の最中に現れるだけであるため、すでに起こ
っている一連の測定の最中に濃度の電荷を種々に交換し
なければならない。
【0013】(d)バイオ指示薬の持続力の減少は使用
される各バイオ指示薬や各調製に依存しているため、使
用するバイオ指示薬の持続力の実際の減少率は、一連の
濃度のうちに測定されなければならない。
【0014】(e)所定の時間内により多くの濃度を測
定しかつより頻繁に一連の濃度の各続きのそれぞれの電
荷を測定すればそれだけ詳細に供与量効果関係を解釈す
ることができるため、単位時間あたりの処理量はできる
だけ大きくあるべきである。
【0015】従来技術の技法によりそのようなスクリー
ニングテストを実施する場合には、皿または試験管内に
入っている濃度電荷を手で装置の下に移動させたり、ま
たは、その中で一連のそれぞれの濃度がひとつずつ順に
測定される一連のくぼみを備えた標準カートリッジを使
用している。カートリッジを使用する場合には再使用を
可能にするためカートリッジを洗浄しなければならず、
それを行う際には、非常に敏感な方法である点からし
て、洗浄プロセスによっては残留痕跡のため測定値に誤
差が生じることがありうる。さらに、前記独立カートリ
ッジを使用する場合には、濃度変化をもはやより濃度に
影響するものと替えることができないので、バイオ指示
薬の持続力と比較した時間の消費は、限定された量の違
った濃度の測定を許容するだけであり、また、時間が長
くなれば、各種測定の再現性は、特にスクリーニングテ
ストが終了するころには、認められなくなる。
【0016】従って、本発明の目的は、テストされる反
応の過程において、反応体または指示薬が次第に活性を
失い、従って反応が一時的に制限され比較的短時間の間
に測定されねばならないような反応に対して、比較的多
数の測定されるべき電荷からなる濃度依存反応のスクリ
ーニングテストを迅速かつ容易に実行することができる
方法と装置を提供することである。特に、生物学的物
質、特に反応媒体中で非常に短い寿命しか持たない分離
細胞または細胞粒子の形をとったバイオ指示薬を使用す
る反応を測定することができ、しかもテスト結果ができ
るだけ高い再現率を示すようにしなければならない。こ
の点について、前記物質のバイオ指示薬に対する一般効
果と相関関係があるパラメータ、特に電気生理学的パラ
メータで、一つまたはいくつかの化合物の濃度に依存し
ているパラメータを測定することができ、しかもテスト
シリーズの濃度勾配を使用中の各バイオ指示薬の持続力
にぴったり調整することができなければならない。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、こうし
た問題は請求項1に記載の特徴により、また、装置につ
いては請求項14に記載の特徴によって解決される。
【0018】即ち、上記目的を達成するための本発明
は、濃度依存パラメータと相関関係がある化学物質の溶
液を含み、それぞれ異なる濃度の前記化学物質が入って
いる複数のチャンバ(皿)内の溶液の中に測定手段を浸
して前記化学物質の濃度に対するその依存性によりそれ
ぞれ前記パラメータを決定する一連の測定において前記
パラメータを迅速に測定するための方法において、
(a)前記各チャンバは、その中にそれぞれ異なる濃度
の化学物質を有し、円形トレーの上に半径方向に対称的
にかつ相互に等間隔に配置されており、前記トレーは、
立て軸の上に載置されて水平面内で前記立て軸の回りに
回転可能であり、その駆動についてはコンピュータ手段
により制御可能で、前記各チャンバの正確な位置決め情
報は、中に入っている化学物質の濃度に従って、コンピ
ュータにインプットされており、(b)濃度と相関関係
があるパラメータを測定するため、所定濃度の化学物質
が入っているチャンバを、コンピュータプログラムに従
って、前記トレーの回転運動によって前記トレーの上方
に配置されている測定手段の真下に移動させ、(c)そ
れから前記チャンバと前記測定手段との間の垂直距離
を、上下方向に可動のコンピュータリフティング手段に
より、前記測定手段が前記チャンバに入っている溶液の
中に浸るようになるまで短縮し、(d)それから前記チ
ャンバと前記測定手段との間の垂直距離を元の状態に復
帰させ、(e)すでに測定済みの1つまたは数個のチャ
ンバまたは次のチャンバを、より高い濃度のチャンバま
たは、コンピュータ表示に従って、より低い濃度のチャ
ンバと取り替え、または、それらを他の物質と取り替
え、新しい濃度勾配情報をコンピュータにインプット
し、(f)次のチャンバをコンピュータプログラムに従
って測定するため、当該チャンバをコンピュータによる
前記トレーの回転運動によって、それぞれ2つの隣接チ
ャンバの距離角またはその整数倍ずつ前記測定手段の下
に移動させ、コンピュータに記憶されている各シーケン
スに関するステップ(b)からステップ(e)を、すべ
ての関連濃度依存パラメータがコンピュータプログラム
に従って記録されるまで繰り返すことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、上記の方法を実現する装
置であって、(a)アナライザの測定手段の下に配置さ
れるとともに立て軸上に載置され、コンピュータの制御
により水平面内で前記立て軸の回りに回転可能な円形ト
レーを有し、この円形トレーの上には、異なる濃度の化
学物質をそれぞれ含む溶液を入れる複数のチャンバが半
径方向に対称的にかつ相互に等間隔に配置されており、
前記溶液は一連の測定または部分的測定に必要で、各測
定において測定されるべき内容物を含むそれぞれのチャ
ンバは前記円形トレーの回転運動により前記測定手段の
下に正確に位置決めされるので、前記測定手段と前記円
形トレーとの間の垂直距離を縮めると前記測定手段を前
記チャンバ内の溶液の中に浸すことができ、また、
(b)前記測定手段と前記円形トレー上に位置する前記
チャンバとの間の垂直距離を増減させる手段と、(c)
前もって入力されたコンピュータプログラムに従って前
記円形トレーの回転運動および前記垂直距離の同期した
増減を制御するコンピュータ制御ユニットとを有するこ
とを特徴とする。
【0020】
【作用】濃度依存パラメータを測定する場合、特に、例
えばバイオ指示薬を「濃度クランプ方法」に用いて、供
与量効果関係を作り上げる場合に、実験者はまず、バイ
オ指示薬として使用される各細胞種や、細胞種から測定
すべき各物質が調製された膜パッチが、きわめて敏感に
反応するという問題に直面する。その感度は、使用され
たバイオ指示薬の実際の持続力だけでなく、使用された
細胞種の膜表面上のバイオ指示薬のイオンチャンネルと
互いに関係がある受容体に対する化合物の親和力にも依
存しており、前記物質のバイオ指示薬に対する効果は一
般には知られていない。
【0021】本発明によれば、当業者は最適濃度範囲と
共に最適勾配を極めて迅速に知ることができる。さまざ
まな濃度の溶液は、円形トレーの上に半径方向に対称的
にかつ相互に等間隔に配置されたチャンバ(皿)の中に
入っている。好ましくは、固定はクリップによってなさ
れ、それにより固定されたチャンバの取り外しを簡単に
して別の濃度および/または物質の溶液が入ったチャン
バと交換しうるようになっている。円形トレーは、これ
に対してコンピュータ駆動システム制御による回転を伝
達する垂直モータ軸に固定されている。前記円形トレー
は前記軸から簡単に取り外すことができ、濃度に関して
別のチャンバ配置を持つ、または、別の生物学的活性物
質が入ったチャンバを持つ円形トレーと交換することが
できるようになっている。
【0022】円形トレー上のチャンバは繰り返し交換す
ることができるとともに、連続的に配置されているいく
つかの円形トレーも交換可能であるため、一連の最適濃
度分布をきわめて迅速に一度に測定することができる。
各濃度の一つ一つの測定は非常に短時間で行うことが要
求される。吸込み装置と測定装置とを結合して一つの測
定セルとすることで、それぞれの測定プロセスの速度を
さらに上げることができる。測定セルを浸すと、チャン
バ内の各溶液は数マイクロセカンド(msec)(溶液の粘度
により2〜100マイクロセカンド)で吸込み管の中に
吸い込まれるので、その活性表面において、バイオ指示
薬は測定すべき溶液と非常に早く接触することになる。
【0023】円形トレーまたは個々のチャンバの周期的
な水平回転運動ならびに上昇および下降運動、また、測
定セルの下降および上昇運動はそれぞれコンピュータ制
御によって行われ、よって、最適には同期されている。
【0024】同様に、一連の測定に関してコンピュータ
制御がなされている。円形トレー上の各チャンバをその
半径方向に対称的な配列に従ってひとつずつ順に測定す
る場合、それぞれの測定の前に、円形トレーはそれぞれ
二つの隣接チャンバ間の距離角ずつ回転する。しかしな
がら、本発明によれば、あらかじめコンピュータに入力
されたプログラムのため、または、前に測定された電荷
の実際値からコンピュータにより提供される順番に従っ
て、一定の間隔のあいたチャンバを、これらチャンバの
最短距離の方向に円形トレーをそれぞれ回転させつつ、
ひとつずつ順に測定することができるようになる。
【0025】特に、それによって、すでに前に測定され
たチャンバの内容物を繰り返し測定し、あらかじめコン
ピュータに入力された年代順または順序間隔のため、そ
れぞれの測定値をすでに実施された測定の場合と比較す
ることができるようになる。その結果、使用されたバイ
オ指示薬の持続力の潜在的な実際の減衰を知ることがで
き、必要ならば、次の測定値を評価するときにコンピュ
ータにより考慮することができる。
【0026】概して、測定セルによる極めて迅速な測定
プロセスに関する円形トレーおよび/またはチャンバお
よび/または各使用測定セルの運動のコンピュータ制御
の結果、一連の測定からなる全試験に要する時間が非常
に短いので、分離細胞または分離膜パッチの「寿命」
は、同一のバイオ指示薬で異なる物質の一連の濃度を測
定するのに十分である。
【0027】これにより、生物学的活性の比較測定に関
する最適な解釈が可能になる。測定される各物質のそれ
ぞれの濃度は測定前に広い濃度範囲にわたって調整され
る。このとき、好ましくは使用されるチャンバは使い捨
て材料で作られている。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、測定セルと円形トレーの配置図であ
り、円形トレーは全体的に上下方向にも可動である。図
2は、モータユニットと制御ユニットを有する円形トレ
ーの断面図であり、各チャンバはそれぞれ個々に上下方
向に可動である。
【0029】図1に示す円形トレー2は、立て軸1の回
りに回転可能であって、その上には別々のチャンバ3が
半径方向に対称的に配置されている。好ましくは、各チ
ャンバはその形状に合ったくぼみに嵌装されクランプで
固定されている。測定セル4は、測定ピペット5と吸込
み管6とからなり、円形トレー2の上方に位置してい
る。コンピュータによるプロセス制御によって、所望の
濃度の生物学的活性物質が入っているチャンバが測定セ
ル4の下に移動する。測定セル4が測定すべきチャンバ
(ハッチング部分)の上方に来るやいなや、円形トレー
2は測定セル4が当該チャンバの溶液の中に浸るように
なるまで上昇する。と同時に、溶液はバルブ7と共同し
て吸込み装置に結合されている吸込み管6によって吸い
込まれ、測定予定の電気生理学的パラメータが測定ピペ
ット5と付着細胞8または膜パッチとによって測定され
る。全測定プロセスにかかる時間は単に数マイクロセカ
ンド(msec)である。その後、バルブ7を再び開いて溶液
をこの吸込み管6から取り除く。同時に、円形トレー2
を再び下降させ、コンピュータプログラムに従って、次
のチャンバを円形トレー2の回転運動により測定セル4
の下に移動させる。
【0030】図2は装置の断面を示したものであり、こ
の装置では、チャンバ3は片持ばり9の上に載置され、
円形トレーの回転運動によって測定セルの真下に来るや
いなや上下方向にまず上昇しそれから下降するようにな
っている。
【0031】この実施例において、円形トレーは回転デ
ィスク13からなり、この上には片持ばり9がチャンバ
3と共に半径方向に対称的に載置されている。回転ディ
スク13の駆動は立て軸10によりなされるが、この立
て軸10の方はモータによって、好ましくは、コンピュ
ータ制御ユニット12により制御されるピエゾモータ1
1によって駆動される。片持ばり9と回転ディスク13
との連結は回転ナックル14によってなされ、この回転
ナックル14は回転ディスク13のピボット側の片持ば
り9の端部に横スイベル軸を有している。片持ばり9は
上下動方向に前記回転ナックル14の回りに旋回自在で
ある。
【0032】この実施例では、片持ばり9の持上げは、
コンピュータで制御される駆動装置15により動かされ
るリフティングロッド16からなる駆動ユニットによっ
て行われ、前記リフティングロッド16はてこ17を介
してプッシャ18を動かし、このプッシャ18によって
最終的に片持ばり9に載置されているチャンバ3を上昇
させる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、一連
の測定において濃度依存パラメータを迅速かつ容易に測
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定セルと円形トレーの配置図である。
【図2】モータユニットと制御ユニットを有する円形ト
レーの断面図である。
【符号の説明】
1、10…立て軸 2…円形トレー 3…チャンバ 4…測定セル 5…測定ピペット 6…吸込み管 7…バルブ 8…付着細胞 9…片持ばり 11…ピエゾモータ 12…コンピュータ制御ユニット 13…回転ディス
ク 14…回転ナックル 15…駆動装置 16…リフティングロッド 17…てこ 18…プッシャ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濃度依存パラメータと相関関係がある化学
    物質の溶液を含み、それぞれ異なる濃度の前記化学物質
    が入っている複数のチャンバ(皿)内の溶液の中に測定
    手段を浸して前記化学物質の濃度に対するその依存性に
    よりそれぞれ前記パラメータを決定する一連の測定にお
    いて前記パラメータを迅速に測定するための方法におい
    て、(a)前記各チャンバは、その中にそれぞれ異なる
    濃度の化学物質を有し、円形トレーの上に半径方向に対
    称的にかつ相互に等間隔に配置されており、前記トレー
    は、立て軸の上に載置されて水平面内で前記立て軸の回
    りに回転可能であり、その駆動についてはコンピュータ
    手段により制御可能で、前記各チャンバの正確な位置決
    め情報は、中に入っている化学物質の濃度に従って、コ
    ンピュータにインプットされており、(b)濃度と相関
    関係があるパラメータを測定するため、所定濃度の化学
    物質が入っているチャンバを、コンピュータプログラム
    に従って、前記トレーの回転運動によって前記トレーの
    上方に配置されている測定手段の真下に移動させ、
    (c)それから前記チャンバと前記測定手段との間の垂
    直距離を、上下方向に可動のコンピュータリフティング
    手段により、前記測定手段が前記チャンバに入っている
    溶液の中に浸るようになるまで短縮し、(d)それから
    前記チャンバと前記測定手段との間の垂直距離を元の状
    態に復帰させ、(e)すでに測定済みの1つまたは数個
    のチャンバまたは次のチャンバを、より高い濃度のチャ
    ンバまたは、コンピュータ表示に従って、より低い濃度
    のチャンバと取り替え、または、それらを他の物質と取
    り替え、新しい濃度勾配情報をコンピュータにインプッ
    トし、(f)次のチャンバをコンピュータプログラムに
    従って測定するため、当該チャンバをコンピュータによ
    る前記トレーの回転運動によって、それぞれ2つの隣接
    チャンバの距離角またはその整数倍ずつ前記測定手段の
    下に移動させ、コンピュータに記憶されている各シーケ
    ンスに関するステップ(b)からステップ(e)を、す
    べての関連濃度依存パラメータがコンピュータプログラ
    ムに従って記録されるまで繰り返すこと、 を特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】測定すべき溶液が入っているチャンバの中
    に前記測定手段を浸すため、前記測定手段は前記パラメ
    ータの測定の間アナライザにしっかり取り付けられてお
    り、測定すべきそれぞれの溶液のチャンバをコンピュー
    タによる回転運動により前記測定手段の下に移動させた
    後、前記トレーまたは前記チャンバを、コンピュータリ
    フティング手段によって上昇させ、それからそれぞれの
    パラメータが決定された後に下降させることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】測定すべき溶液が入っているチャンバの中
    に前記測定手段を浸すため、前記測定手段は前記パラメ
    ータの測定の間アナライザにしっかり取り付けられてお
    り、また、測定すべき溶液が入っている各チャンバは、
    前記測定手段の下に位置するチャンバにのみ作用するリ
    フティング手段によって上昇し、それぞれのパラメータ
    が測定された後に下降することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】測定すべき溶液が入っているチャンバの中
    に前記測定手段を浸すため、当該チャンバを前記測定手
    段の下にコンピュータにより位置決めした後、当該チャ
    ンバを、まず、アナライザに載置されたリフティング手
    段により下降させ、それぞれのパラメータが測定された
    後に、当該チャンバを再び元のレベルに上昇させること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】溶液を入れるチャンバとして使い捨て品を
    使用することを特徴とする前記請求項のいずれか一つに
    記載の方法。
  6. 【請求項6】一連の測定を行っている最中、測定を終え
    た丸形トレーは未測定のチャンバを有する丸形トレーと
    取り替えることを特徴とする前記請求項のいずれか一つ
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】一連の測定の最中に、測定を終えた丸形ト
    レーをパラメータ未測定のチャンバと取り替えることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】すでに測定された値の再現性を理解するた
    め、前に測定した溶液のパラメータを再度測定してコン
    ピュータにより所定の年代順または順序に従って比較す
    ること、また、必要なら、その後測定されるパラメータ
    の値をコンピュータにより修正することを特徴とする前
    記請求項のいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】生物学的有効物質の供与量効果関係を決定
    するパラメータとして、前記物質の効果と相関関係があ
    る細胞膜の電気生理学的パラメータを測定することを特
    徴とする前記請求項のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】測定手段として、一端に吸込み手段が結
    合されている管と、その頭部に分離細胞または膜クラン
    プを有し前記管の他端の中にその頭部が突き出ているピ
    ペットとからなる測定セルを用いることを特徴とする請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】測定手段として機能する前記測定セルを
    それぞれのチャンバに入っている溶液の中に浸した後
    に、前記管に結合されている前記吸込み手段は、前記測
    定ピペットにくっついている前記細胞または前記クラン
    プが、少なくともピペット頭部の反対側において生物学
    的活性物質の入った溶液に取り囲まれている間、前記チ
    ャンバ内の溶液を吸い込み、それから対応する電気生理
    学的パラメータを測定することを特徴とする請求項10
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】各場合に指示薬として使用される前記細
    胞または前記クランプの持続力をコントロールするた
    め、すでに測定された濃度を有する個々のチャンバの内
    容物を新たに前記所定の年代順および順序に従って測定
    し、必要が起きたら、パラメータに関する差をコンピュ
    ータにより登録し、新たに測定されるべき次のパラメー
    タを測定するときに、検出された前記バイオ指示薬の持
    続力を考慮に入れることを特徴とする請求項9〜11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】前記測定セルを各チャンバ内の測定溶液
    の中に浸した後、前記生物学的活性物質が入った溶液
    を、それぞれの溶液の各粘度に応じて2〜50マイクロ
    セカンド(msec)以内に前記吸込み管の中に吸い込むこ
    とを特徴とする請求項9〜12に記載の方法。
  14. 【請求項14】請求項1〜13に記載の方法を実現する
    装置であって、(a)アナライザの測定手段の下に配置
    されるとともに立て軸(1,10)上に載置され、コンピュー
    タの制御により水平面内で前記立て軸の回りに回転可能
    な円形トレー(2) を有し、この円形トレー(2) の上に
    は、異なる濃度の化学物質をそれぞれ含む溶液を入れる
    複数のチャンバが半径方向に対称的にかつ相互に等間隔
    に配置されており、前記溶液は一連の測定または部分的
    測定に必要で、各測定において測定されるべき内容物を
    含むそれぞれのチャンバ(3) は前記円形トレー(2) の回
    転運動により前記測定手段(4) の下に正確に位置決めさ
    れるので、前記測定手段と前記円形トレー(2) との間の
    垂直距離を縮めると前記測定手段を前記チャンバ内の溶
    液の中に浸すことができ、また、(b)前記測定手段
    (4) と前記円形トレー(2) 上に位置する前記チャンバ
    (3) との間の垂直距離を増減させる手段と、(c)前も
    って入力されたコンピュータプログラムに従って前記円
    形トレー(2)の回転運動および前記垂直距離の同期した
    増減を制御するコンピュータ制御ユニット(12)と、 を有することを特徴とする前記装置。
  15. 【請求項15】前記測定手段(4) と前記チャンバ(3) と
    の間の垂直距離を増減させる前記手段は前記円形トレー
    の前記立て軸(1) に取り付けられており、その円形トレ
    ーの立て軸は垂直方向に上に向かって可動でかつ下に向
    かって可動で元の位置に復帰できることを特徴とする請
    求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記チャンバ(3) を前記円形トレー(2)
    の上に半径方向に対称的にかつ相互に等間隔に取り付け
    るため、前記チャンバを容易に取り外しできる手段が設
    けられていることを特徴とする請求項14に記載の装
    置。
  17. 【請求項17】前記円形トレーは、その上に片持ばり
    (9) のコロナがその回転中心に関して半径方向に対称的
    に配置されている回転ディスク(13)の形に形成されてお
    り、前記片持ばりは水平回転軸をもつ回転ナックル(14)
    によりそれぞれ前記回転ディスク(13)に連結されており
    一方で回転ディスクの回転中心の反対側に位置する前記
    片持ばりの各端部は上方に旋回可能であり、各場合に、
    チャンバ(3) は前記回転中心の反対側に位置する前記片
    持ばり(9) の前記端部に取り外し自在に載置され、前記
    測定手段の下に位置している各片持ばり(9) とこの上に
    載置されたチャンバ(3) のため前記片持ばりを上方に持
    ち上げるとともに測定後に再び下ろすためにリフティン
    グ手段が設けられていることを特徴とする請求項14に
    記載の装置。
  18. 【請求項18】前記片持ばりは前記回転ディスクの半径
    を越えて突き出ており、また、前記測定手段の下に位置
    する各片持ばりのリフティング手段は、前記回転ディス
    ク(13)の半径を越えて突き出ている片持ばり(9) のその
    部分に下から作用するプッシャ(18)を有することを特徴
    とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記測定手段(4) と前記チャンバ(3) と
    の間の垂直距離を増減させる前記手段はアナライザに取
    り付けられており、また、前記測定手段は垂直方向に上
    下両方向に可動であることを特徴とする請求項14に記
    載の装置。
  20. 【請求項20】前記円形トレー(2) はその垂直駆動軸
    (1,10)から取り外しがきくように形成されていることを
    特徴とする請求項14〜19のいずれか一つに記載の装
    置。
  21. 【請求項21】前記円形トレー(2) または前記片持ばり
    (9) 上の前記チャンバ(3) は取り外しがきくように形成
    されていることを特徴とする請求項14〜20のいずれ
    か一つに記載の装置。
  22. 【請求項22】ピエゾモータが前記円形トレーの回転運
    動の駆動用に設けられていることを特徴とする請求項1
    4〜21に記載の装置。
JP4133512A 1991-06-20 1992-05-26 一連の測定における濃度依存パラメータの高速測定方法およびその装置 Pending JPH06229979A (ja)

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EP91110229A EP0519110B1 (de) 1991-06-20 1991-06-20 Verfahren und Vorrichtung zur schnellen Ermittlung von konzentrationsabhängigen Parametern in einer Messreihe
DE91110229.1 1991-06-20

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EP0519110A1 (de) 1992-12-23
DE59107287D1 (de) 1996-02-29
EP0519110B1 (de) 1996-01-17
ATE133259T1 (de) 1996-02-15

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