JPH06230218A - 水晶光学フィルタ - Google Patents

水晶光学フィルタ

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JPH06230218A
JPH06230218A JP3444593A JP3444593A JPH06230218A JP H06230218 A JPH06230218 A JP H06230218A JP 3444593 A JP3444593 A JP 3444593A JP 3444593 A JP3444593 A JP 3444593A JP H06230218 A JPH06230218 A JP H06230218A
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JP
Japan
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crystal
optical
optical filter
plate
color correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP3444593A
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English (en)
Inventor
Motoo Takada
田 元 生 高
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Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 高精度に効率よく組立を行うことができ生産
性を著しく高めることができる水晶光学フィルタを提供
する。 [構成] 色補正ガラス1の両光学主面を反射防止膜3
をコートした一対の水晶板2の光学軸を互いに45゜ず
らして挟み込んで一体に接着して個々のフィルタに切断
したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の電子
光学機器に使用する水晶光学フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ、電子スチルカメラ
等の電子光学機器では、入射光線の反射を防止し、かつ
色補正を行うために、光学系にたとえば水晶光学フィル
タを用いることが行われている。このような水晶光学フ
ィルタとしては、たとえば赤外線吸収用の色補正フィル
タの両主面に水晶板を配設したものがある。そして水晶
板の板面に反射防止のためにフッ化マグネシュウム(M
gF2)、酸化珪素(SiO2)等の薄膜を形成して一体
に貼り合わせるようにしている。このような水晶光学フ
ィルタを製造する場合は、たとえば厚さ1mm程度の水
晶板を10mm角程度の正方形に成形して板面に反射防
止膜を蒸着して色補正ガラスの両側板面に貼り付けるよ
うにしている。
【0003】しかしながらこのようなものでは、水晶板
は互いの光軸を所定角度だけ、たとえば45゜異ならせ
る必要があり2種類の水晶板を用意しなければならな
い。しかして水晶板は、たとえば人工水晶の結晶から1
個づつ所定の形状に切り出して外形を成形し、研磨して
表面を鏡面に仕上げるようにしている。したがって、た
とえば水晶光学フィルタの外形状を矩形とする場合、組
み立てる際に2枚の水晶板の互いの光学軸が45゜異な
るように2種類の水晶板を用意しておく必要があり、コ
ストも著しく高くなる問題があった。またこのような水
晶板は形状も小さく厚みも薄いために貼り合わせの作業
も面倒で、組立時の精度を高めることが難しい問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、高精度に効率よく組立を行うこ
とができ生産性を著しく高めることができる水晶光学フ
ィルタを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、色補正ガラス
の両光学主面を反射防止膜をコートした一対の水晶板の
光学軸を互いに45゜ずらして挟み込んで一体に接着し
て個々のフィルタに切断したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に示す斜視図
を参照して詳細に説明する。図中1は色補正ガラスであ
り、たとえば直径40mmの円板形に成形した赤外線の
通過を阻止する赤外線カット・フィルタである。そして
この色補正ガラス1の光学両主面に、概略同一寸法の水
晶複屈折板2を貼り付けるようにしている。なお各水晶
複屈折板2の外側面には、たとえばクッ化マグネシュウ
ム(MgF2)の薄膜をコーティングして反射防止膜3
を形成している。そしてこの水晶複屈折板2に接着剤を
塗布して色補正ガラス1を両側から挟み込んで一体に接
着している。なお上記水晶複屈折板2を接着するために
用いる接着剤としては強力な接着強度を得ることができ
る、たとえばポリブタジエン系もしくはエポキシ系の接
着剤が好ましい。
【0007】そして色補正ガラス1と水晶複屈折板2と
を一体に接着した後、たとえばダイシングソーを用い
て、たとえば図2に示すように切断線4に沿って個々に
切断して、図3に示すような光学フィルタを得るように
している。なお、このような水晶板を切断する場合は、
たとえば外周刃、ワイヤソー、ブレードソー等適宜な装
置を用いることができる。このようにすれば、たとえば
円板状の直径40mmのものから7mm×8mmの大き
さの12個の光学フィルタを効率よく得ることができ
る。
【0008】このような構成であれば、比較的大きな円
板状の色補正フィルタに水晶複屈折板を貼り合わせて切
断加工するようにしているので著しく生産性を高めるこ
とができ、たとえば従来のように個々の部材を組み立て
る場合に比べて製造コストを3割程度低減することがで
きる。また比較的大きな径の丸板状の水晶複屈折板を貼
り合わせるようにしているので、たとえば水晶複屈折板
の所定の軸方向にマークを記しておくことにより正確に
所定角度だけ光軸の方向を異ならせることができる。し
たがって光軸方向の異なる2種類の水晶複屈折板を用意
する必要もなく1種類の水晶複屈折板だけでよい利点が
ある。
【0009】また水晶光学フィルタの形状は切断時に決
定されるので、水晶光学フィルタの種々の形状に柔軟に
対応することができ、形状の変更にも容易に対応できる
利点がある。したがって従来のように個々の形状に水晶
板を切り出す場合に比して外形加工、研磨加工等のため
の治工具も不要となりコストの低減に寄与することがで
きる。さらに原料である水晶原石も一定の大きさでよ
く、原材料の供給、管理も容易になる利点がある。また
色補正ガラスに水晶複屈折板を張り合わせる場合、大き
さも比較的大きく作業性も良好で正確な組立作業を行な
え生産性を向上することができる。
【0010】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、生
産性を飛躍的に高めることができそれによって製品のコ
ストを低減することができしかも高品質で光学的な性能
も良好な水晶光学フィルタを提供することができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の組立途中の状態を示す組立
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の切断線を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の光学フィルタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 色補正フィルタ 2 水晶複屈折板 3 反射防止膜 4 切断線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明の欄の全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の電子
光学機器に使用する水晶光学フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ、電子スチルカメラ
等の電子光学機器では、入射光線の反射を防止し、かつ
色補正を行うために、光学系にたとえば水晶光学フィル
タを用いることが行われている。このような水晶光学フ
ィルタとしては、たとえば赤外線吸収用の色補正フィル
タの両主面に水晶板を配設したものがある。そして水晶
板の板面に反射防止のためにフッ化マグネシュウム(M
gF2)、酸化珪素(SiO2)等の薄膜を形成して一
体に貼り合わせるようにしている。このような水晶光学
フィルタを製造する場合は、たとえば厚さ1mm程度の
水晶板を10mm角程度の正方形に成形して板面に反射
防止膜を蒸着して色補正ガラスの両側板面に貼り付ける
ようにしている。
【0003】しかしながらこのようなものでは、水晶板
は互いの光軸を所定角度だけ、たとえば45°異ならせ
る必要があり2種類の水晶板を用意しなければならな
い。しかして水晶板は、たとえば人工水晶の結晶から1
個づつ所定の形状に切り出して外形を成形し、研磨して
表面を鏡面に仕上げるようにしている。したがって、た
とえば水晶光学フィルタの外形状を矩形とする場合、組
み立てる際に2枚の水晶板の互いの光学軸が45°異な
るように2種類の水晶板を用意しておく必要があり、コ
ストも著しく高くなる問題があった。またこのような水
晶板は形状も小さく厚みも薄いために貼り合わせの作業
も面倒で、組立時の精度を高めることが難しい問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、高精度に効率よく組立を行うこ
とができ生産性を著しく高めることができる水晶光学フ
ィルタを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、色補正ガラス
の両光学主面を反射防止膜をコートした一対の水晶板の
光学軸を互いに所定角度だけずらして挟み込んで一体に
接着して個々のフィルタに切断したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に示す斜視図
を参照して詳細に説明する。図中1は色補正ガラスであ
り、たとえば直径40mmの円板形に成形した赤外線の
通過を阻止する赤外線カット・フィルタである。そして
この色補正ガラス1の光学両主面に、概略同一寸法の水
晶複屈折板2を、たとえば光学軸を45°ずらして貼り
付けるようにしている。なお各水晶複屈折板2の外側面
には、たとえばツ化マグネシュウム(MgF2)の薄
膜をコーディングして反射防止膜3を形成している。そ
してこの水晶複屈折板2に接着剤を塗布して色補正ガラ
ス1を両側から挟み込んで一体に接着している。
【0007】なお上記水晶複屈折板2を接着するために
用いる接着剤としては強力な接着強度を得ることができ
る、たとえばポリブタジエン系もしくはエポキシ系の接
着剤が好ましい。なお、各水晶複屈折板2は複数枚の水
晶板を光学軸の方向を合わせて重ね合わせるようにして
もよい。このようにした場合は、水晶複屈折板の機能を
さらに高めることができる。
【0008】そして色補正ガラス1と水晶複屈折板2と
を一体に接着した後、たとえばダイシングソーを用い
て、たとえば図2に示すように切断線4に沿って個々に
切断して、図3に示すような光学フィルタを得るように
している。なお、このような水晶板を切断する場合は、
たとえば外周刃、ワイヤソー、ブレードソー等適宜な装
置を用いることができる。このようにすれば、たとえば
円板状の直径40mmのものから7mm×8mmの大き
さの12個の光学フィルタを効率よく得ることができ
る。
【0009】このような構成であれば、比較的大きな円
板状の色補正フィルタに水晶複屈折板を貼り合わせて切
断加工するようにしているので著しく生産性を高めるこ
とができ、たとえば従来のように個々の部材を組み立て
る場合に比べて製造コストを3割程度低減することがで
きる。また比較的大きな径の丸板状の水晶複屈折板を貼
り合わせるようにしているので、たとえば水晶複屈折板
の所定の軸方向にマークを記しておくことにより正確に
所定角度だけ光軸の方向を異ならせることができる。し
たがって光軸方向の異なる2種類の水晶複屈折板を用意
する必要もなく1種類の水晶複屈折板だけでよい利点が
ある。
【0010】また水晶光学フィルタの形状は切断時に決
定されるので、水晶光学フィルタの種々の形状に柔軟に
対応することができ、形状の変更にも容易に対応できる
利点がある。したがって従来のように個々の形状に水晶
板を切り出す場合に比して外形加工、研磨加工等のため
の治工具も不要となりコストの低減に寄与することがで
きる。さらに原料である水晶原石も一定の大きさでよ
く、原材料の供給、管理も容易になる利点がある。また
色補正ガラスに水晶複屈折板を張り合わせる場合、大き
さも比較的大きく作業性も良好で正確な組立作業を行な
え生産性を向上することができる。
【0011】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、たとえば色補正ガラスの両側の水晶複屈折
板の光学軸を所定角度だけずらす場合に、たとえば波長
板等を用いて光学的に実現するようにしてもよい。また
このフィルタに、光学系の光路長を補正する光学ガラス
等を合わせて組み込むようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、生
産性を飛躍的に高めることができそれによって製品のコ
ストを低減することができしかも高品質で光学的な性能
も良好な水晶光学フィルタを提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色補正ガラスの両光学主面を反射防止膜を
    コートした一対の水晶板の光学軸を互いに所定角度だけ
    ずらして挟み込んで一体に接着して個々のフィルタに切
    断したことを特徴とする水晶光学フィルタ。
JP3444593A 1993-01-30 1993-01-30 水晶光学フィルタ Pending JPH06230218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3444593A JPH06230218A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 水晶光学フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3444593A JPH06230218A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 水晶光学フィルタ

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JPH06230218A true JPH06230218A (ja) 1994-08-19

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ID=12414449

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JP3444593A Pending JPH06230218A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 水晶光学フィルタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283855A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fujitsu Ltd フィルタ、その製造方法、撮像装置及び電子装置
KR100605146B1 (ko) * 2005-01-11 2006-07-31 최성환 소형 광학기기에 사용되는 적외선 차단 필터의 제조방법
CN107976734A (zh) * 2017-12-01 2018-05-01 中国计量科学研究院 一种光谱中性滤光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283855A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fujitsu Ltd フィルタ、その製造方法、撮像装置及び電子装置
KR100605146B1 (ko) * 2005-01-11 2006-07-31 최성환 소형 광학기기에 사용되는 적외선 차단 필터의 제조방법
CN107976734A (zh) * 2017-12-01 2018-05-01 中国计量科学研究院 一种光谱中性滤光装置
CN107976734B (zh) * 2017-12-01 2019-12-17 中国计量科学研究院 一种光谱中性滤光装置

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