JPH0623052U - 写真用磁性層付きフィルムのカートリッジ - Google Patents

写真用磁性層付きフィルムのカートリッジ

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JPH0623052U
JPH0623052U JP6434292U JP6434292U JPH0623052U JP H0623052 U JPH0623052 U JP H0623052U JP 6434292 U JP6434292 U JP 6434292U JP 6434292 U JP6434292 U JP 6434292U JP H0623052 U JPH0623052 U JP H0623052U
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JP
Japan
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film
cartridge
magnetic
accommodating
synthetic resin
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JP6434292U
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English (en)
Inventor
理 柴崎
寿幸 碇谷
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本考案は、磁性材料をフィルムの全面に又は一
部に塗布しておいて画像記録媒体及び磁気記録媒体とし
て利用する写真用ロールフィルムを収納するのに適した
カートリッジを明らかにすることを目的とするものであ
る。 【構成】本考案に係るカートリッジ10は、一部又は全
領域に磁性材料が塗布されているフィルム22を収納す
る合成樹脂製のカートリッジ10であり、未撮影のフィ
ルム22を収納する元巻部13と撮影済みフィルム22
を収納する巻取部14とがブリッジ部15,16を介し
て形成されており、該ブリッジ15,16には少なくと
も一つの画像コマを越える面積の開口部が用意されてお
り、該カートリッジ10の少なくとも内面に導電性塗料
を塗布するか、或いは、該カートリッジ10を形成する
合成樹脂材に導電性材料が混練分散させるかして、磁気
シールドないし帶電防止対策を行うこと、を特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、全領域に磁性材料が塗布されている写真用ロールフィルムを収納す るカートリッジに関する。
【0002】
【考案の背景】
現在、広く普及している35mmロールフィルムは、パトローネと呼ばれる金 属製の遮光容器に収納されているものであり、シングルマガジン方式と呼ばれる ものであって、撮影済のフィルムは、カメラ内で再びパトローネ内に巻き戻され て現像に回され、現像段階では、フィルムはパトローネから分離され、現像済み のフィルムは、6コマ分程度の長さに断裁されて顧客に変換されている。また、 パトローネは、廃棄物として処理されている。
【0003】 所謂ワンテンフィルムと称されるタイプのロールフィルムでは、撮影済みのフ ィルムが巻き取りスプールに巻き取られるダブルマガジン方式のカートリッジが 利用されているが、このタイプのものでも、上記した35mmロールフィルムの 場合と同様に、現像の段階でフィルムはカートリッジから分離され、現像済みの フィルムは適当な長さに断裁されて顧客に変換され、カートリッジ廃棄物として 処理されている。
【0004】 従来、フィルムの画像コマ以外の部分に撮影情報などを記録することは行われ ているが、更に進んで、透明な有機磁性材料をフィルムベースの全領域に塗布し ておいて、写真による画像情報に加えて、撮影情報その他種々の情報を大容量で 記録することが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、透明な有機磁性材料をフィルムの全面に又は一部に塗布しておいて 、画像記録媒体としてだけでなく、磁気記録媒体としても広く利用するタイプの ロールフィルムを収納するのに適した合成樹脂製の写真用磁性層付きフィルムの カートリッジを明らかにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成する本考案に係る写真用磁性層付きフィルムのカートリッ ジは、一部又は全領域に磁性材料が塗布されているフィルムを収納する合成樹脂 製のカートリッジであり、未撮影のフィルムを収納する元巻部と撮影済みフィル ムを収納する巻取部とがブリッジ部を介して形成されており、該ブリッジには少 なくとも一つの画像コマを越える面積の開口部が用意されており、該カートリッ ジの少なくとも内面に導電性塗料を塗布するか、或いは、該カートリッジを形成 する合成樹脂材に導電性材料が混練分散させるかして、磁気シールドないし帶電 防止対策を行うこと、を特徴とする。
【0007】
【考案の具体的構成】
次に、添付の図面に従って本考案を更に詳細に説明する。 図1は、本考案を適用した写真用磁性層付きフィルムのカートリッジの1実施 例を分解斜視図で示すものであり、カートリッジ10は、前カバー11と後カバ ー12とで構成されており、元巻部13と巻取部14とを有し、両者はブリッジ 部15・16で連結されており、駆動用のハブ20に連結する元巻スプール軸に 基端が固定されており、先端が駆動用のハブ21に連結する巻取スプール軸に固 定されているロールフィルム22が収納される。
【0008】 前カバー11のブリッジ15と後カバー12のブリッジ16のそれぞれには開 口部17・18が用意されており、両者のサイズは、少なくとも画像一コマ分を 越える面積に設定されている。また、磁性層が形成されている側に位置する開口 18は、画像部分外で磁気ヘッドが接触できるような大きさになっている。なお 磁気ヘッド挿入用の開口を、開口18とは別に設けてもよい。
【0009】 カメラのレンズ系を通して矢符方向から入射する光により写真撮影が行われる ので、前カバー11側の開口17だけが写真撮影に関係するが、後カバー12側 の開口18は現像処理済みのフィルムに光を透過させたり、或いは、磁気記録を 再生する際に利用される。
【0010】 前カバー11と後カバー12とはフィルム22を収納した状態で合体され、フ ィルム22を光から保護するために内部を光密状態に保っている。この場合、ブ リッジ15・16の部分は、当然ながら光密状態であることは不要であり、開口 部17・18の前後にテレンプを配備することやその他の光密手段により遮光す ればよい。従って、開口部17の位置にあるフィルム22に対して写真撮影を行 い、駆動用ハブ21の回転により巻取スプール軸側に巻き取り、光密手段より先 に移動させてしまえばよいことになる。 図1に示す実施例では、前カバー11と後カバー12とでカートリッジ10 を形成するようにしているが、図2に示すように、本体と蓋体とによって遮光容 器とする実施例も本考案に包含される。
【0011】 さて、本考案のカートリッジに収納されるフィルム22は、特に、フィルムの 全領域に又は一部に透明な有機磁性材料が塗布されているタイプのものであるこ とから、フィルム上に記録された磁気情報が外部磁場に影響されてエラーが発生 することを防止するために磁気シールド対策が施される。また、カートリッジ1 0全体及びハブ20・21・スプール軸が合成樹脂材で成形されることから、静 電気の蓄積が考えられ、静電気の放電によりフィルムにカブリが生じるのを防止 するための静電気対策が取られる。
【0012】 上記の対策のための第1の手法としては、カートリッジの内面に、透磁率が高 く、飽和磁束密度の高い1600ガウス以上を有する鉄系金属などを蒸着させるか、 或いは塗料として塗布することが挙げられる。 第2の手法として、例えば、合成樹脂材にカーボンブラック等の導電性物質を 混練分散するなどして、カートリッジ10の成形に用いられる合成樹脂材自体の 導電性を高めることが挙げられる。また、カーボンブラックの外に、透磁率の高 い鉄系金属若しくはその酸化物の細粒などが利用できる。
【0013】 次に、上記のように構成されているカートリッジがどのように利用されるかを 説明する。
【0014】 まず、販売及びカメラでの撮影の段階では、所謂ワンテンフィルムの場合と同 様に扱われる。なお、所謂ワンテンフィルムの場合のような所謂裏紙を配備する 形態と裏紙を配備しない形態とがある。また、もともと開口部17・18に位置 するフィルム部分はカメラにセットする以前に露光されてしまっており、更に、 撮影済のフィルム22を巻取スプール軸に巻き取った残りのフィルム部分で開口 部17・18に位置する部分は、カートリッジをカメラから取り出した段階で露 光されてしまうことになり、省資源の見地から好ましくないので、例えば、フィ ルム22の前端及び後端に所定の長さの紙ないし合成樹脂製テープを接続し、そ の端部をスプール軸に固定するようにするか、或いは、フィルム22の前端側だ けに所定の長さの紙ないし合成樹脂製テープを接続し、全撮影が完了したフィル ム22を元巻側のスプール軸に巻き戻す操作を行うようにする。なお、紙ないし 合成樹脂製テープなどを配備しないものでも、全撮影が完了したフィルム22を 元巻側のスプール軸に巻き戻す操作を行うようにすれば、少なくとも何コマ分か の省資源には役立つことになる。
【0015】 撮影が完了したカートリッジはカメラから取り出され、現像・プリントのため ラボに引き渡される。ラボでは、まず、フィルム22をカートリッジ10から取 り出す操作が行われる。この場合重要なことは、カートリッジ10を非破壊でフ ィルム22を取り出す必要があることである。このため、図1及び図2に示した カートリッジ10の構成部材は、破壊しなければならないような強固な手段で合 体されていないことが必要である。具体的には、合体された接合部が、例えば、 凹凸の嵌合構造、或いは、印籠接合等であり、簡易な治具で容易に分離可能な構 造、接合部に粘着テープ等が貼着されて合体状態が保たれており、このテープを 剥せば容易に分離可能である構造、等が挙げられる。
【0016】 カートリッジ10から取り出されたフィルム22は、スプール軸から分離され 通常のロールフィルムと同様の方法で現像等処理され、プリントが作成される。 プリントの際、従来のロールフィルムの場合と同様に、フィルム22をカート リッジ10から分離した状態で画像測定・露光を行うことも可能であるが、本考 案のカートリッジ10及びフィルム22の特殊性を考慮すると、下記する再プリ ントの場合と同様の方法でプリントを行うのが好ましい。
【0017】 従来のラボでは、プリントが完了すると、ロールフィルムは、6コマ等適当な 長さに裁断されてシート状の保存袋に入れられて顧客に返却されているが、本考 案のカートリッジに収納されているロールフィルムでは、プリントが完了しても 裁断することなく、元の長いロール状のまゝで、その基端及び先端を再びスプー ル軸に固定してカートリッジ10内に収納して顧客に返却される。
【0018】 顧客が再プリントを希望する場合には、カートリッジ10に収納した状態でフ ィルムの提供を受け、カートリッジ10に収納したまゝの状態でプリンタにかけ られ、希望のコマの画像のプリントが作成される。このとき、ラボ取次店の店頭 では、再プリントを希望するコマの特定、プリント枚数、プリントサイズ、トリ ミング等の処理の希望、色調等の調整の希望や印画紙の指定、等のプリント情報 を、好ましくは当該画像コマ部分に、若しくは他の画像コマ部分にまたがって磁 気記録して、ラボにまわし、ラボでは、フィルムをカートリッジ10に収納した ままの状態でプリンタにセットし、プリンタが磁気情報を自動的に読み取ってプ リントを作成する。勿論、かようなプリンタを持たないラボでは、フィルムをカ ートリッジから取り出して、従来の再プリントと同様の流れてプリントを作成す ることができる。
【0019】 フィルムをカートリッジ10に収納したままの状態でセットしてプリントが可 能であるプリンタにおいては、例えば、露光位置の前段に、或いは、露光位置に セットされたカートリッジ10のスプール軸を回転させて、収納されているフィ ルムを前方向ないし後方向に走行させて、磁気情報を基に画像コマの位置及びプ リント情報を読み込み、プリントのための露光を行う。なお、このプリントのた めの露光に先立ち画像測定を行って露光補正情報を磁気記録しておくことができ る。
【0020】 さて、家庭等では現像済みのフィルムが収納されているカートリッジ10をビ ュアないしプロジェクタ等にセットして画像を楽しむことが可能である。このと き、フィルムの全領域には磁気層が形成されているので、コマ画像に即した説明 などを磁気記録することができ、この磁気記録をビュア等が読み込んで音声とし て再生することが可能である。
【0021】 また、磁気記録は文字情報に対しても有効であり、コマ画像のプリントに対応 して文字を同時にプリントすることも可能である。
【0022】 カートリッジ10のサイズにもよるが、現像済みのフィルムを接合して複数本 分を一つのカートリッジ10に収納することも可能である。このような操作を行 えば、例えば、2本分のフィルムの現像・プリントを委託されたラボでは、二本 のフィルムを接続して一つのカートリッジ10に収納して顧客に返却し、余った カートリッジ10を通常のパトローネに収納されているロールフィルムの返却の 際に利用することにより、利用の拡大及び省資源に寄与することが可能となる。
【0023】 上記した利用法から明らかなように、本考案のカートリッジ10では、後カバ ー12側の開口部18は、プリンタやビュア等にかけてコマ画像から透過光を得 るのに必要であって、同時に、磁気情報の読み込みの際にも利用することができ る。フィルムを走行させない状態で読み込む磁気情報の量を大きくするためには 開口部17・18は大きい方が有利であり、少なくとも一つの画像コマを越える 面積であることが好ましい。
【0024】 本考案のカートリッジは、再プリントの際やビュア等にかけての画像を楽しむ ために、保存管理用として利用されるので、収納しているフィルムがどのような 画像を記録しているかを、カートリッジを見ただけで即座にチェックできること が好ましく、このような要求を満足させるためには、撮影年月日・撮影対象等の 画像情報を文字情報として記録するための記録紙を貼付しておくのが望ましい。 このような記録紙は、フィルムの販売に際して包装箱に添付するようにしておい てもよいし、ラボからカートリッジを返却する際に貼付ないし添付するようにし てもよい。このような場合、顧客が撮影年月日などを記入するのを忘れて後々不 自由することがないように、少なくとも受付日ないしはプリント年月日などを記 入して手渡すのが望まれる。
【0025】 更に、現像済みのネガフィルムを収納したカートリッジ10を顧客に返却する 際に、ブリッジ15に係合可能な鏡を添付し、後カバー12の開口部18側から 光を投影してコマ画像を鏡に映し出すことができるようにすれば、卓上灯等を利 用して鏡に投影した画像を目視可能となる。
【0026】 以上説明した本考案に係るカートリッジ入りのフィルムを利用した撮影・現像 ・プリント・ユーザーによる利用の諸形態を説明する。
【0027】 カメラにより写真撮影が行われると、カメラ内に収納されているマイコンCP Uから出力されたトリミング情報、色調情報、撮影年月日、時刻、その他種々の 撮影情報がフィルムの磁気層に記録される。また、撮影者自身が撮影場所、被写 体等の情報を記録することができる。このような磁気記録は、カメラが持つ機能 として行うことができ、或いは、カメラから取り出したフィルムに対して別個の 機器で行うことができ、これらの情報は、現像・プリントに関する情報を含んで いる。
【0028】 DPE取り次ぎ店の店頭では、磁気記録のリーダ/ライタにカートリッジをセ ットして、受付年月日時刻、受付番号、依頼人の名前などを磁気層に記録し、ま た、依頼人により磁気層に記録されている現像・プリントに関する情報の確認を 行い、このような情報が記録されていないものでは、依頼人に聴き取りを行い新 たに磁気層に記録する。
【0029】 DPE取り次ぎ店からラボに集められたフィルムは、磁気層に記録されている 現像・プリント情報に従って現像・プリントが行われる。更に、実際に行われた 現像・プリントの内容・年月日などを磁気層に記録することもでき、また、フィ ルムの磁気層に記録されている内容をラボの大型コンピュータに読み取らせて記 憶させておき種々に利用することも可能である。
【0030】 現像・プリントが行われた現像済みフィルムは、再びカートリッジに収納して 依頼人に返還されるので、フィルムをカートリッジごとビュア等にかけて画像を 楽しむことができ、更に、磁気記録されている情報を文字画像として再生するこ とも可能であり、また、再プリントの注文を行うための情報をフィルムに記録す ることもできる。
【0031】 なお、本考案のカートリッジは、未撮影のフィルムを収納すると共に、現像処 理済みのフィルムを収納するのにも利用されるが、後者のためには、未撮影のフ ィルムを収納するためにだけ必要な構成要素は取り外してもよく、従って、初め から現像済みのフィルムを収納するためだけのカートリッジを用意しておいても よい。
【0032】
【考案の効果】
本考案のカートリッジは、一部又は全領域に磁性材料が塗布されているフィル ムを収納するのに適しており、外部磁気等により磁気記録が損壊されることが防 止され、また、プリントの作成、ビュアないしプロジェクタによる画像の再生に 際しても有利であり、従来、プリント作成の後は放置されていたネガフィルムを 利用して簡単に楽しむことが可能となり、写真の楽しみを著しく拡大することが 可能となり、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカートリッジの1実施例を示す分解斜
視図
【図2】同じく他の実施例を示す分解斜視図
【符号の説明】
10−カートリッジ 11−カートリッジの前カバー 12−カートリッジの後カバー 13−元巻部 14−巻取部 15−ブリッジ 16−ブリッジ 17−開口部 18−開口部 20−ハブ 21−ハブ 22−フィルム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部又は全領域に磁性材料が塗布されてい
    るフィルムを収納する合成樹脂製のカートリッジであ
    り、未撮影のフィルムを収納する元巻部と撮影済みフィ
    ルムを収納する巻取部とがブリッジ部を介して形成され
    ており、該ブリッジには少なくとも一つの画像コマを越
    える面積の開口部が用意されており、該カートリッジの
    少なくとも内面に導電性塗料を塗布するか、或いは、該
    カートリッジを形成する合成樹脂材に導電性材料が混練
    分散させるかして、磁気シールドないし帶電防止対策を
    行うことを特徴とする写真用磁性層付きフィルムのカー
    トリッジ。
JP6434292U 1992-08-21 1992-08-21 写真用磁性層付きフィルムのカートリッジ Pending JPH0623052U (ja)

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