JPH0623082A - 滑走面に対するスキー板の押圧力の自然な配分を変更するためのインターフェース装置 - Google Patents

滑走面に対するスキー板の押圧力の自然な配分を変更するためのインターフェース装置

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JPH0623082A
JPH0623082A JP5086628A JP8662893A JPH0623082A JP H0623082 A JPH0623082 A JP H0623082A JP 5086628 A JP5086628 A JP 5086628A JP 8662893 A JP8662893 A JP 8662893A JP H0623082 A JPH0623082 A JP H0623082A
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ski
pedestal
block
transmission
force
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JP5086628A
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Joel Arduin
アルデュエン ジョエル
Renaud Goud Gilles
ルノー − グー ジル
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Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/06Skis or snowboards with special devices thereon, e.g. steering devices
    • A63C5/075Vibration dampers

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 靴の少なくとも一部分がスキー板に対して及
ぼす垂直方向の押圧力に応じて、雪に対する該スキー板
の自然な配分を変更するため、靴とスキー板との間に設
けるインターフェース装置を提供する。 【構成】 このインターフェース装置は靴からの垂直応
力を検出するための垂直方向に可動な探触部材(11)
と、靴の垂直付勢力を前方へ向かう押圧力に変換するた
めの傾動手段(16)および伝達装置(21)とを含
み、この伝達装置(21)はスキー板の上表面から一段
高くなった区域において台座(25)に接続され、前記
伝達装置(21)は固定部材(30)に対して長手方向
に沿って移動する伝達部材(31)に接続されるととも
に、変形可能な手段(38)が固定手段(30)に対す
る上記伝達部材(31)の相対移動を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、靴とスキー板(とりわけ、アル
ペンスキー用スキー板)との間のインターフェース装置
で、スキー板の滑走面に対してスキー板が及ぼす圧力の
自然な配分を変更するための装置に関する。
【0002】より詳しく述べると、本発明は、靴の少な
くとも一部分がスキー板に及ぼす垂直押圧力を、スキー
板の少なくとも一端を滑走面へ向けて下げようとする曲
げモーメントに変換するインターフェース装置に関す
る。
【0003】既に知られている要領で、靴は前部締め具
要素と後部締め具要素によってスキー板上に保持され
る。スキー板自体は、主としてその内部構造により、あ
る程度の柔軟性を有する。スキー滑走を行っている間、
スキー板はスキーヤーの側からだけではなく、スキー板
が滑走する地面の側からも付勢を受けて屈曲する。スキ
ー板の屈曲は締め具要素がスキー板に及ぼす反作用によ
る影響をも受ける場合がある。また、静止型補剛材によ
って、あるいは動的にスキー板に作用する手段によって
スキー板の屈曲に影響を及ぼすこともある。本発明は動
的な種類の装置(すなわち、滑走中に、靴によるスキー
板の方向への付勢の少なくとも一部分を、スキー板の少
なくとも一端を雪の方向に突っ込ませようとする曲げモ
ーメントに変換できる装置)に関するものである。
【0004】このような装置は、本出願人名義のフラン
ス特許出願第9110895号および第9115612
号明細書に記載されている。
【0005】これらの装置は、垂直方向に沿って移動可
能であるとともに、滑走中に靴の一端がスキー板の方向
に及ぼす付勢力を検出できるセンサー装置を有する。他
方、このセンサーは、このような付勢力をスキー板のほ
ぼ長手方向の力に変換するための連結手段を含む。この
力は、伝達装置によって締め具要素の底板のうちの少な
くとも一方に伝達され、この箇所において、この力はス
キー板の端部を雪の方へ向けて突っ込ませようとする曲
げモーメントを発生する。
【0006】このような装置の場合、締め具要素の底板
へ伝達装置を接続するには、直接伝達によって行ない、
多くの場合ヒンジ連結による。このような伝達は良好な
結果をもたらすものであるが、柔軟性を欠き、また可逆
的である。すなわち、例えば地面によるスキー板の屈曲
付勢が連結手段およびセンサー装置へ逆伝達される場合
があり、これは必ずしも望ましいことではない。
【0007】本発明の目的の1つはこうした欠点を解消
し、伝達装置とスキー板の間により柔軟な接続を実現す
る装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の1つの目的は、限定された作
用をスキー板に及ぼすインターフェース装置、特に、靴
がスキー板の方向に大きな付勢を行う場合、限定された
作用をスキー板に及ぼすインターフェース装置を提案す
ることにある。
【0009】本発明の他の1つの目的は、更に、スキー
板の両端のうちの一方の箇所に生じる可能性のある振動
を、連結手段およびセンサー装置へ向けて完全に逆伝達
されるのを防止することによって、緩和したり、あるい
はフィルタリングする装置を提案することにある。
【0010】本発明の他の目的および長所は以下の説明
から明かになろう。但し、この説明は参考として示すも
のであり、非限定的なものである。
【0011】底板を介してそれぞれスキー板に組み付け
られる前部締め具要素および後部締め具要素によってス
キー板上に保持される靴の少なくとも一部分がスキー板
に対して及ぼす垂直押圧力に従ってスキー板の滑走面に
対する自然な配分を変更するため靴とスキー板の間に設
けるインターフェース装置であって、この装置は、靴と
スキー板の間の付勢力を検出するための手段と、この付
勢力をスキー板の端部の少なくとも一方へ向かう少なく
ともほぼ長手方向の押圧力に変換するための連結手段
と、この長手方向の力を前述のスキー板の端部側に位置
する締め具要素の底板へ向けて伝達するための伝達装置
とを含み、この伝達装置はスキー板の上表面よりも一段
高くなった区域において締め具要素の底板に接続され
る。このインターフェース装置の特徴は、長手方向に沿
って移動可能な底板の伝達部材にこの伝達装置が連結さ
れること、および変形可能な手段が長手方向に沿った長
手方向の力の方向において、スキー板の上表面に対して
移動可能な伝達部材の相対移動を阻止することにある。
【0012】本発明は以下の説明ならびにこの説明の一
部を成す添付図を参照することによってより良く理解で
きよう。
【0013】図1はスキー板1の滑走区域を示し、この
区域上では、前部締め具要素3と後部締め具要素4間に
靴2が保持される。前部および後部締め具要素は、なん
らか適宜な種類のものである。既に知られている方法に
より、前部締め具要素3は本体5に担持された保持部材
5aと、台座25上に載っている基板6とを有し、この
台座を介して締め具要素がスキー板に組み付けられる。
基板6は支承板7を介して後方へ伸び出ており、この支
承板上に靴底の前端が載る。同時に、後部止め具要素4
は、本体9に担持された保持部材8を有する。既に知ら
れている要領で、本体9は基板10に沿って移動可能で
あり、またこの基板10は支承板11を介して前方へ伸
び出ており、この支承板上に靴底の後端が載る。
【0014】このインターフェース装置は探触部材(セ
ンサー装置)を含み、このセンサーはスキー板の方向に
靴またはその一部分からの付勢、および、逆に、靴の方
向にスキー板からの付勢を検出することができる。図1
において、このセンサー装置は後部支承板11によって
構成され、この支承板上に靴底の後端が載る。後部支承
板11を含む締め具要素の基板10は、その後部分にお
いて、スキー板の上表面と一体の台座14に担持される
軸13を中心として回転できるようにヒンジ連結され
る。このようにして、基板10およびセンサーの役目を
果たす支承板11は、軸13を中心として移動すること
ができるとともに、ほぼ垂直の運動を行う。当然のこと
ながら、センサー11を垂直方向に沿う運動において案
内する他のなんらかの手段を使用することができよう。
【0015】場合によって、基板10の運動を上方で制
限するための手段を設けてもよい。
【0016】本発明のインターフェース装置は、更に、
連結手段を含む。この連結手段はセンサー11が検出し
た靴からの付勢力をほぼ長手方向の力に変換する。図1
において、この連結手段は2の分岐部(すなわち、ほぼ
垂直の分岐部17とほぼ水平で後方を向いた分岐部1
8)を有する揺動装置16の形で示される。この揺動装
置16は、その垂直分岐部17の上部分に位置する横断
方向軸19を中心としてヒンジ連結され、底板14によ
って担持される。また、基板10は揺動装置の水平分岐
部18に支承される。
【0017】伝達装置21が、軸19のほぼ下部におい
て該2の分岐部17、18の接合部に位置する軸23を
中心として該揺動装置16にヒンジ連結される。この伝
達部材は、前部締め具要素3の方向に延在する。この伝
達部材は圧縮付勢に耐えることができ、従って、揺動装
置16によってこの伝達部材に加えられるほぼ長手方向
の力を締め具要素3の方向に伝達することができる。
【0018】矢印Fで略示するセンサー11に働く靴の
垂直付勢力は、揺動装置16をその軸19を中心として
回転させようとし、この力は、伝達装置21の箇所にお
いて、矢印Pで略示する前方への力となる。
【0019】当然のことながら、上述の連結手段および
伝達装置は本発明を限定するものではなく、他のあらゆ
る手段を使用することができるであろう。特に、靴から
の付勢力をスキー板の前方へ向かう力と後方へ向かう力
に同時に変換する連結手段を使用することができるであ
ろう。
【0020】伝達装置21は、その前部分において、長
手方向の力Pを曲げモーメント(スキー板の前端をその
滑走面の方向に下げようとするモーメント)に変換する
屈曲手段に接続される。
【0021】図を見るとわかるように、前部締め具要素
3は台座25を介してスキー板に接合され、この台座は
締め具要素の基板6のほぼ下部に延在する。特に、台座
25は、スキー板の上表面よりも一段高い後部分26を
有し、この部分には、例えば横断方向ヒンジ連結軸27
によって、連結手段21が接続される。これらの図にお
いて、台座25の後部分26は前部締め具要素3の支承
板7の後方にある。
【0022】このようにして、伝達装置21は、スキー
板の上表面よりも一段高い区域において、力Pを台座2
5に伝達する。このとき、該台座は滑走面の方向にスキ
ー板の前端を下げようとする曲げモーメントをスキー板
上に発生し、これにより、雪上でのスキー板の操縦を瞬
間的に改善しようとする。
【0023】特に図2ないし図4を参照すると、台座2
5は固定具30を含み、この部材は前部締め具要素3の
基板6の下部に少なくとも部分的に延在し、なんらか適
宜な手段(例えば、ねじ)によって、スキー板に接合さ
れる。締め具要素の基板6はなんらか適宜な手段(例え
ば、ねじ)によってこの固定具30に接合される。これ
らのねじは固定具30を完全に貫通してこれをスキー板
に接合してもよく、あるいはまた、基板と固定具は別の
ねじによって接合されてもよい。
【0024】図示の実施態様において、固定具30は、
上から見た場合、後方へ開いたU字形状をしており、そ
の中央部分にくり抜き部32を画定する。
【0025】また、台座25は可動伝達部材31を含
み、この伝達部材は長手方向に沿って自由に移動するこ
とができる。図示の例において、この可動伝達部材31
は固定具30に嵌め込まれ、かつこの部材の外側で案内
されて長手方向に沿って単一の運動しかできないように
なっている。伝達装置21は台座25の後部分26(す
なわち、可動部材31)の後部分に位置する上述のヒン
ジ連結27によって台座25の可動伝達部材31に連結
される。
【0026】台座25はまた、スキー板の前方への伝達
部材31の並進運動に逆らう弾性戻し手段33を有す
る。図示の例において、弾性戻し手段33は、スキー板
によって画定される長手方向の軸に平行に取り付けられ
る3つのばね35、36、37から成る1セットにより
構成される。これらのばねは固定具30のくり抜き部3
2内に収容される。これらのばねは、その端部の一方を
介して固定具30に対して支承され、かつその反対端部
は、伝達部材31の運動による付勢を受け、これらのば
ねは弾性戻し力を発揮することによってこの力に逆ら
う。これらのばねは調整される(すなわち、プレストレ
スが与えられる)のが好ましく、また伝達部材31によ
って加えられる力が所定の調整値を超えない限り長さが
一定のままであるのが好ましい。この力が所定の値に達
しない限り、この力全部が台座25に伝えられ、かつ、
この台座の箇所において、スキー板の前端上に曲げモー
メントを発生する。
【0027】伝達部材31によって加えられる力が所定
の調整値を超える場合、加えられたこの力の一部は調整
用ばねにより吸収される。この力は、スキー板の方向へ
の靴からの付勢力が大きい場合、あるいは靴の方向への
スキー板からの付勢力が大きい場合に生じる。このよう
な付勢力は揺動装置16を回転させ、また比較的大きい
幅で伝達装置21を並進運動させる。ばね35ないし3
7の圧縮により、こうした移動によって生じるエネルギ
ーの一部を吸収することができ、かつ伝達装置21が台
座25に及ぼす非常に大きな応力を防止し、またスキー
板に過度の曲げモーメントが加わわるのを防止する。ま
た、こうしたばねの圧縮は、地面の側からスキー板が急
激な変形(とりわけ、衝撃)を受けるとき、このインタ
ーフェース装置が過度に反応するのを防止する。
【0028】言い換えれば、スキー板と靴の間で付勢作
用によってセンサーの運動と共に生じるエネルギーは、
伝達装置21を介して台座25に伝達される。
【0029】これらのばねのプレストレスに相当する所
定値に達するまで、このエネルギーは単一成形部材とし
て動作する台座25に伝達され、かつスキー板の前端を
屈曲させる付勢力に変換される。
【0030】ばね35ないし37のプレストレスに相当
する所定値を超えると、このエネルギーは、部分的にス
キー板の前部分に及ぼされる曲げモーメントに変換さ
れ、また部分的にこれらのばねによって吸収される。
【0031】このようにして生じた曲げモーメントは、
スキー板の前端を雪の方へ突き込ませようとし、これに
より、スキーヤーがその体重を後方にかけるとき、スキ
ー板の前部分の雪上保持が向上する。
【0032】同様に、スキー板の前端がスキー板の反り
を変える屈曲付勢力を受ける場合に、この付勢力は、こ
れらのばねを介してインターフェース装置により靴に伝
えられ、該ばねは一種のフィルタリングを行う。従っ
て、このような屈曲付勢力が靴へ向けて直接かつ全体的
に上昇することはない。
【0033】図2から図4を参照すると、ばね35ない
し37は固定具30のくり抜き部32内に位置するカー
トリッジ38に取り付けられる。このカートリッジはプ
レストレスおよび異なった剛性を有するばねが使用でき
るように交換可能であるのが好ましい。
【0034】カートリッジ38は、休止状態のときに所
定の長さを有するのが好ましい。図3を見ると、このカ
ートリッジは横断方向ストッパー39を含み、このスト
ッパーはくり抜き部32の底部において固定具30に支
承される。また、このカートリッジは可動部材31の側
にピストン40を含む。ばねはストッパー39とピスト
ン40との間に位置するとともに、長手方向ロッド4
4、45、46によって案内されるのが好ましい。図示
の例において、中央のロッド46は実際にはスタッドボ
ルトであり、このスタッドボルトは横断方向ストッパー
39内にねじ込まれ、かつその頭部はピストン40を保
持するとともに、横断方向ストッパー39に対して予め
定められた距離を越えてこのピストンが移動するのを阻
止する。
【0035】カートリッジ38は固定具30と伝達部材
31間に単に嵌め込まれるだけである。従って、これら
の部材を取り外してカートリッジを取り出し、他のカー
トリッジと交換したり、あるいはまた、例えば該カート
リッジの特性を変更した後で同じカートリッジを再度取
り付けることが可能である。実際、横断方向ストッパー
39を厚みのより大きな、あるいはより小さな他のスト
ッパーと交換することによって、該カートリッジの特性
を変えることができる。実際、ばねのプレストレスは用
いられる様々なばねに固有のパラメータによって決まる
が、それだけではなく、横断方向のストッパー39とピ
ストン40との向かい合う2の面を隔てる距離によって
も決まる。
【0036】また、図示の組立体において、スタッドボ
ルト46をねじ込むことにより、ばね35ないし37の
調整用プレストレスを調節することができる。これによ
り、横断方向ストッパー39がばね35ないし37を圧
縮する方向に移動する。このとき、固定具30上で支承
されるのはスタッドボルト46の端部である。従って、
カートリッジの長さは一定のままである。可動部材31
の孔47により、スタッドボルト46の頭部に到達可能
となる。
【0037】0〜350kgf (好ましくは、30〜80
kgf )の範囲内のプレストレスを有するカートリッジを
用いて良好な結果が得られた。当然のことながら、これ
らの値は限定的なものではない。
【0038】図示の実施態様において、可動部材31
は、上方および下方に、その滑動を容易にするためのラ
イニング48、49を有する。
【0039】図4は、伝達装置21および伝達部材31
の部分からプレストレスを超える力を受けているカート
リッジ38を示す。この伝達部材によって、ピストン4
0はロッド44ないし46に沿って横断方向ストッパー
39の方向に移動を生じ、これによりばね35ないし3
7の圧縮が生ずる。
【0040】靴による付勢がなくなると直ちに、ばね3
5ないし37はピストン、伝達部材、および伝達装置を
それらの初期位置へ押し戻す。
【0041】図5に、本発明の一変形実施態様を示す。
この変形態様によれば、屈曲手段は伝達板50を含み、
この伝達板はスキー板の上表面よりも一段高い位置にあ
り、かつこのスキー板の上表面にほぼ平行である。この
伝達板50は横断方向軸27を中心として連結装置21
の前端に接続される。該伝達板50は、この軸27から
締め具要素3の基板6の下部に延在し、かつプラットホ
ーム52によって基板6を超えて前方へ伸び出ている。
伝達板50は、基板6あるいはこの基板を支持して締め
具要素をスキー板に確実に組み付ける台座12に対し
て、自在に滑動することができる。この台座について
は、後程より詳細に説明する。
【0042】プラットホーム52とスキー板の上表面と
の間には、変形可能な材料のブロック53がサンドイッ
チ状に取付けられる。このブロック53はほぼ平行六面
体の形状をしており、なんらか適宜な手段(とりわけ、
接着)によって、該プラットホーム52ならびにスキー
板の上表面に組み付けられる。
【0043】この変形可能な材料のブロック53は、と
りわけスキー板に対するプラットホーム52の長手方向
運動を緩和するために剪断に対して作用するよう考案さ
れている。該ブロック53はブレーキのような作用をす
る。すなわち、このブロックはスキー板に対するプラッ
トホーム52の相対運動に対する抵抗力を生じる。該ブ
ロックは、反作用によって、該プラットホーム52がこ
のブロックに及ぼす付勢力を曲げモーメントの形でスキ
ー板に伝える。該ブロック53はまた、スキー板の前端
箇所に生じる振動運動を緩和するよう、垂直方向の緩衝
特性と弾性特性をも有するのが好ましい。このようにし
て、靴とセンサーとの間の付勢力は、プラットホーム5
2の前方への運動となり、この運動は剪断応力を受ける
材料ブロック53を貫通してスキー板に伝えられる。こ
の剪断応力は、スキー板の前部に、該スキー板の前端を
その滑走面の方向に下げようとする曲げモーメントを発
生する。
【0044】図7は、前方へ並進移動することによって
ブロック53を剪断付勢する装置の前部分を示す。
【0045】ストッパーには、ブロック53が過度の剪
断付勢を受けないよう、伝達板50の前方への移動を制
限するのが好ましい。図示の例において、このストッパ
ーは、所定の並進運動後に締め具要素3の台座12に対
して支承される伝達板50の縁取り部50aによって構
成される。
【0046】逆に、スキー板の前端が屈曲付勢を受ける
場合(とりわけ、スキー板が滑走する地面により屈曲付
勢を受ける場合)には、この付勢はブロック53の圧縮
付勢ならびにプラットホーム52の屈曲付勢となる。い
ずれの場合にも、この付勢が伝達装置21によって直接
かつ全体的に揺動装置16の方向に戻されることはな
い。
【0047】伝達板50の後方への戻り運動を容易に
し、またブロック53の剪断付勢の結果としてセンサー
11の上方への戻し運動を容易にするためには、あるい
はまた、センサー11の下方への運動を緩和するために
は、基板10と後部締め具要素4の台座14との間にな
んらか適宜な手段(例えば、ばね55)を設置して基板
10に上向きの弾性戻し力を及ぼすようにする。ばね5
5の代わりに粘弾性型の緩衝材のブロックを用いたり、
あるいは、このばねを緩衝ブロックに並置してもよい。
【0048】このようにして、靴の後端の垂直懸架運動
を行い、この運動は、更に、スキーヤーの快適性にも貢
献する。
【0049】ブロック53を構成する材料はなんらか適
宜な種類のものでよい。また、この材料は粘弾性型の緩
衝特性を有するのが好ましい。「SORBOTANE (ソルボタ
ン)」の商品名で知られる材料を用いて良好な結果が得
られた。このブロックは50〜350mmの範囲内の長
さ、および3〜30mmの範囲内の厚み寸法を有するのが
好ましい。当然のことながら、これらのデータは本発明
の範囲内で限定的なものでなく、参考としてのみ示すも
のである。
【0050】図8は、スキー板に前部締め具要素3の基
板6を組み付ける台座12を示す。この台座は、なんら
か適宜な手段(例えば、ねじ)によってスキー板に組み
付けられるスペーサー58を含む。このスペーサー58
上には2の側方突起部59、60があり、これらの突起
部は2の側方開口部61、62の箇所でこの板の厚み部
分を横切る。これらの側方突起部59、60は締め具要
素3の底板6を支持するためのものである。これらの突
起部の長手方向の寸法は靴底の長さに応じて基板6を様
々な場所に位置決め可能にするのが好ましい。
【0051】側方突起部59、60は両者間に一種の溝
を画定し、この溝の内部で開口部61、62間に位置す
る伝達板の部分が案内される。更に、突起部59、60
は伝達板50の開口部61、62の長さよりも短かい長
さと、この箇所における該板の厚みよりもやゝ厚い厚み
とを有し、伝達板50が長手方向に沿って自由に滑動で
きるように、また、横断方向の運動あるいは垂直方向の
運動が妨げられるようにする。
【0052】当然のことながら、この支持手段は限定的
ではなく、伝達板50が少なくとも長手方向に沿って自
由に移動でき、ブロック53に剪断付勢を行う限り、他
のあらゆる手段を使用することができるであろう。
【0053】図9は、一変形実施態様を示す。この変形
実施態様によれば、前部締め具要素3はスペーサー68
を介してスキー板に組み付られ、このスペーサーは、小
舌状部69により弾性変形可能な材料のブロック53の
下部で前方へ伸び出ている。このブロック53は、この
場合、伝達板のプラットホーム52とこの小舌状部69
との間にサンドイッチ状に取り付けられる。このブロッ
クは、なんらかの適宜な手段(例えば、接着)によっ
て、これら部材の各々に一体連結される。場合によって
は、ねじ70により該小舌状部69のスキー板への一体
連結を補強する。この配置構成によって、ブロック53
をスキー板の上表面に接着する必要がなくなる。従っ
て、この配置構成は、該インターフェース装置をスキー
板に容易に取り付けるのを可能にし、また、必要な場合
には、スキー板に損傷を与えることなくインターフェー
ス装置を取り外すことができる。
【0054】図10は、別の変形実施態様を示す。この
変形実施態様によれば、伝達装置21は、伝達部材31
と同種であるが、スキー板の上表面より一段高い位置に
ある前述のプラットホーム52と同種のプラットホーム
72によって、基板6を越えて前方へ伸び出ている伝達
部材71に接続される。このプラットホーム72は、伝
達部材71の運動と共に長手方向に移動する。弾性変形
可能な材料のブロック73はプラットホーム72とスキ
ー板の上表面との間にサンドイッチ状に取り付けられ
る。図示のように、基板6が載る固定具30は、スキー
板の上表面に押し当てられる小舌状部75によって前方
へ伸び出ており、また該ブロック73はプラットホーム
72と小舌状部75との間にサンドイッチ状に取り付け
られるのが好ましい。ブロック73はなんらか適宜な手
段(例えば、接着)によってこれら2の部材に接合され
る。ブロック73を構成する材料は、このブロックが長
手方向の剪断に対して作用できるように選択する。この
剪断力は、カートリッジ38に含まれるばねのプレスト
レスよりも大きな力の作用下で、伝達部材71が移動す
ることにより発生する。該ブロック73の構成材料は、
更に、垂直方向の緩衝特性を有するのが好ましい。これ
により、ブロック73はスキー板の前端箇所に生じるあ
る種の振動、あるいは滑走中のスキー板の屈曲運動によ
るある種の振動を緩和することができる。
【0055】例えば、「SORBOTANE (ソルボタン)」の
商品名で知られる材料で製作した長さが50〜350mm
の範囲内で、厚みが5mmを超える寸法のブロック73を
使用することができるであろう。言うまでもなく、これ
は本発明にとって限定的なものではない。
【0056】当然のことながら、以上の説明は参考とし
てのみ述べたものであり、本発明の範囲を逸脱しない限
り他の実施態様を採用することができるであろう。
【0057】特に、前部締め具要素について上述したも
のに類似する装置を後部締め具要素に備えることができ
るであろう。
【0058】同様に、台座25の固定具30を締め具要
素3の一部と成して、基板6と単一成形部材を構成する
ようにできることは言うを待たない。
【0059】また、当然のことながら、台座12を前部
締め具要素3の一部とすること(すなわち、基板6と単
一成形部材を形成すること)もできるであろう。更に、
スキー板への締め具要素3の接合は、基板6と台座12
とを貫通する単一組のねじによって行うこともできるで
あろう。
【0060】同様に、スキー板の後端にも、伝達板50
と同種の伝達板ならびにブロック33と同種の弾性変形
可能な材料のブロックを装備できることは言うを待たな
い。
【0061】同様に、各々の面を介してプラットホーム
52、72に、またスキー板あるいはスキー板と一体の
小舌状部69に接合される変形可能な材料のブロック5
3、73の代わりに、硬化せず、かつ大きな破壊前弾性
を有する種類の接着剤層を使用することもできるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非限定的な一実施態様によるインター
フェース装置の概略側面図である。
【図2】図1に示されるインターフェース装置の前部分
を部分的に断面で示す概略側面図である。
【図3】図2に示される装置を部分的に断面で示す上面
図である。
【図4】インターフェース装置の他の作動位置を示す、
図2に類似の図である。
【図5】本発明の非限定的な他の一実施態様によるイン
ターフェース装置を概略的に示す側面図である。
【図6】前部締め具要素の箇所における、図5の装置を
示す側面図である。
【図7】他の作動位置における、図6の装置を示す側面
図である。
【図8】図5のインターフェース装置の前部分におけ
る、この装置のさまざまな部材を示す斜視図である。
【図9】図5のインターフェース装置の他の一変形実施
態様を示す側面図である。
【図10】他の変形実施態様を部分的に断面で示す概略
側面図である。
【図11】図9の装置の上面図である。
【符号の説明】
3、4 締め具要素 12、14、25 台座 16 揺動装置 21 伝達装置 30 固定具 31、71 可動伝達部材 35、36、37 ばね 38 エネルギー付加用カートリッジ 50 伝達板 52 72 プラットホーム 53、73 変形可能な材料のブロック 69 小舌状部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板(12、14)を介してそれぞれス
    キー板に組み付けられる前部締め具要素(3)と後部締
    め具要素(4)とによって該スキー板に保持される靴の
    少なくとも一部分がスキー板に対して及ぼす垂直方向の
    押圧力に応じて、前記スキー板の滑走面に対する該スキ
    ー板の自然な配分を変更するため、靴とスキー板との間
    に設けるインターフェース装置であって、 前記インターフェース装置は前記靴と前記スキー板との
    間の付勢力を検出するための探触部材(11)と、前記
    付勢力を前記スキー板の端部の少なくとも一方へ向かう
    少なくともほぼ長手方向の押圧力に変換するための連結
    手段(16)と、前記長手方向の押圧力を前記スキー板
    の端部側に位置する締め具要素(3)の台座(25)へ
    伝達するための伝達装置(21)とを含み、前記伝達装
    置(21)はスキー板の上表面から一段高くなった区域
    において前記締め具要素の台座に接続されるものにおい
    て、 前記伝達装置(21)は長手方向に沿って移動可能な底
    板の伝達部材(31、50、71)に接続されること、
    および変形可能な手段(38、53、73)が、長手方
    向に沿った長手方向押圧力の方向において、スキー板の
    上表面に対し、前記可動な伝達部材の相対的移動を阻止
    することを特徴とするインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記変形可能な手段(38)が前記台座
    (25)の固定部材(30)に対してその両端の一方を
    支承され、また可動な伝達部材(31、71)に対して
    もう一方の端部を支承される少なくとも1のばね(3
    5、36、37)を含むことを特徴とする請求項1によ
    る装置。
  3. 【請求項3】 戻し手段(38)が予応力を加えられた
    状態で調整されること、および前記伝達部材(31、7
    1)は、前記固定部材(30)に伝達される力が弾性戻
    し手段を調整するための力よりも大きい時にのみ、該固
    定部材(30)に対して相対移動することを特徴とする
    請求項2による装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性手段を調整する力が30ないし
    80kgであることを特徴とする請求項3による装置。
  5. 【請求項5】 前記締め具要素の台座(25)が締め具
    要素(3)を支持する固定部材(30)と、前記固定部
    材に対して長手方向に沿って滑動する可動伝達部材(3
    1)と、前記固定部材(30)のくり抜き部(32)内
    に位置し、かつ該固定部材の方向に前記可動伝達部材
    (31)が移動するのを弾性的に阻止するエネルギー付
    加用カートリッヂ(38)を有することを特徴とする請
    求項1による装置。
  6. 【請求項6】 前記可動伝達部材(50、71)がスキ
    ー板の上表面から一段高くなったプラットホーム(5
    2、72)を介して該締め具要素を越えて伸び出るこ
    と、および変形可能な材料のブロック(53、73)が
    前記プラットホーム(52、72)とスキー板の上表面
    との間でサンドイッチ状に取り付けられることを特徴と
    する請求項1による装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性変形可能な材料のブロック(5
    3、73)が長手方向に沿った剪断力に対して作用する
    ように設けられることを特徴とする請求項6による装
    置。
  8. 【請求項8】 前記台座(25)の固定部材(30)が
    スキー板の上表面に対して固定される小舌状部(69)
    を介して前記プラットホーム(52)の下部に伸び出る
    こと、および前記弾性変形可能な材料のブロック(5
    3)が前記プラットホーム(52)と前記小舌状部(6
    9)との間に介装されることを特徴とする請求項7によ
    る装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性変形可能な材料のブロック(5
    3、73)が50ないし300mmの長さに亘って延在す
    ることを特徴とする請求項7による装置。
  10. 【請求項10】 前記変形可能な手段が少なくとも1の
    ばね(38)と前記可動伝達部材(71)によって同時
    に付勢される変形可能な材料のブロック(73)とを含
    むことを特徴とする請求項1による装置。
JP5086628A 1992-04-17 1993-04-14 滑走面に対するスキー板の押圧力の自然な配分を変更するためのインターフェース装置 Withdrawn JPH0623082A (ja)

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FR9204964A FR2690079B1 (fr) 1992-04-17 1992-04-17 Dispositif interface destine a modifier la repartition naturelle de pression d'un ski sur sa surface de glisse.
FR9204963 1992-04-17
FR9204964 1992-04-17
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