JPH06233537A - 中性点クランプ式コンバータの制御装置 - Google Patents
中性点クランプ式コンバータの制御装置Info
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Abstract
の直流電圧をほぼ一定に制御すると共に2つの平滑コン
デンサに印加される電圧が等しくなるようにした中性点
クランプ式コンバ―タ制御装置を提供することを目的と
する。 【構成】 NPCコンバ―タの出力端子に接続される第
1及び第2の直流平滑コンデンサの和電圧を検出し、和
電圧指令に一致するように制御する和電圧制御回路と、
該和電圧制御回路の出力信号により交流電源から供給さ
れる入力電流を制御する入力電流制御回路と、前記2つ
の直流平滑コンデンサの差電圧を検出し、差電圧指令値
に一致するように制御する差電圧制御回路と、該差電圧
制御回路の出力信号と前記入力電流制御回路の出力信号
の和に従って前記NPCコンバ―タをパルス幅変調制御
する回路を具備してるNPCコンバータの制御装置。
Description
力を直流電力に変換するパルス幅変調制御(PWM制
御)の中性点クランプ式コンバ―タの制御装置に関す
る。
―タの主回路構成図を示す。
リアクトル、CNVは中性点クランプ式コンバ―タ(以
下、NPCコンハ―タと呼ぶ)本体、Cd1,Cd2は直流
平滑コンデンサ、LOADは負荷である。
S14,S21〜S24、フリ―ホイ―リングダイオ―ドD11
〜D14,D21〜D24、及びクランプ用ダイオ―ドD15,
D16,D25,D26で構成されている。このコンバ―タの
交流側端子電圧VC は、a点の電圧Va とb点の電圧V
b の差電圧で表され、VC =Va −Vb が成り立つ。
オン,オフさせることによって、次のように変化する。
ただし、2つの平滑コンデンサの直流電圧をVd1,Vd
2、全体の直流電圧をVd とした場合、Vd1=Vd2=Vd
/2とする。即ち、 S11とS12がオンのとき、Va =+Vd /2 S12とS13がオンのとき、Va =0 S13とS14がオンのとき、Va =−Vd /2 となり、3レベルの電圧を発生する。同様に、b点の電
圧Vb は素子S21〜S24をオン,オフさせることによっ
て、次のように変化する。 S21とS22がオンのとき、Vb =+Vd /2 S22とS23がオンのとき、Vb =0 S23とS24がオンのとき、Vb =−Vd /2 となる。この結果、コンバ―タの端子電圧VC は、+V
d ,+Vd /2,0,−Vd /2,−Vd の5レベルの
電圧を発生する。図17は、図16のNPCコンバ―タ
のパルス幅変調制御(PWM制御)動作を説明するため
のタイムチャ―ト図である。
御の搬送波、ea ,eb =−ea はPWM制御入力信号
(電圧指令値)である。ここで、X1 とX2 は0〜+E
maxの間で変化する三角波で、X2 はX1 に対して位相
が180°ずれている。又、Y1 ,Y2 は−Emax 〜0
の間で変化する三角波で、それぞれ前記三角波X1 ,X
2 の反転値になっている。入力信号ea と三角波X1 ,
Y1 とを比較し、素子S11〜S14のゲ―ト信号g11,g
12を作る。即ち、 ea >X1 のとき、g11=1で、S11をオン、S13をオ
フ ea ≦X1 のとき、g11=0で、S11をオフ、S13をオ
ン ea <Y1 のとき、g12=1で、S14をオン、S12をオ
フ ea ≧Y1 のとき、g12=0で、S14をオフ、S12をオ
ン させる。又、入力信号eb =−ea と三角波X2 ,Y2
とを比較し、素子S21〜S24のゲ―ト信号g21,g22を
作る。即ち、 eb >X2 のとき、g21=1で、S21をオン、S23をオ
フ eb ≦X2 のとき、g21=0で、S21をオフ、S23をオ
ン eb <Y2 のとき、g22=1で、S24をオン、S22をオ
フ eb ≧Y2 のとき、g22=0で、S24をオフ、S22をオ
ン させる。
の電圧Va ,b点の電圧Vb 及びその差電圧Vc =Va
−Vb は図示のような波形となり、その平均値Vc(m)は
前記電圧指令値ea −eb =2・ea に比例した値とな
る。
では、交流側端子電圧Vc として、5レベル(+Vd ,
+Vd /2,0,−Vd /2,−Vd )の電圧が得ら
れ、高調波成分の少ない電圧波形となる。その結果、交
流電源から供給される電流リプルが小さくなる利点があ
る。又、ゲ―ト信号g11〜g22からも分るように、出力
周波数の半サイクル期間はスイッチング動作を休止して
おり、常時のブリッジインバ―タに比較すると素子のス
イッチング損失やスナバ損失が減少する利点がある。
電圧Vs と前記コンバ―タCNVの発生電圧Vc の差電
圧VL =Vs −Vc が印加され、その差電圧VL を調整
することにより入力電流Is を制御する。
御(PWM制御)することにより電圧Vc を調整し、負
荷LOADの大小に拘らず前記直流電圧Vd がほぼ一定
になるように入力電流Is を制御する。この時、入力電
流Is は前記電源電圧Vs と同相(力行運転)または逆
相(回生運転)の正弦波に制御される。言い変えると交
流電源から見たNPCコンバ―タに入力力率が1で高調
波の少ない理想的な負荷となっている。
クランプ式コンバ―タの制御装置は次のような問題点が
ある。
されている平滑コンデンサCd1,Cd2は設計値的には同
じ容量のものが選ばれるが、実際にはバラツキが有り、
どちらかが大きくなってしまう。
オードD15とD16の接続点及びD25とD26の接続点は前
期平滑コンデンサCd1,Cd2の接続点(中性点)に接続
されており、その間で出入する電流Io により直流中性
点の電圧Vo が決定される。フルブリッジ結線のNPC
コンバータでは、力行、回生運転に拘らず中性点電流I
o の正方向に流れる期間t(+) と負方向に流れる期間t
(-) とが等しくなり、前記平滑コンデンサCd1,Cd2の
容量が等しい場合、Vd1=Vd2を保つことができる。し
かし、Cd1>Cd2の場合、力行運転時はコンデンサCd2
の方がより速く充電され、Vd1<Vd2となる。また、回
生運転時はコンデンサCd2の方が速く放電され、Vd1>
Vd2となってしまう。Cd1<Cd2の場合は逆になる。
バ―タ等を接続した場合、負荷の状態に応じて直流コン
デンサの中性点に電流が出入りするようになり、直流電
圧Vd1とVd2のバランスを崩す原因ともなっている。
来ると、コンバ―タを構成する各素子に印加される電圧
が大きくなったり、小さくなったりして素子の耐圧を脅
かすようになる。
で、全体の直流電圧をほぼ一定に制御すると共に2つの
平滑コンデンサに印加される電圧が等しくなるようにし
た中性点クランプ式コンバ―タ制御装置を提供すること
を目的とする。
に本発明の制御装置は、単相交流電源と、該単相交流電
源にリアクトルを介して接続されるフルブリッジ結線の
中性点クランプ式コンバ―タ(NPCコンバ―タ)と、
該NPCコンバ―タの出力端子に接続される第1及び第
2の直流平滑コンデンサと、該直流平滑コンデンサを直
流電源とする負荷と、前記2つの直流平滑コンデンサの
和電圧を検出し、和電圧指令に一致するように制御する
和電圧制御回路と、該和電圧制御回路の出力信号により
前記交流電源から供給される入力電流を制御する入力電
流制御回路と、前記2つの直流平滑コンデンサの差電圧
を検出し、差電圧指令値に一致するように制御する差電
圧制御回路と、該差電圧制御回路の出力信号と前記入力
電流制御回路の出力信号の和に従って前記NPCコンバ
―タをパルス幅変調制御する回路を具備してる。
発明装置は、該多相交流電源を各相毎に絶縁する電源ト
ランスと、該トランスの2次巻線にリアクトルを介して
接続されるN台のフルブリッジ結線の中性点クランプ式
コンバ―タ(NPCコンバ―タ)と、該NPCコンバ―
タの出力端子を並列接続し、その出力端子に接続された
直列接続の第1及び第2の直流平滑コンデンサと、該2
つの直流平滑コンデンサを直流電源とする負荷と、前記
2つの直流平滑コンデンサの和電圧を検出し、和電圧指
令に一致するように制御する和電圧制御回路と、該和電
圧制御回路の出力信号により前記交流電源から供給され
る入力電流を制御する入力電流制御回路と、前記2つの
直流平滑コンデンサの差電圧を検出し、差電圧指令値に
一致するように制御する差電圧制御回路と、該差電圧制
御回路の出力信号と前記入力電流制御回路の出力信号の
和に従って前記NPCコンバ―タをパルス幅変調制御す
る回路を具備している。
1,Vd2を検出しその和電圧Vd=Vd1+Vd2と差電圧V
o =Vd1−Vd2を求める。
き直流電圧値を和電圧指令値Vd * とし、前記和電圧検
出値Vd と比較して、偏差εd =Vd * −Vd を求め、
当該偏差を増幅して入力電流の波高値指令Im * を作
る。この波高値指令Im * に電源電圧Vs に同期した単
位正弦波sinωtを乗じて、入力電流指令値Is * =
Im * ・sinωtを作る。
* と入力電流検出値Is とを比較して、その偏差εI =
Is * −Is を反転増幅して、次のPWM制御回路に電
圧指令値ea ,eb =−ea を与える。
−eb =2・ea に比例した電圧Vc を発生する。Is
* >Is の場合、偏差εI は正値となり、電圧Vc を減
少させて入力電流値Is を増加させる。逆に、Is * <
Is の場合、偏差εI は負値となり、電圧Vc を増加さ
せて入力電流値Is を減少させる。結果的に、Is =I
s * となるように制御される。
は正値となり電流波高値指令Im * を増加させ、電源電
圧Vs と同相の入力電流Is =Is * を増加させる。こ
の結果、交流電源から供給される有効電力 Ps =Vs ・Is =Vm ・Im (1−cosωt)/2 が増加し、直流電圧Vd を増加させる。逆に、Vd * <
Vd となった場合、偏差εd は負値となり、電流波高値
指令Im * を減少させ、電源電圧Vs と同相の入力電流
Is =Is * を減少させる。この結果、交流電源から供
給される有効電力Ps も減少し、直流電圧Vd を減少さ
せる。故に、Vd =Vd * となるように制御される。
0と前記差電圧検出値Vo =Vd1−Vd2を比較し、偏差
εo =Vo * −Vo を求める。当該偏差εo を増幅して
補償電圧Δeを作り、前記PWM制御回路の入力信号e
a ,eb に加える。即ち、 ea ’=ea +Δe eb ’=eb +Δe=−ea +Δe とする。この時、コンバ―タのa点電圧Va 及びb点電
圧Vb はそれぞれ入力信号ea ’及びeb ’に比例した
電圧となり、その差電圧Vc =Va −Vb は補償電圧Δ
eには影響されない。NPCコンバ―タの入力電力Pc
=V・Is が正のとき(力行運転モ―ド)、前記補償電
圧Δeを正の値にすると、直流コンデンサCd1の電圧V
d1を増加させ、平滑コンデンサCd2の電圧Vd2を減少さ
せることができる。例えば、Pc >0の場合、Is >0
のときVc >0となり、Va >0,Vb <0となる。こ
のとき、前記補償電圧Δeを加えると、a点の電圧Va
が増加し、交流電源から供給される電流Is がa点を介
して直流コンデンサCd1に流れる期間が増加し、電圧V
d1を増加させる。また、b点の電圧Vb は負の値で、そ
の絶対値が減少し、入力電流Is がb点を介して直流コ
ンデンサCd2に流れる期間が短くなり、電圧Vd2を減少
させる。故に、差電圧Vo =Vd1−Vd2は増加する。ま
た、Pc が正のときΔeを負の値にすると、直流平滑コ
ンデンサCd1の電圧Vd1を減少させ、平滑コンデンサC
d2の電圧Vd2を増加させることができる。入力電力Pc
が負の時(回生運転モ―ド)は前記補償電圧Δeの符号
を反転させることにより、同様に差電圧Vo =Vd1−V
d2を制御することができる。
場合、偏差εo は正の値となり、補償電圧Δeも正の値
となる。故に、差電圧Vo が増加し、Vo =Vo * とな
るように制御される。逆に、Vo * <Vo となった場
合、偏差εo は負の値となり、補償電圧Δeも負の値と
なる。故に、差電圧Vo が減少し、Vo =Vo * となる
ように制御される。また、回生運転時は補償電圧Δeを
反転することにより、同様にVo =Vo * となるように
制御することができる。
の制御装置は、力行運転、回生運転に拘らず、全体の直
流電圧をほぼ一定に制御すると共に2つの平滑コンデン
サに印加される電圧が等しくなるように制御出来る。
又、このとき入力電流は電源電圧と同相の正弦波に制御
され、入力力率=1で、高調波の少ない交流/直流電力
変換器が得られる。
ッジ結線のNPCコンバ―タを用意し、直流平滑コンデ
ンサCd1,Cd2に印加される電圧Vd1,Vd2の和Vd =
Vd1+Vd2がほぼ一定になるように各相コンバ―タの入
力電流を制御し、差電圧Vo=Vd1−Vd2が零になるよ
うに補償電圧Δeを与え、NPCコンバ―タの各相入力
電流と発生電圧の積の符号を各相毎に検知し、その符号
に応じて前記補償電圧Δeの符号を切換えて上記制御を
各相コンバ―タについて行う。その結果、単相電源で発
生する入力電流の零クロス点での制御不能問題が無くな
り、連続した差電圧制御が可能となる。
タ制御装置の一実施例を示す主回路構成図および制御回
路ブロック図である。
リアクトル、CNVは中性点クランプ式コンバ―タ(以
下、NPCコンハ―タと呼ぶ)本体、Cd1,Cd2は直流
平滑コンデンサ、LOADは負荷である。
入力電流検出器CTS、交流電圧検出器PTS、直流電
圧検出器PT1 ,PT2 、加減算器A1 〜A4 、和電圧
制御回路AVR1 、入力電流制御回路ACR、差電圧制
御回路AVR2 、乗算器ML1 ,ML2 、符号切換器A
S、パルス幅変調制御回路PWMCが用意されている。
NPCコンバ―タは、自己消弧素子S11〜S14,S21
〜S24、フリ―ホイ―リングダイオ―ドD11〜D14,D
21〜D24、及びクランプ用ダイオ―ドD15,D16,D2
5,D26で構成されている。このコンバ―タの交流側端
子電圧VC は、a点の電圧Va とb点の電圧Vb の差電
圧で表され、VC =Va −Vb が成り立つ。
オン,オフさせることによって、次のように変化する。
ただし、2つの平滑コンデンサの直流電圧をVd1,Vd
2、全体の直流電圧をVd とした場合、Vd1=Vd2=Vd
/2とする。即ち、 S11とS12がオンのとき、Va =+Vd /2 S12とS13がオンのとき、Va =0 S13とS14がオンのとき、Va =−Vd /2 となり、3レベルの電圧を発生する。同様に、b点の電
圧Vb は素子S21〜S24をオン,オフさせることによっ
て、次のように変化する。 S21とS22がオンのとき、Vb =+Vd /2 S22とS23がオンのとき、Vb =0 S23とS24がオンのとき、Vb =−Vd /2 となる。この結果、コンバ―タの交流側端子電圧VC
は、(+Vd ,+Vd /2,0,−Vd /2,−Vd )
の5レベルの電圧を発生する。
コンデンサCd1,Cd2の直流電圧Vd1,Vd2を検出す
る。加減算器A1 は当該電圧検出値Vd1とVd2の和を演
算し、Vd =Vd1+Vd2を和電圧制御回路AVR1 に入
力する。又、加減算器A2 は前記電圧検出値Vd1とVd2
の差を演算し、Vo =Vd1−Vd2を差電圧制御回路AV
R2 に入力する。電流検出器CTS は電源SUPから供
給される入力電流Is を検出し、電流制御回路ACR及
び乗算器ML2 に入力する。又、電圧検出器PTS はN
PCコンバ―タの交流側端子電圧Vc を検出し、乗算器
ML2 に入力する。
き直流電圧値を和電圧指令値Vd * とし、前記和電圧検
出値Vd と比較して、偏差εd =Vd * −Vd を求め、
その偏差を増幅して入力電流の波高値指令Im * を作
る。
高値指令Im * に電源電圧Vs に同期した単位正弦波s
inωtを乗じ、入力電流指令値Is * =Im * ・si
nωtを作る。
値Is * と入力電流検出値Is とを比較し、その偏差ε
I =Is * −Is を反転増幅して、電圧指令値ea ,e
b =−ea を加減算器A3 ,A4 に与える。
Vo * =0と前記差電圧検出値Vo=Vd1−Vd2を比較
し、その偏差εo =Vo * −Vo を増幅して補償電圧Δ
eを作り、符号切換器ASに入力する。符号切換器AS
はNPCコンバ―タの入力電力Pc =Vc ・Is の符号
に応じて前記補償電圧Δeの符号を切換える。即ち、 Pc ≧0のとき、Δe’=Δe Pc <0のとき、Δe’=−Δe とする。この補償電圧Δe’を前記加減算器A3 ,A4
に入力する。加減算器A3 ,A4 は前記電圧指令値ea
,eb に補償電圧Δe’を加え、PWM制御回路PW
MCに新たな電圧指令値ea ’,eb ’を与える。即
ち、 ea ’=ea +Δe’ eb ’=eb +Δe’=−ea +Δe’ となる。図2は、図1のNPCコンバ―タのパルス幅変
調制御(PWM制御)動作を説明するためのタイムチャ
―ト図である。
御の搬送波、ea ’,eb ’はPWM制御入力信号(電
圧指令値)である。ここで、X1 とX2 は0〜+Emax
の間で変化する三角波で、X2 はX1 に対して位相が1
80°ずれている。又、Y1,Y2 は−Emax 〜0の間
で変化する三角波で、それぞれ前記三角波X1 ,X2の
反転値になっている。入力信号ea ’と三角波X1 ,Y
1 とを比較し、素子S11〜S14のゲ―ト信号g11,g12
を作る。即ち、 ea ’>X1 のとき、g11=1で、S11をオン、S13を
オフ ea ’≦X1 のとき、g11=0で、S11をオフ、S13を
オン ea ’<Y1 のとき、g12=1で、S14をオン、S12を
オフ ea ’≧Y1 のとき、g12=0で、S14をオフ、S12を
オン させる。又、入力信号eb ’と三角波X2 ,Y2 とを比
較し、素子S21〜S24のゲ―ト信号g21,g22を作る。
即ち、 eb ’>X2 のとき、g21=1で、S21をオン、S23を
オフ eb ’≦X2 のとき、g21=0で、S21をオフ、S23を
オン eb ’<Y2 のとき、g22=1で、S24をオン、S22を
オフ eb ’≧Y2 のとき、g22=0で、S24をオフ、S22を
オン させる。
の電圧Va ,b点の電圧Vb は図示のような波形とな
る。即ち、電圧Va の平均値は前記電圧指令値ea ’に
比例し、電圧Vb の平均値は前記電圧指令値eb ’に比
例する。また、NPCコンバ―タCNVの交流側電圧V
c はa点の電圧Va とb点の電圧Vb の差電圧となり、
Vc =Va −Vb の平均値VC(m)(破線で示す)は前記
電圧指令値ea ’−eb’=ea −eb =2・ea に比
例した値となる。まず、和電圧制御の動作を説明する。
NPCコンバ―タCNV交流側端子間には、上記のよう
に補償電圧Δeの値に無関係に、電圧指令値ea −eb
=2・ea に比例した電圧Vc を発生する。
電圧Vs と前記コンバ―タCNVのの発生電圧Vc の差
電圧VL =Vs −Vc が印加され、その差電圧VL を調
整することにより入力電流Is を制御する。
なり、電圧Vc を減少させて入力電流Is を増加させ
る。逆に、Is * <Is の場合、偏差εI は負の値とな
り、電圧Vc を増加させて入力電流Is を減少させる。
結果的に、Is =Is * となるように制御される。
差εd は正の値となり、前記電流波高値指令Im * を増
加させ、電源電圧Vs と同相の入力電流Is =Is * を
増加させる。この結果、交流電源から供給される有効電
力 Ps =Vs ・Is =Vm ・Im (1−cos2ωt)/2 が増加し、直流電圧Vd を増加させる。逆に、Vd * <
Vd となった場合、偏差εd は負値となり、電流波高値
指令Im * を減少させ、電源電圧Vs と同相の入力電流
Is =Is * を減少させる。この結果、交流電源から供
給される有効電力Ps も減少し、直流電圧Vd を減少さ
せる。故に、Vd =Vd * となるように制御される。次
に、差電圧制御動作を説明する。乗算器ML2 により、
入力電流Is とNPCコンバ―タの交流側電圧Vc を掛
け算し、瞬時入力電力Pc =Vc ・Is を求める。
図を示すもので、電源電圧Vs に対し入力電流Is を同
相に制御した場合、交流リアクトルLs に印加される電
圧は、VL =jω・Ls ・Is となる。ここで、ωは交
流電源の角周波数である。この結果、コンバ―タが発生
する電圧Vc は電源電圧Vs よりθだけ位相が遅れたベ
クトルとなる。
すもので、入力電流Is に対し、コンバ―タの電圧Vc
は位相角θだけ遅れている。この時、コンバ―タの入力
電力Pc =Vc ・Is は、図示のように電源周波数の2
倍で変化する。符号切換器ASは、乗算器ML2 で求め
た瞬時入力電力Pc の符号により、差電圧制御からの補
償電圧Δeの符号を次のように切換える。即ち、 Pc ≧0のとき、Δe’=Δe Pc <0のとき、Δe’=−Δe とする。ここで、Is >0,Vc >0のとき、即ち、P
c >0の場合を例にとって説明する。まず、補償電圧Δ
e=0の場合を説明する。
a >0で、b点電圧Vb <0となっている。a点電圧V
a >0と言うことは、素子S11とS12がオンでVa =+
Vd1か、素子S12と素子S13がオンでVa =0のどちら
かになってPWM制御されている。また、b点電圧Vb
<0と言うことは、素子S23と素子S24がオンでVb=
−Vd2か、素子S22と素子S23がオンでVb =0のどち
ちらかになってPWM制御されている。
=0の場合の電流経路を示す。入力電流Is は、電源S
UP→Ls →D12→D11→Cd1→D25→S22→電源SU
Pの経路で流れ、コンデンサCd1の電圧Vd1を増加させ
る。
の場合の電流経路を示す。入力電流Is は、電源SUP
→Ls →S13→D16→D25→S22→電源SUPの経路で
流れ、コンデンサCd1及びCd2の電圧Vd1,Vd2に関係
しない。
Vd2の場合の電流経路を示す。入力電流Is は、電源S
UP→Ls →S13→D16→Cd2→D24→D23→電源SU
Pの経路で流れ、コンデンサCd2の電圧Vd2を増加させ
る。
=−Vd2の場合、入力電流Is は、電源SUP→Ls →
D12→D11→Cd1→Cd2→D24→D23→電源SUPの経
路で流れ、コンデンサCd1及びCd2の電圧Vd1,Vd2を
共に増加させる。即ち、Is >0,Vc >0のときは2
つのコンデンサCd1,Cd2の電圧Vd1,Vd2は共に増加
する方向に動作する。
ると、図8に示すように、Is >0Vc >0のとき、a
点の電圧は、Va ’=Va +Kc ・Δeとなって正の値
で増加する。又、b点の電圧Vb ’=Vb +Kc ・Δe
=−Va +Kc ・Δeとなって負の値で、その絶対値が
減少する。
と、図5に示した期間が増加し、コンデンサCd1の電圧
Vd1を増加させ、b点電圧Vb ’が負でその値が小さく
なると、図7に示した期間が減少し、コンデンサCd2の
電圧Vd2を減少させる。即ち、Is >0,Vc >0のと
き、補償電圧Δe>0を加えることによって、Vo =V
d1−Vd2を増加させることができる。同様にして、Is
<0,Vc <0のとき(Pc >0のとき)、補償電圧Δ
e>0を加えることによって、Vo =Vd1−Vd2を増加
させることができる。又、Pc >0のとき、Δeを負の
値にすることにより、Vo =Vd1−Vd2を減少させるこ
とができる。次に、Pc <0の場合を説明する。
Vc >0、即ち、Pc <0となった場合、図5乃至図7
で、電流Is の方向が逆向になった場合を考えてみれば
良い。 即ち、Is <0で、Va =+Vd1,Vb =0の
場合、入力電流Is は、電源SUP→S23→D26→Cd1
→S11→S12→Ls →電源SUPの経路で流れ、コンデ
ンサCd1の電圧Vd1を減少させる。
入力電流Is は、電源SUP→S23→D26→D15→S12
→Ls →電源SUPの経路で流れ、コンデンサCd1及び
Cd2の電圧Vd1,Vd2に関係しない。
合、入力電流Is は、電源SUP→S23→S24→Cd2→
D15→S12→Ls →電源SUPの経路で流れ、コンデン
サCd2の電圧Vd2を減少させる。
=−Vd2の場合、入力電流Is は、電源SUP→S23→
S24→Cd2→Cd1→S11→S12→Ls →電源SUPの経
路で流れ、コンデンサCd1及びCd2の電圧Vd1,Vd2を
減少させる。
えると(ただし、Δeは正の値とする)、a点の電圧
は、Va ’=Va −Kc ・Δeとなって正の値で小さく
なる。また、b点の電圧は、Vb ’=Vb −Kc ・Δe
=−Va −Kc ・Δeとなって負の値で、その絶対値が
大きくなる。
と、(Is <0で、Va =+Vd1,Vb =0)の期間が
増加し、コンデンサCd1の電圧Vd1を増加させ、b点電
圧Vb ’が負でその値が小さくなると、(Is <0で、
Va =0,Vb =−Vd2)の期間が減少し、コンデンサ
Cd2の電圧Vd2を減少させる。即ち、Is <0,Vc >
0のとき(Pc <0のとき)、補償電圧Δe’=−Δe
を加えることによって、Vo =Vd1−Vd2を増加させる
ことができる。
(Pc <0のとき)、補償電圧Δe’=−Δeを加える
ことによって、Vo =Vd1−Vd2を増加させることがで
きる。又、Pc <0のとき、Δeを負の値にすることに
より、上記差電圧Vo =Vd1−Vd2を減少させることが
できる。
o * >Vo となった場合、偏差εoは正の値となり、補
償電圧Δeも正値となる。故に、差電圧がVo が増加し
て、Vo =Vo * となるように制御される。逆に、Vo
* <Vo となった場合、偏差εo は負の値となり、補償
電圧Δeも負値となる。故に、差電圧がVo が減少し、
やはり、Vo =Vo * となるように制御される。又、回
生モ―ドのときは補償電圧Δeを反転することにより、
同様にVo =Vo * となるように制御することができ
る。
を利用して直流電圧Vd1,Vd2の差電圧Vo を制御する
ため、その制御応答は当該入力電流Is の大きさに依存
する。通常、電源力率を1に制御するため入力電流Is
は電源電圧Vs と同相に制御され、重負荷運転時は入力
電流Is は大きく、軽負荷運転時はIs が小さくなる。
この結果、Is の小さい軽負荷運転時は差電圧Vo の制
御応答が悪くなり、極端な話、Is =0では、Vo を制
御することが出来なくなる。
ロックである。図中、C1 〜C3 は比較器、Gv(s)は和
電圧制御補償回路、G1(s)は入力電流制御補償回路、G
o(s)は差電圧制御補償回路、ML1 〜ML4 は乗算器、
AD1 〜AD4 は加算器、IVは反転回路、ROMはメ
モリテ―ブル、VRQは無効電流設定器、SHはシュミ
ット回路、PWMC1 ,PWMC2 パルス幅変調制御回
路を示す。
* と和電圧検出値Vd =Vd1+Vd2を比較し、その偏差
εd =Vd * −Vd を求める。和電圧制御補償回路Gv
(s)により偏差εd を増幅し、有効電流波高値指令IPm*
として乗算器ML1 に入力する。また、無効電流設定
器VRQにより無効電流波高値指令IQm* を与え、乗算
器ML2 に入力する。メモリテ―ブルROMは電源電圧
検出値Vs から該電圧に同期した単位正弦波sinωt
と該電圧から90°位相がずれた単位余弦波cosωt
を作るもので、それぞれ前記乗算器ML1 ,ML2 に入
力する。即ち、乗算器ML1 により有効電流指令IP *
=IPm* ・sinωtを求め、乗算器ML2 により無効
電流指令IQ * =IQM* ・cosωtを求める。更に、
加算器AD1 により上記有効、無効電流指令の和を取
り、入力電流指令値Is * =IP * +IQ * とする。比
較器C2 により該電流指令値Is * と入力電流検出値I
s とを比較し、その偏差εI =Is * −Is を電流制御
補償回路G1(s)で反転増幅する。加算器AD2 は電流制
御補償回路GI(s)の出力信号と電源電圧分を補償する信
号es * を加えて、コンバ―タの交流側発生電圧指令値
ec * とする。電圧指令値ec * は加算器AD3 を介し
てa点電圧指令値ea * としてパルス幅変調制御回路P
WMC1 に入力される。また、電圧指令値ec * は反転
回路IVで反転され、加算器AD4 を介してb点電圧指
令値eb * としてパルス幅変調制御回路PWMC2 に入
力される。前に説明したように、NPCコンバ―タのa
点の電圧Va は上記a点電圧指令値ea * に比例するよ
うにPWM制御され、b点の電圧Vb は上記b点電圧指
令値eb * に比例するようにPWM制御される。故に、
コンバ―タの発生電圧Vc =Va −Vb はea * −eb
* =2ec * に比例した電圧になる。
電圧Vs と前記コンバ―タCNVの発生電圧Vc の差電
圧VL =Vs −Vc が印加され、その差電圧VL を調整
することにより入力電流Is を制御する。
なり、電圧Vc を減少させて入力電流Is を増加させ
る。逆に、Is * <Is の場合、偏差εI は負の値とな
り、電圧Vc を増加させて入力電流Is を減少させる。
結果的に、Is =Is * となるように制御される。
s * =IP * となり、入力電流Isは電源電圧Vs と同
相の正弦波に制御される。説明を簡単にするため、IQm
* =0として和電圧制御動作を簡単に説明する。Vd *
>Vd となった場合、前記偏差εd は正の値となり、有
効電流波高値指令IPm* を増加させる。この結果、交流
電源から供給される有効電力 Ps =Vs ・Is =Vm ・IPm(1−cos2ωt)/2 が増加し、直流電圧Vd を増加させる。逆に、Vd * <
Vd となった場合、偏差εd は負の値となり、有効電流
波高値指令IPm* を減少させる。この結果、交流電源か
ら供給される有効電力Ps も減少し、直流電圧Vd を減
少させる。故に、Vd =Vd * となるように制御され
る。一方、入力電流指令値Is * と電圧指令ec * を乗
算器ML3 に入力し、Pc * =Is * ・ec * を求め
る。Is =Is * ,Vc =K・ec * と考えると、上記
Pc * はコンバ―タの瞬時入力電力Pc に比例した値と
なる。このPc * をシュミット回路SHに入力し、正負
を判別する。即ち、Pc * ≧0のとき、+1を出力し、
Pc * <0のとき、−1を出力する。このシュミット回
路SHの出力信号sgn(Pc * )は乗算器ML4 に入
力される。
* と差電圧検出値Vo =Vd1−Vd2を比較し、その偏差
εo =Vo * −Vo を差電圧制御補償回路Go(s)で増幅
して、補償電圧Δeを求める。補償電圧Δeは前記乗算
器ML4 に入力され、前記シュモット回路SHの出力信
号sgn(Pc * )と掛け合される。即ち、 Pc * ≧0のとき、Δe’=+Δe Pc * <0のとき、Δe’=−Δe となって、前記加算器AD3 ,AD4 に入力される。差
電圧制御動作は前に詳しく述べているので省略する。
あるいは無負荷の時入力電流Is は小さい値となってい
る。従って、差電圧制御のための補償電圧Δeを与えて
も直流平滑コンデンサCd1あるいはCd2になかなか電流
が流れ込まず、制御応答が非常に悪くなる。
効電流指令IQm* ≠0を与えて入力電流Is を制御した
場合の電圧、電流ベクトル図を示す。電源電圧Vs に対
し進み電流Is を流した場合、リアクトルLs による電
圧降下はjωLs Is となり、NPCコンバ―タはVs
と同相の電圧Vc を発生している。
流波形を示すもので、電圧Vc は電流Is より位相が9
0°進んでいる。また、コンバ―タの瞬時入力電力Pc
は電圧Vc と電流Is の積となり、その平均値は零とな
っている。
の符号に応じて極性が反転する。このように無効電流I
Q を流すことにより入力電流Is が確保され、再び差電
圧制御が可能となる。ただし、無効電流IQ を流すと電
源力率が悪くなるので、その欠点を改善するため無効電
流指令値IQM* は軽負荷運転時にだけ与えることも考え
られる。図12は本発明の中性点クランプ式コンバ―タ
制御装置の更に別の実施例を示す主回路構成図で、図1
3は、その制御回路構成図である。
源の受電端子、Trは電源トランス、LSR,LSS,LST
は交流リアクトル、CNVR ,CNVS ,CNVT は単
相フルブリッジ結線された中性点クランプ式コンバ―タ
(以下、NPCコンバ―タと呼ぶ)本体、Cd1,Cd2は
直流平滑コンデンサ、LOADは負荷である。
器、Gv(s)は和電圧制御補償回路、GR(s),GS(s),G
T(s)は入力電流制御補償回路、Go(s)は差電圧制御補償
回路、ML1 〜ML9 は乗算器、A1 〜A6 は加減算
器、SH1 〜SH3 はシュミット回路、USは単位正弦
波発生回路、PWMR ,PWMS ,PWMT はそれぞれ
コンバ―タCNVR ,CNVS ,CNVT のパルス幅変
調制御回路を示す。
た単相NPCコンバ―タと同様に構成されている。S相
及びT相のコンバ―タも同様に構成されている。電源ト
ランスTrは1次側がY結線され、2次巻線は各相毎に
2端子ずつに分離されている。トランスTrの2次巻線
は各々交流リアクトルLSR,LSS,LSTを介して前記コ
ンバ―タCNVR ,CNVS ,CNVT に接続される。
3台のNPCコンバ―タCNVR ,CNVS ,CNVT
は直流平滑コンデンサCd1,Cd2に印加される電圧Vd
1,Vd2の和がほぼ一定になるように3相入力電流IR
,IS ,IT を制御すると共に、Vd1=Vd2となるよ
うに制御する。
1,Cd2を直流電圧源とするもので、例えば3相出力の
NPCインバ―タINVと交流電動機Mで構成されてい
る。3相NPCインバ―タINVは直流電圧を可変電圧
可変周波数の交流電力に変換するもので、交流電動機M
を駆動する。ここでは、インバ―タINVの制御動作は
省略する。次に、図12,図13の装置の制御動作を説
明する。
和電圧指令値Vd * と和電圧検出値Vd =Vd1+Vd2を
比較し、その偏差εd =Vd * −Vd を求める。和電圧
制御補償回路Gv(S) により偏差εd を増幅し、入力電
流波高値指令Im * として乗算器ML1 〜ML3 に入力
する。又、単位正弦波発生器USにより、3相電源電圧
VR ,VS ,VT に同期した3つの単位正弦波sinω
t,sin(ωt−2π/3),sin(ωt+2π/
3)を作り、前記乗算器ML1 〜ML3 に入力し、次式
で示されるような3相入力電流指令値を求める。即ち、 IR * =Im * ・sinωt IS * =Im * ・sin(ωt−2π/3) IT * =Im * ・sin(ωt+2π/3) となる。
る。即ち、比較器C2 により前記R相電流指令値IR *
とR相電流検出値IR とを比較し、その偏差εR =IR
* −IR を電流制御補償回路GR(S)で反転増幅する。電
流制御補償回路GR(S)の出力信号eR * は加減算器A1
,A2 を介してR相コンバ―タのPWM制御入力信号
となる。R相コンバ―タCNVR は交流側端子に上記電
圧指令値eR * に比例した電圧VCRを発生し、R相入力
電流IR を制御する。
記コンバ―タCNVR の発生電圧VCRの差電圧VLR=V
R −VCRが加印され、その差電圧VLRを調整することに
より入力電流IR を制御する。
なり、電圧VCRを減少させて入力電流IR を増加させ
る。逆に、IR * <IR の場合、偏差εR は負の値とな
り、電圧VCRを増加させて入力電流IR を減少させる。
結果的に、IR =IR * となるように制御される。S相
及びT相の入力電流制御も同様に行われる。また、和電
圧制御は次のように行われる。Vd * >Vd となった場
合、偏差εd は正値となり入力電流波高値指令Im * を
増加させる。この結果交流電源から供給される有効電力 PI =VR ・IR +VS ・IS +VT ・IT =3・Vm ・Im /2 が増加し、直流電圧Vd を増加させる。逆に、Vd * <
Vd となった場合、偏差εd は負値となり入力電流波高
値指令Im * を減少させる。この結果交流電源から供給
される有効電力PI も減少し、直流電圧Vd を減少させ
る。故に、Vd =Vd * となるように制御される。一
方、前記入力電流指令値IR * ,IS * ,IT * と電圧
指令eR * ,eS * eT * を乗算器ML4 〜ML6 にそ
れぞれ入力し、 PCR* =IR * ・eR * PCS* =IS * ・eS * PCT* =IT * ・eT * を求める。ここで、IR =IR * ,IS =IS * ,IT
=IT * に制御され、且つVCR=K・eR * ,VCS=K
・eS * ,VCT=K・eT * と考えると、上記のPC
R* ,PCS* ,PCT* は各相コンバ―タの入力電力PC
R,PCS,PCTに比例した値となる。このPCR* ,PCS*
,PCT* をシュミット回路SH1 〜SH3 に入力し、
正負を判別する。即ち、R相について説明すると、PCR
* ≧0のとき、+1を出力し、PCR* <0のとき、−1
を出力する。S相、T相も同様である。このシュミット
回路SH1 〜SH3 の出力信号sgn(PCR* ),sg
n(PCS* ),sgn(PCT* )はそれぞれ乗算器ML7
〜ML9 に入力される。また、比較器C5 により差電
圧指令値Vo * と差電圧検出値Vo =Vd1−Vd2を比較
し、その偏差εo =Vo * −Vo を差電圧制御補償回路
Go(S)で増幅して、補償電圧Δeを求める。補償電圧Δ
eは前記乗算器ML7 〜ML9 に入力され、前記シュミ
ット回路SH1 〜SH3 の出力信号sgn(PCR* ),
sgn(PCS* ),sgn(PCT* )と掛け合される。
即ち、 PCR* ≧0のとき、ΔeR =+Δe PCR* <0のとき、ΔeR =−Δe となって、前記加減算器A1 ,A2 に入力され、 PCS* ≧0のとき、ΔeS =+Δe PCS* <0のとき、ΔeS =−Δe となって、前記加減算器A3 ,A4 に入力され、 PCT* ≧0のとき、ΔeT =+Δe PCT* <0のとき、ΔeT =−Δe となって、前記加減算器A5 ,A6 に入力される。図1
4は、図12、図13の装置の制御動作を説明するため
のタイムチャ―ト図である。力行運転時には、各相コン
バ―タの発生電圧VCR,VCS,VCTは入力電流IR,IS
,IT より位相がθだけ進むことを説明した。
符号sgn(PCR* ),sgn(PCS* ),sgn(P
CT* )により各相コンバ―タの補償電圧ΔeR ,ΔeS
,ΔeT を与えることにより、直流電圧の差電圧Vo
が制御出来ることは図1の装置で説明した通りである。
うな違いがある。即ち、単相運転では入力電流IS は交
流であるため、零点を交差し、IS =0のとき、補償電
圧Δeを変化させても前記差電圧Vo を制御することは
できない。これに対し、3相運転では各相の入力電流I
R ,IS ,IT は同様に零点を交差するが、位相がずれ
ているため、例えば、IR =0のとき、S相とT相によ
って差電圧Vo を制御することが可能となる。即ち、単
相運転では入力電流IS の絶対値により差電圧Vo が制
御されるのに対し、3相運転では3相入力電流の絶対値
の和によって差電圧Vo が制御される点が異る。
値の和の波形を示す。即ち、入力電流波高値Im に対
し、1.5Im 〜1.73Im の間で変化するが、連続
的に差電圧制御を行えることが分る。しかしながら、前
記入力電流波高値Im 自体が零の場合は前にも述べたよ
うに差電圧Vo を制御することができない。
だけを流したときのタイムチャ―ト図を示す。この場合
も3相入力電流の絶対値の和によって差電圧Vo が制御
され、やはり連続的に差電圧制御を行うことができる。
以上は、3相電源について説明したが、2相以上の電源
にも同様に適用できることは言うまでもない。
ンプ式コンバ―タの制御装置によれば、直列接続された
2つの直流平滑コンデンサの和電圧をほぼ一定になるよ
うに制御し、且つ2つのコンデンサの電圧が同一になる
ように制御することが可能となる。その結果、平滑コン
デンサ容量のバラツキを或程度許容することができ、負
荷急変などに対して安定した直流電圧源となる中性点ク
ランプ式コンバ―タの制御装置を提供することができ
る。
置の一実施例を示す主回路構成図と制御装置のブロック
図。
るためのタイムチャ―ト図。
電流ベクトル図。
チャ―ト図。
―ド図。
―ド図。
―ド図。
チャ―ト図。
例を示す制御回路構成図。
圧、電流ベクトル図。
ムチャ―ト図。
の実施例を示す主回路構成図。
路の構成図。
るためのタイムチャ―ト図。
るためのタイムチャ―ト図。
るためのタイムチャ―ト図。
バ―タ本体、 Cd1,Cd2 ……直流平滑コンデンサ、 LOAD ……負荷、 CTS ……入力電流検出器、 PTS ……交流電圧検出器、 PT1 ,PT2 ……直流電圧検出器、 A1 〜A4 ……加減算器、 AVR1 ……和電圧制御回路、 ACR ……入力電流制御回路、 AVR2 ……差電圧制御回路、 ML1 ,ML2 ……乗算器、 AS ……符号切換器、 PWMC ……パルス幅変調制御回
路、 S11〜S14,S21〜S24, ……自己消弧素子、 D11〜D14,D21〜D24, ……フリ―ホイリングダイ
オ―ド D15,D16,D25,D26, ……クランプ用ダイオ―ド
Claims (6)
- 【請求項1】 単相交流電源と、該単相交流電源にリア
クトルを介して接続されるフルブリッジ結線の中性点ク
ランプ式コンバ―タと、該中性点クランプ式コンバ―タ
の出力端子に接続される第1及び第2の直流平滑コンデ
ンサと、該直流平滑コンデンサを直流電源とする負荷
と、前記2つの直流平滑コンデンサの和電圧を検出し、
和電圧指令に一致するように制御する和電圧制御回路
と、該和電圧制御回路の出力信号により前記交流電源か
ら供給される入力電流を制御する入力電流制御回路と、
前記2つの直流平滑コンデンサの差電圧を検出し、差電
圧指令値に一致するように制御する差電圧制御回路と、
該差電圧制御回路の出力信号と前記入力電流制御回路の
出力信号の和に従って前記中性点クランプ式コンバ―タ
をパルス幅変調制御する回路を具備して成る中性点クラ
ンプ式コンバ―タの制御装置。 - 【請求項2】 前記差電圧制御回路は、前記交流電源か
ら供給される入力電流と前記中性点クランプ式コンバ―
タが発生する交流電圧の積の符号を検出する手段を具備
し、該符号検出手段からの信号に応じて前記差電圧制御
回路の出力信号の符号を切換えるようにしたことを特徴
とした請求項1に記載の中性点クランプ式コンバ―タの
制御装置。 - 【請求項3】 前記入力電流制御回路は、前記和電圧制
御回路の出力信号に基き与えられる有効電流指令値と、
別に設定される無効電流指令値の和により前記交流電源
から供給される入力電流を制御するようにしたことを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の中性点クランプ
式コンバ―タの制御装置 - 【請求項4】 多相(N相)交流電源と、該多相交流電
源を各相毎に絶縁する電源トランスと、該トランスの2
次巻線にリアクトルを介して接続されるN台のフルブリ
ッジ結線の中性点クランプ式コンバ―タと、該中性点ク
ランプ式コンバ―タの出力端子を並列接続し、その出力
端子に接続された直列接続の第1及び第2の直流平滑コ
ンデンサと、該2つの直流平滑コンデンサを直流電源と
する負荷と、前記2つの直流平滑コンデンサの和電圧を
検出し、和電圧指令に一致するように制御する和電圧制
御回路と、該和電圧制御回路の出力信号により前記交流
電源から供給される入力電流を制御する入力電流制御回
路と、前記2つの直流平滑コンデンサの差電圧を検出
し、差電圧指令値に一致するように制御する差電圧制御
回路と、該差電圧制御回路の出力信号と前記入力電流制
御回路の出力信号の和に従って前記中性点クランプ式コ
ンバ―タをパルス幅変調制御する回路を具備して成る中
性点クランプ式コンバ―タの制御装置。 - 【請求項5】 前記差電圧制御回路は、前記多相交流電
源から供給される各相の入力電流と前記中性点クランプ
式コンバ―タが発生する各相の交流電圧の積の符号を各
相毎に検出する手段を具備し、該符号検出手段からの信
号に応じて前記差電圧制御回路の出力信号の符号を各相
毎に切換えるようにしたことを特徴とする請求項4に記
載の中性点クランプ式コンバ―タの制御装置。 - 【請求項6】 前記入力電流制御回路は、前記和電圧
制御回路の出力信号に基き与えられる有効電流指令値
と、別に設定される無効電流指令値の和により前記交流
電源から供給される入力電流を制御するようにしたこと
を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の中性点クラ
ンプ式コンバ―タの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1435093A JP2500140B2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 中性点クランプ式コンバ―タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP1435093A JP2500140B2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 中性点クランプ式コンバ―タの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06233537A true JPH06233537A (ja) | 1994-08-19 |
| JP2500140B2 JP2500140B2 (ja) | 1996-05-29 |
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ID=11858623
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1435093A Expired - Lifetime JP2500140B2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 中性点クランプ式コンバ―タの制御装置 |
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| JP (1) | JP2500140B2 (ja) |
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