JPH06233676A - 新規微生物及び該微生物によるヒト型コロニー刺激因 子の製造法 - Google Patents
新規微生物及び該微生物によるヒト型コロニー刺激因 子の製造法Info
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- JPH06233676A JPH06233676A JP5043325A JP4332593A JPH06233676A JP H06233676 A JPH06233676 A JP H06233676A JP 5043325 A JP5043325 A JP 5043325A JP 4332593 A JP4332593 A JP 4332593A JP H06233676 A JPH06233676 A JP H06233676A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 hM−CSFを産生するエシェリキア(Esche
richia) 属に属する微生物、及び該微生物を用いてhM
−CSFを大量、かつ安価に生産する方法を提供する。 【構成】 224個のアミノ酸配列からなるヒト型コロ
ニー刺激因子をコードするDNA配列が組み込まれたh
M−CSF発現ベクターpZAC118を保持するエシ
ェリキア(Escherichia) 属に属する微生物、及び該微生
物を培養し、該微生物が産生するヒト型コロニー刺激因
子を採取することを特徴とするヒト型コロニー刺激因子
の製造法。 【効果】 天然型hM−CSFと同等の比活性を有する
hM−CSFを効率よく生産することができる。
richia) 属に属する微生物、及び該微生物を用いてhM
−CSFを大量、かつ安価に生産する方法を提供する。 【構成】 224個のアミノ酸配列からなるヒト型コロ
ニー刺激因子をコードするDNA配列が組み込まれたh
M−CSF発現ベクターpZAC118を保持するエシ
ェリキア(Escherichia) 属に属する微生物、及び該微生
物を培養し、該微生物が産生するヒト型コロニー刺激因
子を採取することを特徴とするヒト型コロニー刺激因子
の製造法。 【効果】 天然型hM−CSFと同等の比活性を有する
hM−CSFを効率よく生産することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト型コロニー刺激因
子を産生する新規な微生物、及び該微生物を用いたヒト
型コロニー刺激因子の製造法に関する。更に詳しくは、
本発明は、配列表の配列番号1に記載したアミノ酸配列
を有するヒト型コロニー刺激因子をコードするDNA配
列が組み込まれたベクターpZAC118を保持するエ
シェリキア(Escherichia) 属に属する新規な微生物、及
び該微生物を培養し、該微生物が産生するヒト型コロニ
ー刺激因子を採取することを特徴とする該ヒト型コロニ
ー刺激因子を大量、かつ安価に効率よく生産することが
可能なヒト型コロニー刺激因子の製造法に関する。
子を産生する新規な微生物、及び該微生物を用いたヒト
型コロニー刺激因子の製造法に関する。更に詳しくは、
本発明は、配列表の配列番号1に記載したアミノ酸配列
を有するヒト型コロニー刺激因子をコードするDNA配
列が組み込まれたベクターpZAC118を保持するエ
シェリキア(Escherichia) 属に属する新規な微生物、及
び該微生物を培養し、該微生物が産生するヒト型コロニ
ー刺激因子を採取することを特徴とする該ヒト型コロニ
ー刺激因子を大量、かつ安価に効率よく生産することが
可能なヒト型コロニー刺激因子の製造法に関する。
【0002】本明細書において百分率の表示は、特に断
りのない限り重量による値であり、ヒト尿から分離、精
製したコロニー刺激因子を以後天然型hM−CSFと、
また、それ以外のコロニー刺激因子を以後hM−CSF
と、更に、これら両者を包括的に表現する場合には該因
子と、それぞれ、記載することがある。
りのない限り重量による値であり、ヒト尿から分離、精
製したコロニー刺激因子を以後天然型hM−CSFと、
また、それ以外のコロニー刺激因子を以後hM−CSF
と、更に、これら両者を包括的に表現する場合には該因
子と、それぞれ、記載することがある。
【0003】
【従来の技術】天然型hM−CSFは、配列表の配列番
号1に記載するアミノ酸配列及び糖鎖を有し、分子量約
85,000ダルトンの糖タンパク質であり、分子量約
43,000ダルトンの単量体2分子の二量体からなっ
ている。天然型hM−CSFは、抗癌剤投与及び放射線
照射による白血球減少治療剤として既に市販されている
が、該天然型hM−CSFは、その他にも種々の用途が
期待されており、感染症の治療剤、抗腫瘍剤、骨髄移植
後の白血球増加剤、高コレステロール血症治療剤、動脈
硬化治療剤等として医薬への応用が期待されている他、
白血球減少症、再生不良性貧血等の診断薬としての用途
が期待されている有用な物質である。
号1に記載するアミノ酸配列及び糖鎖を有し、分子量約
85,000ダルトンの糖タンパク質であり、分子量約
43,000ダルトンの単量体2分子の二量体からなっ
ている。天然型hM−CSFは、抗癌剤投与及び放射線
照射による白血球減少治療剤として既に市販されている
が、該天然型hM−CSFは、その他にも種々の用途が
期待されており、感染症の治療剤、抗腫瘍剤、骨髄移植
後の白血球増加剤、高コレステロール血症治療剤、動脈
硬化治療剤等として医薬への応用が期待されている他、
白血球減少症、再生不良性貧血等の診断薬としての用途
が期待されている有用な物質である。
【0004】ところで、従来報告されている該因子の生
産は、主として、ヒト尿から分離、精製する方法により
行われており、最近、遺伝子組換え技術を利用して、C
OS細胞(特表平1−502397号公報)、COS細
胞以外の動物細胞(米国特許第4,868,112
号)、大腸菌(特表平1−503440号公報及び国際
公開WO91/06567号公報)等を宿主として使用
する方法により、hM−CSFが生産されているが、C
OS細胞により生産する方法は、大量培養ができず、ま
た、COS細胞以外の動物細胞により生産する方法は、
牛血清等の高価な培地材料を使用すること、培養時間が
3〜4日と長いこと、及び培養に高度な技術を必要とす
ること等から、これらの方法に比較して、該因子を大
量、かつ安価に生産し得る大腸菌を利用する方法が注目
されている。
産は、主として、ヒト尿から分離、精製する方法により
行われており、最近、遺伝子組換え技術を利用して、C
OS細胞(特表平1−502397号公報)、COS細
胞以外の動物細胞(米国特許第4,868,112
号)、大腸菌(特表平1−503440号公報及び国際
公開WO91/06567号公報)等を宿主として使用
する方法により、hM−CSFが生産されているが、C
OS細胞により生産する方法は、大量培養ができず、ま
た、COS細胞以外の動物細胞により生産する方法は、
牛血清等の高価な培地材料を使用すること、培養時間が
3〜4日と長いこと、及び培養に高度な技術を必要とす
ること等から、これらの方法に比較して、該因子を大
量、かつ安価に生産し得る大腸菌を利用する方法が注目
されている。
【0005】しかしながら、従来法により大腸菌で生産
されたhM−CSFは、N末端又はC末端が欠損してお
り[バイオ/テクノロジー(Bio/Technology),第7巻,
第710ページ,1989年,及びジャーナル・オブ・
バイオケミストリー(Journalof Biochemistry),第19
7巻,第404ページ,1991年]、その比活性につ
いても、天然型hM−CSFより比活性が低く、そのた
めに、天然型hM−CSFと同等に使用することができ
ないという不都合があった。従って、天然型hM−CS
Fと同等の比活性を有するhM−CSFを大腸菌によ
り、大量、かつ安価に生産することが可能な新しい生産
方法を開発することが強く待望されていた。
されたhM−CSFは、N末端又はC末端が欠損してお
り[バイオ/テクノロジー(Bio/Technology),第7巻,
第710ページ,1989年,及びジャーナル・オブ・
バイオケミストリー(Journalof Biochemistry),第19
7巻,第404ページ,1991年]、その比活性につ
いても、天然型hM−CSFより比活性が低く、そのた
めに、天然型hM−CSFと同等に使用することができ
ないという不都合があった。従って、天然型hM−CS
Fと同等の比活性を有するhM−CSFを大腸菌によ
り、大量、かつ安価に生産することが可能な新しい生産
方法を開発することが強く待望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような状況を踏ま
えて、本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研
究を重ねた結果、天然型hM−CSFと同等の比活性を
有するhM−CSFを産生し得るエシェリキア(Escheri
chia) 属に属する新規微生物を遺伝子工学的な手法によ
り開発することに成功し、該大腸菌を使用して、hM−
CSFを大量、かつ安価に生産する新しい方法を完成し
た。
えて、本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研
究を重ねた結果、天然型hM−CSFと同等の比活性を
有するhM−CSFを産生し得るエシェリキア(Escheri
chia) 属に属する新規微生物を遺伝子工学的な手法によ
り開発することに成功し、該大腸菌を使用して、hM−
CSFを大量、かつ安価に生産する新しい方法を完成し
た。
【0007】本発明は、天然型hM−CSFと同等の比
活性を有するhM−CSFを産生するエシェリキア(Esc
herichia) 属に属する新規微生物を提供することを目的
としている。
活性を有するhM−CSFを産生するエシェリキア(Esc
herichia) 属に属する新規微生物を提供することを目的
としている。
【0008】更に、本発明は、天然型hM−CSFと同
等の比活性を有するhM−CSFを産生するエシェリキ
ア(Escherichia) 属に属する前記微生物を用いて、hM
−CSFを大量、かつ安価に効率よく生産する方法を提
供することを目的としている。
等の比活性を有するhM−CSFを産生するエシェリキ
ア(Escherichia) 属に属する前記微生物を用いて、hM
−CSFを大量、かつ安価に効率よく生産する方法を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の発明は、配列表の配列番号1に記載したアミ
ノ酸配列を有するヒト型コロニー刺激因子をコードする
DNA配列が組み込まれたベクターpZAC118を保
持するエシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物、
である。
明の第1の発明は、配列表の配列番号1に記載したアミ
ノ酸配列を有するヒト型コロニー刺激因子をコードする
DNA配列が組み込まれたベクターpZAC118を保
持するエシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物、
である。
【0010】前記課題を解決する本発明の第2の発明
は、配列表の配列番号1に記載したアミノ酸配列を有す
るヒト型コロニー刺激因子をコードするDNA配列が組
み込まれたベクターpZAC118を保持するエシェリ
キア(Escherichia) 属に属する微生物を培養し、該微生
物が産生するヒト型コロニー刺激因子を採取することを
特徴とするヒト型コロニー刺激因子の製造法、である。
は、配列表の配列番号1に記載したアミノ酸配列を有す
るヒト型コロニー刺激因子をコードするDNA配列が組
み込まれたベクターpZAC118を保持するエシェリ
キア(Escherichia) 属に属する微生物を培養し、該微生
物が産生するヒト型コロニー刺激因子を採取することを
特徴とするヒト型コロニー刺激因子の製造法、である。
【0011】更に、本発明は、エシェリキア(Escherich
ia) 属に属する微生物が、エシェリキア・コリ(Escheri
chia coli)MO9301、FERM P−13381で
あることを望ましい態様としてもいる。
ia) 属に属する微生物が、エシェリキア・コリ(Escheri
chia coli)MO9301、FERM P−13381で
あることを望ましい態様としてもいる。
【0012】次に、本発明について詳述する。本発明の
エシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物は、発現
ベクターとして、次の特定の塩基配列、遺伝子を含むこ
とを特徴とするプラスミドを保持している。本発明にお
いて発現ベクターとして使用されるベクターpZAC1
18は、該a)〜e)の特定の塩基配列、遺伝子もしく
はそれらを含む塩基配列、遺伝子領域を常法により機能
的に連結して組み込むことにより構築されたものを意味
するものとして定義される。 a)プロモーター、リボソーム結合部位及び2−シスト
ロンシステムをコードする領域を含む塩基配列 b)プロモーターを制御するためのリプレッサー蛋白を
コードする塩基配列 c)大腸菌における複製のための複製オリジン d)選択マーカー遺伝子、及び e)該塩基配列に機能的に連結されて組み込まれた前記
のアミノ酸配列をコードする構造遺伝子
エシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物は、発現
ベクターとして、次の特定の塩基配列、遺伝子を含むこ
とを特徴とするプラスミドを保持している。本発明にお
いて発現ベクターとして使用されるベクターpZAC1
18は、該a)〜e)の特定の塩基配列、遺伝子もしく
はそれらを含む塩基配列、遺伝子領域を常法により機能
的に連結して組み込むことにより構築されたものを意味
するものとして定義される。 a)プロモーター、リボソーム結合部位及び2−シスト
ロンシステムをコードする領域を含む塩基配列 b)プロモーターを制御するためのリプレッサー蛋白を
コードする塩基配列 c)大腸菌における複製のための複製オリジン d)選択マーカー遺伝子、及び e)該塩基配列に機能的に連結されて組み込まれた前記
のアミノ酸配列をコードする構造遺伝子
【0013】前記プロモーター等をコードする領域を含
む塩基配列a)及びリプレッサー蛋白をコードする塩基
配列b)としては、常法により合成したDNA又は市販
されているプラスミド等を利用することもできる。ま
た、複製オリジンc)及び選択マーカー遺伝子d)とし
ては、pBR322、pUC19、pACYC184等
の公知のプラスミド、又はこれらから常法により誘導さ
れた各種プラスミド等のものを利用することができる。
更に、前記アミノ酸配列をコードする構造遺伝子e)と
しては、配列表の配列番号1に記載されたアミノ酸配列
をコードするcDNA、常法により合成されたDNA又
はそれらを組合わせたDNA等、該アミノ酸配列をコー
ドするものであれば、適宜のものを利用することができ
る。
む塩基配列a)及びリプレッサー蛋白をコードする塩基
配列b)としては、常法により合成したDNA又は市販
されているプラスミド等を利用することもできる。ま
た、複製オリジンc)及び選択マーカー遺伝子d)とし
ては、pBR322、pUC19、pACYC184等
の公知のプラスミド、又はこれらから常法により誘導さ
れた各種プラスミド等のものを利用することができる。
更に、前記アミノ酸配列をコードする構造遺伝子e)と
しては、配列表の配列番号1に記載されたアミノ酸配列
をコードするcDNA、常法により合成されたDNA又
はそれらを組合わせたDNA等、該アミノ酸配列をコー
ドするものであれば、適宜のものを利用することができ
る。
【0014】本発明のエシェリキア(Escherichia) 属に
属する新規微生物は、通常の形質転換可能な大腸菌、す
なわち、公知、かつ容易に入手し得るエシェリキア(Esc
herichia) 属に属する微生物[例えば、市販の大腸菌N
M522(ストラタジーン社製)、市販の大腸菌JM1
09株(宝酒造社製)等を例示することができ、その
他、形質転換可能な大腸菌株を利用できる。特にエシェ
リキア・コリ(Escherichia coli)K12株の派生株が望
ましいものとして使用される。]を宿主とし、常法によ
り前記a)、b)、c)、d)及びe)を機能的に連結
して組み込むことにより構築したプラスミドを、該宿主
微生物に導入して形質転換することにより簡便に作出す
ることができる。
属する新規微生物は、通常の形質転換可能な大腸菌、す
なわち、公知、かつ容易に入手し得るエシェリキア(Esc
herichia) 属に属する微生物[例えば、市販の大腸菌N
M522(ストラタジーン社製)、市販の大腸菌JM1
09株(宝酒造社製)等を例示することができ、その
他、形質転換可能な大腸菌株を利用できる。特にエシェ
リキア・コリ(Escherichia coli)K12株の派生株が望
ましいものとして使用される。]を宿主とし、常法によ
り前記a)、b)、c)、d)及びe)を機能的に連結
して組み込むことにより構築したプラスミドを、該宿主
微生物に導入して形質転換することにより簡便に作出す
ることができる。
【0015】前記発現ベクターとしてのプラスミド、該
プラスミドを保持する形質転換体、及びそれらを作出す
る方法について、その一例を示せば次のとおりである。
即ち、本発明において、hM−CSF発現ベクターとし
て使用されるベクターpZAC118は、図1に示すと
おりの制限地図により示されるものである。図1におい
て、hM−CSF、Apr 、ori、lacIq 、Pt
acは、それぞれ、hM−CSF遺伝子、アンピシリン
耐性遺伝子、複製起源、lacI遺伝子、及びtacプ
ロモーターを示す。
プラスミドを保持する形質転換体、及びそれらを作出す
る方法について、その一例を示せば次のとおりである。
即ち、本発明において、hM−CSF発現ベクターとし
て使用されるベクターpZAC118は、図1に示すと
おりの制限地図により示されるものである。図1におい
て、hM−CSF、Apr 、ori、lacIq 、Pt
acは、それぞれ、hM−CSF遺伝子、アンピシリン
耐性遺伝子、複製起源、lacI遺伝子、及びtacプ
ロモーターを示す。
【0016】該発現ベクターのベクターpZAC118
は、例えば、常法により合成したhM−CSF遺伝子、
pBR322(宝酒造社製)の複製オリジン、アンピシ
リン耐性遺伝子(宝酒造社製)、lacIq 遺伝子(フ
ァルマシア社製)及びtacプロモーター(ファルマシ
ア社製)を、常法により、それぞれ、図1の制限地図で
示される構造に連結して組み込むことによって、分子量
約5.1kbpのプラスミドとして調製することができ
る。この発現ベクターを、常法のカルシウム法により、
大腸菌NM522株(ストラタジーン社製)に導入して
形質転換し、hM−CSF発現大腸菌を得ることができ
る。
は、例えば、常法により合成したhM−CSF遺伝子、
pBR322(宝酒造社製)の複製オリジン、アンピシ
リン耐性遺伝子(宝酒造社製)、lacIq 遺伝子(フ
ァルマシア社製)及びtacプロモーター(ファルマシ
ア社製)を、常法により、それぞれ、図1の制限地図で
示される構造に連結して組み込むことによって、分子量
約5.1kbpのプラスミドとして調製することができ
る。この発現ベクターを、常法のカルシウム法により、
大腸菌NM522株(ストラタジーン社製)に導入して
形質転換し、hM−CSF発現大腸菌を得ることができ
る。
【0017】本発明者らは、このようにして、ベクター
pZAC118を導入して作出した形質転換体の菌株を
エシェリキア・コリ(Escherichia coli)MO9301と
命名し、本発明の代表的な菌株の例として、工業技術院
生命工学工業技術研究所に寄託済みであり、エシェリキ
ア・コリ(Escherichia coli)MO9301、FERMP
−13381なる受託番号が付与されている。尚、本発
明のエシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物は、
寄託した該菌株に限定されるものではなく、hM−CS
F発現ベクターpZAC118を公知の方法により、公
知の形質転換可能な菌株に導入し形質転換させたものを
同様に使用することができる。
pZAC118を導入して作出した形質転換体の菌株を
エシェリキア・コリ(Escherichia coli)MO9301と
命名し、本発明の代表的な菌株の例として、工業技術院
生命工学工業技術研究所に寄託済みであり、エシェリキ
ア・コリ(Escherichia coli)MO9301、FERMP
−13381なる受託番号が付与されている。尚、本発
明のエシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物は、
寄託した該菌株に限定されるものではなく、hM−CS
F発現ベクターpZAC118を公知の方法により、公
知の形質転換可能な菌株に導入し形質転換させたものを
同様に使用することができる。
【0018】前記のようにして得られた菌株の菌学的性
質は、次のとおりである。 (a)形態 1)細胞の形及び大きさ:短桿菌、2〜4μm×0.4
〜0.7μm 2)細胞の多様性:無 3)運動性:有 4)胞子形成能:無 5)グラム染色:陰性 6)抗酸性:陰性
質は、次のとおりである。 (a)形態 1)細胞の形及び大きさ:短桿菌、2〜4μm×0.4
〜0.7μm 2)細胞の多様性:無 3)運動性:有 4)胞子形成能:無 5)グラム染色:陰性 6)抗酸性:陰性
【0019】(b)各培地における生育状態 1)肉汁寒天平板培養:生育良好 2)肉汁寒天斜面培養:生育良好 3)肉汁液体培地:生育良好 4)肉汁ゼラチン穿刺培地:液化しない(22℃) 5)リトマス・ミルク:酸性
【0020】(c)生理学的性質 1)硝酸塩の還元:陽性 2)脱窒素:陽性 3)MRテスト:陽性 4)VPテスト:陰性 5)インドールの精製:陽性 6)硫化水素の生成:陰性 7)デンプンの加水分解:陰性 8)クエン酸の利用:陰性 9)無機窒素源の利用:陽性
【0021】10)色素の生成:陰性 11)ウレアーゼ:陰性 12)オキシダーゼ:陰性 13)カタラーゼ:陽性 14)生育の範囲:18〜42℃、pH7.0±1.0 15)酸素に対する態度:通性嫌気性菌 16)F−Oテスト:発酵性
【0022】17)糖の資化性 (1) L−アラビノース:陽性 (2) D−キシロース:陽性 (3) D−グルコース:陽性 (4) D−マンノース:陽性 (5) D−フラクトース:陽性 (6) D−ガラクトース:陽性
【0023】(7) 麦芽糖:陽性 (8) 乳糖:陰性 (9) トレハロース:陽性 (10) D−ソルビット:陽性 (11) D−マンニット:陽性 (12) イノシット:陰性 (13) グリセリン:陽性 (14) デンプン:陰性
【0024】(d)その他の性質 1)アンピシリン耐性 2)hM−CSF産生 3)ベクターpZAC118を保持する
【0025】次に、本発明のhM−CSFの製造法につ
いて詳述する。前記のようにして得られた本発明のエシ
ェリキア(Escherichia) 属に属する微生物を培養し、該
微生物が産生するhM−CSFを採取する。該微生物の
培養は、アンピシリンを含むことを除き、大腸菌を培養
するための通常の培地を使用することができるが、20
0μg/mlのアンピシリンを含有する2xYT培地
[1.6%バクトトリプトン、1.0%酵母エキス、及
び0.5%食塩からなる。モレキュラー・クローニング
(Molecular Cloning) ,第3巻,第2版,コールド・ス
プリング・ハーバー・ラボラトリー・プレス(Cold Spri
ng Harbor Laboratory Press) ,1989年]を使用す
ることが特に望ましい。
いて詳述する。前記のようにして得られた本発明のエシ
ェリキア(Escherichia) 属に属する微生物を培養し、該
微生物が産生するhM−CSFを採取する。該微生物の
培養は、アンピシリンを含むことを除き、大腸菌を培養
するための通常の培地を使用することができるが、20
0μg/mlのアンピシリンを含有する2xYT培地
[1.6%バクトトリプトン、1.0%酵母エキス、及
び0.5%食塩からなる。モレキュラー・クローニング
(Molecular Cloning) ,第3巻,第2版,コールド・ス
プリング・ハーバー・ラボラトリー・プレス(Cold Spri
ng Harbor Laboratory Press) ,1989年]を使用す
ることが特に望ましい。
【0026】前培養した菌体懸濁液を、培地に添加して
培養し、対数増殖後期に1mMの濃度でイソプロピルチ
オ−β−D−ガラクトシドを培養液に添加し、更に約4
時間培養し、hM−CSFを産生させる。次いで、培養
液から遠心分離等により菌体を回収し、洗浄し、菌体を
破砕し、遠心分離等により顆粒体を回収する。
培養し、対数増殖後期に1mMの濃度でイソプロピルチ
オ−β−D−ガラクトシドを培養液に添加し、更に約4
時間培養し、hM−CSFを産生させる。次いで、培養
液から遠心分離等により菌体を回収し、洗浄し、菌体を
破砕し、遠心分離等により顆粒体を回収する。
【0027】回収した顆粒体に、尿素、ジチオスレイト
ール及びエチレンジアミン四酢酸を添加して攪拌し、顆
粒体を可溶化し、遠心分離して上清を得る。得られた上
清を常法によりゲルろ過し、所定の画分を分画し、常法
により遠心濃縮し、hM−CSF単量体(以下単量体と
記載する)を分離し、常法により少なくとも141時間
リフォルディングを行い、hM−CSF二量体(以下二
量体と記載する)とする〔バイオ/テクノロジー(Bio/T
echnology),第7巻,第710ページ,1989年、及
びジャーナル・オブ・バイオケミストリー(Journal of
Biochemistry),第197巻,第404ページ,199
1年]。次いで、常法(例えば、疎水相互作用クロマト
グラフィー等)により二量体を分離、精製し、ほぼ純粋
な二量体を得る。
ール及びエチレンジアミン四酢酸を添加して攪拌し、顆
粒体を可溶化し、遠心分離して上清を得る。得られた上
清を常法によりゲルろ過し、所定の画分を分画し、常法
により遠心濃縮し、hM−CSF単量体(以下単量体と
記載する)を分離し、常法により少なくとも141時間
リフォルディングを行い、hM−CSF二量体(以下二
量体と記載する)とする〔バイオ/テクノロジー(Bio/T
echnology),第7巻,第710ページ,1989年、及
びジャーナル・オブ・バイオケミストリー(Journal of
Biochemistry),第197巻,第404ページ,199
1年]。次いで、常法(例えば、疎水相互作用クロマト
グラフィー等)により二量体を分離、精製し、ほぼ純粋
な二量体を得る。
【0028】以上のようにして得たhM−CSFは、公
知の方法[オーストラリアン・ジャーナル・オブ・エク
スペリメンタル・バイオロジー・アンド・メディカル・
サイエンス(Australian Journal of Experimental Bio
logy and Medical Science),第44巻,第287ペー
ジ,1966年〕により、天然型hM−CSFと同等の
比活性を有することを確認し得る。
知の方法[オーストラリアン・ジャーナル・オブ・エク
スペリメンタル・バイオロジー・アンド・メディカル・
サイエンス(Australian Journal of Experimental Bio
logy and Medical Science),第44巻,第287ペー
ジ,1966年〕により、天然型hM−CSFと同等の
比活性を有することを確認し得る。
【0029】次に、試験例を示して本発明を詳述する。 試験例1 この試験は、ゲルろ過クロマトグラフィーにより溶出さ
れる分画を調べるために行った。後記する実施例3と同
一の方法により、ゲルろ過クロマトグラフィーを実施し
た。溶出液を2mlずつ分画し、各分画の290nmに
おける吸光度を測定し、データ処理装置(島津製作所、
CR−4A)を用いて解析し、得られた各画分を後記す
る試験例4と同一の方法によるSDS−電気泳動にか
け、クマーシーブルー(以下CBBと記載する)染色し
た。染色されたタンパク質のバンドから、単量体に相当
する分画を確認した。
れる分画を調べるために行った。後記する実施例3と同
一の方法により、ゲルろ過クロマトグラフィーを実施し
た。溶出液を2mlずつ分画し、各分画の290nmに
おける吸光度を測定し、データ処理装置(島津製作所、
CR−4A)を用いて解析し、得られた各画分を後記す
る試験例4と同一の方法によるSDS−電気泳動にか
け、クマーシーブルー(以下CBBと記載する)染色し
た。染色されたタンパク質のバンドから、単量体に相当
する分画を確認した。
【0030】この試験の結果は、図2に示すとおりであ
る。図2は、ゲルろ過クロマトグラフィーによる溶出曲
線であり、縦軸及び横軸は、それぞれ、290nmにお
ける吸光度及び分画番号である。図2から明らかなよう
に、5つのピークが得られたが、試験例4と同一の方法
によるSDS−PAGEの結果から、分画番号24〜3
0のピークが単量体であることが判明した。
る。図2は、ゲルろ過クロマトグラフィーによる溶出曲
線であり、縦軸及び横軸は、それぞれ、290nmにお
ける吸光度及び分画番号である。図2から明らかなよう
に、5つのピークが得られたが、試験例4と同一の方法
によるSDS−PAGEの結果から、分画番号24〜3
0のピークが単量体であることが判明した。
【0031】従って、本発明においては、所望の単量体
を含む分画番号24〜30のピーク、即ち分画開始から
48〜60mlの溶出液を回収する。尚、実施例2で作
出したhM−CSF発現大腸菌を用いて産生させた場合
にもほぼ同様の結果が得られた。
を含む分画番号24〜30のピーク、即ち分画開始から
48〜60mlの溶出液を回収する。尚、実施例2で作
出したhM−CSF発現大腸菌を用いて産生させた場合
にもほぼ同様の結果が得られた。
【0032】試験例2 この試験は、リフォルディングの時間を調べるために行
った。後記する実施例3と同一の方法により、リフォル
ディングを実施した。ただし、リフォルディング用緩衝
液に濃縮したゲルろ過画分を添加した時点を時間0と
し、以後1.5時間、4時間、9時間、24時間、48
時間、74時間、122時間、141時間及び166時
間経過後に試料を採取し、カルボキシメチル化し、ゲル
ろ過クロマトグラフィーにより分画し、生じた二量体の
比率をゲルろ過クロマトグラムから計算した。
った。後記する実施例3と同一の方法により、リフォル
ディングを実施した。ただし、リフォルディング用緩衝
液に濃縮したゲルろ過画分を添加した時点を時間0と
し、以後1.5時間、4時間、9時間、24時間、48
時間、74時間、122時間、141時間及び166時
間経過後に試料を採取し、カルボキシメチル化し、ゲル
ろ過クロマトグラフィーにより分画し、生じた二量体の
比率をゲルろ過クロマトグラムから計算した。
【0033】その結果、141時間経過以降は二量体の
形成率が約85%で頭打ちになることが判明し、これ以
上の反応は効果がないものと認められた。従って、本発
明においては、少なくとも141時間のリフォルディン
グが必要である。尚、後記する実施例2で作出したhM
−CSF発現大腸菌を用いて産生させた場合にもほぼ同
様の結果が得られた。
形成率が約85%で頭打ちになることが判明し、これ以
上の反応は効果がないものと認められた。従って、本発
明においては、少なくとも141時間のリフォルディン
グが必要である。尚、後記する実施例2で作出したhM
−CSF発現大腸菌を用いて産生させた場合にもほぼ同
様の結果が得られた。
【0034】試験例3 この試験は、単量体と二量体との分離を調べるために行
った。後記する実施例3と同一の方法により、疎水相互
クロマトグラフィーを実施し、溶出液を10mlずつ分
別し、各分画を290nmで吸光度を測定し、更に各分
画を試験例4と同一の方法によるSDS−PAGEで確
認し、溶出される分画を試験した。
った。後記する実施例3と同一の方法により、疎水相互
クロマトグラフィーを実施し、溶出液を10mlずつ分
別し、各分画を290nmで吸光度を測定し、更に各分
画を試験例4と同一の方法によるSDS−PAGEで確
認し、溶出される分画を試験した。
【0035】その結果は、図3に示すとおりである。図
3は、疎水相互作用クロマトグラフィーによる溶出曲線
であり、左縦軸、右縦軸及び横軸は、それぞれ、290
nmにおける吸光度、硫酸アンモニウム濃度及び分画番
号であり、図中の実線及び破線は、それぞれ、溶出曲線
及び硫酸アンモニウム濃度を示す。図3から明らかなよ
うに、4つのピークが得られたが、試験例4と同一の方
法によるSDS−PAGEの結果から分画番号57〜6
3に二量体が溶出されていることが判明した。従って、
本発明においては、所望の二量体を含む分画番号57〜
63のピーク、即ち分画開始から570〜630mlの
溶出液を回収する。尚、後記する実施例2で作出したh
M−CSF発現大腸菌を用いて産生させた場合にもほぼ
同様の結果が得られた。
3は、疎水相互作用クロマトグラフィーによる溶出曲線
であり、左縦軸、右縦軸及び横軸は、それぞれ、290
nmにおける吸光度、硫酸アンモニウム濃度及び分画番
号であり、図中の実線及び破線は、それぞれ、溶出曲線
及び硫酸アンモニウム濃度を示す。図3から明らかなよ
うに、4つのピークが得られたが、試験例4と同一の方
法によるSDS−PAGEの結果から分画番号57〜6
3に二量体が溶出されていることが判明した。従って、
本発明においては、所望の二量体を含む分画番号57〜
63のピーク、即ち分画開始から570〜630mlの
溶出液を回収する。尚、後記する実施例2で作出したh
M−CSF発現大腸菌を用いて産生させた場合にもほぼ
同様の結果が得られた。
【0036】試験例4 この試験は、得られたhM−CSFの各種性状を調べる
ために行った。 1)SDS−PAGE 単量体の場合は、市販の84×90×1mmの10〜2
0%ゲル(第一化学薬品製)を用い、60mAの定電
流、150〜300Vの電圧の条件で、二量体の場合
は、市販の77×83×1mmの8〜16%ゲル(テフ
コ社製)を用い、18mAの定電流、100〜200V
の電圧の条件で泳動を行った。泳動用緩衝液の組成は、
3.03gトリス、14.4gグリシン、0.1gドデ
シル硫酸ナトリウム(以下SDSと記載する)/lであ
った。
ために行った。 1)SDS−PAGE 単量体の場合は、市販の84×90×1mmの10〜2
0%ゲル(第一化学薬品製)を用い、60mAの定電
流、150〜300Vの電圧の条件で、二量体の場合
は、市販の77×83×1mmの8〜16%ゲル(テフ
コ社製)を用い、18mAの定電流、100〜200V
の電圧の条件で泳動を行った。泳動用緩衝液の組成は、
3.03gトリス、14.4gグリシン、0.1gドデ
シル硫酸ナトリウム(以下SDSと記載する)/lであ
った。
【0037】試料は、緩衝液[0.0625Mトリス−
塩酸、2%SDS、10%ショ糖、0.002%ブロム
フェノールブルー(以下BPBと記載する)、pH6.
8]の3倍濃厚液を用いて希釈し、室温で10〜20分
間放置した後、泳動を行った。泳動により得られたゲル
を、0.25%(重量/容量)CBBを含む45%(容
量)メタノール、10%(容量)酢酸水溶液を用いて室
温で60分間染色し、25%(容量)エタノール、10
%(容量)酢酸水溶液で十分に脱色し、タンパク質のバ
ンドを検出した。その結果、SDS−PAGE(非還
元)上で後記する実施例3と同一の方法により得られた
hM−CSFの分子量は58kDであった。
塩酸、2%SDS、10%ショ糖、0.002%ブロム
フェノールブルー(以下BPBと記載する)、pH6.
8]の3倍濃厚液を用いて希釈し、室温で10〜20分
間放置した後、泳動を行った。泳動により得られたゲル
を、0.25%(重量/容量)CBBを含む45%(容
量)メタノール、10%(容量)酢酸水溶液を用いて室
温で60分間染色し、25%(容量)エタノール、10
%(容量)酢酸水溶液で十分に脱色し、タンパク質のバ
ンドを検出した。その結果、SDS−PAGE(非還
元)上で後記する実施例3と同一の方法により得られた
hM−CSFの分子量は58kDであった。
【0038】2)タンパク質の定量 タンパク質の含量は、色素結合法であるブラッドフォー
ド法(バイオラド社製)により定量を行った。ただし、
ウシγ−グロブリンを検量線用標準タンパク質として使
用した。試料液量20μlに対して色素5倍希釈液1m
lを添加し、室温で10分間以上放置し、595nmに
おける吸光度を測定し、標準タンパク質から得られた検
量線に基づいてタンパク質の含量を算出した。後記する
実施例3と同一の方法により得られたhM−CSFは、
タンパク質濃度1. 4mg/ml、純度は95%以上で
あった。
ド法(バイオラド社製)により定量を行った。ただし、
ウシγ−グロブリンを検量線用標準タンパク質として使
用した。試料液量20μlに対して色素5倍希釈液1m
lを添加し、室温で10分間以上放置し、595nmに
おける吸光度を測定し、標準タンパク質から得られた検
量線に基づいてタンパク質の含量を算出した。後記する
実施例3と同一の方法により得られたhM−CSFは、
タンパク質濃度1. 4mg/ml、純度は95%以上で
あった。
【0039】3)N末端アミノ酸配列分析 後記する実施例3と同一の方法により得られたhM−C
SFを脱塩し、ピリジルエチル化し、ペプチドシーケン
サー(アプライドバイオシステムズ社製、473A)を
用いて、そのN末端からのアミノ酸配列を分析した。
SFを脱塩し、ピリジルエチル化し、ペプチドシーケン
サー(アプライドバイオシステムズ社製、473A)を
用いて、そのN末端からのアミノ酸配列を分析した。
【0040】その結果、配列表の配列番号2に示すよう
に、N末端(1残基目)にメチオニン残基が付加されて
いたが、それ以降の22残基までは公知のhM−CSF
のアミノ酸配列と一致していた。N末端にメチオニン残
基が存在していたことから、少なくともこのN末端メチ
オニンはホルミル基等で修飾されていないことが明らか
であった。
に、N末端(1残基目)にメチオニン残基が付加されて
いたが、それ以降の22残基までは公知のhM−CSF
のアミノ酸配列と一致していた。N末端にメチオニン残
基が存在していたことから、少なくともこのN末端メチ
オニンはホルミル基等で修飾されていないことが明らか
であった。
【0041】N末端がアシル化されている可能性も考え
られるので、N末端デブロッキングキット(宝酒造社
製)を用いて脱アシル化酵素処理し、確認試験を行った
が、そのような兆候は認められなかった。
られるので、N末端デブロッキングキット(宝酒造社
製)を用いて脱アシル化酵素処理し、確認試験を行った
が、そのような兆候は認められなかった。
【0042】4)生物活性 生物活性を、C57BLマウスの大腿骨骨髄を用いた公
知の軟寒天培養法[オーストラリアン・ジャーナル・オ
ブ・エクスペリメンタル・バイオロジー・アンド・メデ
ィカル・サイエンス(Australian Journal of Experime
ntal Biology and Medical Science),第44巻,第2
87ページ,1966年]により測定した。その結果、
後記する実施例3と同一の方法により得られたhM−C
SFの生物活性は、2×108 単位/mgあった。
知の軟寒天培養法[オーストラリアン・ジャーナル・オ
ブ・エクスペリメンタル・バイオロジー・アンド・メデ
ィカル・サイエンス(Australian Journal of Experime
ntal Biology and Medical Science),第44巻,第2
87ページ,1966年]により測定した。その結果、
後記する実施例3と同一の方法により得られたhM−C
SFの生物活性は、2×108 単位/mgあった。
【0043】5)エンドトキシン含量 市販のパイロジェントシングルテスト用キット(第一化
学薬品社製、検出限界0.06EU/ml)を用いてエ
ンドトキシン含量を測定した。その結果、後記する実施
例3と同一の方法により得られたhM−CSFのエンド
トキシン含量は、hM−CSF100μg当たり0.0
6EU未満であり、動物実験等に使用しても発熱及び他
のサイトカインの副次的な誘導の危険性はないものと認
められた。尚、後記する実施例2で作出したhM−CS
F発現大腸菌を用いて産生させた場合にも、前記各性状
とほぼ同様の結果が得られた。
学薬品社製、検出限界0.06EU/ml)を用いてエ
ンドトキシン含量を測定した。その結果、後記する実施
例3と同一の方法により得られたhM−CSFのエンド
トキシン含量は、hM−CSF100μg当たり0.0
6EU未満であり、動物実験等に使用しても発熱及び他
のサイトカインの副次的な誘導の危険性はないものと認
められた。尚、後記する実施例2で作出したhM−CS
F発現大腸菌を用いて産生させた場合にも、前記各性状
とほぼ同様の結果が得られた。
【0044】
【実施例】次に、実施例を示して本発明を更に詳述する
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。 実施例1 hM−CSF遺伝子(ジェネティックス・インスティテ
ュート社製)、pBR322(宝酒造社製)の複製オリ
ジン、アンピシリン耐性遺伝子(宝酒造社製)、lac
Iq 遺伝子(ファルマシア社製)、公知の方法[メソー
ズ・ニン・エンザイモロジー(Methods in Enzymology
),第186巻,第94ページ,アカデミック・プレ
ス(Academic Press)社,1990年]により合成した2
−シストロンシステム及びtacプロモーター(ファル
マシア社製)を使用し、常法により、それぞれ、図1の
制限地図で示される構造に連結して組み込むことによっ
て、分子量約5.1kbpのプラスミドからなるベクタ
ーpZAC118を調製した。この発現ベクターを、常
法のカルシウム法により、大腸菌NM522株(ストラ
タジーン社製)に導入して形質転換し、hM−CSF発
現大腸菌を作出した。前記したように、該大腸菌は、工
業技術院生命工学工業技術研究所に寄託済みであり、エ
シェリキア・コリ(Escherichia coli)MO9301、F
ERM P−13381なる受託番号が付与されてい
る。
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。 実施例1 hM−CSF遺伝子(ジェネティックス・インスティテ
ュート社製)、pBR322(宝酒造社製)の複製オリ
ジン、アンピシリン耐性遺伝子(宝酒造社製)、lac
Iq 遺伝子(ファルマシア社製)、公知の方法[メソー
ズ・ニン・エンザイモロジー(Methods in Enzymology
),第186巻,第94ページ,アカデミック・プレ
ス(Academic Press)社,1990年]により合成した2
−シストロンシステム及びtacプロモーター(ファル
マシア社製)を使用し、常法により、それぞれ、図1の
制限地図で示される構造に連結して組み込むことによっ
て、分子量約5.1kbpのプラスミドからなるベクタ
ーpZAC118を調製した。この発現ベクターを、常
法のカルシウム法により、大腸菌NM522株(ストラ
タジーン社製)に導入して形質転換し、hM−CSF発
現大腸菌を作出した。前記したように、該大腸菌は、工
業技術院生命工学工業技術研究所に寄託済みであり、エ
シェリキア・コリ(Escherichia coli)MO9301、F
ERM P−13381なる受託番号が付与されてい
る。
【0045】実施例2 大腸菌JM109株(宝酒造社製)を用いたことを除
き、実施例1と同一の方法により、hM−CSF発現大
腸菌を作出した。
き、実施例1と同一の方法により、hM−CSF発現大
腸菌を作出した。
【0046】実施例3 hM−CSF発現大腸菌の培養 実施例1で作出したhM−CSF発現大腸菌を、200
μg/mlの割合でアンピシリンを含む前記2xYT培
地(1.6%バクトトリプトン、1.0%酵母エキス、
0.5%塩化ナトリウム)で前培養し、菌体懸濁液を同
一組成の培地2lに1%(容量)添加し、3lの培養槽
で通気しながら培養し、対数増殖後期(O.D.660
=0.6〜0.8)に達した段階で、1mMの濃度でイ
ソプロピルチオ−β−D−ガラクトシド(宝酒造社製)
を添加し、更に4時間培養した。
μg/mlの割合でアンピシリンを含む前記2xYT培
地(1.6%バクトトリプトン、1.0%酵母エキス、
0.5%塩化ナトリウム)で前培養し、菌体懸濁液を同
一組成の培地2lに1%(容量)添加し、3lの培養槽
で通気しながら培養し、対数増殖後期(O.D.660
=0.6〜0.8)に達した段階で、1mMの濃度でイ
ソプロピルチオ−β−D−ガラクトシド(宝酒造社製)
を添加し、更に4時間培養した。
【0047】顆粒体の調製 前記の培養液を遠心して菌体を回収し、10mMトリ
ス−塩酸緩衝液(pH8.0)に懸濁し、菌体破砕装置
(レイニー社製、ミニラボ)を用いて細菌を破砕し、再
度遠心分離して顆粒体を含む沈澱を回収し、緩衝液で顆
粒体を懸濁した。
ス−塩酸緩衝液(pH8.0)に懸濁し、菌体破砕装置
(レイニー社製、ミニラボ)を用いて細菌を破砕し、再
度遠心分離して顆粒体を含む沈澱を回収し、緩衝液で顆
粒体を懸濁した。
【0048】顆粒体の可溶化 前記で得られた顆粒体に、尿素、ジチオスレイトール
及びエチレンジアミン四酢酸を、それぞれ、8M、10
mM及び1mMの最終濃度で加え、更に脱イオン水を加
え、最終液量を20mlに調整し、室温で2時間撹拌し
て顆粒体を還元し、可溶化し、顆粒体溶液を超遠心(1
00,000×gで30分間)して上清を得た。
及びエチレンジアミン四酢酸を、それぞれ、8M、10
mM及び1mMの最終濃度で加え、更に脱イオン水を加
え、最終液量を20mlに調整し、室温で2時間撹拌し
て顆粒体を還元し、可溶化し、顆粒体溶液を超遠心(1
00,000×gで30分間)して上清を得た。
【0049】ゲルろ過 得られた上清を孔径0.45μmの無菌ろ過膜を用いて
ろ過し、予め8M尿素、1mMジチオスレイトール、1
mMエチレンジアミン四酢酸、及び0.1Mリン酸ナト
リウム緩衝液(pH6.9)で平衡化した分取用ゲルろ
過カラムG3000SW(東ソー社製、21.5mm×
600mm+ガードカラム)に通液し、同一緩衝液を4
ml/分の流速で通液し、48〜60mlの溶出分画を
回収し、遠心濃縮器(アミコン社製、セントリプレップ
−10、分画分子量10kD)を用いて遠心濃縮した。
ろ過し、予め8M尿素、1mMジチオスレイトール、1
mMエチレンジアミン四酢酸、及び0.1Mリン酸ナト
リウム緩衝液(pH6.9)で平衡化した分取用ゲルろ
過カラムG3000SW(東ソー社製、21.5mm×
600mm+ガードカラム)に通液し、同一緩衝液を4
ml/分の流速で通液し、48〜60mlの溶出分画を
回収し、遠心濃縮器(アミコン社製、セントリプレップ
−10、分画分子量10kD)を用いて遠心濃縮した。
【0050】リフォルディング 2mM還元型グルタチオン、1mM酸化型グルタチオ
ン、5mMのEDTA、0.02%(容量)アジ化ナト
リウムを含む50mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.
5)に対して、前記濃縮したゲルろ過画分を蛋白濃度で
0.6mg/mlとなるように徐々に添加し、そのまま
4℃で141時間連続撹拌(50rpm)してリフォル
ディングした。
ン、5mMのEDTA、0.02%(容量)アジ化ナト
リウムを含む50mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.
5)に対して、前記濃縮したゲルろ過画分を蛋白濃度で
0.6mg/mlとなるように徐々に添加し、そのまま
4℃で141時間連続撹拌(50rpm)してリフォル
ディングした。
【0051】疎水相互作用クロマトクラフィー 前記の反応液を0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(p
H7.0)に対して、十分透析(分画分子量6,000
〜8,000kD)し、硫酸アンモニウム(粉末)を
1.2Mの最終濃度で添加し、pHをリン酸二ナトリウ
ムで7.0に調整し、遠心(17,000×g、30分
間)して上清を得た。
H7.0)に対して、十分透析(分画分子量6,000
〜8,000kD)し、硫酸アンモニウム(粉末)を
1.2Mの最終濃度で添加し、pHをリン酸二ナトリウ
ムで7.0に調整し、遠心(17,000×g、30分
間)して上清を得た。
【0052】得られた上清を、予め0.5N水酸化ナト
リウムで脱パイロジェン化し、更に1.2M硫酸アンモ
ニウム、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.
0)で平衡化したフェニルトヨパール(東ソー社製、M
−650、25mm×8.7cm、カラム体積43m
l)に添加し、前記緩衝液で洗浄し、更に0.8M硫酸
アンモニウム、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH
7.0)で十分に洗浄し、次いで硫酸アンモニウムの濃
度を0.8Mから0Mまでの直線濃度勾配により変化さ
せて3.3ml/分の通液速度で通液し、570〜63
0mlの溶出液を回収し、前記と同一の遠心濃縮器によ
り濃縮し、0.15M塩化ナトリウム、20mMリン酸
ナトリウム、pH7.0に対して透析し、無菌ろ過し、
二量体約100mgを得た。
リウムで脱パイロジェン化し、更に1.2M硫酸アンモ
ニウム、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.
0)で平衡化したフェニルトヨパール(東ソー社製、M
−650、25mm×8.7cm、カラム体積43m
l)に添加し、前記緩衝液で洗浄し、更に0.8M硫酸
アンモニウム、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH
7.0)で十分に洗浄し、次いで硫酸アンモニウムの濃
度を0.8Mから0Mまでの直線濃度勾配により変化さ
せて3.3ml/分の通液速度で通液し、570〜63
0mlの溶出液を回収し、前記と同一の遠心濃縮器によ
り濃縮し、0.15M塩化ナトリウム、20mMリン酸
ナトリウム、pH7.0に対して透析し、無菌ろ過し、
二量体約100mgを得た。
【0053】実施例4 実施例2で作出したhM−CSF発現大腸菌を用いたこ
とを除き、実施例3と同一の方法により、二量体約80
mgを得た。
とを除き、実施例3と同一の方法により、二量体約80
mgを得た。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明は、配列表
の配列番号1に記載したアミノ酸配列を有するヒト型コ
ロニー刺激因子をコードするDNA配列が組み込まれた
hM−CSF発現ベクターpZAC118を保持するエ
シェリキア(Escherichia) 属に属する新規微生物、及び
該微生物を培養し、該微生物が産生するヒト型コロニー
刺激因子を採取することを特徴とするヒト型コロニー刺
激因子の製造方法に係るものであり、本発明によって奏
せられる効果は、次のとおりである。
の配列番号1に記載したアミノ酸配列を有するヒト型コ
ロニー刺激因子をコードするDNA配列が組み込まれた
hM−CSF発現ベクターpZAC118を保持するエ
シェリキア(Escherichia) 属に属する新規微生物、及び
該微生物を培養し、該微生物が産生するヒト型コロニー
刺激因子を採取することを特徴とするヒト型コロニー刺
激因子の製造方法に係るものであり、本発明によって奏
せられる効果は、次のとおりである。
【0055】1)天然型hM−CSFと同等の比活性を
有するhM−CSFを安定、かつ確実に産生するエシェ
リキア(Escherichia) 属に属する微生物を簡便に作出し
得る。 2)天然型hM−CSFと同等の比活性を有するhM−
CSFを大量、かつ安価に製造し得る。
有するhM−CSFを安定、かつ確実に産生するエシェ
リキア(Escherichia) 属に属する微生物を簡便に作出し
得る。 2)天然型hM−CSFと同等の比活性を有するhM−
CSFを大量、かつ安価に製造し得る。
【0056】
配列番号 :1 配列の長さ:224 配列の型 :アミノ酸 トポロジー:直鎖状態 配列の種類:ペプチド 配列 Met Glu Glu Val Ser Glu Tyr Cys Ser His Met Ile Gly Ser Gly His 1 5 10 15 Leu Gln Ser Leu Gln Arg Leu Ile Asp Ser Gln Met Glu Thr Ser Cys 20 25 30 Gln Ile Thr Phe Glu Phe Val Asp Gln Glu Gln Leu Lys Asp Pro Val 35 40 45 Cys Tyr Leu Lys Lys Ala Phe Leu Leu Val Gln Asp Ile Met Glu Asp 50 55 60 Thr Met Arg Phe Arg Asp Asn Thr Pro Asn Ala Ile Ala Ile Val Gln 65 70 75 80 Leu Gln Glu Leu Ser Leu Arg Leu Lys Ser Cys Phe Thr Lys Asp Tyr 85 90 95 Glu Glu His Asp Lys Ala Cys Val Arg Thr Phe Tyr Glu Thr Pro Leu 100 105 110 Gln Leu Leu Glu Lys Val Lys Asn Val Phe Asn Glu Thr Lys Asn Leu 115 120 125 Leu Asp Lys Asp Trp Asn Ile Phe Ser Lys Asn Cys Asn Asn Ser Phe 130 135 140 Ala Glu Cys Ser Ser Gln Asp Val Val Thr Lys Pro Asp Cys Asn Cys 145 150 155 160 Leu Tyr Pro Lys Ala Ile Pro Ser Ser Asp Pro Ala Ser Val Ser Pro 165 170 175 His Gln Pro Leu Ala Pro Ser Met Ala Pro Val Ala Gly Leu Thr Trp 180 185 190 Glu Asp Ser Glu Gly Thr Glu Gly Ser Ser Leu Leu Pro Gly Glu Gln 195 200 205 Pro Leu His Thr Val Asp Pro Gly Ser Ala Lys Gln Arg Pro Pro Arg 210 215 220
【0057】 配列番号 :2 配列の長さ:23 配列の型 :アミノ酸 トポロジー:直鎖状態 配列の種類:ペプチド 配列の特徴:配列番号1のペプチドのN末端 配列 Met Glu Glu Val Ser Glu Tyr Cys Ser His Met Ile Gly Ser Gly His 1 5 10 15 Leu Gln Ser Leu Gln Arg Leu 20
【図1】hM−CSF発現ベクターpZAC118の制
限地図である。
限地図である。
【図2】ゲルろ過クロマトグラフィーによる溶出曲線で
ある。
ある。
【図3】疎水相互作用クロマトグラフィーによる溶出曲
線である。
線である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/02 ABY 8314−4C ADN ADU ADW C07K 13/00 8318−4H (C12N 1/21 C12R 1:19) (C12P 21/02 C12R 1:19)
Claims (4)
- 【請求項1】 配列表の配列番号1に記載したアミノ酸
配列を有するヒト型コロニー刺激因子をコードするDN
A配列が組み込まれたベクターpZAC118を保持す
るエシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物。 - 【請求項2】 エシェリキア(Escherichia) 属に属する
微生物が、エシェリキア・コリ(Escherichia coli)MO
9301、FERM P−13381である請求項1に
記載の微生物。 - 【請求項3】 配列表の配列番号1に記載したアミノ酸
配列を有するヒト型コロニー刺激因子をコードするDN
A配列が組み込まれたベクターpZAC118を保持す
るエシェリキア(Escherichia) 属に属する微生物を培養
し、該微生物が産生するヒト型コロニー刺激因子を採取
することを特徴とするヒト型コロニー刺激因子の製造
法。 - 【請求項4】 エシェリキア(Escherichia) 属に属する
微生物が、エシェリキア・コリ(Escherichia coli)MO
9301、FERM P−13381である請求項3に
記載のヒト型コロニー刺激因子の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5043325A JPH06233676A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 新規微生物及び該微生物によるヒト型コロニー刺激因 子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5043325A JPH06233676A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 新規微生物及び該微生物によるヒト型コロニー刺激因 子の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06233676A true JPH06233676A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12660674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5043325A Pending JPH06233676A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 新規微生物及び該微生物によるヒト型コロニー刺激因 子の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06233676A (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP5043325A patent/JPH06233676A/ja active Pending
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