JPH06234075A - 高速ガスシールドアーク溶接法 - Google Patents
高速ガスシールドアーク溶接法Info
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Abstract
性が良好で且つ耐気孔性に優れたガスシールドアーク水
平すみ肉溶接法を提供する。 【構成】 K2O,Na2O及びLi2Oの1種以上、
アルカリ金属酸化物を除く酸化物、Mg,Si及びMn
を含有する所定の組成のフラックス入りワイヤを先行及
び後行電極として用い、両極間を15〜50mmにして
ガスシールドアーク溶接を行う。さらに次の諸条件で行
うことが望ましい。両極において、ワイヤの直径:1,
2〜2,4mmφ(但し、後行極のワイヤの直径≦先行
極のワイヤの直径)、トーチ角度:40〜60°とす
る。先行極において、後退角0〜15°、電流:250
Amp以上とする。後行極において、前進角0〜25
°、電流200Amp以上とする。立板を狭む両先行極
・後行極のシフト間隔が0〜30mm又は70mmとす
る。
Description
用いたガスシールドアーク溶接法に係り、溶接作業性が
良好で、且つショッププライマー等の一次防錆塗料を塗
布した鋼板において、優れた耐気孔性を得ることのでき
る高速ガスシールドアーク溶接法に関し、特に2電極で
1つの溶接池を形成するガスシールドアーク溶接法に関
するものである。
上及び溶接施工の合理化等の理由により、ガスシールド
アーク溶接法が広く適用されている。特に造船・鉄構等
の建造部門では、溶接線全長に対するすみ肉溶接の割合
が非常に高く、また最近では工程の合理化の理由により
ショッププライマ等の一次防錆塗料を塗布したままで溶
接する場合が多くなっている。更に造船部門では、ダブ
ルハル・ダブルボトム等の二重構造化が進んでいるため
に、前溶接線の長さが以前の1.5倍程度となってい
る。以上の理由により、水平すみ肉溶接における耐プラ
イマー性に優れ且つ高速溶接可能なガスシールドアーク
溶接法が強く望まれており、これを解消することが溶接
構造物の溶接能力を高める上での最大の課題となってい
る。
は、溶接速度が大きくなると、アンダカットが発生し
易くなる、ビード形状が凸になる、耐プライマー性
が悪くなる、等の理由により、健全な溶接部を得ること
が難しく、溶接速度は70cm/min程度であるのが現状
である。
接が考えられるが、多電極高速ガスシールドアーク溶接
法としては、特開昭63−235077号、特開平2−
280968号及び特開昭63−154266号等が挙
げられる。前二者は最終電極にチタニア系のフラックス
入りワイヤを使用するものであり、後者は先行及び後行
電極にメタル系のフラックス入りワイヤを用い、各電極
間の電流に位相差を持たせて溶接を行うものである。
(最終電極)にチタニア系のフラックス入りワイヤを用い
て溶接を行うと、耐プライマー性が悪くなる、後行
電極におけるスラグ量が多いために、溶接速度が大きく
なるとスラグの包被性が不安定になりビードの揃いが悪
くなる、等の問題がある。
行うためには、装置自体が大かがりなものとなってし
まう、一般にガスシールドアーク溶接では直流電源が
使用されているため、多大な設備投資を強いられる、等
の問題がある。
電極用に設計されたものであり、このワイヤを用いて多
電極タンデムによって溶接を行う場合、溶接作業性等に
問題がある。
たものであつて、1m/min以上の高速溶接において前記
従来技術の不利、欠点を解消し、溶接作業性が良好で且
つ耐気孔性に優れた高速度ガスシールドアーク溶接法を
提供することを目的とするものである。
達成するために鋭意研究を重ねた結果、2電極ガスシー
ルドアーク溶接法において、先行極及び後行極に所定の
組成のフラックス入りワイヤを使用し、2電極で1つの
溶融池を形成することにより、耐プライマー性、ビード
形状に優れた従来より高速のガスシールドアーク溶接を
可能にし得ることを知見したものである。
カリ金属酸化物を除く):1.5〜4.5%、K2O、Na2
O及びLi2Oの1種又は2種以上の合計:0.01〜0.
07%、Mg:0.1〜0.7%、Si:0.4〜1.2%、
Mn:1.5〜4.0%、をそれぞれ含有すると共に、(K
2O、Na2O及びLi2Oの1種又は2種以上の合計)/前
記酸化物:0.005〜0.028、Mn/Mg:3.0〜
22.5、を満足しているガスシールドアーク溶接用フ
ラックス入りワイヤを先行及び後行電極として用い、先
行極と後行極との極間を15〜50mmにして溶接するこ
とを特徴とする2電極タンデムガスシールドアーク水平
すみ肉溶接施工法を要旨としている。
る。
ックス入りワイヤを用いた2電極で1つの溶融池を形成
するのであるが、その理由は以下のとおりである。
行う場合、気孔の発生に最も影響を及ぼすプライマーの
塗布部分は、ルートより上板内部方向の溶込み部分近傍
の領域である。気孔の発生を防止するためには、溶接時
にこの領域より発生するプライマーの分解及び燃焼ガス
が溶融池から放出された後に、溶融池が凝固するように
溶融池の凝固時間を長くすれば良いと考えられる。これ
を満足するために2電極で1つの溶融池を形成したもの
である。
側面図、下図が上面図)に示すように、先行電極が溶込
み部分近傍におけるプライマーの焼却を行い、後行電極
が溶融池の凝固時間を遅らせることによりガス放出を促
進するということである。図3中、太線はペイント分解
・燃焼前線を表わし、斜線部はペイントが分解・燃焼し
た領域を表わしている。
本発明の作用を説明する。
予備試験を行った。その結果、フラックス入りワイヤに
含まれる有効成分及びその含有量を以下のように規定す
る必要があるとの知見を得た。なお、成分の含有量はワ
イヤ全重量に対する割合である。
まだらになり、ビード外観・形状が悪化する。一方、
4.5%を超えると、スラグ量が過剰となり、スラグの
流動性が大きくなるためにビード止端部の揃いが悪化す
る。したがって、酸化物は1.5〜4.5%の範囲とす
る。但し、ここで云う酸化物とは以下に示すアルカリ金
属酸化物を除くものである。なお、酸化物の原料にはル
チール、イルミナイト、ジルコンサンド、アルミナ、マ
グネシア、硅砂等が挙げられる。
種以上の合計:0.01〜0.07% これらのアルカリ金属酸化物が0.01%未満では、ア
ークの安定が得られない。一方、0.07%を超える
と、アークの吹き付けが強くなりすぎ、溶融池が安定し
ない。したがって、K2O、Na2O及びLi2Oの1種又
は2種以上を0.01〜0.07%の範囲とする。なお、
K2O、Na2O、Li2Oの原料としては、長石、ソーダ
ガラス、カリガラス等が挙げられる。
ため、ビードが不揃いになったり、アンダカットが発生
し易い。一方、0.7%を超えると、酸素が低くなりす
ぎるため、ビードが広がらず、凸型ビードになる。した
がって、Mg量は0.1〜0.7%の範囲とする。なお、
Mgの原料としては、金属Mg、Al−Mg、Si−Mg、N
i−Mg等が挙げられる。
酸不足による気孔が発生する。一方、1.2%を超える
と、溶接金属の強度が過大となると共に靭性が低下す
る。したがって、Si量は0.4〜1.2%の範囲とす
る。なお、Si原料としては、Fe−Si、Fe−Si−Mn
等が挙げられる。
共に高温割れ性能も低下する。一方、4.0%を超える
と溶接金属の強度が過大となる。したがって、Mn量は
1.5〜4.0%の範囲とする。なお、Mn原料として
は、金属Mn、Fe−Mn、Fe−Si−Mn等が挙げられ
る。
種以上の合計)/酸化物:0.005〜0.028 K2O、Na2O及びLi2Oの1種又は2種以上の合計量
と前記酸化物の量の比が0.005未満及び0.028%
を超えると、いずれもアークが不安定になり、スパッタ
が多くなることが判明した。したがって、(K2O、Na2
O及びLi2Oの1種又は2種以上の合計)/酸化物の比
を0.005〜0.028の範囲に規定する。
ずれもピット、ブローホールの発生が増大し易くなるこ
とが判明した。したがって、Mn/Mg比を3.0〜22.
5の範囲に規定する。
たガスシールドアーク溶接フラックス入りワイヤを用
い、前記目的を達成すべく更に鋭意研究を重ねた結果、
以下に示す施工上の諸条件において可能であることが判
明した。
極の極間が15〜50mmであることが必須である。ここ
で、極間とは、各電極におけるワイヤ先端間の距離であ
る。DC電源を用いて溶接を行う場合、アーク干渉及び
1つの溶融池形成の点から先行極及び後行極の極間距離
が問題となる。15mmよりも小さいと、先行極、後行極
が共にアークが安定せず、ビード外観・形状が悪くな
る。またスパッタの発生量が多くなる。一方、50mmよ
りも大きいと、2電極で1つの溶融池を形成することが
不可能となり、耐ピツト性が悪くなる。したがって、先
行極と後行極の極間を15〜50mmの範囲とする。
望ましい条件である。
ヤ径という)を1.2〜2.4mm、後行極のワイヤ径を1.
2〜2.4mmとし、且つ、(先行極のワイヤ径)≧(後行極
のワイヤ径)の関係にするのが望ましい。ワイヤ径は、
アークの安定性、溶融池の安定性及びビード外観に大き
く影響を及ぼし、特に多電極の場合では先行極及び後行
極のワイヤ径のバランスも重要である。
りも小さいと、アークが安定せず、ビード形状が悪くな
り、2.4mmよりも大きいと、先行極からのスパッタ発
生量が多くなる。また、後行極のワイヤ径が1.2mmよ
りも小さいとアークの広がりがなくなり、ビード外観・
形状が悪くなる。また先行極よりも大きいと後行極にお
けるアーク及び溶融池が不安定となり、後行極からのス
パッタ発生量が多くなる。したがって、先行極及び後行
極のワイヤ径並びに両者の関係を上記のとおりとする。
なお、先行極のワイヤ径のより好ましい範囲は1.6〜
2.4mm、後行極のワイヤ径のより好ましい範囲は1.4
〜2.4mmである。
0〜後退角15゜とし、後行極のワイヤの角度を0〜前
進角25゜とするのが望ましい。前進角及び後退角は、
スパッタの発生量、ビード形状に大きく影響を及ぼす。
先行極は前進角になると先行極からスパッタ発生量が多
くなり、後退角が15゜よりも大きくなるとアンダカッ
ト発生し易くなる。後行極は後退角になるとアーク安定
せず(スパッタ発生多くなる)、前進角が25゜よりも大
きくなるとビード外観・形状が悪くなる。したがって、
先行極及び後行極のワイヤ角度を上記のとおりとする。
チ角度を40〜60゜とするのが望ましい。トーチ角度
は、ビード形状及びビード外観に大きく影響を及ぼす。
40゜よりも小さいと下板にアンダカットが発生し易く
なり、60゜よりも大きいと上板にアンダカットを発生
し易くする。したがって、先行極及び後行極共にトーチ
角度を上記のとおりとする。
上(DCEP)、後行極の電流を200Amp以上(DCE
P)とし、且つ、(先行極の電流)≧(後行極の電流)の関
係とするのが望ましい。これは一般に溶接構造物のすみ
肉溶接部に必要とされる脚長4.0mmを確保するために
必要な電流であり、上記電流を下回るとアークが安定し
ない。また、先行極の電流が後行極の電流よりも小さい
と、先行極と後行極におけるアークの干渉により、先行
極のアークが乱れるためにビードの外観及び形状が悪く
なる。したがって、先行極と後行極の電流並びに両者の
関係を上記のとおりとする。
合、以下に示す条件において前記目的の達成が可能であ
ることが判明した。
極のシフト間隔を0〜30mm又は70mm以上とするのが
望ましい。シフト間隔が30mm〜70mmの間では、溶接
作業性が悪い(スパッタの発生が多くなる)ので、この間
を除いたシフト間隔とする。ここで、シフト間隔とは、
図5に示すように、各先行極のずれの距離を表わす。
は、狙い位置(すなわち、ワイヤ先端からの上板までの
距離)の調整が重要なポイントとなる。すなわち、狙い
位置は、溶込み確保、外観・状が良好なビードの形成、
溶融池の安定性及び耐気孔性に大きく影響を及ぼす。そ
のためには、先行極の狙い位置はルートより下板側0〜
2mm、後行極の狙い位置はルートより下板側1〜3mmと
し、且つ、先行極の狙い位置が後行極の狙い位置よりも
ルートに近いか又は同一とするのが望ましい。
めに調整する必要があり、狙いが立板側であると、立板
にアンダカットが発生しや易くなり、ビード形状悪くな
り、また狙いが下板側2mmよりも大きいと、ルート部の
溶込みを確保できず、ビードが等脚とならないことか
ら、すみ肉部の強度を確保できない。また、後行極の狙
い位置は、ビード外観・形状を良くするために調整する
必要があり、狙いが下板側1mmよりも小さいか又は3mm
よりも大きいと、溶融池が安定せず、ビード外観・形状
が悪くなり、またスパッタの発生量が多くなる。また後
行極の狙い位置が先行極の狙い位置よりもルートに近く
なると、耐気孔性が悪くなり、また溶融池が安定せず、
ビード外観・形状が悪くなる。したがって、先行極及び
後行極の狙い位置並びに両者の関係を上記のとおりとす
る。
(外皮金属、フラックス充填率、ワイヤ径、ワイヤ断面
形状等々)や、シールドガスの種類、組成、流量、適用
母材等々については特に制限されないことは云うまでも
ない。
影響についての例である。まず、表1に示す成分組成の
フラックスを軟鋼製ケーシング内に充填して1.4mm
φ、1.6mmφのフラックス入りワイヤを製造し、以下
の条件で溶接実験を行った。溶接条件は以下のとおりで
ある。
00mm×1000mmの無機ジンクプライマー鋼板(塗膜
厚40〜50μm)を用いてT型すみ肉継手を形成した。 (2)溶接姿勢…2電極水平すみ肉溶接 (3)シールドガス…100%CO2、流量25リット
ル/min (4)ワイヤ突出し長さ…25mm (5)電源特性…DCワイヤ(+) (6)ワイヤ径…先行極:1.6mmφ、後行極:1.4mm
φ (7)溶接電流・電圧…先行極:400A×32V、 後行極:320A×32V (8)トーチ角度…先行極:50゜、後行極:50゜ (9)前進・後退角…先行極:後退角10゜、後行極:
前進角10゜ (10)狙い位置…先行極:0mm、後行極:2mm (11)極間距離…25mm (12)溶接速度…1.8m/min
らかなように、本発明例(記号I〜K)において極めて良
好な溶接作業性及び耐気孔性が得られている。一方、比
較例(記号A〜H)では本発明例で規定する要件のいずれ
かを欠く次のような問題がある。
上限値を外れ、Mgが本発明上限値を外れているため、
ビードが凸型になり、アンダカットが発生した。比較例
Bは、Mgが本発明下限値を外れているのでビード外観
が悪く、アンダカットが発生した。比較例Cは、Mgが
本発明上限値を外れているため、ビードが非常に凸型に
なってしまった。比較例Dは、Siが本発明上限値を外
れ、K2O、Na2O又はLi2Oが本発明上限値を外れて
いるため、アークが不安定となり、スパッタも増加し、
ビード形状は凸型になった。比較例E及びFは、成分は
本発明範囲内であるが、(K2O、Na2O及びLi2Oの1
種又は2種以上の合計)/酸化物比が本発明の上限・下
限を外れているため、アークが不安定で極めてスパッタ
が多くなった。比較例G及びHは、成分は本発明範囲内
であるが、Mn/Mg比が本発明の上限・下限値を外れて
いるため、耐気孔性はあまり良好にならなかった。
についての例である。表1における記号Iのフラックス
入りワイヤを用い、表2、表3及び以下に示す溶接条件
で溶接試験を行った。表2、表3以外の溶接条件は以下
のとおりである。
00mm×1000mmの無機ジンクプライマー鋼板(塗膜
厚0〜40μm)を用いてT型すみ肉継手を形成した。 (2)溶接姿勢…2電極水平すみ肉溶接 (3)シールドガス…100%CO2、流量25リット
ル/min (4)ワイヤ突出し長さ…25mm (5)電源特性…DCワイヤ(+)
及び表3から明らかなように、本発明例(No.12〜2
1)においては極めて良好な溶接作業性及び耐気孔性が
得られている。一方、比較例(No.1〜11)では本発明
で規定する要件のいずれかを欠く次のような問題があ
る。
イヤ径が本発明下限値を外れており、先行極のトーチ角
度が本発明下限値を外れているため、アークが不安定
で、アンダカットが発生した。比較例No.2は、後行極
のワイヤ径が本発明下限値を外れており、先行極の前進
・後退角が本発明範囲を外れているため、アークが広が
らず、スパッタも多い。比較例No.3は、先行極のワイ
ヤ径が本発明上限値を外れており、後行極のトーチ角度
が本発明下限値を外れているため、スパッタが多く、ア
ンダカットが発生した。比較例No.4は、後行極のワイ
ヤ径が先行極のワイヤ径よりも大きく、先行極の狙い位
置が上板狙いとなっているため、アークが不安定であ
り、アンダカットが発生した。比較例No.5は、先行極
のトーチ角度が本発明上限値を外れているため、アンダ
カットが発生した。比較例No.6は、先行極の前進・後
退角が本発明範囲を外れており、先行極の電流が本発明
下限値を外れているため、アークが不安定で、アンダカ
ットが発生した。比較例No.7は、先行極のトーチ角度
が本発明上限値を外れており、後行極の電流が本発明下
限値を外れているため、アークが不安定で、アンダカッ
トが発生した。比較例No.8は、後行極の前進・後退角
が本発明範囲を外れており、アンダカットが発生し、ビ
ードの外観・形状も悪い。比較例No.9は、後行極の前
進・後退角が本発明範囲を外れており、極間距離が本発
明上限値を外れているため、ビード形状が悪く、耐気孔
性が悪い。比較例No.10は、後行極の電流が先行極の
電流より大きく、アークが不安定で、耐気孔性が悪い。
比較例No.11は、極間距離が本発明下限値を外れてい
るため、アークが不安定でスパッタが多い。
る。表1における記号Iのフラックス入りワイヤを用
い、表3におけるNo.12の溶接条件、及び下記に示す
溶接条件によって、ツイン電極での溶接試験を行った。
表3におけるNo.12以外の溶接条件は以下のとおりで
ある。
00mm×1000mmの鋼板を用いてT型すみ肉継手を形
成した。 (2)溶接姿勢…2電極水平すみ肉溶接 (3)シールドガス…100%CO2、流量25リット
ル/min (4)ワイヤ突出し長さ…25mm (5)電源特性…DCワイヤ(+) (6)シフト間隔…10〜100mm
らかなように、シフト間隔が30〜70mmにおいてはス
パッタの発生量が多くなるため、上記のような溶接ワイ
ヤ及び溶接条件においてツイン電極溶接を行う場合、シ
フト間隔は0〜30mm又は70mm以上であることが望ま
しいことが確認された。
溶接速度が1m/minを超える高速ガスシールドアーク水
平すみ肉溶接において、アークが安定し、スパッタが少
なく、ビード外観及び形状が良好で、且つプライマー塗
装鋼板においても良好な溶接部を与えることができる。
置、前進・後退角、極間を表わす概略図であって、側面
図である。
置、前進・後退角、極間を表わす概略図であって、上面
図である。
・燃焼によるガスの発生及び放出を表わした概略図であ
って、上図が側面図、下図が上面図である。
接でのシフト間隔とスパツタ発生量との関係を示す図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 ワイヤ全重量に対し、 酸化物(但し、アルカリ金属酸化物を除く):1.5〜4.
5%、 K2O、Na2O及びLi2Oの1種又は2種以上の合計:
0.01〜0.07%、 Mg:0.1〜0.7%、 Si:0.4〜1.2%、 Mn:1.5〜4.0%、をそれぞれ含有すると共に、 (K2O、Na2O及びLi2Oの1種又は2種以上の合計)
/前記酸化物:0.005〜0.028、 Mn/Mg:3.0〜22.5、を満足しているガスシール
ドアーク溶接用フラックス入りワイヤを先行及び後行電
極として用い、先行極と後行極との極間を15〜50mm
にして溶接することを特徴とする2電極タンデムガスシ
ールドアーク水平すみ肉溶接施工法。 - 【請求項2】 先行極において、 ワイヤの直径:1.2〜2.4mmφ、 前進・後退角:0〜後退角15゜、 トーチ角度:40〜60゜、 電 流:250Amp以上(DCEP)、とし、後行極にお
いて、 ワイヤの直径:1.2〜2.4mmφ (但し、後行極のワイヤの直径≦先行極のワイヤの直
径)、 前進・後退角:0〜前進角25゜、 トーチ角度:40〜60゜、 電 流:200Amp以上(DCEP) (但し、後行極の電流≦先行極の電流)、とする請求項1
に記載の2電極タンデムガスシールドアーク水平すみ肉
溶接施工法。 - 【請求項3】 立板を挾む両先行極・後行極のシフト間
隔が0〜30mm又は70mm以上である請求項1又は2に
記載のツインタンデムガスシールドアーク水平すみ肉溶
接施工法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4325193A JP2614968B2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 高速ガスシールドアーク溶接法 |
| TW083100525A TW301620B (ja) | 1993-01-26 | 1994-01-21 | |
| KR1019940001380A KR0125262B1 (ko) | 1993-01-26 | 1994-01-26 | 다전극용 가스 시일드 아아크용접 플럭스 충전 와이어 및 용접법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4325193A JP2614968B2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 高速ガスシールドアーク溶接法 |
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