JPH0623451A - 中空材及びその製造方法 - Google Patents
中空材及びその製造方法Info
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- JPH0623451A JPH0623451A JP4161039A JP16103992A JPH0623451A JP H0623451 A JPH0623451 A JP H0623451A JP 4161039 A JP4161039 A JP 4161039A JP 16103992 A JP16103992 A JP 16103992A JP H0623451 A JPH0623451 A JP H0623451A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】中空材の材料が、ソリッド形材としては押出が
可能であるが、中空形材としては押出がきわめて難しい
材質である場合に好適な新規な中空材及びその製造方法
を提供することを目的とする。 【構成】断面櫛型形状のソリッド押出形材1の櫛の歯部
1aに対向させて、板材2を載置し、前記ソリッド形材
の櫛の歯部の先端部と前記板材との接触部3を溶接する
ようにした中空材及びその製造方法を構成し、また、平
面部11b,11cが、ブリッヂ部11aを基準とし
て、それぞれ離れ合う方向に延びる断面鉤型形状のソリ
ッド押出形材11を多数連設し、隣接する前記ソリッド
押出形材の端部同士を溶接するようにした中空材及びそ
の製造方法を構成した。
可能であるが、中空形材としては押出がきわめて難しい
材質である場合に好適な新規な中空材及びその製造方法
を提供することを目的とする。 【構成】断面櫛型形状のソリッド押出形材1の櫛の歯部
1aに対向させて、板材2を載置し、前記ソリッド形材
の櫛の歯部の先端部と前記板材との接触部3を溶接する
ようにした中空材及びその製造方法を構成し、また、平
面部11b,11cが、ブリッヂ部11aを基準とし
て、それぞれ離れ合う方向に延びる断面鉤型形状のソリ
ッド押出形材11を多数連設し、隣接する前記ソリッド
押出形材の端部同士を溶接するようにした中空材及びそ
の製造方法を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶・車両等に使用す
る幅広の中空材及びその製造方法に係り、特に、中空材
の材料が、ソリッド形材としては押出が可能であるが、
中空形材としては押出がきわめて難しい材質である場合
に好適な中空材及びその製造方法に関するものである。
る幅広の中空材及びその製造方法に係り、特に、中空材
の材料が、ソリッド形材としては押出が可能であるが、
中空形材としては押出がきわめて難しい材質である場合
に好適な中空材及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、船舶・車両の軽量化に伴って、幅
広の中空材の需要が高まっている。アルミニウム合金に
よる中空形材は、一般に、金型を用い、熱間押出により
製造されるが、この押出加工を行う場合に、アルミニウ
ム合金の中でも押出性の良いものと、悪いものがある。
例えば、Al−Mg−Si系で、JIS規格の呼称でA606
3に代表される6000系の合金は押出性がきわめて良
好であるのに対して、Al−Mg系で、A5083,A50
86,A5052,A5454に代表される5000系
の合金、Al−Zn−Mg系で、A7N01に代表される70
00系の合金、また、Al−Cu系で、A2014,A20
17,A2024に代表される2000系の合金は、一
般には前記6000系合金に比較して押出性が悪い。こ
の理由は、形材の最小肉厚に関する係数が大きく、変形
抵抗値が高く、また、矩形断面の中空形材の押出には、
ポートホールダイスを使用した場合には、ダイス構造上
ウェルダーラインが形成されるが、強度が高いアルミニ
ウム合金では、このウェルダーラインでの金属溶着が十
分でないこと等による。
広の中空材の需要が高まっている。アルミニウム合金に
よる中空形材は、一般に、金型を用い、熱間押出により
製造されるが、この押出加工を行う場合に、アルミニウ
ム合金の中でも押出性の良いものと、悪いものがある。
例えば、Al−Mg−Si系で、JIS規格の呼称でA606
3に代表される6000系の合金は押出性がきわめて良
好であるのに対して、Al−Mg系で、A5083,A50
86,A5052,A5454に代表される5000系
の合金、Al−Zn−Mg系で、A7N01に代表される70
00系の合金、また、Al−Cu系で、A2014,A20
17,A2024に代表される2000系の合金は、一
般には前記6000系合金に比較して押出性が悪い。こ
の理由は、形材の最小肉厚に関する係数が大きく、変形
抵抗値が高く、また、矩形断面の中空形材の押出には、
ポートホールダイスを使用した場合には、ダイス構造上
ウェルダーラインが形成されるが、強度が高いアルミニ
ウム合金では、このウェルダーラインでの金属溶着が十
分でないこと等による。
【0003】したがって、前記5000系、7000
系、2000系のアルミニウム合金による中空形材(ホ
ロー形材)は、一般には押出加工がきわめて難しく、押
出速度を非常に小さくとって加工しない限り、製造でき
ないため、生産性が悪く、特別な場合を除いて、押出性
の良い6000系のアルミニウム合金を用いているのが
実情である。
系、2000系のアルミニウム合金による中空形材(ホ
ロー形材)は、一般には押出加工がきわめて難しく、押
出速度を非常に小さくとって加工しない限り、製造でき
ないため、生産性が悪く、特別な場合を除いて、押出性
の良い6000系のアルミニウム合金を用いているのが
実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように強度が
高いアルミニウム合金特に5000系は押出性が悪いた
め、やむなく6000系のアルミニウム合金が使用され
ている。しかしながら、この6000系のアルミニウム
合金は、前記5000系のアルミニウム合金に比較して
耐食性に劣り、構造用合金で、より強度の高い耐食材料
からなる中空形材が求められるときは、どうしても前記
強度が高い5000系アルミニウム合金を用いた生産性
の悪い押出加工による製造を余儀なくされている。そこ
で、前記5000系といった耐食性の良いアルミニウム
合金を用いて、効率的に、中空材を製造し得るならば、
産業に及ぼす影響が大である。本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものである。
高いアルミニウム合金特に5000系は押出性が悪いた
め、やむなく6000系のアルミニウム合金が使用され
ている。しかしながら、この6000系のアルミニウム
合金は、前記5000系のアルミニウム合金に比較して
耐食性に劣り、構造用合金で、より強度の高い耐食材料
からなる中空形材が求められるときは、どうしても前記
強度が高い5000系アルミニウム合金を用いた生産性
の悪い押出加工による製造を余儀なくされている。そこ
で、前記5000系といった耐食性の良いアルミニウム
合金を用いて、効率的に、中空材を製造し得るならば、
産業に及ぼす影響が大である。本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの具体的手段として、本発明は、断面櫛型形状のソリ
ッド押出形材の櫛の歯部に対向させて、板材を載置し、
前記ソリッド形材の櫛の歯部の先端部と前記板材との接
触部を溶接するようにした中空材及びその製造方法を構
成し、また、平面部が、ブリッヂ部を基準として、それ
ぞれ離れ合う方向に延びる断面鉤型形状のソリッド押出
形材を多数連設し、隣接する前記ソリッド押出形材の端
部同士を溶着するようにした中空材及びその製造方法を
構成した。
めの具体的手段として、本発明は、断面櫛型形状のソリ
ッド押出形材の櫛の歯部に対向させて、板材を載置し、
前記ソリッド形材の櫛の歯部の先端部と前記板材との接
触部を溶接するようにした中空材及びその製造方法を構
成し、また、平面部が、ブリッヂ部を基準として、それ
ぞれ離れ合う方向に延びる断面鉤型形状のソリッド押出
形材を多数連設し、隣接する前記ソリッド押出形材の端
部同士を溶着するようにした中空材及びその製造方法を
構成した。
【0006】
【作用】上記の手段により、中空形材としては押出がき
わめて難しい材質であっても、ソリッド押出形材と板
材、又は、ソリッド押出形材同士を組合せ、その突合せ
部を溶接するのみで、幅広の中空材を得ることができ
る。
わめて難しい材質であっても、ソリッド押出形材と板
材、又は、ソリッド押出形材同士を組合せ、その突合せ
部を溶接するのみで、幅広の中空材を得ることができ
る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1の (a), (b), (c)は、本発明の
中空材を製造する工程を説明するための第1実施例につ
いて示すものである。同図の (a)に示すように、断面
櫛型形状の幅広のソリッド押出形材1と、板材2は、ソ
リッド形材としては押出が可能であるが、中空形材とし
ては押出がきわめて難しい材質、例えばAl−Mg系のA5
083合金が用いられる。なお、板材には押出材でも、
圧延板でもよい。断面櫛型形状のソリッド押出形材1
は、厚さ6mmtであり、隣接する櫛の歯部1a間の幅は
200mmである。また、板材2の厚さは、2mmtであ
る。
細に説明する。図1の (a), (b), (c)は、本発明の
中空材を製造する工程を説明するための第1実施例につ
いて示すものである。同図の (a)に示すように、断面
櫛型形状の幅広のソリッド押出形材1と、板材2は、ソ
リッド形材としては押出が可能であるが、中空形材とし
ては押出がきわめて難しい材質、例えばAl−Mg系のA5
083合金が用いられる。なお、板材には押出材でも、
圧延板でもよい。断面櫛型形状のソリッド押出形材1
は、厚さ6mmtであり、隣接する櫛の歯部1a間の幅は
200mmである。また、板材2の厚さは、2mmtであ
る。
【0008】板材2は、ソリッド押出形材1の櫛の歯部
1aに対向させて、同図の (b)に示すように、ソリッ
ド押出形材1の上に載置され、ソリッド押出形材1の櫛
の歯部1aの先端部1bと板材2とが接触する(接触部
3)。
1aに対向させて、同図の (b)に示すように、ソリッ
ド押出形材1の上に載置され、ソリッド押出形材1の櫛
の歯部1aの先端部1bと板材2とが接触する(接触部
3)。
【0009】板材2とソリッド押出形材1とは、同図の
(c)に示すように、櫛の歯部1aの先端部との接触部
3を、それぞれ板材2を貫通して、レーザ溶接される
(溶接部4)。溶接は、幅広の長手方向に連続的に行っ
てもよいし、断続的に行ってもよい。また、レーザ溶接
に代えて、溶融溶接(MIG溶接又はTIG溶接)であ
ってもよく、さらにこれらを組合わせて用いてもよい。
(c)に示すように、櫛の歯部1aの先端部との接触部
3を、それぞれ板材2を貫通して、レーザ溶接される
(溶接部4)。溶接は、幅広の長手方向に連続的に行っ
てもよいし、断続的に行ってもよい。また、レーザ溶接
に代えて、溶融溶接(MIG溶接又はTIG溶接)であ
ってもよく、さらにこれらを組合わせて用いてもよい。
【0010】例えば、図2は、両端に位置する櫛の歯部
1a′,1a′と板材2との間をMIG溶接により溶接
し、溶接部4′,4′とし、中寄りの歯部1aの先端部
と板材2との接触部3を、それぞれ板材2を貫通して、
レーザ溶接し、溶接部4,4とした例である。また、図
3は、両端に位置する櫛の歯部1a′,1a′と板材2
との間をMIG溶接により溶接し、溶接部4′,4′と
し、中寄りの歯部1aの先端部と板材2との間を、あら
かじめ板材2に穴2bを穿設しておき、プラグ溶接によ
り溶接し、溶接部4とした例である。
1a′,1a′と板材2との間をMIG溶接により溶接
し、溶接部4′,4′とし、中寄りの歯部1aの先端部
と板材2との接触部3を、それぞれ板材2を貫通して、
レーザ溶接し、溶接部4,4とした例である。また、図
3は、両端に位置する櫛の歯部1a′,1a′と板材2
との間をMIG溶接により溶接し、溶接部4′,4′と
し、中寄りの歯部1aの先端部と板材2との間を、あら
かじめ板材2に穴2bを穿設しておき、プラグ溶接によ
り溶接し、溶接部4とした例である。
【0011】次に、図4の (a), (b), (c)は、本発
明の中空材を製造する工程を説明するための第2実施例
について示すものである。同図の (a)に示すように、
断面櫛型形状の幅広のソリッド押出形材1と、板材2
は、第1実施例と同様、例えばAl−Mg系のA5083合
金が用いられ、それぞれ別個に押出されて得られる。な
お、ソリッド押出形材1の櫛の歯部1aの先端部1bの
厚さは10mmt、幅15mmである。
明の中空材を製造する工程を説明するための第2実施例
について示すものである。同図の (a)に示すように、
断面櫛型形状の幅広のソリッド押出形材1と、板材2
は、第1実施例と同様、例えばAl−Mg系のA5083合
金が用いられ、それぞれ別個に押出されて得られる。な
お、ソリッド押出形材1の櫛の歯部1aの先端部1bの
厚さは10mmt、幅15mmである。
【0012】板材2は、あらかじめ、ソリッド押出形材
1の櫛の歯部1aの先端部1bと対応する位置で折曲げ
られて、櫛の歯部1aの歯の数と同数の折曲部2a,2
b,2c…を形成している。そして、ソリッド押出形材
の櫛の歯部1aの1番目の歯1a1 の位置において、こ
の板材2を、当該歯1a1 の先端部の上に載置し、板材
2の1番目の折曲部2aとの接触部を内側から溶接し、
溶接部41 とする。次いで、板材2の1番目の折曲部2
aを平坦に延ばし、同図の (b)に示すように、ソリッ
ド押出形材1の櫛の歯部の2番目の歯1a2 の位置にお
いて、当該歯1a2 の先端部と、板材2の2番目の折曲
部2bとの接触部を内側から溶接し、溶接部42 とす
る。以下、同様の工程を繰り返し、ソリッド押出形材1
の櫛の歯部のn番目の歯1an の位置において、当該歯
1an の先端部と、板材2のn番目の折曲部2nとの接
触部を内側から溶接し、溶接部4n とする。
1の櫛の歯部1aの先端部1bと対応する位置で折曲げ
られて、櫛の歯部1aの歯の数と同数の折曲部2a,2
b,2c…を形成している。そして、ソリッド押出形材
の櫛の歯部1aの1番目の歯1a1 の位置において、こ
の板材2を、当該歯1a1 の先端部の上に載置し、板材
2の1番目の折曲部2aとの接触部を内側から溶接し、
溶接部41 とする。次いで、板材2の1番目の折曲部2
aを平坦に延ばし、同図の (b)に示すように、ソリッ
ド押出形材1の櫛の歯部の2番目の歯1a2 の位置にお
いて、当該歯1a2 の先端部と、板材2の2番目の折曲
部2bとの接触部を内側から溶接し、溶接部42 とす
る。以下、同様の工程を繰り返し、ソリッド押出形材1
の櫛の歯部のn番目の歯1an の位置において、当該歯
1an の先端部と、板材2のn番目の折曲部2nとの接
触部を内側から溶接し、溶接部4n とする。
【0013】以上の工程により、図1ないし図4に示す
如く、断面櫛型形状のソリッド押出形材1と、このソリ
ッド形材の櫛の歯部1aに対向する板材2と、前記ソリ
ッド形材の櫛の歯部の先端部1bと前記板材2との接触
部3を溶着する溶接部4とから構成される中空材10が
得られるものである。この中空材10は、ソリッド押出
形材1と板材2との組合せ体である点において、押出に
より得られる中空形材(ホロー形材)と異なることか
ら、本明細書においては「中空材」なる用語を用いて区
別している。
如く、断面櫛型形状のソリッド押出形材1と、このソリ
ッド形材の櫛の歯部1aに対向する板材2と、前記ソリ
ッド形材の櫛の歯部の先端部1bと前記板材2との接触
部3を溶着する溶接部4とから構成される中空材10が
得られるものである。この中空材10は、ソリッド押出
形材1と板材2との組合せ体である点において、押出に
より得られる中空形材(ホロー形材)と異なることか
ら、本明細書においては「中空材」なる用語を用いて区
別している。
【0014】図5の (a), (b) は、本発明に係る中空
材を長手方向に接合する手段について示すものである。
接合すべき隣り合う中空材10,10′の接合部に、各
櫛の歯部1a間の幅に略等しい矩形状の接合用形材7を
介装する。そして、双方の中空材10,10′と接合用
形材7とを溶接する(溶接部8)ものである。なお、中
空材10,10′と接合用形材7との接合は、かしめて
もよい。これにより、複数の中空材が接合され、より長
手の中空材の製造が可能である。
材を長手方向に接合する手段について示すものである。
接合すべき隣り合う中空材10,10′の接合部に、各
櫛の歯部1a間の幅に略等しい矩形状の接合用形材7を
介装する。そして、双方の中空材10,10′と接合用
形材7とを溶接する(溶接部8)ものである。なお、中
空材10,10′と接合用形材7との接合は、かしめて
もよい。これにより、複数の中空材が接合され、より長
手の中空材の製造が可能である。
【0015】図6の (a)は、本発明の中空材を構成す
る断面鉤型形状のソリッド押出形材の拡大図であり、同
図 (b)は、このソリッド押出形材を横方向に連設し、
中空材を構成した側面図である。
る断面鉤型形状のソリッド押出形材の拡大図であり、同
図 (b)は、このソリッド押出形材を横方向に連設し、
中空材を構成した側面図である。
【0016】同図の(a)に示すように、断面鉤型形状の
幅広のソリッド押出形材11は、第1,第2実施例と同
様、例えばAl−Mg系のA5083合金が用いられ、平面
部11b,11cが、ブリッヂ部11aを基準として、
それぞれ離れ合う方向に延びる形状となっている。平面
部11b,11cの両端部は、それぞれ内側に曲げられ
て突出部11d,11eが形成され、また、ブリッジ部
11aの上部及び下部には、ソリッド押出形材11が横
方向に連設されたとき、前記突出部11d,11eと係
合するように、凹部11f,11gを設けてある。
幅広のソリッド押出形材11は、第1,第2実施例と同
様、例えばAl−Mg系のA5083合金が用いられ、平面
部11b,11cが、ブリッヂ部11aを基準として、
それぞれ離れ合う方向に延びる形状となっている。平面
部11b,11cの両端部は、それぞれ内側に曲げられ
て突出部11d,11eが形成され、また、ブリッジ部
11aの上部及び下部には、ソリッド押出形材11が横
方向に連設されたとき、前記突出部11d,11eと係
合するように、凹部11f,11gを設けてある。
【0017】断面鉤型形状の幅広のソリッド押出形材1
1は、同図の (b)に示すように、その平面部11b,
11c同士が、相互に重なり合うように、端部を突き合
わせて多数連設される。そして、一方の突出部11dを
上部の凹部11fに、他方の突出部11eを下部の凹部
11gに嵌合する。この状態で、連設されたソリッド押
出形材11の両端部を溶接し、溶接部14とする。
1は、同図の (b)に示すように、その平面部11b,
11c同士が、相互に重なり合うように、端部を突き合
わせて多数連設される。そして、一方の突出部11dを
上部の凹部11fに、他方の突出部11eを下部の凹部
11gに嵌合する。この状態で、連設されたソリッド押
出形材11の両端部を溶接し、溶接部14とする。
【0018】この結果、平面部11b,11cが、ブリ
ッヂ部11aを基準として、それぞれ離れ合う方向に延
びる断面鉤型形状の多数のソリッド押出形材11と、前
記ソリッド押出形材11の端部同士を溶着する溶接部と
から構成される中空材10′が得られるものである。
ッヂ部11aを基準として、それぞれ離れ合う方向に延
びる断面鉤型形状の多数のソリッド押出形材11と、前
記ソリッド押出形材11の端部同士を溶着する溶接部と
から構成される中空材10′が得られるものである。
【0019】
【発明の効果】上記の構成からなる本発明によれば、中
空材の材料が、ソリッド形材としては押出が可能である
が、中空形材としては押出がきわめて難しい材質である
場合でも、ソリッド押出形材と板材、あるいはソリッド
押出形材同士を突き合わせ、その接触部を溶接するのみ
で、幅広の中空材を得ることができる。したがって、構
造用合金で、より強度の高い耐食材料からなる中空材
が、効率良く入手できるようになり、従来の如く、生産
性の悪い押出加工による製造が不要となったことは意義
深く、本発明が産業に寄与するところきわめて大であ
る。
空材の材料が、ソリッド形材としては押出が可能である
が、中空形材としては押出がきわめて難しい材質である
場合でも、ソリッド押出形材と板材、あるいはソリッド
押出形材同士を突き合わせ、その接触部を溶接するのみ
で、幅広の中空材を得ることができる。したがって、構
造用合金で、より強度の高い耐食材料からなる中空材
が、効率良く入手できるようになり、従来の如く、生産
性の悪い押出加工による製造が不要となったことは意義
深く、本発明が産業に寄与するところきわめて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a), (b), (c)は、本発明の中空材を製造す
る工程を説明するための第1実施例について示す工程図
である。
る工程を説明するための第1実施例について示す工程図
である。
【図2】本発明の中空材の他の実施態様について示す側
面図である。
面図である。
【図3】本発明の中空材の他の実施態様について示す側
面図である。
面図である。
【図4】(a), (b), (c)は、本発明の中空材を製造す
る工程を説明するための第2実施例について示す工程図
である。
る工程を説明するための第2実施例について示す工程図
である。
【図5】(a), (b) は、本発明に係る中空材を長手方
向に接合する手段について示す側面図及び平面図であ
る。
向に接合する手段について示す側面図及び平面図であ
る。
【図6】(a)は、本発明の中空材を構成する断面鉤型形
状のソリッド押出形材の拡大図であり、 (b)は、この
ソリッド押出形材を横方向に連設し、中空材を構成した
側面図である。
状のソリッド押出形材の拡大図であり、 (b)は、この
ソリッド押出形材を横方向に連設し、中空材を構成した
側面図である。
1 …断面櫛型形状のソリッド押出形材 1a …櫛の歯部 1b …先端部 2 …板材 3 …接触部 4 …溶接部 10,10′…中空材 11 …断面鉤型形状のソリッド押出形材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23K 103:10
Claims (8)
- 【請求項1】 断面櫛型形状のソリッド押出形材と、こ
のソリッド形材の櫛の歯部に対向する板材と、前記ソリ
ッド形材の櫛の歯部の先端部と前記板材との接触部を溶
着する溶接部とから構成されることを特徴とする中空
材。 - 【請求項2】 断面櫛型形状のソリッド押出形材の櫛の
歯部に対向させて板材を載置し、前記ソリッド形材の櫛
の歯部の先端部と前記板材との接触部を溶接することを
特徴とする中空材の製造方法。 - 【請求項3】 断面櫛型形状のソリッド押出形材の櫛の
歯部に対向させて、あらかじめ前記ソリッド押出形材の
櫛の歯部の歯の数に対応する数だけ折曲部を形成した板
材を載置し、前記ソリッド押出形材の櫛の歯部の1番目
の歯の位置において、当該歯の先端部と、前記板材の1
番目の折曲部との接触部を内側から溶接した後、前記板
材の1番目の折曲部を平坦に延ばし、前記ソリッド押出
形材の櫛の歯部の2番目の歯の位置において、当該歯の
先端部と、前記板材の2番目の折曲部との接触部を溶接
する工程を繰り返し、前記ソリッド押出形材の櫛の歯部
のn番目の歯の位置において、当該歯の先端部と、前記
板材のn番目の折曲部との接触部を溶接することを特徴
とする中空材の製造方法。 - 【請求項4】 平面部が、ブリッヂ部を基準として、そ
れぞれ離れ合う方向に延びる断面鉤型形状の多数のソリ
ッド押出形材と、前記ソリッド押出形材の端部同士を溶
着する溶接部とから構成されることを特徴とする中空
材。 - 【請求項5】 平面部が、ブリッヂ部を基準として、そ
れぞれ離れ合う方向に延びる断面鉤型形状のソリッド押
出形材を、それぞれの端部が重なるように多数連設し、
隣接する前記ソリッド押出形材の端部同士を溶接するこ
とを特徴とする中空材の製造方法。 - 【請求項6】 前記ソリッド押出形材又は板材が、ソリ
ッド形材としては押出が可能であるが、中空形材として
は押出がきわめて難しい材質からなる請求項1又は請求
項4に記載の中空材。 - 【請求項7】 前記ソリッド押出形材又は板材が、ソリ
ッド形材としては押出が可能であるが、中空形材として
は押出がきわめて難しい材質からなる請求項2、請求項
3又は請求項5に記載の中空材の製造方法。 - 【請求項8】 前記溶接が、MIG溶接、TIG溶接又
はレーザ溶接の何れか1つ又はそれらの組合せからなる
請求項2、請求項3又は請求項5に記載の中空材の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161039A JPH0623451A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 中空材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161039A JPH0623451A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 中空材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623451A true JPH0623451A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=15727438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161039A Pending JPH0623451A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 中空材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623451A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992001689A1 (fr) * | 1990-07-23 | 1992-02-06 | Nippon Oil And Fats Co., Ltd. | Derive de naphthalocyanine perfluoroalkyle, procede de production de ce dernier et support d'enregistrement optique |
| JPH0858382A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-05 | Kankyocho Kokuritsu Kankyo Kenkyusho | 自動車のドア構造 |
| JP2015191793A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 東芝ホクト電子株式会社 | マグネトロン及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161039A patent/JPH0623451A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992001689A1 (fr) * | 1990-07-23 | 1992-02-06 | Nippon Oil And Fats Co., Ltd. | Derive de naphthalocyanine perfluoroalkyle, procede de production de ce dernier et support d'enregistrement optique |
| JPH0858382A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-05 | Kankyocho Kokuritsu Kankyo Kenkyusho | 自動車のドア構造 |
| JP2015191793A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 東芝ホクト電子株式会社 | マグネトロン及びその製造方法 |
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