JPH0623468B2 - 嵌合用外囲体 - Google Patents
嵌合用外囲体Info
- Publication number
- JPH0623468B2 JPH0623468B2 JP29209085A JP29209085A JPH0623468B2 JP H0623468 B2 JPH0623468 B2 JP H0623468B2 JP 29209085 A JP29209085 A JP 29209085A JP 29209085 A JP29209085 A JP 29209085A JP H0623468 B2 JPH0623468 B2 JP H0623468B2
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- JP
- Japan
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- building board
- shaped bent
- fitting
- valley
- cap
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、構造が簡単で、施工が特に勝れ、水密性も良
好にでき、さらに材料寸法誤差等を調整できる嵌合用外
囲体に関する。
好にでき、さらに材料寸法誤差等を調整できる嵌合用外
囲体に関する。
従来より、屋根又は壁としての金属製の瓦棒葺外囲体が
施工されている。この外囲体の断面略T字形状の連結箇
所の断面構造としては、第11図に示すように、建築用
板の水平状の端縁aにキャップ材の垂下状端縁bを平坦
状に折返して馳締圧着している。このように圧着する馳
締は強力に行なわないと、端縁aと垂下状端縁bとの間
に毛管現象が作用する僅かの間隙が形成されることが多
く、内部に雨水が浸入しやすくなる欠点があった。
施工されている。この外囲体の断面略T字形状の連結箇
所の断面構造としては、第11図に示すように、建築用
板の水平状の端縁aにキャップ材の垂下状端縁bを平坦
状に折返して馳締圧着している。このように圧着する馳
締は強力に行なわないと、端縁aと垂下状端縁bとの間
に毛管現象が作用する僅かの間隙が形成されることが多
く、内部に雨水が浸入しやすくなる欠点があった。
また、その平坦状に折返し圧着加工するには、板厚を厚
くした場合、特に大きな力を要し、手動馳締機では著し
い疲労を伴うものであるし、機械式の場合でも作業性が
悪く低能率になる等の問題点があった。また、その端縁
aの内端より下方に垂下縁を設けた建築用板を存在し、
これにキャップ材を被嵌してこの端縁aを馳締したもの
もあるが、馳締施工が著しく面倒であった。
くした場合、特に大きな力を要し、手動馳締機では著し
い疲労を伴うものであるし、機械式の場合でも作業性が
悪く低能率になる等の問題点があった。また、その端縁
aの内端より下方に垂下縁を設けた建築用板を存在し、
これにキャップ材を被嵌してこの端縁aを馳締したもの
もあるが、馳締施工が著しく面倒であった。
そのため、キャップ材を被覆する手段として、馳締加工
ではなく施工を簡単にするために嵌合式のものが開発さ
れている。
ではなく施工を簡単にするために嵌合式のものが開発さ
れている。
これは、嵌合式のキャップ材を、隣接する建築用板相互
の連結箇所の被嵌合部に弾力性を有するクッション材を
介在させて嵌合したもので、施工性,水密性に勝れ、確
実に嵌合できる等の特長を有している。しかしながら、
クッション材を介在させるため、施工工程が増えるた
め、作業が多少面倒になったり、また、建築用板の出
荷,輸送及び施工時にクッション材が脱落したり、損傷
することもあり、細心の注意を払って取り扱わなければ
ならず、作業能率が低下する等の問題点があった。
の連結箇所の被嵌合部に弾力性を有するクッション材を
介在させて嵌合したもので、施工性,水密性に勝れ、確
実に嵌合できる等の特長を有している。しかしながら、
クッション材を介在させるため、施工工程が増えるた
め、作業が多少面倒になったり、また、建築用板の出
荷,輸送及び施工時にクッション材が脱落したり、損傷
することもあり、細心の注意を払って取り扱わなければ
ならず、作業能率が低下する等の問題点があった。
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意,研究
を重ねた結果、本発明を、主板の両側に立上り部を形成
し、この両立上り部の上端より内方に山形屈曲部及び谷
形屈曲部を連続して形成し、この両谷形屈曲部より略垂
直状の側部を夫々形成し、この両側部の上端より外方に
弾発頂片を夫々形成して建築用板とし、垂直状部の下端
には取付底部を設け、その垂直状部の上端の両側に折返
し片を設けた吊子と、前記建築用板とを構造材上に交互
に載置し、建築用板の山形屈曲部を吊子の係止折返し片
に係止し、その吊子を構造材上に固着し、冠状部の両下
端より内方に嵌合折返し縁を形成したキャップ材を、前
記隣接する建築用板の弾発頂片箇所に被覆し、キャップ
材の嵌合折返し縁を建築用板の谷形屈曲部に嵌合させて
固着した嵌合用外囲体としたことにより、構造が簡単
で、施工が特に勝れ、水密性も良好にでき、前記の問題
点等を解決したものであり、さらに材料寸法誤差等を調
整できるものを提供する。
を重ねた結果、本発明を、主板の両側に立上り部を形成
し、この両立上り部の上端より内方に山形屈曲部及び谷
形屈曲部を連続して形成し、この両谷形屈曲部より略垂
直状の側部を夫々形成し、この両側部の上端より外方に
弾発頂片を夫々形成して建築用板とし、垂直状部の下端
には取付底部を設け、その垂直状部の上端の両側に折返
し片を設けた吊子と、前記建築用板とを構造材上に交互
に載置し、建築用板の山形屈曲部を吊子の係止折返し片
に係止し、その吊子を構造材上に固着し、冠状部の両下
端より内方に嵌合折返し縁を形成したキャップ材を、前
記隣接する建築用板の弾発頂片箇所に被覆し、キャップ
材の嵌合折返し縁を建築用板の谷形屈曲部に嵌合させて
固着した嵌合用外囲体としたことにより、構造が簡単
で、施工が特に勝れ、水密性も良好にでき、前記の問題
点等を解決したものであり、さらに材料寸法誤差等を調
整できるものを提供する。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第10図に基づいて
説明する。
説明する。
Aは金属製の建築用板であって、主板1の両側に立上り
部2,2が形成され、これら両立上り部2,2の上端よ
り内方に山形屈曲部3,3が形成され、この両山形屈曲
部3,3より内方に谷形屈曲部4,4が形成され、この
両谷形屈曲部4,4から略垂直状の側部5,5が形成さ
れ、この両側部5,5の上端より内方に弾発性を有する
弾発頂片6,6が夫々形成されたものである(第3図参
照)。
部2,2が形成され、これら両立上り部2,2の上端よ
り内方に山形屈曲部3,3が形成され、この両山形屈曲
部3,3より内方に谷形屈曲部4,4が形成され、この
両谷形屈曲部4,4から略垂直状の側部5,5が形成さ
れ、この両側部5,5の上端より内方に弾発性を有する
弾発頂片6,6が夫々形成されたものである(第3図参
照)。
その主板1は、単に平坦状に形成され(第3図参照)、
この場合には、長手方向に直交する高さの低いリブを連
続して波形に形成する場合も含まれるし、その長手方向
を向く適宜の補強リブが形成される場合もある。
この場合には、長手方向に直交する高さの低いリブを連
続して波形に形成する場合も含まれるし、その長手方向
を向く適宜の補強リブが形成される場合もある。
立上り部2,2は、主板1の両側から傾斜状に形成され
ていたり(第2図参照)、或は、垂直状に形成されてい
る(第10図参照)。
ていたり(第2図参照)、或は、垂直状に形成されてい
る(第10図参照)。
山形屈曲部3,3は両立上り部2,2の上端が内方に屈
曲形成されたもので、実施例としては、断面略逆U字状
に形成されたものがある(第2図,第3図参照)。ま
た、その屈曲形成された山形屈曲部3は、密着状に折返
した状態のものも含まれる。
曲形成されたもので、実施例としては、断面略逆U字状
に形成されたものがある(第2図,第3図参照)。ま
た、その屈曲形成された山形屈曲部3は、密着状に折返
した状態のものも含まれる。
谷形屈曲部4は、山形屈曲部3の内端より一体的に設け
たものであり、円弧状の谷形に形成されている。また、
谷形屈曲部4は有底V字形に形成されることもあり、そ
の形状は限定されないが、比較的表面が滑らかに形成さ
れることが好ましい。
たものであり、円弧状の谷形に形成されている。また、
谷形屈曲部4は有底V字形に形成されることもあり、そ
の形状は限定されないが、比較的表面が滑らかに形成さ
れることが好ましい。
側部5は、谷形屈曲部4の内端より略垂直状に一体的に
設けられ、その上端は、山形屈曲部3の頂部箇所よりも
僅かに高くなるように形成されている(第2図参照)。
設けられ、その上端は、山形屈曲部3の頂部箇所よりも
僅かに高くなるように形成されている(第2図参照)。
弾発頂片6は、その側部5の上端より建築用板Aの外方
に向かって一体的に設けられており、断面が波形に形成
され、その幅方向の中央に凹形条6aが形成されている
(第2図,第3図参照)。その弾発頂片6の外端側の高
さが僅かに高くなるように形成されている。
に向かって一体的に設けられており、断面が波形に形成
され、その幅方向の中央に凹形条6aが形成されている
(第2図,第3図参照)。その弾発頂片6の外端側の高
さが僅かに高くなるように形成されている。
Bはキャップ材であって、門形の冠状部7の両下端より
内方い嵌合折返し縁8,8が一体形成されている。この
冠状部7の頂部箇所は、平坦状に形成されていたり(第
4図実線参照)、三角山形状に形成されている(第4図
鎖線参照)。
内方い嵌合折返し縁8,8が一体形成されている。この
冠状部7の頂部箇所は、平坦状に形成されていたり(第
4図実線参照)、三角山形状に形成されている(第4図
鎖線参照)。
嵌合折返し縁8は、第4図に示すように、冠状部7の内
方に半円状に形成されている。その嵌合折返し縁8は、
前記建築用板Aの谷形屈曲部4に嵌合するように構成さ
れている(第1図,第2図参照)。また、第4図に示す
ように、その嵌合折返し縁8,8の先端より内方に断面
釣針状の屈曲端縁8a,8aが一体形成されることもあ
る。
方に半円状に形成されている。その嵌合折返し縁8は、
前記建築用板Aの谷形屈曲部4に嵌合するように構成さ
れている(第1図,第2図参照)。また、第4図に示す
ように、その嵌合折返し縁8,8の先端より内方に断面
釣針状の屈曲端縁8a,8aが一体形成されることもあ
る。
Cは金属製の吊子であって、長尺(第5図参照)、又は
適宜の長さを有し、平板状の垂直状部9と,この下端の
取付底部10とが略直角に一体形成され、その垂直状部
9の上端より両側に係止折返し片11,11が設けられ
たものである。
適宜の長さを有し、平板状の垂直状部9と,この下端の
取付底部10とが略直角に一体形成され、その垂直状部
9の上端より両側に係止折返し片11,11が設けられ
たものである。
その吊子Cの具体的な実施例としては、垂直状部9の上
端を一側に逆U字状に折曲形成して、係止折返し片11
を形成し、その垂直状部9の他側の側面上部に、帯板を
幅方向に逆U字状に折曲形成した別部材からなる係止折
り返し片11が固着されたものである(第5図参照)。
端を一側に逆U字状に折曲形成して、係止折返し片11
を形成し、その垂直状部9の他側の側面上部に、帯板を
幅方向に逆U字状に折曲形成した別部材からなる係止折
り返し片11が固着されたものである(第5図参照)。
また、別の実施例では、垂直状部9の上端に切り込みが
入れられ、この切り込みした箇所が互いに外方に向くよ
うに逆U字状の係止折返し片11,11が屈曲形成され
ている(第6図参照)。さらに、その係止折返し片1
1,11の外端より断面U字状の折返し端縁11a,1
1aが屈曲形成されることもある(第5図,第6図参
照)。
入れられ、この切り込みした箇所が互いに外方に向くよ
うに逆U字状の係止折返し片11,11が屈曲形成され
ている(第6図参照)。さらに、その係止折返し片1
1,11の外端より断面U字状の折返し端縁11a,1
1aが屈曲形成されることもある(第5図,第6図参
照)。
図中12は横梁又は母屋等の構造材であり、13は、木
毛板,発泡合成樹脂,ロックウール等の下地材である。
毛板,発泡合成樹脂,ロックウール等の下地材である。
その構造材12又は構造材12に下地材13が敷設され
ているときは、その下地材13に建築用板Aと、吊子C
とが交互に配列するように載置され、各吊子Cの係止折
返し片11は建築用板Aの谷形屈曲部4に係止されてい
る(第1図参照)。各吊子Cは、ボルト・ナット等の固
着具14にて取付底部10が構造材12上に固着されて
いる。
ているときは、その下地材13に建築用板Aと、吊子C
とが交互に配列するように載置され、各吊子Cの係止折
返し片11は建築用板Aの谷形屈曲部4に係止されてい
る(第1図参照)。各吊子Cは、ボルト・ナット等の固
着具14にて取付底部10が構造材12上に固着されて
いる。
キャップ材Bは、隣接する建築用板Aの弾発頂片6,6
上に被嵌されており、冠状部7は、両側部5,5を包持
し、嵌合折返し縁8,8は谷形屈曲部4,4に嵌合して
いる(第1図,第2図参照)。
上に被嵌されており、冠状部7は、両側部5,5を包持
し、嵌合折返し縁8,8は谷形屈曲部4,4に嵌合して
いる(第1図,第2図参照)。
本発明の嵌合用外囲体を前述のように葺成するには、第
7図に示すように、吊子Cを構造材12又は下地材13
上に載置固着し、次に建築用板Aを正面からみて傾斜さ
せつつ、係止折返し片11内に山形屈曲部3を挿入し
て、その建築用板Aを建造材12又は下地材13上に載
置する。次いで、その建築用板Aの他側の山形屈曲部3
に前記同様の吊子Cの係止折返し片11を係止させつつ
吊子Cを構造材12又は下地材13上に載置固着する。
この作業を順次繰り返し、さらに各隣接する建築用板
A,Aの連結箇所にキャップ材Bを被嵌する(第7図参
照)。
7図に示すように、吊子Cを構造材12又は下地材13
上に載置固着し、次に建築用板Aを正面からみて傾斜さ
せつつ、係止折返し片11内に山形屈曲部3を挿入し
て、その建築用板Aを建造材12又は下地材13上に載
置する。次いで、その建築用板Aの他側の山形屈曲部3
に前記同様の吊子Cの係止折返し片11を係止させつつ
吊子Cを構造材12又は下地材13上に載置固着する。
この作業を順次繰り返し、さらに各隣接する建築用板
A,Aの連結箇所にキャップ材Bを被嵌する(第7図参
照)。
キャップ材Bは、第8図に示すように、隣接する建築用
板Aの弾発頂片6,6上方に位置し、冠状部7の両側辺
を外方に開かせつつ弾発頂片6,6上に被嵌し、さらに
そのキャップ材Bを押圧して、第9図に示すように、嵌
合折返し縁8,8の先端が谷屈曲部4,4を弾発的に乗
り越えて嵌合折返し縁8,8が谷形屈曲部4,4に嵌合
するものである。このとき、弾発頂片6,6は、キャッ
プ材Bの冠状部7を常に上方に押上げるように加圧して
おり、従って、嵌合折返し縁8は、永続的に谷形屈曲部
4を押圧した状態になっている。
板Aの弾発頂片6,6上方に位置し、冠状部7の両側辺
を外方に開かせつつ弾発頂片6,6上に被嵌し、さらに
そのキャップ材Bを押圧して、第9図に示すように、嵌
合折返し縁8,8の先端が谷屈曲部4,4を弾発的に乗
り越えて嵌合折返し縁8,8が谷形屈曲部4,4に嵌合
するものである。このとき、弾発頂片6,6は、キャッ
プ材Bの冠状部7を常に上方に押上げるように加圧して
おり、従って、嵌合折返し縁8は、永続的に谷形屈曲部
4を押圧した状態になっている。
本発明においては、主板1の両側に立上り部2,2を形
成し、この両立上り部2,2の上端より内方に山形屈曲
部3,3及び谷形屈曲部4,4を連続して形成し、この
両谷形屈曲部4,4より略垂直状の側部5,5を夫々形
成し、この両側部5,5の上端より外方に弾発頂片6,
6を夫々形成して建築用板Aとし、垂直状部9の下端に
は取付底部10を設け、その垂直状部9の上端の両側に
係止折返し片11,11を設けた吊子Cと、前記建築用
板Aとを構造材12上に交互に載置し、建築用板Aの山
形屈曲部3を吊子Cの係止折返し片11に係止し、その
吊子Cを構造材12上に固着し、冠状部7の両下端より
内方に嵌合折返し縁8,8を形成したキャップ材Bを、
前記隣接する建築用板A,Aの弾発頂片6,6個所に被
覆し、キャップ材Bの嵌合折返し縁8,8を建築用板A
の谷形屈曲部4,4に嵌合させて固着した嵌合用外囲体
としたことにより、まず第1に極めて簡易かつ迅速に施
工できるし、第2にキャップ材Bを被嵌するときにもク
ッション材が不要であるし、第3に雨仕舞を良好にでき
るし、第4に構造的に強固にできるし、第5に材料の寸
法調整が可能等の多くの作用効果を奏する。
成し、この両立上り部2,2の上端より内方に山形屈曲
部3,3及び谷形屈曲部4,4を連続して形成し、この
両谷形屈曲部4,4より略垂直状の側部5,5を夫々形
成し、この両側部5,5の上端より外方に弾発頂片6,
6を夫々形成して建築用板Aとし、垂直状部9の下端に
は取付底部10を設け、その垂直状部9の上端の両側に
係止折返し片11,11を設けた吊子Cと、前記建築用
板Aとを構造材12上に交互に載置し、建築用板Aの山
形屈曲部3を吊子Cの係止折返し片11に係止し、その
吊子Cを構造材12上に固着し、冠状部7の両下端より
内方に嵌合折返し縁8,8を形成したキャップ材Bを、
前記隣接する建築用板A,Aの弾発頂片6,6個所に被
覆し、キャップ材Bの嵌合折返し縁8,8を建築用板A
の谷形屈曲部4,4に嵌合させて固着した嵌合用外囲体
としたことにより、まず第1に極めて簡易かつ迅速に施
工できるし、第2にキャップ材Bを被嵌するときにもク
ッション材が不要であるし、第3に雨仕舞を良好にでき
るし、第4に構造的に強固にできるし、第5に材料の寸
法調整が可能等の多くの作用効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、従来では金属
製の外囲体の連結個所は断面T字形になるように形成さ
れている(第11図参照)。即ち、隣接する建築用板の
立上り部の上端より互いに逆方向に向くように形成した
水平状の端縁a,a上に、門形状のキャップ材を被覆
し、そのキャップ材の垂下状端縁b,bを端縁a,aに
馳締圧着したものである。このように馳締圧着するに
は、特に大きな力を要するため、手先業で行うには極め
て困難かつ面倒であり、施工効率も悪いものとなってい
る。一方機械式にて施工を行っても、機械自体が大型か
つ重量物であるため、施工効率を大きく改善するには至
らない。また雨仕舞についても、キャップ材と建築用板
の端縁a,a間に毛管現象が作用し易い構造のため雨水
等の浸入の起こる問題点があった。この問題点を解決す
るものとして、キャップ材と建築用板の連結箇所にクッ
ション材を介し、キャップ材を嵌合式にしたものが存在
している。そのクッション材によって、隣接する建築用
板の連結箇所に被覆したキャップ材は弾発的に上方に加
圧され、確実な嵌合がなされている。この構造によって
施工性が改善され、水密的にも勝れたものとなってい
る。
製の外囲体の連結個所は断面T字形になるように形成さ
れている(第11図参照)。即ち、隣接する建築用板の
立上り部の上端より互いに逆方向に向くように形成した
水平状の端縁a,a上に、門形状のキャップ材を被覆
し、そのキャップ材の垂下状端縁b,bを端縁a,aに
馳締圧着したものである。このように馳締圧着するに
は、特に大きな力を要するため、手先業で行うには極め
て困難かつ面倒であり、施工効率も悪いものとなってい
る。一方機械式にて施工を行っても、機械自体が大型か
つ重量物であるため、施工効率を大きく改善するには至
らない。また雨仕舞についても、キャップ材と建築用板
の端縁a,a間に毛管現象が作用し易い構造のため雨水
等の浸入の起こる問題点があった。この問題点を解決す
るものとして、キャップ材と建築用板の連結箇所にクッ
ション材を介し、キャップ材を嵌合式にしたものが存在
している。そのクッション材によって、隣接する建築用
板の連結箇所に被覆したキャップ材は弾発的に上方に加
圧され、確実な嵌合がなされている。この構造によって
施工性が改善され、水密的にも勝れたものとなってい
る。
しかしながら、キャップ材を嵌合するときに、キャップ
材と建築用板の連結箇所にクッション材を介在させるた
め施工工程が増加し、面倒となっている。また、クッシ
ョン材も長期に亘って使用していると屡,弾性力が劣化
し、キャップ材が緩む原因になる等の問題点も存在して
いる。
材と建築用板の連結箇所にクッション材を介在させるた
め施工工程が増加し、面倒となっている。また、クッシ
ョン材も長期に亘って使用していると屡,弾性力が劣化
し、キャップ材が緩む原因になる等の問題点も存在して
いる。
ところが、本発明においては、クッション材の代わりに
弾発頂片6を建築用板Aに設けたことにより、クッショ
ン材によって及ぼされる外囲体の問題点を悉く解決する
ことができるものである。
弾発頂片6を建築用板Aに設けたことにより、クッショ
ン材によって及ぼされる外囲体の問題点を悉く解決する
ことができるものである。
まず、隣接する建築用板A,Aの連結箇所にキャップ材
Bを押圧すると、その嵌合折返し縁8の先端が建築用板
Aの谷形屈曲部4の下端を乗り越えた段階で、押圧を解
除すると、今度は弾発頂片6の弾発にて、キャップ材B
の嵌合折返し縁8が建築用板Aの谷形屈曲部4に嵌合す
るものである。これらの施工は、実際には瞬時に行うこ
とができる。
Bを押圧すると、その嵌合折返し縁8の先端が建築用板
Aの谷形屈曲部4の下端を乗り越えた段階で、押圧を解
除すると、今度は弾発頂片6の弾発にて、キャップ材B
の嵌合折返し縁8が建築用板Aの谷形屈曲部4に嵌合す
るものである。これらの施工は、実際には瞬時に行うこ
とができる。
この場合、キャップ材Bの板厚が厚くとも馳締めとは異
なり、簡単に嵌合できる。
なり、簡単に嵌合できる。
また、弾発頂片6の弾力性の作用のため、風圧,振動等
によって緩みにくく板鳴現象を最小限にできるとともに
嵌合部が外れにくくなっている。
によって緩みにくく板鳴現象を最小限にできるとともに
嵌合部が外れにくくなっている。
また、クッション材のように弾性力が次第に減少してゆ
くことがなく、弾発頂片6によってキャップ材Bは永続
的に確実な嵌合を維持できる。前述のように、本発明に
おいては、建築用板Aに弾発頂片6を一体的に設け、ク
ッション材を不要としたことで、クッション材の欠点を
排除し、その長所のみを生かすことができるものであ
る。
くことがなく、弾発頂片6によってキャップ材Bは永続
的に確実な嵌合を維持できる。前述のように、本発明に
おいては、建築用板Aに弾発頂片6を一体的に設け、ク
ッション材を不要としたことで、クッション材の欠点を
排除し、その長所のみを生かすことができるものであ
る。
本発明は、弾発頂片6が、常にキャップ材Bの冠状部7
を上方に加圧し、このとき弾発頂片6の先端付近のみが
冠状部7の頂部箇所に接している。従って、建築用板A
とキャップ材Bとの間には、必然的に空隙部が形成され
ることとなり、毛管減少による雨水等の浸入を防止し、
本発明における雨仕舞を良好にできる。
を上方に加圧し、このとき弾発頂片6の先端付近のみが
冠状部7の頂部箇所に接している。従って、建築用板A
とキャップ材Bとの間には、必然的に空隙部が形成され
ることとなり、毛管減少による雨水等の浸入を防止し、
本発明における雨仕舞を良好にできる。
次に、本発明においては、隣接する建築用板A,Aの連
結箇所は、建築用板Aキャップ材B及び吊子Cが夫々断
面係数が大きな形状となっており、これらが互いに係
止,嵌合し合うことが総合的に断面係数が極めて大きく
なり、強固な嵌合用外囲体を提供できる効果がある。
結箇所は、建築用板Aキャップ材B及び吊子Cが夫々断
面係数が大きな形状となっており、これらが互いに係
止,嵌合し合うことが総合的に断面係数が極めて大きく
なり、強固な嵌合用外囲体を提供できる効果がある。
ところで、従来の建築用板を形成するための母材となる
帯状の規格材料は、プラス側に許容誤差寸法が認められ
ており、規格材料の金属板の幅をスリッターにて誤差の
ない幅に切断して所望の建築用板にロール成形してい
た。この点本発明においては、スリッターにて切断せ
ず、規格材料の幅が許容範囲で広くなっていても、弾発
頂片6が少し長く形成されるのみであり、キャップ材B
の嵌合にも影響は及ばないものである。さらに、その規
格材料の端は、他の部分よりも一般に良好なる防錆処理
がなされており、ひいては、本発明の構成部材たる建築
用板A自体を防錆の面から勝れたものにできる。
帯状の規格材料は、プラス側に許容誤差寸法が認められ
ており、規格材料の金属板の幅をスリッターにて誤差の
ない幅に切断して所望の建築用板にロール成形してい
た。この点本発明においては、スリッターにて切断せ
ず、規格材料の幅が許容範囲で広くなっていても、弾発
頂片6が少し長く形成されるのみであり、キャップ材B
の嵌合にも影響は及ばないものである。さらに、その規
格材料の端は、他の部分よりも一般に良好なる防錆処理
がなされており、ひいては、本発明の構成部材たる建築
用板A自体を防錆の面から勝れたものにできる。
なお、弾発頂片6の幅方向中央に凹形条6aを形成すれ
ば、第10図に示すように、シール材15を収納するこ
とができ、水密性と格段と良好にできる。また、キャッ
プ材Bの嵌合折返し縁8に屈曲端縁8aを一体形成すれ
ば、建築用板Aの山形屈曲部3と屈曲端縁8aとで第1
図,第2図に示すように、空隙部が形成され、毛管現象
による雨水等の浸入を、前述の構成とが相乗的に作用し
て二重に防止することができる。さらに、吊子Cの係止
折返し片11の先端に折返し端縁11aを一体的に設け
れば、係止折返し片11が建築用板Aの谷形屈曲部4を
補強することとなり(第2図,第10図参照)、キャッ
プ材Bの被嵌時に、もっとも外力のかかり易い谷形屈曲
部4を強固なものとし、キャップ材Bの被嵌時における
谷形屈曲部4の変形を防止することができる利点があ
る。
ば、第10図に示すように、シール材15を収納するこ
とができ、水密性と格段と良好にできる。また、キャッ
プ材Bの嵌合折返し縁8に屈曲端縁8aを一体形成すれ
ば、建築用板Aの山形屈曲部3と屈曲端縁8aとで第1
図,第2図に示すように、空隙部が形成され、毛管現象
による雨水等の浸入を、前述の構成とが相乗的に作用し
て二重に防止することができる。さらに、吊子Cの係止
折返し片11の先端に折返し端縁11aを一体的に設け
れば、係止折返し片11が建築用板Aの谷形屈曲部4を
補強することとなり(第2図,第10図参照)、キャッ
プ材Bの被嵌時に、もっとも外力のかかり易い谷形屈曲
部4を強固なものとし、キャップ材Bの被嵌時における
谷形屈曲部4の変形を防止することができる利点があ
る。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は本
発明の斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は建
築用板の斜視図、第4図はキャップ材の斜視図、第5図
は長尺な吊子の斜視図、第6図は部分的な吊子の斜視
図、第7図は本発明の葺成工程を示す断面図、第8図,
第9図は本発明の要部の葺成工程を示す縦断面図、第1
0図は本発明の別の実施例の縦断面図、第11図は従来
公知の外囲体の要部断面図である。 A……建築用板、1……主板、 2……立上り部、3……山形屈曲部、 4……谷形屈曲部、5……側部、 6……弾発頂片、B……キャップ材、 7……冠状部、8……嵌合折返し縁 8a……屈曲端縁、C……吊子、 9……垂直状部、10……取付底部、 11……係止折返し片、12……構造材。
発明の斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は建
築用板の斜視図、第4図はキャップ材の斜視図、第5図
は長尺な吊子の斜視図、第6図は部分的な吊子の斜視
図、第7図は本発明の葺成工程を示す断面図、第8図,
第9図は本発明の要部の葺成工程を示す縦断面図、第1
0図は本発明の別の実施例の縦断面図、第11図は従来
公知の外囲体の要部断面図である。 A……建築用板、1……主板、 2……立上り部、3……山形屈曲部、 4……谷形屈曲部、5……側部、 6……弾発頂片、B……キャップ材、 7……冠状部、8……嵌合折返し縁 8a……屈曲端縁、C……吊子、 9……垂直状部、10……取付底部、 11……係止折返し片、12……構造材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 敏彦 東京都中央区京橋2丁目9番2号 三晃金 属工業株式会社内 (72)発明者 堀崎 喜資 東京都中央区京橋2丁目9番2号 三晃金 属工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】主板の両側に立上り部を形成し、この両立
上り部の上端より内方に山形屈曲部及び谷形屈曲部を連
続して形成し、この両谷形屈曲部より略垂直状の側部を
夫々形成し、この両側部の上端より外方に弾発頂片を夫
々形成して建築用板とし、垂直状部の下端には取付底部
を設け、その垂直状部の上端の両側に折返し片を設けた
吊子と、前記建築用板とを構造材上に交互に載置し、建
築用板の山形屈曲部を吊子の係止折返し片に係止し、そ
の吊子を構造材上に固着し、冠状部の両下端より内方に
嵌合折返し縁を形成したキャップ材を、前記隣接する建
築用板の弾発頂片箇所に被覆し、キャップ材の嵌合折返
し縁を建築用板の谷形屈曲部に嵌合させて固着したこと
を特徴とした嵌合用外囲体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29209085A JPH0623468B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 嵌合用外囲体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29209085A JPH0623468B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 嵌合用外囲体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62153454A JPS62153454A (ja) | 1987-07-08 |
| JPH0623468B2 true JPH0623468B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=17777420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29209085A Expired - Lifetime JPH0623468B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 嵌合用外囲体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623468B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6458753A (en) * | 1987-08-29 | 1989-03-06 | Sanko Metal Ind | Fitting package |
| JPH0514974Y2 (ja) * | 1987-08-29 | 1993-04-21 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29209085A patent/JPH0623468B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62153454A (ja) | 1987-07-08 |
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