JPH0623544Y2 - 耐熱性サーマル・ディレード・タック・シート - Google Patents
耐熱性サーマル・ディレード・タック・シートInfo
- Publication number
- JPH0623544Y2 JPH0623544Y2 JP1988030158U JP3015888U JPH0623544Y2 JP H0623544 Y2 JPH0623544 Y2 JP H0623544Y2 JP 1988030158 U JP1988030158 U JP 1988030158U JP 3015888 U JP3015888 U JP 3015888U JP H0623544 Y2 JPH0623544 Y2 JP H0623544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- adhesive
- sheet
- sensitive
- delayed tack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、特に耐熱性が要求される場合に使用可能な、
ラベル、シール、壁紙、ステッカー、荷札、石膏ボー
ド、等用のサーマル・ディレード・タック・シートに関
する。
ラベル、シール、壁紙、ステッカー、荷札、石膏ボー
ド、等用のサーマル・ディレード・タック・シートに関
する。
B.従来の技術及び考案が解決しようとする課題 ラベル、シールなどに使用されるタック・シートとして
は、基材シートの裏面に永久タック加工を施しそこへ離
型紙(リリースペーパー)を仮着させた、基材シート/
タック糊/リリースペーパーの3者の組合せから成るタ
ック・シートが良く使用されるが、リリースペーパーは
使用後は不用物となり廃棄物すなわちゴミとなって処分
に苦慮するばかりでなく、タック・シート使用上コスト
高の原因となっている。
は、基材シートの裏面に永久タック加工を施しそこへ離
型紙(リリースペーパー)を仮着させた、基材シート/
タック糊/リリースペーパーの3者の組合せから成るタ
ック・シートが良く使用されるが、リリースペーパーは
使用後は不用物となり廃棄物すなわちゴミとなって処分
に苦慮するばかりでなく、タック・シート使用上コスト
高の原因となっている。
この対策の1つとして、基材シートの裏面に、通常非粘
着性であるが加熱によって活性化して粘着性が生じしか
も降温後も粘着性が持続する感熱遅延型粘接着剤を塗設
したサーマル・ディレード・タック・シートが既に提案
されて使用されている。このものは、加熱前は非粘着性
なので離型紙(リリースペーパー)なしで該シートを巻
取ったり積み重ねたり出来る。従って、上記のリリース
ペーパーによるゴミとコスト高の問題は解決される。
着性であるが加熱によって活性化して粘着性が生じしか
も降温後も粘着性が持続する感熱遅延型粘接着剤を塗設
したサーマル・ディレード・タック・シートが既に提案
されて使用されている。このものは、加熱前は非粘着性
なので離型紙(リリースペーパー)なしで該シートを巻
取ったり積み重ねたり出来る。従って、上記のリリース
ペーパーによるゴミとコスト高の問題は解決される。
しかし、サーマル・ディレード・タック糊は通常、アク
リル系、酢ビ系などの接着剤とロジン系などの粘着付与
剤とフタル酸ジシクロヘキシルなどの固体可塑剤とから
主として成るので、普通100℃程度以上に加熱すると上
記配合物は直ちに溶融し粘着性が出現するので貼付でき
るが、200〜300℃のような高温物体に長時間貼付したま
まにすることは高温時の保持力低下から困難である。
リル系、酢ビ系などの接着剤とロジン系などの粘着付与
剤とフタル酸ジシクロヘキシルなどの固体可塑剤とから
主として成るので、普通100℃程度以上に加熱すると上
記配合物は直ちに溶融し粘着性が出現するので貼付でき
るが、200〜300℃のような高温物体に長時間貼付したま
まにすることは高温時の保持力低下から困難である。
すなわち、製鉄現場や熱硬化性塗料の熱硬化工程などの
分野で使用するロット表示ラベルあるいは非塗工部の被
覆用シートなどは、200ないし300℃の高温に数十分間程
度その粘着力が持続することが要求されるが、通常のタ
ック糊のみならず感熱遅延型粘接着剤でもこのような高
温度に長時間は耐えることができない。
分野で使用するロット表示ラベルあるいは非塗工部の被
覆用シートなどは、200ないし300℃の高温に数十分間程
度その粘着力が持続することが要求されるが、通常のタ
ック糊のみならず感熱遅延型粘接着剤でもこのような高
温度に長時間は耐えることができない。
一方、高温度に耐える粘着剤としてシリコーン系粘着剤
が知られている。ところが、このシリコーン系粘着剤を
感熱遅延型粘接着剤に混入して基材シートに塗設する
と、塗面が常温でもベタついて、シートを巻取ったり重
ねたりするとブロッキングが起って実用にならないこと
が判った。
が知られている。ところが、このシリコーン系粘着剤を
感熱遅延型粘接着剤に混入して基材シートに塗設する
と、塗面が常温でもベタついて、シートを巻取ったり重
ねたりするとブロッキングが起って実用にならないこと
が判った。
C.課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案者は、シリコーン系
粘着剤をマイクロカプセル内に封じ込めてから感熱遅延
型粘接着剤へ混入し、耐熱性基材シートの裏面へ塗設す
るという手段を講じた。
粘着剤をマイクロカプセル内に封じ込めてから感熱遅延
型粘接着剤へ混入し、耐熱性基材シートの裏面へ塗設す
るという手段を講じた。
こうすることによって、塗設シートは巻取ったり積み重
ねてもブロッキングを起すことがなくなった。
ねてもブロッキングを起すことがなくなった。
こうして作製した塗設シートに熱風や赤外線を当てて加
熱すると先ず感熱遅延型粘接着材が活性化して粘着性が
生じ、物品に圧着すれば初期粘着が行なわれる。この押
し付け時にマイクロカプセルが破壊され、封じ込められ
ていたシリコーン系粘着剤が放出される。この後にこの
タック・シートが高温下に置かれたときは、マイクロカ
プセルから放出されたシリコーン系粘着剤が働いて耐熱
粘着性が得られるのである。
熱すると先ず感熱遅延型粘接着材が活性化して粘着性が
生じ、物品に圧着すれば初期粘着が行なわれる。この押
し付け時にマイクロカプセルが破壊され、封じ込められ
ていたシリコーン系粘着剤が放出される。この後にこの
タック・シートが高温下に置かれたときは、マイクロカ
プセルから放出されたシリコーン系粘着剤が働いて耐熱
粘着性が得られるのである。
基材シートが繊維から成る紙様もしくは布様シートであ
る場合は特に、タック糊が基材シートに滲み込んで有効
糊量が減ってしまうので、鉱物質顔料と高分子性結合剤
とから主として成るバリアー層を基剤シート裏面に設け
るとよい。
る場合は特に、タック糊が基材シートに滲み込んで有効
糊量が減ってしまうので、鉱物質顔料と高分子性結合剤
とから主として成るバリアー層を基剤シート裏面に設け
るとよい。
シリコーン系粘着剤は市販のものでよく、キシレン等の
溶液の形で公知のマイクロカプセル化法に従って、マイ
クロカプセルに内含させる。マイクロカプセル化法とし
ては水性エマルジョンの形で得られるコアセルベーショ
ン法、インサイチュ重合法、界面重合法などが本考案に
おいても好都合である。
溶液の形で公知のマイクロカプセル化法に従って、マイ
クロカプセルに内含させる。マイクロカプセル化法とし
ては水性エマルジョンの形で得られるコアセルベーショ
ン法、インサイチュ重合法、界面重合法などが本考案に
おいても好都合である。
感熱遅延型粘接着剤も、接着剤、粘着付与剤、固体可塑
剤を水性エマルジョンの形で調合したものが得られるの
で、上記マイクロカプセル水性エマルジョンと混合し、
基材シートへ水性塗工し乾燥すれば本考案の物品が得ら
れる。
剤を水性エマルジョンの形で調合したものが得られるの
で、上記マイクロカプセル水性エマルジョンと混合し、
基材シートへ水性塗工し乾燥すれば本考案の物品が得ら
れる。
D.実施例 実施例を第1図、第2図に示す。
第1図は、耐熱性基材シート1の裏面へ、感熱遅延型粘
接着剤の水性調合エマルジョン液とシリコーン系粘着剤
内含マイクロカプセルの水性エマルジョン液とを均一に
混合した塗工液を塗工後乾燥して得た粘接着剤層2を有
する耐熱性サーマル・ディレード・タック・シートの例
であって、感熱遅延型粘接着剤固形分3とシリコーン系
粘着剤内含マイクロカプセル固形分4との混合比が目
的、用途によってその好適値は変り得るが、耐熱粘着性
に重点を置く場合は後者が50ないし75%含まれるの
がよい。初期粘着性に重点を置く場合は逆に前者が50
ないし75%含まれるのがよい。
接着剤の水性調合エマルジョン液とシリコーン系粘着剤
内含マイクロカプセルの水性エマルジョン液とを均一に
混合した塗工液を塗工後乾燥して得た粘接着剤層2を有
する耐熱性サーマル・ディレード・タック・シートの例
であって、感熱遅延型粘接着剤固形分3とシリコーン系
粘着剤内含マイクロカプセル固形分4との混合比が目
的、用途によってその好適値は変り得るが、耐熱粘着性
に重点を置く場合は後者が50ないし75%含まれるの
がよい。初期粘着性に重点を置く場合は逆に前者が50
ないし75%含まれるのがよい。
第2図は基材シート1に接してバリアー層5を設け、そ
にれ設して粘接着剤層2を設けた例であって、バリアー
層5は粘接着剤層5を設ける前にあらかじめ熱硬化させ
て置くと、使用の際高温にさらされても感熱遅延型粘着
剤やシリコーン系粘着剤が基材シートへ滲み込んでしま
うのをシャット・アウトすることが出来て大変好まし
い。
にれ設して粘接着剤層2を設けた例であって、バリアー
層5は粘接着剤層5を設ける前にあらかじめ熱硬化させ
て置くと、使用の際高温にさらされても感熱遅延型粘着
剤やシリコーン系粘着剤が基材シートへ滲み込んでしま
うのをシャット・アウトすることが出来て大変好まし
い。
E.考案の効果 以上詳述した通り、耐熱性基材シートの裏面に感熱遅延
型粘接着剤とシリコーン系粘着剤内含マイクロカプセル
を混合した粘接着剤層を設けることにより、離型紙(リ
リースペーパー)なしでも巻取ったり重ねたりすること
ができるタック・シートが得られ、しかも初期粘着性と
高温下での粘着耐久性とを兼ね備えた耐熱性サーマル・
ディレード・タック・シートの製造が可能となった。
型粘接着剤とシリコーン系粘着剤内含マイクロカプセル
を混合した粘接着剤層を設けることにより、離型紙(リ
リースペーパー)なしでも巻取ったり重ねたりすること
ができるタック・シートが得られ、しかも初期粘着性と
高温下での粘着耐久性とを兼ね備えた耐熱性サーマル・
ディレード・タック・シートの製造が可能となった。
更に、基材シートの直下に接してバリアー層を設けると
有効糊量の減少を防止できるようになった。
有効糊量の減少を防止できるようになった。
第1〜2図は、本考案の実施例を示す耐熱性基材シート
の裏面に感熱遅延型粘接着剤とシリコーン系粘着剤内包
マイクロカプセルを混合した粘接着剤層を設けた耐熱性
サーマル・ディレード・タック・シートの模式的断面図
である。 図中、1……耐熱性基材シート、 2……粘接着剤層、 3……感熱遅延型粘接着剤、 4……シリコーン系粘着剤内含マイクロカプセル 5……バリアー層 をそれぞれ示す。
の裏面に感熱遅延型粘接着剤とシリコーン系粘着剤内包
マイクロカプセルを混合した粘接着剤層を設けた耐熱性
サーマル・ディレード・タック・シートの模式的断面図
である。 図中、1……耐熱性基材シート、 2……粘接着剤層、 3……感熱遅延型粘接着剤、 4……シリコーン系粘着剤内含マイクロカプセル 5……バリアー層 をそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/10 C 7028−5G
Claims (2)
- 【請求項1】耐熱性基材シート1の裏面に、通常非粘着
性で熱時活性化して粘着性が生じしかも降温後も粘着性
が持続する感熱遅延型粘接着剤3と、シリコーン系粘着
剤を内含するマイクロカプセル4とを混合した粘接着剤
層2を設けた耐熱性サーマル・ディレード・タック・シ
ート。 - 【請求項2】耐熱性基材シート1と粘接着剤層2との間
に、鉱物質顔料と高分子性結合剤とから主として成るバ
リアー層5を介在させた、請求項(1)記載の耐熱性サー
マル・ディレード・タック・シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988030158U JPH0623544Y2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | 耐熱性サーマル・ディレード・タック・シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988030158U JPH0623544Y2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | 耐熱性サーマル・ディレード・タック・シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01136147U JPH01136147U (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0623544Y2 true JPH0623544Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31254974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988030158U Expired - Lifetime JPH0623544Y2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | 耐熱性サーマル・ディレード・タック・シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623544Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS612783A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-08 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 感熱デイレ−ドタツク用基紙 |
| JPS62164777A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-21 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 感熱性粘着組成物 |
| JPH0339519Y2 (ja) * | 1986-07-03 | 1991-08-20 |
-
1988
- 1988-03-07 JP JP1988030158U patent/JPH0623544Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01136147U (ja) | 1989-09-18 |
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