JPH0623551Y2 - 石鹸入り繊維シ−ト - Google Patents
石鹸入り繊維シ−トInfo
- Publication number
- JPH0623551Y2 JPH0623551Y2 JP967087U JP967087U JPH0623551Y2 JP H0623551 Y2 JPH0623551 Y2 JP H0623551Y2 JP 967087 U JP967087 U JP 967087U JP 967087 U JP967087 U JP 967087U JP H0623551 Y2 JPH0623551 Y2 JP H0623551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soap
- heat
- woven fabric
- water
- synthetic fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detergent Compositions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、石鹸入り繊維シートの改良に関するものであ
る。
る。
(従来の技術及びその問題点) 従来から石鹸は、多用な用途に適応させるように固体,
液体,粉体等の各形状に加工され使用されていることは
周知の所である。
液体,粉体等の各形状に加工され使用されていることは
周知の所である。
そして、これらの石鹸は、各々それ自体を保持させる容
器が必要となるので、このため例えば旅行やスポーツ用
として用いる場合には容器の形状により必然的に旅行あ
るいはスポーツバックなどの内部スペースを大きくとる
ことになり、携帯用として不便なものとなるなどの問題
がある。
器が必要となるので、このため例えば旅行やスポーツ用
として用いる場合には容器の形状により必然的に旅行あ
るいはスポーツバックなどの内部スペースを大きくとる
ことになり、携帯用として不便なものとなるなどの問題
がある。
また、最近では、石鹸を固形フィルム化したものが提供
されているが、このフィルム石鹸では一度水に濡らした
後では原形を維持することが困難であるので、これから
残余の石鹸分を効率よく使用することができないなどの
問題を露呈する。
されているが、このフィルム石鹸では一度水に濡らした
後では原形を維持することが困難であるので、これから
残余の石鹸分を効率よく使用することができないなどの
問題を露呈する。
そこで、例えば「実願昭59−102270号」に見ら
れるように、水,湯に濡らすことによってシート表面及
び内部より石鹸による起泡が旺盛になされる繊維シート
が開発された。この繊維シートは使用前は石鹸層の担持
体であると同時に水に濡らした后は泡の担持体兼展延体
として、更には垢すり用として即ち、通常の手ぬぐいの
ような払拭体として機能するなど有益なもので使用者間
でも好評を博するものとなった。しかし、このものは製
造上石鹸を上下一対の脱脂綿帯内に層状となるように供
給しながら、上下より圧縮ロールで両綿帯をスチーム加
熱下でエンボス加工しながらプレスするもので、この場
合、高温,高圧下で処理する必要があることからその装
置が大型化するなどの改善すべき問題点が生産上残され
ており、この解決が望まれる状況にあった。
れるように、水,湯に濡らすことによってシート表面及
び内部より石鹸による起泡が旺盛になされる繊維シート
が開発された。この繊維シートは使用前は石鹸層の担持
体であると同時に水に濡らした后は泡の担持体兼展延体
として、更には垢すり用として即ち、通常の手ぬぐいの
ような払拭体として機能するなど有益なもので使用者間
でも好評を博するものとなった。しかし、このものは製
造上石鹸を上下一対の脱脂綿帯内に層状となるように供
給しながら、上下より圧縮ロールで両綿帯をスチーム加
熱下でエンボス加工しながらプレスするもので、この場
合、高温,高圧下で処理する必要があることからその装
置が大型化するなどの改善すべき問題点が生産上残され
ており、この解決が望まれる状況にあった。
また、綿不織布自体も高温,高圧及びエンボス処理を受
けているために、綿材料の割には肌触りが硬いという使
途によってはなお改善される点も残されていた。
けているために、綿材料の割には肌触りが硬いという使
途によってはなお改善される点も残されていた。
本考案は、上記従来の問題点の解消のためになされたも
ので、従来の如き高温,高圧用の大型な装置を要するこ
となく比較的低温,低圧下で簡便に融着加工でき、且つ
使用感覚のよい石鹸入り繊維シートを提供することを目
的としている。
ので、従来の如き高温,高圧用の大型な装置を要するこ
となく比較的低温,低圧下で簡便に融着加工でき、且つ
使用感覚のよい石鹸入り繊維シートを提供することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための構成を実施例に対応する第1
〜2図を用いて説明すると、本考案は図示のように、石
鹸層1を両側より挟持した上下一対の熱融着性合成繊維
不織布2と、この熱融着性合成繊維不織布の2上下面に
積層した吸水性セルローズ系不織布3,3とから成るも
ので、上記熱融着性合成繊維不織布2と吸水性セルロー
ズ系不織布3,3とは、比較的低温,低圧下での熱圧に
より相互に熱融着してその厚み方向に堅固に合体し石鹸
入り繊維シートA,Bを構成する。本考案において、石
鹸1を両側より挟持する熱融着性合成繊維不織布2とし
ては、ポリエチレンやポリプロピレンなど比較的低融点
の合成繊維不織布が対象となる。石鹸材料はこの熱融着
性合成繊維不織布2の内部に化粧用石鹸もしくは洗濯用
石鹸粉末などを単位面積当りに必要最小限量用いればよ
く、石鹸量を多くする目的の場合、不織布2,2間の熱
融着の悪化を防止する意味から第2図に示すように、熱
融着性のポリエチレンやエチレンビニルアセテートなど
からなる合成樹脂ビーズ1aや同パウダー1bと混合す
るようにしてもよい。また、上記吸水性の不織布3,3
としては、天然のセルローズ系もしくは合成セルローズ
系繊維など適宜選択し採用できる。
〜2図を用いて説明すると、本考案は図示のように、石
鹸層1を両側より挟持した上下一対の熱融着性合成繊維
不織布2と、この熱融着性合成繊維不織布の2上下面に
積層した吸水性セルローズ系不織布3,3とから成るも
ので、上記熱融着性合成繊維不織布2と吸水性セルロー
ズ系不織布3,3とは、比較的低温,低圧下での熱圧に
より相互に熱融着してその厚み方向に堅固に合体し石鹸
入り繊維シートA,Bを構成する。本考案において、石
鹸1を両側より挟持する熱融着性合成繊維不織布2とし
ては、ポリエチレンやポリプロピレンなど比較的低融点
の合成繊維不織布が対象となる。石鹸材料はこの熱融着
性合成繊維不織布2の内部に化粧用石鹸もしくは洗濯用
石鹸粉末などを単位面積当りに必要最小限量用いればよ
く、石鹸量を多くする目的の場合、不織布2,2間の熱
融着の悪化を防止する意味から第2図に示すように、熱
融着性のポリエチレンやエチレンビニルアセテートなど
からなる合成樹脂ビーズ1aや同パウダー1bと混合す
るようにしてもよい。また、上記吸水性の不織布3,3
としては、天然のセルローズ系もしくは合成セルローズ
系繊維など適宜選択し採用できる。
(作用) 上記構成のシートA,Bにおいて、石鹸を内部に介層し
た熱融着性合成繊維不織布2,2は、その上下面に熱融
着した吸水性セルローズ系不織布3,3ともども不織布
の繊維間隙を通して侵入する水分を内部に吸い込んで石
鹸層1を逐次溶解せしめて該石鹸分を熱融着性不織布
2,2とセルローズ系吸水性不織布3,3との厚みを経
由させ該シートA,B表面より順次起泡状態として排出
する。
た熱融着性合成繊維不織布2,2は、その上下面に熱融
着した吸水性セルローズ系不織布3,3ともども不織布
の繊維間隙を通して侵入する水分を内部に吸い込んで石
鹸層1を逐次溶解せしめて該石鹸分を熱融着性不織布
2,2とセルローズ系吸水性不織布3,3との厚みを経
由させ該シートA,B表面より順次起泡状態として排出
する。
従って、本考案シートA,Bは、その外面から泡立ち状
態の石鹸分を間断なく供給する手段と相俟って被清浄物
に対する払拭手段としての役割をなす。
態の石鹸分を間断なく供給する手段と相俟って被清浄物
に対する払拭手段としての役割をなす。
しかして、上記吸水性不織布3,3は、上記払拭手段と
して使用された後も不織布2,3間及び2,2間の強固
な融着によりこれら層間に剥離を生ずることがなく再使
用に供される。
して使用された後も不織布2,3間及び2,2間の強固
な融着によりこれら層間に剥離を生ずることがなく再使
用に供される。
(実施例) 第1図は、洗顔や人体の洗浄用として好適な石鹸入りシ
ートAの構成を示すもので、図示のように、熱融着性合
成繊維不織布2は例えば該布地自体が8〜20g/m2の
繊維密度を有し、その不織布2,2間には公知の供給手
段により供給された化粧用石鹸の粉末1を層状に介在さ
せてなり、そして、上記熱融着性合成繊維不織布2の
上,下面に積層した吸水性不織布3,3は、例えば40g
/m2の繊維密度を有するセルローズ系不織布からなる。
ートAの構成を示すもので、図示のように、熱融着性合
成繊維不織布2は例えば該布地自体が8〜20g/m2の
繊維密度を有し、その不織布2,2間には公知の供給手
段により供給された化粧用石鹸の粉末1を層状に介在さ
せてなり、そして、上記熱融着性合成繊維不織布2の
上,下面に積層した吸水性不織布3,3は、例えば40g
/m2の繊維密度を有するセルローズ系不織布からなる。
この構成からなる繊維シートAは、スチームによって略
100〜180℃の範囲で加熱されるとともに、200〜2,000Kg
/cm2の圧力下で厚み方向に低熱圧されるだけで積層シ
ート状とされる。
100〜180℃の範囲で加熱されるとともに、200〜2,000Kg
/cm2の圧力下で厚み方向に低熱圧されるだけで積層シ
ート状とされる。
また、吸水性不織布3,3を形成する上記セルローズ系
不織布として合成セルローズ系不織布、例えば、二村化
学工業K,Kの商品名「TCF」もしくは旭化成工業
K,Kの商品名「ベンリーゼ」が適宜用いられる。
不織布として合成セルローズ系不織布、例えば、二村化
学工業K,Kの商品名「TCF」もしくは旭化成工業
K,Kの商品名「ベンリーゼ」が適宜用いられる。
第2図に示すものは、洗浄面積が比較的大きく石鹸量を
多く必要とする例えば自動的の車体などの洗浄用として
適したシートBの構成を示すもので、第1実施例のもの
と同質からなる熱融着性合成繊維不織布2の内部に石鹸
粉を特に熱融着性合成樹脂ビーズ1aや熱融着性合成樹
脂パウダー1bと混合して供給しこれにより石鹸層1を
形成し、その上下面に第1実施例同様の吸水性セルロー
ズ系不織布3,3を積層している。
多く必要とする例えば自動的の車体などの洗浄用として
適したシートBの構成を示すもので、第1実施例のもの
と同質からなる熱融着性合成繊維不織布2の内部に石鹸
粉を特に熱融着性合成樹脂ビーズ1aや熱融着性合成樹
脂パウダー1bと混合して供給しこれにより石鹸層1を
形成し、その上下面に第1実施例同様の吸水性セルロー
ズ系不織布3,3を積層している。
本実施例では上記のように、特に合成樹脂ビーズ1aや
パウダー1bを石鹸粉に混合させた用いた理由は上述し
たように面積の比較的大きい被洗浄物を対象としている
ので、熱融着性不織布2,2間の石鹸量も多くする必要
があり、この石鹸量によって熱融着性不織布2,2相互
が外方に膨出して融着性を低下するのを防ぐためで、該
熱融着性合成繊維不織布2,2と、石鹸層1中の熱融着
性合成樹脂ビーズ1aや熱融着性合成樹脂パウダー1b
とを各々互いに熱融着せしめることに不織布2,2間の
熱融着を保証するのである。
パウダー1bを石鹸粉に混合させた用いた理由は上述し
たように面積の比較的大きい被洗浄物を対象としている
ので、熱融着性不織布2,2間の石鹸量も多くする必要
があり、この石鹸量によって熱融着性不織布2,2相互
が外方に膨出して融着性を低下するのを防ぐためで、該
熱融着性合成繊維不織布2,2と、石鹸層1中の熱融着
性合成樹脂ビーズ1aや熱融着性合成樹脂パウダー1b
とを各々互いに熱融着せしめることに不織布2,2間の
熱融着を保証するのである。
(考案の効果) 以上のように、本考案の石鹸入りシートは、石鹸層を挟
持した熱融着性合成繊維不織布と、この上下面に積層し
た吸水性セルローズ系不織布とよりなるものであり、従
来のように高温,高圧下でのプレス加工をすることな
く、比較的低い温度と圧力下で各不織布を融着一体とで
き、製造面でも装置面でも至って有利となり、市販の不
織布類を材料と出来るのでコスト上も極めて得である。
持した熱融着性合成繊維不織布と、この上下面に積層し
た吸水性セルローズ系不織布とよりなるものであり、従
来のように高温,高圧下でのプレス加工をすることな
く、比較的低い温度と圧力下で各不織布を融着一体とで
き、製造面でも装置面でも至って有利となり、市販の不
織布類を材料と出来るのでコスト上も極めて得である。
また、シート表面の吸水性不織布の吸水性と相俟ったそ
の肌合いの良さから使用感が極めて良くなるので広い用
途で使用可能となるとともに、熱融着性不織布の適用に
より不織布間の融着接合が強固になるので、寿命が良く
なるなどの効果を発揮する。
の肌合いの良さから使用感が極めて良くなるので広い用
途で使用可能となるとともに、熱融着性不織布の適用に
より不織布間の融着接合が強固になるので、寿命が良く
なるなどの効果を発揮する。
なお、本考案に於て、望なら熱圧の際にエンボス加工を
施すことを可能であるが、このエンボスは本考案品を製
造するための必須の条件ではなく、模様の表現を豊かに
するためだけの理由による。
施すことを可能であるが、このエンボスは本考案品を製
造するための必須の条件ではなく、模様の表現を豊かに
するためだけの理由による。
第1図は本考案の石鹸入り繊維シートの一実施例を示す
断面図,第2図は同別の態様を示す断面図である。 (符号の説明) 1…石鹸層、2…熱融着性合成繊維不織布、3…吸水性
セルローズ系不織布もしくは吸水性合成セルローズ系繊
維不織布、1a…合成樹脂ビーズ、1b…合成樹脂パウ
ダー。
断面図,第2図は同別の態様を示す断面図である。 (符号の説明) 1…石鹸層、2…熱融着性合成繊維不織布、3…吸水性
セルローズ系不織布もしくは吸水性合成セルローズ系繊
維不織布、1a…合成樹脂ビーズ、1b…合成樹脂パウ
ダー。
Claims (2)
- 【請求項1】石鹸層を両側より挟持した上下一対の熱融
着性合成繊維不織布と、この熱融着性合成繊維不織布の
上下面に積層した吸水性セルローズ系不織布とから成
り、上記熱融着性合成繊維不織布と吸水性セルローズ系
不織布とは、熱圧により相互に熱融着し、厚み方向に合
体してなることを特徴とする石鹸入り繊維シート。 - 【請求項2】石鹸層が、熱融着性合成樹脂ビーズもしく
はパウダーを含むものである実用新案登録請求の範囲第
1項記載の石鹸入り繊維シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP967087U JPH0623551Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 石鹸入り繊維シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP967087U JPH0623551Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 石鹸入り繊維シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119646U JPS63119646U (ja) | 1988-08-02 |
| JPH0623551Y2 true JPH0623551Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=30795202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP967087U Expired - Lifetime JPH0623551Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 石鹸入り繊維シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623551Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP967087U patent/JPH0623551Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119646U (ja) | 1988-08-02 |
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