JPH0623559U - 木質バット - Google Patents

木質バット

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JPH0623559U
JPH0623559U JP060747U JP6074792U JPH0623559U JP H0623559 U JPH0623559 U JP H0623559U JP 060747 U JP060747 U JP 060747U JP 6074792 U JP6074792 U JP 6074792U JP H0623559 U JPH0623559 U JP H0623559U
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bat
grip
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wood
outer diameter
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JP060747U
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光男 羅
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打球時に破断せず、従来の木質バットの優れ
た特性をそのまま保持し、プレーヤーの運動障害の発生
を低減して安全の確保を達成できるバットの提供。 【構成】 その一端付近に形成された小径のほぼ同一外
径を有してなる適当な長さの握り部211 と、握り部211
に連続して徐々に外径が増大してなるテーパ部212 と、
他端付近に形成された、前記テーパ部212 と連続する大
径かつ均一外径を有してなる適当な長さの打球面部22と
から構成され、握り部211 およびテーパ部212 の一部を
含めたグリップゾーン21が、その外周面に適当な厚さの
複合材料30層が周設されることにより、その強度を向上
せしめられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は木質バットに関する。さらに詳しくは、強度が高く折れにくいため、 安全にゲームに興じられうるベースボール用の木質バットに関する。
【0002】
【従来の技術】
衆知のように、一般のベースボール用のバットには、木製またはアルミ合金製 (以下、金属バットという)などのものが存在する。金属バットは通常アマチュ アだけに用いられ、プロのばあいは必ず木質のものを使うように規定されている 。ちなみに、木質バット(通常は楓などの木材から造られる)は金属バットに比 べて硬度が低いが、優れた振動減衰作用を備えており、打球の音が比較的鈍く( 図5に示すように、ほぼ75〜85dB)、しかも打球の反発速度が比較的緩慢であ るなどの優れた点を有している。そこでプロ野球において、プレーヤーの安全や 運動傷害を考慮して木質バットを使用すべきと規定したのであるが、実際に使用 してみると次のような問題点があることが判った。
【0003】 簡単に言うと、図6に示すごとく、従来の木質バット10は、大方、図中Aで示 すように外径が比較的細い握り部11と、それに連続して徐々に外径が増大する図 中Bで示すテーパ部12と、それに連続して外径がほぼ一様に太径で適当な長さの 図中Cで示す打球面部13とから構成されている。その打球面部13でボールを打っ て遠くへ飛ばすのであるが、通常木質バットは中実体に造られかつ強度が比較的 低いため、打者にとって適切な重量に対応するように木質バットの外径が制限を 受ける。また、ボールを打つのは一般に打球面部13であるが、逆をつかれてボー ルが思わぬコースに来たばあい、しばしばテーパ部12で打ってしまうことがある 。このテーパ部12から握り部11に至る部分はもっとも強度が低い部分である(こ の部分の外径が最も小さく、かつ打球面部12で打球した際、打球の衝撃力と握り 部11との間に偶力を形成し、しかもテーパ部12がその中間にある)ので、バット が折れてボールと共に飛んで行くような危険な情況が生じる。とくに一般の打者 は相当な力で打球することが多く、折れたバットはかなり遠くまで飛んでプレー ヤーの安全を脅かし、またはプレーヤーがそれによって負傷することもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の木質バットにおける問題点に鑑み、本考案は、その握り部外周面に 複合材料層を被覆して強化し、打球時にバットが折れないようにすると共に、木 質バットの優れた特性をそのまま保持して、プレーヤーの安全を確保し、ならび に運動傷害の発生を低減できる木質バットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、その一端付近に形成された小径のほぼ同一 外径を有してなる適当な長さの握り部と、該握り部と連続して徐々に外径が増大 しつつ伸びるテーパ部と、その他端付近に形成された、前記テーパ部と連続する 大径かつ均一外径を有してなる適当な長さの打球面部とから構成される木質バッ トであって、該握り部およびテーパ部の一部からなるグリップゾーンが、その外 周面に適当な厚さの複合材料層が周設されることにより、その強度が向上させら れ、バッティング時に破断しないように構成されている。
【0006】 そして、前記グリップゾーン全体を複合材料によって成形すると共に、前記複 合材料層と木質部分とをそぎ継ぎにより接合すれば一層好ましくなる。
【0007】
【作用】
本考案は前述のごとく、そのグリップゾーン外周面に軽くかつ剛質な複合材料 層を周設していることから、グリップゾーンの強度が大いに向上し、しかも打球 面部はほとんどそのまま木質材料で形成されているので、木質材料の利点をその まま備えている。グリップゾーンが軽い複合材料で形成されていることから、そ の軽くなった分だけ重量を打球面部に移して打球面部の外径を太くすることがで きる。
【0008】 そして、前記グリップゾーン全体を複合材料によって成形し、複合材料層と木 質バット部分とをそぎ継ぎにより接合すれば、グリップゾーンの強度がより一層 強化されうる。
【0009】 本考案の前記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照して詳細に 説明する以下の実施例から一層あきらかとなろう。
【0010】
【実施例】
図1は本考案における第1の実施例の断面図である。図示のごとく、木質バッ ト20の一端付近にグリップゾーン21が形成され、他端付近に打球面部22(図中C で表示した部分)がそれぞれ形成されている。グリップゾーン21は木質バット20 の小径側の端部付近、すなわち握り部211 (図中Aで表示した部分)の末端から テーパ部212 (図中Bで表示した部分)の一部にいたる部分である。木質バット 20は、その全体が比較的外径の小さい握り部211 からテーパ部212 を経て徐々に 外径が増大して打球面部22に至るまで一体に形成されている。打球面部22の外形 は木質バット20全体のうち最大でかつ均一になっている。打者はこの打球面部22 全長を利用してホームベースのストライクゾーンに投げ込まれたボールを打撃す るのである。
【0011】 つぎに、前記木質バット20の特徴を述べると、グリップゾーン21の外周面に複 合材料30層(本実施例では長繊維複合材料を使用する)を周回りに被覆したこと である。複合材料30層は握り部211 末端周縁からテーパ部212 の一部の周縁にま で延びている。かかる設計により、木質バット20のグリップゾーン21の強度が前 記複合材料30層によって増強され、かつ打撃の際にボールをテーパ部212 あるい は握り部211 で打撃するようなことがあっても、バットが破断するようなことが なく、プレーヤーの安全を確保することができる。
【0012】 図2は本考案における第2の実施例の断面図である。図示の木質バット20は、 その打球面部22から大部分のテーパ部212 にわたり中空状の木質にされている。 一方、握り部211 からテーパ部212 にいたる小径部分は中空状の複合材料30で形 成され、それに連続して外径がより小さい中空状の複合材料30部分(前端という )31が木質の打球面部22の中空部内にまで延びている。この設計により、大いに 木質バット20の強度を向上させうると共に、木質バット20の重量を大幅に軽減す ることができる。したがって、その分だけ打球面部22の直径を太くすることが可 能になり、打率の向上につながる。
【0013】 図3は本考案における第3の実施例の断面図である。本実施例は木質バット20 のテーパ部212 を中空状にし、握り部211 からテーパ部212 の後端部分を中空状 の複合材料30で形成している。そして、複合材料30部の外径がより小さい部分( 前端)31を木質のテーパ部212 の中空内部に挿入する。さらに、木質部と複合材 料30部とはそぎ継ぎしている。この設計により、前記第1、2の実施例と同様に グリップゾーン21の強度を向上すると共に、もっとも重要なことは木質バット20 の重心が打球面部22方向に移動して、打者がボールを打つときにボールに対する 衝撃力が強化されてボールをより遠くへ飛ばすことができる。
【0014】 図4は本考案の第4の実施例の断面図である。その握り部211 全体を中空状の 複合材料30で形成し、ほぼテーパ部212 全体に延伸させている。そして、打球面 部22を木質にすると共にそのテーパ部212 側を小径にして複合材料30部の中空内 部に挿入するようにする。この設計により、前記それぞれの実施例と同様に握り 部211 の強度を向上せしめてバットが破断するのを防止すると同時に、重心を打 球面部22方向に移動させて打球の飛距離を伸ばすことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の木質バットは下記の効果を奏しうる。
【0016】 (1)本考案の木質バットのグリップゾーンの外周面に軽い剛質な複合材料層を 周回りに被着し、または全体を前記複合材料によって形成しているので、グリッ プゾーンの強度が大いに向上する。したがって、打撃の際にバットが折れるのを 防止することができ、意外な運動障害の発生を低減するという優れた安全性を備 えている。
【0017】 (2)本考案の木質バットは単にグリップゾーンが改善設計されたのみで、打球 面部はほとんどそのまま木質材料から形成されている。したがって、木質材料の 硬度が長繊維複合材料層に比べて低いことから、アルミ合金などからなる金属バ ットや純繊維補強複合材料からなるバットより振動減衰機能が優れ、打撃音が低 く、かつ打球の反発速度がより緩慢であるという特性が失われない。それ故、本 考案の木質バットは、グリップゾーンの強度が向上すると共に木質バットの利点 を充分に備えているのでバットの品質が飛躍的に向上する。
【0018】 (3)本考案の木質バットは、その一部分を軽い長繊維複合材料から形成してい るので、軽くなった重量を打球面部に移して、打球面部の外径を太くすることが でき、打者の打率を向上させることができる。
【0019】 (4)前記の利点を備えていることから、プロ野球に使用できるのみならず、ア マチュアの成人野球や高校野球などにも充分に使用できるため、競技者に早いう ちに木質バットに慣れさせることができる。とくに冬季トレーニングに使用する と、プレーヤーの打球騒音による耳鳴りなどの運動障害を低減することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の木質バットの第1の実施例を示す断面
図である。
【図2】本考案の木質バットの第2の実施例を示す断面
図である。
【図3】本考案の木質バットの第3の実施例を示す断面
図である。
【図4】本考案の木質バットの第4の実施例を示す断面
図である。
【図5】従来の木質バット、炭素繊維質バット、アルミ
合金バットなどの打球時に生じる音圧レベル比較図であ
る。
【図6】従来のバットの外形図である。
【符号の説明】
20 木質バット 21 グリップゾーン 211 握り部 212 テーパ部 22 打球面部 30 複合材料

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一端付近に形成された小径のほぼ同
    一外径を有してなる適当な長さの握り部と、該握り部と
    連続して徐々に外径が増大しつつ伸びるテーパ部と、そ
    の他端付近に形成された、前記テーパ部と連続する大径
    かつ均一外径を有してなる適当な長さの打球面部とから
    構成される木質バットであって、該握り部およびテーパ
    部の一部からなるグリップゾーンが、その外周面に適当
    な厚さの複合材料層が周設されることにより、その強度
    が向上させられ、バッティング時に破断しないようにさ
    れてなるベースボール用の木質バット。
  2. 【請求項2】 前記グリップゾーン全体が複合材料によ
    って形成されてなる請求項1記載の木質バット。
  3. 【請求項3】 前記複合材料層と木質部分とがそぎ継ぎ
    により接合されてなる請求項1記載の木質バット。
JP060747U 1992-08-28 1992-08-28 木質バット Pending JPH0623559U (ja)

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