JPH0623616B2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JPH0623616B2
JPH0623616B2 JP25097986A JP25097986A JPH0623616B2 JP H0623616 B2 JPH0623616 B2 JP H0623616B2 JP 25097986 A JP25097986 A JP 25097986A JP 25097986 A JP25097986 A JP 25097986A JP H0623616 B2 JPH0623616 B2 JP H0623616B2
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均 井上
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は室内の湿り空気を冷却・除湿すると共に再加
温し乾いた空気を湿内に供給する除湿装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第6図は室内として例えばビニールハウス内を示し,図
において,(1)はビニールハウス,(2)はビニールハウ
ス(1)の全面部上方に設置された第1フアン,(3)はビ
ニールハウス(1)の後面部上方に設置された第2フアン
である。
ビニールハウス(1)では種々の作物が栽培されている
が,ビニールハウス(1)内の湿度状況が高湿度になる
と,作物の成育を妨げたり作物に病害が発生したりす
る。これを防止するため,ビニールハウス(1)の全面部
上方に設置された第1フアン(2)とビニールハウス(1)
の後面部上方に設置された第2フアン(3)をそれぞれ随
時作動させ,ビニールハウス(1)内を換気させることに
より高湿度環境を緩和させるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上述した従来装置のものでは,第1フアン
(2),第2フアン(3)はビニールハウス(1)の上方に設
置されているため,ビニールハウス(1)の上方側におい
ては十分な換気が行われて湿度をある程度低下させるこ
とができる。しかし,ビニールハウス(1)の下方側にお
いて,特に作物の周辺においては殆ど換気されない状態
となり,湿度を殆ど低下させることができない。従つ
て,作物の周辺は高湿度環境となり,作物の成育を妨げ
たり作物に病害が発生したりする問題点があつた。ま
た,第1フアン(2),第2フアン(3)による換気により
ビニールハウス(1)内温度が低下し,あるいは第2フア
ン(3)により外気を導入し第1フアン(2)により排気す
る場合にはさらにビニールハウス(1)内温度が低下する
という問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり,室内を最適な湿度環境にできる除湿装置
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る除湿装置は,筐体内を第1流路と第2流
路とに仕切つて一方側から導入する室内の湿つた空気を
分流し,一方側が第2流路内に他方側が筐体外に配置さ
れ第2流路内を流通する室内の湿つた空気と低温の第1
流体とを熱交換する第1の熱交換手段を設け,第1の熱
交換手段の下流側に位置して一方側が第2流路内に他方
側が筐体外に配置され第1の熱交換手段にて熱交換され
て除湿され低温となつた空気と高温の第2流体とを熱交
換する第2の熱交換手段を設け,筐体の他方側に配置さ
れ第1の熱交換手段,第2の熱交換手段を流通した空気
と筐体の第1流路内を流通した空気とを混合する混合手
段を設けたものである。
〔作用〕
この発明における除湿装置は,筐体の一方側から導入し
た室内の湿つた空気は第1流路と第2流路とに分流し,
第2流路内を流通する室内の湿つた空気は低温の第1流
体と第1の熱交換手段にて熱交換されて除湿され低温の
空気となり,その低温の空気は高温の第2流体と第2の
熱交換手段にて熱交換され,第1の熱交換手段,第2の
熱交換手段を流通した空気と筐体の第1流路内を流通す
る室内の湿つた空気とが混合手段にて混合される。
〔発明の実施例〕
以下,この発明の一実施例を第1図,第2図に基づいて
説明する。これら各図において,(4)は一方側から例え
ばビニールハウス(1)内の湿つた空気が導入され,内部
においてその空気を第1流路(5)と第2流路(6)に分流
させる仕切部材(7)を有する筐体,(8)は第1の熱交換
手段であり,図は一例として筐体(4)の第2流路(6)内
に一方側(9a)が配置され,筐体(4)外に他方側(9b)
が配置された複数のヒートパイプ(9)とこれら各ヒート
パイプ(9)の他方側(9b)に低温の例えば水などの第1
流体(10)を給管(11)にて供給し排管(12)にて排出する第
1給排装置(13)とにより構成されている。(14)は第1の
熱交換手段(8)より下流側に配置された第2の熱交換手
段であり,図は一例として筐体(4)の第2流路(6)内に一
方側(15a)が配置され,筐体(4)外に他方側(15b)が配
置された複数のヒートパイプ(15)とこれら各ヒートパイ
プ(15)の他方側(15b)に高温の第2流体(16)を給管(17)
にて供給し排管(18)にて排出する第2給排装置(19)とに
より構成されている。なお,第2給排装置(19)の給管(1
7)は第1給排装置(13)の排管(12)に接続された場合を示
し,即ち,第1の熱交換手段(8)にて熱交換された後の
高温状態となつた第1流体(10)を使用する場合を示して
いる。(20)は筐体(4)の他方側に配置された第1の熱交
換手段(8),第2の熱交換手段(14)を流通した空気と筐
体(4)の第1流路(5)内を流通した空気とを混合する混
合手段,(21)は例えば混合手段(20)の下流側に配置さ
れ,ビニールハウス(1)内の湿つた空気を筐体(4)内に
導入すると共に混合手段(20)にて混合された空気をビニ
ールハウス(1)内に導出するフアン装置である。
A1 〜A6 は空気の流通方向各部の位置・温度を示し,
ビニールハウス(1)内の湿つた空気はA1 点から導入さ
れ,その一部がA2 点を経由して第1の熱交換手段(8)
の一方側を通過して,さらにA3 点を経由して第2の熱
交換手段(14)の一方側を経過してA4 点に至る。又,残
りの一部はA5 点を経由し,このA5 点を経由した空気
とA4 点を経由した空気とがA6 点で混合される。低温
の第1流体(10)はW1 点を経由して第1の熱交換手段
(8)の他方側を通過してW2 点に至る。このW2 点を経
由した第1流体(10)は例えば第2流体(16)として使用さ
れ,第2の熱交換手段(14)の他方側を通過してW3 点に
至る。
次に熱交換動作について第3図に基づいて説明する。筐
体(4)の第2流路(6)を流通するA2 点の湿つた空気は
第1の熱交換手段(8)の一方側,即ち,ヒートパイプ
(9)の一方側(9a)を通過することにより熱を奪われヒ
ートパイプ(9)の他方側(9b)に熱輸送され,第1給排
装置(13)により供給された低温の第1流体(10)により熱
交換されて冷却される。従つて,ヒートパイプ(9)の一
方側(9a)を通過した空気はA3 点の温度に低下すると
共に除湿される。一方,第1流体(10)は湿つた空気との
熱交換によりW1 点温度からW2 点温度に上昇する。次
にヒートパイプ(9)の一方側(9a)を通過して除湿され
て低温となつたA3 点の空気は,第2の熱交換手段(14)
の一方側,即ち,ヒートパイプ(15)の一方側(15a)を通
過することにより加温される。即ち,第2給排装置(19)
により供給された高温の第2流体(16)はヒートパイプ(1
5)の他方側(15b)を通過することによりにより熱を奪わ
れヒートパイプ(15)の一方側(15a)に熱輸送され,ヒー
トパイプ(15)の一方側(15a)を通過する除湿されて低温
となつたA3 点の空気を加温し,その空気は温度上昇し
てA4 温度となり,除湿され加温されたA4 点の空気を
得る。一方,第2流体(16)は除湿されて低温となつた空
気との熱交換によりW2 点温度からW3 点温度に降下す
る。次にヒートパイプ(15)の一方側(15a)を通過して除
湿され加温されたA4 点の空気は,混合手段(20)にて筐
体(4)の第1流路(5)を流通するA5 点の湿つた空気と
混合されより温度の高いA6 点の空気となる。このより
温度の高いA6 点の空気はフアン装置(21)によりビニー
ルハウス(1)内に導出される。このA6 点の空気温度は
除湿前の空気温度に略々同程度に近く,ビニールハウス
(1)内温度を殆ど低下させることなく除湿できる。
また,第4図に示すように混合手段(20)にて混合された
A6 点の空気を可変速フアン装置(22)によりビニールハ
ウス(1)内に導出させるようにし,ビニールハウス(1)
内の温度状況に応じて制御手段(23)により可変速フアン
速度(22)の回転速度を制御することにより,ビニールハ
ウス(1)内の湿度変化に追従した除湿を行うことができ
る。
また,第5図に示すように第2給排装置(19)の給管(17)
に切換手段(24)を介して太陽熱利用による温水を温水供
給手段(25)により必要に応じて使用することにより,自
然エネルギーを利用した熱交換を行うことができる。
尚,上記実施例では第1の熱交換手段(8),第2の熱交
換手段(14)にヒートパイプ(9),(15)を使用した場合に
ついて述べたが,これに限定されるものではない。
また,上記実施例では第1流体(10),第2流体(16)が水
の場合について述べたが,水に限定されるものではな
く,例えば第1の熱交換手段(8)の他方側に冷風を供給
し,その第1の熱交換手段(8)の他方側を通過して湿つ
た空気と熱交換されて高温状態となつた空気を第2の熱
交換手段(14)の他方側に供給し,その第2の熱交換手段
(14)の他方側を通過して除湿され低温となつた空気と熱
交換されて低温状態となつた空気を排出させるようにし
てもよく,この場合に第1の熱交換手段(8)と第2の熱
交換手段(14)との間にヒータ等の加熱体を配置すること
も考えられる。また,水と空気の両者を併用することも
考えられる。
ところで,上記説明では室内としてビニールハウス内に
ついてこの発明を適用した場合について述べたが,食品
工場や食堂などの多湿環境となる室内においてもこの発
明を適用し得ることは勿論のことである。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り,筐体内を第1流路と第2
流路とに仕切つて一方側から導入する室内の湿つた空気
を分流し,一方側が第2流路内に他方側が筐体外に配置
され第2流路内を流通する室内の湿つた空気と低温の第
1流体とを熱交換する第1の熱交換手段を設け,第1の
熱交換手段の下流側に位置して一方側が第2流路内に他
方側が筐体外に配置され第1の熱交換手段にて熱交換さ
れて除湿され低温となつた空気と高温の第2流体とを熱
交換する第2の熱交換手段を設け,筐体の他方側に配置
され第1の熱交換手段,第2の熱交換手段を流通した空
気と筐体の第1流路内を流通した空気とを混合する混合
手段を設けたものであり,室内を最適な湿度環境にでき
る除湿装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例による除湿装
置を示す断面図および系統図,第3図はこの発明に係る
熱交換動作を説明するための特性図,第4図は他の発明
の一実施例による除湿装置を示す断面図,第5図は他の
発明の一実施例により除湿装置を示す断面図,第6図は
従来の除湿装置を示す斜視図である。 図において,(4)は筐体,(5)は第1流路,(6)は第2
流路,(7)は仕切部材,(8)は第1の熱交換手段,(10)
は第1流体,(14)は第2の熱交換手段,(16)は第2流
体,(20)は混合手段,(22)は可変速フアン装置,(23)は
制御手段,(24)は切換手段,(25)は温水供給手段であ
る。 尚,図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方側から室内の湿つた空気が導入され,
    内部においてその空気を第1流路と第2流路に分流させ
    る仕切部材を有する筐体と,上記筐体の第2流路内に一
    方側が配置され,上記筐体外に他方側が配置され,上記
    筐体の第2流路内を流通する湿つた空気と低温の第1流
    体とを熱交換する第1の熱交換手段と,上記第1の熱交
    換手段の下流側に位置して上記筐体の第2流路内に一方
    側が配置され,上記筐体外に他方側が配置され,上記第
    1の熱交換手段にて熱交換されて除湿され低温となつた
    空気と高温の第2流体とを熱交換する第2の熱交換手段
    と,上記筐体の他方側に配置され,上記第1の熱交換手
    段,第2の熱交換手段を流通した空気と上記筐体の第1
    流路内を流通した空気とを混合する混合手段とを備えた
    ことを特徴とする除湿装置。
  2. 【請求項2】第1の熱交換手段はヒートパイプとそのヒ
    ートパイプの他方側に低温の第1流体を流通させる第1
    給排装置から構成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の除湿装置。
  3. 【請求項3】第2の熱交換手段はヒートパイプとそのヒ
    ートパイプの他方側に高温の第2流体を流通させる第2
    給排装置から構成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の除湿装置。
  4. 【請求項4】第2の熱交換手段の高温の第2流体として
    上記筐体の第2流路内を流通する湿つた空気と熱交換さ
    れ高温状態となつた第1流体を使用することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の除
    湿装置。
  5. 【請求項5】一方側から室内の湿つた空気が導入され,
    内部においてその空気を第1流路と第2流路に分流させ
    る仕切部材を有する筐体と,上記筐体の第2流路内に一
    方側が配置され,上記筐体外に他方側が配置され,上記
    筐体の第2流路内を流通する湿つた空気と低温の第1流
    体とを熱交換する第1の熱交換手段と,上記第1の熱交
    換手段の下流側に位置して上記筐体の第2流路内に一方
    側が配置され,上記筐体外に他方側が配置され,上記第
    1の熱交換手段にて熱交換されて除湿され低温となつた
    空気と高温の第2流体とを熱交換する第2の熱交換手段
    と,上記筐体の他方側に配置され,上記第1の熱交換手
    段,第2の熱交換手段を流通した空気と上記筐体の第1
    流路内を流通した空気とを混合する混合手段と,上記混
    合手段により混合された空気を上記室内に導出する可変
    速フアン装置と,上記可変速フアン装置の回転速度を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする除湿装置。
  6. 【請求項6】一方側から室内の湿つた空気が導入され,
    内部においてその空気を第1流路と第2流路に分流させ
    る仕切部材を有する筐体と,上記筐体の第2流路内に一
    方側が配置され,上記筐体外に他方側が配置され,上記
    筐体の第2流路内を流通する湿つた空気と低温の第1流
    体とを熱交換する第1の熱交換手段と,上記第1の熱交
    換手段の下流側に位置して上記筐体の第2流路内に一方
    側が配置され,上記筐体外に他方側が配置され,上記第
    1の熱交換手段にて熱交換されて除湿され低温となつた
    空気と高温の第2流体とを熱交換する第2の熱交換手段
    と,上記第2の熱交換手段の第2流体系統に切換手段を
    介して接続され,太陽熱利用により得た温水を供給する
    温水供給手段と,上記筐体の他方側に配置され,上記第
    1の熱交換手段,第2の熱交換手段を流通した空気と上
    記筐体の第1流路内を流通した空気とを混合する混合手
    段とを備えたことを特徴とする除湿装置。
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JPS63105339A JPS63105339A (ja) 1988-05-10
JPH0623616B2 true JPH0623616B2 (ja) 1994-03-30

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