JPH06236205A - ロボットのマスタリング時における重力補正方法 - Google Patents
ロボットのマスタリング時における重力補正方法Info
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- JPH06236205A JPH06236205A JP4182093A JP4182093A JPH06236205A JP H06236205 A JPH06236205 A JP H06236205A JP 4182093 A JP4182093 A JP 4182093A JP 4182093 A JP4182093 A JP 4182093A JP H06236205 A JPH06236205 A JP H06236205A
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Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスタリング時にツールを脱着することなく
自動的に重力補正された位置較正値が得られるマスタリ
ング時の重力補正方法の提供。 【構成】 マスタリング実行時と同一の姿勢をロボット
に取らせ、種々の負荷重量を与えた条件下で、各軸にも
たらされる変位量δi と該負荷重量下におけるトルク指
令値Tciを実測し、両者の関係δi =fi (Tci)を求
めてロボットコントローラに記憶させる。そして、マス
タリング実行時には、該マスタリング実行時の負荷重量
に対応して生成されるトルク指令値T'ciからδ'i=f
(T'ci)をロボットコントローラの計算させ、各軸モ
ータの較正位置をδ'iだけシフトして重力による原点位
置のずれを補償する。変位量δi 、δ'iは、各軸位置θ
1 、θ2 、θ3 ・・・θn のシフト量、あるいはモータ
位置に対応した位置指令パルス値N1 、N2 、N3 ・・
・Nn の増減シフト量で記述することが出来る。
自動的に重力補正された位置較正値が得られるマスタリ
ング時の重力補正方法の提供。 【構成】 マスタリング実行時と同一の姿勢をロボット
に取らせ、種々の負荷重量を与えた条件下で、各軸にも
たらされる変位量δi と該負荷重量下におけるトルク指
令値Tciを実測し、両者の関係δi =fi (Tci)を求
めてロボットコントローラに記憶させる。そして、マス
タリング実行時には、該マスタリング実行時の負荷重量
に対応して生成されるトルク指令値T'ciからδ'i=f
(T'ci)をロボットコントローラの計算させ、各軸モ
ータの較正位置をδ'iだけシフトして重力による原点位
置のずれを補償する。変位量δi 、δ'iは、各軸位置θ
1 、θ2 、θ3 ・・・θn のシフト量、あるいはモータ
位置に対応した位置指令パルス値N1 、N2 、N3 ・・
・Nn の増減シフト量で記述することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用に利用される各
種ロボットのマスタリングにおける重力の影響を補償す
る方法に関し、特に、多関節型のロボットにおいて、マ
スタリング実行者がロボットに支持されたツールを脱着
する作業や重力補正の為の特段の操作を要することな
く、重力補正された位置較正値を得ることが可能なロボ
ットのマスタリング時における重力補正方法に関する。
種ロボットのマスタリングにおける重力の影響を補償す
る方法に関し、特に、多関節型のロボットにおいて、マ
スタリング実行者がロボットに支持されたツールを脱着
する作業や重力補正の為の特段の操作を要することな
く、重力補正された位置較正値を得ることが可能なロボ
ットのマスタリング時における重力補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、産業用ロボットにおいては、
(a)製造工程の最終段階乃至ユーザへの出荷の為の調
整作業時、(b)完成後の使用時にロボットの旋回胴、
アーム、手首等の駆動源であるサーボモータの交換時、
あるいは(c)運転中の干渉事故によるロボット構成部
品交換時等には、ロボット本体の所定の原点姿勢とプロ
グラムにおける原点位置とを一致させる為のマスタリン
グ、即ち、位置較正処理が行なわれている。
(a)製造工程の最終段階乃至ユーザへの出荷の為の調
整作業時、(b)完成後の使用時にロボットの旋回胴、
アーム、手首等の駆動源であるサーボモータの交換時、
あるいは(c)運転中の干渉事故によるロボット構成部
品交換時等には、ロボット本体の所定の原点姿勢とプロ
グラムにおける原点位置とを一致させる為のマスタリン
グ、即ち、位置較正処理が行なわれている。
【0003】このような位置較正処理を実行するには、
ロボット本体の基部等に形成された基準面に固定側較正
治具を取り付ける一方、ロボット手首先端に可動側較正
用治具を装着し、ロボットを操作して可動側治具に形成
された較正面が固定側治具のゲージ面に当接する姿勢
(マスタリング姿勢乃至位置較正姿勢)をとらせ、両者
が所定の位置関係で当接した状態が実現した時点でロボ
ットコントローラに原点位置設定入力を与えることによ
って、プログラム側の原点位置との一致を取ることが行
なわれている。
ロボット本体の基部等に形成された基準面に固定側較正
治具を取り付ける一方、ロボット手首先端に可動側較正
用治具を装着し、ロボットを操作して可動側治具に形成
された較正面が固定側治具のゲージ面に当接する姿勢
(マスタリング姿勢乃至位置較正姿勢)をとらせ、両者
が所定の位置関係で当接した状態が実現した時点でロボ
ットコントローラに原点位置設定入力を与えることによ
って、プログラム側の原点位置との一致を取ることが行
なわれている。
【0004】その場合、ツール脱着作業による作業効率
の低下を回避する為に、ツールを装着したまま、可動側
治具を取り付けてマスタリングを実行する位置較正装置
が提案されている。
の低下を回避する為に、ツールを装着したまま、可動側
治具を取り付けてマスタリングを実行する位置較正装置
が提案されている。
【0005】その1例を図1〜図3を参照して説明す
る。図1は、可動側、固定側に各々較正用治具を装着し
た状態でマスタリングを遂行中のロボットを正面から見
た図、図2は、ロボット手首部のツール装着部及び可動
側較正治具装着部を示した部分斜視図、図3は、ロボッ
ト本体のベースに設けられた基準面に装着される固定側
較正治具を示した斜視図である。
る。図1は、可動側、固定側に各々較正用治具を装着し
た状態でマスタリングを遂行中のロボットを正面から見
た図、図2は、ロボット手首部のツール装着部及び可動
側較正治具装着部を示した部分斜視図、図3は、ロボッ
ト本体のベースに設けられた基準面に装着される固定側
較正治具を示した斜視図である。
【0006】図1において、ロボット本体10は、ロボ
ット据え付け場所への固定部材となるベース12を備
え、このベース12上に旋回胴14が旋回自在に搭載さ
れている。旋回胴14の上部には、ロボット上腕16が
水平軸心回りで旋回可能に装着されており、このロボッ
ト上腕16の先端部分にはロボット前腕18が、同じく
水平軸心回りに旋回可能に装着されている。ロボット上
腕16とロボット前腕18との間には、流体シリンダ2
0、リンク22を含むバランス機構が設けられている。
ット据え付け場所への固定部材となるベース12を備
え、このベース12上に旋回胴14が旋回自在に搭載さ
れている。旋回胴14の上部には、ロボット上腕16が
水平軸心回りで旋回可能に装着されており、このロボッ
ト上腕16の先端部分にはロボット前腕18が、同じく
水平軸心回りに旋回可能に装着されている。ロボット上
腕16とロボット前腕18との間には、流体シリンダ2
0、リンク22を含むバランス機構が設けられている。
【0007】ロボット前腕18の後端部には、複数の運
動自由度を有するロボット手首24の駆動源となる複数
のモータMが搭載されており、ロボット手首の先端部に
はツール26と可動側較正治具40が装着されている。
そして、ロボット本体のベース12の複数の側面領域に
は、基準面12a、12b(基準面12aとは反対側の
面にも基準面が設けられている。)が形成されており、
作業環境(ロボット据え付け場所周辺のスペース状況
等)に即して選択された1つの基準面(ここでは、12
bとする。)には、固定側治具30が装着固定されてい
る。
動自由度を有するロボット手首24の駆動源となる複数
のモータMが搭載されており、ロボット手首の先端部に
はツール26と可動側較正治具40が装着されている。
そして、ロボット本体のベース12の複数の側面領域に
は、基準面12a、12b(基準面12aとは反対側の
面にも基準面が設けられている。)が形成されており、
作業環境(ロボット据え付け場所周辺のスペース状況
等)に即して選択された1つの基準面(ここでは、12
bとする。)には、固定側治具30が装着固定されてい
る。
【0008】ロボット手首24付近の様子を詳しく示し
た図2を参照すると、ロボット手首24の最先端部にツ
ール装着部25が設けられており、このツール装着部2
5には、ツール26の装着面27と可動側治具装着面2
9が同心円環状に形成されている。各装着面には複数の
ネジ孔が穿たれている。一方、ツール26の基部と可動
側較正治具40のフランジ42には、該ネジ孔に対応し
た複数の透孔が設けられており、ボルトネジ23、43
及び位置決めピン43を用いてツール26、可動側較正
治具40が装着固定される。
た図2を参照すると、ロボット手首24の最先端部にツ
ール装着部25が設けられており、このツール装着部2
5には、ツール26の装着面27と可動側治具装着面2
9が同心円環状に形成されている。各装着面には複数の
ネジ孔が穿たれている。一方、ツール26の基部と可動
側較正治具40のフランジ42には、該ネジ孔に対応し
た複数の透孔が設けられており、ボルトネジ23、43
及び位置決めピン43を用いてツール26、可動側較正
治具40が装着固定される。
【0009】可動側較正治具40の全体形状は、装着面
29に装着した状態で、使用が想定される各種のツール
と干渉を起こさないように設計されている。図示した例
では、フランジ42側から先端部に向かってゆるやかに
湾曲が解消された形状となっている。そして、先端部に
は互いに直交した3方向に向けて較正面45、46、4
7が形成されている。
29に装着した状態で、使用が想定される各種のツール
と干渉を起こさないように設計されている。図示した例
では、フランジ42側から先端部に向かってゆるやかに
湾曲が解消された形状となっている。そして、先端部に
は互いに直交した3方向に向けて較正面45、46、4
7が形成されている。
【0010】次に、選択された基準面12bに装着固定
される固定側較正治具30を拡大して示した図3を参照
すると、複数の板状部材36からなる枠体構造が示され
ており、これら板状部材の所定の複数箇所にダイヤルゲ
ージ(本例においては計6個)が設けられている。ロボ
ット本体の各可動要素が各々所定の原点姿勢をとった
時、上述した可動側較正治具40の各較正面45、4
6、47がこれらのダイヤルゲージ32に当接して所定
の目盛りを指した状態となるように各部分の形状・寸法
及び配置関係が定められている。
される固定側較正治具30を拡大して示した図3を参照
すると、複数の板状部材36からなる枠体構造が示され
ており、これら板状部材の所定の複数箇所にダイヤルゲ
ージ(本例においては計6個)が設けられている。ロボ
ット本体の各可動要素が各々所定の原点姿勢をとった
時、上述した可動側較正治具40の各較正面45、4
6、47がこれらのダイヤルゲージ32に当接して所定
の目盛りを指した状態となるように各部分の形状・寸法
及び配置関係が定められている。
【0011】固定側較正治具30を基準面12bに装着
固定するには、背板を構成する板状部材36の背面34
を基準面12bに当接・密着させながら、透孔38を通
して位置決めピン37a及びボルトネジ37bを基準面
12bの所定の複数位置に設けられた図示しない孔(ボ
ルトネジ37bに対してはネジ孔。)に差し込み、螺止
固定する。本例の較正装置においては、基準面12bに
固定側較正治具30を装着することがロボット据え付け
環境(スペース等)の制約により困難な場合には、他の
基準面12a等が選択され、該選択された基準面に固定
側較正治具30が装着出来るようになっている。
固定するには、背板を構成する板状部材36の背面34
を基準面12bに当接・密着させながら、透孔38を通
して位置決めピン37a及びボルトネジ37bを基準面
12bの所定の複数位置に設けられた図示しない孔(ボ
ルトネジ37bに対してはネジ孔。)に差し込み、螺止
固定する。本例の較正装置においては、基準面12bに
固定側較正治具30を装着することがロボット据え付け
環境(スペース等)の制約により困難な場合には、他の
基準面12a等が選択され、該選択された基準面に固定
側較正治具30が装着出来るようになっている。
【0012】以上説明した位置較正装置を使用し、ロボ
ット手首24にツール26を装着したまま位置較正処理
を実行するには、ロボット本体10の選択された基準面
12bあるいは12a、12bに固定側較正治具30を
取り付ける一方、ツール装着部25の治具装着面29に
可動側較正用治具40を装着し、ロボットを操作して可
動側治具40の各較正面45、46、47が固定側較正
治具30の各ダイヤルゲージ32に当接する姿勢(マス
タリング姿勢)をとらせ、両者が所定の位置関係で当接
した状態が実現したことをダイヤルゲージの目盛りを読
むことによって確認した時点で、ロボットコントローラ
に原点位置設定入力を与えてプログラム側の原点位置と
の一致を取ることになる。
ット手首24にツール26を装着したまま位置較正処理
を実行するには、ロボット本体10の選択された基準面
12bあるいは12a、12bに固定側較正治具30を
取り付ける一方、ツール装着部25の治具装着面29に
可動側較正用治具40を装着し、ロボットを操作して可
動側治具40の各較正面45、46、47が固定側較正
治具30の各ダイヤルゲージ32に当接する姿勢(マス
タリング姿勢)をとらせ、両者が所定の位置関係で当接
した状態が実現したことをダイヤルゲージの目盛りを読
むことによって確認した時点で、ロボットコントローラ
に原点位置設定入力を与えてプログラム側の原点位置と
の一致を取ることになる。
【0013】このような動作は、ここに示した構造を有
する較正装置におけるマスタリングに限られるものでは
なく、類似した較正装置を利用した原点位置較正を行な
うケース一般について基本的に共通したものである。
する較正装置におけるマスタリングに限られるものでは
なく、類似した較正装置を利用した原点位置較正を行な
うケース一般について基本的に共通したものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記例示説明したよう
な従来方式のマスタリング動作においては、ツールを装
着したまま原点位置較正を行なうという技術課題は一応
解決されているが、マスタリング時に装着されるツール
の重量あるいは質量分布が異なると、それに応じて位置
較正値がシフトしてしまうという問題があった。即ち、
ツール装着部に装着されたツールの負荷荷重に起因した
ロボットアームのたわみ分を補正(重力補正)した位置
較正を行なうという技術課題は未解決のままであった。
な従来方式のマスタリング動作においては、ツールを装
着したまま原点位置較正を行なうという技術課題は一応
解決されているが、マスタリング時に装着されるツール
の重量あるいは質量分布が異なると、それに応じて位置
較正値がシフトしてしまうという問題があった。即ち、
ツール装着部に装着されたツールの負荷荷重に起因した
ロボットアームのたわみ分を補正(重力補正)した位置
較正を行なうという技術課題は未解決のままであった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタリング
実行時と同一の静止姿勢をロボットに取らせた状態にお
いて、負荷重量により各軸(軸番号;1,2...n )にもた
らされる変位量δi (i=1,2...n )と該負荷重量下にお
けるトルク指令値Tciとの関係を予め求めておき、マス
タリング実行時には、該マスタリング実行時の負荷重量
に対応して生成されるトルク指令値T'ci を前記関係に
基づき変位量δ'iに換算し、この変位量δ'iを補償する
形で各軸位置θi と各軸モータ位置パルス計数値Ni と
の対応関係を修正することによって、上記課題を解決し
たものである。
実行時と同一の静止姿勢をロボットに取らせた状態にお
いて、負荷重量により各軸(軸番号;1,2...n )にもた
らされる変位量δi (i=1,2...n )と該負荷重量下にお
けるトルク指令値Tciとの関係を予め求めておき、マス
タリング実行時には、該マスタリング実行時の負荷重量
に対応して生成されるトルク指令値T'ci を前記関係に
基づき変位量δ'iに換算し、この変位量δ'iを補償する
形で各軸位置θi と各軸モータ位置パルス計数値Ni と
の対応関係を修正することによって、上記課題を解決し
たものである。
【0016】
【作用】図4及び図5を参照図に加え、ツール装着部に
装着されたツールの負荷荷重に起因したロボットアーム
のたわみ分を補正(重力補正)した位置較正を行なう原
理を説明する形で、本発明の作用を明かにする。
装着されたツールの負荷荷重に起因したロボットアーム
のたわみ分を補正(重力補正)した位置較正を行なう原
理を説明する形で、本発明の作用を明かにする。
【0017】ロボットの可動要素の駆動源にはサーボモ
ータが使用されており、従って、ロボットの位置・姿勢
を制御するには、ロボットの運動自由度に対応した各軸
を駆動する各サーボモータを制御しなければならない。
ータが使用されており、従って、ロボットの位置・姿勢
を制御するには、ロボットの運動自由度に対応した各軸
を駆動する各サーボモータを制御しなければならない。
【0018】このようなサーボモータの為の制御方式の
基本形は、サーボモータに取り付けられた速度検出器か
らの速度信号をフィードバックさせて速度制御を行なう
と共に、該速度信号を積分して得られる位置フィードバ
ック信号に基づいて位置制御を行なうもので、クローズ
ド・ループ方式と呼ばれている。
基本形は、サーボモータに取り付けられた速度検出器か
らの速度信号をフィードバックさせて速度制御を行なう
と共に、該速度信号を積分して得られる位置フィードバ
ック信号に基づいて位置制御を行なうもので、クローズ
ド・ループ方式と呼ばれている。
【0019】図4は、このクローズドループ方式により
サーボモータの制御を行なう場合のブロック線図の概略
を例示したものである。図中、符号1、2は、各々位置
ループ及び速度ループの伝達関数で、Kp 、Kv は位置
ループゲイン及び速度ループゲインである。符号3はサ
ーボアンプとサーボモータを含む系の伝達関数を表わ
し、Kt モータのトルク定数、Jはモータ軸にかかるエ
ナーシャを表わしている。また、4、5はモータの軸制
御器の中で行なわれる積分処理を表わしている。
サーボモータの制御を行なう場合のブロック線図の概略
を例示したものである。図中、符号1、2は、各々位置
ループ及び速度ループの伝達関数で、Kp 、Kv は位置
ループゲイン及び速度ループゲインである。符号3はサ
ーボアンプとサーボモータを含む系の伝達関数を表わ
し、Kt モータのトルク定数、Jはモータ軸にかかるエ
ナーシャを表わしている。また、4、5はモータの軸制
御器の中で行なわれる積分処理を表わしている。
【0020】ロボットコントローラの軸制御器は、CP
Uからの位置指令Pc と現在速度値Vを積分(ブロック
5)して得られる現在位置Pf との位置偏差εp に応じ
てゲインKp の位置制御処理を行ない、速度指令Vc を
得る。更に、速度指令Vc と現在速度Vとの速度偏差ε
v を計算し、この速度偏差εv に応じてゲインKv の速
度制御処理を行なってトルク指令Tc を生成し、サーボ
アンプへ入力する。そして、このトルク指令(電流指
令)Tc を受けたサーボアンプがモータにトルク指令T
c に応じた駆動電流を流すことによってモータが速度V
で回転する。
Uからの位置指令Pc と現在速度値Vを積分(ブロック
5)して得られる現在位置Pf との位置偏差εp に応じ
てゲインKp の位置制御処理を行ない、速度指令Vc を
得る。更に、速度指令Vc と現在速度Vとの速度偏差ε
v を計算し、この速度偏差εv に応じてゲインKv の速
度制御処理を行なってトルク指令Tc を生成し、サーボ
アンプへ入力する。そして、このトルク指令(電流指
令)Tc を受けたサーボアンプがモータにトルク指令T
c に応じた駆動電流を流すことによってモータが速度V
で回転する。
【0021】ここで、ロボットが従来技術の説明の中で
述べたマスタリング姿勢(図1〜図3参照)をとって静
止した状態を考えると、ツール装着部に装着支持された
ツール及び治具を含む負荷荷重に対抗して各軸のモータ
が静止姿勢を維持する為に必要十分な電流値に相当する
トルク指令Tci(i=1,2...n )が、各軸のモータについ
て生成され、これら各トルク指令Tciは、各軸にかかっ
ている負荷トルクと平衡関係を保っている筈である。一
方、この負荷トルクは負荷荷重によるたわみ変形量に対
応しており、このたわみ量は各モータの原点位置θi0
(位置パルスで表現すればNi0)のシフトδi として把
握される。
述べたマスタリング姿勢(図1〜図3参照)をとって静
止した状態を考えると、ツール装着部に装着支持された
ツール及び治具を含む負荷荷重に対抗して各軸のモータ
が静止姿勢を維持する為に必要十分な電流値に相当する
トルク指令Tci(i=1,2...n )が、各軸のモータについ
て生成され、これら各トルク指令Tciは、各軸にかかっ
ている負荷トルクと平衡関係を保っている筈である。一
方、この負荷トルクは負荷荷重によるたわみ変形量に対
応しており、このたわみ量は各モータの原点位置θi0
(位置パルスで表現すればNi0)のシフトδi として把
握される。
【0022】従って、マスタリング実行時と同一の静止
姿勢をロボットに取らせた上で、ツール装着部に対して
種々の重量あるいは質量分布を有する物体を保持させた
場合に、各軸(軸番号;1,2...n )にもたらされる変位
量δi (i=1,2...n )とトルク指令値Tciとの間に一定
の関係が生じているものと考えられる。
姿勢をロボットに取らせた上で、ツール装着部に対して
種々の重量あるいは質量分布を有する物体を保持させた
場合に、各軸(軸番号;1,2...n )にもたらされる変位
量δi (i=1,2...n )とトルク指令値Tciとの間に一定
の関係が生じているものと考えられる。
【0023】δi =0を与える基準状態としては、ツー
ル装着部にツールを装着しない状態を選ぶことが出来
る。そして、この状態を基準にして、ツール装着部に種
々の荷重量(w0 、w1 、・・・wq ;但し、w0 =
0、q は負荷重量種類数)を与えた状態で位置較正姿勢
(各ダイヤルゲージ32の目盛りが所定位置に来る姿
勢。)をとらせ、前記基準状態からみた各軸変位量δis
(位置変化量Δθisまたは位置パルス計数増減値ΔNis
[s=0,1...q ])を、同状態におけるトルク指令値Tci
q に対してプロットして、図5(a)、(b)に示した
ようなグラフを各軸(i=1,2...n )について作成する
(以下、これを「重力補正用キャリブレーション」と呼
ぶことにする。)。δi とTciの関係を表わすグラフの
形には幾つかのパターンが考えられるが、典型的には図
5(a)に例示したようにTci軸上正の側から、第4象
限に延びる形と、図5(b)のようにTci軸上負の側か
ら、第2象限に延びる形が想定される。
ル装着部にツールを装着しない状態を選ぶことが出来
る。そして、この状態を基準にして、ツール装着部に種
々の荷重量(w0 、w1 、・・・wq ;但し、w0 =
0、q は負荷重量種類数)を与えた状態で位置較正姿勢
(各ダイヤルゲージ32の目盛りが所定位置に来る姿
勢。)をとらせ、前記基準状態からみた各軸変位量δis
(位置変化量Δθisまたは位置パルス計数増減値ΔNis
[s=0,1...q ])を、同状態におけるトルク指令値Tci
q に対してプロットして、図5(a)、(b)に示した
ようなグラフを各軸(i=1,2...n )について作成する
(以下、これを「重力補正用キャリブレーション」と呼
ぶことにする。)。δi とTciの関係を表わすグラフの
形には幾つかのパターンが考えられるが、典型的には図
5(a)に例示したようにTci軸上正の側から、第4象
限に延びる形と、図5(b)のようにTci軸上負の側か
ら、第2象限に延びる形が想定される。
【0024】各トルク指令値Tciq は、図4中符号6で
示したように、制御系中(サーボアンプ入力部)から取
り出し、電流指令値に対応した電圧値として読み取るこ
とが出来る。
示したように、制御系中(サーボアンプ入力部)から取
り出し、電流指令値に対応した電圧値として読み取るこ
とが出来る。
【0025】マスタリング姿勢をとった状態でツール装
着部への荷重を増加させた時、ロボットの各部分のたわ
みによる各モータ位置θi (またはNi )の変位方向は
正負いずれの場合も有り得るから、一般には、Tci、δ
i いずれも正負の値を取り得ることになる。Tci−δi
の関係、δi =fi (Tci)をプロットする範囲は、ツ
ール装着部に治具のみを装着した状態(δi0=0)か
ら、装着されることが想定される最大荷重に相当するツ
ールを装着した状態までを覆う範囲とするのが合理的で
ある。
着部への荷重を増加させた時、ロボットの各部分のたわ
みによる各モータ位置θi (またはNi )の変位方向は
正負いずれの場合も有り得るから、一般には、Tci、δ
i いずれも正負の値を取り得ることになる。Tci−δi
の関係、δi =fi (Tci)をプロットする範囲は、ツ
ール装着部に治具のみを装着した状態(δi0=0)か
ら、装着されることが想定される最大荷重に相当するツ
ールを装着した状態までを覆う範囲とするのが合理的で
ある。
【0026】このような重力補正用キャリブレーション
を実行して求められたTci−δi の関係を何等か手段で
保存しておき、例えば、ロボットの据え付け現場で行な
われる実際のマスタリング時に該関係を利用して、各軸
のたわみ分を補償した位置較正を実現する。即ち、マス
タリング時におけるトルク指令値T'ci に対してδ'i=
fi (T'ci )を計算し、マスタリング時の各軸位置
θ'i と位置パルスN'iの対応関係を、表1あるいは表
2に示したように修正する。
を実行して求められたTci−δi の関係を何等か手段で
保存しておき、例えば、ロボットの据え付け現場で行な
われる実際のマスタリング時に該関係を利用して、各軸
のたわみ分を補償した位置較正を実現する。即ち、マス
タリング時におけるトルク指令値T'ci に対してδ'i=
fi (T'ci )を計算し、マスタリング時の各軸位置
θ'i と位置パルスN'iの対応関係を、表1あるいは表
2に示したように修正する。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】 即ち、マスタリング時の各軸位置がθi であり、位置パ
ルス数で記述したモータ位置がNi であるとした時、こ
れをそのまま原点位置データとして定義するのではな
く、[1]変位δi を各軸位置θi で記述して、位置パ
ルスNi に対してθi +δ'i を定義(表1)するか、
あるいは、[2]変位δi を位置パルスNiで記述し
て、位置パルスNi −δ'iに対してθi を定義(表2)
するかの、いずれかの方式(両者に実質的な差異はな
い。)により、負荷重量によるたわみ分を補償した位置
較正を実現する。
ルス数で記述したモータ位置がNi であるとした時、こ
れをそのまま原点位置データとして定義するのではな
く、[1]変位δi を各軸位置θi で記述して、位置パ
ルスNi に対してθi +δ'i を定義(表1)するか、
あるいは、[2]変位δi を位置パルスNiで記述し
て、位置パルスNi −δ'iに対してθi を定義(表2)
するかの、いずれかの方式(両者に実質的な差異はな
い。)により、負荷重量によるたわみ分を補償した位置
較正を実現する。
【0029】ツール無装着時にマスタリングを実行した
場合には、トルク指令値が当然δi=0に対応した値Tc
i0 となっている筈であるから、上記方式[1]または
[2]に従った位置較正を行なえば、各軸位置θi に対
して位置パルス数Ni がそのまま原点位置データとして
定義されることになる。つまり、本発明では、ツール無
装着状態を基準状態として、任意の未知負荷荷重のツー
ルを装着した状態でマスタリングを実行した場合に、負
荷重量に如何に関わらず基準状態と等価な位置較正デー
タを得ることが可能である。
場合には、トルク指令値が当然δi=0に対応した値Tc
i0 となっている筈であるから、上記方式[1]または
[2]に従った位置較正を行なえば、各軸位置θi に対
して位置パルス数Ni がそのまま原点位置データとして
定義されることになる。つまり、本発明では、ツール無
装着状態を基準状態として、任意の未知負荷荷重のツー
ルを装着した状態でマスタリングを実行した場合に、負
荷重量に如何に関わらず基準状態と等価な位置較正デー
タを得ることが可能である。
【0030】
【実施例】図6は、本発明を実施する為に使用し得るロ
ボットコントローラの要部ブロック図である。図中、ロ
ボットコントローラ50は、中央演算処理装置(CP
U)51を有し、該CPU51には、ROMからなるメ
モリ52、RAMからなるメモリ53、CMOS等から
なる不揮発性メモリ54、LCD(液晶表示装置)55
が付設された教示操作盤56、ロボットの各軸を制御す
るロボット軸制御部57がバス59を介して接続されて
いる。ロボット軸制御部57は更にサーボ回路58を経
由してロボット本体10に接続されている。
ボットコントローラの要部ブロック図である。図中、ロ
ボットコントローラ50は、中央演算処理装置(CP
U)51を有し、該CPU51には、ROMからなるメ
モリ52、RAMからなるメモリ53、CMOS等から
なる不揮発性メモリ54、LCD(液晶表示装置)55
が付設された教示操作盤56、ロボットの各軸を制御す
るロボット軸制御部57がバス59を介して接続されて
いる。ロボット軸制御部57は更にサーボ回路58を経
由してロボット本体10に接続されている。
【0031】ROM52には、CPU51がロボット1
0及びロボットコントローラ50自身の制御の為に実行
する各種のプログラムが格納されている。RAM53は
データの一時記憶や演算の為に利用されるメモリであ
る。不揮発性メモリ54には、教示操作盤56、あるい
は図示しない外部装置から入力される教示位置データを
含むプログラムや各種設定値が格納される。
0及びロボットコントローラ50自身の制御の為に実行
する各種のプログラムが格納されている。RAM53は
データの一時記憶や演算の為に利用されるメモリであ
る。不揮発性メモリ54には、教示操作盤56、あるい
は図示しない外部装置から入力される教示位置データを
含むプログラムや各種設定値が格納される。
【0032】上述の構成及び機能は、従来のロボットコ
ントローラと基本的には変わるところはないが、マスタ
リング時に重力補正された位置較正を実現する為に、次
に挙げるような従来技術に見られない特徴を有してい
る。
ントローラと基本的には変わるところはないが、マスタ
リング時に重力補正された位置較正を実現する為に、次
に挙げるような従来技術に見られない特徴を有してい
る。
【0033】(1)作用の説明の欄で述べた重力補正用
キャリブレーション実行時に、教示操作盤6から読み取
り・記憶指令を送ることによって、マスタリング姿勢と
同一の姿勢をとった状態下における各トルク指令値Tc
i、各軸位置θi 、位置パルス計数値Ni をモータ制御
系から読み取り、基準状態データ(Tci0 、θi0、位置
パルス計数値Ni0)あるいは基準状態からみた各軸変位
量δis(位置変化量Δθisまたは位置パルス計数量ΔN
is[i=1,2...n ; s=1,2...q ])とトルク指令値Tcis
との対応データとして不揮発性メモリ54に格納する為
のプログラムがROM52に格納されていること。
キャリブレーション実行時に、教示操作盤6から読み取
り・記憶指令を送ることによって、マスタリング姿勢と
同一の姿勢をとった状態下における各トルク指令値Tc
i、各軸位置θi 、位置パルス計数値Ni をモータ制御
系から読み取り、基準状態データ(Tci0 、θi0、位置
パルス計数値Ni0)あるいは基準状態からみた各軸変位
量δis(位置変化量Δθisまたは位置パルス計数量ΔN
is[i=1,2...n ; s=1,2...q ])とトルク指令値Tcis
との対応データとして不揮発性メモリ54に格納する為
のプログラムがROM52に格納されていること。
【0034】(2)また、上記キャリブレーションの内
容を確認することが出来るように、教示操作盤56から
の表示指令によって、図5に示したグラフ形、または数
値一覧表等の形式で表示する為のプログラムがROM5
2に格納されていること。
容を確認することが出来るように、教示操作盤56から
の表示指令によって、図5に示したグラフ形、または数
値一覧表等の形式で表示する為のプログラムがROM5
2に格納されていること。
【0035】(3)マスタリング姿勢をとった状態で、
教示操作盤56から位置較正実行の指令を与えることに
よって、各軸の位置θi 、パルス計数値Ni 及びトルク
指令値T'ci を系から読み取り、入力済みの重力補正用
キャリブレーションデータに基づいて、δ'i=Δθ'i=
f(T'ci )またはδ'i=ΔN'i=f(T'ci )を計算
し、位置較正値(各軸原点データ)として[θi +Δ
θ'i;Ni ]または[θi ;N−ΔN'i]を不揮発性メ
モリ54内に格納・設定する為のプログラムがROM5
2に格納されていること。
教示操作盤56から位置較正実行の指令を与えることに
よって、各軸の位置θi 、パルス計数値Ni 及びトルク
指令値T'ci を系から読み取り、入力済みの重力補正用
キャリブレーションデータに基づいて、δ'i=Δθ'i=
f(T'ci )またはδ'i=ΔN'i=f(T'ci )を計算
し、位置較正値(各軸原点データ)として[θi +Δ
θ'i;Ni ]または[θi ;N−ΔN'i]を不揮発性メ
モリ54内に格納・設定する為のプログラムがROM5
2に格納されていること。
【0036】以上の構成と機能を有するロボットコント
ローラ50を使用し、本発明に従ってマスタリング時の
重力補正方法を実行する手順の一例の概略を図7(重力
補正用キャリブレーション)及び図8(マスタリング)
のフローチャートを参照して説明する。説明の便宜上、
ロボット本体の形態及びマスタリング時の姿勢の取り方
等については、従来技術の説明の欄において図1〜図3
を参照して述べたものを想定する。
ローラ50を使用し、本発明に従ってマスタリング時の
重力補正方法を実行する手順の一例の概略を図7(重力
補正用キャリブレーション)及び図8(マスタリング)
のフローチャートを参照して説明する。説明の便宜上、
ロボット本体の形態及びマスタリング時の姿勢の取り方
等については、従来技術の説明の欄において図1〜図3
を参照して述べたものを想定する。
【0037】先ず、作用の説明の欄で述べた重力補正用
キャリブレーションを実行する。この重力補正用キャリ
ブレーションは、例えば、ロボット製造工場で完成した
ロボットを出荷する直前に行なうことが出来る。重力補
正用キャリブレーションの為に必要な治具、ツール、ダ
ミーツール等を準備した上で、図7のフローチャートに
従った作業を開始する(重力補正用キャリブレーション
開始)。ロボットを起動させる前に、図1〜図3に示し
たように、固定側及び可動側の治具を所定位置に装着固
定する(ステップCL1)。
キャリブレーションを実行する。この重力補正用キャリ
ブレーションは、例えば、ロボット製造工場で完成した
ロボットを出荷する直前に行なうことが出来る。重力補
正用キャリブレーションの為に必要な治具、ツール、ダ
ミーツール等を準備した上で、図7のフローチャートに
従った作業を開始する(重力補正用キャリブレーション
開始)。ロボットを起動させる前に、図1〜図3に示し
たように、固定側及び可動側の治具を所定位置に装着固
定する(ステップCL1)。
【0038】次に、ロボットを起動させ、手動ジョグ送
りによって可動側治具40を固定側治具30に近づけて
各ダイヤルゲージ32の所定位置に可動側治具40の各
較正面45、46、47を当接させ、各ダイヤルゲージ
32の目盛りが所定値を指すマスタリング(位置較正)
姿勢をロボットにとらせる(ステップCL2)。教示操
作盤56から、読み取り・記憶指令を送り、各トルク指
令値Tci0 、各軸位置θi0、位置パルス計数値Ni0を読
み取り、基準状態データとして、不揮発性メモリ54に
格納する(ステップCL3)。
りによって可動側治具40を固定側治具30に近づけて
各ダイヤルゲージ32の所定位置に可動側治具40の各
較正面45、46、47を当接させ、各ダイヤルゲージ
32の目盛りが所定値を指すマスタリング(位置較正)
姿勢をロボットにとらせる(ステップCL2)。教示操
作盤56から、読み取り・記憶指令を送り、各トルク指
令値Tci0 、各軸位置θi0、位置パルス計数値Ni0を読
み取り、基準状態データとして、不揮発性メモリ54に
格納する(ステップCL3)。
【0039】基準状態の設定が終了したら、ロボットロ
ボット本体10のツール装着部25に荷重ws (第1回
目は、s=1 )をかける(ステップCL4)。荷重をかけ
る方法は任意であるが、ここでは第1回目の荷重w1 と
して、使用が想定される最軽量のツール(またはダミー
ツール)をツール装着部に装着することにする。
ボット本体10のツール装着部25に荷重ws (第1回
目は、s=1 )をかける(ステップCL4)。荷重をかけ
る方法は任意であるが、ここでは第1回目の荷重w1 と
して、使用が想定される最軽量のツール(またはダミー
ツール)をツール装着部に装着することにする。
【0040】荷重w1 をかけた状態で、再び各ダイヤル
ゲージの目盛りが所定値を指すマスタリング姿勢をロボ
ットにとらせる(ステップCL5)。この状態で、教示
操作盤56から読み取り・記憶指令を送り、各軸トルク
指令値Tci1 、各軸位置θi1、位置パルス計数値Ni1を
モータ制御系から読み取り、基準状態(δ=0)からみ
た変位量δi1(位置変化量Δθi1=θi1−θi0または位
置パルス計数量ΔNi1=Ni1−Ni0)を計算し トルク
指令値Tci1 との対応データとして不揮発性メモリ54
に格納する(ステップCL6)。
ゲージの目盛りが所定値を指すマスタリング姿勢をロボ
ットにとらせる(ステップCL5)。この状態で、教示
操作盤56から読み取り・記憶指令を送り、各軸トルク
指令値Tci1 、各軸位置θi1、位置パルス計数値Ni1を
モータ制御系から読み取り、基準状態(δ=0)からみ
た変位量δi1(位置変化量Δθi1=θi1−θi0または位
置パルス計数量ΔNi1=Ni1−Ni0)を計算し トルク
指令値Tci1 との対応データとして不揮発性メモリ54
に格納する(ステップCL6)。
【0041】以後、荷重ws を段階的に増加させながら
(w1<w2<・・・<wq )、ステップCL4〜ステッ
プCL7(荷重種類数q の確認)を繰り返すことによっ
て、q種類の荷重w1 、w2 ・・・wq の下における各
軸δi −Tci対応データが記憶・設定されることにな
る。荷重を増加させるには、ツールに重量物を支持させ
たり、ツール自身をより重いものに交換するかすれば良
いが、適当な引っ張り装置によってツールあるいはツー
ル装着部に段階的に増大する荷重を課す方法も考えられ
る。最大荷重wq は、使用が想定される最大重量ツール
の荷重をやや上回る程度とすることが好ましい。また、
荷重の種類数qは、δi −Tciのプロッティングによ
り、滑らかなキャリブレーション曲線(図5参照)が描
ける程度の大きさに選べば良いことは言うまでもない。
(w1<w2<・・・<wq )、ステップCL4〜ステッ
プCL7(荷重種類数q の確認)を繰り返すことによっ
て、q種類の荷重w1 、w2 ・・・wq の下における各
軸δi −Tci対応データが記憶・設定されることにな
る。荷重を増加させるには、ツールに重量物を支持させ
たり、ツール自身をより重いものに交換するかすれば良
いが、適当な引っ張り装置によってツールあるいはツー
ル装着部に段階的に増大する荷重を課す方法も考えられ
る。最大荷重wq は、使用が想定される最大重量ツール
の荷重をやや上回る程度とすることが好ましい。また、
荷重の種類数qは、δi −Tciのプロッティングによ
り、滑らかなキャリブレーション曲線(図5参照)が描
ける程度の大きさに選べば良いことは言うまでもない。
【0042】最後にステップCL8で、教示操作盤56
表示指令を送り、図5に示したグラフ形、または数値一
覧表等の形で重力補正用キャリブレーションの内容を確
認して、作業を終了する(重力補正用キャリブレーショ
ン終了)。
表示指令を送り、図5に示したグラフ形、または数値一
覧表等の形で重力補正用キャリブレーションの内容を確
認して、作業を終了する(重力補正用キャリブレーショ
ン終了)。
【0043】次に、上記の手順で重力補正用キャリブレ
ーションが終了済みのロボットのマスタリングを実行す
る処理について説明する。このマスタリングは、前述し
たように、ロボットの出荷前の調整の一環として行なわ
れる場合もあり、また、ユーザによりロボット据え付け
現場において実行される場合もある。
ーションが終了済みのロボットのマスタリングを実行す
る処理について説明する。このマスタリングは、前述し
たように、ロボットの出荷前の調整の一環として行なわ
れる場合もあり、また、ユーザによりロボット据え付け
現場において実行される場合もある。
【0044】先ず、必要に応じてロボットの電源を切
り、固定側、可動側の治具30、40を用意してマスタ
リング作業を開始する(マスタリング開始)。重力補正
用キャリブレーションの場合と同様に、固定側及び可動
側の治具30、40を所定位置に装着固定する(ステッ
プMT1)。ツール26は装着したままで良い。但し、
無装着であっても構わない。
り、固定側、可動側の治具30、40を用意してマスタ
リング作業を開始する(マスタリング開始)。重力補正
用キャリブレーションの場合と同様に、固定側及び可動
側の治具30、40を所定位置に装着固定する(ステッ
プMT1)。ツール26は装着したままで良い。但し、
無装着であっても構わない。
【0045】ロボットを起動させて、手動ジョグ送りに
よって可動側治具40を固定側治具40に近づけて各ダ
イヤルゲージ32の所定位置に可動側治具40の較正面
45、46、47を当接させ、各ダイヤルゲージ32の
目盛りが所定値を指すマスタリング(位置較正)姿勢を
ロボットにとらせる(ステップMT2)。
よって可動側治具40を固定側治具40に近づけて各ダ
イヤルゲージ32の所定位置に可動側治具40の較正面
45、46、47を当接させ、各ダイヤルゲージ32の
目盛りが所定値を指すマスタリング(位置較正)姿勢を
ロボットにとらせる(ステップMT2)。
【0046】この状態で、教示操作盤56から位置較正
実行の指令を与えることによって、各軸の位置θ'i、パ
ルス計数値N'i及びトルク指令値T'ci を系から読み取
り(ステップMT3)、入力済みの重力補正用キャリブ
レーションデータに基づいて、δ'i=Δθ'i=f(T'c
i )またはδ'i=ΔN'i=f(T'ci )を計算し(ステ
ップMT4)、位置較正値(各軸原点データ)として
[θ'i +Δθ'i;N'i]または[θ'i;N'i−ΔN'
i]を不揮発性メモリ54内に格納・設定する(ステッ
プMT5)。即ち、i番目の軸に関し、軸変数値θ'i+
Δθ'iに対してモータ位置パルスN'iを定義するか、あ
るいは、軸変数値θ'i に対してN'i−ΔN'i を定義す
るかいずれかの方式により、原点データを重力補正す
る。
実行の指令を与えることによって、各軸の位置θ'i、パ
ルス計数値N'i及びトルク指令値T'ci を系から読み取
り(ステップMT3)、入力済みの重力補正用キャリブ
レーションデータに基づいて、δ'i=Δθ'i=f(T'c
i )またはδ'i=ΔN'i=f(T'ci )を計算し(ステ
ップMT4)、位置較正値(各軸原点データ)として
[θ'i +Δθ'i;N'i]または[θ'i;N'i−ΔN'
i]を不揮発性メモリ54内に格納・設定する(ステッ
プMT5)。即ち、i番目の軸に関し、軸変数値θ'i+
Δθ'iに対してモータ位置パルスN'iを定義するか、あ
るいは、軸変数値θ'i に対してN'i−ΔN'i を定義す
るかいずれかの方式により、原点データを重力補正す
る。
【0047】設定内容を教示操作盤56からの表示指令
でLCD55に呼び出し、表1あるい表2のような態様
で表示させ、マスタリング実行者がこれを確認して(ス
テップMT6)、重力補正された位置較正データを得る
マスタリング処理を終了する(マスタリング終了)。
でLCD55に呼び出し、表1あるい表2のような態様
で表示させ、マスタリング実行者がこれを確認して(ス
テップMT6)、重力補正された位置較正データを得る
マスタリング処理を終了する(マスタリング終了)。
【0048】各軸の位置θ'i、パルス計数値N'i及びト
ルク指令値T'ci と、入力済みの重力補正用キャリブレ
ーションデータから、δ'i=Δθ'i=fi (T'ci )ま
たはδ'i=ΔN'i=fi (T'ci )を求める為のアルゴ
リズムとしては、重力補正用キャリブレーションで入力
されるδis−Tcis 対応データ(i=1,2...n ;s=0,1,
2...q ;δi0=0)に基づいて、図5に示したような折
れ線関数fi (Tci)を定義し、この関数にマスタリン
グ時の各軸トルク指令値T'ci を代入することによっ
て、補正値δ'i=fi (T'ci )を計算するものを用意
すれば良い。
ルク指令値T'ci と、入力済みの重力補正用キャリブレ
ーションデータから、δ'i=Δθ'i=fi (T'ci )ま
たはδ'i=ΔN'i=fi (T'ci )を求める為のアルゴ
リズムとしては、重力補正用キャリブレーションで入力
されるδis−Tcis 対応データ(i=1,2...n ;s=0,1,
2...q ;δi0=0)に基づいて、図5に示したような折
れ線関数fi (Tci)を定義し、この関数にマスタリン
グ時の各軸トルク指令値T'ci を代入することによっ
て、補正値δ'i=fi (T'ci )を計算するものを用意
すれば良い。
【0049】また、重力補正用キャリブレーション及び
マスタリング時の各軸変位量δi として、Δθi をとる
かΔNi をとるかは任意であり、いずれを選択するかに
対応して、表1あるいは表2に示された形態の一方で位
置較正データが設定されることになる。
マスタリング時の各軸変位量δi として、Δθi をとる
かΔNi をとるかは任意であり、いずれを選択するかに
対応して、表1あるいは表2に示された形態の一方で位
置較正データが設定されることになる。
【0050】なお、マスタリング時にツールが装着され
ていない場合でも図8に示したフローチャートに従っ
て、そのままマスタリングが実行されることは容易に判
ることである。即ち、ツールが装着されていないという
ことは、重力補正キャリブレーションの説明で述べた基
準状態と等価な状態が再現されているということに他な
らないから、ステップMT3で読み取られるトルク指令
値T'ci は、各々δi =0に対応したTci0 (図5の各
グラフ参照)に等しくなっている。これに応じて、ステ
ップMT4で計算される変位量δ'iは0となり、ステッ
プMT5では、ステップMT3で読み取られたθ'iと
N'iがそのまま原点データとして設定されることにな
る。つまり、基準状態が再現されていることに対応し
て、各軸の重力補正量δi =0という当然の結果が実現
されるということである。
ていない場合でも図8に示したフローチャートに従っ
て、そのままマスタリングが実行されることは容易に判
ることである。即ち、ツールが装着されていないという
ことは、重力補正キャリブレーションの説明で述べた基
準状態と等価な状態が再現されているということに他な
らないから、ステップMT3で読み取られるトルク指令
値T'ci は、各々δi =0に対応したTci0 (図5の各
グラフ参照)に等しくなっている。これに応じて、ステ
ップMT4で計算される変位量δ'iは0となり、ステッ
プMT5では、ステップMT3で読み取られたθ'iと
N'iがそのまま原点データとして設定されることにな
る。つまり、基準状態が再現されていることに対応し
て、各軸の重力補正量δi =0という当然の結果が実現
されるということである。
【0051】このように、本発明のマスタリング時にお
ける重力補正方法に従えば、ツールの装着の有無に関わ
らず、また、装着されたツールの負荷重量の大小に関わ
らず同じ基準状態(ツール装着なし)に換算された位置
較正データが得られることになる。
ける重力補正方法に従えば、ツールの装着の有無に関わ
らず、また、装着されたツールの負荷重量の大小に関わ
らず同じ基準状態(ツール装着なし)に換算された位置
較正データが得られることになる。
【0052】
【発明の効果】本願発明によれば、どのような負荷重量
のツールが装着された状態でも、ツールの脱着を要する
ことなく、負荷荷重の影響を補償した位置較正データを
得るマスタリングを実行することが出来る。また、ツー
ル非装着時も含めて、ツールの軽重に関係なく共通した
手順で、負荷重量の大小に対応して変動するロボット各
部分の変形を補償したマスタリングが実行出来るという
利点がある。
のツールが装着された状態でも、ツールの脱着を要する
ことなく、負荷荷重の影響を補償した位置較正データを
得るマスタリングを実行することが出来る。また、ツー
ル非装着時も含めて、ツールの軽重に関係なく共通した
手順で、負荷重量の大小に対応して変動するロボット各
部分の変形を補償したマスタリングが実行出来るという
利点がある。
【0053】そして、このマスタリング時の重力補正動
作は、ロボットコントローラの通常の機能を利用するこ
とによって、その主要部分を簡単なソフトウエアで処理
することが可能なので、マスタリング実行者は、補正動
作を直接意識する必要が無く、従来のマスタリング時と
大差のない作業を実行するのみで、重力補正された原点
位置をロボットに設定することが出来る。
作は、ロボットコントローラの通常の機能を利用するこ
とによって、その主要部分を簡単なソフトウエアで処理
することが可能なので、マスタリング実行者は、補正動
作を直接意識する必要が無く、従来のマスタリング時と
大差のない作業を実行するのみで、重力補正された原点
位置をロボットに設定することが出来る。
【図1】可動側、固定側に各々較正用治具を装着した状
態でマスタリングを遂行中のロボットを正面から見た図
である。
態でマスタリングを遂行中のロボットを正面から見た図
である。
【図2】図2は、ロボット手首部のツール装着部及び可
動側較正治具装着部を示した部分斜視図である。
動側較正治具装着部を示した部分斜視図である。
【図3】図3は、ロボット本体の基部に設けられた基準
面に装着される固定側較正治具を示した斜視図である。
面に装着される固定側較正治具を示した斜視図である。
【図4】このクローズドループ方式によりサーボモータ
の制御を行なう場合のブロック線図の概略を示した図で
ある。
の制御を行なう場合のブロック線図の概略を示した図で
ある。
【図5】ロボットに種々の荷重量(w0 、w1 、・・・
wq )を与えた状態下で、各軸変位量δisをトルク指令
値Tcis に対してプロットした場合に得られるグラフの
例を模式的に示した図である。
wq )を与えた状態下で、各軸変位量δisをトルク指令
値Tcis に対してプロットした場合に得られるグラフの
例を模式的に示した図である。
【図6】本発明を実施する為に使用し得るロボットコン
トローラの要部ブロック図である。
トローラの要部ブロック図である。
【図7】本発明の方法を実施する際に行なわれる重力補
正重力補正用キャリブレーションの作業手順の一例の概
略を示したフローチャートである。
正重力補正用キャリブレーションの作業手順の一例の概
略を示したフローチャートである。
【図8】本発明に従って、マスタリング時に重力補正さ
れた位置較正を実現する為の処理手順の一例の概略を示
したフローチャートである。
れた位置較正を実現する為の処理手順の一例の概略を示
したフローチャートである。
1 位置ループの伝達関数 2 速度ループの伝達関数 3 サーボアンプとサーボモータを含む系の伝達関数 4、5 モータの軸制御器の中で行なわれる積分処理 6 トルク指令値に基づく位置補正値算出 10 ロボット本体 12 ベース 12a、12b 基準面 14 旋回胴 16 ロボット上腕 18 ロボット前腕 20 流体シリンダ 22 リンク 24 ロボット手首 25 ツール装着部 26 ツール 27 ツール装着面 29 可動側治具装着面 30 固定側較正治具 32 ダイヤルゲージ 36 板状部材 37a 位置決めピン 37b ボルトねじ 38 透孔 40 可動側較正治具 45、46、47 較正面 50 ロボットコントローラ 51 中央演算処理装置(CPU) 52 ROM 53 RAM 54 不揮発性メモリ 55 液晶表示装置(LCD) 56 教示操作盤 57 ロボット軸制御器 58 サーボ回路 59 バス M モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 マスタリング実行時と同一の静止姿勢を
ロボットに取らせた状態において、負荷重量により各軸
(軸番号;1,2...n )にもたらされる変位量δi (i=1,
2...n )と該負荷重量下におけるトルク指令値Tciとの
関係を予め求めておき、マスタリング実行時には、該マ
スタリング実行時の負荷重量に対応して生成されるトル
ク指令値T'ci を前記関係に基づき変位量δ'iに換算
し、この変位量δ'iを補償する形で各軸位置θi と各軸
モータ位置パルス計数値Ni との対応関係を修正するこ
とを特徴とするロボットのマスタリング時における重力
補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4182093A JPH06236205A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ロボットのマスタリング時における重力補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4182093A JPH06236205A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ロボットのマスタリング時における重力補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06236205A true JPH06236205A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12618938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4182093A Pending JPH06236205A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ロボットのマスタリング時における重力補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06236205A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2990153A4 (en) * | 2013-04-26 | 2017-02-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Seam welding method and system |
| JP2017536257A (ja) * | 2014-11-18 | 2017-12-07 | パーシモン テクノロジーズ コーポレイションPersimmon Technologies, Corp. | エンドエフェクタ位置推定を実行するロボット適応型配置システム |
| JP2019193965A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-11-07 | 上銀科技股▲分▼有限公司 | ロボットアームのための負荷推定及び重力補償方法、並びにそのシステム |
| JP2020040165A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | ファナック株式会社 | ロボットのキャリブレーションシステムおよびキャリブレーション方法 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP4182093A patent/JPH06236205A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2990153A4 (en) * | 2013-04-26 | 2017-02-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Seam welding method and system |
| US10220466B2 (en) | 2013-04-26 | 2019-03-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Seam welding method and system |
| JP2017536257A (ja) * | 2014-11-18 | 2017-12-07 | パーシモン テクノロジーズ コーポレイションPersimmon Technologies, Corp. | エンドエフェクタ位置推定を実行するロボット適応型配置システム |
| JP2019193965A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-11-07 | 上銀科技股▲分▼有限公司 | ロボットアームのための負荷推定及び重力補償方法、並びにそのシステム |
| JP2020040165A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | ファナック株式会社 | ロボットのキャリブレーションシステムおよびキャリブレーション方法 |
| US11230013B2 (en) | 2018-09-11 | 2022-01-25 | Fanuc Corporation | Calibration system and calibration method of robot |
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